JP2011164925A - 教育管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の教育単位から構成されるカリキュラムであっても、当該カリキュラムの受講状況を容易に把握することを可能とする。
【解決手段】申請承認部427は、カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているユーザIDによって識別されるユーザが当該ユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を完了しているかを、関係情報テーブルおよびキャリア履歴情報テーブルを参照して判定する。申請承認部427は、判定結果を示すステータスを、ユーザIDおよびカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持させる。受講状況確認部424は、管理者によって指定されたユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラムIDおよびステータスを出力する。
【選択図】図11
【解決手段】申請承認部427は、カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているユーザIDによって識別されるユーザが当該ユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を完了しているかを、関係情報テーブルおよびキャリア履歴情報テーブルを参照して判定する。申請承認部427は、判定結果を示すステータスを、ユーザIDおよびカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持させる。受講状況確認部424は、管理者によって指定されたユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラムIDおよびステータスを出力する。
【選択図】図11
Description
本発明は、複数の教育単位から構成されるカリキュラムを受講する受講者の受講状況を管理するための教育管理システムに関する。
一般的に、例えば社内教育等において、予め定められているカリキュラムを社員(受講者)に受講させる場合がある。
このような場合、カリキュラムを受講する社員を管理する立場にある上長(管理者)は、当該社員が受講すべきカリキュラムの進捗状況(受講状況)等を把握していることが好ましい。
そこで、例えば教師が多数の受講者の全体および個々に対して適切に指導することが可能な技術(以下、先行技術と表記)が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。この先行技術によれば、受講者の学習の開始、終了、テストの点数などの学習ログがネットワークを介してサーバに登録されることにより、受講者全体あるいは個々の受講者の学習進度、理解度、学習意欲を把握することが可能となる。
ところで、受講者によって受講されるカリキュラムが複数の教育単位から構成されているような場合がある。このような場合には、カリキュラムを構成する教育単位のうちの必要数または全てを受講することによって当該カリキュラムの受講が完了される。
このような場合において、上記した先行技術では、カリキュラムを構成する教育単位の各々についての受講状況については管理することは可能である。
しかしながら、先行技術は、主に受講者の学習の支援を目的としたものであり、当該学習者の受講状況等を管理する目的のものではない。このため、先行技術では、複数の教育単位から構成されるカリキュラムの受講が完了しているか否かについて、複数の教育単位の各々の受講状況から把握することは困難である。
つまり、先行技術では、カリキュラムを構成する教育単位毎に例えば人数の一覧を表示することは可能であるが、このような表示のみでは、当該カリキュラムを受講している受講者(対象者)の人数、または、当該カリキュラムの受講が完了していない受講者の人数等を把握することは困難である。
また、カリキュラムを構成する複数の教育単位の中に、例えば必ず受講しなければならない教育単位(必須の教育単位)および複数の教育単位の中から選択して受講することができる教育単位(選択の教育単位)が混在しているような場合には、当該カリキュラムの受講が完了してきるか否かを把握することは更に困難となる。
そこで、本発明の目的は、複数の教育単位から構成されるカリキュラムであっても、当該カリキュラムの受講状況を容易に把握することが可能な教育管理システムを提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、受講者による受講の対象となる複数の教育単位から構成されるカリキュラムの受講状況を管理するための教育管理システムが提供される。この教育管理システムは、前記カリキュラムを識別するためのカリキュラム識別情報に対応づけて当該カリキュラムを構成する教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報を保持する関係情報テーブルと、前記受講者を識別するための受講者識別情報および当該受講者によって受講されるカリキュラムを識別するためのカリキュラム識別情報を保持するカリキュラム履歴情報テーブルと、前記受講者を識別するための受講者識別情報、当該受講者によって受講される教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報および当該受講者が当該教育単位の受講を完了しているかを示す受講状況情報を保持する教育単位履歴情報テーブルと、前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されている受講者識別情報によって識別される受講者が当該受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報によって識別されるカリキュラムの受講を完了しているかを、前記関係情報テーブルにおいて当該カリキュラム識別情報に対応づけられている教育単位識別情報および前記教育単位履歴情報テーブルにおいて当該受講者識別情報および当該教育単位識別情報に対応づけられている受講状況情報に基づいて判定するカリキュラム完了判定手段と、前記判定結果を示す受講状況情報を、前記受講者識別情報および前記カリキュラム識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持させる受講状況情報登録手段と、管理者によって指定された受講者を識別するための受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報および受講状況情報を出力する出力手段とを具備する。
本発明は、複数の教育単位から構成されるカリキュラムであっても、当該カリキュラムの受講状況を容易に把握することを可能とする。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態に係る教育管理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る教育管理システムが接続されるネットワークシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、受講者用端末10および管理者用端末20は、例えばインターネットまたはイントラネット等のネットワーク30を介してアプリケーションサーバ40と接続されている。なお、アプリケーションサーバ40には複数の受講者用端末および管理者用端末が接続されるが、図1においては、受講者用端末10および管理者用端末20以外については省略されている。
まず、本発明の第1の実施形態に係る教育管理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る教育管理システムが接続されるネットワークシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、受講者用端末10および管理者用端末20は、例えばインターネットまたはイントラネット等のネットワーク30を介してアプリケーションサーバ40と接続されている。なお、アプリケーションサーバ40には複数の受講者用端末および管理者用端末が接続されるが、図1においては、受講者用端末10および管理者用端末20以外については省略されている。
受講者用端末10は、後述するカリキュラムおよびキャリアを受講するユーザ(受講者)によって使用される端末である。管理者用端末20は、例えば受講者を管理する立場にあるユーザまたは教育管理システムを管理する立場にあるユーザ等によって使用される端末である。受講者用端末10および管理者用端末20上では、アプリケーションサーバ40を利用するクライアントソフトウェアが動作する。クライアントソフトウェアは、例えばブラウザである。
アプリケーションサーバ40は、データベース保管機能を有するデータベースサーバ50と接続されている。
アプリケーションサーバ40およびデータベースサーバ50は、教育管理ステム60を構成する。この教育管理システム60は、例えば受講者のカリキュラムおよびキャリアに対する受講状況(受講者が当該カリキュラムおよびキャリアの受講を完了しているか否か等)を管理するために用いられる。
ここで、図2および図3を参照して、本実施形態に係る教育管理システム60において受講状況が管理されるカリキュラムおよびキャリアの関係を概念的に説明する。カリキュラムは、受講者による受講の対象となる複数の教育単位から構成される。このカリキュラムを構成する教育単位の各々をキャリアと称する。つまり、カリキュラムは、キャリアの集合体である。また、カリキュラムを構成するキャリア(教育単位)には、当該カリキュラムにおいて必ず受講しなければならないキャリア(以下、必須キャリアと表記)および選択的に受講することができるキャリア(以下、選択キャリアと表記)が含まれる。
図2に示す例では、カリキュラムAは、キャリアX、Y、P、QおよびRから構成されている。なお、カリキュラムAにおいては、キャリアXおよびYが必須キャリアであり、キャリアP、QおよびRが選択キャリアである。つまり、カリキュラムAの受講を完了するためには、少なくとも必須キャリアであるキャリアXおよびYの受講を完了する必要がある。
図3に示す例では、カリキュラムBは、キャリアL、MおよびNから構成される。なお、カリキュラムBにおいては、キャリアL、MおよびNが必須キャリアである。つまり、カリキュラムBの受講を完了するためには、キャリアL、MおよびNの全てについて受講を完了する必要がある。
図4は、図1に示す教育管理システム60を構成するアプリケーションサーバ40のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、コンピュータ40aは、例えばハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)のような外部記憶装置40bと接続されている。この外部記憶装置40bは、コンピュータ40aによって実行されるプログラム40cを格納する。アプリケーションサーバ40は、コンピュータ40aおよび外部記憶装置40bから構成される。
図5は、図1に示す教育管理システム60を構成するデータベースサーバ50の構成を示すブロック図である。図5に示すように、データベースサーバ50は、ユーザ情報テーブル51、組織情報テーブル52、カリキュラム情報テーブル53、キャリア情報テーブル54、キャリアタイプ情報テーブル55、関係情報テーブル56、カリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58を有する。
ユーザ情報テーブル51には、本実施形態に係る教育管理システム60を利用するユーザに関する情報が保持される。教育管理システム60を利用するユーザには、カリキュラムおよびキャリアを受講する受講者であるユーザ(例えば、社内教育等を実施する企業の社員等)、当該受講者を管理する立場にあるユーザ(例えば、当該受講者の上長等)および当該教育管理システム60を管理する立場にあるユーザ(システム管理者)が含まれる。
ユーザ情報テーブル51には、ユーザ毎に、当該ユーザを識別するためのユーザID(ユーザ識別情報)、当該ユーザのパスワード、当該ユーザが有する権限(ログイン権限)、当該ユーザの氏名(ユーザ名)、当該ユーザが所属する組織(例えば、部署等)を識別するための所属組織コード(組織識別情報)および当該ユーザの役職(職制)等が対応づけて保持される。
なお、ユーザが有するログイン権限には、例えば受講者であるユーザに与えられる一般ユーザ権限、受講者を管理する立場にあるユーザに与えられる上長権限および教育管理システム60を管理する立場にあるユーザに与えられるスーパーユーザ権限が含まれる。
組織情報テーブル52には、本実施形態に係る教育管理システム60を利用するユーザが所属する組織に関する情報が保持される。
組織情報テーブル52には、組織毎に、当該組織を識別するための所属組織コード、当該組織の組織名、当該組織に対して上位の組織を識別するための親組織コードおよび当該組織が属する階層レベル等が対応づけて保持される。
カリキュラム情報テーブル53には、受講者(であるユーザ)によって受講されるカリキュラムに関する情報が保持される。なお、カリキュラムは、上記したように受講者による受講の対象となる複数のキャリア(教育単位)から構成される。
カリキュラム情報テーブル53には、カリキュラム毎に、当該カリキュラムを識別するためのカリキュラムID(カリキュラム識別情報)、当該カリキュラムのカリキュラム名および当該カリキュラムの受講の完了を判定するための必要単位(を示す情報)が対応づけて保持される。
キャリア情報テーブル54には、受講者によって受講されるキャリア(教育単位)に関する情報が保持される。なお、キャリアには、例えばeラーニング等のWBT(Web Based Training)、集合研修、通信教育、業務経験および資格等の種類があり、これらをキャリアタイプと称する。
キャリア情報テーブル54には、キャリア毎に、当該キャリアを識別するためのキャリアID、当該キャリアのキャリア名、当該キャリアのキャリアタイプを識別するためのキャリアタイプID、当該キャリアの受講を完了することによって得られる単位(を示す情報)および当該キャリアの受講に承認が必要であるか否かを示す承認要否フラグが対応づけて保持される。
キャリアタイプ情報テーブル55には、上記したキャリアタイプに関する情報が保持される。
キャリアタイプ情報テーブル55には、キャリアタイプ毎に、当該キャリアタイプを識別するためのキャリアタイプIDおよび当該キャリアタイプのキャリアタイプ名が対応づけて保持される。キャリアタイプ名には、上記したWBT、集合研修、通信教育、業務経験および資格等が含まれる。
関係情報テーブル(カリキュラム・キャリア関係情報テーブル)56には、カリキュラムおよび当該カリキュラムを構成する複数のキャリア間の関係に関する情報が保持される。
関係情報テーブル56には、カリキュラムを識別するためのカリキュラムID、当該カリキュラムを構成するキャリアを識別するためのキャリアID(教育単位識別情報)および当該カリキュラムにおいて当該キャリアが必須キャリアであるか選択キャリアであるか(つまり、当該キャリアの受講が必須であるか選択であるか)を示す必須選択フラグが対応づけて保持される。
カリキュラム履歴情報テーブル57には、受講者のカリキュラムに対する受講履歴に関する情報が保持される。
カリキュラム履歴情報テーブル57には、受講者毎に、当該受講者(であるユーザ)を識別するためのユーザID(受講者識別情報)、当該受講者によって受講されるカリキュラムを識別するためのカリキュラムID、当該受講者が当該カリキュラムの受講を完了しているか否か(つまり、当該受講者の当該カリキュラムに対する受講状況)を示す受講状況情報(以下、ステータスと表記)、当該カリキュラムの受講が開始している場合には当該受講の開始日および当該カリキュラムの受講が終了(完了)している場合には当該受講の終了日が対応づけて保持される。
なお、カリキュラム履歴情報テーブル57に保持されるステータスには、例えば受講申請中、受講中および完了が含まれる。
キャリア履歴情報テーブル58には、受講者のキャリアに対する受講履歴に関する情報が保持される。
キャリア履歴情報テーブル58には、受講者毎に、当該受講者(であるユーザ)を識別するためのユーザID(受講者識別情報)、当該受講者によって受講されるキャリアを識別するためのキャリアID、当該受講者が当該キャリアの受講を完了しているか(つまり、当該受講者の当該キャリアに対する受講状況)を示す受講状況情報(ステータス)、当該キャリアの受講が開始している場合には当該受講の開始日および当該キャリアの受講が終了(完了)している場合には当該受講の終了日が対応づけて保持される。
なお、キャリア履歴情報テーブル58に保持されるステータスには、例えば受講申請中、受講中、実績申請中および完了が含まれる。
図6は、図5に示すカリキュラム情報テーブル53のデータ構造の一例を示す。図6に示すように、カリキュラム情報テーブル53には、カリキュラム毎に、カリキュラムID、カリキュラム名および必要単位が対応づけて保持される。
カリキュラムIDは、カリキュラムを識別するための識別子である。カリキュラム名は、カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名である。必要単位は、カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を完了するために必要な単位を示す。
図6に示す例では、カリキュラム情報テーブル53には、カリキュラムID「CM000001」、カリキュラム名「09年度新人教育」および必須単位「20」が対応づけて保持されている。これによれば、カリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムのカリキュラム名は「09年度新人教育」であり、このカリキュラムの受講を完了するためには20単位が必要であることが示される。
図7は、図5に示すキャリア情報テーブル54のデータ構造の一例を示す。図7に示すように、キャリア情報テーブル54には、キャリア毎に、キャリアID、キャリア名、キャリアタイプID、単位および承認要否フラグが対応づけて保持される。
キャリアIDは、キャリアを識別するための識別子である。キャリア名は、キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名である。キャリアタイプIDは、キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリアタイプを識別するための識別子である。例えば、キャリアタイプID「1」はWBT、「2」は集合研修、「3」は通信教育、「4」は業務経験、「5」は資格を示している。単位は、キャリアIDによって識別されるキャリアの受講を完了することによって得られる単位である。承認要否フラグは、キャリアIDによって識別されるキャリアの受講に例えば上長による承認が必要であるか否かを示す。承認要否フラグ「1」は、上長による承認が必要であることを示す。一方、承認要否フラグ「0」は、上長による承認が必要でない(つまり、不要である)ことを示す。
図7に示す例では、キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000001」、キャリア名「マナー教育(WBT)」、キャリアタイプID「1」、単位「5」および承認要否フラグ「1」が対応づけて保持されている。これによれば、キャリアID「CR000001」によって識別されるキャリアのキャリア名は「マナー教育(WBT)」であり、当該キャリアのキャリアタイプはキャリアタイプID「1(WBT)」によって識別されるキャリアタイプであり、当該キャリアの受講を完了することによって得られる単位は「5」であり、当該キャリアの受講には上長による承認が必要であることが示される。
同様に、キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000007」、キャリア名「マナー教育(集合研修)」、キャリアタイプID「2(集合研修)」、単位「5」および承認要否フラグ「1」が対応づけて保持されている。キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000002」、キャリア名「コンプライアンス教育」、キャリアタイプID「2(集合研修)」、単位「5」および承認要否フラグ「1」が対応づけて保持されている。キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000005」、キャリア名「工場実習」、キャリアタイプID「4(業務経験)」、単位「5」および承認要否フラグ「1」が対応づけて保持されている。また、キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000012」、キャリア名「営業実習」、キャリアタイプID「4(業務経験)」、単位「5」および承認要否フラグ「1」が対応づけて保持されている。
図8は、図5に示す関係情報テーブル56のデータ構造の一例を示す。図8に示すように、関係情報テーブル56には、カリキュラムID、キャリアIDおよび必須選択フラグが対応づけて保持される。
カリキュラムIDは、カリキュラムを識別するための識別子である。キャリアIDは、カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムを構成するキャリアを識別するための識別子である。必須選択フラグは、カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムを構成するキャリア(つまり、キャリアIDによって識別されるキャリア)が必須キャリアであるか選択キャリアであるか(つまり、当該カリキュラムにおいて当該キャリアの受講が必須であるか選択であるか)を示す。必須選択フラグ「1」は、必須キャリアであることを示す。一方、必須選択フラグ「0」は、選択キャリアであることを示す。
図8に示す例では、関係情報テーブル56には、カリキュラムID「CM000001」、キャリアID「CR000002」および必須選択フラグ「1」が対応づけて保持されている。
また、関係情報テーブル56には、カリキュラムID「CM000001」、キャリアID「CR000005」および必須選択フラグ「1」が対応づけて保持されている。
同様に、関係情報テーブル56には、カリキュラムID「CM000001」、キャリアID「CR000012」および必須選択フラグ「1」が対応づけて保持されている。
また、関係情報テーブル56には、カリキュラムID「CM000001」、キャリアID「CR000007」および必須選択フラグ「0」が対応づけて保持されている。
更に、関係情報テーブル56には、カリキュラムID「CM000001」、キャリアID「CR000001」および必須選択フラグ「0」が対応づけて保持されている。
これによれば、カリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムは、キャリアID「CR000002」、「CR000005」、「CR000012」、「CR000007」および「CR000001」によって識別されるキャリアから構成されていることが示される。
また、キャリアID「CR000002」、「CR000005」および「CR000012」によって識別されるキャリアは、カリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムにおいて必須キャリアであることが示される。一方、キャリアID「CR000007」および「CR000001」によって識別されるキャリアは、カリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムにおいて選択キャリアであることが示される。
図9は、図5に示すカリキュラム履歴情報テーブル57のデータ構造の一例を示す。図9に示すように、カリキュラム履歴情報テーブル57には、ユーザID、カリキュラムID、ステータス、開始日および終了日(を示す情報)が対応づけて保持される。
ユーザIDは、ユーザを識別するための識別子である。カリキュラムIDは、ユーザIDによって識別されるユーザ(受講者)によって受講されるカリキュラムを識別するための識別子である。ステータスは、ユーザIDによって識別されるユーザのカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムに対する受講状況を示す。具体的には、ステータス「1」は受講申請中を示し、ステータス「2」は受講中を示し、ステータス「4」は完了を示す。なお、後述するキャリア履歴情報テーブル58に保持されるステータスとは異なり、実績申請中を示すステータス「3」は、カリキュラム履歴情報テーブル57には保持されない。開始日は、ユーザIDによって識別されるユーザがカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を開始した日を示す。具体的には、開始日は、ステータスが「2(つまり、受講中)」に更新された日である。終了日は、ユーザIDによって識別されるユーザがカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を終了(完了)した日を示す。具体的には、終了日は、ステータスが「4(つまり、完了)」に更新された日である。
図9に示す例では、カリキュラム履歴情報テーブル57には、ユーザID「D552938」、カリキュラムID「CM000001」、ステータス「2」および開始日「2009/04/02」が対応づけて保持されている。これによれば、ユーザID「D552938」によって識別されるユーザがカリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムを受講中であり、その開始日が2009年4月2日であることが示される。なお、ユーザID「D552938」によって識別されるユーザはカリキュラムID「CM000001」によって識別されるカリキュラムの受講を完了していないため、ユーザID「D552938」、カリキュラムID「CM000001」、ステータス「2」および開始日「2009/04/02」に対応づけて終了日(の情報)は保持されていない。
図10は、図5に示すキャリア履歴情報テーブル58のデータ構造の一例を示す。図10に示すように、キャリア履歴情報テーブル58には、ユーザID、キャリアID、ステータス、開始日および終了日(を示す情報)が対応づけて保持される。
ユーザIDは、ユーザを識別するための識別子である。キャリアIDは、ユーザIDによって識別されるユーザ(受講者)によって受講されるキャリアを識別するための識別子である。ステータスは、ユーザIDによって識別されるユーザのキャリアIDによって識別されるキャリアに対する受講状況を示す。ステータス「1」は受講申請中を示し、ステータス「2」は受講中を示し、ステータス「3」は実績申請中を示し、ステータス「4」は完了を示す。開始日は、ユーザIDによって識別されるユーザがキャリアIDによって識別されるキャリアの受講を開始した日を示す。なお、開始日は、ステータスが「2(受講中)」に更新された日である。終了日は、ユーザIDによって識別されるユーザがキャリアIDによって識別されるキャリアの受講を終了(完了)した日を示す。なお、終了日は、ステータスが「4(つまり、完了)」に更新された日である。
図10に示す例では、キャリア履歴情報テーブル58には、ユーザID「D552938」、キャリアID「CR000002」、ステータス「2」および開始日「2009/05/01」が対応づけて保持されている。これによれば、ユーザID「D552938」によって識別されるユーザがキャリアID「CR000002」によって識別されるキャリアを受講中であり、当該キャリアの受講の開始日が2009年5月1日であることが示される。なお、ユーザID「D552938」によって識別されるユーザはキャリアID「CR000002」によって識別されるキャリアの受講を完了していないため、ユーザID「D552938」、キャリアID「CR000002」、ステータス「2」および開始日「2009/05/01」に対応づけて終了日(の情報)は保持されていない。
また、キャリア履歴情報テーブル58には、ユーザID「D552938」、キャリアID「CR000005」、ステータス「4」、開始日「2009/04/10」および終了日「2009/04/14」が対応づけて保持されている。これによれば、ユーザID「D552938」によって識別されるユーザがキャリアID「CR000005」によって識別されるキャリアの受講を完了しており、当該キャリアの受講の開始日が2009年4月10日であり、当該キャリアの受講を完了した日(つまり、終了日)が2009年4月14日であることが示される。
同様に、キャリア履歴情報テーブル58には、ユーザID「D552938」、キャリアID「CR000012」、ステータス「2」および開始日「2009/04/15」が対応づけて保持されている。更に、キャリア履歴情報テーブル58には、ユーザID「D552938」、キャリアID「CR000007」、ステータス「3」および開始日「2009/04/02」が対応づけて保持されている。
図11は、図4に示すアプリケーションサーバ40の主として機能構成を示すブロック図である。
図11に示すように、アプリケーションサーバ40は、受講者用処理部41および管理者用処理部42を含む。本実施形態において、これらの各部41および42は、図4に示すコンピュータ40aが外部記憶装置40bに格納されているプログラム40cを実行することにより実現されるものとする。このプログラム40cは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このプログラム40cが、例えばネットワーク30を介してコンピュータ40aにダウンロードされても構わない。
なお、アプリケーションサーバ40に含まれる受講者用処理部41および管理者用処理部42は、当該アプリケーションサーバ40に接続されているデータベースサーバ50が有するテーブル51〜58を参照して各種処理を実行する。
受講者用処理部41によって提供される機能は、全てのユーザが利用可能である。換言すれば、受講者用処理部41によって提供される機能は、スーパーユーザ権限、上長権限および一般ユーザ権限のうちの少なくとも1つを有するユーザであれば利用可能である。一方、管理者用処理部42によって提供される機能には、ユーザが有する権限のうち、スーパーユーザ権限を有するユーザのみが利用可能な機能と、当該スーパーユーザ権限および上長権限を有するユーザが利用可能な機能がある。
ここで、スーパーユーザ権限には、一般ユーザ権限および上長権限が含まれるものとする。また、上長権限には、一般ユーザ権限が含まれるものとする。
したがって、以下の説明において、一般ユーザ権限を有するユーザには、当該一般ユーザ権限を有するユーザに加えて、上長権限およびスーパーユーザ権限を有するユーザが含まれるものとする。また、上長権限を有するユーザには、当該上長権限を有するユーザに加えて、スーパーユーザ権限を有するユーザが含まれるものとする。
また、以下の説明においては、便宜的に、一般ユーザ権限を有するユーザを受講者、上長権限を有するユーザを上長管理者、スーパーユーザ権限を有するユーザをシステム管理者と称する。
受講者用処理部41は、受講状況確認部411、受講申請部412および実績申請部413を含む。
受講状況確認部411は、受講者(一般権限を有するユーザ)によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するカリキュラムIDをカリキュラム履歴情報テーブル57から検索する。
なお、受講状況確認部411は、検索条件を指定した受講者を識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDの中から検索条件に合致するカリキュラムIDを検索する。受講状況確認部411は、検索されたカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータス(受講状況情報)を検索結果として例えば受講者用端末10に表示する。
また、受講状況確認部411は、受講者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する。
なお、受講状況確認部411は、検索条件を指定した受講者を識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDの中から検索条件に合致するキャリアIDを検索する。受講状況確認部411は、検索されたキャリアを識別するためのキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスを検索結果として例えば受講者用端末10に表示する。
受講申請部412は、受講者からのカリキュラムまたはキャリアの受講の申請に応じて、カリキュラム履歴情報テーブル57またはキャリア履歴情報テーブル58に新規レコードを作成し、当該受講の履歴に関する情報を登録する。
受講申請部412は、受講者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するカリキュラムIDをカリキュラム情報テーブル53から検索する。
受講申請部412は、検索されたカリキュラムIDおよび当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名を検索結果として例えば受講者用端末10に表示する。
受講申請部412は、受講者用端末10に表示されたカリキュラムID(によって識別されるカリキュラム)が受講申請の対象として受講者によって指定された場合、当該受講者を識別するためのユーザID、当該カリキュラムIDおよび受講申請中を示すステータスを対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に登録する。受講申請中とは、受講の申請をしており、当該申請に対する承認待ちの状態をいう。
また、受講申請部412は、受講者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するキャリアIDをキャリア情報テーブル54から検索する。
受講申請部412は、検索されたキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名を検索結果として例えば受講者端末10に表示する。
受講申請部412は、受講申請部412は、受講者端末10に表示されたキャリアID(によって識別されるキャリア)が受講申請の対象として受講者によって指定された場合、当該受講者を識別するためのユーザID、当該キャリアIDおよび受講申請中を示すステータスを対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に登録する。
実績申請部413は、受講者からのキャリアの受講の完了の申請(実績の申請)に応じて、キャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(受講状況情報)を更新する。
実績申請部413は、受講者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する。なお、実績申請部413は、受講者用端末10を使用する受講者(検索条件を指定した受講者)を識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDの中から当該検索条件に合致するキャリアIDを検索する。
実績申請部413は、検索されたキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名を検索結果として例えば受講者用端末10に表示する。
実績申請部413は、受講者端末10に表示されたキャリアID(によって識別されるキャリア)が実績申請の対象として受講者によって指定された場合、当該受講者を識別するためのユーザIDおよび当該キャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスを更新する。この場合、キャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスは、受講中から実績申請中(を示すステータス)に更新される。実績申請中とは、実績の申請(つまり、受講が完了した旨の申請)をしており、当該申請に対する承認待ちの状態をいう。
管理者用処理部42は、組織/ユーザ管理部421、キャリア管理部422、カリキュラム管理部423、受講状況確認部424、受講申請代行部425、実績申請代行部426および申請承認部427を含む。
ユーザ/組織管理部421は、システム管理者(スーパーユーザ権限を有するユーザ)によって指定されたユーザに関する情報(例えば、ユーザID等)の登録、修正および削除等をユーザ情報テーブル51に対して実行する。また、ユーザ/組織管理部421は、例えばシステム管理者によって指定された組織に関する情報(例えば所属組織コード等)の登録、修正および削除等を組織情報テーブル52に対して実行する。
キャリア管理部422は、システム管理者によって指定されたキャリアに関する情報(例えば、キャリアID等)の登録、修正および削除等をキャリア情報テーブル54およびキャリアタイプ情報テーブル55に対して実行する。
カリキュラム管理部423は、システム管理者によって指定されたカリキュラムに関する情報(例えば、カリキュラムID等)の登録、修正および削除等をカリキュラム情報テーブル53および関係情報テーブル56に対して実行する。
受講状況確認部424は、上長管理者(上長権限を有するユーザ)によって指定された受講者(当該上長管理者によって指定された組織に所属するユーザ)を識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDおよびステータスを出力する。更に、受講状況確認部424は、上長管理者によって指定された受講者(当該上長管理者によって指定された組織に所属するユーザ)を識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDおよびステータスを出力する。これにより、上長管理者によって指定された受講者のカリキュラムおよびキャリアに対する受講状況が例えば管理者用端末20に表示される。
受講状況確認部424は、上長管理者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致する所属組織コードを組織情報テーブル52から検索する。
受講状況確認部424は、検索された所属組織コードに対応づけてユーザ情報テーブル51に保持されているユーザIDを特定する。これにより、受講状況確認部424は、検索された所属組織コードによって識別される組織に所属するユーザ(を識別するためのユーザID)を特定する。
受講状況確認部424は、特定されたユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDおよびステータスを出力する。
この場合、受講状況確認部424は、例えば特定されたユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講状況(ステータス)毎の受講者の人数を出力する。換言すれば、受講状況確認部424は、特定されたユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラム毎に、例えば当該カリキュラムの受講が完了している受講者の人数および当該カリキュラムの受講が完了していない受講者の人数を出力する。これにより、上長管理者によって指定された検索条件に合致する所属組織コードによって識別される組織に所属する受講者のカリキュラムに対する受講状況が例えば管理者用端末20に表示される。
同様に、受講状況確認部424は、特定されたユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDおよびステータスを出力する。
この場合、受講状況確認部424は、例えば特定されたユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDによって識別されるキャリアの受講状況毎の受講者の人数を出力する。換言すれば、受講状況確認部424は、特定されたユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDによって識別されるキャリア毎に、例えば当該キャリアの受講が完了している受講者の人数および当該カリキュラムの受講が完了していない受講者の人数を出力する。これにより、上長管理者によって指定された検索条件に合致する所属組織コードによって識別される組織に所属する受講者のキャリアに対する受講状況が例えば管理者用端末20に表示される。
受講申請代行部425は、上長管理者が受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)に代わってカリキュラムおよびキャリアの受講の申請を行うための処理を実行する。
受講申請代行部425は、上長管理者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するカリキュラムIDをカリキュラム情報テーブル53から検索する。
受講申請代行部425は、検索されたカリキュラムIDおよび当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名を検索結果として例えば管理者用端末20に表示する。
受講申請代行部425は、管理者用端末20に表示されたカリキュラムID(によって識別されるカリキュラム)が受講申請の対象として上長管理者によって指定された場合、当該上長管理者の管理下にある受講者を識別するためのユーザID、当該カリキュラムIDおよび受講申請中を示すステータスを対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に登録する。
また、受講申請代行部425は、上長管理者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するキャリアIDをキャリア情報テーブル54から検索する。
受講申請代行部425は、検索されたキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名を検索結果として例えば管理者用端末20に表示する。
受講申請代行部425は、管理者用端末20に表示されたキャリアID(によって識別されるキャリア)が受講申請の対象として上長管理者によって指定された場合、当該上長管理者の管理下にある受講者を識別するためのユーザID、当該キャリアIDおよび受講申請中を示すステータスを対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に登録する。
実績申請代行部426は、上長管理者が受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)に代わってキャリアの実績の申請(当該キャリアの受講が完了した旨の申請)を行うための処理を実行する。
実績申請代行部426は、上長管理者によって指定された検索条件に基づいて、当該検索条件に合致するキャリアIDをキャリア情報テーブル54から検索する。
実績申請代行部426は、検索されたキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名を検索結果として例えば管理者用端末20に表示する。
実績申請代行部426は、管理者用端末に表示されたキャリアID(によって識別されるキャリア)が実績申請の対象として受講者によって指定された場合、当該上長管理者の管理下にある受講者を識別するためのユーザIDおよび当該キャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスを更新する。この場合、キャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスは、受講中から実績申請中(を示すステータス)に更新される。
申請承認部427は、カリキュラム履歴情報テーブル57を参照して、受講申請中を示すステータスに対応づけられているユーザIDおよびカリキュラムIDを特定する。申請承認部427は、特定されたユーザIDおよびカリキュラムIDを例えば管理者用端末20に表示する。
申請承認部427は、表示されたユーザIDおよびカリキュラムID(当該ユーザIDによって識別されるユーザの当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムに対する受講の申請)が承認の対象として上長管理者によって指定された場合、当該ユーザIDおよびカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータスを更新する。この場合、上長管理者によって指定されたユーザIDおよびカリキュラムIDに対応づけられているステータスは、受講中(を示すステータス)に更新される。なお、申請承認部427は、ステータスが受講中に更新された場合、当該更新された日を受講の開始日としてカリキュラム履歴情報テーブル57に登録する。
また、申請承認部427は、キャリア履歴情報テーブル58を参照して、受講申請中および実績申請中を示すステータスに対応づけられているユーザIDおよびキャリアIDを特定する。申請承認部427は、特定されたユーザIDおよびキャリアIDを例えば管理者用端末20に表示する。
申請承認部427は、表示されたユーザIDおよびキャリアID(当該ユーザIDによって識別されるユーザの当該キャリアIDによって識別されるキャリアに対する受講または実績の申請)が承認の対象として上長管理者によって指定された場合、当該ユーザIDおよびキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスを更新する。上長管理者によって指定されたユーザIDおよびキャリアIDに対応づけられているステータスが受講申請中を示す場合、当該ステータスは、受講中(を示すステータス)に更新される。なお、申請承認部427は、ステータスが受講中に更新された場合、当該更新された日を受講の開始日としてキャリア履歴情報テーブル58に登録する。一方、上長管理者によって指定されたユーザIDおよびキャリアIDに対応づけられているステータスが実績申請中を示す場合、当該ステータスは、完了(を示すステータス)に更新される。なお、申請承認部427は、ステータスが完了に更新された場合、当該更新された日を受講の終了日(つまり、受講を完了した日)としてキャリア履歴情報テーブル58に登録する。
また、申請承認部427は、例えば上長管理者によって指定されたユーザIDおよびキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスが完了に更新された場合、当該ユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムであって当該キャリアIDによって識別されるキャリアから構成されるカリキュラムの受講が完了したか否かを判定する処理(以下、カリキュラム完了判定処理と表記)を実行する。このカリキュラム完了判定処理の詳細については後述する。
以下、本実施形態に係る教育管理システム60の処理手順について説明する。ユーザが教育管理システム60を利用しようとする場合、当該ユーザによって使用される受講者用端末10または管理者用端末20にはログイン画面が表示される。教育管理システム60を利用するユーザは、受講者用端末10または管理者用端末20に表示されたログイン画面に対して例えば当該ユーザを識別するためのユーザIDおよびパスワードを指定することができる。なお、このログインが面において指定されたユーザIDによって、受講者端末10または管理者用端末20を使用するユーザが識別される。
ログイン画面においてユーザによってユーザIDおよびパスワードが指定された場合、教育管理システム60側においては、ユーザ情報テーブル51を参照することにより、当該ユーザによって指定されたユーザIDおよびパスワードに基づいて当該ユーザが有する権限(一般ユーザ権限、上長権限またはスーパーユーザ権限)が特定される。このように、ユーザが有する権限が特定された後は、例えば受講者用端末10または管理者用端末20において表示されたメニュー画面等から当該権限に応じた処理が指示(指定)されることによって教育管理システム60において当該処理が実行される。
まず、図12のフローチャートを参照して、図11に示す管理者用処理部42に含まれるキャリア管理部422によって実行されるキャリアに関する情報をキャリア情報テーブル54に登録する処理(以下、キャリア情報設定処理と表記)の処理手順について説明する。
このキャリア情報設定処理は、システム管理者(スーパーユーザ権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、キャリア管理部422は、キャリアに関する情報(以下、キャリア情報と表記)を設定するための画面(以下、キャリア情報設定画面と表記)をシステム管理者によって使用される管理者用端末20に表示する(ステップS1)。
ここで、図13は、管理者用端末20に表示されるキャリア情報設定画面の一例を示す。図13に示すように、システム管理者は、管理者用端末20に表示されたキャリア情報設定画面において、キャリア名、キャリアタイプ、単位および承認の要否を指定することができる。なお、キャリアIDは、例えば自動的に付与される。キャリア名、キャリアタイプ、単位および承認の要否がシステム管理者によって指定された後に、キャリア情報設定画面上の保存ボタンが指定(押下)されることによって、自動的に付与されたキャリアID、当該指定されたキャリア名、キャリアタイプ、単位および承認の要否(を示す情報)を含むキャリア設定情報が管理者用端末20から教育管理システム60に対して送信される。
再び図12に戻ると、キャリア管理部422は、管理者用端末20によって送信されたキャリア設定情報を入力する(ステップS2)。
キャリア管理部422は、入力されたキャリア設定情報に基づいてキャリア情報をキャリア情報テーブル54に登録する(ステップS3)。この場合、キャリア管理部422は、入力されたキャリア設定情報に含まれるキャリアID、キャリア名、キャリアタイプを識別するためのキャリアタイプID、単位および承認の要否を示す承認要否フラグを対応づけてキャリア情報テーブル54に登録する。これにより、キャリア情報設定処理が終了される。
次に、図14のフローチャートを参照して、図11に示す管理者用処理部42に含まれるカリキュラム管理部423によって実行されるカリキュラムに関する情報をカリキュラム情報テーブル53に登録する処理(以下、カリキュラム情報設定処理と表記)の処理手順について説明する。
このカリキュラム情報設定処理は、システム管理者(スーパーユーザ権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、カリキュラム管理部423は、カリキュラムに関する情報(以下、カリキュラム情報と表記)を設定するための画面(以下、カリキュラム情報設定画面と表記)をシステム管理者によって使用される管理者用端末20に表示する(ステップS11)。
ここで、図15は、管理者用端末20に表示されるカリキュラム情報設定画面の一例を示す。図15に示すように、システム管理者は、管理者用端末20に表示されたカリキュラム情報設定画面においてカリキュラム名、必要単位、必須キャリアおよび選択キャリアを指定することができる。なお、カリキュラムIDは、例えば自動的に付与される。カリキュラム情報設定は上記、カリキュラム名、必要単位、必須キャリアおよび選択キャリアに限らず、必須キャリア、選択キャリアに代わり必須カリキュラムおよび選択カリキュラムを設定するなど、カリキュラム、キャリアを自由に組み合わせて設定することもできる。
システム管理者によって指定される必須キャリアおよび選択キャリアは、自動的に付与されるカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムを構成する。また、必須キャリアおよび選択キャリアは、カリキュラム情報設定画面上の追加ボタンまたは削除ボタンを指定(押下)することによって、適宜、追加または削除が可能である。
カリキュラム名、必要単位、必須キャリアおよび選択キャリアがシステム管理者によって指定された後に、カリキュラム情報設定画面上の保存ボタンが指定(押下)されることによって、自動的に付与されたカリキュラムID、当該指定されたカリキュラム名、必要単位、必須キャリアおよび選択キャリア(を識別するためのキャリアID)を含むカリキュラム設定情報が管理者用端末20から教育管理システム60に対して送信される。
再び図14に戻ると、カリキュラム管理部423は、管理者用端末20によって送信されたカリキュラム設定情報を入力する(ステップS12)。
カリキュラム管理部423は、入力されたカリキュラム設定情報に基づいてカリキュラム情報をカリキュラム情報テーブル53に登録する(ステップS13)。この場合、カリキュラム管理部423は、入力されたカリキュラム設定情報に含まれるカリキュラムID、カリキュラム名および必要単位を対応づけてカリキュラム情報テーブル53に登録する。
次に、カリキュラム管理部423は、入力されたカリキュラム設定情報に基づいて、カリキュラムおよび複数のキャリア間の関係に関する情報(関係情報)を関係情報テーブル56に登録する(ステップS14)。この場合、カリキュラム管理部423は、入力されたカリキュラム設定情報に含まれるカリキュラムID、必須キャリアを識別するためのキャリアIDおよび必須選択フラグ「1」を対応づけて関係情報テーブル56に登録する。なお、必須選択フラグ「1」は、対応づけられているキャリアIDによって識別されるキャリアが必須キャリアであることを示す。また、カリキュラム管理部423は、入力されたカリキュラム設定情報に含まれるカリキュラムID、選択キャリアを識別するためのキャリアIDおよび必須選択フラグ「0」を対応づけて関係情報テーブル56に登録する。なお、必須選択フラグ「0」は、対応づけられているキャリアIDによって識別されるキャリアが選択キャリアであることを示す。これにより、カリキュラム情報設定処理が終了される。
次に、図16のフローチャートを参照して、図11に示す受講者用処理部41に含まれる受講申請部412によって実行される処理(以下、受講申請処理と表記)の処理手順について説明する。受講申請処理は、カリキュラムまたはキャリアの受講が申請される際に、受講者(一般ユーザ権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、受講申請部412は、カリキュラムおよびキャリアの受講の申請をするための画面(以下、受講申請画面と表記)を受講者によって使用される受講者用端末10に表示する(ステップS21)。
ここで、受講者用端末10を使用する受講者は、当該受講者用端末10に表示された受講申請画面において、受講を申請するカリキュラムおよびキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。受講者用端末10を使用する受講者は、検索条件として、例えばID(カリキュラムIDおよびキャリア名)および名称(カリキュラム名およびキャリア名)を指定することができる。
受講申請部412は、受講者によって指定された検索条件を入力する(ステップS22)。
受講申請部412は、入力された検索条件に合致するカリキュラムIDおよびキャリアをカリキュラム情報テーブル53およびキャリア情報テーブル54から検索する(ステップS23)。
検索条件として例えばカリキュラムIDが指定された場合には、受講申請部412は、当該指定されたカリキュラムIDをカリキュラム情報テーブル53から検索する。検索条件として例えばキャリアIDが指定された場合には、受講申請部412は、当該指定されたキャリアIDをキャリア情報テーブル54から検索する。
また、検索条件として例えばカリキュラム名が指定された場合には、受講申請部412は、当該カリキュラム名に対応づけてカリキュラム情報テーブル53に保持されているカリキュラムIDを当該カリキュラム情報テーブル53から検索する。検索条件として例えばキャリア名が指定された場合には、受講申請部412は、当該キャリア名に対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されているキャリアIDを当該キャリア情報テーブル54から検索する。
なお、検索条件としてIDおよび名称が指定されない場合には、全てのカリキュラムIDおよびキャリアIDが検索される。
受講申請部412は、検索されたカリキュラムIDおよびキャリアIDを検索結果として受講申請画面に表示する(ステップS24)。
ここで、図17は、受講者用端末10に表示される受講申請画面の一例を示す。図17に示すように、受講者用端末10に表示される受講申請画面100には、検索条件指定領域101および検索結果表示領域102が含まれる。
検索条件指定領域101においては、上記したように受講を申請するカリキュラムおよびキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。上記したように検索条件としては、ID(カリキュラムIDおよびキャリアID)および名称(カリキュラム名およびキャリア名)を指定することができる。
検索結果表示領域102には、検索条件指定領域101において指定された検索条件に合致するカリキュラムIDおよびキャリアIDが検索結果として表示される。
具体的には、検索結果表示領域102には、検索結果として、検索条件指定領域101において指定された検索条件に合致するカリキュラムIDおよび当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名が表示される。この検索結果表示領域102に検索結果として表示されるカリキュラム名は、カリキュラム情報テーブル53から取得される。
また、検索結果表示領域102には、検索結果として検索条件指定領域101において指定された検索条件に合致するキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名が表示される。この検索結果表示領域102に検索結果として表示されるキャリア名は、キャリア情報テーブル54から取得される。
なお、検索結果表示領域102には、表示されたカリキュラム(カリキュラムIDおよびカリキュラム名)およびキャリア(キャリアIDおよびキャリア名)の各々に対応づけて受講申請ボタン103が表示されている。受講者用端末10を使用する受講者は、受講申請ボタン103を指定(押下)することによって、受講を申請する対象として当該受講申請ボタン103に対応するカリキュラムおよびキャリアを指定することができる。
なお、受講者用端末10を使用する受講者によって受講を申請する対象としてカリキュラムが指定された場合、当該カリキュラムを識別するためのカリキュラムIDおよび当該カリキュラムの受講を申請する旨の指示(以下、受講申請指示と表記)が教育管理システム60に対して送信される。
また、受講者用端末10を使用する受講者によって受講を申請する対象としてキャリアが指定された場合、当該キャリアを識別するためのキャリアIDおよび当該キャリアの受講を申請する旨の指示(受講申請指示)が教育管理システム60に対して送信される。
再び図16に戻ると、受講申請部412は、受講者用端末10にから受講申請指示が送信されたか、つまり、上記した検索結果表示領域102に表示されている受講申請ボタン103が指定されたか否かを判定する(ステップS25)。
受講申請指示が送信されたと判定された場合(ステップS25のYES)、受講申請部412は、受講を申請する対象としてカリキュラムが指定されたか否かを判定する(ステップS26)。この場合、受講申請部412は、受講申請指示とともにカリキュラムIDが受講者用端末10から送信された場合には、受講を申請する対象としてカリキュラムが指定されたと判定される。
受講を申請する対象としてカリキュラムが指定されたと判定された場合(ステップS26のYES)、受講申請部412は、当該カリキュラム(以下、受講申請対象カリキュラムと表記)を識別するためのカリキュラムID(受講申請指示とともに受講者用端末10から送信されたカリキュラムID)に対応づけて関係情報テーブル56に保持されているキャリアIDおよび必須選択フラグを取得する。また、受講申請部412、取得されたキャリアIDに対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されているキャリア名および単位を取得する。更に、受講申請部412は、受講申請対象カリキュラムを識別するためのカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム情報テーブル53に保持されている必要単位を取得する。
受講申請部412は、取得されたキャリアID、必須選択フラグ、キャリア名、単位および必要単位に基づいて、キャリアを選択させるためのキャリア選択画面を受講者用端末10に表示する(ステップS27)。
ここで、図18は、受講者用端末10に表示されるキャリア選択画面の一例を示す。図18に示すように、キャリア選択画面には、受講申請対象カリキュラムの受講を完了するための必要単位、当該受講申請対象カリキュラムを構成するキャリアを識別するためのキャリアIDおよび当該キャリアのキャリア名が表示される。また、キャリア選択画面には、キャリアIDおよびキャリア名に対応づけて当該キャリアが必須キャリアであるか選択キャリアであるか否か(の情報)および当該キャリアの受講を完了することによって得られる単位が表示されている。
受講者用端末10を使用する受講者は、当該受講者用端末10に表示されるキャリア選択画面に表示された選択キャリアの中から、受講するキャリアを選択することができる。なお、受講者は、必須キャリアおよび選択キャリアの受講を全て完了することによって得られる単位がキャリア選択画面に表示された申請対象カリキュラムの受講を完了するための必要単位以上となるようにキャリアを選択する。
受講者によって受講する選択キャリアが選択され、キャリア選択画面に表示された申請ボタンが指定(押下)されると、当該選択された選択キャリアに関する情報(当該選択キャリアを識別するためのキャリアID)を含むキャリア選択情報が受講者用端末10から教育管理システム60に対して送信される。
再び図16に戻ると、受講申請部412は、受講者用端末10によって送信されたキャリア選択情報を入力する(ステップS28)。
次に、受講申請部412は、受講者用端末10を使用する受講者(ユーザ)を識別するためのユーザID、受講申請対象カリキュラムを識別するためのカリキュラムIDおよび受講申請中を示すステータス「1」を対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に登録する(ステップS29)。
また、受講申請部412は、受講者用端末10を使用するユーザを識別するためのユーザID、受講申請対象カリキュラムを構成するキャリアのうちの必須キャリアを識別するためのキャリアIDおよび受講申請中を示すステータス「1」を対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に登録する。また、受講申請部412は、受講者用端末10を使用するユーザを識別するためのユーザID、入力されたキャリア選択情報に含まれるキャリアID(キャリア選択画面において選択された選択キャリアを識別するためのキャリアID)および受講申請中を示すステータス「1」を対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に登録する(ステップS30)。このように、ステップS30の処理が実行されると、受講申請処理は終了される。
一方、ステップS25において受講申請指示が送信されていないと判定された場合、受講申請処理は終了される。
また、ステップS26において受講を申請する対象としてカリキュラムが指定されていない、つまり、受講申請指示とともにキャリアIDが入力されたと判定された場合、受講申請部412は、受講者用端末10を使用するユーザを識別するためのユーザID、当該キャリアIDおよび受講申請中を示すステータス「1」を対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に登録する(ステップS30)。
ここでは、受講者用処理部41に含まれる受講申請部412による受講申請処理について説明したが、管理者用処理部42に含まれる受講申請代行部425によってカリキュラムおよびキャリアの受講が申請される場合についても上記した図16に示す処理と同様の処理が実行されるため、その詳しい説明を省略する。
なお、受講申請代行部425による受講申請処理は、上長管理者が受講者に代わってカリキュラムおよびキャリアの受講を申請する際に実行される。このため、受講申請代行部425によって受講申請処理が実行される場合には、例えば図16に示すステップS21の前処理として例えばカリキュラムまたはキャリアの受講を申請するユーザ(受講者)が上長管理者によって指定される。
また、受講申請代行部425による受講申請処理は、受講申請部412による受講申請処理と異なり、上長管理者(上長権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
次に、図19のフローチャートを参照して、図11に示す受講者用処理部41に含まれる実績申請部413によって実行される処理(以下、実績申請処理と表記)の処理手順について説明する。実績申請処理は、キャリアの実績(当該キャリアの受講を完了した旨)が申請される際に、受講者(一般権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
なお、カリキュラムの受講を完了しているか否かは、当該カリキュラムを構成するキャリアの受講状況によって判定されるため、実績の申請はキャリアについてのみ行われる。
まず、実績申請部413は、キャリアの実績を申請するための画面(以下、キャリア実績申請画面と表記)を受講者によって使用される受講者用端末10に表示する(ステップS41)。
ここで、受講者用端末10を使用する受講者は、当該受講者用端末10に表示されたキャリア実績申請画面において実績を申請するキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。受講者用端末10を使用する受講者は、検索条件として、例えばキャリアIDおよびキャリア名を指定することができる。
実績申請部413は、受講者によって指定された検索条件を入力する(ステップS42)。
実績申請部413は、入力された検索条件に合致するキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する(ステップS43)。この場合、実績申請部413は、キャリア履歴情報テーブル58において受講者用端末10を使用する受講者(検索条件を指定した受講者)を識別するためのユーザIDおよび受講中を示すステータスに対応づけられているキャリアIDの中から検索条件に合致するキャリアIDを検索する。
検索条件として例えばキャリアIDが指定された場合には、実績申請部413は、当該指定されたキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する。また、検索条件として例えばキャリア名が指定された場合には、実績申請部413は、当該キャリア名に対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されているキャリアIDをキャリア履歴情報テーブルから検索する。
なお、検索条件としてキャリアIDおよびキャリア名が指定されない場合には、受講者用端末10を使用する受講者を識別するユーザIDおよび受講中を示すステータスに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されている全てのキャリアIDが検索される。
実績申請部413は、検索されたキャリアIDを検索結果としてキャリア実績申請画面に表示する(ステップS44)。
ここで、図20は、受講者用端末10に表示されるキャリア実績申請画面の一例を示す。図20に示すように、受講者用端末10に表示されるキャリア実績申請画面110には、検索条件指定領域111および検索結果表示領域112が含まれる。
検索条件指定領域111においては、上記したように実績を申請するキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。ここでは、検索条件としてID(キャリアID)および名称(キャリア名)を指定することができる。
検索結果表示領域112には、検索条件指定領域111において指定された検索条件に合致するキャリアIDが検索結果として表示される。
具体的には、検索結果表示領域112には、検索結果として検索条件指定領域111において指定された検索条件に合致するキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名が表示される。この検索結果表示領域112に検索結果として表示されるキャリア名は、キャリア情報テーブル54から取得される。
なお、検索結果表示領域112には、表示されたキャリア(キャリアIDおよびキャリア名)に対応づけて実績申請ボタン113が表示されている。受講者用端末10を使用する受講者は、実績申請ボタン113を指定(押下)することによって、実績を申請する対象として当該実績申請ボタン113に対応するキャリアを指定することができる。
なお、受講者用端末10を使用する受講者によって実績申請ボタン113が指定された場合、当該実績申請ボタン113に対応するキャリアを識別するためのキャリアIDおよび当該キャリアの実績を申請する旨の指示(実績申請指示)が教育管理システム60に対して送信される。
再び図19に戻ると、実績申請部413は、受講者用端末10にから実績申請指示が送信されたか、つまり、上記した検索結果表示領域112に表示されている実績申請ボタン113が指定されたか否かを判定する(ステップS45)。
実績申請指示が送信されたと判定された場合(ステップS45のYES)、実績申請部413は、当該実績申請指示とともに受講者用端末10から送信されたキャリアIDによって識別されるキャリア(以下、実績申請対象キャリアと表記)の受講を完了した旨の情報(実績情報)を指定するための画面(以下、実績情報指定画面と表記)を受講者用端末10に表示する(ステップS46)。
ここで、図21は、受講者用端末10に表示される実績情報指定画面の一例を示す。図21に示すように、実績情報指定画面においては、例えば実績申請対象キャリアの実施期間(受講期間)、実施場所(受講場所)および監督者名を指定することができる。
受講者用端末10を使用する受講者は、当該受講者用端末10に表示される実績情報指定画面において実施期間、実施場所および監督者名を指定した後に申請ボタンを指定(押下)することによって、実績申請対象キャリアの実績を申請することができる。
再び図19に戻ると、実績申請部413は、受講者用端末10に表示される実績情報指定画面において指定された実績情報を入力する(ステップS47)。
実績申請部413は、実績情報が入力されると、キャリア履歴情報テーブル58を更新する(ステップS48)。この場合、実績申請部413は、受講者用端末10を使用する受講者(ユーザ)を識別するためのユーザID、実績申請対象キャリアを識別するためのキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(ここでは、受講中を示すステータス「2」)を実績申請中(を示すステータス「3」)に更新する。このようにステップS48の処理が実行されると、実績申請処理は終了される。
一方、ステップS45において実績申請指示が送信されていないと判定された場合、実績申請処理は終了される。
ここでは、受講者用処理部41に含まれる実績申請部413による実績申請処理について説明したが、管理者用処理部42に含まれる実績申請代行部426によってキャリアの受講が申請される場合についても上記した図19に示す処理と同様の処理が実行されるため、その詳しい説明を省略する。
なお、実績申請代行部426による実績申請処理は、上長管理者が受講者に代わってキャリアの実績を申請する際に実行される。このため、実績申請代行部426によって実績申請処理が実行される場合には、例えば図19に示すステップS41の前処理として例えばキャリアの実績を申請するユーザ(受講者)が上長管理者によって指定される。
また、実績申請代行部426による実績申請処理は、実績申請部413による実績申請処理と異なり、上長管理者(上長権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
次に、図22のフローチャートを参照して、図11に示す管理者用処理部42に含まれる申請承認部427によって実行される処理(以下、申請承認処理と表記)の処理手順について説明する。申請承認処理は、例えば受講者または上長管理者による受講または実績の申請が承認される際に、上長管理者(上長権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、申請承認部427は、カリキュラム履歴情報テーブル57を参照して、受講申請中を示すステータス(つまり、ステータス「1」)に対応づけられているユーザIDおよびカリキュラムIDを取得する(ステップS51)。これによって、申請承認部427は、受講申請中のカリキュラム(以下、受講承認対象カリキュラムと表記)を特定する。
次に、申請承認部427は、キャリア履歴情報テーブル58を参照して、受講申請中および実績申請中を示すステータス(つまり、ステータス「1」および「3」)に対応づけられているユーザIDおよびキャリアIDを取得する(ステップS52)。これによって、申請承認部427は、受講申請中のキャリア(以下、受講承認対象キャリアと表記)および実績申請中のキャリア(以下、実績承認対象カリキュラムと表記)を特定する。
申請承認部427は、ステップS51において取得されたユーザID、カリキュラムID、ステップS52において取得されたユーザIDおよびキャリアIDに基づいて、各種申請の承認を行うための画面(以下、申請承認画面と表記)を上長管理者によって使用される管理者用端末20に表示する(ステップS53)。
ここで、図23は、管理者用端末20に表示される申請承認画面の一例を示す。管理者用端末20に表示される申請承認画面には、ステップS51において取得されたユーザIDおよびカリキュラムIDに加えて、当該ユーザIDによって識別されるユーザのユーザ名および当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名が受講承認対象カリキュラムとして表示される。受講承認対象カリキュラムとして表示されるユーザ名およびカリキュラム名は、ユーザ情報テーブル51およびカリキュラム情報テーブル53を参照して取得される。なお、受講承認対象カリキュラムとして、ステップS51において取得されたユーザIDによって識別されるユーザが所属する組織の組織名が更に表示されてもよい。この組織名は、ユーザ情報テーブル51および組織情報テーブル52を参照して取得される。
また、管理者用端末20に表示される申請承認画面には、ステップS52において取得されたユーザIDおよびキャリアIDに加えて、当該ユーザIDによって識別されるユーザのユーザ名および当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名が受講承認対象キャリアおよび実績承認対象キャリアとして表示される。受講承認対象キャリアおよび実績承認対象キャリアとして表示されるユーザ名およびキャリア名は、ユーザ情報テーブル51およびキャリア情報テーブル54を参照して取得される。なお、受講承認対象キャリアおよび実績承認対象キャリアとして、ステップS52において取得されたユーザIDによって識別されるユーザが所属する組織の組織名が更に表示されてもよい。この組織名は、ユーザ情報テーブル51および組織情報テーブル52を参照して取得される。
図23に示す例では、申請承認画面120においては、受講承認対象カリキュラムおよび実績承認対象キャリアが表示されている。
具体的には、申請承認画面120には、例えば受講承認対象カリキュラムとして、組織名「第1営業部」、ユーザID「D837492」、ユーザ名「ユーザB」、カリキュラムID「CM000001」およびカリキュラム名「09年度新人教育」が表示されている。他の受講承認対象カリキュラムについても同様であるため、その詳しい説明を省略する。
また、申請承認画面120には、実績承認対象キャリアとして、組織名「人事部」、ユーザID「D018293」、ユーザ名「ユーザA」、キャリアID「CR000005」およびキャリア名「工場実習」が表示されている。
なお、図23に示すように申請承認画面120においては、表示された受講承認対象カリキュラムおよび実績承認対象キャリア毎に、承認、却下および保留のいずれかを選択することができる。
申請承認画面120において受講承認対象カリキュラムまたは実績承認対象キャリアに対する承認が選択された後に実行ボタン121が指定(押下)された場合には、その旨を示す承認情報が管理者用端末20から教育管理システム60に対して送信される。同様に、申請承認画面120において受講承認対象カリキュラムまたは実績承認対象キャリアに対する却下が選択された後に実行ボタン121が指定された場合には、その旨を示す却下情報が管理者用端末20から教育管理システム60に対して送信される。また、申請承認画面120において受講承認対象カリキュラムまたは実績承認対象キャリアに対する保留が選択された後に実行ボタン121が指定された場合には、その旨を示す保留情報が管理者用端末20から教育管理システム60に対して送信される。つまり、申請承認画面120に表示されている受講承認対象カリキュラムおよび実績承認対象キャリア毎に、承認情報、却下情報および保留情報のうちの1つが送信される。
なお、申請承認画面120において、例えば全員承認ボタン122が指定された場合には、当該申請承認画面120に表示されている承認対象カリキュラムおよび承認対象キャリアの全てについて承認が選択されたものとして承認情報が送信される。また、申請承認画面120において、例えば全員却下ボタン123が指定された場合には、当該申請承認画面120に表示されている承認対象カリキュラムおよび承認対象キャリアの全てについて却下が選択されたものとして却下情報が送信される。
なお、図23に示す申請承認画面120においては受講承認対象キャリアについては表示されていないが、当該受講承認対象キャリアについても上記した受講承認対象カリキュラムおよび実績承認対象キャリアと同様である。
再び図22に戻ると、申請承認部427は、管理者用端末20から送信された受講承認対象カリキュラム、受講承認対象キャリアおよび実績承認対象キャリア毎の承認情報、却下情報または保留情報(以下、承認/却下/保留情報と表記)を入力する(ステップS54)。
申請承認部427は、入力が承認または却下情報の場合には(ステップS55のYES)、入力された承認/却下情報に基づいて、履歴情報テーブル(カリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58)を更新する(ステップS56)。
一方、申請承認部427は、例えば受講承認対象カリキュラムについての保留情報が入力された場合には(ステップS55のNO)、カリキュラム履歴情報テーブル57の更新は行わず処理を終了する。
申請承認部427は、例えば受講承認対象カリキュラムについての承認情報に基づいて、当該受講承認対象カリキュラムの受講を申請したユーザを識別するためのユーザIDおよび当該受講承認対象カリキュラムを識別するためのカリキュラムID(ステップS51において取得されたユーザIDおよびカリキュラムID)に対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータス(ここでは、受講申請中を示すステータス「1」)を、受講中を示すステータス「2」に更新する。これにより、受講承認対象カリキュラムに対する受講の申請が承認される。
同様に、申請承認部427は、例えば受講承認対象キャリアについての承認情報に基づいて、当該受講承認対象キャリアの受講を申請したユーザを識別するためのユーザIDおよび当該受講承認対象キャリアを識別するためのキャリアID(ステップS52において取得されたユーザIDおよびキャリアID)に対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(ここでは、受講申請中を示すステータス「1」)を、受講中を示すステータス「2」に更新する。これにより、受講承認対象キャリアに対する受講の申請が承認される。
また、申請承認部427は、例えば実績承認対象キャリアについての承認情報に基づいて、当該実績承認対象キャリアの実績を申請したユーザを識別するためのユーザIDおよび当該実績承認対象キャリアを識別するためのキャリアID(ステップS52において取得されたユーザIDおよびキャリアID)に対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(ここでは、実績申請中を示すステータス「3」)を、完了を示すステータス「4」に更新する。これにより、実績承認対象キャリアに対する実績の申請が承認される。
一方、申請承認部427は、例えば受講承認対象カリキュラムについての却下情報に基づいて、当該受講承認対象カリキュラムの受講を申請したユーザを識別するためのユーザID、当該受講承認対象カリキュラムを識別するためのカリキュラムIDおよびカリキュラム履歴情報テーブル57において当該ユーザIDおよびカリキュラムIDに対応づけられているステータス(ここでは、受講申請中を示すステータス「1」)を、当該カリキュラム履歴情報テーブル57から削除する。これにより、受講承認対象カリキュラムに対する受講の申請が却下される。
同様に、申請承認部427は、例えば受講承認対象キャリアについての却下情報に基づいて、当該受講承認対象キャリアの受講を申請したユーザを識別するためのユーザID、当該受講承認対象キャリアを識別するためのキャリアIDおよびキャリア履歴情報テーブル58において当該ユーザIDおよびキャリアIDに対応づけられているステータス(ここでは、受講申請中を示すステータス「1」)を、当該キャリア履歴情報テーブル58から削除する。これにより、受講承認対象キャリアに対する受講の申請が却下される。
また、申請承認部427は、例えば実績承認対象キャリアについての却下情報に基づいて、当該実績承認対象キャリアの実績を申請したユーザを識別するためのユーザIDおよび当該実績承認対象キャリアを識別するためのキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(ここでは、実績申請中を示すステータス「3」)を、例えば受講中を示すステータス「2」に更新する。これにより、実績承認対象キャリアに対する実績の申請が却下される。
上記したようにステップS56の処理が実行されると、申請承認部427は、カリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているユーザIDによって識別されるユーザが当該ユーザIDに対応づけられているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講を完了しているか否かを判定する処理(以下、カリキュラム完了判定処理と表記)を実行する(ステップS57)。このカリキュラム完了判定処理が実行されることによって、カリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータス(受講状況)が更新される。このカリキュラム完了判定処理の詳細については後述する。
次に、図24のフローチャートを参照して、図11に示す受講者用処理部41に含まれる受講状況確認部411によって実行される処理(以下、受講状況確認処理と表記)の処理手順について説明する。受講状況確認処理は、受講者のカリキュラムおよびキャリアに対する受講状況(ステータス)を確認する際に、当該受講者(一般権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、受講状況確認部411は、受講者の受講状況を確認するための画面(以下、受講者用受講状況確認画面と表記)を当該受講者によって使用される受講者用端末10に表示する(ステップS61)。
ここで、受講者用端末10を使用する受講者は、当該受講者用端末10に表示された受講者用受講状況確認画面において受講状況を確認するカリキュラムおよびキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。受講者用端末10を使用する受講者は、検索条件として、例えばID(カリキュラムIDまたはキャリアID)および名称(カリキュラム名またはキャリア名)を指定することができる。
受講状況確認部411は、受講者によって指定された検索条件を入力する(ステップS62)。
受講状況確認部411は、入力された検索条件に合致するカリキュラムIDおよびキャリアIDをカリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58から検索する(ステップS63)。この場合、受講状況確認部411は、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58に保持されているカリキュラムIDおよびキャリアIDの中から検索条件に合致するカリキュラムIDおよびキャリアIDを検索する。
検索条件として例えばカリキュラムIDが指定された場合には、受講状況確認部411は、当該指定されたカリキュラムIDをカリキュラム履歴情報テーブル57から検索する。検索条件として例えばキャリアIDが指定された場合には、受講状況確認部411は、当該指定されたキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する。
また、検索条件として例えばカリキュラム名が指定された場合には、受講状況確認部411は、当該カリキュラム名に対応づけてカリキュラム情報テーブル53に保持されているカリキュラムIDをカリキュラム履歴情報テーブル57から検索する。検索条件として例えばキャリア名が指定された場合には、受講状況確認部411は、当該キャリア名に対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されているキャリアIDをキャリア履歴情報テーブル58から検索する。
なお、検索条件としてIDおよび名称等が指定されない場合には、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58に保持されている全てのカリキュラムIDおよびキャリアIDが検索される。
受講状況確認部411は、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDおよび検索されたカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータスと、当該ユーザIDおよび検索されたキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスとを特定する(ステップS64)。
受講状況確認部411は、検索されたカリキュラムIDおよびキャリアID毎に、ステップS64において特定されたステータスを受講状況として受講者用受講状況確認画面に表示する(ステップS65)。ステップS65の処理が実行されると、受講状況確認処理は終了される。
ここで、図25は、受講者用端末10に表示される受講者用受講状況確認画面の一例を示す。図25に示すように、受講者用端末10に表示される受講者用受講状況確認画面130には、検索条件指定領域131および検索結果表示領域132が含まれる。
検索条件指定領域131においては、上記したように受講状況を確認するカリキュラムおよびキャリアを検索するための検索条件を指定することができる。上記したように、検索条件としては、ID(カリキュラムIDおよびキャリアID)および名称(カリキュラム名およびキャリア名)を指定することができる。また、検索条件として、例えば検索の対象(カリキュラムおよびキャリアのうちの一方または両方)を選択することができる。更に、検索条件として、検索の対象となるステータス(受講申請中、受講中、実績申請中および完了のうちの少なくとも1つ)を選択することができる。
なお、図25に示すように、検索の対象として例えばカリキュラムおよびキャリアが選択され、IDおよび名称は指定されず、かつ、全てのステータスが選択された場合には、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDによって識別される全てのカリキュラムおよび当該ユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDによって識別される全てのキャリアが検索される。
検索結果表示領域132には、検索条件指定領域132において指定された検索条件に合致するカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの受講状況(ステータス)および当該検索条件に合致するキャリアIDによって識別されるキャリアの受講状況(ステータス)が表示される。
具体的には、検索結果表示領域132には、検索条件指定領域131において指定された検索条件に合致するカリキュラムIDおよび当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名が表示される。なお、検索結果表示領域132に表示されるカリキュラム名は、カリキュラム情報テーブル53を参照することによって取得される。また、検索結果表示領域132には、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDおよび検索条件指定領域131において指定された検索条件に合致するカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータス(ここでは、「受講申請中」、「受講中」または「完了」)が、当該受講者の当該カリキュラムに対する受講状況として表示される。これにより、受講者用端末10を使用する受講者は、カリキュラムに対する当該受講者(自己)の受講状況を確認することができる。
また、検索結果表示領域132検索条件指定領域131において指定された検索条件に合致するキャリアIDおよび当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名が表示される。なお、検索結果表示領域132に表示されるキャリア名は、キャリア情報テーブル54を参照することによって取得される。また、検索結果表示領域132には、受講者用端末10を使用する受講者を識別するためのユーザIDおよび検索条件指定領域131において指定された検索条件に合致するキャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(ここでは、「受講申請中」、「受講中」、「実績申請中」または「完了」)が、当該受講者の当該キャリアに対する受講状況として表示される。これにより、受講者用端末10を使用する受講者は、キャリアに対する当該受講者(自己)の受講状況を確認することができる。
次に、図11に示す管理者用処理部42に含まれる受講状況確認部424によって実行される処理の処理手順について説明する。この管理者用処理部42に含まれる受講状況確認部424によって実行される処理は、例えば上長管理者が当該上長管理者の管理下にある受講者のカリキュラムおよびキャリアに対する受講状況を確認する際に、当該上長管理者の指示に応じて実行される。
なお、受講状況確認部424によって実行される処理には、カリキュラム・キャリア別受講状況確認処理および受講者別受講状況確認処理が含まれる。
まず、図26のフローチャートを参照して、カリキュラム・キャリア別受講状況確認処理の処理手順について説明する。
まず、受講状況確認部424は、上長管理者の管理下にある受講者の受講状況を確認するための画面(以下、管理者用受講状況確認画面と表記)を当該上長管理者によって使用される管理者用端末20に表示する(ステップS71)。このカリキュラム・キャリア別受講状況確認処理において表示される管理者用受講状況確認画面を第1の管理者用受講状況確認画面と称する。
ここで、管理者用端末20を使用する上長管理者は、当該管理者用端末20に表示された第1の管理者用受講状況確認画面において受講状況を確認する受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)が所属する組織を検索するための検索条件を指定することができる。管理者用端末20を使用する上長管理者は、検索条件として、例えば所属組織コードおよび組織名を指定することができる。
受講状況確認部424は、上長管理者によって指定された検索条件を入力する(ステップS72)。受講状況確認部424は、入力された検索条件に合致する所属組織コードを組織情報テーブル52から検索する。
検索条件として例えば所属組織コードが指定された場合には、受講状況確認部424は、当該指定された所属組織コードを組織情報テーブル52から検索する。また、検索条件として例えば組織名が指定された場合、受講状況確認部424は、当該組織名に対応づけて組織情報テーブル52に保持されている所属組織コードを当該組織情報テーブル52から検索する。
次に、受講状況確認部424は、検索された所属組織コードに対応付けてユーザ情報テーブル51に保持されているユーザIDを特定する。これによって、受講状況確認部424は、検索された所属組織コードによって識別される組織(検索条件に合致する組織)に所属するユーザを特定する(ステップS73)。
受講状況確認部424は、特定されたユーザIDの各々に対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDおよびステータスを取得する(ステップS74)。
受講状況確認部424は、特定されたユーザIDの各々に対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDおよびステータスを取得する(ステップS75)。
受講状況確認部424は、ステップS74において取得されたカリキュラムIDおよびステータスとステップS75において取得されたキャリアIDおよびステータスとを受講状況として第1の管理者用受講状況確認画面に表示する(ステップS76)。
この場合、受講状況確認部424は、ステップS74において取得されたカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムに対するステータス毎の受講者の人数を第1の管理者用受講状況確認画面に表示する。なお、ステップS74において取得されたカリキュラムIDが複数ある場合には、当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムの各々についてステータス毎の受講者の人数が表示される。
同様に、受講状況確認部424は、ステップS75において取得されたキャリアIDによって識別されるキャリアに対するステータス毎の受講者の人数を第1の管理者用受講状況確認画面に表示する。なお、ステップS75において取得されたキャリアIDが複数ある場合には、当該キャリアIDによって識別されるキャリアの各々についてステータス毎の受講者の人数が表示される。
ここで、図27は、管理者用端末20に表示される第1の管理者用受講状況確認画面の一例を示す。図27に示すように、管理者用端末20に表示される第1の管理者用受講状況確認画面140には、検索条件指定領域141および検索結果表示領域142が含まれる。
検索条件指定領域131においては、上記したように上長管理者が受講状況を確認する受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)が所属する組織を検索するための検索条件を指定することができる。ここでは、検索条件として、例えば所属組織コードおよび組織名を指定することができる。
検索結果表示領域142には、検索条件指定領域141において指定された検索条件に合致する所属組織コードによって識別される組織に所属する全てのユーザ(以下、対象ユーザと表記)の受講状況が表示される。
具体的には、検索結果表示領域142には、対象ユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDによって識別されるカリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの人数、当該カリキュラムを受講中である対象ユーザの人数および当該カリキュラムの受講を完了している対象ユーザの人数が表示される。
同様に、検索結果表示領域142には、対象ユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDによって識別されるキャリアに対して受講申請中である対象ユーザの人数、当該キャリアを受講中である対象ユーザの人数、当該キャリアに対して実績申請中である対象ユーザの人数および当該キャリアの受講を完了している対象ユーザの人数が表示される。
このように、検索結果表示領域142に表示された対象ユーザの受講状況を確認することによって、上長管理者は、当該上長管理者の管理下にある受講者(当該上長管理者によって指定された受講者)の受講状況を全体的に把握することができる。
ここで、管理者用端末20を使用する上長管理者は、検索結果表示領域142において表示されている例えばカリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの人数を指定することによって、当該カリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの詳細画面を表示するように指示することができる。
再び図26に戻ると、検索結果表示領域142において例えばカリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの詳細画面を表示するように指示(詳細表示指示)があると判定された場合(ステップS77)、受講状況確認部424は、当該詳細画面を管理者用端末20に表示する(ステップS78)。このステップS78において表示される詳細画面を第1の詳細画面と称する。
ここで、図28は、管理者用端末20に表示される第1の詳細画面の一例を示す。ここでは、図27に示す管理者用受講状況確認画面140の検索結果表示領域142においてカリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの人数が上長管理者によって指定された場合に表示される第1の詳細画面の一例を示す。
図28に示すように、第1の詳細画面には、カリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザが所属する組織名、当該対象ユーザを識別するためのユーザIDおよび当該対象ユーザのユーザ名が表示される。
この第1の詳細画面を確認することにより、上長管理者は、どのユーザがカリキュラムに対して受講申請中であるかを把握することができる。
なお、第1の詳細画面に表示される組織名は組織情報テーブル52から取得され、ユーザ名はユーザ情報テーブル51から取得される。
一方、図26のステップS77において、例えばカリキュラムに対して受講申請中である対象ユーザの人数が指定されず、詳細表示指示がないと判定された場合には、カリキュラム・キャリア別受講状況確認処理は終了される。
次に、図29のフローチャートを参照して、受講者別受講状況確認処理の処理手順について説明する。
まず、受講状況確認部424は、上長管理者の管理下にある受講者の受講状況を確認するための画面(管理者用受講状況確認画面)を当該上長管理者によって使用される管理者用端末20に表示する(ステップS81)。この受講者別受講状況確認処理において表示される管理者用受講状況確認画面を第2の管理者用受講状況確認画面と称する。
ここで、管理者用端末20を使用する上長管理者は、当該管理者用端末20に表示された第2の管理者用受講状況確認画面において受講状況を確認する受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)を検索するための検索条件を指定することができる。管理者用端末20を使用する上長管理者は、検索条件として、例えば所属組織コード、組織名、ユーザIDおよびユーザ名を指定することができる。
受講状況確認部424は、上長管理者によって指定された検索条件を入力する(ステップS82)。
次に、受講状況確認部424は、入力された検索条件に合致するユーザIDをユーザ情報テーブル51から検索する(ステップS83)。
検索条件として例えば所属組織コードが指定された場合には、受講状況確認部424は、当該所属組織コードに対応づけてユーザ情報テーブル51に保持されているユーザIDを当該ユーザ情報テーブル51から検索する。
検索条件として例えば組織名が指定された場合には、受講状況確認部424は、当該組織名に対応づけて組織情報テーブル52に保持されている所属組織コードに対応づけてユーザ情報テーブル51に保持されているユーザIDを、当該ユーザ情報テーブル51から検索する。
検索条件として例えばユーザIDが指定された場合には、受講状況確認部424は、当該指定されたユーザIDをユーザ情報テーブル51から検索する。
また、検索条件として例えばユーザ名が指定された場合には、受講状況確認部424は、当該ユーザ名に対応づけてユーザ情報テーブル51に保持されているユーザIDを当該ユーザ情報テーブル51から検索する。
受講状況確認部424は、検索されたユーザIDによって識別されるユーザが所属する組織の組織名、当該ユーザIDおよび当該ユーザのユーザ名を、検索結果として第2の管理者用受講状況確認画面に表示する(ステップS84)。検索されたユーザIDによって識別されるユーザが所属する組織の組織名は、組織情報テーブル52から取得される。また、検索されたユーザIDによって識別されるユーザのユーザ名は、ユーザ情報テーブル51から取得される。
ここで、図30は、管理者用端末20に表示される第2の管理者用受講状況確認画面の一例を示す。図30に示すように、管理者用端末20に表示される第2の管理者用受講状況確認画面150には、検索条件指定領域151および検索結果表示領域152が含まれる。
検索条件指定領域151においては、上記したように上長管理者が受講状況を確認する受講者(当該上長管理者の管理下にある受講者)を検索するための検索条件を指定することができる。ここでは、検索条件として、例えば所属組織コード、組織名、ユーザIDおよび氏名(ユーザ名)を指定することができる。
なお、検索条件として所属組織コード、組織名、ユーザIDおよび氏名(ユーザ名)のうちの2以上が指定された場合には、当該指定された検索条件の全てを満たす受講者が検索される。また、検索条件指定領域151において検索条件が指定されない場合には、例えば管理者用端末20を使用する上長管理者の管理下にある全ての受講者が検索される。
検索結果表示領域152には、検索条件指定領域151において指定された検索条件に合致するユーザIDによって識別されるユーザ(以下、対象ユーザと表記)が所属する組織名、当該対象ユーザを識別するためのユーザIDおよび当該対象ユーザのユーザ名が検索結果として表示される。
ここで、管理者用端末20を使用する上長管理者は、検索結果表示領域152において表示されている例えば対象ユーザのユーザ名を指定することによって、当該対象ユーザの受講状況の詳細画面を表示するように指示することができる。
再び図29に戻ると、検索結果表示領域152において対象ユーザのユーザ名が指定されることによって当該対象ユーザの受講状況の詳細画面を表示するように指示(詳細表示指示)があると判定された場合(ステップS85のYES)、受講状況確認部424は、当該詳細画面を管理者用端末20に表示する(ステップS86)。このステップS86において表示される詳細画面を第2の詳細画面と称する。
ここで、図31は、管理者用端末20に表示される第2の詳細画面の一例を示す。ここでは、図30に示す管理者用受講状況確認画面150の検索結果表示領域152において対象ユーザのユーザ名「ユーザB」が上長管理者によって指定された場合に表示される第2の詳細画面の一例を示す。
図31に示すように、第2の詳細画面には、対象ユーザが受講するカリキュラムおよびキャリアが受講状況とともに表示される。
具体的には、対象ユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムIDおよびステータスが取得される。このとき、取得されたカリキュラムIDに対応づけてカリキュラム情報テーブル53に保持されているカリキュラム名(つまり、当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのカリキュラム名)が取得される。これにより、第2の詳細画面には、対象ユーザが受講するカリキュラムおよび当該カリキュラムの受講状況として、取得されたカリキュラムID、カリキュラム名およびステータスが表示される。
同様に、対象ユーザを識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているキャリアIDおよびステータスが取得される。このとき、取得されたキャリアIDに対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されているキャリア名(つまり、当該キャリアIDによって識別されるキャリアのキャリア名)が取得される。これにより、第2の詳細画面には、対象ユーザが受講するキャリアおよび当該キャリアの受講状況として、取得されたキャリアID、キャリア名およびステータスが表示される。
なお、第2の詳細画面に表示されるキャリアがカリキュラムを構成するキャリアである場合には、当該キャリアに対応づけて当該カリキュラムを識別するカリキュラムID(または当該カリキュラムのカリキュラム名)が当該第2の詳細画面に表示される。
この第2の詳細画面を確認することにより、上長管理者は、対象ユーザが受講するカリキュラムおよびキャリアの受講状況を把握することができる。
なお、図29のステップS85において、対象ユーザのユーザ名が指定されず、詳細表示指示がないと判定された場合には、受講者別受講状況確認処理は終了される。
次に、図32のフローチャートを参照して、上述したカリキュラム完了判定処理(図22に示すステップS57の処理)の処理手順について説明する。このカリキュラム完了判定処理は、キャリア履歴情報テーブル58に保持されている例えば実績申請中を示すステータスが完了(を示すステータス)に更新された場合に実行される。
以下に説明するように、カリキュラム完了判定処理は、カリキュラム情報テーブル53、キャリア情報テーブル54、関係情報テーブル56、カリキュラム履歴情報テーブル57およびキャリア履歴情報テーブル58を参照して実行される。
まず、申請承認部427は、上述した申請承認処理において更新されたステータス(ここでは、実績申請中から完了に更新されたステータス)に対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているユーザID(以下、対象ユーザIDと表記)を特定する(ステップS91)。
次に、申請承認部427は、ステップS91において特定された対象ユーザIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているカリキュラムID(以下、対象カリキュラムIDと表記)を特定する(ステップS92)。
申請承認部427は、ステップS92において特定された対象カリキュラムIDに対応づけて関係情報テーブル56に保持されているキャリアID(以下、対象キャリアIDと表記)を特定する(ステップS93)。換言すれば、申請承認部427は、ステップS92において特定された対象カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムを構成するキャリアを識別するためのキャリアID(対象キャリアID)を特定する。
申請承認部427は、ステップS93において特定された対象キャリアIDのうち、関係情報テーブル56において必須キャリアであることを示す必須選択フラグ(必須選択フラグ「1」)に対応づけられているキャリアID(以下、必須キャリアIDと表記)を特定する(ステップS94)。なお、必須キャリアIDによって識別されるキャリアを必須キャリアと称する。
次に、申請承認部427は、ステップS94において特定された必須キャリアIDの各々に対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータス(つまり、必須キャリアのステータス)を特定する(ステップS95)。
申請承認部427は、ステップS95において特定されたステータス(必須キャリアのステータス)の全てが完了を示すか否かを判定する(ステップS96)。
必須キャリアのステータスの全てが完了を示すと判定された場合(ステップS96のYES)、申請承認部427は、ステップS93において特定された対象キャリアIDのうち、関係情報テーブル56において選択キャリアである(つまり、必須キャリアでない)ことを示す必須選択フラグ(必須選択フラグ「0」)に対応づけられているキャリアID(以下、選択キャリアIDと表記)を特定する(ステップS97)。なお、選択キャリアIDによって識別されるキャリアを選択キャリアと称する。
次に、申請承認部427は、ステップS97において特定された選択キャリアIDのうち、完了を示すステータスに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されている選択キャリアID(以下、完了選択キャリアIDと表記)を特定する(ステップS98)。
なお、以下の説明では、ステップS96においてステータスが完了を示すと判定された必須キャリアの各々を識別するためのキャリアID(つまり、ステップS94において特定された必須キャリアID)を完了必須キャリアIDと称する。また、完了必須キャリアIDおよび完了選択キャリアIDを合わせて完了キャリアIDと称する。更に、完了キャリアID(完了必須キャリアIDおよび完了選択キャリアID)によって識別されるキャリア(必須キャリアおよび選択キャリア)を完了キャリアと称する。
次に、申請承認部427は、完了キャリアID(完了必須キャリアIDおよび完了選択キャリアID)の各々に対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されている単位を取得する。申請承認部427は、取得された単位の合計(つまり、完了キャリアの単位の合計)を算出する(ステップS99)。
ここで、申請承認部427は、上記したステップS92において特定された対象カリキュラムIDに対応づけてカリキュラム情報テーブル53に保持されている必要単位を取得する(ステップS100)。
申請承認部427は、ステップS99において算出された完了キャリアの単位の合計がステップS100において取得された必要単位以上であるか否かを判定する(ステップS101)。これにより、対象ユーザID(ステップS91において特定された対象ユーザID)によって識別されるユーザが対象カリキュラムID(ステップS92において特定された対象カリキュラムID)によって識別されるカリキュラムの受講を完了しているか否かが判定される。
完了キャリアの単位の合計が必要単位以上であると判定された場合(ステップS101のYES)、申請承認部427は、ステップS92において特定された対象カリキュラムIDに対応づけてカリキュラム履歴情報テーブル57に保持されているステータスを完了(を示すステータス)に更新する(ステップS102)。換言すれば、申請承認部427は、ステップS92において特定された対象カリキュラムIDに対応づけて、カリキュラム履歴情報テーブル57に完了を示すステータスを保持させる(登録する)。これによって、ステップS92において特定された対象カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムのステータス(受講状況)が完了に更新される。
一方、上記したステップS96において必須キャリアのステータスの全てが完了を示さないと判定された場合およびステップS101において完了キャリアの単位の合計が必要単位以上でないと判定された場合、カリキュラム完了判定処理は終了される。
なお、上記したカリキュラム完了判定処理においては、完了キャリアIDの各々に対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されている単位の合計に基づいてカリキュラムの受講の完了が判定されるものとして説明したが、完了キャリアIDのうちの完了選択キャリアIDに対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されている単位の合計(完了選択キャリアの合計単位)に基づいてカリキュラムの受講の完了が判定されても構わない。この場合、カリキュラム情報テーブル53には、完了選択キャリア合計単位からカリキュラムの受講の完了を判定することができるような必要単位が保持される。
また、カリキュラム完了判定処理においては、例えばステップS93において特定された対象キャリアIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスのうちの予め定められた数のステータスが完了(つまり、受講者が当該対象キャリアIDによって識別されるキャリアの受講を完了していること)を示す場合に、カリキュラムの受講を完了していると判定されてもよい。換言すれば、上記した必要単位を用いることなく、単に完了キャリアIDの数(つまり、カリキュラムを構成するキャリアのうち受講を完了しているキャリアの数)が予め定められた数以上であればカリキュラムの受講が完了していると判定されても構わない。
ここでは、カリキュラム完了判定処理がキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスが完了に更新された場合に実行されるものとして説明したが、当該カリキュラム完了判定処理は、予め定められた期間内にまとめて実行される構成であっても構わない。
上記したように本実施形態においては、カリキュラムを構成するキャリアの受講状況から当該カリキュラムの受講状況(つまり、当該カリキュラムの受講を完了しているか否か)を判定し、当該カリキュラムの受講状況がカリキュラム履歴情報テーブル57に登録される。また、本実施形態においては、例えば上長管理者の指示に応じて、カリキュラムの受講状況毎の例えば当該上長管理者の管理下にあるユーザ(受講者)の人数が、当該上長管理者に対して提示(出力)される。
これにより、本実施形態においては、必須および選択の別のある複数のキャリアから構成されるカリキュラムの受講状況(進捗状況)を容易に把握することが可能となる。
また、本実施形態においては、上長管理者の管理下にあるユーザ毎のカリキュラムの受講状況を提示することができるため、当該カリキュラムを完了していないユーザ本人等に対して的確なフォローを行うことが可能となる。
また、本実施形態においては、上記したようにカリキュラムの受講の完了は当該カリキュラムを構成するキャリアの受講状況に応じて自動的に判定されるため、当該カリキュラムを受講する受講者(ユーザ)本人または上長管理者が手動で登録する必要がない。
なお、本実施形態においては、カリキュラムは複数のキャリアから構成されるものとして説明したが、当該カリキュラムが例えばカリキュラム(およびキャリア)から構成されても構わない。具体的には、図33に示すように、カリキュラムCがカリキュラムB、キャリアX、YおよびZから構成されても構わない。これにより、カリキュラムおよびキャリアの階層構造を2段階だけでなく3段階以上の階層構造とすることが可能となる。この場合、関係情報テーブル56には、カリキュラムIDに対応づけて当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムを構成するカリキュラムを識別するカリキュラムIDが保持される。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る教育管理システムのデータベースサーバおよびアプリケーションサーバの構成は、前述した第1の実施形態と同様であるため、適宜、図5および図11を用いて説明する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る教育管理システムのデータベースサーバおよびアプリケーションサーバの構成は、前述した第1の実施形態と同様であるため、適宜、図5および図11を用いて説明する。
本実施形態においては、受講者が例えばカリキュラムまたはキャリアの受講を申請するためには予め定められた条件を満たす必要がある点が、前述した第1の実施形態とは異なる。この予め定められた条件には、例えば前提となるキャリアの受講を完了していることが含まれる。
本実施形態におけるデータベースサーバ50に含まれるキャリア情報テーブル54には、キャリアIDに対応づけて当該キャリアIDによって識別されるキャリアの受講を申請するために受講を完了する必要があるキャリア(以下、前提キャリアと表記)を識別するための前提キャリアIDが保持される。
図34は、本実施形態に係るデータベースサーバ40に含まれるキャリア情報テーブル54のデータ構造の一例を示す。
図34に示す例では、キャリア情報テーブル54には、キャリアID「CR000001」、キャリア名「マナー教育(WBT)」、キャリアタイプID「1」、単位「5」、承認要否フラグ「1」および前提キャリアID「CR000003」が対応づけて保持されている。これによれば、キャリアID「CR000001」によって識別されるキャリアの受講を申請するためには、前提キャリアID「CR000003」によって識別される前提キャリアの受講を完了している必要があることが示される。
また、本実施形態におけるアプリケーションサーバ40の受講者用処理部41に含まれる受講申請部412は、前述した第1の実施形態における受講申請部412の機能に加えて、受講申請の対象として指定されたカリキュラムまたはキャリアに対する前提キャリアの受講を受講者が完了しているか否かを判定する。受講申請部412は、キャリア情報テーブル54、関係情報テーブル56およびキャリア履歴情報テーブル58を参照して判定処理を実行する。
ここで、図35のフローチャートを参照して、本実施形態におけるアプリケーションサーバ40の受講者用処理部41に含まれる受講申請部412によって実行される処理(受講申請処理)の処理手順について説明する。この受講申請処理は、カリキュラムまたはキャリアの受講が申請される際に、受講者(一般ユーザ権限を有するユーザ)の指示に応じて実行される。
まず、前述した図16に示すステップS21〜ステップS25の処理に相当するステップS111〜ステップS115の処理が実行される。以下、受講を申請する対象として指定されたカリキュラムを受講申請対象カリキュラム、受講を申請する対象として指定されたキャリアを受講申請対象キャリアと称する。
ステップS115において受講申請指示が送信されたと判定された場合、受講申請部412は、受講申請対象カリキュラム(を構成するキャリア)または受講申請対象キャリアの受講を申請するために受講を完了する必要があるキャリア(前提キャリア)の受講を受講者用端末10を使用する受講者が完了しているか否かを判定する(ステップS116)。
以下、ステップS116の処理について具体的に説明する。例えば受講を申請する対象としてカリキュラムが指定された場合には、受講申請部412は、受講申請対象カリキュラムを構成するキャリアを識別するためのキャリアIDに対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されている前提キャリアIDを特定する。なお、受講申請対象カリキュラムを構成するキャリアを識別するためのキャリアIDとは、当該受講申請対象カリキュラムを識別するためのカリキュラムIDに対応づけて関係情報テーブル56に保持されているキャリアIDである。
一方、受講を申請する対象としてキャリアが指定された場合には、受講申請部412は、受講申請対象キャリアを識別するためのキャリアIDに対応づけてキャリア情報テーブル54に保持されている前提キャリアIDを特定する。
次に、受講申請部412は、特定された前提キャリアIDおよび受講者用端末10を使用する受講者(ユーザ)を識別するためのユーザIDに対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されているステータスが完了を示すか否かを判定する。
ここで、ステータスが完了を示すと判定された場合には、受講申請部412は、受講者用端末10を使用する受講者が受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアに対する前提キャリアの受講を完了していると判定する。なお、受講申請対象カリキュラムを構成するキャリアの各々に対して前提キャリアが存在する場合には、当該前提キャリアの全てについて受講が完了している場合に当該受講申請対象カリキュラムに対する前提キャリアの受講を完了していると判定される。
一方、ステータスが完了でないと判定された場合には、受講申請部412は、受講者用端末10を使用する受講者が前提キャリアの受講を完了していないと判定する。
なお、特定された前提キャリアIDおよび受講者用端末10を使用する受講者(ユーザ)を識別するためのユーザIDが対応づけてキャリア履歴情報テーブル58に保持されていない場合は、当該受講者は前提キャリアの受講を申請していないため、当該受講者が前提キャリアの受講を完了していないと判定される。
受講者用端末10を使用する受講者が前提キャリアの受講を完了していると判定された場合(ステップS116のYES)、前述した図16に示すステップS26〜ステップS30の処理に相当するステップS117〜ステップS121の処理が実行される。
一方、受講者用端末10を使用する受講者が前提キャリアの受講を完了していないと判定された場合(ステップS116のNO)、受講申請処理は終了される。つまり、受講者用端末10を使用する受講者は、受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアの受講を申請することはできない。この場合、受講者用端末10を使用する受講者が前提キャリアの受講を完了していないために受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアの受講申請ができない旨が当該受講者に対して通知される構成であっても構わない。
なお、受講申請代行部425による受講申請処理においても同様であるためその詳しい説明を省略する。
上記したように本実施形態においては、受講者用端末10を使用する受講者によってカリキュラムまたはキャリアの受講申請がされた際に、受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアを申請するために受講する必要がある前提キャリアの受講を当該受講者が完了していない場合には、当該受講者は、当該受講申請をすることができない。
これにより、本実施形態においては、例えば受講者が新人であるにもかかわらず管理業務のような高度なカリキュラムまたはキャリアの受講を申請するような場合には当該受講申請をすることができないため、当該カリキュラムまたはキャリアを受ける権利がないにもかかわらず受講申請する、または、このような受講申請を見逃して承認してしまうような事態を防止することが可能となる。
なお、本実施形態においては、受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアを申請するためには前提キャリアの受講を完了している必要があるものとして説明したが、当該受講申請対象カリキュラムまたは受講申請対象キャリアを申請するためには前提となるカリキュラム(前提カリキュラム)の受講を完了している必要があるとする構成であっても構わない。この場合には、キャリア情報テーブル54には、キャリアIDに対応づけて当該キャリアIDによって識別されるキャリアに対する前提カリキュラムを識別するための前提カリキュラムIDが保持される。
また、本実施形態においては、キャリアの受講を申請するために前提キャリアの受講を完了している必要があるものとして説明したが、キャリアだけではなく例えばカリキュラムの受講を申請するために前提キャリアの受講を完了している必要があるとしてもよい。この場合、カリキュラム情報テーブル54には、カリキュラムIDに対応づけて当該カリキュラムIDによって識別されるカリキュラムに対する前提キャリアを識別する前提キャリアIDが保持される。
また、本願発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
10…受講者用端末、20…管理者用端末、30…ネットワーク、40…アプリケーションサーバ、40a…コンピュータ、40b…外部記憶装置、41…受講者用処理部、42…管理者用処理部、50…データベースサーバ、51…ユーザ情報テーブル、52…組織情報テーブル、53…カリキュラム情報テーブル、54…キャリア情報テーブル(教育単位情報テーブル)、55…キャリアタイプ情報テーブル、56…関係情報テーブル、57…カリキュラム履歴情報テーブル、58…キャリア履歴情報テーブル(教育単位履歴情報テーブル)、411…受講状況確認部、412…受講申請部、413…実績申請部、421…ユーザ/組織管理部、422…キャリア管理部、423…カリキュラム管理部、424…受講状況確認部、425…受講申請代行部、426…実績申請代行部、427…申請承認部。
Claims (5)
- 受講者による受講の対象となる複数の教育単位から構成されるカリキュラムの受講状況を管理するための教育管理システムにおいて、
前記カリキュラムを識別するためのカリキュラム識別情報に対応づけて当該カリキュラムを構成する教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報を保持する関係情報テーブルと、
前記受講者を識別するための受講者識別情報および当該受講者によって受講されるカリキュラムを識別するためのカリキュラム識別情報を保持するカリキュラム履歴情報テーブルと、
前記受講者を識別するための受講者識別情報、当該受講者によって受講される教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報および当該受講者が当該教育単位の受講を完了しているかを示す受講状況情報を保持する教育単位履歴情報テーブルと、
前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されている受講者識別情報によって識別される受講者が当該受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報によって識別されるカリキュラムの受講を完了しているかを、前記関係情報テーブルにおいて当該カリキュラム識別情報に対応づけられている教育単位識別情報および前記教育単位履歴情報テーブルにおいて当該受講者識別情報および当該教育単位識別情報に対応づけられている受講状況情報に基づいて判定するカリキュラム完了判定手段と、
前記判定結果を示す受講状況情報を、前記受講者識別情報および前記カリキュラム識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持させる受講状況情報登録手段と、
指定された受講者の受講者識別情報に対応づけられて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報および受講状況情報を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする教育管理システム。 - 前記カリキュラム完了判定手段は、
前記カリキュラム履歴情報テーブルにおいて受講者識別情報に対応づけられているカリキュラム識別情報に対応づけて前記関係情報テーブルに保持されている教育単位識別情報の各々を特定する第1の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された教育単位識別情報の各々に対応づけて前記教育単位履歴情報テーブルに保持されている受講状況情報を特定する第2の特定手段と
を含み、
前記第2の特定手段によって特定された受講状況情報が予め定められた数の教育単位の受講を完了していることを示す場合に、前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されている受講者識別情報によって識別される受講者が、当該受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報によって識別されるカリキュラムの受講を完了していると判定する
ことを特徴とする請求項1記載の教育管理システム。 - 前記カリキュラムを識別するためのカリキュラム識別情報に対応づけて当該カリキュラムの受講が完了していると判定するための必要単位を予め保持するカリキュラム情報テーブルと、
前記カリキュラムを構成する教育単位の各々を識別する教育単位識別情報に対応づけて当該教育単位の受講を完了することによって得られる単位を予め保持する教育単位情報テーブルと
を更に具備し、
前記関係情報テーブルは、前記カリキュラムを構成する教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報に対応づけて当該教育単位の受講が必須であるか選択であるかを示す必須選択フラグを更に保持し、
前記カリキュラム完了判定手段は、
前記カリキュラム履歴情報テーブルにおいて受講者識別情報に対応づけられているカリキュラム識別情報に対応づけて前記関係情報テーブルに保持されている教育単位識別情報の各々を特定する第1の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された教育単位識別情報のうち、当該教育単位識別情報によって識別される教育単位の受講が必須であることを示す必須選択フラグに対応づけて前記関係情報テーブルに保持されている教育単位識別情報に対応づけて前記教育単位履歴情報テーブルに保持されている受講状況情報を特定する第2の特定手段と、
前記第2の特定手段によって特定された受講状況情報の全てが、受講者が教育単位の受講を完了していることを示すかを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、全てが受講を完了していると判定された場合、前記第1の特定手段によって特定された教育単位識別情報のうち、当該教育単位識別情報によって識別される教育単位の受講が選択であることを示す必須選択フラグに対応づけて前記関係情報テーブルに保持されている教育単位識別情報であって、前記受講者が教育単位の受講を完了していることを示す受講状況情報に対応づけて前記教育単位履歴情報テーブルに保持されている教育単位識別情報を特定する第3の特定手段と、
前記第1の判定手段によって受講の完了と判定された、前記第2の特定手段によって特定された教育単位識別情報、および前記第3の特定手段によって特定された教育単位識別情報に対応づけて前記教育単位情報テーブルに保持されている単位の合計を算出する算出手段と、
前記算出された単位の合計が前記カリキュラム識別情報に対応づけて前記カリキュラム情報テーブルに保持されている必要単位以上であるかを判定する第2の判定手段と
を含み、
前記算出された単位の合計が必要単位以上であると前記第2の判定手段によって判定された場合に、前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されている受講者識別情報によって識別される受講者が、当該受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報によって識別されるカリキュラムの受講を完了していると判定する
ことを特徴とする請求項1記載の教育管理システム。 - 前記カリキュラムを構成する教育単位の各々を識別するための教育単位識別情報に対応づけて当該教育単位を受講するための条件を予め保持する教育単位情報テーブルと、
前記カリキュラムを構成する教育単位の受講が前記受講者から申請された場合に、当該教育単位を識別するための教育単位識別情報に対応づけて前記教育単位情報テーブルに保持されている条件を当該受講者が満たすかを、前記カリキュラム履歴情報テーブルまたは教育単位履歴情報テーブルを参照して判定する前提条件判定手段と、
前記条件を満たすと前記前提条件判定手段によって判定された場合に、前記教育単位の受講を申請した受講者を識別するための受講者識別情報、当該教育単位を識別するための教育単位識別情報および当該受講者が当該教育単位の受講を完了していないことを示す受講状況情報を前記教育単位履歴情報テーブルに保持させる受講申請手段と、
前記カリキュラムを構成する教育単位の受講の完了が前記受講者から申請された場合に、当該受講者を識別するための受講者識別情報および当該教育単位を識別するための教育単位識別情報に対応づけて前記教育単位履歴情報テーブルに保持されている受講状況情報を当該受講者が当該教育単位の受講を完了していることを示す受講状況情報に更新する受講状況情報更新手段と
を更に具備することを特徴とする請求項1記載の教育管理システム。 - 前記受講者を識別するための受講者識別情報に対応づけて当該受講者が所属する組織を識別するための組織識別情報を予め保持するユーザ情報テーブルと、
指定された組織の組織識別情報に対応づけられて前記ユーザ情報テーブルに保持されている受講者識別情報を特定する特定手段と
を更に具備し、
前記出力手段は、前記特定された受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報および受講状況情報に基づいて、当該受講者識別情報に対応づけて前記カリキュラム履歴情報テーブルに保持されているカリキュラム識別情報によって識別されるカリキュラムの受講を完了している受講者の人数および当該カリキュラムの受講を完了していない受講者の人数を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の教育管理システム。
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