JP5595936B2 - 駅構内商業施設の入退店管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、駅構内商業施設の入退店管理システムに関するものである。
従来、駅構内の店舗などの利用者に対して利便性を図ることができる情報処理システムおよび方法(下記特許文献1参照)が提案されている。
かかる情報処理システムは、駅の改札ゲートに設置される第1の情報処理装置と、前記改札ゲートから入店することで利用可能な駅構内における施設内の所定の位置、または電車の車両内の所定の位置に設置される第2の情報処理装置とを備える情報処理システムにおいて、前記第1の情報処理装置は、前記改札ゲートを通過する人が装着している通信端末であり、人体を含む誘電体を通信媒体として通信する前記通信端末と通信し、前記改札ゲートの入出場に応じたフラグ処理を行うとともに、前記通信端末に設定されているフラグに応じて、前記通信端末に記録されている電子マネー情報に対して、課金決済を行う課金決済手段を含み、前記第2の情報処理装置は、前記所定の位置に入場した人が装着している前記通信端末と、前記通信媒体を介して通信し、前記通信端末に前記所定の位置に対応する施設または電車の利用を示すフラグを設定する利用フラグ設定手段とを含むように構成されている。
特開2007−058446号公報
しかしながら、上記した情報処理システムは、人体を含む誘電体を通信媒体とする大がかりな情報処理システムであり、より簡単な情報処理システムが求められている。
現在は、通常、駅の改札内に設置された商業施設は改札内にいる旅客しか利用ができず、改札外の人が利用しようとすると、入場券を購入して改札内に入場せざるを得ない。
本発明は、上記状況に鑑みて、駅の改札内に設置された商業施設を改札外の人も入場券を購入せずに利用することができる、駅構内商業施設の入退店管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、改札外と商業施設との間に設置される改札機を有する第1の改札口と、改札内と前記商業施設との間に設置される改札機を有する第2の改札口とを配置し、前記第1および第2の改札口の改札機はそれぞれ、前記改札外または前記改札内にいる利用者が前記第1または第2の改札口を通って前記商業施設に入店するときに、前記利用者が所持している記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号を入店者固有番号リストに記録することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札外から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札外へ退店するのを許可することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札内から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札内へ退店するのを許可することを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第1の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第1の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第2の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札内から前記改札外へと出るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする。
〔5〕上記〔3〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第1の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札外から前記改札内へと入るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする。
〔6〕駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、改札外と商業施設との間に設置される改札機を有する第1の改札口と、改札内と前記商業施設との間に設置される改札機を有する第2の改札口と、前記改札内から前記商業施設へ入店する一方向のみに通行可能な第3の改札口とを配置し、前記第1および第2の改札口の改札機はそれぞれ、前記改札外または前記改札内にいる利用者が前記第1または第2の改札口を通って前記商業施設に入店するときに、前記利用者が所持している記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号を入店者固有番号リストに記録することを特徴とする。
〔7〕上記〔6〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札外から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札外へ退店するのを許可することを特徴とする。
〔8〕上記〔6〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストにあるか、あるいはどちらの入店者固有番号リストにもないと判断すると、前記利用者が前記改札内から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札内へ退店するのを許可することを特徴とする。
〔9〕上記〔7〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第1の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第1の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第2の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあるか、あるいはどちらの入店者固有番号リストにもないと判断すると、前記利用者が前記改札内から前記改札外へと出るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする。
〔10〕上記〔8〕記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第1の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札外から前記改札内へと入るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする。
本発明によれば、駅の改札内に設置された商業施設を、改札外にいる利用者も入場券を購入することなしに利用することができる。
本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムに係る駅構内の配置を示す模式図(その1)である。 本発明の第1実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。 本発明の第2実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。 本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムに係る駅構内の配置を示す模式図(その2)である。 本発明の第3実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。 本発明の第4実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。
本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムは、改札外と商業施設との間に設置される改札機を有する第1の改札口と、改札内と前記商業施設との間に設置される改札機を有する第2の改札口とを配置し、前記第1および第2の改札口の改札機はそれぞれ、前記改札外または前記改札内にいる利用者が前記第1または第2の改札口を通って前記商業施設に入店するときに、前記利用者が所持している記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号を入店者固有番号リストに記録する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムに係る駅構内の配置を示す模式図(その1)である。
この図において、1は改札外、2は改札内、3は商業施設、4は改札外1と商業施設3との間の第1の改札口、4Aは第1の改札口4に配置される改札機、5は改札内2と商業施設3との間の第2の改札口、5Aは第2の改札口5に配置される改札機、6は改札外1と改札内2との間の第3の改札口、6Aは第3の改札口6に配置される改札機である。
図1に示されるように、商業施設3は、改札外1からの入退店を可能とする第1の改札口と、改札内2からの入退店を可能とする第2の改札口との2箇所の入退店口を有する。
図2は本発明の第1実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。
この第1実施例では、商業施設3の利用者7,9は、ICカード8,10などの固有番号を保持する記録媒体を用いて入退店を行うように構成している。
図2において、第1の改札口4の改札機4Aと第2の改札口5の改札機5Aは、利用者7,9が商業施設3に入店する際にICカード8,10から固有番号を読み取り、入店者固有番号リストに記録する。そして、利用者7,9が商業施設3から出ようとする際にICカード8,10から読み取った固有番号が改札機4A,5Aの入店者固有番号リストの中にあるかを照合し、同じ番号があれば退店を許可し、なければ退店を許可しない。
例えば、改札外1にいる利用者7が商業施設3を利用する場合、利用者7はICカード8を第1の改札口4の改札機4Aに読み取らせて商業施設3に入店する。この時、第1の改札口4の改札機4Aの入店者固有番号リストには、読み取ったICカード8の固有番号が記録される。
次に、利用者7が商業施設3の外に出ようとする場合、入店時と同じく第1の改札口4の改札機4AにICカード8を読み取らせると、このICカード8の固有番号と同じ番号は改札機4Aの入店者固有番号リストに記録されているので、改札機4Aは利用者7の退店を許可し、利用者7は第1の改札口4から改札外1へ退店することができる。
しかし、利用者7が第2の改札口5から商業施設3の外に出ようとした場合、第2の改札口5の改札機5Aの入店者固有番号リストにはICカード8の固有番号は記録されていないので、改札機5Aは利用者7の退店を許可せず、利用者7は第2の改札口5から改札内2へ退店することはできない。
一方、改札内2にいる利用者9が商業施設3を利用する場合、利用者9はICカード10を第2の改札口5の改札機5Aに読み取らせて商業施設3に入店する。この時、第2の改札口5の改札機5Aの入店者固有番号リストには、読み取ったICカード10の固有番号が記録される。
次に、利用者9が商業施設3の外に出ようとする場合、入店時と同じく第2の改札口5の改札機5AにICカード10を読み取らせると、このICカード10の固有番号と同じ番号は改札機5Aの入店者固有番号リストに記録されているので、改札機5Aは利用者9の退店を許可し、利用者9は第2の改札口5から改札内2へ退店することができる。
しかし、利用者9が第1の改札口4から商業施設3の外に出ようとした場合、第1の改札口4の改札機4Aの入店者固有番号リストにはICカード10の固有番号は記録されていないので、改札機4Aは利用者9の退店を許可せず、利用者9は第1の改札口4から改札外1へ退店することはできない。
これにより、改札外1から第1の改札口4を通って商業施設3に入店した利用者7は、第1の改札口4から改札外1にしか退店することができず、また、改札内2から第2の改札口5を通って商業施設3に入店した利用者9は、第2の改札口5から改札内2にしか退店することができない。
なお、利用者7,9の商業施設3への入店時に改札機4A,5Aの入店者固有番号リストに記録されたICカード8,10の固有番号は、利用者7,9が改札機4A,5Aを通って退店する際に入店者固有番号リストから削除される。
図3は本発明の第2実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。
この第2実施例では、商業施設3の利用者11,13は、固有番号を有するICカード乗車券12,14を用いて入退店を行うように構成している。
図3において、第1の改札口4の改札機4Aと第2の改札口5の改札機5Aは、利用者11,13が商業施設3に入店する際にICカード乗車券12,14から固有番号を読み取り、入店者固有番号リストに記録する。そして、利用者11,13が商業施設3から出ようとする際にICカード乗車券12,14から読み取った固有番号が改札機4A,5Aの入店者固有番号リストにあるかを照合し、同じ番号があれば退店を許可し、なければ通常の改札機と同様の改札処理を行う。
例えば、改札外1にいる利用者11が商業施設3を利用する場合、利用者11はICカード乗車券12を第1の改札口4の改札機4Aに読み取らせて商業施設3に入店する。この時、第1の改札口4の改札機4Aの入店者固有番号リストには、読み取ったICカード乗車券12の固有番号が記録される。
次に、利用者11が商業施設3の外に出ようとする場合、入店時と同じく第1の改札口4の改札機4AにICカード乗車券12を読み取らせると、このICカード乗車券12の固有番号と同じ番号は改札機4Aの入店者固有番号リストに記録されているので、改札機4Aは利用者11の退店を許可し、利用者11は第1の改札口4から改札外1へ退店することができる。
この利用者11が第2の改札口5から商業施設3の外に出ようとした場合、第2の改札口5の改札機5Aの入店者固有番号リストにはICカード乗車券12の固有番号は記録されていないので、第2の改札口5の改札機5Aは通常の改札機としての改札処理を行い、利用者11は商業施設3から退店すると同時に改札内2へと入場することができる。
これにより、第1の改札口4から商業施設3に入店した利用者11が第1の改札口4から退店した場合、その利用者11は改札内2への入場に係る料金を課されることがない。一方で、第1の改札口4から商業施設3に入店した利用者11が第2の改札口5から退店した場合、改札外1から改札内2へと入場することになるので、第2の改札口5の改札機5Aが通常の改札機として機能する。このため、利用者11は第1の改札口4から一度改札外1に退店した後、第3の改札口6の改札機6Aを利用して改めて改札内2に入場するという手間が省ける。
一方、改札内2にいる利用者13が商業施設3を利用する場合、利用者13はICカード乗車券14を第2の改札口5の改札機5Aに読み取らせて商業施設3に入店する。この時、第2の改札口5の改札機5Aの入店者固有番号リストには、読み取ったICカード乗車券14の固有番号が記録される。
次に、利用者13が商業施設3の外に出ようとする場合、入店時と同じく第2の改札口5の改札機5AにICカード乗車券14を読み取らせると、このICカード乗車券14の固有番号と同じ番号は改札機5Aの入店者固有番号リストに記録されているので、改札機5Aは利用者13の退店を許可し、利用者13は第2の改札口5から改札内2へ退店することができる。
この利用者13が第1の改札口4から商業施設3の外に出ようとした場合、第1の改札口4の改札機4Aの入店者固有番号リストにはICカード乗車券14の固有番号は記録されていないので、第1の改札口4の改札機4Aは通常の改札機としての改札処理を行い、利用者13は商業施設3から退店すると同時に改札外1へと退場することができる。
これにより、第2の改札口5から商業施設3に入店した利用者13が第2の改札口5から退店した場合、その利用者13は改札外1への退場に係る料金を課されることがない。一方で、第2の改札口5から商業施設3に入店した利用者13が第1の改札口4から退店した場合、改札内2から改札外1へと退場することになるので、第1の改札口4の改札機4Aが通常の改札機として機能する。このため、利用者13は第2の改札口5から一度改札内2に退店した後、第3の改札口6の改札機6Aを利用して改めて改札外1に退場するという手間が省ける。
なお、この第2実施例では、改札機4A,5Aがそれぞれ、自身が記録している入店者固有番号リストと他方の改札機が記録しているリストの両方を参照できるようにしている。それによって、例えば、第1の改札口4から入店した利用者11が同じく第1の改札口4から退店しようとする場合、改札機4Aは自身が記録している入店者固有番号リストを参照して、利用者11が入店時と同じ改札口を通って退店しようとしていると判断し、利用者11が第2の改札口5から退店しようとする場合、改札機5Aは、自身が記録している入店者固有番号リストを参照するとともに改札機4Aに記録されている入店者固有番号リストを参照して、利用者11が入店時とは違う改札口を通って退店しようとしていると判断する。固有番号は、第1実施例と同様に、利用者11,13が改札機4A,5Aを通って退店する際に入店者固有番号リストから削除される。
図4は、本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムに係る駅構内の配置を示す模式図(その2)である。
この図において、21は改札外、22は改札内、23は商業施設、24は改札外21と商業施設23との間の第1の改札口、24Aは第1の改札口24に配置される改札機、25は改札内22と商業施設23との間の第2の改札口、25Aは第2の改札口25に配置される改札機、26は改札外21と改札内22との間の第3の改札口、26Aは第3の改札口26に配置される改札機、31は改札内22から商業施設23への入店口である。
図4に示されるように、商業施設23は、図1に示されるような2箇所の入退店口(第1の改札口4および第2の改札口5)に加えて、改札内22から商業施設23への一方向のみの通行が可能な入店口31を有する。したがって、商業施設23には、改札外21からは第1の改札口24を通って入退店が可能であり、改札内22からは、第2の改札口25を通って入退店可能であるとともに、入店口31を通っても入店可能である。ただし、この入店口31は、改札内22から商業施設23への入店のみを許可するものであって、入店口31を通って改札内22への退店はできない一方通行を維持するように構成する。その場合、例えば、単に利用者に対して一方通行を守るように案内する方法や、一方向にのみ回転するターンスタイルや回転扉、改札内22側からのみ開くことができる自動ドアなどによって一方通行を強制する方法がある。
図5は本発明の第3実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。
図5において、改札外21にいる利用者27が商業施設23を利用する場合、利用者27はICカード28などの固有番号を保持する記録媒体を第1の改札口24の改札機24Aに読み取らせて商業施設23に入店する。この時、第1の改札口24の改札機24Aの入店者固有番号リストには、読み取ったICカード28の固有番号が記録される。
次に、利用者27が商業施設23の外に出ようとする場合、入店時と同じく第1の改札口24の改札機24AにICカード28を読み取らせると、このICカード28の固有番号と同じ番号は改札機24Aの入店者固有番号リストに記録されているので、改札機24Aは利用者27の退店を許可し、利用者27は第1の改札口24から改札外21へ退店することができる。
しかし、利用者27が第2の改札口25から商業施設23の外へ出ようとした場合、第2の改札口25の改札機25Aの入店者固有番号リストにはICカード28の固有番号は記録されていないので、改札機25Aは利用者27の退店を許可せず、利用者27は第2の改札口25から改札内22へと退店することはできない。
一方、改札内22にいる利用者29が商業施設23を利用する場合、利用者29は入店口31から自由に入店することができる。
次に、利用者29が商業施設23から改札内22へ出ようとする場合、入店時に使用した入店口31は一方通行の構成であってそこから退店することはできないので、利用者29は、その代わりに第2の改札口25を通って退店することになる。利用者29が所持しているICカード乗車券30を第2の改札口25の改札機25Aに読み取らせると、改札機25Aは、入店者固有番号リストを参照するのではなく、何れかの駅の改札機を通って入場したことがICカード乗車券30に記録されているかを確認し、入場が記録されていれば、改札機25Aは利用者29の退店を許可し、利用者29は第2の改札口25から改札内22へ退店することができる。
あるいは、改札内22にいる利用者29は第2の改札口25からも入店可能であり、この場合の入退店時の動作態様は上記第1実施例と同様である。
この第3実施例では、ICカード等を使用する必要なしに改札内22から商業施設23に入店することができる入店口31を設け、かつ入店口31を一方通行の構成としたことにより、上記した第1実施例と比較して、改札内22にいる利用者29が商業施設23に入店しやすくなる。
図6は本発明の第4実施例を示す駅構内商業施設の入退店管理システムの説明図である。
この第4実施例では、上記第2実施例と同様に、商業施設23の利用者33,35は、固有番号を有するICカード乗車券34,36を用いて入退店を行うように構成している。
図6において、改札機24A,25Aはそれぞれ、自身が記録している入店者固有番号リストと他方の改札機が記録している入店者固有番号の両方を参照することができる。また、利用者33,35が所持しているICカード乗車券34,36を読み取る時、改札機24A,25Aは、ICカード乗車券34,36の固有番号が入店者固有番号リストに記録されているかを照合するとともに、何ずれかの駅の改札機を通って入場したことがICカード乗車券34,36に記録されているかを確認する。
例えば、改札外21から第1の改札口24を通って商業施設23へ入店した利用者33が、第2の改札口25から改札内22へ退店しようとする場合、利用者33が所持しているICカード乗車券34の固有番号は入店者固有番号リストに記録されているが、そのICカード乗車券34が改札内22に入場した記録はないので、第2の改札口25の改札機25Aが通常の改札機として機能して、利用者33の入場を許可する。
一方、改札内22から商業施設23へ入店した利用者35が第1の改札口24から改札外21へと退店しようとする場合、改札機24Aは、ICカード乗車券36が改札内22に入場した記録を有していることを確認すると、通常の改札機として機能して、利用者35の退場を許可する。
なお、利用者33が第1の改札口24を通って退店する場合、および利用者35が第2の改札口25を通って退店する場合の動作態様は、上記第1および第3実施例と同様である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の駅構内商業施設の入退店管理システムは、駅の改札内に設置された商業施設を改札外の人による利用にも供することができる、駅構内商業施設の入退店管理システムとして利用することができる。
1,21 改札外
2,22 改札内
3,23 商業施設
4,24 第1の改札口
4A,24A 第1の改札口の改札機
5,25 第2の改札口
5A,25A 第2の改札口の改札機
6,26 第3の改札口
6A,26A 第3の改札口の改札機
7,9,11,13,27,29,33,35 利用者
8,10,28 ICカード(固有番号を保持する記録媒体)
12,14,30,34,36 ICカード乗車券
31 入店口

Claims (10)

  1. (a)改札外と商業施設との間に設置される改札機を有する第1の改札口と、
    (b)改札内と前記商業施設との間に設置される改札機を有する第2の改札口とを配置し、
    (c)前記第1および第2の改札口の改札機はそれぞれ、前記改札外または前記改札内にいる利用者が前記第1または第2の改札口を通って前記商業施設に入店するときに、前記利用者が所持している記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号を入店者固有番号リストに記録することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  2. 請求項1記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札外から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札外へ退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  3. 請求項1記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札内から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札内へ退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  4. 請求項2記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第1の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第1の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第2の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札内から前記改札外へと出るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  5. 請求項3記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第1の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札外から前記改札内へと入るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  6. (a)改札外と商業施設との間に設置される改札機を有する第1の改札口と、
    (b)改札内と前記商業施設との間に設置される改札機を有する第2の改札口と、
    (c)前記改札内から前記商業施設へ入店する一方向のみに通行可能な第3の改札口とを配置し、
    (d)前記第1および第2の改札口の改札機はそれぞれ、前記改札外または前記改札内にいる利用者が前記第1または第2の改札口を通って前記商業施設に入店するときに、前記利用者が所持している記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号を入店者固有番号リストに記録することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  7. 請求項6記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機は、前記利用者が前記商業施設から退店しようとするときに前記記録媒体を前記改札機に読み取らせると、前記記録媒体の固有番号が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストにある場合のみ前記利用者が前記改札外から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札外へ退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  8. 請求項6記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第2の改札口の改札機が、前記第1の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストにあるか、あるいはどちらの入店者固有番号リストにもないと判断すると、前記利用者が前記改札内から入店したものと判断して、前記利用者が前記商業施設から前記改札内へ退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  9. 請求項7記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記第1の改札口の改札機が、前記第2の改札口の改札機が記録している前記入店者固有番号リストを参照することを可能とし、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第1の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第1の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第2の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあるか、あるいはどちらの入店者固有番号リストにもないと判断すると、前記利用者が前記改札内から前記改札外へと出るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
  10. 請求項8記載の駅構内商業施設の入退店管理システムにおいて、前記商業施設から退店しようとする前記利用者が前記記録媒体を前記第2の改札口の改札機に読み取らせたとき、前記第2の改札口の改札機は、前記固有番号が自身が記録している前記入店者固有番号リストではなく前記第1の改札口の改札機の前記入店者固有番号リストにあると判断すると、前記利用者が前記改札外から前記改札内へと入るための改札処理を行うことにより前記利用者が前記商業施設から退店するのを許可することを特徴とする駅構内商業施設の入退店管理システム。
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