JP2015139859A - 研削液供給具および研削ホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる研削液供給具および該研削液供給具を具備する研削ホイールを提供する。
【解決手段】環状ホイール2の内部に研削液供給具7を配設することにより、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる研削ホイール1を得る。該研削液供給具7は、拡散板11によって拡散される研削液を受け止める内周面8aを有する円環状の本体部8と、この本体部8の内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられ、砥石3に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝9とを備えてなり、拡散板11で拡散された研削液を、研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給するものとする。
【選択図】図3
【解決手段】環状ホイール2の内部に研削液供給具7を配設することにより、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる研削ホイール1を得る。該研削液供給具7は、拡散板11によって拡散される研削液を受け止める内周面8aを有する円環状の本体部8と、この本体部8の内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられ、砥石3に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝9とを備えてなり、拡散板11で拡散された研削液を、研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給するものとする。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば半導体ウェハーや、ファインセラミック、超硬、ガラス、ステンレス等の材質の被研削物の表面を研削する研削ホイールに用いられる研削液供給具および該研削液供給具を具備する研削ホイールに関するものである。
従来、例えば半導体ウェハー等の被研削物の表面を研削する際には、研削ホイールが用いられている。この研削ホイールは、上下に開口された環状ホイールの下部に砥石を装着して構成されている。この研削ホイールにおいては、環状ホイールの開口を通してその内部に研削液を供給しつつ該環状ホイールをその軸線回りに回転させながら砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにしている。
ところが、ただ単に、環状ホイールの内部に研削液を供給しただけでは、被研削物の表面と砥石との接触位置(以下、「研削位置」という。)に研削液が均一に行き渡らずに研削ムラが生じていた。
このような不具合を未然に防ぎ得る技術が例えば特許文献1にて提案されている。
特許文献1には、環状基台(環状ホイール)と、該基台の下面に装着された砥石とから構成される研削ホイールの改良に関する技術が開示されており、かかる研削ホイールにおいては、基台の内周部に、周方向に連続して延在し、かつ半径方向内方に開放された冷却液溜を形成して、基台の内部に供給された冷却液(研削液)の半径方向外方への流動を冷却液溜によって一旦阻止した後に、冷却液を砥石および被研削物に向けて溢れ出させるようにしている。
上記特許文献1の技術を従来の研削ホイールに適用することにより、研削液が環状ホイールの外方に過剰に流動して無駄に消費されることなく、研削位置に研削液を均一に行き渡らせることができるので、研削ムラの発生を防ぐことができる。
しかしながら、上記特許文献1の技術を適用した研削ホイールでは、研削液を研削位置に勢いよく供給するような構成ではないため、研削抵抗を効果的に低減することができないという問題点がある。
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる研削液供給具および該研削液供給具を具備する研削ホイールを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、第1発明による研削液供給具は、
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記拡散板によって拡散される研削液を受け止める内周面を有する円環状の本体部と、この本体部の内周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記拡散板で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とするものである。
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記拡散板によって拡散される研削液を受け止める内周面を有する円環状の本体部と、この本体部の内周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記拡散板で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とするものである。
また、第2発明による研削液供給具は、
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記環状ホイールの内部に流下される研削液をその環状ホイールの内周面に向けて拡散させる円盤状の本体部と、この本体部の外周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記本体部で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とするものである。
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記環状ホイールの内部に流下される研削液をその環状ホイールの内周面に向けて拡散させる円盤状の本体部と、この本体部の外周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記本体部で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とするものである。
第1発明または第2発明において、前記複数の研削液ガイド溝は、前記環状ホイールの回転方向に沿って傾斜が付されるのが好ましい(第3発明)。
次に、第4発明による研削ホイールは、
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、第1発明に係る研削液供給具を配設したことを特徴とするものである。
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、第1発明に係る研削液供給具を配設したことを特徴とするものである。
また、第5発明による研削ホイールは、
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、第2発明に係る研削液供給具を配設したことを特徴とするものである。
上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、第2発明に係る研削液供給具を配設したことを特徴とするものである。
第1発明の研削液供給具においては、環状ホイールの内部に流下されて拡散板で拡散された研削液が、複数の研削液ガイド溝を介して砥石へと供給される。この際、研削液の流路が研削液ガイド溝によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
第1発明の研削液供給具によれば、複数の研削液ガイド溝において流速が増加された研削液が砥石に向けて供給されるので、被研削物と砥石との接触位置(研削位置)に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。
第1発明の研削液供給具によれば、複数の研削液ガイド溝において流速が増加された研削液が砥石に向けて供給されるので、被研削物と砥石との接触位置(研削位置)に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。
第2発明の研削液供給具においては、環状ホイールの内部に流下されて円盤状の本体部で拡散された研削液が、複数の研削液ガイド溝を介して砥石へと供給される。この際、研削液の流路が研削液ガイド溝によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
第2発明の研削液供給具によれば、複数の研削液ガイド溝において流速が増加された研削液が砥石に向けて供給されるので、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。
第2発明の研削液供給具によれば、複数の研削液ガイド溝において流速が増加された研削液が砥石に向けて供給されるので、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。
第3発明の研削液供給具によれば、複数の研削液ガイド溝は環状ホイールの回転方向に沿って傾斜が付されているので、環状ホイールの回転力を利用して研削位置に研削液をより勢いよく供給することができる。
第4発明の研削ホイールによれば、環状ホイールの内部に、第1発明に係る研削液供給具が配設されるので、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができ、これによって研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる。
第5発明の研削ホイールによれば、環状ホイールの内部に、第2発明に係る研削液供給具が配設されるので、研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができ、これによって研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる。
次に、本発明による研削ホイールの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1の実施形態〕
図1には、本発明の第1の実施形態に係る研削液供給具を具備する研削ホイールを示す縦断面図が示されている。また、図2には、第1の実施形態の研削液供給具の平面図が示されている。
図1には、本発明の第1の実施形態に係る研削液供給具を具備する研削ホイールを示す縦断面図が示されている。また、図2には、第1の実施形態の研削液供給具の平面図が示されている。
<研削ホイールの概略説明>
図1に示される研削ホイール1は、例えば半導体ウェハー等の被研削物W(図3参照)の表面を研削するのに用いられるもので、上下に開口された環状ホイール2の下部に砥石3を装着して構成され、環状ホイール2の開口を通してその内部に研削液を供給しつつ該環状ホイール2をその軸線S回りに回転させながら砥石3を被研削物Wの表面に接触させることにより、被研削物Wの表面を研削することができるようになっている。
図1に示される研削ホイール1は、例えば半導体ウェハー等の被研削物W(図3参照)の表面を研削するのに用いられるもので、上下に開口された環状ホイール2の下部に砥石3を装着して構成され、環状ホイール2の開口を通してその内部に研削液を供給しつつ該環状ホイール2をその軸線S回りに回転させながら砥石3を被研削物Wの表面に接触させることにより、被研削物Wの表面を研削することができるようになっている。
<環状ホイールの説明>
環状ホイール2は、上側開口部4、下側開口部5およびそれら開口部4,5の間に設けられる中空部6を有している。
環状ホイール2は、上側開口部4、下側開口部5およびそれら開口部4,5の間に設けられる中空部6を有している。
上側開口部4は、比較的小径で上下に開口されている。
下側開口部5は、比較的大径で上下に開口されており、下方に進む従って内径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状内周面5aを有する形状に形成されている。
中空部6は、下側開口部5の最小内径と同径で上下に開口されている。
下側開口部5は、比較的大径で上下に開口されており、下方に進む従って内径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状内周面5aを有する形状に形成されている。
中空部6は、下側開口部5の最小内径と同径で上下に開口されている。
<研削液供給具の説明>
環状ホイール2の中空部6には、研削液供給具7が装着されている。
図2に示されるように、研削液供給具7は、後述する拡散板11によって拡散される研削液を受け止める内周面8aを有する円環状の本体部8と、この本体部8の内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられる複数の研削液ガイド溝9とを備えて構成されている。
図1に示されるように、研削液供給具7は、中空部6に嵌め込まれた状態で、所要のボルト10の締結によって環状ホイール2に固定されている。なお、ボルト10の締結を解除すれば、環状ホイール2に対し研削液供給具7を取り外すことができる。
環状ホイール2の中空部6には、研削液供給具7が装着されている。
図2に示されるように、研削液供給具7は、後述する拡散板11によって拡散される研削液を受け止める内周面8aを有する円環状の本体部8と、この本体部8の内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられる複数の研削液ガイド溝9とを備えて構成されている。
図1に示されるように、研削液供給具7は、中空部6に嵌め込まれた状態で、所要のボルト10の締結によって環状ホイール2に固定されている。なお、ボルト10の締結を解除すれば、環状ホイール2に対し研削液供給具7を取り外すことができる。
<研削液ガイド溝の説明>
研削液ガイド溝9は、後述する拡散板11で拡散された研削液を砥石3へと案内する役目を担うもので、環状ホイール2の上側開口部4から下側開口部5へと下向きで砥石3に向かって延び、その下部に対し上部が環状ホイール2の回転方向R側に位置するように傾斜が付されている。これにより、環状ホイール2の回転力を利用して研削位置に研削液をより勢いよく供給することができる。
なお、研削液ガイド溝9は、上記したように、環状ホイール2の回転方向に沿って傾斜を付すのみならず、研削位置に研削液をより正確に供給するために、その上部に対し下部が環状ホイール2の径方向外側に位置するように傾斜を付して設けるのが好ましい。
研削液ガイド溝9は、後述する拡散板11で拡散された研削液を砥石3へと案内する役目を担うもので、環状ホイール2の上側開口部4から下側開口部5へと下向きで砥石3に向かって延び、その下部に対し上部が環状ホイール2の回転方向R側に位置するように傾斜が付されている。これにより、環状ホイール2の回転力を利用して研削位置に研削液をより勢いよく供給することができる。
なお、研削液ガイド溝9は、上記したように、環状ホイール2の回転方向に沿って傾斜を付すのみならず、研削位置に研削液をより正確に供給するために、その上部に対し下部が環状ホイール2の径方向外側に位置するように傾斜を付して設けるのが好ましい。
<拡散板の説明>
環状ホイール2の内部には、上側開口部4を通して流下される研削液を受け止める拡散板11が配設されている。拡散板11は、流下された研削液を研削液供給具7における本体部8の内周面8aに向けて拡散させる役目を担うもので、研削液供給具7のやや下方位置に配され、該拡散板11に向かって垂れ下がるように環状ホイール2に差し込まれた支持ボルト12を介して環状ホイール2から吊り下げ支持されている。
環状ホイール2の内部には、上側開口部4を通して流下される研削液を受け止める拡散板11が配設されている。拡散板11は、流下された研削液を研削液供給具7における本体部8の内周面8aに向けて拡散させる役目を担うもので、研削液供給具7のやや下方位置に配され、該拡散板11に向かって垂れ下がるように環状ホイール2に差し込まれた支持ボルト12を介して環状ホイール2から吊り下げ支持されている。
拡散板11には、その中心部から外周縁手前に亘って円形に凹んだ円形凹部13が形成されるとともに、外周縁の全周に亘って上方に突出するリング状突起14が形成されている。このリング状突起14には、円形凹部13との境界位置から径方向外側に向かって上向きに傾斜するテーパ面14aが全周に亘って形成されている。
拡散板11においては、円形凹部13とリング状突起14とによって研削液溜部15が形成されている。これにより、拡散板11上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部15に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール2の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起14のテーパ面14aで跳ね上げられるようにして研削液供給具7における本体部8の内周面8a(図2参照)に向けて拡散される。
<研削動作の説明>
以上に述べたように構成される研削ホイール1による研削動作について主に図3を用いて以下に説明する。図3に示されるように、かかる研削動作には、研削機20が使用され、研削機20は、平坦な保持面を有するチャックテーブル21と、このチャックテーブル21に対向して配設される回転軸22とを備えて構成されている。また、被研削物Wは、研削すべき一側の表面を上側に向けた状態で、チャックテーブル21上に保持される。
以上に述べたように構成される研削ホイール1による研削動作について主に図3を用いて以下に説明する。図3に示されるように、かかる研削動作には、研削機20が使用され、研削機20は、平坦な保持面を有するチャックテーブル21と、このチャックテーブル21に対向して配設される回転軸22とを備えて構成されている。また、被研削物Wは、研削すべき一側の表面を上側に向けた状態で、チャックテーブル21上に保持される。
研削ホイール1は、回転軸22の下端側に装着される。すなわち、回転軸22の下端部には、装着フランジ23が一体的に形成されている。この装着フランジ23の内周部分には、環状ホイール2の上側開口部4に嵌合可能なリング状突起23aが形成されている。このリング状突起23aが環状ホイール2の上側開口部4に嵌合した状態で研削ホイール1が装着フランジ23にボルト24の締結によって固定される。
回転軸22には、上下方向に延びて環状ホイール2の上側開口部4へと繋がる研削液流路22aが形成されており、研削液を研削液流路22aから環状ホイール2の上側開口部4および研削液供給具7の内周側を通して拡散板11上に流下させることができるようになっている。
回転軸22には、上下方向に延びて環状ホイール2の上側開口部4へと繋がる研削液流路22aが形成されており、研削液を研削液流路22aから環状ホイール2の上側開口部4および研削液供給具7の内周側を通して拡散板11上に流下させることができるようになっている。
被研削物Wの研削は次のようにして行われる。すなわち、チャックテーブル21を比較的低速で回転させるとともに、回転軸22を比較的高速で回転させ、研削液を研削液流路22aから拡散板11上に流下させながら砥石3を被研削物Wの上側表面に接触させて研削する。
この際、拡散板11上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部15に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール2の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起14のテーパ面14aで跳ね上げられるようにして研削液供給具7における本体部8の内周面8a(図2参照)に向けて拡散される。拡散された研削液は、該内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給される。このとき、研削液の流路が研削液ガイド溝9によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
この際、拡散板11上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部15に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール2の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起14のテーパ面14aで跳ね上げられるようにして研削液供給具7における本体部8の内周面8a(図2参照)に向けて拡散される。拡散された研削液は、該内周面8aに周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給される。このとき、研削液の流路が研削液ガイド溝9によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
<作用効果の説明>
本実施形態の研削液供給具7によれば、本体部8の内周面8a(図2参照)に周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝9において流速が増加された研削液が砥石3に向けて供給されるので、被研削物Wと砥石3との研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。したがって、該研削液供給具7を具備する研削ホイール1によれば、研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる。
本実施形態の研削液供給具7によれば、本体部8の内周面8a(図2参照)に周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝9において流速が増加された研削液が砥石3に向けて供給されるので、被研削物Wと砥石3との研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。したがって、該研削液供給具7を具備する研削ホイール1によれば、研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる。
〔第2の実施形態〕
図4には、本発明の第2の実施形態に係る研削液供給具を具備する研削ホイールを示す縦断面図が示されている。また、図5には、第2の実施形態の研削液供給具の平面図が示されている。なお、本実施形態において、先の第1の実施形態と同一または同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては本実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
図4には、本発明の第2の実施形態に係る研削液供給具を具備する研削ホイールを示す縦断面図が示されている。また、図5には、第2の実施形態の研削液供給具の平面図が示されている。なお、本実施形態において、先の第1の実施形態と同一または同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては本実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
<研削ホイールの概略説明>
図4に示される研削ホイール31は、第1の実施形態の研削ホイール1と同様に、上下に開口された環状ホイール32の下部に砥石33を装着して構成され、環状ホイール32の開口を通してその内部に研削液を供給しつつ該環状ホイール32をその軸線S回りに回転させながら砥石33を被研削物W(図6参照)の表面に接触させることにより、被研削物Wの表面を研削することができるようになっている。
図4に示される研削ホイール31は、第1の実施形態の研削ホイール1と同様に、上下に開口された環状ホイール32の下部に砥石33を装着して構成され、環状ホイール32の開口を通してその内部に研削液を供給しつつ該環状ホイール32をその軸線S回りに回転させながら砥石33を被研削物W(図6参照)の表面に接触させることにより、被研削物Wの表面を研削することができるようになっている。
<環状ホイールの説明>
環状ホイール32は、上側開口部34および下側開口部35を有している。
上側開口部34は、比較的小径で上下に開口されている。
下側開口部35は、比較的大径で上下に開口されており、下方に進む従って内径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状内周面35aを有する形状に形成されている。
環状ホイール32は、上側開口部34および下側開口部35を有している。
上側開口部34は、比較的小径で上下に開口されている。
下側開口部35は、比較的大径で上下に開口されており、下方に進む従って内径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状内周面35aを有する形状に形成されている。
<研削液供給具の説明>
環状ホイール32の内部には、該環状ホイール32の上側開口部34を通して流下される研削液を環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散させる役目も兼ねる研削液供給具41が配設されている。
研削液供給具41は、下方に進む従って外径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状外周面42aを有して環状ホイール32の内部に流下される研削液をその環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散させる円盤状の本体部42を備え、図5に示されるように、この本体部42のテーパ状外周面42aに、複数の研削液ガイド溝43が周方向に沿って所定間隔で設けられて構成されている。
図4に示されるように、研削液供給具41は、上側開口部34の下方位置において、該研削液供給具41に向かって垂れ下がるように環状ホイール32に差し込まれた支持ボルト44を介して環状ホイール32から吊り下げ支持されている。
環状ホイール32の内部には、該環状ホイール32の上側開口部34を通して流下される研削液を環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散させる役目も兼ねる研削液供給具41が配設されている。
研削液供給具41は、下方に進む従って外径が次第に大きくなる下向きに末広がりのテーパ状外周面42aを有して環状ホイール32の内部に流下される研削液をその環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散させる円盤状の本体部42を備え、図5に示されるように、この本体部42のテーパ状外周面42aに、複数の研削液ガイド溝43が周方向に沿って所定間隔で設けられて構成されている。
図4に示されるように、研削液供給具41は、上側開口部34の下方位置において、該研削液供給具41に向かって垂れ下がるように環状ホイール32に差し込まれた支持ボルト44を介して環状ホイール32から吊り下げ支持されている。
本体部42には、その中心部から外周縁手前に亘って円形に凹んだ円形凹部45が形成されるとともに、外周縁の全周に亘って上方に突出するリング状突起46が形成されている。なお、リング状突起46には、円形凹部45との境界位置から径方向外側に向かって上向きに傾斜するテーパ面46aが全周に亘って形成されている。
本体部42においては、円形凹部45とリング状突起46とによって研削液溜部47が形成されている。これにより、本体部42上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部47に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール32の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起46のテーパ面46aで跳ね上げられるようにして環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散される。
<研削液ガイド溝の説明>
研削液ガイド溝43は、本体部42で拡散された研削液を砥石33へと案内する役目を担うもので、テーパ状内周面35aに沿って下向きで砥石33に向かって延び、その下部に対し上部が環状ホイール32の回転方向R側に位置するように傾斜が付されている。これにより、環状ホイール32の回転力を利用して研削位置に研削液をより勢いよく供給することができる。
なお、研削液ガイド溝43は、研削位置に研削液をより正確に供給するために、テーパ状内周面35aの傾斜に合わせるように、その上部に対し下部が環状ホイール32の径方向外側に位置するように傾斜を付して設けているが、鉛直方向に真っ直ぐに設けてもよい。この場合、テーパ状内周面35aも鉛直方向に真っ直ぐ延びる内周面とされる。
研削液ガイド溝43は、本体部42で拡散された研削液を砥石33へと案内する役目を担うもので、テーパ状内周面35aに沿って下向きで砥石33に向かって延び、その下部に対し上部が環状ホイール32の回転方向R側に位置するように傾斜が付されている。これにより、環状ホイール32の回転力を利用して研削位置に研削液をより勢いよく供給することができる。
なお、研削液ガイド溝43は、研削位置に研削液をより正確に供給するために、テーパ状内周面35aの傾斜に合わせるように、その上部に対し下部が環状ホイール32の径方向外側に位置するように傾斜を付して設けているが、鉛直方向に真っ直ぐに設けてもよい。この場合、テーパ状内周面35aも鉛直方向に真っ直ぐ延びる内周面とされる。
<研削動作の説明>
以上に述べたように構成される研削ホイール31による研削動作について主に図6を用いて以下に説明する。なお、かかる研削動作には、前述した研削機20を使用し、使用にあたっては研削ホイール31を第1の実施形態の研削ホイール1と同じ要領にて回転軸22の下端側に装着する。
以上に述べたように構成される研削ホイール31による研削動作について主に図6を用いて以下に説明する。なお、かかる研削動作には、前述した研削機20を使用し、使用にあたっては研削ホイール31を第1の実施形態の研削ホイール1と同じ要領にて回転軸22の下端側に装着する。
被研削物Wの研削は次のようにして行われる。すなわち、チャックテーブル21を比較的低速で回転させるとともに、回転軸22を比較的高速で回転させ、研削液を研削液流路22aから環状ホイール32の上側開口部34を通して研削液供給具41の本体部42上に流下させながら砥石33を被研削物Wの上側表面に接触させて研削する。
この際、本体部42上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部47に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール32の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起46のテーパ面46aで跳ね上げられるようにして環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散される。拡散された研削液は、本体部42のテーパ状外周面42a(図5参照)に周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝43を介して砥石33へと供給される。この際、研削液の流路が研削液ガイド溝43によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
この際、本体部42上に流下された研削液は、一旦、研削液溜部47に溜められ、次々と流下される研削液による押出力や環状ホイール32の回転に伴う遠心力等の作用を受けて径方向外側へと送られ、遂にはリング状突起46のテーパ面46aで跳ね上げられるようにして環状ホイール32のテーパ状内周面35aに向けて拡散される。拡散された研削液は、本体部42のテーパ状外周面42a(図5参照)に周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝43を介して砥石33へと供給される。この際、研削液の流路が研削液ガイド溝43によって絞られるので、研削液の流速が増加することになる。
<作用効果の説明>
本実施形態の研削液供給具41によれば、テーパ状内周面35aと対向するテーパ状外周面42aに周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝43において流速が増加された研削液が砥石33に向けて供給されるので、被研削物Wと砥石33との研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。したがって、該研削液供給具41を具備する研削ホイール31によれば、研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる
本実施形態の研削液供給具41によれば、テーパ状内周面35aと対向するテーパ状外周面42aに周方向に沿って所定間隔で設けられた複数の研削液ガイド溝43において流速が増加された研削液が砥石33に向けて供給されるので、被研削物Wと砥石33との研削位置に研削液を均一かつ勢いよく供給することができる。したがって、該研削液供給具41を具備する研削ホイール31によれば、研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができる
以上、本発明の研削液供給具および研削ホイールについて、複数の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、各実施形態に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、第1の実施形態の研削ホイール1においては、環状ホイール2の内部に研削液供給具7を独立に設けるようにしているが、図7に示される研削ホイール1´のように、環状ホイール2に研削液供給具7を一体的に設ける態様もあり得る。
すなわち、環状ホイール2が研削液供給具7の本体部8を兼ねる構成として、環状ホイール2の中空部6の内周面6aに、複数の研削液ガイド溝9を周方向に沿って所定間隔で設けて、拡散板11によってその中空部6の内周面6aに向けて拡散された研削液を、研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給するようにしてもよい。
すなわち、環状ホイール2が研削液供給具7の本体部8を兼ねる構成として、環状ホイール2の中空部6の内周面6aに、複数の研削液ガイド溝9を周方向に沿って所定間隔で設けて、拡散板11によってその中空部6の内周面6aに向けて拡散された研削液を、研削液ガイド溝9を介して砥石3へと供給するようにしてもよい。
本発明の研削液供給具および研削ホイールは、研削液を研削位置に均一かつ勢いよく供給することができ、これによって研削抵抗を効果的に低減して安定した研削を行うことができるという特性を有していることから、被研削物の表面研削の用途に好適に用いることができる。
1,1´,31 研削ホイール
2,32 環状ホイール
3,33 砥石
7,41 研削液供給具
9,43 研削液ガイド溝
11 拡散板
2,32 環状ホイール
3,33 砥石
7,41 研削液供給具
9,43 研削液ガイド溝
11 拡散板
Claims (5)
- 上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記拡散板によって拡散される研削液を受け止める内周面を有する円環状の本体部と、この本体部の内周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記拡散板で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とする研削液供給具。 - 上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールに用いられる研削液供給具であって、
前記環状ホイールの内部に流下される研削液をその環状ホイールの内周面に向けて拡散させる円盤状の本体部と、この本体部の外周面に周方向に沿って所定間隔で設けられ、前記砥石に向かって下向きに延びる複数の研削液ガイド溝とを備え、前記本体部で拡散された研削液を、前記研削液ガイド溝を介して前記砥石へと供給するようにしたことを特徴とする研削液供給具。 - 前記複数の研削液ガイド溝は、前記環状ホイールの回転方向に沿って傾斜が付される請求項1または2に記載の研削液供給具。
- 上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石と、前記環状ホイールの内部に配設される拡散板とを備え、前記環状ホイールの内部に流下される研削液を前記拡散板によってその環状ホイールの内周面に向けて拡散させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、請求項1に記載の研削液供給具を配設したことを特徴とする研削ホイール。 - 上下に開口された環状ホイールと、この環状ホイールの下部に装着される砥石とを備え、前記環状ホイールの内部に研削液を流下させながら該環状ホイールをその軸線回りに回転して前記砥石を被研削物の表面に接触させることにより、被研削物の表面を研削するようにした研削ホイールであって、
前記環状ホイールの内部に、請求項2に記載の研削液供給具を配設したことを特徴とする研削ホイール。
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