JP2005351681A - 作業管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 作業現場を撮影するカメラ1および音声入出力装置2が接続された作業者端末装置3と、作業者の作業内容に関する情報を格納した作業情報データベースを含み、音声入出力装置11を接続して構成される作業管理装置9とを通信回線20を介して接続して構成され、作業管理装置9は、作業情報データベースに格納された作業内容に関する情報を作業者端末装置3に送信し、カメラ1を用いて撮影された作業後の作業現場の写真を、作業者端末装置3から受信すると、写真および作業内容に関する情報を閲覧可能な表示画面を作成する作業管理システムを解決手段とする。
【選択図】 図1
Description
はじめに、作業管理者が、解線作業前に、作業対象の配電盤の結線状態を見回り、作業確認書に基づいて各電気ケーブルの結線状態をチェックし、問題点があれば作業確認書の該当欄に書込み、結線状態を写真撮影または紙に写生を行い、作業確認書と共に紙の記録データとして保存する。
次に、作業者が、作業管理者が作成した記録データを携帯して作業現場に持ち込み、これを参考にしながら、作業対象の配電盤の解線、盤の取り替え、復旧などの作業を実行する。
次に、作業者は、作業終了後に、プラント内の事務所などに移動し、作業報告書や記録データなどを作成して、作業管理者に受け渡す。
そして、作業管理者は、作業者から受け取った作業報告書や記録データなどを、作業現場に持ち込み、解線前の写真や作業確認書を参考にして、結線状態を再度、チェックすることで、一連の作業が終了する。
本発明をプラント内の配電盤交換に伴う配電盤解線後の復旧作業に適用した例を通して、本発明に係る作業管理システムの第1実施形態例について詳しく説明する。
はじめに、図1は、本実施形態例における作業管理システムのシステム構成図の例である。図1に示すように、本実施形態例の作業管理システムは、無線通信によりデータを送受信するデータ転送装置4、作業者7が携帯する各デバイスが接続される情報携帯端末3、作業現場8を撮像するカメラ1、作業者7が音声による連絡を行う際に利用する音声入出力装置2、および、無線通信によりデータ転送装置4とデータの送受信を行い、インターネット20に接続されたデータ転送中継局5を少なくとも有する複数の作業現場8と、作業管理システム全体の管理を行うデータベースサーバ9、作業管理者が音声による連絡を行う際に利用する音声入出力装置11、および、データベースサーバ9が出力する表示画面を表示する情報表示ディスプレイ10を少なくとも有する事務所12と、無線通信によりデータを送受信するデータ転送装置15、専門家17が携帯する各デバイスが接続される情報携帯端末14、専門家17が音声による連絡を行う際に利用する音声入出力装置13、および、無線通信によりデータ転送装置15とデータの送受信を行い、インターネット20に接続されたデータ転送中継局16を少なくとも有する複数の専門家17とが通信回線であるインターネット20により互いに接続されて構成されている。
また、事務所12とは作業現場8以外の遠隔した場所の例示であり、特に“事務所”という名称に限定されない。またデータ転送中継局5は、本実施形態例において説明の便宜のため作業現場8に設置されているが、インターネット20に接続され、データ転送装置4とデータの送受信が可能である限りにおいて作業現場8とは別の場所に設置することも可能である。
ここで、図2は、作業者7が携帯するデバイスの構成を詳しく説明する図である。作業現場8で作業員7が携帯する情報携帯端末3には、作業現場8の映像を撮影するカメラ1と、例えば、ヘッドセットである音声入出力装置2と、作業内容に応じて交換される計測器などからなる測定入力用デバイス6とが接続されている。音声入出力装置2は、作業者7が音声による指示や連絡を行う際に使用する。これらのデバイスから入力される情報は情報携帯端末3で処理され、データ転送装置4からデータ転送中継局5に送信され、さらにインターネット20を介して、事務所12または専門家17に送信される。
なお、本実施形態例では、情報表示部31およびデータ転送装置4を情報携帯端末3の本体32の外部に接続する構成としたが、情報表示部31およびデータ転送装置4を、情報携帯端末3の本体32に一体化することも可能である。
さらに、図2に示した作業現場8における作業者7が携帯するデバイス類の構成は、情報表示部31を省略したり、測定入力用デバイス6を省略したりするなど、作業者7の作業内容に合わせて適宜変更することが可能であり、不要なデバイスを省略することで、装備する作業者7の負担を更に軽減することも可能である。
図3に示すように、データベースサーバ9は、データベースサーバ9を統括して制御する制御手段901と、作業者7から送られる情報や、作業場所の画像データなどを各データベースに登録する登録手段902と、データベースサーバ9に接続された情報表示ディスプレイ10に表示される表示画面を作成する表示作成手段903と、データベースサーバ9に接続された音声入出力装置11のインターフェイスとなる入出力手段904と、インターネット20を介して様々な情報を送受信する通信手段905とを含んで構成される。さらに、データベースサーバ9には、作業者7への作業指示に関する情報を格納した作業ファイルDB907と、作業前や作業終了後などに撮影した作業現場8の写真が格納された画像保存DB908と、作業者7が、入力した作業に関するチェックリストが格納されたチェックリストDB909と、各専門家17の専門性を判断する情報および各専門家17の連絡先に関する情報が格納された専門家リストDB910と、プラント内の地図情報や、プラント内で用いられる機器のスペック情報が格納されたプラントスペックDB911を有している。
なお、データベースサーバ9を構成する各手段の動作と、各データベースに格納される情報についての詳細は、後記する作業管理システムの動作の説明の中で、詳しく説明する。
また、音声入出力装置11をデータベースサーバ9に接続することにより事務所12からの音声による作業指示を、作業者7が装備した音声入出力装置2に伝送することも可能である。
さらに、専門家17は、自身が携帯する音声入出力装置13および情報携帯端末14を用いて、作業者7および事務所12の作業管理者と通話することが可能であり、作業者7の携帯する情報携帯端末3および事務所12のデータベースサーバ9から送信される様々な情報を、閲覧することができる。
次に、プラント内の配電盤交換に伴う配電盤解線後の復旧作業(以下、復旧作業)に、前記した作業管理システムを用いた際の作業管理システムの動作を、作業手順に対応させて詳しく説明する(適宜、図1ないし図3参照のこと)。
なお、「結線ファイル」の項目に格納された情報は、後記する図8に示す結線リスト画面80の表示に対応して、作業対象の端子台の端子番号ごとの、「端子番号」、「芯線色」、「ケーブル番号」および「芯線番号」の情報が繰り返して格納されたものである。また、図5に示した作業ファイルの「作業場所」、「作業配電盤」、「端子台番号」、「解線前写真」および「結線ファイル」の各項目は、「作業内容」の項目に記入された作業の種類に応じて、適宜変更される。
ここで、図6は、図3に示したデータベースサーバ9のプラントスペックDB911に格納された、電気室の配電盤の配置図を電子データ化した情報と、作業ファイルDB907に格納された当該作業の作業ファイルとに基づいて、図2に示した情報携帯端末3の情報表示部31に表示した配電盤配置画面60の例を示している。この配電盤配置画面60は、図3に示した事務所12のデータベースサーバ9の作業ファイルDB907およびプラントスペックDB911に格納された情報を、インターネット20を介して送信することで、作業者7の情報携帯端末3の情報制御部により作成され、情報表示部31に表示されたものである。
このとき、作業者7の情報携帯端末3の情報表示部31には、作業者7を作業対象の端子台に誘導する端子台配置画面が表示される。
ここで、図7は、図3に示したデータベースサーバ9のプラントスペックDB911に格納された、作業対象の配電盤内の端子台の配置を電子データ化した情報と、作業ファイルDB907に格納された当該作業の作業ファイルとに基づいて、図2に示した情報携帯端末3の情報表示部31に表示した端子台配置画面70の例を示している。図7に示した端子台配置画面70は、データベースサーバ9の作業ファイルDB907に格納された情報およびプラントスペックDB911に格納された情報を、インターネット20を介して受信することで、作業者7の情報携帯端末3の情報制御部により作成され、情報表示部31に表示されたものである。
図7に示した端子台配置画面70において、左側の表示領域は配電盤の扉を開けたときの端子台の配置を表しており、符号71で示したハッチ部分には、作業対象の端子台が存在することを示している。作業対象となる配電盤には、端子台が数十個存在する場合もあるため、配電盤内の端子台のおおよその配置位置を情報携帯端末3上に表示し、誘導することで作業者7や事務所12の作業管理者の負担軽減を図ることが可能となる。
この結線リスト画面80は、データベースサーバ9の作業ファイルDB907に格納された情報を、インターネット20を介して受信することで、作業者7の情報携帯端末3の情報制御部により作成され、情報表示部31に表示されたものである。
なお、符号81で示した領域に表示される情報は、図5に示した作業ファイルの「結線ファイル」の項目に格納された情報に基づいて表示されている。
このとき、作業者7は、符号84で示した領域を選択することで作業前に事務所12の作業管理者が撮影して、データベースサーバ9の画像保存DB908に格納された端子台の写真を参照することができ、解線前の状態を確認することもできる。
さらに、作業者7が端子台に電気ケーブルを結線する際、事務所12の作業管理者は、データベースサーバ9に接続された情報表示ディスプレイ10にて作業者7から送られてくる作業現場8の映像を見ることができる。このとき、事務所12の作業管理者は、作業者7に作業内容について音声入出力装置11を用いて指示することも可能である。
このとき、作業者7は、再度、結線リスト画面80の符号81で示した表示領域を見て、各端子に結線された電気ケーブルのケーブル番号と、電気ケーブルの色と、電気ケーブルの種類を示す芯線番号とを確認し、チェックの内容に応じて、チェックボタン85から、該当するボタンを選択する。このとき選択されたボタンの情報は、符号87で示した領域に反映されて表示される。
そして、作業者7は、作業終了後の端子台の結線状態を、自身が携帯するカメラ1を用いて撮影して(ステップS106)、作業終了後の端子台の画像データを取得する。
なお、作業者7による結線状態のチェック時に、作業者7が携帯する情報携帯端末3に測定入力用デバイス6として接続されたバーコードリーダを用いることで、チェックの煩雑さを軽減し、正確性を高めることも可能である。このバーコードリーダを用いた結線状態のチェックの手順については後記して詳しく説明する。
そして、データベースサーバ9は、登録手段902により、チェック内容の情報を、作業ファイルDB907の当該作業ファイルに対応付けてチェックリストDB909に格納し、作業者7が撮影した作業終了後の端子台の画像データを、当該作業ファイルに対応付けて画像保存DB908に格納する。
このとき、データベースサーバ9に接続された情報表示ディスプレイ10には、例えば、図9に示した管理者チェック画面90が表示される。管理者チェック画面90は、符号91で示した作業者7が作業終了後に撮影して、画像保存DB908に格納された端子台の画像データが表示される領域と、符号92で示した端子台の復旧指示およびそのチェック結果を示すテーブルデータが表示される領域と、事務所12の作業管理者が端子台の結線状態を確認し、異常がない場合に選択する符号93で示した領域と、問題がある場合に選択する符号94で示した領域と、全ての確認が終了した場合に選択する符号95で示す領域とを含んで構成される。
以上の手順により、復旧作業は終了する。
ここで、前記して説明した復旧作業の過程において、作業者7または事務所12の作業管理者が何らかの不具合を見つけ、その不具合に作業者7および事務所12の作業管理者が対処できない場合には、事務所12の作業管理者は、インターネット20を介して専門家17と連絡をとり、不具合の対策を聞くことができる。
ここで、次に示す表1は、図3に示したデータベースサーバ9の専門家リストDB910に格納された情報を表す図である。表1に示すように、専門家リストDB910には、複数の専門家ごとの、専門分野と、現在までの不具合ごとの処理件数の統計情報が経験値として格納され、さらに、例えばIPアドレスのような接続情報が格納されている。この専門家リストDB910は、事務所12の作業管理者などが、予め登録したものであり、経験値である処理件数の情報は、各専門家の不具合の処理が終わるごとに、登録手段902により更新される。
このとき、特定された不具合の経験値の多い専門家17から順に、符号103で示した領域に表示される構成となっている。
ここで、図4に示したフローチャートのステップS105において、図2に示した情報携帯端末3に接続する測定入力用デバイス6として、バーコードリーダを用いた場合の結線状態のチェック方法について説明する。
これにより、測定入力用デバイス6としてバーコードリーダを用いることで、作業者7は、図8に示した結線リスト画面80において結線チェックを行う際に、チェック対象の端子台において、各部品につけられたバーコードを読み取ることで結線状態のチェックが可能となる。
端子を識別するIDとそれに結線された電気ケーブルを識別するIDを取得した情報携帯端末3は、結線リスト画面80に表示された情報に基づいて、端子と電気ケーブルの結線に誤りがないか判定する。これにより、結線の状態が正しい場合は、符号87で示した領域に“OK”を表示する。同様の手順を繰り返すことで、復旧作業終了後の端子台に結線された電気ケーブルの結線状態のチェックを行うことができる。
また、配電盤内の構成物にバーコードや2次元コードなどにより、識別情報を貼付しておくことで、これら識別情報をバーコードリーダにより読み取ることで、データベースサーバ9のプラントスペックDB911に格納された、配電盤内で用いられる機器のスペック情報(ケーブルの製造年月日、接続先、劣化情報など)などを容易に検索することが可能となる。
次に、本発明に係る作業管理システムを、放射線管理区域内で作業する作業者の作業管理に適用した第2実施形態例を詳しく説明する。
本実施形態例における作業管理システムを構成する構成要素は、図1に示した第1実施形態例の作業管理システムとほぼ、同様であるため、第1実施形態例の作業管理システムと異なる部分について、詳しく説明する(適宜、図1参照のこと)。
図11を参照して、被曝線量管理装置110は、センサ制御部111、被曝線量を測定する線量センサ112、およびセンサ制御部111に接続されたアンテナ119から主に構成される。さらに、センサ制御部111は、作業メモリ113、プログラムメモリ114、制御回路115、情報送信制御回路116、識別情報記録回路117およびタイマ回路118から構成される。
タイマ回路118は、線量センサ112からの情報取得の時間間隔を制御回路115に渡す。作業メモリ113は、線量センサ112から送られてくる情報を一時記憶する。識別情報記録回路117は、被曝線量管理装置110の固体認識のためのID番号を記録している。情報送信制御回路116は、被曝線量管理装置110で得られた情報を、アンテナ119から、作業者7が携帯する情報携帯端末3に送信する。制御回路115は、線量センサ112から送られる情報をプログラムメモリ114内に格納されたプログラムに従って処理し、情報送信制御回路116から情報携帯端末3に送信する。
また、情報携帯端末3に送信された被曝線量の情報は、情報携帯端末3に接続されたデータ転送装置4から、インターネット20を介して事務所12に設置されたデータベースサーバに送信される。
なお、表2に示した被曝線量の情報は、時間単位で記録されているが、分単位の被曝線量の情報を格納することも可能である。
ここで、図13は、被曝線量の情報をグラフ化して表示した被曝線量管理画面130の例である。図13に示した、被曝線量管理画面130では、作業者7の被曝線量は、符号131で示した年度単位、符号132で示した月単位および符号133で示した日単位で表示されている。さらに、4半期単位や、時間単位、分単位など、さまざまな時間単位で表示することも可能である。
被曝線量管理画面130は、被曝線量情報DB913に蓄積された作業者7の被曝線量の情報を用いて、日単位の被曝線量は、時間当たり被曝線量を合計し、年単位または月単位の被曝線量は、日単位の被曝線量を合計することで算出される。これ以外の、四半期単位の被曝線量なども同様に算出される。
なお、符号131、132および133で示したグラフにおいて、破線は各作業単位における制限被曝線量に安全率を掛け合わせた被曝線量の限界を示している。
また、この被曝線量管理画面130は、データベースサーバ9’の通信手段905から作業者7の情報携帯端末3の情報表示部31に表示させることもできる。作業者7は、被曝線量管理画面130を参照することで、作業現場8において自身の被曝線量の履歴を確認することができる。
さらに、事務所12に設置されたデータベースサーバ9’は、複数の作業者7についての、被曝線量に基づいたスケジューリングを実行することも可能である。
これは、データベースサーバ9’の被曝線量情報DB913に格納された各作業者7の被曝線量の情報を用いて、例えば、図13に示した被曝線量管理画面130の各グラフの傾きを算出することで、作業者7の被曝線量の予測変化率を算出して、作業限界時間を予測し、他の場所にいる別の作業者を作業現場8に配置することが可能となる。
これにより、事務所12の作業管理者は、公知のスケジューリングソフトなどを組み合わせることで、作業者7の被曝線量と作業熟練度、作業の重要度および緊急性を基に適切な作業者を選択し、作業性を極力落とさずに仕事の引継ぎを行うことが可能となる。
さらに、本実施形態の作業管理システムにおいて、作業者7が携帯する情報携帯端末3に、作業者7の現在位置を確認できる、例えば、GPS(Global Positioning System)などの位置確認手段を接続することで、データベースサーバ9’の被曝線量管理手段912は、被曝線量管理装置110で測定された分単位の被曝線量の情報と、GPSにより測定された位置情報とを対応させることで、放射線管理区域内の放射線量分布を算出することも可能である。
さらに、この放射線量分布に関する情報を、表示作成手段903において、プラントスペックDB911に格納された放射線管理区域の地図情報に重ね合わせることで、放射線量分布を可視化した表示画面として情報表示ディスプレイ10に出力することができる。
この可視化された図示しない放射線量分布の表示画面を参照することで、事務所12の作業管理者は、作業者7が、通過することで計測された放射線量の高い場所には、再び近づかないように作業者7に促すことが可能となる。さらに、この放射線量分布の表示画面を、作業者7の情報携帯端末3に送信することで、作業者7は放射線量の多い区域に注意しながら、安全に作業を継続することができる。
2,11,13 音声入出力装置
3 情報携帯端末
6 測定入力用デバイス
7 作業者
9,9’ データベースサーバ
17 専門家
20 インターネット
80 結線リスト画面
90 管理者チェック画面
100 専門家検索画面
110 被曝線量管理装置
130 被曝線量管理画面
907 作業ファイルDB
910 専門家リストDB
913 被曝線量情報DB
Claims (6)
- 作業管理者が、遠隔した作業現場の作業者の作業管理を行うための作業管理システムであって、
前記作業管理システムは、
前記作業現場を撮影するカメラおよび前記作業者が音声による連絡を行う音声入出力装置が接続された、前記作業者の携帯する作業者端末装置と、
前記作業者の作業内容に関する情報を格納した作業情報データベースを含み、前記作業管理者が音声による連絡を行う音声入出力装置が接続された前記作業管理者が使用する作業管理装置とが、
通信回線を介して接続されて構成され、
前記作業管理装置は、
前記作業情報データベースに格納された作業内容に関する情報を、前記作業者端末装置に送信し、
前記カメラを用いて撮影された作業後の作業現場の写真を、前記作業者端末装置から受信したとき、前記写真および前記作業内容に関する情報を1画面で閲覧可能な表示画面を作成すること、
を特徴とする作業管理システム。 - 前記通信回線には、前記作業現場で発生する不具合に対処する複数の専門家が使用する専門家端末装置が接続され、
前記作業管理装置は、前記専門家ごとに、不具合の類型に対する過去の対処件数を含んだ経験値情報が、前記専門家端末装置への接続情報と関連付けて格納された専門家リストデータベースをさらに含んで構成され、
前記作業管理装置は、作業中に発生した不具合の類型に対して、前記複数の専門家の中から、前記経験値情報の高い専門家を検索し、当該専門家端末装置への接続情報を出力すること、
を特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。 - 前記作業者端末装置には、バーコードリーダがさらに接続され、
前記作業現場の構成物に貼付されたバーコードを用いて、前記作業者端末装置に前記構成物を識別する情報を入力すること、
を特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。 - 前記作業者端末装置は、前記作業者の被曝線量を測定する被曝線量測定装置がさらに接続され、
前記作業管理装置には、前記作業者の被曝線量の情報を格納する被曝線量情報データベースをさらに含んで構成され、
前記作業管理装置は、前記被曝線量測定装置が測定した前記作業者の被曝線量の情報を、前記作業者端末装置から受信したとき、前記被曝線量情報データベースに格納するとともに、
前記被曝線量の積算し、所定の被曝線量に達したとき、前記作業者端末装置に所定の被曝線量に達したことを知らせる情報を送信すること、
を特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。 - 前記作業管理装置は、
前記被曝線量情報データベースに格納された被曝線量の情報に基づいて、前記作業者の被曝線量の予測変化率を算出して、所定の被曝線量に達するまでの作業限界時間を算出すること、
を特徴とする請求項4に記載の作業管理システム。 - 前記作業者端末装置には、前記作業者の位置を測定可能な位置測定手段が接続され、
前記作業管理装置は、前記携帯端末から受信した作業者の被曝線量の情報と、そのときの作業者の位置情報を対応させることで、放射線量をマッピングして、放射線の分布を算出すること、
を特徴とする請求項4に記載の作業管理システム。
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