JP2003307585A - 高線量・高汚染環境下の作業設備 - Google Patents

高線量・高汚染環境下の作業設備

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JP2003307585A
JP2003307585A JP2002112916A JP2002112916A JP2003307585A JP 2003307585 A JP2003307585 A JP 2003307585A JP 2002112916 A JP2002112916 A JP 2002112916A JP 2002112916 A JP2002112916 A JP 2002112916A JP 2003307585 A JP2003307585 A JP 2003307585A
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Masatoshi Okano
正敏 岡野
Yoshikatsu Kida
義勝 喜田
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高線量・高汚染環境下での作業を正確かつ効
率良く行なうことができ、良好な作業結果を得ることが
できる高線量・高汚染環境下の作業設備を提供する。 【解決手段】 高線量・高汚染管理区域内1の作業者5
が携帯して作業対象機器を撮影する携帯テレビカメラ2
1と、前記管理区域内1に設置され、携帯テレビカメラ
21の映像を送信する映像送信装置28と、前記管理区
域内1にあって、前記管理区域外2の支援者と通話可能
な作業者用通話装置40と、前記管理区域外2にあって
作業者5と通話可能な支援者用通話装置45と、前記管
理区域外2に設置され、映像送信装置21からの映像信
号を受信する受信装置54と、管理区域外2に設置さ
れ、受信装置54から送信された映像を表示するディス
プレイ81および作業関連データを格納した記憶装置を
有する管理コンピュータ60とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子力発電所な
どで放射性物質により汚染されたバルブ、ポンプ、配管
その他の機器について、保守、点検、補修、除染などの
作業を行なう際に使用される高線量・高汚染環境下の作
業設備に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所などに設備されたバルブ、
ポンプ、配管等については、保守、点検、補修、または
除染などの作業が定期的にあるいは臨時に行なわれてい
る。作業対象機器の接液部表面の酸化皮膜中には放射性
物質が取り込まれているので、作業者に放射線障害を与
えるおそれがあり、機器から放射性物質が拡散するおそ
れもある。したがって、放射性物質の機器周辺への拡散
を防ぐため、あるいは作業者以外の者が不用意に機器に
近づいて放射線を被ばくするのを防ぐために、仮設ハウ
スを設けている。また、補修などの作業前に放射性物質
を化学除染または機械除染法で除去することも行なわれ
ている。しかし、化学除染などを行なっても十分に安全
なほど放射性物質を機器から除去することはできない。
このため、仮設ハウス内では、作業者は放射線防護用の
マスクや防護服を着用して作業している。
【0003】仮設ハウス内は外部から遮断されているの
で、外部との連絡がおろそかになりがちであり、外部か
ら作業要領などの細かな指示が受けにくい。さらに、放
射線防護用のマスクや防護服を着用した作業では、動作
が不自由であり、視界が悪く、音声も聞こえにくいの
で、大量被ばくなどの危険性があり、また作業手順や要
領の確認、機器図面の参照などが困難であった。したが
って、安全、正確かつ効率良く作業を行なうことができ
ないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、高
線量・高汚染環境下での作業を安全、正確かつ効率良く
行なうことができ、良好な作業結果を得ることができる
高線量・高汚染環境下の作業設備を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の高線量・高汚
染環境下の作業設備は、高線量・高汚染に対し安全な区
域から遮断された高線量・高汚染管理区域内で、放射性
物質による汚染機器を作業対象として作業する作業設備
において、前記管理区域内の作業者が携帯して前記機器
を撮影する携帯テレビカメラと、前記管理区域内に設置
され、前記携帯テレビカメラの映像を送信する映像送信
装置と、前記管理区域内にあって、高線量・高汚染管理
区域外の支援者と通話可能な作業者用通話装置と、前記
管理区域外にあって作業者と通話可能な支援者用通話装
置と、前記管理区域外に設置され、前記映像送信装置か
らの映像信号を受信する映像受信装置と、前記管理区域
外に設置され、前記受信装置から送信された映像を表示
するディスプレイおよび作業関連データを格納した記憶
装置を有する管理コンピュータとを備えている。
【0006】上記作業設備では、作業者が携帯テレビカ
メラにより作業対象機器を撮影するので、機器の現状、
作業の進行状態を支援者がリアルタイムで把握すること
ができる。支援者は作業の現状把握と、管理コンピュー
タに格納された作業関連データとにより、作業者に適切
な作業要領を指示することができる。この結果、作業は
正確かつ能率よく進められ、作業者の被ばく線量を低減
することができる。
【0007】上記作業設備において、前記管理区域内を
撮影する固定テレビカメラ、前記管理区域内の音声を集
音するマイク、ならびに支援者の音声による指示を再生
するスピーカ、固定テレビカメラおよび前記携帯テレビ
カメラの映像信号および前記マイクの音声信号を管理コ
ンピュータに送信するとともに、支援者からの音声指示
を受信する送受信装置を設けてもよい。これら装置を使
用することにより、作業は更に正確となり、能率は向上
する。
【0008】また、作業者装着用線量計、および線量計
で測定した線量を前記送受信装置に送信する送信機を設
けてもよい。これにより、作業者が許容値を超える線量
を被ばくする危険がなくなる。
【0009】前記携帯テレビカメラに照明灯を設け、伸
縮可能または可とう性の棒状のカメラ保持部材に携帯テ
レビカメラを取り付けるようにしてもよい。これによ
り、作業対象機器の外より見ることのできない内部も観
察することができる。なお、携帯テレビカメラのカメラ
ヘッドを、前記映像送信装置に直接またはカメラ保持部
材を介して固定するようにしてもよい。
【0010】さらに、前記映像送信装置に前記携帯テレ
ビカメラで撮影した映像を表示するディスプレイを設け
るようにしてもよい。これにより、作業者も作業対象機
器に接近しなくても機器内部などを詳細に観察すること
ができる。映像送信用ケーブルが作業の邪魔とならない
点から、携帯テレビカメラからの映像送信は無線である
ことが望ましい。映像送信装置に携帯テレビカメラの照
明をオン・オフするスイッチ、または携帯テレビカメラ
用のズームスイッチを設けるようにしてもよい。
【0011】前記作業用通話装置を、作業者が装着する
イヤホーンマイクおよび通信機で構成するようにしても
よい。これにより、作業者はハンズフリーとなり、能率
よく作業することができる。イヤホーンマイクは全面マ
スクおよび防護服の下に簡単に装着することができるの
で、外部騒音の影響を受けることなく、確実な通話がで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の1実施の形態で
あって作業設備の全体を模式的に示す斜視図、図2は図
1に示す設備の全体構成図、および図3は上記設備に含
まれる管理コンピュータのブロック図である。
【0013】この実施の形態では作業現場が2箇所にあ
って、作業現場ごとに仮設ハウス1a、1bが設けられて
いる。仮設ハウス1a、1bはビニールシートで作られて
おり、仮設ハウス1a、1b内は高線量・高汚染管理区域
となっている。仮設ハウス1a、1b内の作業者5は、仮
設ハウス1a、1b外の支援者から作業要領などの指示を
受ける。
【0014】第1仮設ハウス1a内には、固定テレビカ
メラユニット10が配置されている。また、第1仮設ハ
ウス1a内で、携帯テレビカメラユニット20、線量計
ユニット30および作業者用通話装置40が使用され
る。第1仮設ハウス1aと同様の第2仮設ハウス1bが、
別の作業現場に設けられている。第2仮設ハウス1bの
設備構成は、図示していないが第1仮設ハウス1aのも
のと同じである。
【0015】固定テレビカメラユニット10は、固定テ
レビカメラ11、送受信装置12、マイク14、および
スピーカ16から構成されている。これらの部材は、防
塵カバーで覆われた、1つのケーシング(いずれも図示
しない)に収納されている。固定テレビカメラ11は仮
設ハウス1a、1b内の作業現場全体を監視するテレビカ
メラで、仮設ハウス1a、1bの天井近くに配置されてい
る。マイク14は、作業現場の音声を集音する。スピー
カ16は支援者からの音声を再生し、作業者5に作業要
領などを伝達する。送受信装置12は、固定テレビカメ
ラ11からの画像信号およびマイク14からの音声信号
を後述の管理コンピュータ60に送信し、また支援者か
らの音声を受信してスピーカ16に出力する。
【0016】携帯テレビカメラユニット20は、携帯テ
レビカメラ21および送信機28からなっている。携帯
テレビカメラ21は、カメラヘッド24がモニタ23付
きの本体22から分離されている。カメラヘッド24は
照明灯25を内蔵しており、伸縮可能な棒状の保持部材
26が取り付けられている。保持部材26は、金属性の
可とう管であってもよい。送信機28は、携帯テレビカ
メラ21の画像信号を無線で前記送受信装置12に送信
する。
【0017】線量計ユニット30は線量計31と送信機
32とからなり、作業者5の防護服6の内側に装着され
る。作業者5各人の被ばく線量の測定値は、送信機32
により無線で送受信装置12に送信される。
【0018】作業者用通話装置40は通信機(PHS)
41と耳掛け式イヤホンマイク43からなっており、作
業者5の防護服6の内側に装着される。作業者用通話装
置40は高線量・高汚染管理区域外2にある支援者用通
話装置45と無線で接続されている。
【0019】高線量・高汚染管理区域外2に、サーバー
ユニット50、無線中継ユニット54、2次通信ユニッ
ト55および管理コンピュータ60が配置されている。
【0020】サーバユニット50は、固定テレビカメラ
11および携帯テレビカメラ21の画像、マイク14か
らの音声、ならびに線量データの処理を行なう。また、
サーバユニット50は固定テレビカメラユニット11と
ケーブル52で接続されており、画像、音声および線量
データの通信を行なう。固定テレビカメラユニット10
とサーバユニット50との間の距離は例えば20mであ
る。サーバユニット50は1台で2箇所の上記画像、音
声および線量データの処理および通信が可能であり、2
箇所の作業現場の中間点に設置されている。
【0021】無線中継ユニット54は、サーバユニット
50と無線で接続されており、サーバユニット50と管
理コンピュータ60に隣接する2次通信ユニット55と
の間の通信を中継する。管理区域外の、作業現場から離
れた位置に管理センター(図示しない)が設けられてい
る。管理センターは厚い隔壁や扉で遮蔽されているの
で、無線通信の電波は隔壁などで遮断される。したがっ
て、無線中継ユニット54は管理センター外に、また2
次通信ユニット55および管理コンピュータ60は安全
な管理センター内にそれぞれ設置されている。無線中継
ユニット54と2次通信ユニット55とは、ケーブル5
8で接続されている。無線中継ユニット54とサーバユ
ニット50との距離は、例えば50mである。無線中継
ユニット54と管理コンピュータ60との距離は、例え
ば30mである。
【0022】2次通信ユニット55は、データ分岐装置
56およびデータ処理装置57とからなっている。デー
タ分岐装置56は、無線中継ユニット54からのデータ
を管理コンピュータ60とデータ処理装置57とに分岐
する。データ処理装置57は電話回線やインターネット
などの通信ネットワーク85に合わせてデータ処理し、
遠方の本社や事務所にデータを送信する。
【0023】管理コンピュータ60は、CPU61、入
出力ユニット62、メモリ65、キーボード80、ディ
スプレイ81などを備えている。メモリ65は、プログ
ラムとして固定カメラ制御手段66、固定・携帯カメラ
画像表示手段67、音声制御手段68、線量データ通信
手段69および線量データ管理手段70を含み、データ
として固定カメラ画像データ71、携帯カメラ画像デー
タ72、仮設ハウス内集音データ73、作業者個人線量
データ74および作業データ75(作業要領および手
順、機器の図面、データシート)などを含んでいる。デ
ィスプレイ81は画面を4画面に分割することができ、
固定テレビカメラ11および携帯テレビカメラ21で撮
影された2箇所の作業現場の画像を分割画面にそれぞれ
表示する。また、ディスプレイ81は線量データ、作業
データなども表示する。
【0024】上記のように構成された作業設備におい
て、固定テレビカメラ10は仮設ハウス1a、1b内を撮
影し、その画像は送受信装置12からサーバユニット5
0、無線中継ユニット54を経て管理コンピュータ60
に送信される。送信された画像はいったん固定カメラ画
像データ71として管理コンピュータ60のメモリ65
に格納され、管理コンピュータ60のディスプレイ81
に出力される。支援者は、固定テレビカメラ11を管理
コンピュータ60により遠隔操作することができる。固
定カメラ制御手段66により、固定テレビカメラ11の
パン、チルトおよびズームが制御される。固定・携帯カ
メラ画像表示手段67は動画または静止画を選択する機
能をもち、選択された動画または静止画がディスプレイ
81に表示される。
【0025】作業対象機器の内部などが外部より見にく
い場合、作業者5は携帯テレビカメラ21のカメラヘッ
ド24を保持部材26を使って機器内に挿入し、照明灯
25で照射して見にくい部分を撮影する。ズーム機能を
使用して部分的に拡大して撮影することも可能である。
画像は送信機28から送受信装置12、サーバユニット
50、無線中継ユニット54、および2次通信ユニット
55を経て管理コンピュータ60に送信される。送信さ
れた画像はいったん携帯カメラ画像データ72として管
理コンピュータのメモリ65に格納され、管理コンピュ
ータ60のディスプレイ81に出力される。支援者は、
固定テレビカメラ11および携帯テレビカメラ21から
の画像により作業の進行状態をリアルタイムで知ること
ができる。固定・携帯カメラ画像表示手段67は、ディ
スプレイ81の画面を4分割して2箇所の作業現場の画
像を表示し、また動画または静止画のいずれかを選択し
て表示する機能をもっている。
【0026】2箇所の仮設ハウス1a、1bのそれぞれに
おいて、支援者の指示および仮設ハウス1a、1b内のそ
の他の音声は、固定テレビカメラユニット10のマイク
14により集音される。集音された音声は、送受信装置
12、サーバユニット50および無線中継ユニット54
を経て管理コンピュータ60に送信され、仮設ハウス内
集音データ73として格納される。支援者は、固定テレ
ビカメラ11および携帯テレビカメラ21からの画像、
仮設ハウス内音声、あらかじめメモリ65に格納された
作業データなどに基づいて、作業者5にスピーカ16を
介し適切な作業指示を与えることができる。音声制御手
段68は、集音データの格納、指示を与える仮設ハウス
1a、1bの選択・切換え、スピーカ16による再生など
を制御する機能をもっている。作業者5は、作業者用通
話装置40により支援者に作業状況を報告したり、また
支援者から更に細かな指示を受けることもできる。
【0027】作業者5各人の被ばく線量が線量計31で
連続的に測定され、送信機32により無線で送受信装置
12に送信される。送受信装置12は、被ばく線量測定
値をサーバユニット50および無線中継ユニット54を
介して管理コンピュータ60に送信する。線量計ユニッ
ト30の送信機32、ならびに固定テレビカメラユニッ
ト10、サーバユニット50および無線中継ユニット5
4にそれぞれ設けられた受信機による通信は、線量デー
タ通信手段69により効率的に行なわれる。被ばく線量
は、いったん管理コンピュータ60のメモリ65に格納
される。そして、線量データ管理手段70により、作業
対象機器別および作業者別に被ばく線量の今回値および
日積算値が求められ、グラフおよびデジタル値としてリ
アルタイムで管理コンピュータ60のディスプレイ81
に表示される。被ばく線量が許容値に近づくと、管理コ
ンピュータ60のディスプレイ81に警告が表示され
る。また、支援者は被ばく線量が許容値に近づいたこと
を作業者5にスピーカ16および作業者用通話装置40
を通じて知らせ、作業の中断、作業者5の交代などが行
なわれる。テレビ画像および音声通話による作業状況な
らびに線量データにより、支援者は作業者5の交代時期
を把握することができ、交代要員を事前に準備させるこ
ともできるため、スムーズな交代が可能である。
【0028】この発明は上記実施の形態に限られるもの
ではない。例えば、作業内容に応じて仮設ハウスごとに
設備の構成を変えてもよい。仮設ハウスの数も3以上で
あってもよい。固定テレビカメラユニットを構成する固
定テレビカメラ、マイク、スピーカおよび送受信装置
は、それぞれ独立して別個に配置してもよい。また、例
えば、携帯テレビカメラユニットおよび線量計ユニット
の送信機から直接無線で無線中継ユニットに送信するよ
うにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明の高線量・高汚染環境下の作業
設備では、作業者が携帯テレビカメラにより作業対象機
器を撮影するので、機器の状態、作業の進行状態を支援
者がリアルタイムで詳細に把握することができる。支援
者は作業の現状は把握と、管理コンピュータに格納され
た作業関連データとにより、作業者に適切な作業要領を
指示することができる。この結果、作業は正確かつ能率
よく進められ、作業者の被ばく線量を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施の形態であって、作業設備の
全体を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示す設備の全体構成図である。
【図3】上記設備に含まれる管理コンピュータのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 高線量・高汚染管理区域内 1a、1b 仮設ハウス(高線量・高汚染管理区域) 2 高線量・高汚染管理区域外 5 作業者 6 防護服 10 固定テレビカメラユニット 11 固定テレビ
カメラ 12 送受信装置 14 マイク 16 スピーカ 20 携帯テレビ
カメラユニット 21 携帯テレビカメラ 26 保持部材 28 送信機 30 サーバユニ
ット 40 作業者用通話装置 45 支援者用通
話装置 50 サーバユニット 54 無線中継ユ
ニット 55 2次通信ユニット 60 管理コンピ
ュータ 65 メモリ 81 ディスプレ
イ 85 通信ネットワーク 90 2次コンピ
ュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高線量・高汚染に対し安全な区域から遮
    断された高線量・高汚染管理区域内で、放射性物質によ
    る汚染機器を作業対象として作業する作業設備におい
    て、前記管理区域内の作業者が携帯して前記機器を撮影
    する携帯テレビカメラと、前記管理区域内に設置され、
    前記携帯テレビカメラの映像を送信する映像送信装置
    と、前記管理区域内にあって、前記管理区域外の支援者
    と通話可能な作業者用通話装置と、前記管理区域外にあ
    って作業者と通話可能な支援者用通話装置と、前記管理
    区域外に設置され、前記映像送信装置からの映像信号を
    受信する受信装置と、前記管理区域外に設置され、前記
    受信装置から送信された映像を表示するディスプレイお
    よび作業関連データを格納した記憶装置を有する管理コ
    ンピュータとを備えたことを特徴とする高線量・高汚染
    環境下の作業設備。
  2. 【請求項2】 前記管理区域内を撮影する固定テレビカ
    メラ、前記管理区域内の音声を集音するマイク、ならび
    に支援者の音声による指示を再生するスピーカ、固定テ
    レビカメラおよび前記携帯テレビカメラの映像信号およ
    び前記マイクの音声信号を管理コンピュータに送信する
    とともに、支援者からの音声指示を受信する送受信装置
    を備えた固定テレビカメラユニットが前記管理区域内に
    設置された請求項1記載の高線量・高汚染環境下の作業
    設備。
  3. 【請求項3】 作業者装着用線量計、および線量計で測
    定した線量を前記送受信装置に送信する送信機を備えた
    請求項2記載の高線量・高汚染環境下の作業設備。
  4. 【請求項4】 前記携帯テレビカメラが照明灯を有する
    とともに、伸縮可能または可とう性の棒状のカメラ保持
    部材に取り付けられている請求項1、2または3項記載
    の高線量・高汚染環境下の作業設備。
  5. 【請求項5】 前記映像送信装置が前記携帯テレビカメ
    ラで撮影した映像を表示するディスプレイを備えた請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の高線量・高汚染環境下
    の作業設備。
  6. 【請求項6】 前記作業用通話装置が、作業者が装着す
    るイヤホーンマイクおよび通信機からなる請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の高線量・高汚染環境下の作業設
    備。
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