JPH1063716A - キャリア開発システム - Google Patents

キャリア開発システム

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JPH1063716A
JPH1063716A JP22159096A JP22159096A JPH1063716A JP H1063716 A JPH1063716 A JP H1063716A JP 22159096 A JP22159096 A JP 22159096A JP 22159096 A JP22159096 A JP 22159096A JP H1063716 A JPH1063716 A JP H1063716A
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development
management device
carrier
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JP22159096A
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Hiroaki Takahashi
博秋 高橋
Minoru Yanagibashi
実 柳橋
Takuo Fukiage
卓夫 吹上
Yukihiko Mabuchi
幸彦 馬渕
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 団体等における労務管理、特に構成人員の人
事考課あるいは人材育成指導を行なう際に用いて好適な
キャリア開発システムに関し、人事考課や人材育成指導
を行なう際に、キャリア開発用のプログラムを用いるこ
とにより、評価対象者のスキルレベル及び進むべきキャ
リアパスが的確に判断できるようにする。 【解決手段】 人材育成関連情報管理装置1と、人材育
成関連情報管理装置1と連携してキャリア開発管理装置
2と、キャリア開発情報処理装置3とをそなえ、人材育
成関連情報管理装置1が、検定試験処理部11,教育講
座処理部12及び人事情報管理部13とをそなえ、且
つ、キャリア開発管理装置2が、キャリア開発記憶部2
1,科目/講座選択記憶部22及び個人情報記憶部23
とをそなえるとともに、キャリア開発情報処理装置3
が、入力/検索処理部31,受験受付処理部32,認定
申請部33及び認定証交付部34をそなえるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図12) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、団体等における労
務管理、特に構成人員の人事考課あるいは人材育成指導
を行なう際に用いて好適な、キャリア開発システムに関
する。
【0003】
【従来の技術】企業等の営利団体においては、構成人員
の各個人に関する人事情報等の情報を労務管理情報とし
て管理しておき、この情報に基づいて、人事考課や人材
育成等を行なうようになっている。即ち、企業等の団体
にとって人材の育成は業務の質の向上や利潤追求のため
に重要であり、各企業においては、業務毎にそれぞれ必
要に応じたキャリア開発用のガイドラインを作成し、例
えば、OJT(On the Job Training :実際の仕事を通
じて学習する方法)やOffJT(Off the Job Traini
ng:教育の場を設けて学習する方法)等の育成手法を用
いることにより、人材育成が行なわれている。
【0004】さらに、人事考課(査定)を行なう際にお
いては、評価対象者(被考課者)のスキル(勤務成績,
能力等)は、仕事上における実績や業務に関する教育講
座の受講履歴、さらに、所属する上司との面談等により
把握するようになっている。また、上記の団体構成人員
の各個人の情報の管理手法として、その他、特開平2−
72483号,特開平4−17062号公報,特開平6
−124294号公報又は特開平7−93403号公報
においても開示された技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとき人材育成手法又は人事考課手法では、評価対象者
のスキルは、教育講座等の受講履歴や当該評価対象者と
所属する上司との面談によって判断されており、特定の
基準(絶対的基準)は設定されていない。従って、個々
のスキルレベルが曖昧に判定され、評価対象者自身が全
体における自分のスキルレベルを容易に把握できないば
かりでなく、上司にとっても評価対象者全員のスキルレ
ベルの状況を把握することが困難であり、各評価対象者
が次に指導を受けるべき内容が不明確となり、体系だっ
た人材育成指導を行なうことが難しいという課題があ
る。
【0006】また、上述の各公報にて開示された技術の
いずれについても、さらなる工夫が必要と思われる。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、人事
考課や人材育成指導を行なう際に、キャリア開発用のプ
ログラムを用いることにより、評価対象者毎のスキルレ
ベル及び進むべきキャリアパスを的確に判断できるよう
にしたキャリア開発システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のキャリア開発システムは、人材育成に伴う関
連情報を管理する人材育成関連情報管理装置と、該人材
育成関連情報管理装置と連携してキャリア開発に関する
情報を管理するキャリア開発管理装置と、該キャリア開
発管理装置で管理される該キャリア開発に関する情報に
ついて、所望の処理を施すキャリア開発情報処理装置と
をそなえ、該人材育成関連情報管理装置が、検定試験に
関する処理を行なう検定試験処理部と、教育講座に関す
る処理を行なう教育講座処理部と、人事に関する情報を
管理する人事情報管理部とをそなえ、且つ、該キャリア
開発管理装置が、能力レベルをいくつかのグレードに分
けそれぞれの能力レベルをキャリア開発に必要な情報に
より定義した人材像に基づいて、該グレード毎に定義し
た要件を記憶するキャリア開発記憶部と、上記の人材育
成関連情報管理装置における検定試験処理部及び教育講
座処理部を通じて得られる各グレードを取得するために
必要な検定のための試験科目及び教育講座に関する情報
を記憶する科目/講座選択記憶部と、上記の人材育成関
連情報管理装置における人事情報管理部を通じて得られ
るキャリア開発に関する個人の情報を記憶する個人情報
記憶部とをそなえるとともに、該キャリア開発情報処理
装置が、該キャリア開発管理装置に対する情報の入力及
び検索を行なう入力/検索処理部と、該キャリア開発記
憶部で定義された情報に基づいて該グレードを取得する
為の該検定試験の受験の受付が可能か否かの判定を行な
う受験受付処理部と、該検定試験に合格し、且つ、指定
の教育講座を受講している者のグレード更新の申請を行
なう認定申請部と、取得した該グレードの認定証を交付
する認定証交付部とをそなえて構成されたことを特徴と
している。
【0008】また、請求項2記載の本発明のキャリア開
発システムは、該キャリア開発情報処理装置の該入力/
検索処理部が、該キャリア開発管理装置の該個人情報記
憶部に管理されている人事情報の追加及び変更を行うべ
く構成されたことを特徴としている。さらに、請求項3
記載の本発明のキャリア開発システムは、該個人情報記
憶部が、該グレードを基準とした社内資格情報と、公的
な資格である公的資格情報と、既に受験した検定試験の
情報を示した検定試験受験履歴情報と、既に受講した教
育講座の情報を示した教育講座受講履歴情報をそなえて
構成されたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
るキャリア開発システムの構成を示すブロック図で、こ
の図1に示すキャリア開発システム4は、企業等の団体
における構成人員をそれぞれに対する人事考課や人材育
成指導を行なうためのものであって、関連システムとし
ての人材育成関連情報管理装置1,ホスト装置としての
キャリア開発管理装置2及びサーバ装置としてのキャリ
ア開発情報処理装置3をそなえて構成されている。
【0010】ここで、人材育成関連情報管理装置1は、
人材育成に伴う関連情報を管理するもので、検定試験処
理部11,教育講座処理部12及び人事情報管理部13
をそなえて構成されている。即ち、検定試験処理部11
は、検定試験に関する処理を行なうもので、検定試験の
受験日程,受験内容,受験受付,受験報告,受験者情報
及び受験手続き等、検定試験に必要な処理を行なうよう
になっている。
【0011】また、教育講座処理部12は、教育講座に
関する処理を行なうもので、業務に関係のある教育講座
の講座日程,講座内容,受講受付,受講者情報及び受講
手続き等、教育講座に必要な処理を行なうようになって
いる。さらに、人事情報管理部13は、人事に関する情
報を管理するもので、評価対象者全員の入社年数,年
齢,学歴,職種,所属部署等、各個人の情報を総括的に
管理するようになっている。
【0012】なお、人材育成関連情報管理装置1に設け
られたシステムは、上述したような検定試験処理部1
1,教育講座処理部12及び人事情報管理部13に限ら
ず、例えば業務管理システム等、必要に応じて他の関連
システムを導入してもよい。また、キャリア開発管理装
置2は、人材育成関連情報管理装置1と連携してキャリ
ア開発に関する情報を管理するもので、キャリア開発記
憶部(キャリアパスプログラム)21,科目/講座選択
記憶部22及び個人情報記憶部(個人情報リスト)23
をそなえて構成されている。
【0013】キャリア開発記憶部21は、能力レベルを
いくつかのグレードに分けそれぞれの能力レベルを定義
した人材像に基づいて、グレード毎に定義した要件を記
憶するとともに、後述するようにキャリアアップを図る
ために設計されたキャリアパスプログラムをCDP(Ca
reer Development Program) として記憶するものであ
る。
【0014】具体的には、ソフトサポート技術者(ここ
では、顧客が使用するソフトウェアを保守するような業
務を担当する技術者を示す)においては、例えば、図2
に示すような人材像をキャリア開発に必要な情報により
定義されるようになっている。即ち、この図2に示す人
材像においては、能力レベルを4段階(初級,中級,上
級及びエキスパート)に分け、それぞれ、各グレードに
必要とされる能力(顧客対応力及び技術力)が定義され
ている。
【0015】ここで、図2における顧客対応力とは、顧
客に対して適切な対応が行なえるか否かの能力を表すも
ので、初級グレードとしては挨拶,服装,髪型及び時間
厳守等、ビジネスマンとしての基本的なマナーの他にサ
ポート技術者としての基本的な能力が要件とされ、中級
グレードとしては電話対応/接客のマナー等のビジネス
的マナーの他に、社内の他部門との対応力を含め、顧客
を意識したサポート能力が要件とされるようになってい
る。
【0016】また、上級グレードとしては顧客の満足度
を向上させるような能力(サービス)のほか、顧客に対
してサービス品質を向上させるような能力、例えば、プ
レゼンテーション能力,マネジメント能力等に相当する
能力が要件とされる。さらに、エキスパートとしては顧
客に対して上級グレードよりさらなる高度な総合的能力
(コンサルタント能力等)が要件とされるようになって
いる。
【0017】次に、図2における技術力とは、ソフトサ
ポート技術者として必要な技術的能力を表すもので、こ
こでは、問題解析力及び問題分析力により構成されてい
る。即ち、問題解析力としては基本的には各システムの
トラブル解析,トラブル修正及びシステムの障害に対す
る報告等の能力を示すものであり、問題分析力としては
システムの品質評価,評価性能,サポート企画及びシス
テムチューニング等の能力を示すものである。なお、こ
の図2に示す例では、問題分析力については上級グレー
ド以上(上級グレード及びエキスパート)に適用してい
る。
【0018】そこで、図3は本発明の一実施形態にかか
るソフトサポート技術者の人材像における技術力の詳細
の一例を示す図であるが、この図3に示すように、技術
力の評価基準となるシステムが2種類〔クライアントサ
ーバシステム(CSS),グローバルサーバシステム
(GSS)〕設定されている。また、CSSとしては、
パーソナルコンピュータ(PC),オフィスコンピュー
タ(OC),UNIX及びLAN(Local Area Networ
k)が設けられ、GSSとしては、Mシリーズ(M)が
設けられ、これらの各システムに対してグレード毎に必
要とされる技術的能力が定義されている。
【0019】上述の図2に示すように、初級グレードは
トレーナーの指導のもとでコンポネントに関する問題解
析力を要件としているが、具体的には、図3に示すよう
に、上述した各システムのサポート用ツール操作及びサ
ポート基礎技術( PC の基礎技術,OCの基礎技術,UNIX
の基礎技術,LAN の基礎技術及びM シリーズの基礎技
術)に関する問題解析力を要件としている。
【0020】同様に、中級グレードはコンポネント及び
製品に関する問題解析力を要件としているが、具体的に
は、自社及び他社で生産される製品に関しての評価(製
品評価)能力や各システムのネットワーク,言語,ハー
ドウェア知識及びトラブル対応力を要件としている。さ
らに、上級グレードは各システムにおいて、それぞれシ
ステム全体の問題解析力を要件としているが、具体的に
は、PCでは運用関連の問題解決力、OCではシステム
間連携の問題解決力、UNIXではUNIXシステム全
体のトラブル対応力、LANではLANシステム全体の
トラブル対応力、MシリーズではMホスト全体のトラブ
ル対応力を要件としている。なお、問題分析力として
は、各システムとともにシステムチューニング,システ
ム評価及びシステム監査の能力を要件としている。
【0021】また、エキスパートはこれらのシステム全
体を総括した能力として、グローバルシステムに関する
問題解析力を要件としているが、具体的には、ソフトサ
ポートシステム全体のトラブル対応力及びプロジェクト
管理等に関する能力を要件としている。さらに、問題分
析力としては、グローバルシステムのシステムチューニ
ング,システム評価及びシステム監査の能力を要件とし
ている。
【0022】このように、各グレードは初級グレードか
ら中級グレード,上級グレード,エキスパートの順に、
より高度な能力が必要とされるように定義されており、
グレードを更新(グレードアップ)するにしたがって、
サポート範囲や難易度が拡大し、より専門的な技術を持
った能力が必要とされるようになっているのである。な
お、能力(グレード)の区分方法及び技術力の評価基準
となる対象システムの設定数は本実施形態に詳述したも
のに限らず、適応する技術に応じて設定することができ
る。また、それぞれのグレードに必要とされる能力につ
いても本実施形態に詳述した顧客対応力及び技術力に限
らず、必要に応じて設定してもよい。
【0023】ところで、図4は上述のキャリア開発記憶
部21に記憶されているCDPとしてのキャリアパスプ
ログラムを示す図であるが、この図4に示すキャリアパ
スプログラムは技術力に関するもので、初級グレードか
らエキスパートまでのキャリアアップを図るために設計
されたものである。つまり、このキャリアパスプログラ
ムにしたがって、図3に前述したようなそれぞれのグレ
ードに応じた能力を習得し、グレードに応じた要件を満
たすことにより、次のグレードに更新(キャリアアッ
プ)できるように設計されている。なお、図4に示す上
向きの太い矢印は各システム内の更新すべき次期グレー
ドの方向を示すものであり、横の細い矢印は他システム
のグレードにおいて更新可能な方向を示すものである。
【0024】即ち、CSSを構成するパーソナルコンピ
ュータ,オフィスコンピュータ,UNIX及びLANの
各システム間において、同位置にあるグレードは同等な
能力とされているため、これら4つのシステムのグレー
ド更新が相互に関係していること表しているのである。
換言すれば、これら4つのシステムのうちのいずれかの
システムのグレードが更新された場合には、残りのシス
テムにおけるグレードについても更新することができる
のである。
【0025】また、ここではGSSのMシリーズのグレ
ードを更新する際には、少なくともCSSにおける各シ
ステムにおいて与えられているグレードと同位置にある
グレード以下が与えられるようになっている。即ち、C
SSの各システムの上級グレードの資格を有している者
は、Mシリーズの上級と同等な能力があるとみなされ、
Mシリーズ上級以下のグレードの資格の有無に関わら
ず、Mシリーズのエキスパートを受験することができる
ようになっている。
【0026】なお、図4においては、技術力に関するキ
ャリアパスプログラムを示しているが、顧客対応力も同
様にして、このキャリアパスに沿ってキャリアアップを
図るように設定してもよい。また、上述のキャリア開発
記憶部21に記憶されたキャリアパスプログラムは、図
5に示すように、マシンリーダブル化して翻訳され、現
グレードから次期グレードに進む経過を連鎖リストとし
てテーブル表現されているもので、これにより、情報の
追加及び変更を容易に行なうことができるようになって
いる。
【0027】従って、あるシステムに設定された要件に
追加及び変更が生じた場合、例えば、キャリア開発記憶
部21で定義された情報の一部が改版される場合におい
ても、キャリアパスプログラムの改版されるプログラム
に対応する部分のみを変更すればよく、このキャリアパ
スプログラム全体を変更する必要がないようになってい
る。
【0028】次に、図1により前述した科目/講座選択
記憶部22は、上記の人材育成関連情報管理装置1にお
ける検定試験処理部11及び教育講座処理部12を通じ
て得られる各グレードを取得するために必要な検定のた
めの試験科目及び教育講座に関する情報を記憶するもの
で、試験科目テーブル22A及び教育講座テーブル22
Bをそなえている。これらの試験科目テーブル22A及
び教育講座テーブル22Bは、それぞれ検定試験処理部
11及び教育講座処理部12から必要な情報のみをタイ
ムリィに取り出して(切り出して)構成されるようにな
っている。
【0029】さらに、個人情報記憶部23は、上記の人
材育成関連情報管理装置1における人事情報管理部13
を通じて得られるキャリア開発に関する個人の情報を記
憶するもので、社内資格情報23A,公的資格情報23
B,検定試験受験履歴情報23C及び教育講座受講履歴
情報23Dにより構成された個人情報リストとして記憶
するようになっている。
【0030】また、この個人情報記憶部23は、人事情
報管理部13からの情報(社員情報から必要なものを取
り出した情報)をキィ項目として、検定試験情報処理部
11及び教育講座処理部12から必要部分のみをタイム
リィに取り出せるようになっている。具体的には、社内
資格情報23A及び公的資格情報23Bは、人事情報管
理部13から取り出されたものであり、検定試験受験履
歴情報23C及び教育受講履歴情報23Dは、人事情報
管理部13を通じて、それぞれ検定試験処理部11及び
教育講座処理部12から取り出されたものである。
【0031】ところで、上述の個人情報23A〜23D
は後述のキャリア開発情報処理装置3の入力/検索処理
部31において、例えば、図6に示すように表示される
ようになっている。社内資格情報23Aは、図2,図3
にて前述したように、例えば、初級,中級,上級及びエ
キスパートというような、社内における資格(グレー
ド)を基準として示すもので、図6においては、“パー
ソナルコンピュータ中級”と表示されている。なお、こ
の個人情報リストのK氏はパーソナルコンピュータ中級
グレードを1995年10月(“95.10”)に取得
したことを示す。
【0032】また、公的資格情報23Bは、国家資格等
の公的な資格を示すもので、例えば、サポート技術者の
場合は、電気通信主任技術者,情報処理技術者,技術士
等に相当するような情報,電気及び通信分野における国
家資格を表し、公的資格の欄に記載されるようになって
いる。即ち、図6においては、“デンキツウシン 1”
及び“デンキツウシン 2”と表示されているが、これ
らはそれぞれ国家資格である電気通信主任技術者第1種
及び電気通信主任技術者第2種の資格を示している。従
って、K氏はこれらの資格の取得者であることがわか
る。
【0033】また、検定試験受験履歴情報23Cは、既
に受験した検定試験の履歴を示すもので、受験した検定
試験の受験日,試験科目の内容及び試験結果の合否等が
収集されており、受験した順に表示されるようになって
いる。具体的には、この図6に示すように、K氏は“パ
ソコン中B”という検定試験を1995年7月(“9
5.07”)に受験し、検定結果は合格(“○”)であ
ったことを示しており、“パソコン上B”という検定試
験を1996年7月(“96.07”)に受験したが、
検定結果は不合格(“×”)であったことを示してい
る。
【0034】さらに、教育講座受講履歴情報23Dは、
受講した経験のある教育講座の履歴を示すもので、受講
した教育講座についての受講終了日,受講科目の内容及
び受講状況(受講資格の合否,受講中及び受講中断等)
が収集されている。また、教育講座は、中堅社員教育講
座(業務に関する一般的な知識をつけるためのもの)と
CE技術教育講座(CUSTOMER ENGINEER に関する技術的
能力をつけるためのもの)の2種類が設けられており、
例えば、中堅社員教育受講歴の項目のに示す“プログ
ラミング”という教育講座は、1992年2月(“9
2.02”)に受講を終了(受講資格を取得,“○”)
したことを示しており、CE技術教育講座についても同
様にして表示されるようになっている。
【0035】さらに、図6に示す教育講座受講履歴情報
23Dにおいては、受講した教育講座数が表示範囲を超
えると受講日の古い受講履歴情報(ここでは、CE技術
教育受講歴における図示しない〜の受講履歴情報)
から順に画面上から消去されるようになっている。な
お、画面上から消去された情報については、必要に応じ
て取り出すことができるようになっている。
【0036】次に、図1により前述したキャリア開発情
報処理装置3は、キャリア開発管理装置2で管理される
キャリア開発に関する情報について、所望の処理を施す
もので、入力/検索処理部31,受験受付処理部32,
認定申請部33及び認定証交付部34をそなえて構成さ
れている。ここで、入力/検索処理部31は、キャリア
開発管理装置2に対する情報の入力及び検索を行なうも
のである。具体的には、キャリア開発管理装置2に対し
て情報を入力することにより、主として上述した個人情
報記憶部23に記憶されている各情報(社内資格情報2
3A,公的資格情報23B,検定試験受験履歴情報23
C及び教育講座受講履歴情報23D)の更新(アップデ
ート)を行なう一方、必要に応じて変更も行なうことが
できるようになっている。
【0037】また、入力/検索処理部31は、キャリア
開発管理装置2に対する情報の検索を行なうことによ
り、個人情報記憶部23に記憶されている個人情報を検
索して該当する個人のキャリアパスプログラムなどを表
示する操作を行なうこともできるようになっている。さ
らに、受験受付処理部32は、キャリア開発記憶部21
で定義された情報に基づいてグレードを取得する為の検
定試験における受験の受付が可能か否かの判定を行なう
もので、検定試験の種類に応じて要件が定められてお
り、その要件を満たす者のみが受験を受け付けることが
できるようになっている。
【0038】そこで、図7は本発明の一実施形態にかか
る検定試験の内容を示す図であるが、この図7に示すよ
うに、検定試験の種類に応じて科目,受験資格,試験実
施時期及び試験の種類等が定められており、例えば、中
級グレードを取得するための中級試験には、対象科目と
してPC,OC,UNIX,LAN及びグローバルサー
バがあり、それぞれ、図3にて前述したような中級グレ
ードに定義された内容が出題されるようになっている。
【0039】また、この図7に示すように中級試験の受
験資格は、各科目毎に初級グレードの資格を有する者に
限り、試験実施時期は年に2回の1月と7月に行なわ
れ、試験の種類としては学科(上記の科目内容)及び実
技が行なわれることを示している。なお、実技とはサポ
ート品質(実際の現場におけるサポート能力等),納期
遵守率等、実際の業務成績が判定基準となるもので、そ
の基準はグレード毎に規定されている。
【0040】つまり、中級試験における受験受付の要件
を満たす者とは初級グレードの資格を有した者のことで
あり、従って、各試験はそれぞれ一つ下のグレードの資
格を有した者が受付,受験ができるようになっているの
である。また、認定申請部33は、検定試験に合格し、
且つ、指定の教育講座を受講している者のグレード認定
の申請を行なうもので、検定試験の合格,教育講座(中
堅社員教育講座,CE技術教育講座)の履修状況等の形
式要件に加えて、公的資格の取得,情報処理技術者試験
及びベンダーの資格試験(CNE−J等)の合格に基づ
いた職場(所属する職場の上司との面談等)の判断によ
り順次グレードの認定を申請することができるようにな
っている。
【0041】具体的には、上述した形式要件を満たした
者(認定該当者)について、図8に示すようなグレード
認定該当者リスト33Aが、当該認定該当者の属する職
場に配付されるようになっており、各職場において、こ
のグレード認定該当者リスト33Aに記載された認定該
当者について、それぞれグレードの認定を申請するのに
適格であるか否かが判断されるようになっている。
【0042】また、このグレード認定該当者リスト33
Aには、図8に示すように、認定該当者の社員番号,氏
名の他に現在の属性(個人の情報)として年齢,学歴,
卒業年数,現グレード及びその取得日が記載されてお
り、さらに、次期グレード取得の要件として取得対象の
グレード,検定試験の合否,教育講座受講の履修状況,
品質(サポート品質),公的資格及び情報処理技術者試
験の合否等が記載されている。
【0043】なお、図8中の記号(“○”,“×”,
“─”,“△”)はそれぞれ、“○”は要件を満たすこ
とを示し、“×”は要件不備であることを示し、“─”
は対象外であることを示し、“△”は申請待ちであるこ
とを示している。これにより、このグレード認定該当者
リスト33Aが職場に送付されると、各職場では、認定
の可否の欄に“○”が記載されている者、即ち、検定試
験及び教育講座に“○”が記載されている者について、
申請待ち“△”とされた要件を検討し、グレードの認定
を申請するか否かを回答(例えば「グレード認定回答
書」等、回答専用の用紙を用いて回答)するようになっ
ている。
【0044】この場合においては、図8に示すように、
C氏及びH氏が認定該当者とされており、C氏について
は品質が、H氏においては品質及び公的資格の取得の有
無が、職場で判断され、回答するようになっている。な
お、C氏については、公的資格の取得の有無が問われて
いないが、中級グレードの取得の要件には該当しないた
め対象外とされている。
【0045】これにより、上述した次期グレードの取得
の形式要件を満たすとともに、職場からのグレード認定
が申請されると、当該認定該当者のグレード更新を入力
/検索処理部31にて行なうようになっているが、認定
証交付部34においては、その取得した資格(グレー
ド)の認定証が個人毎に交付されるようになっている。
上述の構成により、本発明の一実施形態にかかるキャリ
ア開発システムでは、図1に示すように、キャリア開発
情報処理装置3の入力/検索処理部31を操作すること
により、キャリア開発管理装置2におけるキャリア開発
に関する情報の入力及び検索が行なわれる。以下、入力
/検索処理部31による入力/検索処理について図9に
示すフローチャート(ステップS1〜S6)に従って説
明する。
【0046】まず、入力/検索処理部31を起動した後
に、この入力操作を行なう場合には(ステップS1のY
ESルート)、この入力操作の際に入力された個人情報
を更新(アップデート)する者の情報(所属,氏名等)
に基づいて、個人情報記憶部23に記憶されている個人
情報リストの該当する情報(社内資格情報23A,公的
資格情報23B,検定試験受験履歴情報23C及び教育
受講履歴情報23D)に更新情報が入力される(ステッ
プS2)。
【0047】また、入力/検索処理部31において検索
操作を行なう場合には(ステップS1のNOルート,ス
テップS3のYESルート)、この検索操作を行なう際
に入力された個人情報の検索対象とする者の情報(所
属,氏名等)に基づいて、個人情報記憶部23に記憶さ
れている個人情報リストが検索される(ステップS
4)。
【0048】その後、キャリア開発記憶部21に記憶さ
れているキャリアパスプログラムを検索したのち(ステ
ップS5)、検索結果を入力/検索処理部31における
図示しないディスプレイ等において、個人情報の検索対
象となった者のキャリアパスプログラムとして表示する
(ステップS6)。また、グレードを取得する為の検定
試験の受験受付が申し込まれると、受験受付処理部32
において、この検定試験の受験受付が可能か否かの判定
が行なわれる。以下、受験受付処理部32の動作につい
て図10に示すフローチャート(ステップS7〜S1
3)に従って説明する。
【0049】まず、受験受付処理部32を起動した後
に、受験受付の申込みが有る場合には(ステップS7の
YESルート)、この受験受付処理部32では当該受験
を申し込む際に入力された受験者の情報(所属,氏名
等)に基づいて、個人情報記憶部23から個人情報リス
トを検索する(ステップS8)。さらに、キャリア開発
記憶部21に記憶されているキャリアパスプログラムを
検索したのち(ステップS9)、検索結果を受験受付処
理部32における図示しないディスプレイ等において、
個人情報の検索対象となった者のキャリアパスプログラ
ムとして表示されて、受験の可否が判断される(ステッ
プS10)。
【0050】ここで、受験資格が有る場合は受験受付処
理が施され(ステップS11のYESルートからステッ
プS12)、受験資格がない場合は受験受付不可の処理
が施される(ステップS11のNOルートからステップ
S13)。また、グレードの更新(新規のグレード認
定)の申請を行なう際には、キャリア開発情報処理装置
3の認定申請部33が操作される。以下、認定申請部3
3によるグレード更新処理について図11に示すフロー
チャート(ステップS14〜S18)に従って説明す
る。
【0051】まず、認定申請部33を起動した後に、グ
レード更新申請のための操作が行なわれると(ステップ
S14のYESルート)、認定申請部33では、この操
作の際に入力されたグレードの更新を申請する者の情報
(所属,氏名等)に基づいて、個人情報リストを検索す
ることにより(ステップS15)、検定試験に合格した
か否かを判断する(ステップS16)。
【0052】ここで、検定試験に合格している場合は、
指定の教育講座を受講しているか否かが判断され(ステ
ップS16のYESルートからステップS17)、受講
している場合は(ステップS17のYESルート)、上
述のグレード更新を申請した者を認定該当者とし、この
認定該当者の属する職場に対して図8に示すようなグレ
ード認定該当者リスト33Aが発行,配付される(ステ
ップS18)。
【0053】なお、検定試験に不合格した場合(ステッ
プS16のNOルート)、又は教育講座の未受講の場合
(ステップS17のNOルート)はグレードの認定は行
なわれない。さらに、取得したグレードの認定証は、上
述のグレード認定該当者リスト33Aに基づき、当該認
定該当者の族する職場において適格であると判断されて
からキャリア開発情報処理装置3の認定証交付部34に
交付される。以下、認定証交付部34によるグレード認
定証交付処理について図12に示すフローチャート(ス
テップS19〜S23)に従って説明する。
【0054】即ち、上述のグレード認定該当者リスト3
3Aに基づき、当該認定該当者の属する職場において適
格であると判断されると、認定証交付部34を起動した
後に、認定証交付のための操作が行なわれる(ステップ
S19のYESルート)。認定証交付部34では、この
操作の際に入力された認定証交付を受ける者の情報(所
属,氏名等)に基づいて、個人情報リストを検索するこ
とにより(ステップS20)、該当するグレードが認定
されているか否かを判断される(ステップS21)。
【0055】ここで、該当するグレードが認定されてい
る場合は認定証交付部34では認定証を交付し(ステッ
プS21のYESルートからステップS22)、該当す
るグレードが認定されていない場合は認定証交付部34
では認定証を交付しない(ステップS21のNOルート
からステップS23)。このように、本発明の一実施形
態にかかるキャリア開発システムによれば、人材育成関
連情報管理装置1と連携したキャリア開発管理装置2に
キャリア開発記憶部(キャリアパスプログラム)21,
科目/講座選択記憶部22及び個人情報記憶部23が設
けられるとともに、キャリア開発情報処理装置3に入力
/検索処理部31,受験受付処理部32,認定申請部3
3及び認定証交付部34が設けられているので、個人の
スキルレベルを容易に把握することができ、キャリアア
ップに関わる個々の進むべきキャリアパスが的確に判断
することができるとともに、評価対象者全員のスキルレ
ベルの状況を把握することができるので、団体等におけ
る人事考課又は人材育成指導に大いに寄与することがで
きる利点がある。
【0056】また、キャリア開発情報処理装置3の入力
/検索処理部31により、キャリア開発管理装置2の個
人情報記憶部23に管理されている人事情報(各情報)
の追加及び変更を行なうことができるので、情報の一部
に追加及び変更がある場合でも時間を要することなく容
易に処理することができる。さらに、個人情報記憶部2
3に記憶された情報は、社内資格情報23A,公的資格
情報23B,検定試験受験履歴情報23C及び教育講座
受講履歴情報23Dにより構成され、且つ、入力/検索
処理部31により、これらの情報23A〜23Dを個々
のキャリア開発に関する情報として1つの画面上に同時
に表示することができるので、必要に応じた個人情報の
迅速な処理,判断を行なうことができる。
【0057】また、本発明によれば、人事考課に関する
判断をコンピュータ処理のみで行なうものでなく、評価
対象者の所属する職場の判断も加味することができるの
で、キャリアアップを図る上での判断をより正確に行な
うことができる。なお、本発明のキャリア開発システム
のキャリア開発情報処理装置3としては、1つのサーバ
装置に4つの機能部31〜34をそなえるのではなく、
これらの機能部31〜34毎に、それぞれ独立したサー
バ装置をそなえて構成してもよい。
【0058】また、上述の本実施形態にかかるキャリア
開発システムは技術職に関するものを詳述したが、本発
明によれば、技術職に限らず、設定項目及び設定基準等
を変更することにより、他の専門職にも適用することが
できる。また、中途採用者及び派遣社員等にも、評価の
条件を考慮して本システムを適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のキャリア開発システムによれば、人材育成関連情
報管理装置と連携したキャリア開発管理装置にキャリア
開発記憶部,科目/講座選択記憶部及び個人情報記憶部
が設けられるとともに、キャリア開発情報処理装置に入
力/検索処理部,受験受付処理部,認定申請部及び認定
証交付部が設けられているので、個人のスキルレベルを
容易に把握することができ、キャリアアップに関わる個
々の進むべきキャリアパスが的確に判断することができ
るとともに、評価対象者全員のスキルレベルの状況を把
握することができるので、団体等における人事考課又は
人材育成指導に大いに寄与することができる利点があ
る。
【0060】また、請求項2記載の本発明のキャリア開
発システムによれば、キャリア開発情報処理装置の入力
/検索処理部により、キャリア開発管理装置の個人情報
記憶部に管理されている人事情報(各情報)の追加及び
変更を行なうことができるので、情報の一部に追加及び
変更がある場合でも時間を要することなく容易に処理す
ることができる利点がある。
【0061】さらに、請求項3記載の本発明のキャリア
開発システムによれば、個人情報記憶部に記憶された情
報が、社内資格情報,公的資格情報,検定試験受験履歴
情報及び教育講座受講履歴情報により構成されているの
で、個々のキャリア開発に関する情報を個人毎に管理す
ることができ、必要に応じて個人毎のキャリア開発に関
するこれらの情報を同時に表示することが可能となり、
個人情報の迅速な処理,判断を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるキャリア開発シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるソフトサポート技
術者の人材像を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるソフトサポート技
術者の人材像における技術力の詳細の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態におけるキャリアパスプロ
グラムを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるキャリアパスプロ
グラムのマシンリーダブル化した連鎖的リストを示す図
である。
【図6】本発明の一実施形態における個人情報リストを
示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における検定試験の内容を
示す図である。
【図8】本発明の一実施形態におけるグレード認定該当
者リストを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態における入力/検索処理部
による入力/検索処理を説明するためのフローチャート
である。
【図10】本発明の一実施形態における受験受付処理部
による受験受付処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図11】本発明の一実施形態における認定申請部によ
るグレードの更新処理を説明するためのフローチャート
である。
【図12】本発明の一実施形態における認定証交付部に
よるグレード認定証交付処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 人材育成関連情報管理装置 2 キャリア開発管理装置 3 キャリア開発情報処理装置 4 キャリア開発システム 11 検定試験処理部 12 教育講座処理部 13 人事情報管理部 21 キャリア開発記憶部 22 科目/講座選択記憶部 22A 試験科目テーブル 22B 教育講座テーブル 23 個人情報記憶部 23A 社内資格情報 23B 公的資格情報 23C 検定試験受験履歴情報 23D 教育受講履歴情報 31 入力/検索処理部 32 受験受付処理部 33 認定申請部 33A グレード認定該当者リスト 34 認定証交付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吹上 卓夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 馬渕 幸彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人材育成に伴う関連情報を管理する人材
    育成関連情報管理装置と、 該人材育成関連情報管理装置と連携してキャリア開発に
    関する情報を管理するキャリア開発管理装置と、 該キャリア開発管理装置で管理される該キャリア開発に
    関する情報について、所望の処理を施すキャリア開発情
    報処理装置とをそなえ、 該人材育成関連情報管理装置が、 検定試験に関する処理を行なう検定試験処理部と、 教育講座に関する処理を行なう教育講座処理部と、 人事に関する情報を管理する人事情報管理部とをそな
    え、且つ、 該キャリア開発管理装置が、 能力レベルをいくつかのグレードに分けそれぞれの能力
    レベルをキャリア開発に必要な情報により定義した人材
    像に基づいて、該グレード毎に定義した要件を記憶する
    キャリア開発記憶部と、 上記の人材育成関連情報管理装置における検定試験処理
    部及び教育講座処理部を通じて得られる各グレードを取
    得するために必要な検定のための試験科目及び教育講座
    に関する情報を記憶する科目/講座選択記憶部と、 上記の人材育成関連情報管理装置における人事情報管理
    部を通じて得られるキャリア開発に関する個人の情報を
    記憶する個人情報記憶部とをそなえるとともに、 該キャリア開発情報処理装置が、 該キャリア開発管理装置に対する情報の入力及び検索を
    行なう入力/検索処理部と、 該キャリア開発記憶部で定義された情報に基づいて該グ
    レードを取得する為の該検定試験の受験の受付が可能か
    否かの判定を行なう受験受付処理部と、 該検定試験に合格し、且つ、指定の教育講座を受講して
    いる者のグレード更新の申請を行なう認定申請部と、 取得した該グレードの認定証を交付する認定証交付部と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、キャリア開発
    システム。
  2. 【請求項2】 該キャリア開発情報処理装置の該入力/
    検索処理部が、該キャリア開発管理装置の該個人情報記
    憶部に管理されている人事情報の追加及び変更を行うべ
    く構成されたことを特徴とする、請求項1記載のキャリ
    ア開発システム。
  3. 【請求項3】 該個人情報記憶部が、該グレードを基準
    とした社内資格情報と、公的な資格である公的資格情報
    と、既に受験した検定試験の情報を示した検定試験受験
    履歴情報と、既に受講した教育講座の情報を示した教育
    講座受講履歴情報をそなえて構成されたことを特徴とす
    る、請求項1記載のキャリア開発システム。
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