JP2015125683A - 通信端末における履歴管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】eラーニングによる学習とeラーニング以外の学習との学習履歴を組み合わせて、学習者の習得した技能を適切に可視化及び管理する情報管理システムを提供する。
【解決手段】ユーザによって操作可能な移動体通信端末T100と移動体端末からの要求に応じて処理を行なうサーバV100とがネットワーク820により通信可能に接続され,サーバは或るユーザの要求に基づきユーザの行動履歴に係る情報を或る記録形式で記録する。或る記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合、且つ、当該或る記録形式とは異なる記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、当該或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合には、当該或る種類の称号候補を前記称号情報として付与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、様々な行為の履歴を、適切に管理する技術に関する。
インターネット技術の広まりにより、インターネット技術を利用して学習を行うeラーニングが広まって久しい。企業内研修はもとより、小中高大といった学校教育や、資格取得やスキルアップのためのeラーニング講座も広まり受講者数を伸ばしている。eラーニングによる学習はもはや一般的な教育手法とし、一般にも認識されつつある。また、履歴を電子的に管理することによって膨大なデータも場所を取らずに手軽に管理できるため、紙等に記録して管理することと比較して様々な利点が生じる。
また、eラーニングが普及することにより、学習者を評価する評価者は、eラーニングによる学習によって学習者が習得した技能を参照する機会も増えてきている。
特開2012−150672 特開2007−075447
しかし、従来の技術を用いて研修履歴等を電子的に管理すると、ユーザと指導者の間でのコミュニケーションが減少し、研修等の効果が低減しまう懸念があった。また、当該履歴を管理する方法も、より手軽で便利な方法が求められていた。
さらに、インターネット内で行われるeラーニングと並行して、学習者は現実世界での通常の教育(実習、資格試験、自習、セミナー、読書、等)によっても学習することができるが、eラーニングによる学習結果と現実世界での学習結果とは組み合わせ難く、学習者に対する指導内容も、eラーニングと現実世界での教育とでは夫々別個に行われるため、eラーニングと現実世界での学習とは上手く噛み合ってはいなかった。
また、eラーニングにおいて、学習履歴はデータとして管理されており、学習者は当該学習履歴を参照して、ある科目の進捗状況を確認することができるが、複数の科目の学習履歴は夫々独立しており、ある科目と他の科目とを修了したことによって当該学習者が習得した技能については証明する手段がなかった。さらに、学習者を評価する評価者は、学習者の習得している技能を参照する必要があるが、特にeラーニングによって学習者が習得した技能については、適切に参照する方法が無く、学習者の評価の参考にされない場合があった。
ここで、複数の科目の学習によって学習者が習得した技能を証明する技術に近しい技術は、本発明とは分野が違うものの、ビデオゲームに関する技術として公開されている(特許文献2)。特許文献2には、プレイヤの操作によって選択されたマス目に対応する能力を、ゲーム内のキャラクタに付与することができ、キャラクタに対して既に能力を付与しているマス目に基づいて、プレイヤが選択可能なマス目が決定される、即ち、複数のマス目の能力を獲得することによって、上位の能力を獲得することができる仕組みを可視化する技術について開示されている。
しかしながら、特許文献2に係る技術は、あくまでゲーム内での情報に基づいて処理することを前提とした技術であるため、本発明が解決しようとする課題には適用できなかった。例えば、特許文献2に係る技術をeラーニングに適用することで、eラーニングによる学習履歴を元に、学習者の習得している技能を可視化することは可能であるが、eラーニング以外での現実世界での学習を参照することができず、eラーニングによる学習と現実世界での学習とによって学習者が習得した技能については処理することができない。また、インターネット上でのeラーニング以外による学習(例えば、Webページを閲覧することによる学習)についても、Webの閲覧履歴は、eラーニングを提供するサーバとは別のサーバが管理していたり、そもそも履歴の記録形式が異なるため、eラーニングの学習履歴と組み合わせて処理することができない。
そこで、本発明は、eラーニングによる学習とeラーニング以外の学習との学習履歴を組み合わせて、学習者の習得した技能を適切に可視化及び管理することを目的としている。
本発明(1)は、
ユーザによって操作可能な情報処理装置(例えば、通信端末T110、移動体通信端末T100)と、
情報処理装置からの要求に応じた処理を実行可能なサーバ装置(例えば、サーバV100)と
が通信可能に接続された情報管理システムであって、
サーバ装置(例えば、サーバV100)は、
或るユーザによって操作された情報処理装置(例えば、通信端末T110、移動体通信端末T100)からの要求に基づき、当該或るユーザの行動履歴に係る情報を記録する手段であって、当該要求の種類に応じて記録形式を異ならせて当該行動履歴に係る情報を記録する行動履歴情報記録手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171)と、
行動履歴情報記録手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171)により記録されている、或るユーザの行動履歴に係る情報に基づき、当該或るユーザに対して称号情報を付与する称号情報付与手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170)と
を備え、
称号情報付与手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170)は、
複数種類の称号候補と、称号候補の種類と対応付けられた称号情報付与条件とを有し、
或る記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合、且つ、当該或る記録形式とは異なる記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、当該或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合には、当該或る種類の称号候補を前記称号情報として付与する
ことを特徴とする情報管理システムである。
本発明(2)は、
予め定められた特定種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件には、当該特定種類の称号候補とは異なる種類の称号候補が前記称号情報として付与されていることが少なくとも含まれる、前記発明(1)記載の情報管理システムである。
本発明(3)は、
或る種類の称号候補が前記称号情報として付与された後、当該或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足しなくなった場合には、当該付与された称号情報を剥奪する称号情報剥奪手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170)を更に備える、前記発明(1)又は(2)記載の情報管理システムである。
本発明(4)は、
前記発明(1)乃至(3)いずれか一項記載の情報管理システムにおいて、少なくとも前記称号情報付与手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170)を備えるサーバ装置である。
本発明(5)は、
前記発明(1)乃至(3)いずれか一項記載の情報管理システムにおけるサーバ装置に、少なくとも前記称号情報付与手段(例えば、バッジ情報管理手段V1170)に係る処理を実行させるためのプログラムである。
夫々異なる形式で記録されている、ある学習者に係る学習履歴情報を、一定の形式に変換して取り込むことにより、eラーニングによる学習とeラーニング以外の学習との学習履歴を組み合わせて、学習者の習得した技能を適切に可視化及び管理できることとなる。
図1は、本実施形態に係る移動体通信端末通信システムの全体図である。 図2は、本実施形態に係る移動体通信端末の機能ブロック図である。 図3は、本実施形態に係るサーバの機能ブロック図である。 図4は、本実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、ユーザ情報登録処理のシステムフロー図である。 図5は、本実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、承認者情報登録処理のシステムフロー図である。 図6は、本実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、承認待ち研修履歴登録処理のシステムフロー図である。 図7は、本実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、研修履歴承認処理のシステムフロー図である。 図8は、第2実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、ユーザ情報登録処理のシステムフロー図である。 図9は、第2実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、承認待ち研修履歴登録処理のシステムフロー図である。 図10は、第2実施形態に係る研修履歴管理システムにおける、研修履歴承認処理のシステムフロー図である。 図11は、第3実施形態に係る移動体通信端末通信システムの全体図である。 図12は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムの全体図である。 図13は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムに係るサーバの機能ブロック図及びシステム概念図である。 図14は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムのシステム概念図である。 図15は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムに係るテーブルイメージ図である。 図16は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、ログイン処理のシステムフロー図である。 図17は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、新規バッジ作成処理のシステムフロー図である。 図18は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、プローブ仮登録処理のシステムフロー図である。 図19は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、目標バッジ設定処理のシステムフロー図である。 図20は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、バッジ状態更新処理のシステムフロー図である。 図21は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、自己認証プローブ登録処理のシステムフロー図である。 図22は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、確認プローブ登録処理のシステムフロー図である。 図23は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、手動プローブ登録処理のシステムフロー図である。 図24は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、自動プローブ登録処理のシステムフロー図である。 図25は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システムにおける、ラーナ検索処理のシステムフロー図である。
本発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
(システム全体構成)
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る研修履歴管理システム10のシステム全体構成について説明する。はじめに、研修履歴管理システム10は、移動体通信端末上での操作によりサーバV100における研修履歴の管理を可能とするシステムである。まず、図示するように、研修履歴管理システム10は、移動体通信端末T100と後述するサーバシステム800との間で研修履歴管理サーバに係る情報の送受を中継する移動体通信システム600と、移動体通信端末T100へ研修履歴に係る情報を送受可能なサーバシステム800と、から構成されている。
(システム全体構成/移動体通信システム600)
次に、移動体通信システム600は、研修履歴に係る情報等を移動体通信端末T100から移動体通信端末T100の外部へ発送すると共にサーバシステム800から提供される研修履歴に係る情報を受領する移動体通信端末T100と、移動体通信端末T100とサーバシステム800とを無線で接続するための拠点である基地局620と、移動体通信端末T100を用いたパケット通信を可能とするためのパケット網630と、移動体通信端末T100からのリクエストを受付け移動体通信端末T100からサーバシステム800へのアクセス制御を行うセンターサーバ640と、から構成されている。以下、各構成要素について詳述する。
(システム全体構成/移動体通信システム600/移動体通信端末T100)
移動体通信端末T100は、無線通信を利用した持ち運び可能な端末機であり、例えば、携帯電話機(特に、スマートフォン)や携帯情報端末(PDA)、無線通信機能を搭載したゲーム機等が挙げられる。尚、移動体通信端末T100の具体的な構成については後述する。
(システム全体構成/移動体通信システム600/基地局620)
基地局620は、移動体通信端末T100と無線で接続するための拠点であり、電柱やビルの屋上等に設置されている。また、後述するパケット網630の末端にあたる装置であり、基地局620同士を互いに有線または無線のネットワークで結ぶことによってパケット網630を構成している。
(システム全体構成/移動体通信システム600/パケット網630)
パケット網630は、移動体通信端末T100を用いたデータ通信をするときに、送受信するデータをパケットに一旦分割して、これらを一つ一つ送受信する(パケット通信)ためのデータ通信網であり、分割されたパケットは夫々パケット網上の空いている回線を通って伝送される。
(システム全体構成/移動体通信システム600/センターサーバ640)
センターサーバ640は、移動体通信端末T100からのリクエストに応じて、後述するネットワーク820に接続されているサーバV100と通信し、移動体通信端末T100からのリクエストに応じた種々の情報をサーバV100から取得し、当該取得した情報をリクエスト元の移動体通信端末T100へ送信する。これにより、移動体通信端末T100の操作者は、パケット網630やセンターサーバ640を介して、外出先等、その居場所に係らず、所望する情報をサーバV100から取得することができる。また、センターサーバ640は、研修履歴管理システム10のユーザの夫々を一意に特定するためのデータベース(ユーザ登録データベース)を有している(不図示)。ユーザ登録データベースには、例えば、ユーザ夫々に割り当ててあるユーザ識別情報(ユーザID、電話番号、メールアドレス等)と、その移動体通信端末T100の所有者(ユーザ)を識別するための所有者識別情報(ユーザパスワード)と、が登録されている。
(システム全体構成/サーバシステム800)
次に、サーバシステム800は、研修履歴に係る情報を提供するサーバV100と、パケット網630とサーバV100間の情報送受信を介するネットワーク820と、から構成されている。以下、各構成要素について詳述する。
(システム全体構成/サーバシステム800/サーバV100)
サーバV100は、研修履歴に係る情報を提供するサーバ機器であり、ネットワーク820を介して移動体通信端末T100からアクセスされる。また、サーバV100は、ユーザ毎の研修履歴に係る全ての情報が記憶されるため、処理性能が高く記憶容量の大きなサーバ機器を設置しておくことが好適である。
(システム全体構成/サーバシステム800/サーバV100)
また、サーバV100は、一般的なクライアントサーバモデルに基づき、クライアントとなる移動体通信端末T100へサービスを提供するサーバ機能を有している。サーバ機能とは、ファイルサーバ機能やプリントサーバ機能等の情報やリソースの共有サービスに供されるものや、DNSサーバ機能やプロキシサーバ機能等のインターネット接続の利便性、安全性の向上サービスに供されるもの等様々であるが、サーバV100は主に、クライアントが有するブラウザソフトに対する、HTML文書、画像データや音声データ等のコンテンツ提供サービスに供される、いわゆるWebサーバ機能と、クライアントやアプリケーションサーバに要求されたデータの送信、操作要求を受け付けてのデータの書き換えや削除等のコンテンツ提供サービスに供される、いわゆるデータベースサーバ機能と、ネットワークやシステムにアクセスしてきたユーザや端末が,アクセス許可を受けている正規のユーザや端末かを判別(認証)する等のコンテンツ提供サービスに供される、いわゆる認証サーバ機能と、を発揮する。即ち、サーバV100は、移動体通信端末T100が有するブラウザソフトに対して、移動体通信端末T100からの要求に応じて、文章、画像、音声等で表現される情報を提供することができるのである。
(システム全体構成/サーバシステム800/ネットワーク820)
ネットワーク820は、サーバV100から送信される各種情報の伝送路である。サーバV100からは大容量のデータが送信される場合があるため、伝送路はデジタル伝送路であることが好適である。
(システム構成要素/移動体通信端末T100/ブロック図)
次に、図2のブロック図を参照しながら、本実施形態に係る移動体通信端末T100の各種機能について説明する。はじめに、移動体通信端末T100は、中央処理装置、一次記憶装置、二次記憶装置等の素子等から構成されるプログラム処理実行部(OSを含む)として機能する中央制御装置T1100と、表示装置や表示制御回路等から構成される情報表示部として機能する情報表示装置T1200と、操作キー(主に、表示装置のタッチパネル部)や入力インターフェース等から構成される情報入力部として機能する情報入力装置T1300と、アンテナや通信インターフェース等から構成される無線通信部として機能する無線通信装置T1400と、撮像素子や撮像制御回路等から構成される画像撮影部として機能する画像撮影装置T1500と、移動体通信端末T100にて起動中の処理実行を中断し、ホーム画面(初期表示画面)へと画面を遷移させるホームボタンTHBと、設定変更画面等のメニュー画面表示等、様々な用途に使用されるサブボタンTSBと、から構成されており、各装置は電気的に接続されている。その他、図示しないが、スピーカやマイク及び音声信号処理回路といった音声入出力部として機能する音声入出力装置等とも電気的に接続されている。以下、上記各手段(装置)の詳細を説明する。
まず、中央制御装置T1100は、無線通信装置T1400を介してのセンターサーバ640への接続やサーバV100へのサービス提供に係る要求信号(リクエスト)を発信するリクエスト信号送信制御手段T1120と、無線通信装置T1400を介してサーバV100から送信される研修履歴に係る情報等を受信するレスポンス信号受信制御手段T1130と、OSの実行結果に係る各種データの情報表示装置T1200への表示制御を行う情報表示制御手段T1140と、センターサーバ640やサーバV100等の所在位置を示す情報(URL)や各種情報を保存する情報保存手段T1150と、を有している。ここで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、移動体通信端末T100から送信する各種情報を一時記憶するためのリクエスト送信情報一時記憶手段T1121を更に有している。また、レスポンス信号受信制御手段T1130は、移動体通信端末T100により受信する研修履歴に係る情報を一時記憶するためのレスポンス受信情報一時記憶手段T1131を更に有している。
次に、情報保存手段T1150は、リクエスト信号の送信先となるURLを保存するためのURL情報記憶手段T1151と、移動体通信端末T100の端末識別情報を保存するための端末識別情報記憶手段T1152と、を更に有している。
(システム構成要素/サーバV100/ブロック図)
次に、図3のブロック図を参照しながら、本実施形態に係るサーバV100の各種機能について説明する。はじめに、サーバV100は、中央処理装置、一次記憶装置、二次記憶装置、中央処理装置、一次記憶装置、二次記憶装置、等の素子等から構成されるプログラム処理実行部(OSを含む)であってサーバ機能を司る中央制御装置V1100と、外部接続用インターフェース等から構成される有線通信部として機能する情報通信装置V1400と、から構成されており、各装置は電気的に接続されている。その他、図示しないが、サーバV100の電源装置やメンテナンス装置(液晶ディスプレイ、入力装置、情報バックアップ用記憶装置や記憶媒体等)といった装置等とも電気的に接続されている。以下、上記各手段(装置)の詳細を説明する。
まず、中央制御装置V1100は、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100から送信されるサービス提供に係るリクエスト信号を受信するリクエスト信号受信制御手段V1110と、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100へ送信する研修履歴に係る情報、画像データや音声データ等のレスポンス信号を送信するレスポンス信号送信制御手段V1120と、研修履歴管理システム10のユーザの研修履歴の登録、変更、削除等のサービス(研修履歴管理サービス)を提供する研修履歴管理サービス供給制御手段V1130と、ユーザ毎に付与されたパスワードの照合によってユーザを特定するユーザ識別情報認証手段V1140と、移動体通信端末T100に入力された承認パスワードが正規の承認パスワードであるか否かを照合して判定する承認識別情報認証手段V1150と、ユーザ研修履歴管理テーブルの更新等を実行する履歴情報管理手段V1160と、を有している。ここで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、受信したリクエスト信号を一時記憶するためのリクエスト受信情報一時記憶手段V1111を更に有している。また、レスポンス信号送信制御手段V1120は、送信するレスポンス信号を一時記憶するためのレスポンス送信情報一時記憶手段V1121を更に有している。
次に、研修履歴管理サービス供給制御手段V1130は、研修項目選択画面の雛型(フォーム)等の研修履歴管理サービスに係る画面を生成する画面生成手段V1131と、研修履歴に係るフラグのオン・オフ等を一時記憶する研修履歴管理サービス関連情報一時記憶手段V1132と、を更に有している。その他、図示しないが、画面生成手段V1131は、ユーザ情報や研修履歴情報の入力に係るフォームを生成する手段等も有している。ここで、フォームとはHTML仕様の一部として組み込まれているいわゆるHTMLフォームのことであり、テキストボックスやラジオボタンといった部品を組み合わせることで、クライアント側での入力操作を促す情報を提供するものである。また、テキストボックスやラジオボタンといった部品には、サーバ側での操作内容(アクション属性、メソッド属性と呼ばれる)がリンクされており、サーバ側で生成され送信されたフォームに従ってユーザ側で情報を入力し、当該フォームを再度サーバ側へ送り返すことで、ユーザ側で入力した情報をサーバ側のデータベースへ登録したり削除したりする操作を実行することができる。
また、ユーザ識別情報認証手段V1140は、ユーザ識別情報に係る情報を記憶するためのユーザ識別情報テーブルV1141を更に有している。また、承認識別情報認証手段V1150は、承認識別情報に係る情報を記憶するための承認識別情報テーブルV1151を更に有している。
また、履歴情報管理手段V1160は、研修履歴を登録又は管理するためのデータテーブルであるユーザ研修履歴管理テーブルV1161を有している。
(システムフロー)
ここで、図4を参照しながら、本実施形態における研修履歴管理システム10の、移動体通信端末T100とサーバV100との間でのユーザ情報登録処理について詳述する。本システムフローは、ユーザが移動体通信端末T100を用いてユーザ個人情報を登録する場合のフローである。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/移動体通信端末T100の処理1A)
はじめに、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ102−Sで、ユーザは移動体通信端末T100を操作し、ユーザ情報登録用URLにアクセスする。次に、ステップ103−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、ユーザ情報の登録を開始するためのユーザ情報登録要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/サーバV100の処理1B)
次に、サーバV100の処理へ移行する。まず、ステップ104−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信されたユーザ情報登録要求を受信する。次に、ステップ106−Sで、画面生成手段V1131は、ユーザ情報登録要求フォーム(ユーザ情報に係る各項目を入力するためのフォーム)を生成する。次に、ステップ108−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、ユーザ情報登録要求フォーム(ユーザ情報に係る各項目を選択するためのフォーム)を、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/移動体通信端末T100の処理2A)
次に、移動体通信端末T100の処理へ移行する。まず、ステップ110−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信されたユーザ情報登録要求フォームを受信する。次に、ステップ112−Sで、情報表示制御手段T1140は、ユーザ情報登録要求フォームを表示する。次に、ステップ114−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作して自身の個人情報をユーザ情報登録要求フォームに入力する。次に、ステップ116−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、当該個人情報を入力したユーザ情報登録要求フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/サーバV100の処理2B)
次に、サーバV100の処理へ移行する。まず、ステップ118−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信されたユーザ情報登録要求フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ120−Sで、ユーザ識別情報認証手段V1140は、ユーザID及びユーザパスワードを生成する。次に、ステップ122−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、当該生成したユーザID及びユーザパスワードと、ユーザ情報登録要求フォームに入力されている個人情報とをユーザ識別情報テーブルV1141に記憶する。次に、ステップ124−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、生成したユーザID及びユーザパスワードを、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
ここで、同図右下のイメージ図はユーザ識別情報テーブルイメージ図である。同イメージに示されるように、本実施形態においては、ユーザ識別情報テーブルは、ユーザID毎に、ユーザパスワード及びユーザの個人情報(メールアドレスや電話番号)が対応して管理されるよう構成されており、同図のステップ122−Sにて登録されたユーザに係る情報はユーザ識別情報テーブルにて管理されることとなる。尚、ユーザ識別情報テーブルの項目の種類は、これには限定されず、例えばユーザの住所や所属する部署等を管理するよう構成してもよい。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/移動体通信端末T100の処理3A)
次に、移動体通信端末T100の処理へ移行する。まず、ステップ126−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、情報通信装置V1400を介してサーバV100から送信されたユーザID及びユーザパスワードを受信する。次に、ステップ128−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信したユーザID及びユーザパスワードを表示し、ユーザ情報登録処理に係る処理を終了する。
次に、図5を参照しながら、本実施形態における研修履歴管理システム10の、移動体通信端末T100とサーバV100との間での承認者情報登録処理について詳述する。本システムフローは、承認者が移動体通信端末T100を用いて承認者情報を登録する場合のフローである。
(システムフロー/承認者情報登録処理/移動体通信端末T100の処理1C)
はじめに、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ202−Sで、ユーザは移動体通信端末T100を操作し、承認者情報登録用URLにアクセスする。次に、ステップ203−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、承認者情報の登録を開始するための承認者情報登録要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/承認者情報登録処理/サーバV100の処理1D)
次に、サーバV100の処理へ移行する。まず、ステップ204−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信された承認者情報登録要求を受信する。次に、ステップ206−Sで、画面生成手段V1131は、承認者情報登録要求フォーム(承認者情報を入力するためのフォーム)を生成する。次に、ステップ208−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、承認者情報登録要求フォーム(承認者情報を入力するためのフォーム)を、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
(システムフロー/承認者情報登録処理/移動体通信端末T100の処理2C)
次に、移動体通信端末T100の処理へ移行する。まず、ステップ210−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された承認者情報登録要求フォームを受信する。次に、ステップ212−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した承認者情報登録要求フォームを表示する。次に、ステップ214−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作して自身の個人情報を承認者情報登録要求フォームに入力する。次に、ステップ216−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、当該個人情報を入力した承認者情報登録要求フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/承認者情報登録処理/サーバV100の処理2D)
次に、サーバV100の処理へ移行する。まず、ステップ218−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信された承認者情報登録要求フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ220−Sで、承認識別情報認証手段V1150は、承認者ID及び承認パスワードを生成する。次に、ステップ222−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、当該生成した承認者ID及び承認パスワードと、承認者情報登録要求フォームに入力されている個人情報とを承認識別情報テーブルV1151に記憶する。次に、ステップ224−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、生成した承認者ID及び承認パスワードを、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
ここで、同図右下のイメージ図は承認識別情報テーブルイメージ図である。同イメージに示されるように、本実施形態において、承認識別情報テーブルは、承認者ID毎に、承認パスワード及び承認者の個人情報(メールアドレスや電話番号等)が対応して管理されるよう構成されており、同図のステップ222−Sにて登録された承認者に係る情報は承認識別情報テーブルにて管理されることとなる。尚、承認識別情報テーブルの項目の種類は、これには限定されず、例えば承認者の住所や所属する部署等を管理するよう構成してもよい。
(システムフロー/承認者情報登録処理/移動体通信端末T100の処理3C)
次に、移動体通信端末T100の処理へ移行する。まず、ステップ226−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された承認者ID及び承認パスワードを受信する。次に、ステップ228−Sで、情報表示制御手段T1140は、承認者ID及び承認パスワードを表示し、承認者情報登録処理に係る処理を終了する。
次に、図6を参照しながら、本実施形態における研修履歴管理システム10の、移動体通信端末T100とサーバV100との間での承認待ち研修履歴登録処理について詳述する。本システムフローは、ユーザが移動体通信端末T100を用いて承認待ち研修履歴を登録する場合のフローである。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/移動体通信端末T100の処理1E)
はじめに、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ302−Sで、ユーザは移動体通信端末T100を操作してユーザログイン用URLにアクセスする。次に、ステップ303−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、ログイン情報入力フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/サーバV100の処理1F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ304−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、サーバV100から送信されたログイン情報入力フォーム要求を受信する。次に、ステップ305−Sで、画面生成手段V1131は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を生成する。次に、ステップ306−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/移動体通信端末T100の処理2E)
次に、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ308−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信されたログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を受信する。次に、ステップ310−Sで、情報表示制御手段T1140は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を表示する。次に、ステップ312−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作してログイン情報(ユーザID及びユーザパスワード)を入力する。次に、ステップ314−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、当該入力されたログイン情報(ユーザID及びユーザパスワード)を、情報通信装置V1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左上段のイメージ図はログイン情報入力フォームイメージ図である。同イメージ図に示されるように、本例においては、ログイン情報入力フォームにはユーザID入力フォームとユーザパスワード入力フォームとログインボタンとが表示される。また、特に図示していないが、ユーザパスワード入力画面にて入力するユーザID及びユーザパスワードは0から9までの10種類の数字を4つ(4桁)入力する態様であってもよく、当該ユーザパスワード入力画面にて入力されたパスワードがサーバV100に記憶されているユーザパスワードと一致するか否かによってユーザパスワード認証を行うこととなる。尚、ユーザパスワードの桁数及び入力し得る数字の種類はこれには限定されず、何桁でも何種類でもよく、アルファベットや記号等の組み合わせとしてもよい。ユーザID入力フォームにユーザIDを入力し、ユーザパスワード入力フォームにユーザパスワードを入力した後ログインボタンにタッチ(選択)することで、ユーザ認証が行われることとなる。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/サーバV100の処理2F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ316−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信されたユーザID及びユーザパスワードを受信する。次に、ステップ318−Sで、ユーザ識別情報認証手段V1140は、当該受信したユーザID及びユーザパスワードとユーザ識別情報テーブルV1141に記憶されたユーザID及びユーザパスワードとが一致するか否かを判定(認証)する。次に、ステップ320−Sで、画面生成手段V1131は、当該ユーザのユーザ研修履歴に基づき、研修履歴情報入力フォーム(研修履歴情報を入力するためのフォーム)を生成する。次に、ステップ322−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した研修履歴情報入力フォーム(研修履歴情報を入力するためのフォーム)を、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
以上の処理により、サーバV100へのアクセス時において、移動体通信端末T100側で入力されたユーザID及びユーザの入力したユーザパスワードが、サーバV100側で管理されているユーザID及びユーザパスワードと一致するか否かによって、当該移動体通信端末T100のユーザが正規なユーザであるか否かを判定することが可能となる。尚、図示していないが、認証結果が正常(正規なユーザID又はユーザパスワード)である場合、当該研修履歴管理システムの機能を利用可能(メニュー画面が情報表示装置T1200に表示される)となる。一方、認証結果が異常(不正なユーザID又はユーザパスワード)である場合、当該研修履歴管理システムの機能を利用不能(メニュー画面が情報表示装置T1200に表示されない)となる。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/移動体通信端末T100の処理3E)
次に、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ324−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された研修履歴情報入力フォーム(研修履歴情報を入力するためのフォーム)を受信する。次に、ステップ326−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した研修履歴情報入力フォーム(研修履歴情報を入力するためのフォーム)を表示する。次に、ステップ328−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作して研修履歴情報を入力する。次に、ステップ330−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、当該入力済みとなった研修履歴情報入力フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左下段のイメージ図は、研修履歴情報入力フォームイメージ図である。同イメージ図に示されるように、本例においては、研修履歴情報入力フォームにて選択できる各項目の一覧、メニューボタン及び項目保存ボタンがボタン画像として表示される。また、当該各項目に係るボタン画像のいずれかをタッチ(選択)すると、タッチ(選択)した各項目の選択候補がプルダウンで表示される。その後、表示された選択候補の中から選択したい項目のボタン画像をタッチ(選択)することにより、当該タッチ(選択)した項目が選択され、表示されることとなる。研修履歴を選択した後、項目保存ボタンをタッチ(選択)することで選択されている研修履歴が保存され、後述する研修履歴承認処理にて研修履歴登録の承認を受け得ることとなる。
尚、本例では特に図示していないが、メニューボタンをタッチ(選択)するとメニュー画面(研修履歴情報入力フォームや承認待ち研修履歴一覧画面に移行するボタン画像が表示されている画面)に移行するよう構成されている。また、同イメージ図はあくまで一例であり、表示画面の構成等、本例には限定されない。当該選択候補の表示は各項目をタッチ(選択)した際に、いずれの項目を選択したのかが認識できればよく、例えば、画面全体に選択候補を表示する等の態様であってもよい。また、表示される各項目の選択候補は、ユーザ研修履歴や、その他の個人情報等によって決定されるよう構成してもよい(例えば、既に登録済みの項目は表示されない、等)し、選択式でなく、ユーザが内容を文字入力する方法であってもよい。
また、研修履歴を保存した後には、メニュー画面に移行するよう構成してもよいし、研修履歴を保存した後に、続けて研修履歴を選択及び保存し得るよう構成してもよいし、研修履歴を保存した後に当該保存した研修履歴をそのまま承認できるよう、当該研修履歴の保存後には承認待ち研修履歴一覧画面に直接移行し得るよう構成してもよい。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/サーバV100の処理3F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ332−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、研修履歴情報入力フォーム(入力済)を移動体通信端末T100から受信する。次に、ステップ334−Sで、履歴情報管理手段V1160は、当該受信した研修履歴情報入力フォームに入力された研修履歴を、登録ステータス「承認待ち」として記憶する。
ここで同図右下段はあるユーザのユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(1)である。同イメージ図に示されるように、ユーザ研修履歴管理テーブルではユーザの研修履歴に係る情報が研修項目毎にまとめて表示される。本実施形態においては、当該項目は、承認待ちか承認済かどちらでもないか、の情報である「登録ステータス」と、研修を実施した日時に係る情報である「実施日時」と、承認者による研修履歴の評価に係る情報である「評価」と、研修履歴についてのコメント情報である「コメント」と、研修履歴の承認を実行する又は実行した者の承認者IDに係る情報である「承認者」と、研修履歴情報の最終更新日時に係る情報である「更新日時」と、を管理し得るよう構成されている。また、同図では、研修Bが承認待ち研修履歴として保存された場合を例示している。尚、研修履歴に係る項目はこれには限定されず用途等によって適宜変更して何ら問題ない。また、記憶する形式もテーブル形式には限定されず、ユーザと当該ユーザの研修履歴に係る情報とを対応付けることができるよう記憶されていればよい。
次に、図7を参照しながら、本実施形態における研修履歴管理システム10の、移動体通信端末T100とサーバV100との間での研修履歴承認処理について詳述する。本システムフローは、移動体通信端末T100を用いてユーザが承認待ち研修履歴一覧画面を表示させた後、承認者が研修履歴を承認する場合のフローである。尚、同図における処理はすべて、前述したログイン情報の入力後に実行される処理である。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理4E)
はじめに、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ402−Sで、リクエスト信号制御処理T1120は、ユーザによる移動体通信端末T100の操作によって承認待ち研修履歴一覧画面要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/サーバV100の処理4F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ404−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、承認待ち研修履歴一覧画面要求を移動体通信端末T100から受信する。次に、ステップ406−Sで、画面生成手段V1131は、登録ステータス「承認待ち」である研修履歴情報に基づき、承認待ち研修履歴一覧画面を生成する。次に、ステップ408−Sで、レスポンス信号送信制御手段は、当該生成した研修履歴一覧画面を、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
ここで同図右上段はあるユーザのユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(2)である。本例では、同イメージ図のような研修履歴情報(研修A、研修B、研修Cが承認待ち研修履歴としてテーブルに記憶されている)を有しているユーザを例に挙げて、説明する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理5E)
次に、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ410−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された承認待ち研修履歴一覧画面を受信する。次に、ステップ412−Sで、情報表示制御手段T1140は、承認待ち研修履歴一覧画面を表示する。次に、ステップ414−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作していずれかの承認待ち研修履歴を選択する。次に、ステップ416−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、当該選択された承認待ち研修履歴に係る評価情報入力フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図の5E〜7Eの処理は承認者(本例では、承認者1)が操作することとなる。即ち、ログイン及び承認待ち研修履歴登録処理はユーザが行い、後述する評価情報の入力及び承認パスワードの入力(承認)は承認者が行うのである。
ここで、同図左のイメージ図上段は承認待ち研修履歴一覧画面の一例である。同イメージ図に示されるように、本例においては、承認待ち研修履歴一覧画面にて登録ステータスが「承認待ち」となっている研修履歴の一覧及びメニューボタンがボタン画像として表示される。当該研修履歴の一覧に係るいずれかのボタン画像をタッチ(選択)することで、当該タッチ(選択)した項目の評価情報入力画面に移行することとなる。
(システムフロー/研修履歴承認処理/サーバV100の処理5F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ418−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信された評価情報入力フォーム要求を受信する。次に、ステップ420−Sで、画面生成手段V1131は、研修履歴情報に基づき、評価情報入力フォームを生成する。次に、ステップ422−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した評価情報入力フォームを、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理6E)
次に、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ424−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された評価情報入力フォームを受信する。次に、ステップ426−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した評価情報入力フォームを表示する。次に、ステップ428−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作して評価情報(評価、コメント等)を入力する。次に、ステップ430−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、当該入力された評価情報入力フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左のイメージ図中段は、評価情報入力画面の一例である。評価情報入力画面では、承認待ち研修履歴一覧画面で選択した情報が表示されると共に、承認者が承認待ち研修履歴についての評価を入力するフォーム(同図では、ラジオボタン)と、承認者が承認待ち研修履歴についてのコメントを入力するコメント入力フォームと、承認者が承認待ち研修履歴を承認するための承認ボタン画像と、承認待ち研修履歴を却下するための却下ボタン画像と、メニューボタン画像と、が表示される。本例では特に図示していないが、却下ボタン画像は、承認待ち研修履歴を承認することが適切ではないと承認者が判断した場合に操作するボタン画像であり、却下ボタン画像を操作した際には、当該研修履歴情報がユーザ研修履歴管理テーブルから削除されるよう構成されている。尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、例えば、却下ボタンを操作した際にも研修履歴情報を削除せずに登録ステータスを「差し戻し」とし、登録ステータスが「差し戻し」である研修履歴情報は、ユーザが再編集可能となるよう構成してもよい。
(システムフロー/研修履歴承認処理/サーバV100の処理6F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ432−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信された評価情報入力フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ434−Sで、履歴情報管理手段V1160は、研修履歴管理サービス関連情報一時記憶手段V1132を参照し、当該受信した評価情報入力フォームに入力された評価情報を、当該評価に係る研修履歴情報に付加する形にて、ユーザ研修履歴管理テーブルV1161に記憶する。
ここで同図右中段はユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(3)である。同イメージ図では、ユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(2)の状態から、承認者1が研修Bについて入力した評価及びコメントを、新たに記憶した状態を図示している。
次に、ステップ436−Sで、画面生成手段V1131は、承認パスワード入力フォームを生成する。次に、ステップ438−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した評価情報入力フォームを、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理7E)
次に、移動体通信端末T100の処理を実行する。まず、ステップ450−Sで、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された承認パスワード入力フォームを受信する。次に、ステップ452−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した承認パスワード入力フォームを表示する。次に、ステップ454−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作して承認パスワードを入力する。次に、ステップ456−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、承認パスワード入力フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左のイメージ図下段は、承認パスワード入力画面の一例である。承認パスワード入力画面では、承認待ち研修履歴一覧画面で選択した情報が表示されると共に、承認パスワード入力画像が表示される。本例では、承認パスワード入力画面にて、0から9までの10種類の数字からなる4桁のパスワードを入力する態様となっている。当該承認パスワード入力画面にて入力された4桁のパスワードがサーバV100に記憶されている承認パスワードと一致するか否かによって承認パスワード認証を行っている。
尚、本例はあくまで一例であり、承認パスワードの桁数及び入力し得る数字の種類はこれには限定されず、何桁でも何種類でもよく、アルファベットや記号等の組み合わせとしてもよい。また、メニューボタンをタッチ(選択)するとメニュー画面に移行することとなる。
(システムフロー/研修履歴承認処理/サーバV100の処理7F)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ458−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、移動体通信端末T100から送信された承認パスワード入力フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ460−Sで、承認識別情報認証手段V1150は、当該受信した承認パスワードと、承認識別情報テーブルV1151に記憶された当該研修履歴の承認者(承認者ID)に対応する承認パスワードとが一致するか否かを判定(認証)する。次に、ステップ462−Sで、履歴情報管理手段V1160は、当該承認に係る研修履歴情報の登録ステータスを「承認済」に書き換え、研修履歴承認処理を終了する。
ここで同図右下段はユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(4)である。同イメージ図では、ユーザ研修履歴管理テーブルイメージ図(3)の状態から、承認者1が承認パスワードを入力して研修Bが承認され、登録ステータスの項目が「承認待ち」から「承認済」へと書き換えられた状態を表している。
以上の処理により、移動体通信端末T100側での承認パスワードの入力時において、移動体通信端末T100側で入力された承認パスワードが、サーバV100側で管理されている承認パスワードと一致するか否かによって、入力された承認パスワードが正規な承認パスワードであるか否かを判定することが可能となる。尚、図示していないが、認証結果が正常(正規な承認パスワード)である場合、当該研修履歴が「承認済み」の研修履歴としてサーバV100側に登録(記録)される。一方、認証結果が異常(不正な承認パスワード)である場合、当該研修履歴は「承認済み」の研修履歴としてサーバV100側に登録(記録)されないこととなる。
以上のように構成することにより、本実施形態においては、移動体通信端末での研修履歴の承認時において1回のログインによって複数のパスワードを使用する処理を実行することができ、研修履歴の管理を容易にすることができることとなる。また、ユーザIDでログインした端末からしか承認ができないため、研修履歴情報を承認するにはユーザと承認者とが対面する必要があり、コミュニケーションの機会を担保できることとなる。
尚、当該履歴管理システムは、研修履歴に限らず、様々な履歴管理に応用することが可能である。例えば、学習履歴、勤務履歴、訪問履歴、購入・売却履歴、等。
尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されない。本例では、研修履歴登録の承認時にはパスワードの入力が必要であるよう構成したが、これには限定されず、例えば、移動体通信端末T100の画像撮影装置T1500を介して特定のQRコード(登録商標)等の画像を読み取ることにより、研修履歴登録の承認がなされるよう構成してもよい。また、移動体通信端末T100にICチップを内蔵し、移動体通信端末T100を特定のICチップ読み取り装置にかざすことによって、研修履歴登録の承認がなされるよう構成してもよい。
また、研修履歴登録の承認時に入力する承認パスワードは変更し得るよう構成してもよい。そのように構成することで、ユーザに承認パスワードが知られてしまった場合にも当該承認パスワードを変更することによって不正を防止し得ることとなる。
尚、ユーザパスワード及び承認パスワードは数字や記号のみには限定されず、例えば、特定の質問形式の文章(例えば、「あなたの車の色は?」)に対して回答(例えば、「黒色」)を選択し、サーバに記憶されている回答と一致するか否かによって認証を行うよう構成してもよい。また、そのように構成する場合、承認者情報の登録時に、質問とその回答を記憶するが、この際に複数(例えば、10種類)の質問及び回答を登録し、承認の際には当該複数の質問からランダムに1の質問が選択されるよう構成してもよい。尚、当該回答も変更し得るよう構成してよい。
また、本例では、特に図示していないが、入力された承認パスワードがサーバ側で保持されている承認パスワードと一致しない事態が所定回数連続した場合、不正が行われようとしていると判断し、当該ユーザの研修履歴情報を所定期間、承認不能とする等の対策を実行し得るよう構成してもよい。
また、本例では、移動体通信端末からサーバに通信するよう構成したが、これには限定されず、通信端末であればよく、例えば、デスクトップPC等でもよい。また、デスクトップPCからサーバに通信して研修履歴や研修項目情報を保存し、その後移動体通信端末からサーバに通信して承認を行う等、異なる端末から夫々の処理を実行することも可能である。
また、本例では、承認パスワード認証以前に、評価情報及びコメントがユーザ研修履歴管理テーブルに記憶されるよう構成したが、これには限定されず、例えば、承認パスワードと評価情報及びコメントとを同時にサーバ側に送信し、サーバ側では、承認パスワードの認証が成功した場合にのみ、受信した評価情報及びコメントを記憶するよう構成してもよい。
また、本例では、ログイン時にユーザIDとユーザパスワードを入力するよう構成したが、これには限定されず、例えば、ユーザIDは移動体通信端末T100固有のIDを利用し得るよう構成してもよい。
また、本例では、特に図示していないが、サーバ側に記録されたユーザの研修履歴情報を、移動体通信端末T100から閲覧可能に構成してもよい。また、そのように構成する場合、ユーザ自身の研修履歴のみならず、ユーザの所属するグループ全員の研修履歴を閲覧可能に構成することで、他人の研修履歴情報を当該グループ内でのユーザの研修進行度合を計る目安とすることが可能となる。
また、本例では、特に図示していないが、承認パスワードが複数存在し、ユーザに選択された項目に基づいていずれの承認パスワードとの一致判定を行うかを決定し得るよう構成してもよい(例えば、承認パスワードとして承認パスワードαと承認パスワードβとが存在している場合、承認者1が承認者として選択されている場合には、承認パスワードαと入力されたパスワードとの一致判定を行い、承認者2が選択されている場合には、承認パスワードβと入力されたパスワードとの一致判定を行う)。
また、本例では、サーバにアクセスすることによって、ユーザが自らのユーザ情報(ユーザID、ユーザパスワード、選択する項目、承認パスワード等)を発行・登録するよう構成されているが、これには限定されず、例えば、ユーザに係る情報が予め設定されている(システム管理者が予め入力する)よう構成してもよい。また、承認者についても同様に構成してもよい。
(第2実施形態)
尚、本実施形態においては研修履歴管理テーブル等の管理をすべてサーバ上にて実行するよう構成したが、研修履歴の管理方法はこれには限定されない。そこで、そのような構成を、第2実施形態とし、以下、本実施形態からの相違点についてのみ詳述する。尚、第2実施形態においては、移動体通信端末T100は、端末に保存されたアプリケーション(本例では、後述する研修履歴管理アプリケーション)に係る処理を実行するためのアプリケーション関連処理実行手段T1170を有している。
(システムフロー/ユーザ情報登録処理/サーバV100の処理2B、移動体通信端末T100の処理3A)
まず、図8は、第2実施形態における、ユーザ情報登録処理のシステムフローである(処理1A、1B、2Aについては本実施形態と略同様であるため、図示略)。本実施形態からの相違点はステップ124−S(第2)〜ステップ127−S(第2)であり、その目的は、移動体通信端末T100側で研修履歴情報を管理するための研修履歴管理アプリケーションを移動体通信端末T100に保存(ダウンロード)することである。即ち、ユーザID及びユーザパスワードと、ユーザ情報登録要求フォームに入力されている個人情報とをユーザ識別情報テーブルV1141に記憶後、ステップ124−S(第2)で、レスポンス信号送信制御手段V1120は、研修履歴管理アプリケーションに、S120−Sの処理で生成したユーザID及びユーザパスワードを埋め込み、情報通信装置V1400を介して移動体通信端末T100に送信する。次に、ステップ126−S(第2)で、レスポンス信号受信制御手段T1130は、サーバV100から送信された研修履歴管理アプリケーションを受信する。次に、ステップ127−S(第2)で、中央制御装置T1100は、研修履歴管理アプリケーションを情報保存手段T1150に記憶して、ステップ128−Sに移行する。
尚、第2実施形態においては、ユーザIDやユーザパスワード等のユーザに係る情報は研修履歴管理アプリケーションに記憶されているが、ユーザが自身のユーザIDを忘れてしまった場合等のために、サーバV100にもユーザIDやユーザパスワード等のユーザに係る情報を記憶するよう構成している。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/移動体通信端末T100の処理2E)
次に、図9は、第2実施形態における、承認待ち研修履歴登録処理のシステムフローである。同図の処理はすべて移動体通信端末T100において実行される。まず、ステップ310−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作して研修履歴管理アプリケーションを起動し、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を表示する。次に、ステップ312−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作してログイン情報(ユーザID及びユーザパスワード)を入力する。次に、ステップ314−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、入力されたユーザID及びユーザパスワードと情報保存手段T1150に記憶されたユーザID及びユーザパスワードとが一致するか否かを判定(認証)する。
(システムフロー/承認待ち研修履歴登録処理/移動体通信端末T100の処理3E)
次に、ステップ326−Sで、情報表示制御手段T1140は、研修履歴情報入力フォーム(研修履歴を選択するためのフォーム)を表示する。次に、ステップ328−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作して研修履歴情報を研修履歴情報入力フォームに入力する。次に、ステップ330−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、研修履歴情報入力フォームに入力された研修履歴情報を、登録ステータス「承認待ち」の研修履歴情報として情報保存手段T1150に一時記憶し、承認待ち研修履歴登録処理を終了する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理5E)
次に、図10は、第2実施形態における、研修履歴承認処理のシステムフローである。まず、ステップ412−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作し、承認待ち研修履歴一覧画面を表示する。次に、ステップ414−Sで、ユーザはいずれかの承認待ち研修履歴を選択する。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理6E)
次に、ステップ426−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、当該選択された研修履歴に係る評価情報入力フォームを表示する。次に、ステップ428−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作して評価情報(評価、コメント等)を入力する。次に、ステップ430−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、評価情報入力フォームに入力された評価情報を、当該評価に係る研修履歴情報に付加する形にて記憶する。次に、ステップ432−Sで、承認者は情報入力装置T1300における承認ボタンを操作する。尚、同図の6E、7Eの処理は承認者(本例では、承認者1)が操作することとなる。
(システムフロー/研修履歴承認処理/移動体通信端末T100の処理7E)
次に、ステップ452−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、承認パスワード入力フォームを表示する。次に、ステップ454−Sで、承認者は情報入力装置T1300を操作して承認パスワードを入力する。次に、ステップ456−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、入力された承認パスワードと、情報保存手段T1150に記憶された当該研修履歴の承認者(承認者ID)に対応する承認パスワードとが一致するか否かを判定(認証)する。次に、ステップ458−Sで、アプリケーション関連処理実行手段T1170は、当該承認に係る研修履歴情報の登録ステータスを「承認済」に書き換え、研修履歴承認処理を終了する。
以上のように構成することにより、第2実施形態においては、研修履歴情報の管理手段を研修履歴管理アプリケーションとして移動体通信端末T100に保存し、当該研修履歴管理アプリケーションによって研修履歴の登録・承認に係る処理を実行し得るよう構成されている。このように構成した場合、サーバとの通信を行うことなく、研修履歴情報を管理することができることとなる。
尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、例えば、本例では研修履歴管理システムにおけるユーザ・承認者登録及びアプリケーション配信を除く処理を移動体通信端末T100のアプリケーション上で実行し得るよう構成したが、本研修履歴管理システムの一部のみをアプリケーション上で実行し得るよう構成してもよい。また、アプリケーションの起動時にはサーバにアクセスし、サーバ上への研修履歴情報のアップロード・ダウンロードやアプリケーションの更新等を実行するよう構成してもよい。
(第3実施形態)
また、本実施形態のような履歴管理システムを提供するための方法として、図11(第3)に示すような、システムの各機能に対応する複数のサーバを利用する態様も考えられる。例えば、同図においては、ユーザ(及び承認者)の移動体通信端末T100に対して履歴管理システムに係るHTMLデータ(画面の表示等)を提供するためのWebサーバW100と、ユーザの履歴情報等を記憶し、承認処理を実行するためのデータベースサーバD100と、の2つのサーバを利用する態様を図示している。尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、例えば、サーバの態様として、ネットワーク上に存在する複数のコンピュータをサーバとして利用する態様(いわゆる、クラウド)であってもよい。
(第4実施形態)
尚、上記の実施形態は、ラーナ(学習者)の学習履歴を管理するための方法の1つであるが、これには限定されず、現実世界での様々なラーナの行動履歴(学習履歴)を取得及び管理し得るよう構成してもよい。そこで、そのような形態の一例を第4実施形態とし、以下、詳述する。
まず、図12は、第4実施形態に係るシステムの全体図である。図示されるW100、D100、M100は、夫々WebサーバW100、データベースサーバD100、メールサーバM100であり、ラーナの行動履歴(学習履歴)に関する情報は、夫々のサーバによって異なる形式で記録されている。例えば、ユーザのWeb閲覧履歴に係る情報は、WebサーバW100内に、クライアントIPアドレス、アクセスしたURL、アクセス日時等を纏めた情報としてW形式にて記録(所定の期間記録)されている。また、ラーナのeラーニング受講履歴に係る情報は、データベースサーバD100内に、ユーザID、受講科目、受講日時等を纏めた情報としてD形式にて記録されている。また、ラーナのメール送受信履歴に係る情報は、メールサーバM100内に、送信者メールアドレス、受信者メールアドレス、送受信日時等を纏めた情報としてM形式にて記録されている。
このように、ラーナの行動に係る情報は、夫々異なる形式にて各サーバに記録されているが、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システム40においては、当該システムを提供するサーバV100内に、ラーナの行動履歴を所定の形式(行動履歴の内容に依らず一定の形式であり、例えば、ユーザID、学習日時、学習行動種別、学習内容、等)にて記録するよう構成されている。
また、第4実施形態に係るシステムでは、特に移動体通信端末に限らず、サーバV100との通信ができる端末(例えば、デスクトップPC等)であってもよいため、単に、通信端末T110とした。
ここで、図13は、第4実施形態に係るユーザ行動履歴管理システム40を提供するサーバV100の機能ブロック図である。はじめに、本実施形態との相違点は、サーバV100の中央制御装置V1100が、バッジ情報管理手段V1170を有している点であり、その目的は、ラーナの学習行動に基づき、当該ラーナが所定の条件を充足した場合には、当該ラーナに電子的な称号(以下、バッジと呼ぶことがある)を付与し得るよう構成することである。
また、バッジ情報管理手段V1170は、ラーナの学習履歴情報(以下、プローブと呼ぶことがある)を記憶して管理するためのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171と、バッジの付与条件を記憶して管理するためのバッジ付与条件管理テーブルV1172と、ラーナの取得しているバッジを記憶して管理するためのユーザ取得バッジ管理テーブルV1173と、を有している。同図右のイメージ図に示されるように、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171は、ユーザ情報とプローブ情報とを関連付けており、ユーザ(特に、ラーナ)の学習行動をプローブ(当該ユーザの学習履歴情報)として取り込み、所定の形式にて記憶する。また、バッジ付与条件管理テーブルV1172は、バッジ情報とプローブ情報とを関連付けており、システム管理者によってバッジが作成された際、当該作成されたバッジを獲得するために必要なプローブがどのようなプローブであるかを記憶する。また、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173は、ユーザ情報とバッジ情報とを関連付けており、あるラーナのバッジの状態(未取得状態、目標状態、獲得状態、喪失状態)が変わった(例えば、新たにバッジを獲得した)際、当該ラーナのバッジの状態を記憶する(当該バッジの状態情報は、ラーナや閲覧者によって参照されることとなる)。このように、当該システムは、ユーザ{ラーナ(学習者)及び閲覧者(ラーナの学習に係る情報を閲覧する者であり、例えば、雇用主等)}と、当該システムの管理・運営を担うシステム管理者とによって操作されるのである。尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、例えば、システム管理者だけでなく、ラーナや閲覧者も新規バッジを作成し得るよう構成してもよい。
次に、図14は、当該ユーザ行動履歴管理システム40における、バッジの付与条件に係るイメージ図である。ここで、本例において、バッジは、作成時に夫々設定された付与条件を有しており、当該付与条件を充足することで、当該付与条件を充足したユーザラーナに当該バッジが付与されることとなる。また、バッジには、ラーナが身に付けている技能を表すスキルバッジと、ラーナが所属しているグループを表す所属バッジとの2種類のバッジが存在する。また、ラーナ毎に設定可能なバッジの状態ステータスとして、当該バッジの付与条件を充足していない(且つ、目標にもしていない)ことを表す「未取得」状態と、当該バッジの付与条件を満たしていないが、獲得の意思がある旨をラーナが設定していることを表す「目標」状態と、当該バッジの付与条件を充足していることを表す「獲得」状態と、当該バッジの付与条件を一度は充足したが現在は充足していないことを表す「喪失」状態との4つの状態が存在する。尚、本例では特に図示していないが、バッジだけではなくプローブに対しても、「未取得」「目標」「獲得」「喪失」等の状態を設定し得るよう構成してもよい。
ここで、同図に図示されるように、あるバッジの付与条件として、一又は複数の所定のプローブ(学習履歴情報)及び/又は所定のバッジを獲得していることが設定され得る。例えば、同図の「社内N検定」のバッジは、あるラーナが「筆記試験70点以上」のプローブと「レポート提出」のプローブを獲得することで、当該バッジの付与条件を充足し、当該ラーナに係る「社内N検定」のバッジの状態ステータスが「獲得」状態に書き換えられることとなる(獲得することとなる)。また、同図の「開発部」のバッジは所属バッジであり、あるラーナ開発部に所属していることで、当該バッジの付与条件を充足し、当該バッジを獲得することとなる(当該ラーナが開発部から他の部へと異動となった場合、当該バッジは「喪失」状態となる)。また、同図の「開発スペシャリスト」のバッジは、「学会発表」のプローブと、「社内N検定」のバッジと、「研修Pに参加」のプローブと、「開発部」のバッジとを獲得していることで、当該バッジの付与条件を充足し、当該バッジを獲得することとなる。即ち、当該システムにおいて、バッジとプローブとが階層構造を形成するよう構成されているのである。
次に、図15は、図13で説明した、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171、バッジ付与条件管理テーブルV1172、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173、の各管理テーブルのイメージ図である。同図に図示されるように、まず、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171は、ユーザIDと、当該ユーザIDの示すユーザ(ラーナ)の学習履歴情報とを、学習日時・学習行動・学習内容の要素を対応付ける形式にて記憶し得るよう構成されている。例えば、同図のユーザID「Y1234」のラーナが、2013年11月29日に、「マネジメントA−3」をeラーニングによって学習したという情報が、当該テーブルに記憶されている。
次に、バッジ付与条件管理テーブルV1172は、作成されたバッジのバッジIDと、当該バッジのバッジ名と、当該バッジの付与条件とを記憶し得るよう構成されている。例えば、同図のバッジIDS00234に係るバッジは、「Webデザイン中級」という名のバッジであり、[1]「Webデザイン入門」を読む(後述する確認プローブにて登録)、[2]「http://www.ddeeff.com」のWebページを閲覧する、[3]バッジID「S00054」のバッジを獲得する、又は[3]Webページ作成の実習に参加する、という付与条件が設定されていることが、当該テーブルに記憶されている。また、本例では、所属バッジの付与条件として、所属しているグループの代表者(例えば、開発部に所属している場合、開発部長)による承認が設定されているが、あくまで一例であり、これには限定されず、自己申告によって獲得し得るよう構成してもよい(その場合、システム管理者やグループの代表者によって取り消し可能に構成することが好適である)し、ある団体において、構成員の所属を管理するデータ(例えば、ディレクトリサービスによって管理する構成員の所属データ等)を取り込み、自動的に構成員に対して所属バッジを付与し得るよう構成してもよい。
次に、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173(※ラーナ用)は、ユーザIDと、当該ユーザに係るバッジの取得状況(バッジID及び当該バッジの状態)と、当該バッジ状態の最終更新日時とを記憶し得るよう構成されている。例えば、同図のユーザID「Y12346」のラーナが、バッジID「S00005」のバッジを2013年12月5日に獲得したという情報が記憶されている。また、学習を実施するラーナと、ラーナの学習に係る情報を閲覧する閲覧者とでは、バッジの見え方(例えば、バッジ名など)が異なるよう構成してもよい(閲覧者が求める条件が表現されるようなバッジ名とすることが好適である)。そのような構成の一例が、同図のユーザ取得バッジ管理テーブルV1173(※閲覧者用)である。同図に図示されるように、ラーナ用のテーブルと閲覧者用のテーブルとでは、同様のバッジであってもバッジIDが異なり、また、バッジ名も異なるよう構成されている。尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、例えば、存在するバッジ自体が、ラーナ用と閲覧者用とで異なり、閲覧者のみ(又はラーナのみ)が見ることができるバッジが存在するよう構成してもよい。
次に、図16を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間でのログイン処理(ラーナ、システム管理者用)について詳述する。本システムフローは、ユーザが通信端末T110を用いてユーザ行動履歴管理システム40にログインする場合のフローチャートである。
(システムフロー/ログイン処理/通信端末T110の処理1G)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ502−Sで、ユーザは通信端末T110を操作してユーザログイン用URLにアクセスする。次に、ステップ504−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、ログイン情報入力フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/ログイン処理/サーバV100の処理1H)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ506−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、通信端末T110から送信されたログイン情報入力フォーム要求を受信する。次に、ステップ508−Sで、画面生成手段V1131は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を生成する。次に、ステップ510−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/ログイン処理/通信端末T110の処理2G)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ512−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信されたログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を受信する。次に、ステップ514−Sで、情報表示制御手段T1140は、ログイン情報入力フォーム(ログインに係る各項目を入力するためのフォーム)を表示する。次に、ステップ516−Sで、ユーザは情報入力装置T1300を操作してログイン情報(ユーザID及びユーザパスワード)を入力する。次に、ステップ518−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、当該入力されたログイン情報(ユーザID及びユーザパスワード)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左(上段)のログイン画面イメージ図に示されるように、本例においては、ログイン情報入力フォームにはユーザID入力フォームとユーザパスワード入力フォームとログインボタンとが表示される。尚、ユーザID入力フォームにユーザIDを入力し、ユーザパスワード入力フォームにユーザパスワードを入力した後、ログインボタンを選択することで、ユーザ認証が行われることとなる。
(システムフロー/ログイン処理/サーバV100の処理2H)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ520−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、通信端末T110から送信されたユーザID及びユーザパスワードを受信する。次に、ステップ522−Sで、ユーザ識別情報認証手段V1140は、当該受信したユーザID及びユーザパスワードと、ユーザ識別情報テーブルV1141に記憶されたユーザID及びユーザパスワードとが一致するか否かを判定(認証)する。次に、ステップ524−Sで、画面生成手段V1131は、当該ユーザ(特に、ラーナ)のユーザ取得プローブ管理テーブルV1171及びユーザ取得バッジ管理テーブルV1173に記憶された学習履歴情報に基づき、当該ユーザ(特に、ラーナ)用のメイン画面を生成する。次に、ステップ526−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成したメイン画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/ログイン処理/通信端末T110の処理3G)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ528−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、当該ユーザのメイン画面を受信する。次に、ステップ530−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信したメイン画面を表示する。
ここで、同図左(下段)は、ユーザ(特に、ラーナ)がログインに成功した際に表示される、メイン画面のイメージ図である。同イメージ図に図示されるように、メイン画面には、当該ユーザが取得しているバッジや、目標として設定しているバッジ、最近の学習履歴情報などが表示される。また、特に図示していないが、「プローブ一覧」「バッジ一覧」「バッジ管理」等のボタンを選択操作することにより、夫々のボタンに対応した画面に移行することが可能である。尚、本例はあくまで一例であり、これには限定されず、ログインに必要な情報やメイン画面の構成等、適宜自由に設計してもよく、例えば、本例ではPCによってユーザ行動履歴管理システム40にアクセスした場合の画面を例示しているが、移動体通信端末(例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末等)を介して当該システムにアクセスする場合には、移動体通信端末の画面形状や操作性等を考慮した、PCでアクセスする場合とは異なるメイン画面を表示し得るよう構成することが好適である。
以上の処理(ログイン処理)により、サーバV100へのアクセス時において、通信端末T110側で入力されたユーザID及びユーザの入力したユーザパスワードが、サーバV100側で管理されているユーザID及びユーザパスワードと一致するか否かによって、当該通信端末T110のユーザが正規なユーザであるか否かを判定することが可能となる。尚、図示していないが、認証結果が正常(正規なユーザID及びユーザパスワード)である場合、当該ユーザ行動履歴管理システム40の機能を利用可能(当該ユーザのメイン画面が情報表示装置T1200に表示される)となる。一方、認証結果が異常(不正なユーザID又はユーザパスワード)である場合、当該研修履歴管理システムの機能を利用不能(当該ユーザのメイン画面が情報表示装置T1200に表示されない)となる。尚、閲覧者が当該システムにログインする場合にも同様の処理が実行されるが、メイン画面として、主にラーナを検索するメイン画面が表示されることとなる(不図示)。
次に、図17を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110(特に、システム管理者が当該システムにログインしている端末)とサーバV100との間での、新規バッジ作成処理について詳述する。本システムフローは、システム管理者が通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、新規バッジを作成する場合のフローチャートである。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/通信端末T110の処理1I)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ552−Sで、「新規バッジ作成」ボタンを有する画面{本例では、同図左(上段)のバッジ管理画面のイメージ図}が表示されている状況にて、システム管理者は通信端末T110を操作して「新規バッジ作成」を選択する。次に、ステップ554−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、新規バッジ作成フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/サーバV100の処理1J)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ556−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信された新規バッジ作成フォーム要求を受信する。次に、ステップ558−Sで、画面生成手段V1131は、新規バッジ作成フォームを生成する。次に、ステップ560−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した新規バッジ作成フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/通信端末T110の処理2I)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ562−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された新規バッジ作成フォームを受信する。次に、ステップ564−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した新規バッジ作成フォームを表示する。次に、ステップ566−Sで、システム管理者は情報入力装置T1300を操作して、新規バッジに係る情報(特に、バッジデザイン、バッジ名、等)を入力する。
ここで、同図左(中段)は、新規バッジ作成画面(新規バッジ作成フォーム)のイメージ図である。同イメージ図に図示されるように、システム管理者はフォームの形式に従って新規バッジ情報を入力した後、バッジ作成ボタンを選択操作することで、新規バッジを作成し得るよう構成されている。また、バッジ付与条件として複数のプローブやバッジの取得を設定することができ、「又は」等で条件を接続して設定することも可能である(例えば、新規バッジの付与条件として、「プローブAを取得し、且つ、プローブB又はバッジCを取得」と設定することが可能である)。また、バッジ付与条件として「プローブ設定」を選択すると、後述のプローブ仮登録処理に移行することとなる。また、バッジのデザインは、所定の形状や色の組み合わせから作成したり、通信端末T110に記録されている画像などから作成し得るよう構成されている。尚、本例では特に図示していないが、バッジの画像にバッジ名等の文字を入力し得るよう構成してもよい。また、バッジを獲得してからの、当該バッジの有効期間等を設定し得る{例えば、当該設定した有効期間を過ぎた場合には、当該バッジが失効する(「喪失」状態となる)}よう構成してもよい。
(システムフロー/新規バッジ作成処理(プローブ仮登録処理)/通信端末T110とサーバV100との処理3I−2J)
次に、ステップ600−Sで、通信端末T110及びサーバV100は、後述するプローブ仮登録処理(図16を参照して説明する)を実行する。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/通信端末T110の処理4I)
次に、ステップ568−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、新規バッジ作成フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/サーバV100の処理3J)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ570−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された新規バッジ作成フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ572−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該受信した新規バッジ作成フォーム(入力済)に入力された新規バッジ情報(バッジデザイン、バッジ名、バッジ付与条件等)に基づき、当該新規バッジ作成フォームに係る内容のバッジが、作成可能なバッジであるか(例えば、付与条件やバッジ名が同一の既存バッジが存在しないか)否かを判定する。次に、ステップ574−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該新規バッジ作成フォームに係る内容の新規バッジが、作成可能なバッジであれば、当該新規バッジ作成フォームに入力された新規バッジ情報及び、プローブ仮登録処理にて仮登録されているプローブ情報を、バッジ付与条件管理テーブルV1172内に記憶する。次に、ステップ576−Sで、画面生成手段V1131は、新規バッジを作成した場合は新規バッジ作成完了画面、新規バッジが作成可能なバッジでなかった場合には新規バッジ作成フォーム(修正用)を生成する。次に、ステップ578−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した新規バッジ作成完了画面、又は新規バッジ作成フォーム(修正用)を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/新規バッジ作成処理/通信端末T110の処理5I)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ578−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、新規バッジ作成完了画面、又は新規バッジ作成フォーム(修正用)を受信する。次に、ステップ580−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した、新規バッジ作成完了画面、又は新規バッジ作成フォーム(修正用)を表示する。
以上の処理(新規バッジ作成処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のシステム管理者は、通信端末T110を操作して、新規バッジをサーバV100のバッジ付与条件管理テーブルV1172内に登録(作成)することができることとなるのである。また、本処理によって登録されたバッジは、当該システムのユーザ(特に、ラーナ)の目標バッジ、獲得バッジ、喪失バッジの対象になり得ることとなるのである。
次に、図18を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、図15でのステップ600−Sに係る、通信端末T110(特に、システム管理者が当該システムにログインしている端末)とサーバV100との間でのプローブ仮登録処理について詳述する。本システムフローは、前述の新規バッジ作成処理にて、バッジの付与条件としてプローブを設定する場合のフローチャートである。
(システムフロー/プローブ仮登録処理/通信端末T110の処理3I−1)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ602−Sで、システム管理者は通信端末T110を操作して所定のプローブ設定に係る実施ボタンを選択する。
ここで、同図右のイメージ図(特に、左側)に示されるように、プローブとして設定する学習行動毎にボタンが設けられており、当該ボタンを選択操作すると、当該ボタンに対応したプローブ設定画面に移行することとなる。
次に、ステップ604−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、選択された項目に基づき、所定のプローブ設定フォーム要求を送信する。
(システムフロー/プローブ仮登録処理/サーバV100の処理2J−1)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ606−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、通信端末110から送信された所定のプローブ設定フォーム要求を受信する。次に、ステップ608−Sで、画面生成手段V1131は、所定のプローブ設定フォームを生成する。次に、ステップ610−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した所定のプローブ設定フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/プローブ仮登録処理/通信端末T110の処理3I−2)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ612−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された所定のプローブ設定フォームを受信する。次に、ステップ614−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した所定のプローブ設定フォームを表示する。次に、ステップ616−Sで、システム管理者は情報入力装置T1300を操作して、表示されている所定のプローブ設定フォームの形式に従い、プローブ情報を入力する。次に、ステップ618−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、所定のプローブ設定フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図右のイメージ図(特に、右側)は、学習行動毎のプローブ設定フォームのイメージ図(コンテンツサイトを利用する新規プローブ作成画面、eラーニングを利用する新規プローブ作成画面、人的確認を利用する新規プローブ作成画面の3つの画面を例示)である。同イメージ図に図示されるように、システム管理者がプローブ設定に係る実施ボタンを選択すると、選択した学習行動に対応したプローブ設定フォーム(プローブ作成画面)が表示され、ユーザが入力可能な項目が設けられている。例えば、コンテンツサイトを利用する新規プローブ作成画面の場合、プローブ名、受講方法(利用するコンテンツサイトのURL)、確認テストの内容を、システム管理者が入力し得るよう構成されている。当該フォームに入力された情報に基づいて、新規バッジの付与条件となるプローブが設定されるのである。
(システムフロー/プローブ仮登録処理/サーバV100の処理2J−2)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ620−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された所定のプローブ設定フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ622−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該受信した所定のプローブ設定フォーム(入力済)に入力された情報と、バッジ付与条件管理テーブルV1172内に記憶されている情報とに基づき、当該設定しようとしているプローブが、新たに作成可能なプローブであるか否か(例えば、既に存在するプローブと同名、同条件等、新たに作成する必要のないプローブでないか否か)を判定する。次に、ステップ624−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、前記判定の結果、当該プローブが作成可能なプローブである場合、当該所定のプローブ設定フォーム(入力済)に入力されたプローブ情報を、バッジ付与条件管理テーブルV1172内に仮登録する。次に、ステップ626−Sで、画面生成手段V1131は、プローブ仮登録完了画面、又は所定のプローブ設定フォーム(修正用)を生成する。次に、ステップ628−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成したプローブ仮登録完了画面、又は所定のプローブ設定フォーム(修正用)を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/プローブ仮登録処理/通信端末T110の処理3I−3)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ630−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、プローブ仮登録完了画面、又は所定のプローブ設定フォーム(修正用)を受信する。次に、ステップ632−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した、プローブ仮登録完了画面、又は所定のプローブ設定フォーム(修正用)を表示する。
以上の処理(プローブ仮登録処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のシステム管理者は、新規バッジの付与条件となるプローブを設定する際、作成可能なプローブであるか否かの判定を受け、プローブ内容をバッジ付与条件管理テーブルV1172内に仮登録させることができるのである。
次に、図19を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間での、目標バッジ設定処理(ラーナ用)について詳述する。本システムフローは、ユーザ(特に、ラーナ)が通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173内に記憶されている未取得のバッジの状態を、「目標」状態に変更する場合のフローチャートである。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/通信端末T110の処理1K)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ652−Sで、ラーナは通信端末T110を操作して「目標バッジの追加」に係るボタンを選択する。次に、ステップ654−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、目標バッジ追加フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/サーバV100の処理1L)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ656−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信された目標バッジ追加フォーム要求を受信する。次に、ステップ658−Sで、画面生成手段V1131は、目標バッジ追加フォームを生成する。次に、ステップ660−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した目標バッジ追加フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/通信端末T110の処理2K)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ662−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された目標バッジ追加フォームを受信する。次に、ステップ664−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した目標バッジ追加フォームを表示する。次に、ステップ666−Sで、ラーナは当該表示されている目標バッジ追加フォームの形式に従い、情報入力装置T1300を操作して検索項目(例えば、検索するバッジに係るキーワードや検索方法等)を入力する。次に、ステップ668−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、目標バッジ追加フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/サーバV100の処理2L)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ670−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された目標バッジ追加フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ672−Sで、画面生成手段V1131は、当該受信した目標バッジ追加フォーム(入力済)に入力された検索項目に基づき、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173を参照し、目標バッジ検索結果画面を生成する。次に、ステップ674−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した目標バッジ検索結果画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/通信端末T110の処理3K)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ676−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された目標バッジ検索結果画面を受信する。次に、ステップ678−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した目標バッジ検索結果画面を表示する。次に、ステップ680−Sで、ラーナは当該目標バッジ検索結果画面に表示されている未取得のバッジの中から、情報入力装置T1300を操作して目標バッジとして追加する未取得バッジを選択する。次に、ステップ682−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、当該選択した未取得バッジに係る目標バッジ追加要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/サーバV100の処理3L)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ684−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された目標バッジ追加要求を受信する。次に、ステップ686−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該ラーナのユーザ取得バッジ管理テーブルV1173に記憶されている、当該受信した目標バッジ追加要求に係る未取得バッジの状態を「目標」に書き換える。次に、ステップ688−Sで、画面生成手段V1131は、当該未取得バッジが目標バッジとなった旨の通知画面を生成する。次に、ステップ690−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/目標バッジ設定処理/通信端末T110の処理4K)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ692−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、通知画面を受信する。次に、ステップ694−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した、通知画面を表示する。
ここで、同図左の目標バッジ設定画面イメージ図に図示されるように、目標バッジとして設定した未取得バッジは、バッジ一覧画面から一覧できるようになる。また、本例では特に図示していないが、目標バッジの検索の際、当該検索するラーナが現在目標バッジとして設定しているバッジに類似(例えば、付与条件が類似、目標として設定しているラーナが類似、等)したバッジを検索可能(または、検索結果画面にて視認し易い位置や表示態様にて表示)とし得るよう構成してもよい。また、目標バッジを検索する際、当該検索するラーナがもう少しで獲得可能なバッジを検索可能に構成してもよい。
以上の処理(目標バッジ設定処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、ラーナ)は、獲得したいという意思のある未取得のバッジを、目標バッジとして設定し、管理することができることとなる。尚、本例では特に図示していないが、あるラーナが目標バッジとして設定した際、当該目標バッジを既に獲得しているラーナが取得しているプローブや獲得しているバッジ等の情報を解析することにより、当該あるラーナに対して、当該目標バッジを取得するために有効なプローブやバッジ等を提示し、目標バッジ取得をサポートし得るよう構成してもよい。
次に、図20を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間での、バッジ状態更新処理について詳述する。本システムフローは、所定のタイミング(定期的な更新タイミング等)に到達した際、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171やユーザ取得バッジ管理テーブルV1173の内容を最新の状態に更新する場合のフローチャートである。
ここで、本例においては、バッジの状態を「未取得」「目標」「喪失」から「獲得」へと更新する同図左の処理と、バッジの状態を「獲得」から「喪失」へと状態更新する同図右の処理とについて説明する。まず、同図左のバッジ状態更新処理(獲得)から説明する。
(システムフロー/バッジ状態更新処理(獲得)/サーバV100の処理1N)
はじめに、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ702−Sで、所定のバッジ付与タイミング(例えば、ラーナが新たなプローブを獲得した際や、新たなバッジが作成された際、定期的なバッジ状態更新タイミング等)に到達した場合、以下の処理を実行する。次に、ステップ704−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171及びバッジ付与条件管理テーブルV1172を参照し、各ラーナが取得しているプローブに基づき、新たに獲得可能なバッジが存在するか否かを判定する。次にステップ706−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、前記判定の結果、新たに獲得可能なバッジが存在する場合、当該ラーナのユーザ取得バッジ管理テーブルV1173内に記憶された、当該新たに獲得可能なバッジの状態を「獲得」に書き換える。次に、ステップ708−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該「獲得」状態となったバッジの取得を条件として、当該ラーナがさらに獲得可能な未取得バッジ(及びその上位の、さらに獲得可能な未取得バッジ)が存在する場合、当該ラーナのユーザ取得バッジ管理テーブルV1173内に記憶された、当該さらに獲得可能な未取得バッジの状態を「獲得」に書き換える。次に、ステップ710−Sで、画面生成手段V1131は、当該処理にて「獲得」となったバッジが存在する旨の通知画面を生成する(獲得したバッジが無い場合は、以下の処理を実行しない)。次に、ステップ712−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/バッジ状態更新処理(獲得)/通信端末T110の処理1M)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ714−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された通知画面を受信する。次に、ステップ716−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した通知画面を表示する。
以上の処理{バッジ状態更新処理(獲得)}により、当該ユーザ行動履歴管理システム40は、各ラーナの取得しているプローブやバッジの付与条件が変わった場合(本例では特に図示していないが、バッジの作成者によって、当該バッジの付与条件を修正し得るよう構成することが可能である)等に、ラーナの操作を介さずとも、自動的に各ラーナが獲得可能なバッジの状態が「獲得」へと書き換えられるのである。
次に、同図右のバッジ状態更新処理(喪失)について説明する。
(システムフロー/バッジ状態更新処理(喪失)/サーバV100の処理1P)
はじめに、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ752−Sで、所定のバッジ喪失タイミング(例えば、バッジの付与条件が修正された際や、定期的なバッジ状態更新タイミング等)に到達した場合、以下の処理を実行する。次に、ステップ754−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171及びバッジ付与条件管理テーブルV1172を参照し、各ラーナが取得しているプローブの内、失効(例えば、所定の有効期間を過ぎたことによって失効、等)する可能性があるすべてのプローブに対して、失効するか否かの判定を実行する。次に、ステップ756−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、前記判定の結果、失効するプローブが存在する場合、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶されている、当該失効するプローブを失効させる(例えば、当該テーブルから削除する)。次に、ステップ758−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該失効したプローブの取得を付与条件とする「獲得」状態のバッジ(及びその上位の、獲得済バッジ)が存在する場合、当該ラーナのユーザ取得バッジ管理テーブルV1173内に記憶された、当該「獲得」状態のバッジの状態を「喪失」に書き換える。次に、ステップ760−Sで、画面生成手段V1131は、当該処理にて「喪失」となったバッジが存在する旨の通知画面を生成する(喪失したバッジが無い場合は、以下の処理を実行しない)。次に、ステップ762−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/バッジ状態更新処理(喪失)/通信端末T110の処理1O)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ764−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された通知画面を受信する。次に、ステップ766−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した通知画面を表示する。
以上の処理{バッジ状態更新処理(喪失)}により、当該ユーザ行動履歴管理システム40は、各ラーナの取得しているプローブやバッジが失効(喪失)する条件を充足(例えば、取得から所定期間経過、等)した場合、当該プローブやバッジを失効(喪失)させると共に、当該失効したプローブや喪失したバッジの上位のバッジの状態をも「喪失」状態へと書き換える。同図左のバッジ状態更新処理(獲得)と合わせることで、ラーナの操作を介さずとも、自動的に各ラーナのバッジの状態が最新の状態に更新されることとなるのである。
次に、図21を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間での、自己認証プローブ登録処理(ラーナ用)について詳述する。本システムフローは、ラーナが通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、ユーザの学習履歴(例えば、自己認証プローブ)を登録する場合のフローチャートである。
(システムフロー/自己認証プローブ登録処理/通信端末T110の処理1Q)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ802−Sで、ラーナは通信端末T110を操作して「自己認証プローブ」に係る実施ボタンを選択する。次に、ステップ804−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、自己認証プローブ入力フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/自己認証プローブ登録処理/サーバV100の処理1R)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ806−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信された自己認証プローブ入力フォーム要求を受信する。次に、ステップ808−Sで、画面生成手段V1131は、自己認証プローブ入力フォームを生成する。次に、ステップ810−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した自己認証プローブ入力フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/自己認証プローブ登録処理/通信端末T110の処理2Q)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ812−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された自己認証プローブ入力フォームを受信する。次に、ステップ814−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した自己認証プローブ入力フォームを表示する。次に、ステップ816−Sで、ラーナは情報入力装置T1300を操作して、自己認証プローブとして登録する学習履歴情報(学習行動名称、学習日時、学習内容等)を入力する。次に、ステップ818−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、自己認証プローブ入力フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/自己認証プローブ登録処理/サーバV100の処理2R)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ820−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された自己認証プローブ入力フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ822−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該受信した自己認証プローブ入力フォーム(入力済)に入力された学習履歴情報(学習行動名称、学習日時、学習内容等)を、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶する。次に、ステップ824−Sで、画面生成手段V1131は、当該自己認証プローブに係る学習履歴情報が登録された旨の通知画面を生成する。次に、ステップ826−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/自己認証プローブ登録処理/通信端末T110の処理3Q)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ828−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、通知画面を受信する。次に、ステップ830−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した、通知画面を表示する。
以上の処理(自己認証プローブ登録処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、ラーナ)は、通信端末T110を操作して、自己の学習履歴情報をユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶させることができることとなるのである。尚、同図左のイメージ図及びフローチャートに図示されるように、ラーナが入力した学習履歴情報は、自己認証プローブにおいては、特に認証を必要とせずに登録されるプローブであることを補足しておく。
次に、図22を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間での、確認プローブ登録処理(ラーナ用)について詳述する。本システムフローは、ラーナが通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、ラーナの学習履歴(例えば、確認プローブ)を登録する場合のフローチャートである。
(システムフロー/確認プローブ登録処理/通信端末T110の処理1S)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ852−Sで、ラーナは通信端末T110を操作して「確認プローブ」に係る実施ボタンを選択する。次に、ステップ854−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、確認テスト回答フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/確認プローブ登録処理/サーバV100の処理1T)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ856−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信された確認テスト回答フォーム要求を受信する。次に、ステップ858−Sで、画面生成手段V1131は、バッジ付与条件管理テーブルV1172に記憶された、当該バッジ付与条件に係る情報を参照し、確認テスト回答フォームを生成する。次に、ステップ860−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した確認テスト回答フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/確認プローブ登録処理/通信端末T110の処理2S)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ862−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された確認テスト回答フォームを受信する。次に、ステップ864−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した確認テスト回答フォームを表示する。次に、ステップ666−Sで、ラーナは情報入力装置T1300を操作して、確認プローブの学習内容に係る確認テストの回答を入力する。次に、ステップ868−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、確認テスト回答フォーム(回答済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図左のイメージ図に図示されるように、当該プローブを登録するための確認テストとして、当該バッジ作成時に設定された、当該プローブに係る問題が出題されることとなる。
(システムフロー/確認プローブ登録処理/サーバV100の処理2T)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ870−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された確認テスト回答フォーム(回答済)を受信する。次に、ステップ872−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該受信した確認テスト回答フォーム(回答済)に入力された回答と、バッジ付与条件管理テーブルV1172内に記憶された当該確認テストの回答とが一致するか否か(合否)を判定する。次に、ステップ874−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該確認テストの結果が合格である場合、当該確認テストに係る確認プローブを、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶する。次に、ステップ876−Sで、画面生成手段V1131は、当該確認プローブに係る学習履歴情報が登録された旨、又は合否結果の通知画面を生成する。次に、ステップ878−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/確認プローブ登録処理/通信端末T110の処理3S)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ880−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された通知画面を受信する。次に、ステップ882−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した通知画面を表示する。
以上の処理(確認プローブ登録処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、ラーナ)は、通信端末T110を操作して当該プローブに係る確認テストに合格することにより、自己の学習履歴情報をユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶させることができることとなるのである。
次に、図23を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110とサーバV100との間での、手動プローブ登録処理(ラーナ用)について詳述する。本システムフローは、ラーナが通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、ラーナの学習履歴(例えば、手動プローブ)を登録する場合のフローチャートである。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/通信端末T110の処理1U)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ902−Sで、ラーナは通信端末T110を操作して「手動プローブ」に係る実施ボタンを選択する。次に、ステップ904−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、手動プローブ入力フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/サーバV100の処理1V)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ906−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信された手動プローブ入力フォーム要求を受信する。次に、ステップ908−Sで、画面生成手段V1131は、バッジ付与条件管理テーブルV1712を参照し、当該プローブに設定された項目(承認者、条件等)に基づき、手動プローブ入力フォームを生成する。次に、ステップ910−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した手動プローブ入力フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/通信端末T110の処理2U)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ912−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された手動プローブ入力フォームを受信する。次に、ステップ914−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した手動プローブ入力フォームを表示する。次に、ステップ916−Sで、ラーナは情報入力装置T1300を操作して、手動プローブの学習内容に係る情報を入力(例えば、レポートのデータを添付)する。次に、ステップ918−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、手動プローブ入力フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
ここで、同図右のイメージ図に図示されるように、手動プローブ入力フォームには、当該手動プローブに係る項目が表示される(本例では、400文字〜1200文字のレポートの提出を求める表示がなされている)。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/サーバV100の処理2V)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ920−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信された手動プローブ入力フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ922−Sで、画面生成手段V1131は、当該受信した手動プローブ入力フォーム(入力済)に入力された情報、及びバッジ付与条件管理テーブルV1172内に記憶された当該手動プローブの承認者情報等に基づき、当該承認者宛の承認フォームを生成する。次に、ステップ924−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した承認フォームを、情報通信装置V1400を介して承認者通信端末T120に送信する。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/承認者通信端末T120の処理1W)
次に、承認者通信端末T120の処理を実行する。ここで、承認者通信端末T120は、通信端末T100と同様の構成(制御手段、記憶手段等)を備えているものとして説明する。まず、ステップ926−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された承認フォームを受信する。次に、ステップ928−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した承認フォームを表示する。次に、ステップ930−Sで、承認者(承認者通信端末T120のユーザ)は情報入力装置T1300を操作して、当該手動プローブの学習内容を承認するか否か(及び、コメント等)を入力する。次に、ステップ932−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、承認フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/サーバV100の処理3V)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ934−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1110は、承認者通信端末T120から送信された承認フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ936−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該承認フォームに入力された内容が「承認」である場合、当該プローブに係る学習履歴情報(手動プローブ)を、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶する。次に、ステップ938−Sで、画面生成手段V1131は、当該受信した承認フォームに入力された内容(承認、再提出、コメント等)に基づき、当該手動プローブの承認完了画面又は再提出フォームを生成する。次に、ステップ940−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した承認完了画面又は再提出フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/手動プローブ登録処理/通信端末T110の処理3U)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ942−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された、承認完了画面又は再提出フォームを受信する。次に、ステップ944−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した、承認完了画面又は再提出フォームを表示する。
以上の処理(手動プローブ登録処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、ラーナ)は、通信端末T110を操作して、入力した自己の学習履歴情報を、承認者の承認を得ることによって、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶させることができることとなるのである。尚、本例では電子的にレポートのデータをやり取りすることによって承認者から承認を得るよう構成したが、あくまで一例であり、これには限定されず、例えば、本実施形態(第一実施形態)で説明したような、ある一の端末にラーナがID及びパスワードを入力してログインすることによって表示させた承認画面に、承認者が承認パスワードを入力することで当該学習履歴情報(手動プローブ)が承認され、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶されるよう構成してもよい。
次に、図24を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110と、サーバV100と、ラーナが利用しているeラーニングシステムの学習履歴情報を管理するデータベースサーバD100との間での、自動プローブ登録処理について詳述する。本システムフローは、ラーナがeラーニングを実施した際、当該ラーナのeラーニングによる学習履歴を、プローブとして自動的に登録する場合のフローチャートである。
(システムフロー/自動プローブ登録処理/サーバV100の処理1Y)
はじめに、データベースサーバD100の処理を実行する。まず、ステップ952−Sで、所定のデータ取得タイミング(例えば、定期的な更新タイミングや、ラーナのデータ更新操作がなされたタイミング、等)に到達した場合、以下の処理を実行する。次に、ステップ954−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120(ここでは、レスポンスを返しているわけではないが、送信制御手段として例示)は、更新データ要求を、情報通信装置V1400を介して、データベースサーバD100側に送信する。
(システムフロー/自動プローブ登録処理/データベースサーバD100の処理1Z)
次に、データベースサーバD100の処理を実行する。
ここで、データベースサーバD100は、eラーニングのサービスを提供するWebサーバ(不図示)や当該ユーザ行動履歴管理システム40を提供するサーバV100との情報の送受信を司る情報送受信制御手段D1110と、eラーニング受講者の学習履歴情報を管理する学習履歴情報管理手段D1160と、外部接続用インターフェース等から構成される有線通信部として機能する情報通信装置D1400と、を有しており、学習履歴情報管理手段D1160は、eラーニング受講者の学習履歴情報を記憶するための学習履歴情報記憶手段D1161を更に有している。尚、本例ではeラーニングの受講履歴を管理するデータベースサーバD100を例示したが、あくまで一例であり、これには限定されず、例えば、アクセスしてきたクライアント側にWebページを提供し、Web閲覧履歴を管理するWebサーバや、電子メールの送受信を司り、電子メールの送受信履歴を管理するメールサーバ等であってもよい。その場合、Web閲覧履歴に係る情報や、電子メール送受信履歴に係る情報を、下記の処理にてサーバV100とやり取りすることとなる。
まず、ステップ956−Sで、情報送受信制御手段D1110は、サーバV100から送信された更新データ要求を受信する。次に、ステップ958−Sで、学習履歴情報管理手段D1160は、学習履歴情報記憶手段D1161内に記憶された学習履歴情報を、情報通信装置D1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/自動プローブ登録処理/サーバV100の処理2Y)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ960−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、データベースサーバD100から送信された、ラーナのeラーニング受講に係る新たな学習履歴情報を受信する。次に、ステップ962−Sで、バッジ情報管理手段V1170は、当該受信した学習履歴情報の内、ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171に記憶されていない情報(既存の学習履歴情報との差分)を、APIによって所定の形式(ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶する他のプローブと同様の形式)に変換し、当該ラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶する。
ここで、APIとは、所定の処理を関数として提供することによってプログラミングを簡略化する、アプリケーションプログラミングインタフェースの略称であり、例えば、eラーニングに適した規格であるTinCanAPI(ExperienceAPI)が挙げられる。このようなAPIを利用することで、学習履歴情報の取得及び所定の形式への変換処理を簡易に行うことができるのである。
次に、ステップ964−Sで、画面生成手段V1131は、当該新たな学習履歴情報(ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶した学習履歴情報)に基づき、当該学習履歴情報がラーナのユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶された旨の通知画面を生成する。次に、ステップ966−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成した通知画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/自動プローブ登録処理/通信端末T110の処理1X)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ968−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信された通知画面(ユーザ取得プローブ管理テーブルV1171に新たな学習履歴情報が記憶された旨の通知画面)を受信する。次に、ステップ970−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信した通知画面を表示する。
以上の処理(自動プローブ登録処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、ラーナ)は、当該システムとは異なるサーバから提供されるeラーニングを受講することによっても、当該eラーニング受講に係る学習履歴情報を自動的にユーザ取得プローブ管理テーブルV1171内に記憶させることができることとなるのである。
次に、図25を参照しながら、第4実施形態におけるユーザ行動履歴管理システム40の、通信端末T110(特に、閲覧者が当該システムにログインしている端末)とサーバV100との間での、ラーナ検索処理(閲覧者用)について詳述する。本システムフローは、ユーザ(特に、閲覧者)が通信端末T110を用いてサーバV100にアクセスし、当該ユーザ行動履歴管理システム40上にて、条件に合うラーナを検索する場合のフローチャートである。
(システムフロー/ラーナ検索処理/通信端末T110の処理1α)
はじめに、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ1002−Sで、閲覧者は通信端末T110を操作して「ラーナ検索」に係るボタンを選択する。次に、ステップ1004−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1120は、ラーナ検索フォーム要求を、無線通信装置T1400を介してサーバV100側に送信する。
(システムフロー/ラーナ検索処理/サーバV100の処理1β)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ1006−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末110から送信されたラーナ検索フォーム要求を受信する。次に、ステップ1008−Sで、画面生成手段V1131は、ラーナ検索フォームを生成する。次に、ステップ1010−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成したラーナ検索フォームを、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/ラーナ検索処理/通信端末T110の処理2α)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ1012−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信されたラーナ検索フォームを受信する。次に、ステップ664−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信したラーナ検索フォームを表示する。次に、ステップ1016−Sで、閲覧者は当該表示されているラーナ検索フォームの形式に従い、情報入力装置T1300を操作して検索項目(例えば、検索するラーナの取得バッジや所属等)を入力する。次に、ステップ1018−Sで、リクエスト信号送信制御手段T1300は、ラーナ検索フォーム(入力済)を、無線通信装置T1400を介してサーバV100に送信する。
(システムフロー/ラーナ検索処理/サーバV100の処理2β)
次に、サーバV100の処理を実行する。まず、ステップ1020−Sで、リクエスト信号受信制御手段V1100は、通信端末T110から送信されたラーナ検索フォーム(入力済)を受信する。次に、ステップ1022−Sで、画面生成手段V1131は、当該受信したラーナ検索フォーム(入力済)に入力された検索項目に基づき、ユーザ取得バッジ管理テーブルV1173(閲覧者用)を参照し、ラーナ検索結果画面を生成する。次に、ステップ1024−Sで、レスポンス信号送信制御手段V1120は、当該生成したラーナ検索結果画面を、情報通信装置V1400を介して通信端末T110に送信する。
(システムフロー/ラーナ検索処理/通信端末T110の処理3α)
次に、通信端末T110の処理を実行する。まず、ステップ1026−Sで、レスポンス信号受信手段T1130は、サーバV100から送信されたラーナ検索結果画面を受信する。次に、ステップ1028−Sで、情報表示制御手段T1140は、当該受信したラーナ検索結果画面を表示する。
ここで、同図左のラーナ検索画面イメージ図に図示されるように、各ラーナの情報を一覧したり、検索条件に合うラーナの情報を表示させたりすることができるのである。また、本例では特に図示していないが、所定のラーナ情報(例えば、検索結果として表示されたラーナ)を記憶して再度表示させ易くするリストを作成可能に構成してもよい。
以上の処理(ラーナ検索処理)により、当該ユーザ行動履歴管理システム40のユーザ(特に、閲覧者)は、ラーナの学習状況を把握できると共に、所定の条件を満たすラーナを検索することができることとなる。
以上のように構成することで、図12〜図22を参照しながら説明した第4実施形態に係る、ユーザ行動履歴管理システム40は、学習履歴情報に係る所定の条件を充足したユーザ(特に、ラーナ)に対し、電子的な称号を付与し得ることで、ラーナの学習履歴情報の構成から、当該ラーナがどのような能力を身に着けた人材であるかをユーザ(ラーナ及び閲覧者)に対して可視化すると共に、ラーナの学習に係る目標設定と目標達成に係る条件とが簡易にできるため、ラーナの学習モチベーションを維持するサービスを提供し得ることとなる。
10 研修履歴管理システム
T100 移動体通信端末、T1100中央制御手段
T1120 リクエスト信号送信制御手段、T1121 リクエスト送信情報一時記憶手段
T1130 レスポンス信号受信制御手段、T1131 レスポンス受信情報一時記憶手段
T1140 情報表示制御手段、T1150 情報保存手段
T1151 URL情報記憶手段、T1152 端末識別情報記憶手段
T1200 情報表示装置、T1300 情報入力装置
T1400 無線通信装置、T1500 画像撮影装置
THB ホームボタン、TSB サブボタン
V100 サーバ、V1100 中央制御装置
V1110 リクエスト信号受信制御手段、V1111 リクエスト受信情報一時記憶手段
V1120 レスポンス信号送信制御手段、V1121 レスポンス送信情報一時記憶手段
V1130 研修履歴管理サービス供給制御手段、V1131 画面生成手段
V1132 研修履歴管理サービス関連情報一時記憶手段、V1140 ユーザ識別情報認証手段
V1141 ユーザ識別情報テーブル、V1150 承認識別情報認証手段
V1151 承認識別情報テーブル、V1160 履歴情報管理手段
V1161 ユーザ研修履歴管理テーブル、V1400 情報通信装置
T110 通信端末、W100 Webサーバ
D100 データベースサーバ、M100 メールサーバ
V1170 バッジ情報管理手段、V1171 ユーザ取得プローブ管理テーブル
V1172 バッジ付与条件管理テーブル、V1173 ユーザ取得バッジ管理テーブル

Claims (5)

  1. ユーザによって操作可能な情報処理装置と、
    情報処理装置からの要求に応じた処理を実行可能なサーバ装置と
    が通信可能に接続された情報管理システムであって、
    サーバ装置は、
    或るユーザによって操作された情報処理装置からの要求に基づき、当該或るユーザの行動履歴に係る情報を記録する手段であって、当該要求の種類に応じて記録形式を異ならせて当該行動履歴に係る情報を記録する行動履歴情報記録手段と、
    行動履歴情報記録手段により記録されている、或るユーザの行動履歴に係る情報に基づき、当該或るユーザに対して称号情報を付与する称号情報付与手段と
    を備え、
    称号情報付与手段は、
    複数種類の称号候補と、称号候補の種類と対応付けられた称号情報付与条件とを有し、
    或る記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合、且つ、当該或る記録形式とは異なる記録形式にて記録されている行動履歴に係る情報に基づき、当該或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足した場合には、当該或る種類の称号候補を前記称号情報として付与する
    ことを特徴とする情報管理システム。
  2. 予め定められた特定種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件には、当該特定種類の称号候補とは異なる種類の称号候補が前記称号情報として付与されていることが少なくとも含まれる、請求項1記載の情報管理システム。
  3. 或る種類の称号候補が前記称号情報として付与された後、当該或る種類の称号候補と対応付けられた称号情報付与条件を充足しなくなった場合には、当該付与された称号情報を剥奪する称号情報剥奪手段を更に備える、請求項1又は2記載の情報管理システム。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項記載の情報管理システムにおいて、少なくとも前記称号情報付与手段を備えるサーバ装置。
  5. 請求項1乃至3いずれか一項記載の情報管理システムにおけるサーバ装置に、少なくとも前記称号情報付与手段に係る処理を実行させるためのプログラム。

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