JP2021005302A - 業務支援システム及び業務支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が作業情報と質問情報を入力するだけで、発生した質問や疑問点を解消するための最適な対策案を提示可能な業務支援システム及び業務支援方法を提供する。【解決手段】業務支援システムSは、業務を識別するプロジェクト名と、作業者を特定する社員IDと、質問内容の入力を受け付ける手段と、複数の作業者の社員IDと、各作業者のスキルを示すスキルランクno.と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、受け付けた社員IDに対応するスキルランクno.をスキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、過去の質問内容と、質問内容を入力した作業者のスキルランクno.と、質問内容に対する回答内容と、プロジェクト名と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、受け付けた質問内容に対応する回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータにより業務管理におけるサポートを行うための業務支援システム及び業務支援方法に関する。
従来より、各種業務(プロジェクト)の素早いサービス展開のため、或いは、新製品を世の中に出すために、開発期間や各種業務遂行期間の短縮が求められている。これまで、このようなプロジェクトの管理においては、様々な技術が開発されている。
例えば、特許文献1のスケジュール管理システムでは、個人や組織におけるスケジュール管理と文書データとを関連付けて管理することにより、それぞれ別個に管理することがなくなり関連文書の検索などが容易に行えるようになっている。
また、製品開発などの業務においては、開発後に不良が発生してしまうことを回避したいなどという考えから、開発に係る業務内容を評価して改善を図ることが求められる。
一方で、特許文献2には、予め用意された質問項目のリストに対して、業務プロセスの改善活動を実施する者と業務プロセスを実際に担当する者が順次回答することにより、業務プロセス診断の準備工数や実施工数を削減するとともに、診断結果の正確性を向上させる技術が開示されている。
特開2000―315228号公報 特開2005―108132号公報
一般に、企業等における業務では、実行すべき作業内容と手順が定義されており、これに従い、複数の作業者によって業務が行われる。複数の作業者は、業務の責任者(例えば、各作業者の上司、プロジェクトマネージャ等)によって、それぞれが実行すべき作業内容が割り当てられ、また作業の進捗状況等が責任者によって把握され調整される。
責任者等によって割り当てられた作業は、割り当てられた作業者により業務遂行される。つまり、プロジェクトの成否が作業者個人のスキルや生産性に大きく影響を受ける。
作業者は、作業中に質問が生じたり、作業の実施方法や実施手順に曖昧な点や疑問点がある場合には、当該業務に関し高いスキルを有する者、例えば責任者に質問(エスカレーション)して疑問点を解決したうえで業務を遂行していく。責任者は作業者から質問されると、作業者のスキルや現状を理解したうえで、自分自身の過去の業務(プロジェクト)で得た勘と経験に基づいて、質問した作業者に最適なアドバイスを行う。責任者は質問があったときは、当然ながら、責任者自身の業務を停止して作業者の質問に対応することになる。これは、時を異にして他の作業者(又は同じ作業者)から同じ質問がされたとしても、責任者は、その都度自身の業務を停止して質問に対応しなければならず、大きな稼働ロスとなっていた。
図17は、従来の業務の作業工程の概略図である。例えば、担当者Aが作業中に何らかの疑問点や質問が発生すると、プロジェクトリーダーなど、業務の責任者に相談(エスカレーション)する。相談されたプロジェクトリーダーは、作業者Aの質問内容を把握し、作業者Aに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Aは指示を確認し、再び作業に戻る。そして、作業が完了したとき、或いは途中段階で、同部署の同僚や先輩等、別の作業者Bにチェックしてもらうケースがある。この際にも、作業者Bは、チェック内容について質問が生じることが考えられる。そうるすと、作業者Bは、やはり、プロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。プロジェクトリーダーは今度は作業者Bの質問内容を把握し、作業者Bに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Bは指示を確認し、チェックを終える。作業者Bにチェックを受けた作業者Aは作業を再開し、例えば、作業に係る書類の提出準備を行うが、再び疑問点が生じると、再びプロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。
このように、各作業者は疑問点が生じるたびに他の作業者やプロジェクトリーダーに質問を行うため、他の作業者やプロジェクトリーダーに係る作業負担が大きくなってしまう。特に、プロジェクトリーダーは、長時間部下の相談に対応しなければならない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、作業者に質問や疑問点が生じた場合であっても、責任者や管理者が対応することなく、作業者が作業情報と質問情報を入力するだけで、発生した質問や疑問点を解消するための対策案(回答)を得ることができ、業務をサポートすることができる業務支援システム及び業務支援方法を提供することを目的とする。
本発明の業務支援システムは、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムにおいて、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付手段と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示手段にて提示された前記回答内容により、前記入力受付手段にて入力した質問が解決したか否かを示す結果情報(例:解決、エスカレーション)の入力を受け付ける結果受付手段と、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報及び前記質問内容と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、前記結果受付手段にて受け付けた前記結果情報を、前記回答内容提示手段が提示した前記回答内容に対応付けて前記問答履歴データベースに新たに格納する格納制御手段と、を有するよう構成してもよい。
前記回答内容提示手段は、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する際に、質問が解決した旨の内容を示す前記結果情報と対応付けられた前記回答内容を優先的に(例:先頭表示、着色表示、など)提示するよう構成してもよい。
前記回答内容提示手段は、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報ごとに前記業務を担当する担当者情報をそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
前記問答履歴データベースは、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、さらに、業務における作業段階を識別する作業段階情報を対応付けて格納し、前記入力受付手段は、業務における作業段階を識別する作業段階情報の入力を受け付け、前記回答内容提示手段は、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と前記作業段階情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
本発明の業務支援方法は、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援方法において、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付工程と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得工程と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示工程と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示工程にて提示された前記回答内容により、前記入力受付工程にて入力した質問が解決したか否かを示す結果情報(例:解決、エスカレーション)の入力を受け付ける結果受付工程と、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報及び前記質問内容と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、前記結果受付工程にて受け付けた前記結果情報を、前記回答内容提示工程が提示した前記回答内容に対応付けて前記問答履歴データベースに新たに格納する格納制御工程と、を有するよう構成してもよい。
前記回答内容提示工程において、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する際に、質問が解決した旨の内容を示す前記結果情報と対応付けられた前記回答内容を優先的に(例:先頭表示、着色表示、など)提示するよう構成してもよい。
前記回答内容提示工程において、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報ごとに前記業務を担当する担当者情報をそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
前記問答履歴データベースは、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、さらに、業務における作業段階を識別する作業段階情報を対応付けて格納し、前記入力受付工程にて、業務における作業段階を識別する作業段階情報の入力を受け付け、前記回答内容提示工程にて、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と前記作業段階情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
本発明の業務支援システムによれば、作業者はこれまでは責任者に聞かなければ解決できなかった質問や疑問に対し、責任者や管理者が対応することなく、作業情報や質問内容を入力するだけで、最適な回答(対策案)を得ることができ、疑問や質問を素早く解決することができる。さらに、責任者も、作業者からの質問対応に割く時間が軽減され、時間の節約になる。全体として業務遂行に要する人的コストの軽減を実現できる。
本発明の業務支援方法によれば、作業者はこれまでは責任者に聞かなければ解決できなかった質問や疑問に対し、責任者や管理者が対応することなく、作業情報や質問内容を入力するだけで、最適な回答(対策案)を得ることができ、疑問や質問を素早く解決することができる。さらに、責任者も、作業者からの質問対応に割く時間が軽減され、時間の節約になる。全体として業務遂行に要する人的コストの軽減を実現できる。
本実施形態における業務支援システムSの構成例を示す概略図である。 社員データベースの一例を示す図である。 スキルランクデータベースの一例を示す図である。 スキル情報データベースの一例を示す図である。 社員勤怠データベースの一例を示す図である。 プロジェクトデータベースの一例を示す図である。 質問データベースの一例を示す図である。 回答データベースの一例を示す図である。 問答履歴データベースの一例を示す図である。 業務における作業工程(phase1)の一例を示す概略図である。 業務における作業工程(phase2)の一例を示す概略図である。 業務における作業工程(phase3)の一例を示す概略図である。 質問を入力する入力画面の一例である。 エスカレーション(相談)を入力する入力画面の一例である。 作業時間を入力する入力画面の一例である。 コスト確認の際の入力及び表示画面の一例である。 従来の業務の作業工程の概略図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、ここでは業務支援サーバが本発明の業務支援方法における各工程を実行する場合について説明する。
本実施形態による業務支援システムSは、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を作業者に提示して業務を支援する業務支援システムである。
業務を識別する業務識別情報と、作業者を特定する作業者識別情報と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付手段と、複数の作業者の作業者識別情報と、各作業者のスキルを示すスキル情報と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、入力受付手段にて受け付けた作業者識別情報に対応するスキル情報をスキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者のスキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、入力受付手段にて受け付けた業務識別情報と、スキル情報取得手段によって取得されたスキル情報と、に基づいて、問答履歴データベースから、入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段と、を有する。
図1は、本実施形態における業務支援システムSの構成例を示す概略図である。
本発明の業務支援装置としての業務支援サーバ1と、ネットワークを介して業務支援サーバ1と情報の授受を可能に接続された、作業者及び責任者が操作する端末装置2及び端末装置3により構成される。
端末装置2は、業務支援システムS内に複数存在し、ネットワークを通じて業務支援サーバ1にアクセス可能に構成されている。例えばパーソナルコンピュータで構成されている。
端末装置2は、各業務を実行する例えば社員等の作業者、及び、各作業者の上司又はプロジェクトマネージャ等の責任者により操作される。
例えば、作業者が端末装置2を操作して、業務において発生した質問内容等を入力して、業務支援サーバ1から回答を取得する。また、例えば、作業者又は責任者が端末装置2を操作して、業務に関する種々の情報を業務支援サーバ1へ登録又は編集して更新する。
業務支援サーバ1では、端末装置2からのアクセスと、端末装置3からのアクセスとを区別可能に構成してもよい。例えば、端末装置2をA企業内の端末装置とし、端末装置3をA企業とは異なるB企業内の端末装置とすることができる。この場合、後述する社員DB、スキル情報DB等の各種データベースはそれぞれ企業ごとに用意する。
以下、端末装置2から質問内容を業務支援サーバ1に送信し、業務支援サーバ1から回答内容を提示される場合を例に説明する。
業務支援サーバ1は、当該業務支援システムSを設営するシステム提供事業者が備える装置である。業務支援サーバ1は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部11、ハードディスクドライブ等を備える記憶部12、モニタ等の表示画面を備える表示部13、業務支援システムSを運営する事業者からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、操作パネル(タッチパネルを含む)等)14、各種ネットワーク(LAN(Local Area Network)を含む)を介して端末装置2、3などと通信を行なうための通信部15を備えて構成されている。各構成部材はバスを介して相互に接続されている。
記憶部12は、社員データベース(DB)、スキルランクデータベース(DB)、スキル情報データベース(DB)、社員勤怠データベース(DB)、プロジェクトデータベース(DB)、質問データベース(DB)、回答データベース(DB)、問答履歴データベース(DB)等を記憶し、各データベースに後述する各種情報を格納している。
制御部11は、他の部材と協動して本発明の入力受付手段、スキル情報取得手段、回答内容提示手段、格納制御手段、結果受付手段として機能する。
社員データベース(DB)には、作業者及び責任者の主に個人情報が格納されている。図2は、社員DBの一例である。図2の例では、作業者及び責任者個人を一意に特定する作業者識別情報の一例としての「社員ID」に対応付けて、作業者及び責任者の「氏名」、「役職」、「給与」、「時間単価」、及び、作業者及び責任者が所属する「グループ」、作業者及び責任者が務める業務識別情報の一例としての「プロジェクト名」格納されている。全ての作業者及び責任者にそれぞれ異なる社員IDが付与されている。この他、例えば、作業者及び責任者の「性別」、「生年月日」、「住所」、「健康状態」等の情報を格納してもよい。
スキルランクデータベース(DB)には、各社員(作業者及び責任者)の能力、素養をスキルランクとして数値化するための対応表が格納されている。図3は、勤続状況等に基づいてスキルランクno.を認定する場合の例である。例えば、責任者或いは責任者以上の役職者が、当該対応表を参照して、勤続状況のみならず、各社員の能力、素養を考慮したランク種別に基づいて、各社員に対してスキル情報としての「スキルランクno.」を決定し、スキル情報データベース(図4)に登録する。「スキルランクno.」を決定する方法は特定の方法に限定されないが、例えば、各人ごとのミスの数を作業の数で割った「ミス率」や、エスカレーションの数を作業の数で割った「エスカレーション率」を計測、算出し、ミス率やエスカレーション率が大きくなるほどスキルランクが下がるよう定義してもよい。
スキル情報データベース(DB)には、作業者及び責任者を特定する作業者識別情報としての「社員ID」に対応付けて、スキル情報の一例としてのスキルランクナンバー(no.)が格納されている(図4)。
社員勤怠データベース(DB)には、作業者及び責任者の主に勤怠情報が格納されている。図5は、社員勤怠DBの一例である。図5の例では、作業者及び責任者個人を一意に特定する作業者識別情報としての「社員ID」に対応付けて、作業者及び責任者の「勤務年月日」、「入室時刻」、「退室時刻」、「残業時間」、「休出時間」、「深夜時間」が格納されている。
業務データベースの一例としてのプロジェクトデータベース(DB)には、業務を識別する業務識別情報の一例としての「プロジェクト名」と、当該業務を務める作業者及び責任者の情報である「担当者情報」が格納されている。図6は、プロジェクトデータベースの一例であり、図6の例では、「担当者情報」として、当該業務を務める作業者及び責任者の「人数」、担当者の「内訳」として担当者及び責任者の役職、作業者及び責任者を特定する作業者識別情報としての「社員ID」が対応付けて格納されている。
質問データベース(DB)には、過去の質問内容が格納されている(図7)。例えば、過去の質問の種別ごと(手順、対応内容、その他)に格納する。回答データベース(DB)には、過去の回答内容が格納されている(図8)。
問答履歴データベース(DB)には、過去に端末装置2から受け付けた質問内容等とその回答内容等の情報が格納されている。図9は、問答履歴データベースの一例である。図9の例では、過去に端末装置2から受け付けた「質問内容」と、当該質問内容を入力した作業者のスキル情報としての「スキルランクno.」、業務を識別する「プロジェクト名」、業務における作業段階を識別する作業段階情報の一例としての「SEQ名」、質問内容に対する「回答内容」、そして、回答内容に対する「結果」が対応付けて登録されている。「結果」については後に詳述する。
なお、図7及び図9のデータベースに格納される質問内容は具体的な内容である。例えば、「調書作成の手順」、「計算ファイルの作成方法」、「作業ツールの投入方法」などである。図7及び図9の「質問内容」欄では作図を簡易にするために、質問内容の質問種別のみを表記している。
なお、業務支援システムSを最初に使用する際、及び、新規の業務が発生した際には、問答履歴データベースに想定される質問内容、回答内容、スキルランクno.プロジェクト名、SEQ名をあらかじめ格納しておく。「結果」については空欄又は解決とする。
図10乃至図12は、業務における作業工程の一例を示す概略図である。図10は作業工程(phase1)の、図11は作業工程(phase2)の、図12は作業工程(phase3)の一例を示す概略図である。
図10乃至図12は、B社からの発注を受けたA社が、当該発注に基づいて任意の業務を完遂するまでの工程を示した例である。
以下、図10乃至図16を参照して、本実施形態による業務支援の手法について具体的に説明する。
B社の依頼者から送付された依頼書を受領した担当Aは、依頼書に基づいて作業を開始する(SEQ1)。図10の例では、先ず、加減算調書作成(SEQ2)し、印刷する。このとき担当Aに質問が生じた場合には、業務支援サーバ1にアクセスし、質問内容を入力する。図13は端末装置2が備えるモニタ、パネル等の表示部の表示画面の一例である。例えば、業務中に質問が生じ、業務支援サーバ1にアクセスしてした際に最初に表示される画面例である。
図10乃至図12に示す工程表を端末装置2が備える表示画面に表示し、表示された作業段階情報としての「SEQ名」をクリック(選択)することにより、図13に示す質問入力画面を表示可能に構成してもよい。つまり、加減算調書作成(SEQ2)において質問が生じた担当Aは、工程表(図10)から、「加減算調書作成」右上の「SEQ2」箇所をクリックすることにより、図13に示す質問入力画面が端末装置2に表示される。
次に、担当Aは、図13に示す表示画面(トラブルQA)から、作業情報と質問情報を入力する。図13に示す例では、各入力枠30に、「使用者」、「グループ名」、「プロジェクト名」、「phase名」、「SEQ名」を入力する。「使用者」の枠には、社員ID(例えば、111)又は自己の氏名(例えば、担当A)を入力する。「グループ名」には、担当A自身の所属するグループ(例えば、ICT)を入力する。「プロジェクト名」には、現在実行中のプロジェクト名(例えば、AAA)を入力する。「phase名」及び「SEQ名」には、現在実行中の業務の作業段階情報の一例としてのphase名(例えば、phase1)とSEQ名(例えば、SEQ2)をそれぞれ入力する。
なお、図10乃至図12の作業工程表の構成情報にプロジェクト名、phase名、SEQ名を含む場合には、例えば、担当Aが図10の「SEQ名」をクリック(選択)した際に、先ず、図10の作業工程表の構成情報からプロジェクト名、phase名、SEQ名を抽出する。そして、抽出された情報に基づいて図13の「プロジェクト名」、「phase名」、「SEQ名」の入力枠30が既に入力された状態で表示されるよう構成してもよい。各担当による手入力に係る手間を軽減させることができる。
そして、質問を入力する枠に質問内容を入力する。図13に示す例では「質問種別」の入力枠30に質問種別(例えば、手順等)を、「フリーワード」の入力枠30に、質問内容(例えば、調書作成の手順)を入力する。そして、検索ボタン31をクリック(選択)すると、入力枠30に入力された各情報が業務支援サーバ1にネットワークを介して送信される。なお、クリアボタン32をクリック(選択)すると、入力枠30に入力された各情報が削除されて入力前の状態に戻る。
業務支援サーバ1の入力受付手段は、業務を識別する業務識別情報の一例としての「プロジェクト名」又は業務における作業段階を識別する作業段階情報の一例としての「「phase名」及び「SEQ名」」と、作業者を特定する作業者識別情報の一例としての「社員ID」と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける。具体的には、端末装置2から、各情報を、ネットワーク及び通信部15を介して入力を受け付ける。
なお、端末装置2において「使用者」の入力枠30に作業者識別情報としての社員IDではなく氏名が入力された場合には、業務支援サーバ1は、「氏名」の情報を受信することになる。この場合、制御部11が社員データベース(図2)を参照して、受信した「氏名」に対応する「社員ID」を抽出する。そして、入力受付手段は、制御部11が抽出した社員IDを作業者識別情報として入力を受け付ける。また、本実施形態では入力受付手段は、上述した各情報の他、「グループ名」の入力を受け付ける。
次に、業務支援サーバ1のスキル情報取得手段は、スキル情報データベース(図3)を参照して、入力受付手段が受け付けた社員IDに対応するスキル情報を、スキル情報データベースから取得する。例えば、図3の例では、社員ID「111」の入力を受け付けた場合には、スキル情報の一例としてスキルランクno.「2」を取得する。
そして、業務支援サーバ1の回答内容提示手段は、問答履歴データベース(図9)を参照して、入力受付手段にて受け付けた「プロジェクト名」及び「phase名、SEQ名」と、スキル情報取得手段によって取得されたスキル情報と、に基づいて、問答履歴データベースから、入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する回答内容を選定抽出して、送信元の端末装置2に送信して提示する。
入力受付手段にて受け付けた質問内容が「調書作成の手順」、プロジェクト名が「AAA」、SEQ名が「SEQ2」であり、スキル情報取得手段が取得したスキルランクno.が「2」である場合には、回答内容「manual」と「script」を端末装置2に送信して提示する。
回答内容「manual」の内容の詳細は、例えば、ネットワーク上における業務説明書、内容、注意事項等の保存場所や、当該保存場所のリンク情報等、である。回答内容「script」の内容の詳細は、例えば、ネットワーク上における実作業操作・対応手順に特化した詳細説明書(手順書、各作業操作・対応手順に特化した説明書(画像を中心とした台本相当))の保存場所や、当該保存場所のリンク情報等である。
業務支援サーバ1の回答内容提示手段は、問答履歴データベースに、作業者が入力した作業情報と質問情報に合致する回答内容がない場合には、質問内容をあいまい検索により検索し回答内容を選定抽出するよう構成してもよい。
なお、問答履歴データベースに質問内容を質問種別ごとに格納しておき回答内容を選定抽出する際に質問種別で抽出してから質問内容を検索する等に利用してもよい。
また、質問種別として、手順、対応内容、その他を例に示したが、これに限らず、集計・傾向分析して適宜種別項目を追加してもよい。
業務支援サーバ1の回答内容提示手段は、プロジェクトデータベース(図6)及びスキル情報データベース(図4)を参照して、入力受付手段にて受け付けた「プロジェクト名」及び「「phase名」及び「SEQ名」」と、スキル情報取得手段が取得したスキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出してもよい。類似性が高いとは、例えば、入力受付手段にて受け付けた各情報が一致している数が多いほど類似性が高いと判断する。或いは、プロジェクトデータベース(図6)の担当者情報の内訳や、担当者のスキル情報が類似しているプロジェクト名を類似プロジェクト名とし、問答履歴データベースから、類似プロジェクト名に対応付けられた中から、入力受付手段にて受け付けた質問内容に近い質問と回答の組み合わせを選び、回答内容を選定抽出するよう構成してもよい。或いは、共通の責任者を含むプロジェクト名を類似プロジェクト名としてもよい。これにより、作業者の作業情報及び質問に合致する質問と回答の組み合わせが過去に存在せず、合致する回答内容が問答履歴データベースに格納されていない場合であっても、作業者の状況に類似する最適な回答を得ることができる。
業務支援サーバ1から提示された回答内容は、例えば、端末装置2の表示画面に表示されて提示される。図13の例では、検索結果枠33に提示される。提示された回答内容がリンク情報である場合には、当該検索結果枠33内でクリック(選択)することにより、リンク情報が示すインターネットアドレス等のリンク先に画面が遷移するよう構成してもよい。
以上の手順により、作業者が作業情報と質問情報を入力するだけで、作業者に対し、発生した質問や疑問点を解消するために、各作業者の業務内容やスキルに応じた最適な対策案(回答)を提示することができる。これにより、業務の責任者が直接対応しなくても作業者に対し業務をサポートすることが可能になる。
なお、本実施形態では、業務を識別する業務識別情報の一例としての「プロジェクト名」と、業務における作業段階を識別する作業段階情報の一例としての「「phase名」及び「SEQ名」」を使用して作業者の業務を特定し、回答を抽出するよう構成した。業務における作業段階が比較的多い場合には、業務識別情報だけでなく、作業段階情報を利用することにより、より細やかな検索が可能になる。作業段階に応じた最適な対策案(回答)を提示することができる。業務における作業段階が比較的少ない場合には業務識別情報のみで作業者の業務を特定してもよい。
業務を識別する業務識別情報は、各業務を一意に特定する識別IDでもよく、業務における作業段階を識別する作業段階情報は、各作業段階を一意に特定する識別IDでもよい。
端末装置2を操作する作業者は提示された回答内容で質問が解決したか否かを示す結果情報を業務支援サーバ1に送信し、業務支援サーバ1において結果情報を蓄積するよう構成してもよい。作業者は、提示された回答内容により質問が解決した場合には、解決ボタン34をクリック(選択)すると、質問が解決した旨の結果情報(解決)が業務支援サーバ1に送信される。他方、作業者は、提示された回答内容により質問が解決しなかった場合には、相談ボタン35をクリック(選択)すると、質問が解決しなかった旨の結果情報(エスカレーション)が業務支援サーバ1に送信される。
業務支援サーバ1の結果情報受付手段は、端末装置2からネットワーク及び通信部15を介して結果情報を受信して受け付ける。業務支援サーバ1の格納制御手段は、問答履歴データベースに、入力受付手段が受け付けた業務識別情報と質問内容と、当該質問内容を入力した作業者のスキル情報、すなわち、スキル情報取得手段によって取得されたスキル情報と、結果受付手段にて受け付けた結果情報を、回答内容提示手段が提示した回答内容に対応付けて新たに格納する。
問答履歴データベースに質問と回答の情報を蓄積することができる。
業務支援サーバ1の回答内容提示手段は、問答履歴データベースから、回答内容を選定抽出する際、質問が解決した旨の結果情報(解決)と対応付けられた回答内容を優先的に提示するよう構成してもよい。優先的な提示とは、例えば、結果情報(解決)と対応付けられた回答内容を、先頭に表示する、着色して表示する、などである。これにより、複数の回答が提示された場合であっても優先提示されたものから選択することができ、時間の節約になる。
端末装置2において質問が解決しなかった旨の相談ボタン35がクリック(選択)されると、当該業務(プロジェクト)の責任者に対してエスカレーション(相談)するためのエスカレーションFORMが、端末装置2の表示画面に表示される(図14)。
端末装置2を操作する作業者は、エスカレーションFORMの入力枠30に各情報を入力し、更に、不具合内容を入力枠36に記述入力できるよう構成されている。業務の具体的な内容、質問内容の他、提示された回答内容では解決しなかった理由等、不具合の内容の詳細を記述入力することができる。入力後、報告ボタン37をクリック(選択)すると、エスカレーションFORMに入力された情報は、業務支援サーバ1に送信される。
業務支援サーバ1の制御部11は、プロジェクトデータベース(図6)及びスキル情報データベース(図4)を参照して、受信した業務識別情報としてのプロジェクト名に基づいて、当該プロジェクト(業務)の責任者を特定し、当該責任者に対しエスカレーションFORMから送信された内容をエスカレーション(報告)する。
例えば、プロジェクト名が「AAA」である場合には、プロジェクトデータベース(図6)の担当者情報「MemberinfoA」のうち、最もスキルランクno.が高い担当者である社員ID「333」(担当C、係長)を責任者として特定し、当該社員ID「333」の社員に対してエスカレーションFORMの内容を報告する。報告の方法は、例えば、社員データベース(図2)に、各社員に割り当てられたメールアドレス等の宛先情報を各社員IDに対応付けて格納しておけばよい。
以上の手順により、業務支援サーバ1から質問に対する回答を得てもなお質問が解決しなかった場合に、責任者に対して相談(エスカレーション)することができる。
図13に示す質問入力画面から、解決ボタン34がクリック(選択)された後、或いは、図14に示すエスカレーションFORMから、解決ボタン34がクリック(選択)された後、工程表の表示に戻る。具体的には、質問入力画面が表示される前に表示されていた工程表が端末装置2に表示される。
図10に示す例では、担当者Aは、加減算調書を作成し印刷した後、「加減算調書チェック」(SEQ3)の作業段階に移行する。ここでも、やはり質問が生じた場合、上述した手順で図13に示す質問入力画面を開き、当該質問入力画面から業務支援サーバ1にアクセスして、回答を得る。
その後の作業段階、すなわち「加減算ファイル作成」(SEQ4)、「ツール投入」(SEQ6)、・・・、「照合」(SEQ14)においても質問が生じる都度、業務支援サーバ1から回答を得ることができる。
図10乃至図12に示すように、作業者が参照可能な工程表を利用することにより、作業者が直接責任者にエスカレーションするべき特定のケースを作業者に提示することができる。図12の工程表に示す例では、作業段階「データチェック」(SEQ13)の後の確認判定と、「照合」(SEQ14)の後の確認判定において、判定結果が否である場合や疑問が生じた場合には(X→N)、直接責任者に電話、メール、対面相談してエスカレーションする。
以上説明したように、業務支援システムSによれば、作業者が作業情報と質問情報を入力するだけで、作業者に対し、発生した質問や疑問点を解消するために、各作業者の業務内容やスキルに応じた最適な対策案(回答)を提示することができる。これにより、疑問や質問を素早く解決して業務をサポートすることが可能になる。さらに、責任者も、作業者からの質問対応に割く時間が軽減され、時間の節約になる。全体として業務遂行に要する人的コストの軽減を実現できる。
さらに、本実施形態による業務支援システムSを利用することにより、各業務に要したコストを計算し、必要に応じて確認することができる。
業務支援サーバ1は、作業者が行った作業時間を収集し、記憶部12に格納する。
図15は、作業時間を入力する入力画面の一例である。
作業者は、図15に示す入力画面(TimeLog(作業時間登録))から、作業時間を入力する。図15に示す例では、各入力枠40に、「使用者」、「プロジェクト名」、「期間」、「実働時間」、「作業時間」を入力する。「作業時間」には、作業段階である「SEQ名」と、当該作業段階ごとに実際の作業時間を入力する。
プロジェクトデータベース(図6)に、「プロジェクト名」と各プロジェクトに含まれる作業段階情報である全「SEQ名」を格納しておき(不図示)、図15に示す入力画面(TimeLog(作業時間登録))において入力された「プロジェクト名」に対応するSEQ名を抽出し、図15の「作業時間」の入力枠40中、プロジェクトに含まれる全「SEQ名」が既に入力された状態で表示するよう構成してもよい。これにより作業者は、「SEQ名」に対する作業時間だけを入力すればよく、「SEQ名」を入力する手間を省略することができる。
入力枠40に入力した後、登録ボタン41をクリック(選択)すると、入力枠40に入力された各情報が業務支援サーバ1にネットワークを介して送信される。
業務支援サーバ1では、端末装置2から各情報を収集し、記憶部12に格納する。例えば、プロジェクトデータベース(図6)に各プロジェクトに対応付けて格納してもよく、さらに社員勤怠データベース(図5)に社員ごとに格納してもよい。その他、図示したデータベースとは別のデータベースを構築してもよい。
以上のように、業務支援サーバ1にて各業務に費やした時間を蓄積することができ、業務支援サーバ1は、各業務のコストを常に把握することができる。
登録履歴ボタン42をクリック(選択)すると、作業者が登録した内容を確認することができる。例えば、「使用者」の入力枠40に「担当A」が入力されている場合には、登録履歴ボタン42をクリックすると、担当Aが過去にTimeLog(作業時間登録)により登録した作業時間情報を業務支援サーバ1から取得して端末装置2の表示画面に表示させることができる。
このように業務支援サーバ1が作業時間を収集、蓄積することにより、いつでもコストを確認することができる。図16は、コスト確認の際の入力及び表示画面の一例である。作業者は、図16に示す画面(TimeLog(コスト確認))から、コスト確認の対象を入力する。図16に示す例では、各入力枠50に、「使用者」、「プロジェクト名」、「期間」を入力する。入力後、算出ボタン51をクリック(選択)すると、入力枠50に入力された各情報が業務支援サーバ1にネットワークを介して送信される。
業務支援サーバ1では、制御部11が、端末装置2から送信された各情報に基づいて、記憶部12に格納した各業務に費やした時間の蓄積情報と、社員データベース(図2)を参照し、各作業者の給与情報或いは時間単価情報により人的コストを算出する。業務支援サーバ1は、算出したコスト情報を端末装置2に送信する。端末装置2は、業務支援サーバ1からコスト情報を受信すると、コスト表示枠52に受信したコスト情報を表示する。
以上のように、業務支援システムSを利用することにより、各業務に要したコストの算出を行うことができる。
本発明の適用範囲は上述した実施形態に限定されることはない。本発明の業務支援システムSが備える各手段を業務支援サーバ1が備えた構成としたが、複数の装置が互いにアクセス可能に構成されて成るシステムによって実現されてもよい。
1 業務支援サーバ
11 制御部
12 記憶部
13 表示部
14 入力部
15 通信部
2、3 端末装置
図17は、従来の業務の作業工程の概略図である。例えば、担当者Aが作業中に何らかの疑問点や質問が発生すると、プロジェクトリーダーなど、業務の責任者に相談(エスカレーション)する。相談されたプロジェクトリーダーは、作業者Aの質問内容を把握し、作業者Aに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Aは指示を確認し、再び作業に戻る。そして、作業が完了したとき、或いは途中段階で、同部署の同僚や先輩等、別の作業者Bにチェックしてもらうケースがある。この際にも、作業者Bは、チェック内容について質問が生じることが考えられる。そうすると、作業者Bは、やはり、プロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。プロジェクトリーダーは今度は作業者Bの質問内容を把握し、作業者Bに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Bは指示を確認し、チェックを終える。作業者Bにチェックを受けた作業者Aは作業を再開し、例えば、作業に係る書類の提出準備を行うが、再び疑問点が生じると、再びプロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。
このように、各作業者は疑問点が生じるたびに他の作業者やプロジェクトリーダーに質問を行うため、他の作業者やプロジェクトリーダーに係る作業負担が大きくなってしまう。特に、プロジェクトリーダーは、長時間部下の相談に対応しなければならない。
本発明の業務支援システムは、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムにおいて、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付手段と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段と、前記回答内容提示手段にて提示された前記回答内容により質問が解決しなかった際に、不具合の内容の入力を受け付ける手段と、前記受け付けた不具合の内容を、前記業務の責任者に報告する報告手段であって、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報に係る前記業務を務める担当者の前記作業者識別情報とをそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースとを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた業務識別情報にて特定される業務を担当する担当者のうち、前記スキル情報が示すスキルランクが最も高い担当者を前記業務の責任者として特定し報告する前記報告手段と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示手段は、前記業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
本発明の業務支援方法は、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムに含まれるコンピュータにより実行される業務支援方法において、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付工程と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得工程と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示工程と、前記回答内容提示手段にて提示された前記回答内容により質問が解決しなかった際に、不具合の内容の入力を受け付ける工程と、前記受け付けた不具合の内容を、前記業務の責任者に報告する報告工程であって、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報に係る前記業務を務める担当者の前記作業者識別情報とをそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付手段にて受け付けた業務識別情報にて特定される業務を担当する担当者のうち、前記スキル情報が示すスキルランクが最も高い担当者を前記業務の責任者として特定し報告する前記報告工程と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示工程において、前記業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
図17は、従来の業務の作業工程の概略図である。例えば、担当者Aが作業中に何らかの疑問点や質問が発生すると、プロジェクトリーダーなど、業務の責任者に相談(エスカレーション)する。相談されたプロジェクトリーダーは、作業者Aの質問内容を把握し、作業者Aに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Aは指示を確認し、再び作業に戻る。そして、作業が完了したとき、或いは途中段階で、同部署の同僚や先輩等、別の作業者Bにチェックしてもらうケースがある。この際にも、作業者Bは、チェック内容について質問が生じることが考えられる。そうすると、作業者Bは、やはり、プロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。プロジェクトリーダーは今度は作業者Bの質問内容を把握し、作業者Bに適切なアドバイスや指示を行う。作業者Bは指示を確認し、チェックを終える。作業者Bにチェックを受けた作業者Aは作業を再開し、例えば、作業に係る書類の提出準備を行うが、再び疑問点が生じると、再びプロジェクトリーダーに相談(エスカレーション)する。
このように、各作業者は疑問点が生じるたびに他の作業者やプロジェクトリーダーに質問を行うため、他の作業者やプロジェクトリーダーに係る作業負担が大きくなってしまう。特に、プロジェクトリーダーは、長時間部下の相談に対応しなければならない。
本発明の業務支援システムは、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムにおいて、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付手段と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段と、前記回答内容提示手段にて提示された前記回答内容により質問が解決しなかった際に、不具合の内容の入力を受け付ける手段と、前記受け付けた不具合の内容を、前記業務の責任者に報告する報告手段であって、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報に係る前記業務を務める担当者の前記作業者識別情報とをそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースとを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた業務識別情報にて特定される業務を担当する担当者のうち、前記スキル情報が示すスキルランクが最も高い担当者を前記業務の責任者として特定し報告する前記報告手段と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示手段は、前記業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。
本発明の業務支援方法は、業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムに含まれるコンピュータにより実行される業務支援方法において、業務を識別する業務識別情報(例:プロジェクト名)と、作業者を特定する作業者識別情報(例:社員ID)と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付工程と、複数の前記作業者の前記作業者識別情報(例:社員ID)と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報(例:スキルランクno.)と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得工程と、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示工程と、前記回答内容提示工程にて提示された前記回答内容により質問が解決しなかった際に、不具合の内容の入力を受け付ける工程と、前記受け付けた不具合の内容を、前記業務の責任者に報告する報告工程であって、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報に係る前記業務を務める担当者の前記作業者識別情報とをそれぞれ対応付けて格納する業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付工程にて受け付けた業務識別情報にて特定される業務を担当する担当者のうち、前記スキル情報が示すスキルランクが最も高い担当者を前記業務の責任者として特定し報告する前記報告工程と、を有することを特徴とする。
前記回答内容提示工程において、前記業務データベース(例:プロジェクトDB)と、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示するよう構成してもよい。

Claims (10)

  1. 業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援システムにおいて、
    業務を識別する業務識別情報と、作業者を特定する作業者識別情報と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付手段と、
    複数の前記作業者の前記作業者識別情報と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得手段と、
    過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示手段と、
    を有することを特徴とする業務支援システム。
  2. 前記回答内容提示手段にて提示された前記回答内容により、前記入力受付手段にて入力した質問が解決したか否かを示す結果情報の入力を受け付ける結果受付手段と、
    前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報及び前記質問内容と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、前記結果受付手段にて受け付けた前記結果情報を、前記回答内容提示手段が提示した前記回答内容に対応付けて前記問答履歴データベースに新たに格納する格納制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の業務支援システム。
  3. 前記回答内容提示手段は、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する際に、質問が解決した旨の内容を示す前記結果情報と対応付けられた前記回答内容を優先的に提示することを特徴とする請求項2に記載の業務支援システム。
  4. 前記回答内容提示手段は、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報ごとに前記業務を担当する担当者情報をそれぞれ対応付けて格納する業務データベースと、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の業務支援システム。
  5. 前記問答履歴データベースは、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、さらに、業務における作業段階を識別する作業段階情報を対応付けて格納し、
    前記入力受付手段は、業務における作業段階を識別する作業段階情報の入力を受け付け、
    前記回答内容提示手段は、前記入力受付手段にて受け付けた前記業務識別情報と前記作業段階情報と、前記スキル情報取得手段にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付手段にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の業務支援システム。
  6. 業務を実行する作業者によって入力された質問に対し、当該質問に対する回答を前記作業者に提示して業務を支援する業務支援方法において、
    業務を識別する業務識別情報と、作業者を特定する作業者識別情報と、業務において発生した質問内容の入力を受け付ける入力受付工程と、
    複数の前記作業者の前記作業者識別情報と、各前記作業者のスキルを示すスキル情報と、をそれぞれ対応付けて格納するスキル情報データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記作業者識別情報に対応する前記スキル情報を前記スキル情報データベースから取得するスキル情報取得工程と、
    過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、を対応付けて格納する問答履歴データベースを参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する回答内容提示工程と、
    を有することを特徴とする業務支援方法。
  7. 前記回答内容提示工程にて提示された前記回答内容により、前記入力受付工程にて入力した質問が解決したか否かを示す結果情報の入力を受け付ける結果受付工程と、
    前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報及び前記質問内容と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、前記結果受付工程にて受け付けた前記結果情報を、前記回答内容提示工程が提示した前記回答内容に対応付けて前記問答履歴データベースに新たに格納する格納制御工程と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の業務支援方法。
  8. 前記回答内容提示工程において、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示する際に、質問が解決した旨の内容を示す前記結果情報と対応付けられた前記回答内容を優先的に提示することを特徴とする請求項7に記載の業務支援方法。
  9. 前記回答内容提示工程において、前記業務識別情報と、各前記業務識別情報ごとに前記業務を担当する担当者情報をそれぞれ対応付けて格納する業務データベースと、前記スキル情報データベースと、を参照して、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、類似性の高い回答内容を選定抽出して提示することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の業務支援方法。
  10. 前記問答履歴データベースは、過去の質問内容と、当該質問内容を入力した作業者の前記スキル情報と、当該質問内容に対する回答内容と、前記業務識別情報と、さらに、業務における作業段階を識別する作業段階情報を対応付けて格納し、
    前記入力受付工程にて、業務における作業段階を識別する作業段階情報の入力を受け付け、
    前記回答内容提示工程にて、前記入力受付工程にて受け付けた前記業務識別情報と前記作業段階情報と、前記スキル情報取得工程にて取得された前記スキル情報と、に基づいて、前記問答履歴データベースから、前記入力受付工程にて受け付けた質問内容に対応する前記回答内容を選定抽出して提示することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の業務支援方法。
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