JP2015125900A - 二次電池の検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確に良否判定を行うことができる二次電池の検査方法を提供することである。【解決手段】本発明にかかる二次電池の検査方法では、複数の二次電池セルxのエージング工程前後における電池電圧V1(x)、V2(x)を測定し、各々の電圧降下量ΔV(x)=V1(x)−V2(x)を用いて複数の二次電池セルの良否判定を行う。この際、各々の電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)および各々の電池電圧V2(x)の測定タイミングt2(x)の少なくとも一方を取得し、第1基準タイミングから各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が第1の閾値以内である場合、各々の電池電圧V1(x)を用いて良否判定を行い、第2基準タイミングから各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が第2の閾値以内である場合、各々の電池電圧V2(x)を用いて良否判定を行う。【選択図】図3

Description

本発明は二次電池の検査方法に関する。
二次電池の良否判定を行う手法として、エージング工程(自己放電工程)前後の電池電圧の電圧降下量を用いて判定する手法が知られている。
例えば、特許文献1には、電池の電圧降下量を用いた良否判定方法が開示されている。特許文献1に開示されている技術では、良否判定の対象となる検査ロット(検査グループ)を形成する際に、各電池を製造ロットによって層別し、同一の製造ロットである電池を用いて検査グループを形成している。ここで、同一の製造ロットとは、同じロットの原材料を用いて、同じ製造時期に、同じ製造ラインにおいて製造された複数の製品を示している。
特開2011−18482号公報
特許文献1に開示されている技術のように、エージング工程前後の電池電圧の電圧降下量ΔVを用いて良否判定を行う場合は、エージング工程前における二次電池セルの電池電圧V1とエージング工程後における二次電池セルの電池電圧V2とを測定する必要がある。
しかしながら、実際の検査工程においては、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の様々な要因により、各々の二次電池セルの電池電圧V1の測定タイミングや電池電圧V2の測定タイミングが変動してしまう場合がある。このように、各々の二次電池セルの電池電圧V1の測定タイミングや電池電圧V2の測定タイミングが変動してしまうと、二次電池の良否判定を正確に行うことができないという問題がある。
例えば、二次電池の良否判定を行う場合に、複数の二次電池セルの電圧降下量ΔVを各々算出し、これらの電圧降下量ΔVの中から中央値を求め、当該中央値を基準として良否判定を行う手法を用いた場合は、各々の電圧降下量ΔVの中央値を正確に求める必要がある。しかしながら、各々の二次電池セルの電池電圧V1が所定の期間内に測定されない場合は、各々の二次電池セルの電池電圧V1が経時的に変化してしまい、測定された各々の電池電圧V1が大きく変動してしまう。同様に、各々の二次電池セルの電池電圧V2が所定の期間内に測定されない場合は、各々の二次電池セルの電池電圧V2が経時的に変化してしまい、測定された各々の電池電圧V2が大きく変動してしまう。このため、各々の電圧降下量ΔVの中央値を正確に求めることができず、二次電池セルの良否判定を正確に行うことができないという問題がある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、正確に良否判定を行うことができる二次電池の検査方法を提供することである。
本発明にかかる二次電池の検査方法は、複数の二次電池セルxのエージング工程前における各々の電池電圧V1(x)と前記エージング工程後における各々の電池電圧V2(x)とを測定し、前記複数の二次電池セルの各々の電圧降下量ΔV(x)=V1(x)−V2(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行う二次電池の検査方法であって、前記各々の電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)および前記各々の電池電圧V2(x)の測定タイミングt2(x)の少なくとも一方を取得し、第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が第1の閾値以内である場合、前記各々の電池電圧V1(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行い、第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が第2の閾値以内である場合、前記各々の電池電圧V2(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行う。
上記本発明にかかる二次電池の検査方法では、各々の電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)および各々の電池電圧V2(x)の測定タイミングt2(x)の少なくとも一方を取得している。そして、第1基準タイミングから各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が第1の閾値以内である場合、取得した各々の電池電圧V1(x)を用いて複数の二次電池セルの良否判定を行っている。また、第2基準タイミングから各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が第2の閾値以内である場合、取得した各々の電池電圧V2(x)を用いて複数の二次電池セルの良否判定を行っている。よって、二次電池セルの良否判定を行う際に、経時的な変動が小さい電池電圧V1(x)、V2(x)を用いて二次電池の良否判定を行うことができるので、二次電池の良否判定を正確に行うことができる。
本発明により、正確に良否判定を行うことができる二次電池の検査方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる二次電池の検査方法の概要を説明するためのフローチャートである。 二次電池の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる二次電池の検査方法を説明するためのフローチャートである。 各々の二次電池セルの第2のエージング前後における電池電圧および測定タイミングを示す表である。 各々の二次電池セルの第2のエージング前における電池電圧の測定順序を説明するための図である。 各々の二次電池セルの第2のエージング前における電池電圧の測定タイミングを説明するための図である。 各々の二次電池セルの第2のエージング前における電池電圧の測定タイミングを説明するための図である。 二次電池セルの電池電圧V1の経時的変化を示す図である。 実施の形態2にかかる二次電池の検査方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2にかかる二次電池の検査方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2にかかる二次電池の検査方法における再グルーピングを説明するための図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法の概要について図1に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本実施の形態において、二次電池とは例えば非水電解質二次電池(リチウムイオン二次電池)である。
まず、検査対象となる二次電池を組み立てる(ステップS1)。二次電池を組み立てる際は、正極および負極を含む積層体を捲回した捲回電極体を電池ケースに収容し、その後、電池ケースに非水電解質を注入する。そして、このようにして組み立てた各々の二次電池セルを集めて電池群を形成する。図2は、二次電池の構成例を示す図である。図2に示すように、複数の二次電池セル11を治具12を用いて拘束することで、複数の二次電池セル11を含む電池群A1、A2、・・・をそれぞれ形成する。ここで、同一の電池群に含まれる各々の二次電池セル11は、以降の工程において同一の条件(温度、エージング時間等)で処理される。換言すると、以降の工程では、電池群A1、A2、・・・、単位で搬送される。なお、各々の二次電池セルの組立方法は、一般的な非水電解質二次電池(リチウムイオン二次電池)の組立方法(製造方法)と同様であるので、詳細な説明は省略する。
次に、ステップS1で組み立てた二次電池セルに対して初回充電を行う(ステップS2)。例えば、初回充電を行う際は、各々の二次電池セルに対して電池使用上限電圧まで定電流定電圧充電を行う。
次に、第1のエージングを行う(ステップS3)。第1のエージングは、所定の時間、所定の温度(40〜80℃)で、正極および負極を開放した状態(開回路)で二次電池セルを放置することで実施することができる。具体的には、初回充電後の二次電池セルを加熱室に収容し、加熱室を所定の温度(40〜80℃)まで昇温する。そして、高温環境下で二次電池セルを所定の期間、放置する。このように高温環境下で第1のエージングを行うことで、電池反応を促進させることができ、各々の二次電池セルを安定化させることができる。
その後、二次電池セルを所定の温度(例えば、0〜30℃)まで冷却する(ステップS4)。以降のステップS5〜S7において、二次電池セルはこの所定の温度(例えば、0〜30℃)に保持される。なお、この場合の所定の温度は、二次電池セルの電解液の凝固点よりも高いことが好ましい。
次に、各々の二次電池セルの電池電圧V1(正極と負極の電位差)を測定する(ステップS5)。そして、電池電圧V1を測定した後、正極及び負極端子を開放して、所定の温度(例えば、0〜30℃)に保持した状態で、所定の期間保存して第2のエージング(自己放電)を実施する(ステップS6)。第2のエージングを実施する所定の期間としては数日から数週間が好ましい。かかる期間とすることで、異物の混入による自己放電が顕在化するからである。そして、所定の期間保存した後、各々の二次電池セルの電池電圧V2(正極と負極の電位差)を測定する(ステップS7)。
その後、第2のエージング(自己放電)工程における電圧降下量ΔVを用いて、二次電池セルの良否判定を行う(ステップS8)。つまり、第2のエージング工程前の電池電圧V1と第2のエージング工程後の電池電圧V2との差分を算出して、各々の二次電池セルの電圧降下量ΔVを求め、各々の二次電池セルの電圧降下量ΔVを評価することで二次電池セルの良否判定を行う。二次電池セルの良否判定の詳細については後述する。
次に、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法の特徴部分(つまり、図1に示したステップS5〜S8に対応)について、図3に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。図1のステップS4において、各々の二次電池セルを所定の温度(例えば、0〜30℃)まで冷却した後、各々の二次電池をグルーピングして検査対象グループを形成する(ステップS11)。
本実施の形態では、二次電池セルの良否判定を行う際に相対評価を行っているため、検査対象グループに含まれる二次電池セルの数が少ないと母集団を形成するサンプル数が少なくなり、良否判定の信頼性が低くなる。よって、各々の二次電池をグルーピングする際は、検査対象グループに含まれる二次電池セルの数が所定の数以上となるようにする。また、二次電池セルのグルーピングは、図2に示した電池群(つまり、治具で固定されている二次電池)単位で行う。
例えば、図4の表に示すように、1つの電池群に含まれる二次電池セルの数を10セルとし、1つの検査対象グループに5つの電池群A1〜A5が含まれるようにグルーピングした場合は、1つの検査対象グループに二次電池セルが50セル含まれることになる。なお、図4に示した1つの電池群に含まれる二次電池セルの数や1つの検査対象グループに含まれる電池群の数は一例であり、これらは任意に変更することができる。
次に、複数の二次電池セルx(x=1〜50)の第2のエージング工程前(自己放電工程前)における各々の電池電圧V1(x)と、各々の電池電圧V1(x)を測定したタイミングである測定タイミングt1(x)とを取得する(ステップS12)。例えば、図5に示すように、電池電圧V1(x)を測定する際は、電圧測定手段(電圧計)を用いて、電池群A1、A2、A3、A4、A5の順に電圧を測定することができる。例えば、電池電圧V1(x)を測定する順番は、製造ラインを流れてくる電池群の順番に対応している。
つまり、電池群A1の二次電池セルx=1の電池電圧V1(1)と測定タイミングt1(1)とを取得し、その後、電池群A1の二次電池セルx=2の電池電圧V1(2)と測定タイミングt1(2)とを取得する。以降、同様の動作を、電池群A1の二次電池セルx=10の電池電圧V1(10)と測定タイミングt1(10)とを取得するまで繰り返す。
次に、電池群A2の二次電池セルx=11の電池電圧V1(11)と測定タイミングt1(11)とを取得し、その後、電池群A2の二次電池セルx=12の電池電圧V1(12)と測定タイミングt1(12)とを取得する。以降、同様の動作を、電池群A2の二次電池セルx=20の電池電圧V1(20)と測定タイミングt1(20)とを取得するまで繰り返す。更に、同様の動作を、電池群A3、A4、A5の順に繰り返す。
次に、ステップS12で取得した測定タイミングt1(x)と、基準タイミングt0(第1基準タイミング)との差であるt1(x)−t0を算出し、この差が閾値ta(第1の閾値)以内であるか否かを判断する(ステップS13)。換言すると、基準タイミングt0(第1基準タイミング)から各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が閾値ta(第1の閾値)以内であるか否か判断する。
具体的には、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の測定タイミングt1(x)について、基準タイミングt0との差をそれぞれ算出する。つまり、t1(1)−t0、t1(2)−t0、t1(3)−t0、・・・、t1(50)−t0をそれぞれ算出する。そして、これらが閾値ta以内であるか否かをそれぞれ判断する。つまり、t1(1)−t0≦ta、t1(2)−t0≦ta、t1(3)−t0≦ta、・・・、t1(50)−t0≦taをそれぞれ満たすか判断する。
そして、全ての測定タイミングt1(x)について、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たす場合(ステップS13:Yes)、第2のエージングを実施する(ステップS14)。
一方、測定タイミングt1(x)の中に、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たさない測定タイミングt1(x)が含まれている場合(ステップS13:No)、つまり、基準タイミングt0から測定タイミングt1(x)までの経過時間の少なくとも一つが閾値taよりも長い場合、再度、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の電池電圧V1を測定して、各々の電池電圧V1(x)と各々の測定タイミングt1(x)とを取得する(ステップS12)。ステップS12とステップS13の動作は、ステップS13において、全ての測定タイミングt1(x)について、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たす(ステップS13:Yes)と判断されるまで繰り返される。
ここで、基準タイミングt0は、最初の二次電池セル(x=1)の電池電圧V1(1)を測定するタイミングt1(1)以前のタイミングであれば、任意のタイミングとすることができる。例えば、第2のエージング工程前(自己放電工程前)において各々の二次電池セルが同一の電池電圧を有するタイミングを、基準タイミングt0としてもよい。このようなタイミングとしては、例えばステップS2において初回充電を行った直後のタイミングが挙げられる。また、各々の二次電池セルは、初回充電(ステップS2)から冷却(ステップS4)まで同一条件で処理される。よって、冷却(ステップS4)が終了したタイミングや電池電圧V1(1)の測定を開始する直前のタイミングを基準タイミングt0としてもよい。また、最初の二次電池セル(x=1)の電池電圧V1(1)を測定したタイミングを基準タイミングt0としてもよい。この場合は、基準タイミングt0と測定タイミングt1(1)とが同一となる。
図6、図7は、各々の二次電池セルの第2のエージング工程前における電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)の一例を説明するための図である。図6に示すように、各々の二次電池セルの電池電圧V1(x)を測定する際は、電池群A1、A2、・・・、A5単位で測定する。図6に示す場合は、電池群A1、電池群A2、・・・、電池群A5の順に電池電圧V1(x)を測定しており、最後に電池電圧V1を測定したタイミングは、二次電池セル(50)の電池電圧V1(50)を測定した測定タイミングt1(50)となる。この場合、t1(50)−t0≦taを満たすので、全ての測定タイミングt1(x)について、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たしている(ステップS13:Yes)。
一方、図7に示すように、電池群A3の電池電圧V1を測定した後、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の要因により電池電圧V1の測定が中断した場合は、電池群A4の電池電圧V1の測定を再開するまでに時間を要する。このような場合は、電池群A1〜A3については、t1(x)−t0≦ta(x=1〜30)を満たすが、電池群A4〜A5については、t1(x)−t0≦ta(x=31〜50)を満たさない。よって、測定タイミングt1(x)の中に、t1(x)−t0≦taを満たさない測定タイミングt1(x)(x=31〜50)が含まれているので(ステップS13:No)、このような場合は、再度、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の電池電圧V1を測定して、各々の電池電圧V1(x)と各々の測定タイミングt1(x)とを取得する(ステップS12)。
ステップS13において、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たすと判断された場合は(ステップS13:Yes)、第2のエージングを実施する(ステップS14)。第2のエージングを実施する際は、正極及び負極端子を開放して、所定の温度(例えば、0〜30℃)に保持した状態で、所定の期間、各々の二次電池セルを保存する。
その後、複数の二次電池セルx(x=1〜50)の第2のエージング工程後(自己放電後)における各々の電池電圧V2(x)と、各々の電池電圧V2(x)を測定したタイミングである測定タイミングt2(x)とを取得する(ステップS15)。この場合も、電池電圧V1(x)を測定した場合と同様に、電圧測定手段(電圧計)を用いて、電池群A1、A2、A3、A4、A5の順に電圧を測定することができる。
つまり、電池群A1の二次電池セルx=1の電池電圧V2(1)と測定タイミングt2(1)とを取得し、その後、電池群A1の二次電池セルx=2の電池電圧V2(2)と測定タイミングt2(2)とを取得する。以降、同様の動作を、電池群A1の二次電池セルx=10の電池電圧V2(10)と測定タイミングt2(10)とを取得するまで繰り返す。更に、同様の動作を、電池群A2、A3、A4、A5の順に繰り返す。
次に、ステップS16で取得した測定タイミングt2(x)と、基準タイミングt0’との差であるt2(x)−t0’を算出し、この差が閾値tb(第2の閾値)以内であるか否かを判断する(ステップS16)。換言すると、基準タイミングt0’(第2基準タイミング)から各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が閾値tb(第2の閾値)以内であるか否か判断する。
具体的には、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の測定タイミングt2(x)について、基準タイミングt0’との差をそれぞれ算出する。つまり、t2(1)−t0’、t2(2)−t0’、t2(3)−t0’、・・・、t2(50)−t0’をそれぞれ算出する。そして、これらが閾値tb以内であるか否かをそれぞれ判断する。つまり、t2(1)−t0’≦tb、t2(2)−t0’≦tb、t2(3)−t0’≦tb、・・・、t2(50)−t0’≦tbを満たすかそれぞれ判断する。
そして、全ての測定タイミングt2(x)について、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜50)を満たす場合(ステップS16:Yes)、良否判定を実施する(ステップS17)。
一方、測定タイミングt2(x)の中に、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜50)を満たさない測定タイミングt2(x)が含まれている場合(ステップS16:No)、つまり、基準タイミングt0’から測定タイミングt2(x)までの経過時間の少なくとも一つが閾値tbよりも長い場合、再度、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の電池電圧V2を測定して、各々の電池電圧V2(x)と各々の測定タイミングt2(x)とを取得する(ステップS15)。ステップS15とステップS16の動作は、ステップS16において、全ての測定タイミングt2(x)について、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜50)を満たしている(ステップS16:Yes)と判断されるまで繰り返される。
ここで、基準タイミングt0’は、最初の二次電池セル(x=1)の電池電圧V2(1)を測定するタイミングt2(1)以前のタイミングであれば、任意のタイミングとすることができる。例えば、電池電圧V1の測定が終了したタイミングを基準タイミングt0’としてもよい。また、第2のエージング工程が終了したタイミングを基準タイミングt0’としてもよい。また、最初の二次電池セル(x=1)の電池電圧V2(1)を測定したタイミングを基準タイミングt0’としてもよい。この場合は、基準タイミングt0’と測定タイミングt2(1)とが同一となる。更に、ステップS2において初回充電を行った直後のタイミングを基準タイミングt0’としてもよい。なお、基準タイミングt0’は、基準タイミングt0と同一としてもよい。
電池電圧V2(x)を測定する場合も電池電圧V1(x)を測定した場合(図6参照)と同様に、電池群A1、電池群A2、・・・、電池群A5の順に電池電圧V2(x)を測定しており、最後に電池電圧V2を測定したタイミングは、二次電池セル(50)の電池電圧V2(50)を測定した測定タイミングt2(50)となる。そして、t2(50)−t0’≦tbを満たす場合、全ての測定タイミングt2(x)について、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜50)を満たすことになる(ステップS16:Yes)。
一方、図7に示した場合と同様に、電池群A3の電池電圧V2を測定した後、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の要因により電池電圧V2の測定が中断した場合は、電池群A4の電池電圧V2の測定を再開するまでに時間を要する。このような場合は、電池群A1〜A3については、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜30)を満たすが、電池群A4〜A5については、t2(x)−t0’≦tb(x=31〜50)を満たさない。よって、測定タイミングt2(x)の中に、t2(x)−t0’≦tbを満たさない測定タイミングt2(x)が含まれるので(ステップS16:No)、このような場合は、再度、各々の二次電池セルx(x=1〜50)の電池電圧V2を測定して、各々の電池電圧V2(x)と各々の測定タイミングt2(x)とを取得する(ステップS15)。
ステップS16において、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜50)を満たすと判断された場合(ステップS16:Yes)、各々の二次電池セルの良否判定を実施する(ステップS17)。例えば、二次電池セルの良否判定を行う際は、検査対象グループ(母集団)に含まれる複数の二次電池セルの電圧降下量ΔV(x)(x=1〜50)の中から、電圧降下量ΔV(x)の中央値(メジアン)ΔVmを決定する。ここで、電圧降下量ΔV(x)の中央値ΔVmとは、検査対象グループに含まれる二次電池セル全ての電圧降下量ΔV(x)を小さい順に並べたとき中央に位置する電圧降下量ΔVmを意味する。そして、この中央値ΔVmと各々の二次電池セルの電圧降下量ΔV(x)との差分を求め、この差分が所定の閾値以下である場合には、二次電池セルが良品であると判定する。一方、この中央値ΔVmと各々の二次電池セルの電圧降下量ΔVとの差分が所定の閾値よりも大きい場合は、二次電池セルが不良品であると判定する。
例えば、二次電池セルに異物が混入している場合は、第2のエージング工程における自己放電量が多くなる。この場合、二次電池セルの電圧降下量ΔVが大きくなり、中央値ΔVmと二次電池セルの電圧降下量ΔVとの差分が所定の閾値よりも大きくなる。よって、二次電池セルが不良品であると判定することができる。
また、二次電池セルの良否判定を行う際は、更に、電圧降下量ΔV(x)(x=1〜50)の標準偏差を用いてもよい。つまり、電圧降下量ΔV(x)のばらつき(標準偏差)をみて、良否判定の検査として信頼できる結果が得られる程度に良品が集まっていることを確認するようにしてもよい。例えば、電圧降下量ΔV(x)の標準偏差が所定値以下である場合にのみ、上記に示した良否判定を行うようにしてもよい。
なお、上記で示した良否判定方法は一例であり、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、上記で示した良否判定方法以外の方法を用いてもよい。
特許文献1に開示されている技術のように、エージング工程前後の電池電圧の電圧降下量ΔVを用いて良否判定を行う場合は、エージング工程前における二次電池セルの電池電圧V1とエージング工程後における二次電池セルの電池電圧V2とを測定する必要がある。
しかしながら、実際の検査工程においては、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の様々な要因により、各々の二次電池セルの電池電圧V1の測定タイミングや電池電圧V2の測定タイミングが変動してしまう場合がある。例えば、図7に示すように、電池群A3の電池電圧V1を測定した後、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の要因により電池電圧V1の測定が中断した場合は、電池群A4の電池電圧V1の測定を再開するまでに時間を要する。このため、所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に全ての二次電池セルの電池電圧V1(x)を測定することが困難となる。
一方、二次電池セルの電池電圧V1は、図8に示すように経時的に変化する。すなわち、最初に測定した二次電池セルの電池電圧V1と、それ以降に測定した二次電池セルの電池電圧V1との差は、時間が経つにつれて大きくなる。このとき、良否判定を正常に行える判定閾値をVzとした場合、経過時間tz以降の二次電池セルは良否判定を正常に行うことができなくなる。
また、例えば、二次電池セルの良否判定を行う場合に、複数の二次電池セルの電圧降下量ΔVを各々算出し、これらの電圧降下量ΔVの中から中央値を求め、当該中央値を基準として良否判定を行う手法を用いた場合は、各々の電圧降下量ΔVの中央値を正確に求める必要がある。しかしながら、各々の二次電池セルの電池電圧V1が所定の期間内に測定されない場合は、各々の二次電池セルの電池電圧V1が経時的に変化してしまい、測定された各々の電池電圧V1が大きく変動してしまう。同様に、各々の二次電池セルの電池電圧V2が所定の期間内に測定されない場合は、各々の二次電池セルの電池電圧V2が経時的に変化してしまい、測定された各々の電池電圧V2が大きく変動してしまう。このため、各々の電圧降下量ΔVの中央値を正確に求めることができず、二次電池セルの良否判定を正確に行うことができない。
そこで本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、複数の二次電池セルのエージング工程(自己放電工程)前における各々の電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)を取得している。そして、基準タイミングt0から各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が所定の閾値ta以内である場合、取得した各々の電池電圧V1(x)を用いて二次電池セルの良否判定を行っている。換言すると、取得した測定タイミングt1(x)と基準タイミングt0との差が所定の閾値ta以内である場合に、取得した各々の電池電圧V1(x)を用いて良否判定を行っている。
一方、基準タイミングt0から各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが所定の閾値taよりも長い場合は、再度、電池電圧V1(x)を測定している。換言すると、測定タイミングt1(x)と基準タイミングt0との差が所定の閾値taよりも大きい場合は、各々の電池電圧V1(x)を再測定するようにしている。
同様に、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、複数の二次電池セルのエージング工程(自己放電工程)後における各々の電池電圧V2(x)の測定タイミングt2(x)を取得している。そして、基準タイミングt0から各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が所定の閾値tb以内である場合、取得した各々の電池電圧V2(x)を用いて二次電池セルの良否判定を行っている。換言すると、取得した測定タイミングt2(x)と基準タイミングt0’との差が所定の閾値tb以内である場合に、取得した各々の電池電圧V2(x)を用いて良否判定を行っている。
一方、基準タイミングt0から各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが所定の閾値tbよりも長い場合は、再度、電池電圧V2(x)を測定している。換言すると、取得した測定タイミングt2(x)と基準タイミングt0’との差が所定の閾値tbよりも大きい場合は、各々の電池電圧V2(x)を再測定するようにしている。
このように、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内に測定された電池電圧V1(x)や電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内に測定された電池電圧V2(x)を用いて、二次電池の良否判定を行うことができる。よって、二次電池の良否判定を正確に行うことができる。
なお、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、エージング工程前における測定タイミングt1(x)の判定(ステップS13)およびエージング工程後における測定タイミングt2(x)の判定(ステップS16)のいずれか一方を実施すればよく、必ずしもステップS13およびステップS16の両方を実施する必要はない。つまり、エージング工程前における電池電圧V1(x)の測定についてのみ本発明を適用してもよく、また、エージング工程後における電池電圧V2(x)の測定についてのみ本発明を適用してもよい。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、所定の期間内(つまり、電池電圧V1、V2の経時的な変動が小さい期間内)に各々の電池電圧V1(x)、V2(x)を取得することができなかった際に、各々の電池電圧V1(x)、V2(x)を再測定するのではなく、各々の電池群(二次電池セル)を再グループ化している点が異なる。これ以外は実施の形態1で説明した二次電池の検査方法と同様であるので、重複した説明は適宜省略する。
図9〜図10は、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法を説明するためのフローチャートである。図9〜図10に示すフローチャートは、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法の特徴部分(つまり、図1に示したステップS5〜S8に対応)の詳細なフローを示している。
まず、図1のステップS4において、各々の二次電池セルを所定の温度(例えば、0〜30℃)まで冷却した後、各々の二次電池をグルーピングして検査対象グループを形成する(ステップS21)。本実施の形態においても、二次電池セルの良否判定を行う際に相対評価を行っているため、検査対象グループに含まれる二次電池セルの数が少ないと母集団を形成するサンプル数が少なくなり、良否判定の信頼性が低くなる。よって、各々の二次電池をグルーピングする際は、検査対象グループに含まれる二次電池セルの数が所定の数以上となるようにする。また、二次電池セルのグルーピング(以下で説明する再グルーピングも含む)は、図2に示した電池群(つまり、治具で固定されている二次電池)単位で行う。
本実施の形態においても、図4の表に示すように、1つの電池群に含まれる二次電池セルの数を10セルとし、検査対象グループ(最初に設定される検査対象グループG1)に5つの電池群A1〜A5(二次電池セルの総数は50セル)が含まれている場合を例として説明する。
次に、複数の二次電池セルx(x=1〜50)の第2のエージング工程前(自己放電工程前)における各々の電池電圧V1(x)と、各々の電池電圧V1(x)を測定したタイミングである測定タイミングt1(x)とを取得する(ステップS22)。次に、ステップS22で取得した測定タイミングt1(x)と、基準タイミングt0との差であるt1(x)−t0を算出し、この差が閾値ta以内であるか否かを判断する(ステップS23)。そして、全ての測定タイミングt1(x)について、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たす場合(ステップS23:Yes)、第2のエージングを実施する(ステップS26)。
一方、測定タイミングt1(x)の中に、t1(x)−t0≦ta(x=1〜50)を満たさない測定タイミングt1(x)が含まれている場合(ステップS23:No)、電池の再グルーピングを行う(ステップS24)。なお、ステップS21〜ステップS23については、図3のステップS11〜ステップS13と同様であるので、重複した説明は省略する。
次に、電池の再グルーピング(ステップS24)について、図10に示すフローチャート及び図11を用いて詳細に説明する。電池の再グルーピングを実施する際は、まず検査対象グループG1(ステップS21でグルーピングしたグループであって、電池群A1〜A5を含む)の中に、再グルーピング可能な電池群があるか判断する(ステップS41)。ここで、再グルーピング可能な電池群とは、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内に電池電圧V1(x)が測定された電池群である。
例えば、電池群A2の電池電圧V1を測定した後、設備故障、人為的トラブル、生産調整等の要因により電池電圧V1の測定が中断した場合は、電池群A3の電池電圧V1の測定を再開するまでに時間を要する。この場合は、電池群A1〜A2については所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に電池電圧V1(x)が測定されたので、再グルーピング可能であると判断される。換言すると、電池群A1〜A2については、t1(x)−t0≦ta(x=1〜20)を満たすので、再グルーピング可能であると判断される。
電池群A1〜A2について再グルーピング可能であると判断されたので(ステップS41:Yes)、次に、電池群A1〜A2に含まれる二次電池セルの数が所定の数以上であるか判断する(ステップS42)。
つまり、良否判定を行う際に母集団を形成する二次電池セルの数が少ないと良否判定の信頼性が低くなるので、母集団を形成する二次電池セルの数が所定の数以上となるようにする。本実施の形態では、例えば、良否判定を行う際に最低限必要な二次電池セルの数を20セル(つまり、電池群2つ)とする。
電池群A1〜A2に含まれる二次電池セルの数は所定の数(20セル)以上であるので(ステップS42:Yes)、図11に示すように、電池群A1〜A2について再グルーピングを実施して、検査対象グループG2を形成する(ステップS43)。
次に、未処理の電池群があるか判断する(ステップS44)。現時点では、電池群A3〜A5について再グルーピング処理されていないので(ステップS44:Yes)、ステップS41へと進み、電池群A3〜A5について再グルーピング可能であるか判断する。
図7に示すように、電池群A3〜A5については、電池群A3の電池電圧V1の測定を再開した後、電池群A5の電池電圧V1の測定終了まで、電池電圧V1の測定が中断していない。よって、電池群A3〜A5の電池電圧V1(x)は所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に測定されたので、電池群A3〜A5については再グルーピング可能であると判断することができる。電池群A3〜A5について再グルーピング可能であると判断されたので(ステップS41:Yes)、次に、電池群A3〜A5に含まれる二次電池セルの数が所定の数以上であるか判断する(ステップS42)。
電池群A3〜A5に含まれる二次電池セルの数は所定の数(20セル)以上であるので(ステップS42:Yes)、図11に示すように、電池群A3〜A5について再グルーピングを実施して、検査対象グループG3を形成する(ステップS43)。
次に、未処理の電池群があるか判断する(ステップS44)。現時点では、全ての電池群A1〜A5について再グルーピング処理が実施されたので(ステップS44:No)、再グルーピング処理を終了する。なお、図9のステップS26以降の処理は、新たに形成されたグループG2、G3のそれぞれについて個別に実施されるものとする。
図9のステップS24において再グルーピングが可能であったので(ステップS25:Yes)、次に、再グルーピングされた電池群(グループG2、G3に含まれる電池群)について第2のエージングを実施する(ステップS26)。
なお、ステップS24において再グルーピングできなかった場合は(ステップS25:No)、再度、ステップS21からの処理を繰り返す。ここで、再グルーピングできなかった場合とは、所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に電池電圧V1(x)が測定された電池群がなかった場合や、所定の期間内に電池電圧V1(x)が測定された電池群があったとしても、当該電池群に含まれる二次電池セルの数が所定の数よりも少ない場合である。また、1つの電池群に含まれる二次電池セルの電池電圧V1(x)を測定している最中に測定が中断した場合は、当該電池群の測定タイミングt1(x)に大きなばらつきが生じてしまう。このような場合、当該電池群について再グルーピングを実施することができない。
次に、グループG2(電池群A1〜A2)に含まれる各々の二次電池セルx(x=1〜30)の第2のエージング工程後(自己放電工程後)における各々の電池電圧V2(x)と、各々の電池電圧V2(x)を測定したタイミングである測定タイミングt2(x)とを取得する(ステップS27)。次に、ステップS27で取得した測定タイミングt2(x)と、基準タイミングt0’との差であるt2(x)−t0’を算出し、この差が閾値tb以内であるか否かを判断する(ステップS28)。グループG2では、全ての測定タイミングt2(x)について、t2(x)−t0’≦tb(x=1〜20)を満たすので(ステップS28:Yes)、グループG2に含まれる各々の二次電池セルx(x=1〜20)の良否判定を実施する(ステップS31)。なお、ステップS27、S28、S31については、図3のステップS15、S16、S17と同様であるので、重複した説明は省略する。
グループG2(電池群A1〜A2)に含まれる各々の二次電池セルx(x=1〜20)では、良否判定をする際に、所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V1(x)および所定の期間内(つまり、電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V2(x)を用いているので、二次電池の良否判定を正確に行うことができる。
グループG3の処理についても同様に、グループG3に含まれる各々の二次電池セルx(x=21〜50)の第2のエージング工程後(自己放電工程後)における各々の電池電圧V2(x)と、各々の電池電圧V2(x)を測定したタイミングである測定タイミングt2(x)とを取得する(ステップS27)。次に、ステップS27で取得した測定タイミングt2(x)と、基準タイミングt0’との差であるt2(x)−t0’を算出し、この差が閾値tb以内であるか否かを判断する(ステップS28)。例えば、測定タイミングt2(x)の中に、t2(x)−t0’≦tb(x=21〜50)を満たさない測定タイミングt2(x)が含まれている場合は(ステップS28:No)、電池の再グルーピングを行う(ステップS29)。
グループG3に含まれている二次電池セルについて再グルーピングを実施する際は、図10に示すように、まずグループG3の中に再グルーピング可能な電池群があるか判定する(ステップS41)。例えば、グループG3に含まれる二次電池セルの電池電圧V2を測定している際、電池群A4の電池電圧V2を測定した後、一時的に電池電圧V2の測定が中断したとする。この場合は、電池群A3〜A4については所定の期間内(つまり、電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内)に電池電圧V2(x)が測定されたので、再グルーピング可能であると判断される。
電池群A3〜A4について再グルーピング可能であると判断されたので(ステップS41:Yes)、次に、電池群A3〜A4に含まれる二次電池セルの数が所定の数以上であるか判断する(ステップS42)。電池群A3〜A4に含まれる二次電池セルの数は所定の数(20セル)以上であるので(ステップS42:Yes)、図11に示すように、電池群A3〜A4について再グルーピングを実施して、検査対象グループG4を形成する(ステップS43)。
次に、未処理の電池群があるか判断する(ステップS44)。現時点では、電池群A5について再グルーピング処理されていないので(ステップS44:Yes)、ステップS41へと進み、電池群A5について再グルーピング可能であるか判断する。
電池群A5については、電池電圧V2の測定を再開した後、電池電圧V2の測定終了まで、電池電圧V2の測定が中断していない。よって、電池群A5の電池電圧V2(x)は電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内に測定されたといえるため、電池群A5については再グルーピング可能であると判断することができる(ステップS41:Yes)。しかし、電池群A5に含まれる二次電池セルの数は所定の数(20)よりも少ないので(ステップS42:No)、電池群A5については再グルーピングすることなく、ステップS44へと進む。現時点では、未処理の電池群がないので(ステップS44:No)、再グルーピング処理を終了する。
図9のステップS29において再グルーピングが可能であったので(ステップS30:Yes)、次に、再グルーピングされた電池群(グループG4に含まれる電池群)について良否判定を実施する(ステップS31)。
グループG4(電池群A3〜A4)に含まれる各々の二次電池セルx(x=21〜40)では、良否判定をする際に、所定の期間内(つまり、電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V1(x)および所定の期間内(つまり、電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V2(x)を用いているので、二次電池の良否判定を正確に行うことができる。
なお、ステップS29において再グルーピングできなかった場合は(ステップS30:No)、再度、ステップS27からの処理(つまり、電池電圧V2の測定)を繰り返す。ここで、再グルーピングできなかった場合とは、所定の期間内(つまり、電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内)に電池電圧V2(x)が測定された電池群がなかった場合や、所定の期間内に電池電圧V2(x)が測定された電池群があったとしても、当該電池群に含まれる二次電池セルの数が所定の数よりも少ない場合である。また、1つの電池群に含まれる二次電池セルの電池電圧V2(x)を測定している最中に測定が中断した場合は、当該電池群の測定タイミングt2(x)に大きなばらつきが生じてしまう。このような場合、当該電池群について再グルーピングを実施することができない。
以上で説明したように、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、電池電圧V1、V2の経時的な変動が小さい期間内に各々の電池電圧V1(x)、V2(x)を取得することができなかった場合、各々の電池群(二次電池セル)を再グループ化して、測定タイミングt1(x)および測定タイミングt2(x)をそろえている。よって、各々の電池電圧V1(x)、V2(x)を再測定する必要がないので、二次電池の検査時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法では、電池のグルーピング処理(ステップS21)および電池の再グルーピング処理(ステップS24、S29)は、各々の二次電池の電池電圧V2を測定した後に実施してもよい。
すなわち、電池群A1〜A5について、図1に示すステップS1〜S7までの処理を実施した後にグルーピング処理(ステップS21に対応)を実施して、電池群A1〜A5を含むグループG1を形成する。その後、電池電圧V1の測定タイミングt1(x)が、t1(x)−t0≦taを満たすか判断する(ステップS23に対応)。t1(x)−t0≦taを満たさない電池群がある場合は、電池の再グルーピングを行う(ステップS24に対応)。
同様に、電池電圧V2の測定タイミングt2(x)が、t2(x)−t0’≦tbを満たすか判断する(ステップS28に対応)。t2(x)−t0’≦tbを満たさない電池群がある場合は、電池の再グルーピングを行う(ステップS29に対応)。このような処理により、所定の期間内(電池電圧V1の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V1(x)や所定の期間内(電池電圧V2の経時的な変動が小さい期間内)に測定された電池電圧V2(x)を用いて、二次電池の良否判定を行うことができる。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
11 二次電池セル
12 治具

Claims (8)

  1. 複数の二次電池セルxのエージング工程前における各々の電池電圧V1(x)と前記エージング工程後における各々の電池電圧V2(x)とを測定し、前記複数の二次電池セルの各々の電圧降下量ΔV(x)=V1(x)−V2(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行う二次電池の検査方法であって、
    前記各々の電池電圧V1(x)の測定タイミングt1(x)および前記各々の電池電圧V2(x)の測定タイミングt2(x)の少なくとも一方を取得し、
    第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が第1の閾値以内である場合、前記各々の電池電圧V1(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行い、
    第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が第2の閾値以内である場合、前記各々の電池電圧V2(x)を用いて前記複数の二次電池セルの良否判定を行う、
    二次電池の検査方法。
  2. 前記第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが前記第1の閾値よりも長い場合、再度、前記各々の二次電池セルの電池電圧V1(x)を測定し、
    前記第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが前記第2の閾値よりも長い場合、再度、前記各々の二次電池セルの電池電圧V2(x)を測定する、
    請求項1に記載の二次電池の検査方法。
  3. 前記第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが前記第1の閾値よりも長い場合、所定の期間内に電池電圧V1(x)が測定された二次電池セルを用いて第1グループを形成し、当該第1グループに属する二次電池セルの電池電圧V1(x)を用いて前記第1グループに属する二次電池セルの良否判定を行い、
    前記第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々の少なくとも一つが前記第2の閾値よりも長い場合、所定の期間内に電池電圧V2(x)が測定された二次電池セルを用いて第2グループを形成し、当該第2グループに属する二次電池セルの電池電圧V2(x)を用いて前記第2グループに属する二次電池セルの良否判定を行う、
    請求項1に記載の二次電池の検査方法。
  4. 前記複数の二次電池セルのうち、前記第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が前記第1の閾値以内である二次電池セルを用いて前記第1グループを形成し、
    前記複数の二次電池セルのうち、前記第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が前記第2の閾値以内である二次電池セルを用いて前記第2グループを形成する、
    請求項3に記載の二次電池の検査方法。
  5. 前記第1基準タイミングから前記各々の測定タイミングt1(x)までの経過時間の各々が前記第1の閾値以内である二次電池セルの数が所定の数以上である場合、前記第1グループを形成し、
    前記第2基準タイミングから前記各々の測定タイミングt2(x)までの経過時間の各々が前記第2の閾値以内である二次電池セルの数が所定の数以上である場合、前記第2グループを形成する、
    請求項4に記載の二次電池の検査方法。
  6. 所定の数の二次電池セルを各々備える複数の電池群を形成し、
    前記電池群単位で前記複数の二次電池セルをグルーピングすることで前記第1および第2グループを形成する、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の二次電池の検査方法。
  7. 前記第1基準タイミングおよび前記第2基準タイミングは、前記エージング工程前において前記各々の二次電池セルが同一の電池電圧を有するタイミングである、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の二次電池の検査方法。
  8. 前記第1基準タイミングは、前記各々の二次電池セルに対して初回充電を行った直後のタイミング、前記電池電圧V1の測定を開始する直前のタイミング、および最初の二次電池セルの電池電圧V1を測定したタイミングのいずれかであり、
    前記第2基準タイミングは、前記各々の二次電池セルに対して初回充電を行った直後のタイミング、前記電池電圧V1の測定が終了したタイミング、前記エージング工程が終了したタイミング、および最初の二次電池セルの電池電圧V2を測定したタイミングのいずれかである、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の二次電池の検査方法。
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