JP4032373B2 - 自動改札機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動改札機に係り、特に、1枚の情報記録媒体に定期券データ及びSFデータの含まれている複合券を効率よく処理することができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、利用者(旅客)の利便向上を図るために、定期券を無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券とするとともに、自動改札機をその非接触券を処理することのできる非接触式自動改札機とすることが提案されている。
【0003】
自動改札機が非接触式自動改札機となった場合、利用者は、従来のように定期券を定期券入れから出し入れすることなく、自動改札機に設けられているアンテナの交信範囲に非接触券をかざして、又は、そのアンテナに非接触券を軽くタッチして入出場(入場又は出場を意味している。)することができる。
【0004】
また、非接触券は、ICカードからなるため、従来の磁気券と比べて格段に記憶容量が大きいので、メモリに定期券データ以外にSFデータ(金額データ)をも持たせて、すなわち、ストアードフェアカード(SFカード)の機能を持たせて定期券の区間外を乗車できるようにしたり、あるいは、駅の売店で買物ができるようにすることが考えられている。
【0005】
このように、非接触券に定期券データ以外にSFデータを持たせた複合券の場合、定期券の有効区間外や定期券の有効期間外であっても、SFデータを用いて入出場できるので、利用者の利便を高めることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、定期券は、利用者の利便を図るために使用開始日よりも所定期間前に購入することが可能であり、また、SFデータは、複合券にその価値(残額)が記録されているときはいつでも使用可能である。
【0007】
このため、定期券の開始日の前日に夜間に複合券が用いられた場合、複合券を用いた入場時には、定期券の有効区間内であるが定期券の有効期間前でSFデータを用いた入場となり、その複合券を用いた出場時には、定期券の有効区間内で、しかも、定期券の有効期間内となり、この場合、自動改札機において正確な処理が行われなくなってしまう。すなわち、入場時には、定期券が有効期間前のため、入場時には入場駅から定期券の有効区間までの運賃を算出しないので、出場時に引去り処理ができないという不都合が発生してしまう。また、入場駅が定期券の有効区間内であることを想定していないので、入場駅から定期券の発駅,着駅,経路上の他路線との交差駅までのいずれかの駅までの運賃のうち最も安いものを引去るという不都合が発生してしまう。
【0008】
そこで、本発明は、上述の不都合を解決するためになされたものであって、その目的は、入場時及び出場時が、定期券の有効区間内か有効区間外か、定期券の有効期間前か、有効期間内かにより、SFデータの処理が的確に行えるようにした自動改札機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、情報記録媒体に記録されているデータに基づいて出場処理する自動改札機において、前記情報記録媒体に記録されているデータを読取る読取手段と、読取られたデータ中に、入場駅が定期券の有効区間内で、かつ、SFデータを用いて入場した旨が含まれており、出場駅がその定期券の有効区間内で、かつ、その出場日がその定期券の有効期間内のとき、そのSFデータの減額処理を行わない制御手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
前記情報記録媒体は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券であることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、非接触式自動改札機の斜視図で、その自動改札機Gの筐体Hの入口側上面には、本発明の情報記録媒体に相当する非接触券Cと交信するためのアンテナaが設けられている。非接触券Cは、定期券データ及びSFデータの記録されている複合券である。
【0012】
自動改札機Gの筐体Hの改札通路Pの入口側には、自動改札機Gの使用可否状態を利用者に表示するための表示部1が設けられている。また、図中、S,S…は、改札通路Pへの利用者の進入又は改札通路Pからの退出、あるいは通過を検知するための光電式の人間検知器であって、筐体Hの側面に所定の間隔を保って設けられている。さらに、この人間検知器は、筐体Hの上面の改札通路Pと反対側でその改札通路Pの通過方向に沿って設けられたセンサボックス内に設けられている反射型センサによっても構成されている。この反射型センサは、改札通路P内の大人の利用者を検知できるように構成されている。
【0013】
筐体Hの側面には、利用者に対して音声案内をするためのスピーカ3が取付けられている。また、筐体Hの上面の出口側には、利用者に対して文字により所定の案内を行うための案内表示部4が取付けられている。
【0014】
図中、5は、自動改札機Gの動作を司どる制御器であり、マイクロコンピュータを中心に構成されている。そして、この制御器5には、非接触券Cとの間でデータの授受を行うためのリーダライタRが接続されている。
【0015】
リーダライタRは、周知の非接触式自動改札機と同じく、アンテナaを介して非接触券Cから定期券データや金額データ等の所定のカードデータを受信するとともに、自動改札機Gから非接触券Cに残額や入出場情報等の所定のデータを送信できる機能を有している。
【0016】
図2は、制御器5及び非接触券Cの電気的構成を示すブロック図である自動改札機Gに設けられている制御器5の制御部(CPU)6は、メモリ7に記憶されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて演算処理を行って、自動改札機Gを統括的に制御できるように構成されている。そして、この制御部6には、図示しないI/Oユニットを介してドアD1 ,D2 を駆動制御するドア駆動ユニット8aと、案内表示部4の表示内容を駆動制御する案内表示ユニット8bと、スピーカ3を駆動制御する音声ドライバ8cとが接続されている。なお、この制御部6には、人間検知器Sや図示しない反射型センサの検知信号を入力するためのセンサアンプ等が接続されているが、ここでは省略されている。
【0017】
リーダライタRには、非接触券Cと交信を行うためのアンテナaが接続されている。このアンテナaは、非接触券Cとデータ授受を行うための機能と、非接触券Cに電力を供給するための機能とが備えられている。
【0018】
非接触券Cは、無線通信機能を有する通常のICカードと同様に、アンテナ10と、通信制御部11と、CPU12と、メモリ13と、自動改札機Gからの電力波をアンテナ10を介して受信し、非接触券Cの駆動電力を生成する電力生成回路15とを有している。メモリ13には、CPU12の演算処理用のシステムプログラムや、非接触券CのカードID(識別情報)等の所定のデータが記憶されている以外に、そのメモリ13の定期券データ記憶部13aには、定期券の乗車区間等の所定の定期券データが記憶され、また、金額データ記憶部13bには、所定のSFデータが記録されている。
【0019】
次に、図3のフローチャートを用いて出場の制御動作について説明する。今、利用者が自動改札機Gを用いて出場しようとしているものとする。
【0020】
利用者によって非接触券Cがアンテナaにかざされると、又は、その非接触券Cがアンテナaに軽くタッチされると、自動改札機Gと非接触券Cとの間でデータ授受が開始され、自動改札機GのCPU6では、非接触券Cから得たカードデータを基に出場用の演算処理が行われる(ステップ100肯定、ステップ102。以下、ステップを「S」とする。)。
【0021】
上述の演算処理の結果、非接触券Cを用いた入場がSFデータを用いた入場であり、その入場駅が定期券の有効区間内で、しかも、その入場日がその定期券の有効期間前であり、さらに、出場駅がその定期券の有効区間内で、かつ、その出場日が定期券の有効期間内のとき(S104肯定、S106肯定、S108肯定、S110肯定)、より具体的に説明すると、定期券の使用開始日の前日に定期券の有効区間内の駅に入場し、乗車中に午前0時が過ぎて定期券の有効期間開始日となり、その定期券の有効区間内の駅から出場するときは、出場時のSFデータからの減額処理を行わずに定期券による出場処理が行われる(S112)。そして、非接触券Cに出場データ等の所定のデータの書込みが行われるとともに、ドアDが開かれて(自動改札機Gがノーマルオープン型のときはそのまま)出場が許可される(S114)。
【0022】
出場時にまだ定期券の開始日が到来していないとき(S104否定、S108否定)、あるいは、入場駅が定期券の有効区間外のときは(S110否定)、入場駅から定期券の有効区間までの運賃は、SFデータから減額される(S116)。もちろん、出場時に定期券の開始日が到来していないときは、入場駅から出場駅までの全運賃がSFデータから減額処理される(S106否定、S118)。SFデータの減額処理が行われたときは、案内表示部4に新残額等の内容が表示される。
【0023】
なお、上述の例では、情報記録媒体を無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券としたが、情報記録媒体を磁気券とすることもできる。この場合は、自動改札機Gは投入型とされる。しかし、上述のように、情報記録媒体を非接触券としたときは、記憶容量が大きいので、容易に実施することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、情報記録媒体から読取られたデータ中に、入場駅が定期券の有効区間内で、かつ、SFデータを用いて入場した旨が含まれており、出場駅がその定期券の有効区間内で、かつ、その出場日がその定期券の有効期間内のとき制御手段がそのSFデータからの減額処理を行わないので、出場時に複合券を正常に処理することができる。
また、情報記録媒体を無線通信機能を備えたICカードとしたときは、記憶容量が大きいので、入場時のデータ等の記憶を必要とする本発明を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る自動改札機を非接触式自動改札機としたときの斜視図である。
【図2】 制御器及び非接触券の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】 制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 非接触式自動改札機(自動改札機)
5 制御器
R リーダライタ
a アンテナ
C 非接触券(情報記録媒体)

Claims (2)

  1. 情報記録媒体に記録されているデータに基づいて出場処理する自動改札機において
    前記情報記録媒体に記録されているデータを読取る読取手段と、
    読取られたデータ中に、入場駅が定期券の有効区間内で、かつ、SFデータを用いて入場した旨が含まれており、出場駅がその定期券の有効区間内で、かつ、その出場日がその定期券の有効期間内のとき、そのSFデータの減額処理を行わない制御手段と、
    を有することを特徴とする自動改札機。
  2. 情報記録媒体は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券であることを特徴とする請求項1に記載の自動改札機。
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