JP4760838B2 - 出場用ゲート装置、および通行制御システム - Google Patents

出場用ゲート装置、および通行制御システム Download PDF

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Description

この発明は、通路における施設から出場する利用者の通行を制限する出場用ゲート装置、およびこのゲート装置を用いた通行制御システムに関する。
従来、鉄道の駅の改札口では、駅構内に入場する利用者や、駅構内から出場する利用者に対する改札処理を自動改札機で行っている。自動改札機は、利用者が所持しているキップ、定期券、プリペイド券等の乗車券を受け付け、この乗車券に記録されている乗車券情報を読み取り、読み取った乗車券情報(有効期間や、有効区間等)に基づいて、その利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。自動改札機は、利用者に対して改札通路の通行を許可すると判定すると、改札通路の出口側に位置する扉を開し、反対に、利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定すると、改札通路の出口側に位置する扉を閉する。
また、適正な乗車券を所持せずに、改札通路に進入し、閉された扉を飛び越える等して改札通路を故意に突破する不正通行者がいる。このような不正行為が行われるのを抑制するために、改札通路を通行している利用者を撮像するカメラを設置し、改札通路を故意に突破した不正通行者を検知すると、そのときのカメラの撮像画像を記録保存することが提案されている(特許文献1、2等参照)。
特許第3617127号公報 特許第3389029号公報
しかしながら、従来の自動改札機は、改札通路の通行を許可するかどうかの判定を、その利用者が所持している乗車券に記録されている乗車券情報によって行っており、乗車券の所有者が改札通路を通行している利用者であるかどうかについては考慮していなかった。このため、定期券や、期間限定のフリーパス券等の使用回数に関係なく料金が一定である乗車券(以下、総称して特定乗車券と言う。)が複数人で使い回されても、そのことを検出することができなかった。すなわち、特定乗車券の使い回しという不正使用を防止することができなかった。ここで言う、期間限定のフリーパス券とは、例えば有効日当日に限り、鉄道網における設定エリア内の駅で自由に入出場できる1日乗車券等である。特定乗車券の使い回しとは、簡単に言うと、以下に示す行為である。
複数人の利用者の中に、適正な特定乗車券を所持している利用者が1人いる。まず、入場駅では、特定乗車券を所持している利用者はその特定乗車券で駅に入場し、特定乗車券を所持していない利用者は入場券や最短区間のキップを購入して入場する。そして、出場駅で、特定乗車券を所持している利用者がその特定乗車券で駅から出場する。出場した利用者が、この時点で出場していない利用者に対して、改札越しに特定乗車券を受け渡す。特定乗車券を受け取った利用者が、その特定乗車券で出場する。すなわち、他人の特定乗車券で改札通路を不正に通行して出場する。不正に出場した利用者は、入場駅で使用した入場券や最短区間のキップを破棄する。
また、最近の自動改札機は、乗車券に対して、入場時や、出場時に入出場情報(入出場の種別、入出場日時、入出場駅等)を記録し、入場、または出場が連続する乗車券については、改札通路における利用者の通行を禁止する通行制御を行っている。しかし、このような自動改札機であっても、出場した利用者が、出場していない別の利用者に受け渡す前に、特定乗車券を入場用の自動改札機に処理させると、この特定乗車券に入場情報が記録されるので、特定乗車券の使い回しを防止することができない。例えば、使い回しされる特定乗車券が磁気券であれば、この特定乗車券を、入場用の自動改札機の乗車券投入口に投入する。このとき、特定乗車券を投入した利用者(すでに出場している利用者)は、駅構内に入場しない。また、この特定乗車券を受け取る利用者(まだ出場していない利用者)が、この入場用の自動改札機の乗車券放出口に放出された定期券等を抜き取る。また、使い回しされる特定乗車券が無線通信機能を有する非接触IC券であれば、この特定乗車券を、入場用の自動改札機の無線通信エリアに翳す。このときも、特定乗車券を翳した利用者(すでに出場している利用者)は、駅構内に入場しない。その後、出場していない利用者に対して、改札越しに特定乗車券を受け渡す。
なお、自動改札機が、特定乗車券を使い回して、改札通路を不正に通行している利用者を検出することができないので、上記特許文献1、および2で提案されている自動改札機のように、改札通路を通行する利用者を撮像するカメラを設置しても、その撮像画像を記録保存することができない。
この発明の目的は、通行券の使い回しという不正行為を検出し、このような不正行為が行われるのを防止できる出場用ゲート装置、およびこの出場用ゲート装置を用いた通行制御システムを提供することにある。
この発明の出場用ゲート装置は、上記課題を解決し、その目的を達するために、以下の構成を備えている。
この出場用ゲート装置では、券情報読取手段が、利用者が所持する通行券を受け付け、その通行券に記録されている券情報を読み取る。通行可否判定手段が、前記券情報読取手段が読み取った券情報に基づいて、その利用者に対する通路の通行を許可するかどうかを判定する。そして、通行制限手段が、前記通行可否判定手段の判定結果に応じて、前記通路における利用者の通行を制限する。
また、撮像手段が、前記通路を通行している利用者を撮像し、アップロード手段が、前記撮像手段が撮像した利用者の撮像画像と、その利用者が所持する通行券の識別コードと、を含む通過者情報を上位装置に通知する。また、通過者情報記憶手段が、上位装置が接続されている複数の前記出場用ゲート装置のいずれかから通知された前記通過者情報を通知してきたとき、この通過者情報を記憶する。したがって、自装置を利用者した利用者だけでなく、他の出場用ゲート装置を利用した利用者についても、通過者情報を通過者情報記憶手段に記憶することができる。
また、撮像手段が、前記通路を通行している利用者を撮像し、アップロード手段が、前記撮像手段が撮像した利用者の撮像画像と、その利用者が所持する通行券の識別コードと、を含む通過者情報を上位装置に通知する。また、通過者情報記憶手段が、前記上位装置から前記通過者情報が通知されたときに、通知された通過者情報を記憶する。したがって、自装置を利用者した利用者だけでなく、他のゲート装置を利用した利用者についても、通過者情報を通過者情報記憶手段に記憶することができる。
さらに、利用者判定手段が、前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、予め定めた第1の時間以内に使用された通行券であれば、前記撮像手段が撮像した前記通路を通行している利用者の撮像画像と、前記通過者情報記憶手段が記憶している該当する通行券が使用されたときの通過者情報に含まれている利用者の撮像画像と、を用いて、同一人物による使用であるかどうかを判定する。すなわち、同一の通行券が異なる利用者によって使用されていないかどうか(通行券の使い回しが行われていないかどうか)を判定する。そして、前記通行可否判定手段が、前記利用者判定手段によって同一人物による使用でないと判定されたとき、すなわち通行券の使い回しが行われていると判定されたとき、その利用者に対して通路の通行を許可しないと判定する。このように、通行券の使い回しという不正行為を検出することができるので、このような不正行為が行われるのを防止できる。
なお、複数人の利用者が通行券を使い回して通路を通行する場合、利用者間での通行券の受け渡しは数分〜十数分程度の短時間で行われるので、前記第1の時間は30分程度の時間にしておけばよい。
また、この発明の通行制御システムは、上位装置に複数のゲート装置を接続したシステムである。ゲート装置には、施設に入場する利用者に対して通路の通行を制限する入場用ゲート装置と、施設から出場する利用者に対して通路の通行を制限する出場用ゲート装置と、の2種類がある。そして、少なくとも出場用ゲート装置については、上記ゲート装置を用いている。
なお、通行券の使い回しによる通路の不正通行は、施設からの出場だけでなく、施設に入場するときも行われる可能性があるので、入場用ゲート装置についても上記ゲート装置を用いてもよい。通行券を使い回して施設に入場した利用者は、通行券を所持していないので、施設から出場するときも通行券を使い回して出場することになる。したがって、少なくとも出場用ゲート装置が通行券の使い回しを検出できる構成であればよい。
また、少なくとも前記出場用ゲート装置に、利用者が通路を通行した日時から前記第1の時間経過した通過者情報を、前記通過者情報記憶手段から削除する通過者情報削除手段を設けてもよい。この場合、前記アップロード手段が、利用者が前記通路を通行した日時を含めた通過者情報を前記上位装置に通知する構成とすればよい。このようにすれば、不要になった通過者情報を、いつまでも記憶しつづけることがない。
また、少なくとも前記出場用ゲート装置に、前記通行可否判定手段が通路の通行を許可すると判定した利用者の通行券に出場日時を含む出場履歴を書き込む出場履歴書き込み手段を設け、前記利用者判定手段が、通行券に記録されている出場履歴に基づいて、予め定めた第1の時間以内に使用された通行券であるかどうかを判定する構成としてもよい。
また、少なくとも前記入場用ゲート装置に、前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、前記第1の時間よりも短い第2の時間以内に使用された通行券であれば、その通行券の識別コードを含む入場情報を前記上位装置に通知する入場情報通知手段を設ける。そして、前記上位装置に、前記出場用ゲート装置から通知された前記通過者情報を一時的に記憶する一時記憶手段を設け、前記ダウンロード手段を、前記入場用ゲート装置から前記入場情報が通知された通行券について、前記一時記憶手段に記憶している該当する前記通過者情報を各出場用ゲート装置に通知する構成としてもよい。このようにすれば、上位装置が出場用ゲート装置に対して無駄な通過者情報を通知するのを抑えることができる。
さらに、前記入場用ゲート装置の前記入場情報通知手段を、前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、前記第1の時間よりも短い第2の時間以内に使用された通行券であって、且つ、通路を通って施設に入場した利用者が検知できなかった場合に、前記入場情報を前記上位装置に通知する構成としてもよい。このようにすれば、上位装置が出場用ゲート装置に対して無駄な通過者情報を通知するのを一層抑えることができる。
この発明によれば、通行券の使い回しという不正行為が行われるのを防止できる。
以下、この発明の実施形態である改札システムについて説明する。
図1は、この発明の実施形態である改札システムの構成を示す図である。この改札システムは、鉄道網の駅において、駅構内に入場する利用者や、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行うシステムである。この改札システムは、複数の自動改札機1と、駅サーバ2と、を有している。自動改札機1には、駅構内に入場する利用者に対して改札処理を行う入場用自動改札機1aと、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う出場用自動改札機1bと、がある。以下の説明では、特に、入場用自動改札機1aと、出場用自動改札機1bとを区別しないときは、自動改札機1と言う。入場用自動改札機1aと、出場自動改札機1bとは、駅の改札口に設置される。これらの自動改札機1は、データ通信可能に駅サーバ2に接続されている。駅サーバ2は、設置駅において行われた駅務処理を管理する。また、駅サーバ2は、公衆回線や専用回線等を介して、図示していないセンタ装置にデータ通信可能に接続されている。出場用自動改札機1bが、この発明で言うゲート装置に相当し、駅サーバ2が、この発明で言う上位装置に相当する。
なお、駅サーバ2には、図示していない券売機、精算機等の他の種類の駅務機器もデータ通信可能に接続されている。駅サーバ2は、自動改札機1による駅務処理(入場処理や出場処理)だけでなく、券売機によるキップ等の乗車券の発券処理や、精算機による運賃の精算処理等についても管理する。
図2(A)は、入場用自動改札機の主要部の構成を示すブロック図であり、図2(B)は、入場用自動改札機の外観を示す概略図である。入場用自動改札機1aは、上述したように、駅の改札口に設置され、駅構内に入場する利用者に対して改札処理を行う。入場用自動改札機1aは、制御部10と、乗車券処理部11と、利用者検知部12と、表示部13と、扉開閉部14と、報知部15と、通信部16と、を備えている。制御部10は、入場用自動改札機1a本体各部の動作を制御する。乗車券処理部11は、改札通路を通行する利用者が所持している乗車券を受け付け、受け付けた乗車券に記録されている乗車券情報の読み取りや、書き込みを行う。乗車券情報には、その乗車券を識別する乗車券識別コードが含まれている。乗車券には、乗車券情報を磁気データで記録している磁気券や、無線通信機能を有し、乗車券情報を内蔵メモリに記録している非接触IC券等がある。乗車券処理部11は、改札通路の入口側に設けた投入口11aと出口側に設けた放出口11bとの間に、磁気券を搬送する搬送路を有している。また、この搬送路の途中には、搬送している磁気券に記録されている乗車券情報の読み取りや、書き込みを行う磁気ヘッドが配置されている。また、改札通路の入口側には、非接触IC券と無線通信を行うためのアンテナ11cが設けられている。乗車券処理部11は、アンテナ11cから数cmの範囲が無線通信エリアであり、この無線通信エリア内に位置する非接触IC券との無線通信により、この非接触IC券が記憶している乗車券情報の読み取りや、この非接触式IC券に対する乗車券情報の書き込みを行う。乗車券が、この発明で言う通行券に相当し、乗車券情報が、この発明で言う券情報に相当する。
利用者検知部12は、改札通路に沿って設けた複数のセンサにより、利用者の有無を検知することで、改札通路を通行している利用者の位置を検知する。表示部13は、改札通路の出口側付近に設けた表示器13aに、改札通路を通行している利用者に対する案内メッセージ等を表示する。また、扉開閉部14は、改札通路の出口側付近に設けた扉14aを開閉することにより、改札通路における利用者の通行を制限する。報知部15は、改札通路に進入した利用者が適正な乗車券を所持していなければ、その旨を報知する。通信部16は、駅サーバ2との通信を行う。
図3(A)は、出場用自動改札機の主要部の構成を示すブロック図であり、図3(B)は、出場用自動改札機の外観を示す概略図である。出場用自動改札機1bは、上述した入場用自動改札機1aと同様に、制御部10と、乗車券処理部11と、利用者検知部12と、表示部13と、扉開閉部14と、報知部15と、通信部16と、を備えるとともに、さらに、出場者情報記憶部17と、画像処理部18と、カメラ19と、を備えている。出場用自動改札機1bは、駅の改札口に設置され、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う。出場用自動改札機1bが備える、乗車券処理部11と、利用者検知部12と、表示部13と、扉開閉部14と、報知部15と、通信部16については、上述した入場用自動改札機1aと同様の構成であるので、ここでは説明を省略する。
出場者情報記憶部17は、駅サーバ2から通知された出場者情報を記憶する。この出場者情報が、この発明で言う通過者情報に相当する。出場者情報の詳細については後述する。カメラ19は、改札通路の入口側(駅構内側)に向け、改札通路に進入した利用者を正面から撮像する位置に取り付けている。カメラ19は、出場用自動改札機1b本体に内蔵されている構成であってもよいし、出場用自動改札機1bの設置場所の天井等に取り付けてもよい。図3では、カメラ19を、改札通路の入口側に向けて、自動改札機1本体に取り付けた場合を例示している。画像処理部18は、カメラ19が撮像した利用者の撮像画像等に対する画像処理を行う。
駅の改札口では、周知のように、入場用自動改札機1aと、出場用自動改札機1bと、を対向させて配置し、入場用自動改札機1aと、出場用自動改札機1bと、の間の改札通路における利用者の通行方向を双方向にすることもある。
なお、図2(B)に示す通行方向は、駅構内に入場する方向であり、図3(B)に示す通行方向は、駅構内から出場する方向である。
次に、駅サーバ2の構成について説明する。図4は、駅サーバの主要部の構成を示すブロック図である。駅サーバ2は、制御部20と、下位通信部21と、上位通信部22と、出場者情報記憶部23と、を備えている。制御部20は、駅サーバ2本体各部の動作を制御する。下位通信部21は、接続されている自動改札機1や他の種類の駅務機器との間における通信を行う。上位通信部22は、図示していないセンタ装置との通信を行う。このセンタ装置は、鉄道会社のセンタに設置されており、公衆回線や専用回線等を介して各駅に設置されている駅サーバ2と接続されている。出場者情報記憶部23は、接続されている出場用自動改札機1bから通知された出場者情報を記憶する。
なお、駅サーバ2は、接続されている自動改札機1、券売機、精算機等の駅務機器で行われた駅務処理の処理結果や、これらの駅務機器の管理に用いる管理情報等を記憶する記憶部(不図示)を有している。
この改札システムは、定期券や、期間限定のフリーパス券等の使用回数に関係なく料金が一定である乗車券(以下、総称して特定乗車券と言う。)を複数人で使い回しする不正行為を防止するために、駅サーバ2を介して、いずれかの出場用自動改札機1bが改札処理を行って、駅構内から出場した利用者の出場者情報を、その駅に設置されている全ての出場用自動改札機1bに通知する。この出場者情報は、利用者が使用した乗車券の乗車券識別コード、その利用者に対して改札処理を行った出場日時、およびカメラ19が撮像した利用者の撮像画像を含む情報である(図5参照)。各出場用自動改札機1bは、駅サーバ2を介して通知された出場者情報を出場者情報記憶部17に記憶する。出場用自動改札機1bは、出場する利用者に対して改札処理を行うとき、出場者情報記憶部17に記憶している出場者情報を用いて、特定乗車券の使い回しが行われているかどうかを判定し、特定乗車券の使い回しが行われていれば、その利用者に対する改札通路の通行を制限する。以下、この改札システムの動作について説明する。
図6は、出場用自動改札機の動作を示すフローチャートである。出場用自動改札機1bは、乗車券処理部11が利用者の乗車券を受け付けると(s1)、その乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る(s2)。出場用自動改札機1bは、s2で読み取った乗車券情報に基づいて、有効期間や有効区間等が適正な乗車券であるかどうかを判定する(s3)。出場用自動改札機1bは、s3で適正な乗車券であると判定すると、この乗車券が、自機の設置駅のいずれかの出場用自動改札機1bで第1の時間(例えば、30分)以内に、出場する利用者が使用した乗車券(出場処理が行われた乗車券)であるかどうかを判定する(s4)。s4にかかる処理の詳細については、後述する。
出場用自動改札機1bは、s4で、第1の時間以内に出場処理が行われていない乗車券であると判定すると、扉開閉部14により扉14aを開し(s6)、その利用者が駅構内から出場するのを許可する。また、カメラ19で撮像した利用者の撮像画像を含む出場者情報を作成し(s7)、ここで作成した出場者情報を通信部16から駅サーバ2に通知する(s8)。s7で作成する出場者情報には、今回使用された乗車券の乗車券識別コード、出場日時、および利用者の撮像画像が含まれている。
このように、出場用自動改札機1bは、改札通路の通行を許可した利用者にかかる出場者情報を駅サーバ2に通知する。
駅サーバ2は、図7に示すように、いずれかの出場用自動改札機1bから出場者情報が通知されると(s21)、通知された出場者情報を出場者情報記憶部23に記憶するとともに(s22)、この通知された出場者情報を接続されている各出場用自動改札機1bに通知する(s23)。
出場用自動改札機1bは、駅サーバ2から出場者情報が通知されると(s11)、通知された出場者情報を出場者情報記憶部17に記憶する(s12)。したがって、出場用自動改札機1bは、自機で出場処理した利用者だけでなく、設置駅の他の出場用自動改札機1bで出場処理された利用者についても、出場者情報を出場者情報記憶部17に記憶する。
ここで、上述したs4にかかる処理について説明する。一般的な出場用自動改札機1bは、改札通路の通行を許可した場合、乗車券処理部11が利用者に返却する乗車券に出場情報(出場駅、および出場日時)を書き込んでいる。したがって、出場用自動改札機1bは、受け付けた乗車券に記録されている前回の出場情報によって、s4にかかる判定が行える。
なお、出場用自動改札機1bが出場情報を乗車券に書き込まないシステムである場合には、s2で乗車券情報を読み取った乗車券の乗車券識別コードに該当する出場者情報を出場者情報記憶部17に記憶しているかどうか、および、出場者情報記憶部17に記憶していれば、その出場者情報に含まれている出場日時が第1の時間以内であるかどうかを判定することにより、s4にかかる判定が行える。
出場用自動改札機1は、s4で第1の時間以内に出場処理が行われた乗車券であると判定すると、カメラ19で撮像した改札通路を通行している利用者の撮像画像と、出場者情報記憶部17が、その乗車券について記憶している出場者情報に含まれている利用者の撮像画像と、を用いて、利用者が同一人物であるかどうかを判定する(s5)。s5では、画像処理部18が、2つの撮像画像を用いて利用者が同一人物であるかどうかを判定する。画像処理部18は、利用者の顔や体型の一致度から同一人物であるかどうかを判定してもよいし、服装等の一致度から簡易的に同一人物であるかどうかを判定してもよい。
このs4、およびs5にかかる処理が、この発明で言う利用者判定手段に相当する。
ここで、前回の出場処理の利用者と、今回の出場処理の利用者と、が同一人物でなければ、乗車券が使い回されていることになる。出場用自動改札機1bは、s5で同一人物であると判定すると、上述したs6以降の処理を実行する。一方、s5で同一人物でないと判定すると、扉開閉部14により扉14aを閉するとともに(s9)、報知部15において乗車券の使い回しが行われていることを報知する警報報知を行う(s10)。これにより、周辺にいる駅係員に、乗車券の使い回しが行われていることを知らせることができる。
なお、出場用自動改札機1bは、s3で乗車券が適正でないと判定すると、s9、およびs10にかかる処理を行う。この場合の警報報知は、乗車券の使い回しが行われていることを報知するものではなく、乗車券が適正でない(有効期間切れや有効区間外等)ことを報知するものである。
このように、この実施形態の改札システムによれば、定期券や、期間限定のフリーパス券等の使用回数に関係なく料金が一定である特定乗車券の使い回しが行われた場合に、そのことを精度よく検出することができる。したがって、乗車券の使い回しという不正行為が行われるのを防止できる。
また、多くの場合、複数人の利用者が乗車券を使い回して改札通路を通行する場合、利用者間での乗車券の受け渡しは数分〜十数分程度の短時間で行われる。すなわち、乗車券を使い回して出場する複数人の利用者が改札通路を通行する時間間隔は、数分〜十数分程度の短時間である。一方、数時間以上前に使用された乗車券の場合、その乗車券が使い回されている可能性は低い。出場用自動改札機1bは、自機の設置駅のいずれかの出場用自動改札機1bで第1の時間以内に、出場する利用者が使用した乗車券でなければ、s5にかかる処理を行わない。すなわち、出場用自動改札機1bが、利用者が同一人物であるかどうかを判定する画像処理を無駄に行うのを防止できる。したがって、出場用自動改札機1bの処理効率の低下が抑えられる。
また、乗車券を利用者に返却せず回収する場合には、s7、s8にかかる処理については行わない構成としてもよい。
また、乗車券の使い回しを検出する上記構成を入場用自動改札機1aに設け、入場時における乗車券の使い回しも検出できるようにしてもよい。
なお、設置されている出場用自動改札機1bが1台である駅では、s7で作成した出場者情報を駅サーバ2に通知することなく、これを出場者情報記憶部17に記憶する構成とすればよい。
また、出場用自動改札機1bは、出場者情報記憶部17に記憶している出場者情報の中で不要になった出場者情報を削除する処理を行うようにしてもよい。上述したように、出場用自動改札機1bは、自機の設置駅のいずれかの出場用自動改札機1bで第1の時間以内に、出場する利用者が使用した乗車券でなければ、s5にかかる処理を行わない。すなわち、出場用自動改札機1bは、出場日時からの経過時間が第1の時間を超えている出場者情報を使用することがない。図8は、出場用自動改札機における出場者情報削除処理を示すフローチャートである。
出場用自動改札機1bは、この図8に示す出場者情報削除処理を適当なタイミングで実行する。例えば、一定時間毎や、出場者情報記憶部17の空き容量が予め定めた容量以下になったときに行う。出場用自動改札機1bは、出場者情報記憶部17に記憶している出場者情報を検索し、出場日時からの経過時間が第1の時間を超えている出場者情報を抽出する(s31)。そして、抽出した出場者情報を出場者情報記憶部17から削除する(s32)。これにより、出場者情報記憶部17が無用な出場者情報をいつまでも記憶しつづけることがない。
また、一般的な改札システムでは、キセル乗車を防止するために、上述した出場用自動改札機1bが、乗車券に出場情報を書き込むだけでなく、入場用自動改札機1aが乗車券に入場情報を書き込んでいる。そして、入場、または出場が連続するときに、改札通路の通行を禁止するようにしている。上述した改札システムでは、駅サーバ2が出場用自動改札機1bから通知された出場者情報を、全て各出場用自動改札機1bに通知するとしたが、入場用自動改札機1aを利用し、使い回しが行われる可能性が高い乗車券についてのみ、出場者情報を各出場用自動改札機1bに通知する構成としてもよい。この場合も、出場用自動改札機1bは、上述した図6に示す処理を実行する。
なお、出場用自動改札機1bは、s6で扉14aを開する場合(改札通路の通行を許可した場合)に、乗車券処理部11が乗車券に出場情報を書き込む。
図9は、この場合の入場用自動改札機の動作を示すフローチャートである。入場用自動改札機1aは、乗車券処理部11で乗車券を受け付けると(s41)、受け付けた乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る(s42)。入場用自動改札機1aは、この乗車券が適正であるかどうかを判定する(s43)。s43では、乗車券の有効期間や、有効区間だけでなく、前回の使用が出場であるかどうかも加えて判定する。入場用自動改札機1aは、s43で適正であると判定すると、乗車券処理部11が今回の入場情報を乗車券に書き込むとともに(s44)、扉開閉部14により扉14aを開し(s45)、その利用者が駅構内に入場するのを許可する。
また、入場用自動改札機1は、前回の出場駅が自機の設置駅であるかどうかを判定する(s46)。入場用自動改札機1aは、前回の出場駅が自機の設置駅でなければ、本処理を終了する。一方、入場用自動改札機1aは、前回の出場駅が自機の設置駅であると、前回の出場日時が、予め定めた第2の時間以内であるかどうかを判定する(s47)。この第2の時間は、上述した第1の時間と同じ時間であってもよいし、この第1の時間よりも短い時間であってもよい。
入場用自動改札機1aは、s47で第2の時間以内でないと判定すると、本処理を終了する。一方、s47で第2の時間以内であると判定すると、s2で乗車券情報を読み取った乗車券の乗車券識別コードを含む、入場者情報を駅サーバ2に通知し(s48)、本処理を終了する。
なお、入場用自動改札機1は、s43で適正でないと判定すると、扉開閉部14により扉14aを閉するとともに(s49)、報知部15において警報報知を行う(s50)。
このように、入場用自動改札機1aは、前回の出場駅が設置駅であって、且つ前回の出場日時が予め定めた第2の時間以内である利用者について、入場者情報を駅サーバ2に通知する。
図10は、駅サーバの動作を示すフローチャートである。駅サーバ2は、いずれかの出場用自動改札機1bから出場者情報が通知されると(s61)、通知された出場者情報を出場者情報記憶部23に記憶する(s62)。また、駅サーバ2は、いずれかの入場用自動改札機1aから入場情報が通知されると(s63)、この入場情報に該当する乗車券の出場者情報を出場者情報記憶部23から読み出し(s64)、これを各出場用自動改札機1bに通知する(s65)。
このように、駅サーバ2は、前回の出場駅と同一駅での入場に使用され、且つ前回の出場からの経過時間が第2に時間以内であった乗車券についてのみ、出場者情報を各出場用自動改札機1bに通知する。
出場用自動改札機1bは、乗車券の前回の使用が出場であれば、s3で適正な乗車券でないと判定する。このため、乗車券を使い回しする利用者は、その乗車券に入場情報を書き込むために、入場用自動改札機1aに入場処理を行わせなければならない。したがって、入場用自動改札機1aは、使い回しされる可能性が高い乗車券についてのみ、入場者情報を駅サーバ2に通知する。その結果、駅サーバ2は、使い回しされる可能性が高い乗車券についてのみ、出場者情報を出場用自動改札機1bに通知する。
このため、駅サーバ2から各出場用自動改札機1bに対する無駄な出場者情報の通知が抑えられるとともに、出場用自動改札機1bの出場者情報記憶部17の記憶容量が抑えられる。
さらに、図11に示すように、s51を追加し、入場用自動改札機1aが、前回の出場駅が設置駅であって、前回の出場日時が予め定めた第2の時間以内であり、さらに、利用者検知部12において改札通路を通行した利用者(入場者)の通過が検知ができなかった場合に、入場者情報を駅サーバ2に通知する構成としてもよい。
上述したように、乗車券を使い回しする利用者は、その乗車券に入場情報を書き込むために、入場用自動改札機1aに入場処理を行わせているだけで、実際に駅構内入場することはない。したがって、図11に示す処理とすれば、駅サーバ2から各出場用自動改札機1bに対する無駄な出場者情報の通知が一層抑えられるとともに、出場用自動改札機1bの出場者情報記憶部17の記憶容量が一層抑えられる。
なお、乗車券の使い回しが行われていると判断したときのカメラ19の撮像画像を記録保存するようにしてもよい。また、上記の説明では、乗車券の使い回しが行われていると判断すると、その時点で、改札通路における利用者の通行を制限するとしたが、この改札通路の制限を行わず、乗車券の使い回しを行っている可能性が高い利用者として登録し、この利用者が乗車券の使い回しを行っていると判断された回数をカウントする。そして、このカウント値が予め定めた値になったときに、乗車券の使い回しを行っている利用者と確定し、改札通路における利用者の通行を制限するようにしてもよい。さらに、何度も繰り返し乗車券の使い回しを行っている悪質な利用者については、記録保存しているカメラ19の撮像画像を証拠にして、乗車料金等の請求を行ってもよい。
また、本願発明は、遊園地やテーマパーク等の施設に入出場する利用者に対して改札処理を行うシステムにも適用できる。
この発明の実施形態である改札システムの概要を示す図である。 入場用自動改札機の主要部の構成、および外観を示す図である。 出場用自動改札機の主要部の構成、および外観を示す図である。 駅サーバの主要部の構成を示す図である。 出場者情報を示す図である。 出場用自動改札機の動作を示すフローチャートである。 駅サーバの動作を示すフローチャートである。 出場用自動改札機における出場者情報削除処理を示すフローチャートである。 入場用自動改札機の動作を示すフローチャートである。 別の駅サーバの動作を示すフローチャートである。 別の入場用自動改札機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1−自動改札機
1a−入場用自動改札機
1b−出場用自動改札機
2−駅サーバ
10−制御部
11−乗車券処理部
12−利用者検知部
13−表示部
14−扉開閉部
15−報知部
16−通信部
17−出場者情報記憶部
18−撮像画像処理部
19−カメラ
20−制御部
21−下位通信部
22−上位通信部
23−出場者情報記憶部

Claims (6)

  1. 施設から出場する利用者が所持する通行券を受け付け、その通行券に記録されている券情報を読み取る券情報読取手段と、
    前記券情報読取手段が読み取った券情報に基づいて、その利用者に対する通路の通行を許可するかどうかを判定する通行可否判定手段と、
    前記通行可否判定手段の判定結果に応じて、前記通路における利用者の通行を制限する通行制限手段と、を備えた出場用ゲート装置であって、
    前記通路を通行している利用者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した利用者の撮像画像と、その利用者が所持する通行券の識別コードと、を含む通過者情報を上位装置に通知するアップロード手段と、
    前記上位装置が接続されている複数の前記出場用ゲート装置のいずれかから通知された前記通過者情報を通知してきたとき、この通過者情報を記憶する通過者情報記憶手段と、
    前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、予め定めた第1の時間以内に使用された通行券であれば、前記撮像手段が撮像した前記通路を通行している利用者の撮像画像と、前記通過者情報記憶手段が記憶している該当する通行券が使用されたときの通過者情報に含まれている利用者の撮像画像と、を用いて、同一人物による使用であるかどうかを判定する利用者判定手段と、を備え、
    前記通行可否判定手段は、前記利用者判定手段が同一人物による使用でないと判定したときには、その利用者に対して通路の通行を許可しないと判定する手段である、出場用ゲート装置。
  2. 利用者が所持する通行券を受け付け、その通行券に記録されている券情報を読み取る券情報読取手段、前記券情報読取手段が読み取った券情報に基づいて、その利用者に対する通路の通行を許可するかどうかを判定する通行可否判定手段、および、前記通行可否判定手段の判定結果に応じて、前記通路における利用者の通行を制限する通行制限手段、を備えた複数のゲート装置を、上位装置に接続した通行制御システムであって、
    複数の前記ゲート装置には、施設に入場する利用者に対して通路の通行を制限する入場用ゲート装置と、施設から出場する利用者に対して通路の通行を制限する出場用ゲート装置と、の2種類があり、
    少なくとも前記出場用ゲート装置は、
    前記通路を通行している利用者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した利用者の撮像画像と、その利用者が所持する通行券の識別コードと、を含む通過者情報を前記上位装置に通知するアップロード手段と、を備え、
    前記上位装置は、
    前記出場用ゲート装置から通知された前記通過者情報を、接続されている各出場用ゲート装置に通知するダウンロード手段を備え、
    さらに、少なくとも前記出場用ゲート装置は、
    前記上位装置から前記通過者情報が通知されたときに、通知された通過者情報を記憶する通過者情報記憶手段と、
    前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、予め定めた第1の時間以内に使用された通行券であれば、前記撮像手段が撮像した前記通路を通行している利用者の撮像画像と、前記通過者情報記憶手段が記憶している該当する通行券が使用されたときの通過者情報に含まれている利用者の撮像画像と、を用いて、同一人物による使用であるかどうかを判定する利用者判定手段と、を備え、
    前記通行可否判定手段が、前記利用者判定手段が同一人物による使用でないと判定したときには、その利用者に対して通路の通行を許可しないと判定する手段である、
    通行制御システム。
  3. 少なくとも前記出場用ゲート装置は、
    前記アップロード手段が、利用者が前記通路を通行した日時を含めた通過者情報を前記上位装置に通知する手段であり、
    利用者が通路を通行した日時から前記第1の時間経過した通過者情報を、前記通過者情報記憶手段から削除する通過者情報削除手段を備えている、
    請求項2に記載の通行制御システム。
  4. 少なくとも前記出場用ゲート装置は、
    前記通行可否判定手段が通路の通行を許可すると判定した利用者の通行券に出場日時を含む出場履歴を書き込む出場履歴書き込み手段を備え、
    前記利用者判定手段が、通行券に記録されている出場履歴に基づいて、予め定めた第1の時間以内に使用された通行券であるかどうかを判定する手段である、
    請求項2、または3に記載の通行制御システム。
  5. 少なくとも前記入場用ゲート装置は、
    前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、前記第1の時間よりも短い第2の時間以内に使用された通行券であれば、その通行券の識別コードを含む入場情報を前記上位装置に通知する入場情報通知手段を備え、
    前記上位装置は、
    前記出場用ゲート装置から通知された前記通過者情報を一時的に記憶する一時記憶手段を備え、
    前記ダウンロード手段が、前記入場用ゲート装置から前記入場情報が通知された通行券について、前記一時記憶手段に記憶している該当する前記通過者情報を各出場用ゲート装置に通知する手段である、
    請求項2〜4のいずれかに記載の通行制御システム。
  6. 少なくとも前記入場用ゲート装置は、
    前記入場情報通知手段が、前記券情報読取手段が券情報を読み取った通行券が、前記第1の時間よりも短い第2の時間以内に使用された通行券であって、且つ、通路を通って施設に入場した利用者が検知できなかった場合に、前記入場情報を前記上位装置に通知する手段である、
    請求項5に記載の通行制御システム。
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