JP2019053499A - 貨幣処理装置および貨幣処理システム - Google Patents

貨幣処理装置および貨幣処理システム Download PDF

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Yuta Fukunishi
祐太 福西
善朗 小家
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善朗 小家
真也 廣岡
Shinya Hirooka
真也 廣岡
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Abstract

【課題】トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理する。【解決手段】情報取得部(211)は、貨幣処理装置(20)を操作する操作者を特定する操作者情報を取得する。トレーニング制御部(42)は、情報取得部(211)により取得された操作者情報により特定される操作者によってトレーニングモードにおける貨幣処理装置(20)の操作訓練が実施された後に、操作者情報とトレーニングモードにおいて操作者により実施された貨幣処理装置(20)の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力する。【選択図】図2

Description

ここに開示する技術は、貨幣処理装置および貨幣処理システムに関する。
従来、貨幣を処理する貨幣処理装置が知られている。この種の貨幣処理装置には、操作者に対してエラー解除操作(復旧操作)を前もって体験させるエラー解除体験モード(トレーニングモード)を有するものがある。例えば、特許文献1には、少なくともエラー解除体験モードを行うことを選択できる選択手段と、選択手段によりエラー解除体験モードを行うことが選択されたときに異常状態が発生した旨の情報を出力する出力手段とを備えた貨幣処理機が開示されている。
特開2013−41572号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができない。そのため、どの操作者によってどのような貨幣処理装置の操作訓練が実施されたのかを確認することができない。
そこで、ここに開示する技術は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することが可能な貨幣処理装置を提供することを目的とする。
ここに開示する技術は、トレーニングモードを有する貨幣処理装置に関し、この貨幣処理装置は、前記貨幣処理装置を操作する操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された操作者情報により特定される操作者によって前記トレーニングモードにおける前記貨幣処理装置の操作訓練が実施された後に、該操作者情報と該トレーニングモードにおいて該操作者により実施された該貨幣処理装置の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力するトレーニング制御部とを備えている。
前記の構成では、訓練履歴情報に基づいてトレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を外部装置に出力するように構成されていてもよい。
前記の構成では、訓練履歴情報を外部装置に出力することにより、外部装置において、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
前記貨幣処理装置は、情報を印字媒体に印字する印字部を備えていてもよい。前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を前記印字部に出力するように構成されていてもよい。
前記の構成では、訓練履歴情報を印字部に出力することにより、印字部において訓練履歴情報を印字媒体に印字することができる。そして、印字媒体に印字された訓練履歴情報を参照することにより、どの操作者によってどのような貨幣処理装置の操作訓練が実施されたのかを確認することができる。
前記貨幣処理装置は、トレーニング管理テーブルを記憶するトレーニング記憶部を備えていてもよい。前記トレーニング管理テーブルには、前記トレーニングモードにおいて前記貨幣処理装置の操作訓練を実施すべき操作者である訓練対象者と、該トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち該訓練対象者が実施すべき訓練項目である必須訓練項目とが対応付けられて登録されていてもよい。前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに基づいて、前記トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目の中から前記情報取得部により取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目を決定するように構成されていてもよい。
前記の構成では、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち訓練対象者が実施すべき訓練項目を訓練対象者に適切に実施させることができる。
前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに登録された訓練対象者毎に、該トレーニング管理テーブルにおいて該訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の全部が該訓練対象者により実施された場合に、該必須訓練項目の全部が該訓練対象者により実施されたことを通知するための情報を出力するように構成されていてもよい。
前記の構成では、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち訓練対象者が実施すべき訓練項目の全部が訓練対象者により実施されたことを通知することができる。
前記訓練結果情報は、該訓練結果情報に対応付けられた操作者情報により特定される操作者により実施された訓練項目を特定する実施項目情報を含んでいてもよい。前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を前記操作者情報毎または前記実施項目情報毎に分類して出力するように構成されていてもよい。
前記の構成では、操作者情報毎または実施項目情報毎に訓練結果履歴を管理することができる。
前記トレーニング管理テーブルには、前記訓練対象者と、前記必須訓練項目と、該訓練対象者による該必須訓練項目の実施を促すための通知をすべき期限である通知期限とが対応付けられて登録されていてもよい。前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに登録された必須訓練項目毎に、該トレーニング管理テーブルにおいて該必須訓練項目に対応付けられた通知期限までに該トレーニング管理テーブルにおいて該必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者によって該必須訓練項目が実施されていない場合に、該訓練対象者による該訓練項目の実施を促すための情報を出力するように構成されていてもよい。
前記の構成では、訓練対象者による訓練項目(訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の実施を適切な時期に催促することができる。
また、ここに開示する技術は、トレーニングモードを有する貨幣処理装置と、該貨幣処理装置と通信可能に構成される管理装置とを備える貨幣処理システムに関し、この貨幣処理システムは、前記貨幣処理装置を操作する操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって取得された操作者情報により特定される操作者によって前記トレーニングモードにおける前記貨幣処理装置の操作訓練が実施された後に、該操作者情報と該トレーニングモードにおいて該操作者により実施された該貨幣処理装置の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力するトレーニング制御部とを備えている。
前記の構成では、訓練履歴情報に基づいてトレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
以上のように、ここに開示する技術によれば、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
実施形態1による貨幣処理システムの構成を例示する概念図である。 実施形態1による貨幣処理装置の構成を例示するブロック図である。 訓練履歴情報を例示する図である。 実施形態1による貨幣処理装置の動作について説明するためのフローチャートである。 操作項目一覧画面を例示する図である。 訓練項目一覧画面を例示する図である。 現物不足エラー対処法に関する操作訓練において表示される第1番目の操作説明画像を例示する図である。 現物不足エラー対処法に関する操作訓練において表示される最後の操作説明画像を例示する図である。 訓練履歴情報が印字された印字媒体を例示する図である。 訓練履歴情報を含む訓練履歴画面を例示する図である。 操作者情報毎に分類された訓練履歴情報を含む訓練履歴画面を例示する図である。 実施項目情報毎に分類された訓練履歴情報を含む訓練履歴画面を例示する図である。 トレーニング管理テーブルを例示する図である。 実施形態2による貨幣処理装置の動作について説明するためのフローチャートである。 貨幣処理装置の変形例を例示する斜視図である。
以下、実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1による貨幣処理システム10の構成を例示している。貨幣処理システム10は、貨幣処理装置20と、管理コンピュータ30(外部装置/管理装置)とを備えている。例えば、貨幣処理システム10は、銀行などの金融機関に設置されている。
〔貨幣処理装置〕
貨幣処理装置20は、貨幣を処理する。具体的には、貨幣処理装置20は、入金処理や出金処理や精査処理などの各種処理を行うように構成されている。この例では、貨幣処理装置20は、出納機を構成している。貨幣処理装置20は、紙幣処理部21と、硬貨処理部22と、有価媒体処理部23と、管理部24とを備えている。
〈紙幣処理部〉
紙幣処理部21は、紙幣および束紙幣を処理する。具体的には、紙幣処理部21は、紙幣の入金処理や出金処理や精査処理や束紙幣の生成処理や出金処理や精査処理などの各種処理を行うように構成されている。例えば、紙幣処理部21は、紙幣が投入される紙幣投入部、紙幣を払い出す紙幣払出部、紙幣を一時的に保留(収納)する一時保留部、紙幣を金種別に収納する紙幣収納部、紙幣を搬送する紙幣搬送部、紙幣に対して識別処理と計数処理とを行う紙幣識別部、束紙幣を生成する結束部、束紙幣を払い出す束紙幣払出部、束紙幣を金種別に収納する束紙幣収納部、束紙幣を搬送する束紙幣搬送部、束紙幣に対して識別処理と計数処理とを行う束紙幣識別部、これらを制御する制御部などを備えている。なお、束紙幣は、所定枚数(例えば100枚)の紙幣が帯封されて構成されている。
〈硬貨処理部〉
硬貨処理部22は、硬貨および包装硬貨を処理する。具体的には、硬貨処理部22は、硬貨の入金処理や出金処理や精査処理や包装硬貨の生成処理や出金処理や精査処理などの各種処理を行うように構成されている。例えば、硬貨処理部22は、硬貨が投入される硬貨投入部、硬貨を払い出す硬貨払出部、硬貨を一時的に保留(収納)する一時保留部、硬貨を金種別に収納する硬貨収納部、硬貨を搬送する硬貨搬送部、硬貨に対して識別処理と計数処理とを行う硬貨識別部、包装硬貨を生成する包装部、包装硬貨を払い出す包装硬貨払出部、包装硬貨を金種別に収納する包装硬貨収納部、包装硬貨を搬送する包装硬貨搬送部、これらを制御する制御部などを備えている。なお、包装硬貨は、所定枚数(例えば50枚)の硬貨が包装されて構成されている。
〈有価媒体処理部〉
有価媒体処理部23は、有価媒体を処理する。具体的には、有価媒体処理部23は、有価媒体の入金処理や出金処理などの各種処理を行うように構成されている。例えば、有価媒体処理部23は、有価媒体が投入される有価媒体投入部、有価媒体を払い出す有価媒体払出部、有価媒体を一時的に保留(収納)する有価媒体一時保留部、有価媒体を収納する有価媒体収納部、有価媒体を搬送する有価媒体搬送部、有価媒体を撮像して有価媒体の画像を取得する撮像部、これらを制御する制御部などを備えている。なお、有価媒体処理部23に投入される有価媒体は、例えば、損券や旧券や小切手や手形など紙幣処理部21において処理することができない紙葉類である。
〈管理部〉
管理部24は、貨幣処理装置20の各部(この例では紙幣処理部21と硬貨処理部22と有価媒体処理部23)を管理する。具体的には、管理部24は、操作表示部201と、記憶部202と、印字部203と、通信部204と、制御部205とを備えている。
《操作表示部》
操作表示部201は、操作部211と表示部212とを有している。例えば、操作表示部201は、タッチパネルによって構成されている。
操作部211は、操作者による操作が与えられ、その操作者による操作に応じて情報を入力するように構成されている。これにより、操作者は、操作部211を操作して貨幣処理装置20に各種処理を行わせることができる。すなわち、貨幣処理装置20は、操作部211に与えられた操作者による操作に応答して動作するように構成されている。この例では、操作部211は、貨幣処理装置20の操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部を構成している。なお、この例では、操作者情報は、操作者に割り当てられた固有のIDである。表示部212は、貨幣処理装置20における貨幣の処理状況や貨幣の在高などの各種情報や操作者により操作することが可能な操作画面画像などの各種画像を表示するように構成されている。
《記憶部》
記憶部202は、貨幣処理装置20において行われる各種処理に関する情報(例えば貨幣処理装置20の動作を制御するために用いられる制御情報)や貨幣処理装置20において取り扱われる貨幣に関する情報(例えば貨幣処理装置20における貨幣および有価媒体の在高を示す在高情報)などの各種情報を記憶するように構成されている。例えば、記憶部202は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの汎用ストレージデバイスによって構成されている。
この例では、記憶部202は、トレーニング記憶部41を有している。すなわち、この例では、トレーニング記憶部41は、記憶部202の一部を構成している。なお、トレーニング記憶部41については、後で詳しく説明する。
《印字部》
印字部203は、貨幣処理装置20における貨幣の処理状況や貨幣の在高などの各種情報を印字媒体(例えばレシート)に印字して各種情報が印字された印字媒体を発行するように構成されている。
《通信部》
通信部204は、貨幣処理装置20(具体的には制御部205)が貨幣処理システム10の各部(この例では管理コンピュータ30)や外部機器(例えば操作者により操作されるタブレット端末11やスマートフォン12など)との間で有線通信や無線通信を行うために設けられている。
《制御部》
制御部205は、管理部24の各部(この例では操作表示部201と記憶部202と印字部203と通信部204)と信号を伝送可能に接続されている。また、制御部205は、貨幣処理装置20の各部(この例では紙幣処理部21と硬貨処理部22と有価媒体処理部23)と信号を伝送可能に接続されている。そして、制御部205は、通信部204を経由して、貨幣処理システム10の各部(この例では管理コンピュータ30)や、タブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器と通信可能となっている。また、貨幣処理装置20の各部には、貨幣の通過を検出する通過センサなどの各種センサが設けられており、これらの各種センサの検出信号は、制御部205に送信される。
そして、制御部205は、貨幣処理装置20において各種処理が行われるように、操作表示部201に与えられた操作や、貨幣処理装置20の各部(各部に設けられた各種センサを含む),貨幣処理システム10の各部,タブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器から受信した信号や情報に基づいて、貨幣処理装置20の各部を制御して貨幣処理装置20の動作を制御するように構成されている。例えば、制御部205は、CPUなどの演算処理部,演算処理部を動作させるためのプログラムや情報を記憶するメモリなどの記憶部などによって構成されている。
この例では、制御部205は、トレーニング制御部42を有している。すなわち、この例では、トレーニング制御部42は、制御部205の一部を構成している。なお、トレーニング制御部42については、後で詳しく説明する。
〔管理コンピュータ(外部装置/管理装置)〕
管理コンピュータ30は、貨幣処理システム10の各部(この例では貨幣処理装置20)と通信可能に接続されている。この例では、管理コンピュータ30は、操作部31と、表示部32と、記憶部33と、制御部34とを備えている。
〈操作部〉
操作部31は、操作者による操作が与えられ、その操作者による操作に応じて情報を入力するように構成されている。これにより、操作者は、操作部31を操作して管理コンピュータ30に各種処理を行わせることができる。すなわち、管理コンピュータ30は、操作部31に与えられた操作者による操作に応答して動作するように構成されている。例えば、操作部31は、キーボードやマウスなどによって構成されている。
〈表示部〉
表示部32は、貨幣処理システム10の各部(この例では貨幣処理装置20)における処理状況や貨幣の在高などの各種情報や操作部31を用いて操作することが可能な操作画面などの各種画像を表示するように構成されている。例えば、表示部32は、液晶表示パネルなどによって構成されている。
〈記憶部〉
記憶部33は、管理コンピュータ30において行われる各種処理に関する情報(例えば管理コンピュータ30の動作を制御するために用いられる制御情報)や、貨幣処理システム10において取り扱われる貨幣に関する情報(例えば貨幣処理システム10における貨幣および有価媒体の在高を示す在高情報)や、貨幣処理システム10の各部における処理状況に関する情報などの各種情報を記憶するように構成されている。例えば、記憶部33は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの汎用ストレージデバイスによって構成されている。
〈制御部〉
制御部34は、管理コンピュータ30の各部(この例では操作部31と表示部32と記憶部33)と信号を伝達可能に接続されている。また、制御部34は、貨幣処理システム10の各部や、タブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器と通信可能となっている。
そして、制御部34は、管理コンピュータ30において各種処理が行われるように、操作部31に与えられた操作や、貨幣処理システム10の各部,タブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器から受信した信号や情報に基づいて、管理コンピュータ30の各部を制御して管理コンピュータ30の動作を制御するように構成されている。例えば、制御部34は、CPUなどの演算処理部や、演算処理部を動作させるためのプログラムや情報を記憶するメモリなどの記憶部などによって構成されている。
〔トレーニングモード〕
貨幣処理装置20は、トレーニングモードを有している。トレーニングモードは、貨幣処理装置20の操作手順を操作者に擬似的に体験させることで貨幣処理装置20の操作訓練を操作者に実施させる運転モードのことである。
また、トレーニングモードでは、貨幣処理装置20の操作訓練に関する複数の訓練項目が準備されている。この例では、図6に示すように、トレーニングモードにおいて10個の訓練項目が準備されている。例えば、第1番目の訓練項目である「出金中エラーの解除方法」は、出金中エラーの解除方法を訓練させることができる訓練項目である。また、第6番目の訓練項目である「現物不足エラー対処法」は、残高不足で出金できないときの対処方法を訓練させることができる訓練項目である。
〔トレーニング記憶部〕
トレーニング記憶部41には、トレーニングモードにおいて利用されるトレーニング情報が記憶されている。この例では、トレーニング情報には、トレーニングモードにおいて準備されている訓練項目毎に、その訓練項目における操作手順を説明するための複数の操作説明画像が含まれている。操作説明画像には、貨幣処理装置20の操作手順に関する説明文や、貨幣処理装置20を操作するために操作表示部201に表示される操作画面の一例などが含まれている。
〔トレーニング制御部〕
トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて操作者による貨幣処理装置20の操作訓練が実施されるように、操作表示部201に与えられた操作に応答して貨幣処理装置20の動作を制御する。この例では、トレーニング制御部42は、トレーニング記憶部41に記憶されたトレーニング情報の中から操作者が実施しようとする訓練項目に対応する複数の操作説明画像を取得し、操作者により操作表示部201に与えられた操作に応答して操作表示部201に複数の操作説明画像を順に表示させる。このように、操作表示部201に複数の操作説明画像を順に表示させることにより、貨幣処理装置20の操作手順を操作者に確認させることができる。
また、トレーニング制御部42は、操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者によってトレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練が実施された後に、その操作者情報とトレーニングモードにおいて操作者(その操作者情報により特定される操作者)により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力する。
なお、この例では、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報を印字部203に出力するように構成されている。具体的には、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に記憶し、トレーニング記憶部41に記憶された訓練履歴情報を印字部203に出力する。
〔訓練履歴情報〕
次に、図3を参照して、訓練履歴情報について説明する。図3には、4つの訓練履歴情報が図示されている。
訓練履歴情報では、操作者情報と訓練結果情報とが対応付けられている。この例では、訓練結果情報には、トレーニングモードにおいて操作者により実施された訓練項目(貨幣処理装置20の操作訓練に関する訓練項目)を特定する実施項目情報と、トレーニングモードにおいて操作者により訓練項目が実施された時刻を特定する実施時刻情報とが含まれている。なお、この例では、実施項目情報は、トレーニングモードにおいて準備された複数の訓練項目にそれぞれ割り当てられた項目番号を示し、実施時刻情報は、年月日時分秒を示している。
例えば、図3に示した第1段目の訓練履歴情報には、「太郎」という操作者を特定する操作者情報と、「現物不足エラー対処法」という第6番目の訓練項目を特定する実施項目情報と、「2017/05/15 19:00:00」という時刻を特定する実施時刻情報とが対応付けられている。すなわち、第1段目の訓練履歴情報は、「太郎」という操作者により「現物不足エラー対処法」という第6番目の訓練項目が「2017/05/15 19:00:00」という時刻に実施されたことを示している。
〔貨幣処理装置による動作〕
次に、図4を参照して、実施形態1による貨幣処理装置20による動作(トレーニングモードに関連する動作)について説明する。
〈ステップS11〉
まず、貨幣処理装置20の操作訓練を実施しようとする操作者は、貨幣処理装置20にログインするために操作表示部201を操作して操作者情報(例えばID)を入力する。操作表示部201(情報取得部)は、操作表示部201が操作されて入力された操作者情報を取得する。
〈ステップS12〉
操作者情報が取得されて貨幣処理装置20へのログインが許可されると、貨幣処理装置20の制御部205は、操作項目一覧画面を操作表示部201に表示させる。図5に示すように、操作項目一覧画面には、トレーニングモードを含む複数の操作項目(この例では12個の操作項目)が含まれている。
〈ステップS13〉
操作表示部201に表示された操作項目一覧画面において「トレーニングモード」を選択するための操作が操作表示部201に与えられると、トレーニング制御部42は、訓練項目一覧画面を操作表示部201に表示させる。図6に示すように、訓練項目一覧画面には、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目(この例では10個の訓練項目)が含まれている。
〈ステップS14〉
次に、トレーニング制御部42は、操作表示部201に表示された訓練項目一覧画面の中からいずれか1つの訓練項目を選択するための操作が操作表示部201に与えられたか否かを判定する。訓練項目一覧画面の中からいずれか1つの訓練項目を選択するための操作が与えられた場合には、ステップS15へ進み、そうでない場合には、ステップS17へ進む。
〈ステップS15〉
次に、トレーニング制御部42は、ステップS14において操作表示部201に表示された訓練項目一覧画面の中から選択された訓練項目が実施されるように、貨幣処理装置20の動作を制御する。すなわち、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて操作者による貨幣処理装置20の操作訓練が実施されるように貨幣処理装置20の動作を制御する。
例えば、図6に示した訓練項目一覧画面の中から「現物不足エラー対処法」という第6番目の訓練項目を選択するための操作が操作表示部201に与えられると、トレーニング制御部42は、トレーニング記憶部41の中から第6番目の訓練項目に対応する複数(この例では10枚)の操作説明画像を取得し、その複数の操作説明画像のうち第1番目の操作説明画像を操作表示部201に表示させる。図7に示すように、第1番目の操作説明画像には、次の操作説明画像に遷移するための前進アイコン(図7の例では「次へ」と記載されたアイコン)と、1つ前の画像(訓練項目一覧画面)に遷移するための後退アイコン(図7の例では「戻る」と記載されたアイコン)とが設けられている。
図7に示した第1番目の操作説明画像において前進アイコンを選択するための操作が操作表示部201に与えられると、トレーニング制御部42は、その操作に応答して第6番目の訓練項目に対応する複数の操作説明画像のうち第2番目の操作説明画像を操作表示部201に表示させる。このような処理が繰り返し行われて、操作者による操作に応答して第6番目の訓練項目に対応する複数(この例では10枚)の操作説明画像が操作表示部201に順に表示され、最後(この例では第10番目)の操作説明画像が操作表示部201に表示される。図8に示すように、最後の操作説明画像には、第6番目の訓練項目に関する操作訓練の実施を終了するための終了アイコン(図8の例では「終了」と記載されたアイコン)と、1つ前の画像(この例では第9番目の操作説明画像)に遷移するための後退アイコン(図8の例では「戻る」と記載されたアイコン)とが設けられている。
図8に示した最後の操作説明画像において終了アイコンを選択するための操作が操作表示部201に与えられると、トレーニング制御部42は、第6番目の訓練項目に関する操作訓練の実施が終了するように貨幣処理装置20の動作を制御する。これにより、操作者による貨幣処理装置20の操作訓練(第6番目の訓練項目に関する操作訓練)の実施が終了する。
〈ステップS16〉
操作者による貨幣処理装置20の操作訓練(ステップS14において選択された訓練項目に関する操作訓練)の実施が終了すると、トレーニング制御部42は、ステップS11において取得された操作者情報と、ステップS15において操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果とに基づいて、操作者情報と訓練結果情報(操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果に関する情報)とが対応付けられた訓練履歴情報を生成する。そして、トレーニング制御部42は、その生成された訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に出力する。トレーニング記憶部41は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を記憶する。また、トレーニング制御部42は、操作者による貨幣処理装置20の操作訓練(ステップS14において選択された訓練項目に関する操作訓練)が終了すると、訓練項目一覧画面(図6参照)を操作表示部201に表示させる。
〈ステップS17〉
次に、トレーニング制御部42は、トレーニングモードを終了するための操作が操作表示部201に与えられたか否かを判定する。トレーニングモードを終了するための操作が操作表示部201に与えられた場合には、ステップS18へ進み、そうでない場合には、ステップS14へ進む。この例では、操作表示部201に表示された訓練項目一覧画面(図6参照)に設けられたトレーニング終了アイコン(図6の例では「戻る」と記載されたアイコン)を選択するための操作が操作表示部201に与えられるまで訓練項目一覧画面の表示を継続し、訓練項目一覧画面に設けられたトレーニング終了アイコンを選択するための操作が操作表示部201に与えられると、ステップS18へ進む。
〈ステップS18〉
次に、トレーニング制御部42は、ステップS11において取得された操作者情報に関連する訓練履歴情報(すなわち貨幣処理装置20にログインしている操作者に関連する訓練履歴情報)がトレーニング記憶部41に記憶されているか否かを判定する。操作者情報に関連する訓練履歴情報がトレーニング記憶部41に記憶されている場合には、ステップS19へ進み、そうでない場合には、処理を終了する。
〈ステップS19〉
次に、トレーニング制御部42は、トレーニング記憶部41の中からステップS11において取得された操作者情報に関連する訓練履歴情報を検出し、その検出された訓練履歴情報を印字部203に出力する。印字部203は、トレーニング制御部42により与えられた訓練履歴情報を印字媒体に印字して訓練履歴情報が印字された印字媒体を発行する。
図9に示すように、印字媒体には、操作者情報により特定される操作者(図9の例では「太郎」)と、訓練結果情報に含まれる実施項目情報により特定される訓練項目(図9の例では「現物不足エラー対処法」と「出金中エラーの解除方法」)とが印字される。貨幣処理装置20にログインしている操作者は、印字部203により発行された印字媒体を参照することでトレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練の結果を確認することができる。また、操作者は、訓練履歴情報が印字された印字媒体を保管したり指導者に提出したりすることができる。
〔実施形態1による効果〕
以上のように、貨幣処理装置20を操作する操作者を特定する操作者情報とトレーニングモードにおいて操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力することにより、訓練履歴情報に基づいてトレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
また、訓練履歴情報を印字部203に出力することにより、印字部203において訓練履歴情報を印字媒体に印字することができる。そして、印字媒体に印字された訓練履歴情報を参照することにより、どの操作者によってどのような貨幣処理装置20の操作訓練が実施されたのかを確認することができる。
(実施形態1の変形例)
なお、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練(訓練項目に関する操作訓練)の実施が完了すると、訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に記憶し、トレーニング記憶部41に記憶された訓練履歴情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。操作表示部201は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を表示する。例えば、図3に示した複数の訓練履歴情報が操作表示部201に出力された場合、操作表示部201は、図10に示すような訓練履歴画像を表示する。図10に示した訓練履歴画像には、複数(図10の例では4つ)の訓練履歴情報が日時順(時刻順)に配置されている。なお、図10に示した訓練履歴画像において、「日時」の欄には、訓練履歴情報に含まれる訓練結果情報の実施時刻情報により特定される時刻が記載され、「担当者名」の欄には、訓練履歴情報に含まれる操作者情報により特定される操作者(図10の例では「太郎」または「花子」)が記載され、「完了項目」の欄には、訓練履歴情報に含まれる訓練結果情報の実施項目情報により特定される訓練項目(図10の例では「現物不足エラー対処法」または「出金中エラーの解除方法」)が記載されている。
以上のように、訓練履歴情報を操作表示部201に出力することにより、操作表示部201に訓練履歴情報を表示させることができる。そして、操作表示部201に表示された訓練履歴情報を参照することにより、どの操作者によってどのような貨幣処理装置20の操作訓練が実施されたのかを確認することができる。
また、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報を管理コンピュータ30(外部装置)に出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練(訓練項目に関する操作訓練)の実施が完了すると、訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に記憶し、トレーニング記憶部41に記憶された訓練履歴情報を通信部204を経由して管理コンピュータ30の制御部34に出力するように構成されていてもよい。管理コンピュータ30では、制御部34は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を表示部32に出力し、表示部32は、制御部34により出力された訓練履歴情報を表示する。
以上のように、訓練履歴情報を管理コンピュータ30(外部装置)に出力することにより、管理コンピュータ30において訓練履歴情報を管理することができる。これにより、管理コンピュータ30において、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の操作訓練を実施した操作者とトレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練の結果とを関連付けて管理することができる。
また、管理コンピュータ30の制御部34は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を管理コンピュータ30の表示部32に出力するように構成されていてもよい。管理コンピュータ30の表示部32は、管理コンピュータ30の制御部34により出力された訓練履歴情報を表示する。
以上のように、訓練履歴情報を表示部32に出力することにより、表示部32に訓練履歴情報を表示させることができる。そして、表示部32に表示された訓練履歴情報を参照することにより、どの操作者によってどのような貨幣処理装置20の操作訓練が実施されたのかを確認することができる。これにより、管理コンピュータ30を操作する操作者(例えば管理者)は、どの操作者によってどのような貨幣処理装置20の操作訓練が実施されたのかを随時確認することができる。
また、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報をタブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器(外部装置)に出力するように構成されていてもよい。このように構成した場合も、訓練履歴情報を管理コンピュータ30(外部装置)に出力する場合と同様の効果を得ることができる。
また、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報を操作者情報毎または実施項目情報毎に分類して出力するように構成されていてもよい。例えば、図3に示した複数(図3の例では4つ)の訓練履歴情報がトレーニング記憶部41に記憶されている場合、トレーニング制御部42は、図11に示すように複数の訓練履歴情報を操作者情報毎に分類して操作表示部201に出力するように構成されていてもよいし、図12に示すように複数の訓練履歴情報を実施項目毎に分類して操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。なお、図11に示した訓練履歴画像では、4つの訓練履歴情報が「太郎」という操作者に関連する2つの訓練履歴情報と「花子」という操作者に関連する2つの訓練履歴情報とに分類されている。図12に示した訓練履歴画像では、4つの訓練履歴情報が「現物不足エラー対処法」という訓練項目に関連する3つの訓練履歴情報と「出金中エラーの解除方法」という訓練項目に関連する1つの訓練履歴情報とに分類されている。なお、これと同様に、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報を操作者情報毎または実施項目情報毎に分類して印字部203(または管理コンピュータ30)に出力するように構成されていてもよい。
以上のように、訓練履歴情報を操作者情報毎(または実施項目情報毎)に分類して出力することにより、操作者情報毎(または実施項目情報毎)に訓練結果履歴を管理することができる。
また、トレーニング制御部42は、操作者により操作表示部201に与えられた操作に応答して訓練履歴情報を出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置の操作訓練(訓練項目に関する操作訓練)の実施が完了すると、訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に記憶し、訓練履歴情報の出力を指示するための操作が操作表示部201に与えられた場合に、トレーニング記憶部41に記憶された訓練履歴情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。なお、これと同様に、トレーニング制御部42は、操作者により操作表示部201に与えられた操作に応答して訓練履歴情報を印字部203(または管理コンピュータ30)に出力するように構成されていてもよい。
以上のように、操作者による操作に応答して訓練履歴情報を出力することにより、訓練履歴情報を任意のタイミングで出力することができる。
また、トレーニング制御部42は、複数の訓練履歴情報の中から特定の訓練履歴情報を検出するための検索条件(例えば特定の操作者や訓練項目などを指定する検索条件)が与えられた場合に、トレーニング記憶部41に記憶された複数の訓練履歴情報の中からその検索条件に合致する訓練履歴情報を検出して出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、検索条件を指定するための操作が操作表示部201に与えられた場合に、トレーニング記憶部41に記憶された複数の訓練履歴情報の中からその検索条件に合致する訓練履歴情報を検出し、その検出された訓練履歴情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。例えば、トレーニング制御部42は、「太郎」という操作者を指定する検索条件が与えられると、トレーニング記憶部41に記憶された複数の訓練履歴情報の中から「太郎」を示す操作者情報を含む訓練履歴情報を検出する。なお、これと同様に、トレーニング制御部42は、トレーニング記憶部41に記憶された複数の訓練履歴情報の中からその検索条件に合致する訓練履歴情報を検出して印字部203(または管理コンピュータ30)に出力するように構成されていてもよい。
また、トレーニング制御部42は、管理コンピュータ30(またはタブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器)から訓練履歴情報の送信要求を受信した場合に、その送信要求に応答して訓練履歴情報を管理コンピュータ30(またはタブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器)に出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、管理コンピュータ30から訓練履歴情報の送信要求を受信すると、トレーニング記憶部41に記憶された訓練履歴情報を通信部204を経由して管理コンピュータ30に出力(送信)するように構成されていてもよい。なお、訓練履歴情報の送信要求に検索条件が含まれている場合、トレーニング制御部42は、トレーニング記憶部41に記憶された複数の訓練履歴情報の中から送信要求に含まれる検索条件に合致する訓練履歴情報を検出し、その検出された訓練履歴情報を管理コンピュータ30(またはタブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器)に出力するように構成されていてもよい。
また、トレーニング制御部42は、訓練履歴情報の出力が指示された場合に、その訓練履歴情報の出力を指示する操作者の閲覧権限に応じてその訓練履歴情報の出力を許可または禁止するように構成されていてもよい。例えば、トレーニング制御部42は、操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者によって訓練履歴情報の出力が指示された場合に、その操作者がその訓練履歴情報の閲覧権限を有する操作者である場合にその訓練履歴情報の出力を許可し、その操作者がその訓練履歴情報の閲覧権限を有する操作者ではない場合にその訓練履歴情報を出力を禁止するように構成されていてもよい。
なお、操作者毎に付与される訓練履歴情報の閲覧権限は、次のように設定されていてもよい。例えば、貨幣処理装置20の操作訓練を実施すべき訓練対象者(例えば研修員)に該当する操作者については、その操作者に関連する訓練履歴情報(その操作者を特定する操作者情報を含む訓練履歴情報)の閲覧のみが許可され、訓練対象者を管理する管理者(例えば指導員)に該当する操作者については、その操作者が管理する全ての訓練対象者に関連する訓練履歴情報の閲覧が許可される。
(実施形態2)
実施形態2による貨幣処理システム10は、トレーニング記憶部41とトレーニング制御部42が実施形態1による貨幣処理システム10と異なっている。実施形態2による貨幣処理システム10のその他の構成は、実施形態1による貨幣処理システム10の構成と同様となっている。実施形態2では、トレーニング記憶部41には、トレーニング管理テーブルが記憶されている。
〔トレーニング管理テーブル〕
この例では、図13に示すように、トレーニング管理テーブルには、訓練対象者と、必須訓練項目と、実施期限と、通知期限と、実施状況とが対応付けられて登録されている。
訓練対象者は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の操作訓練を実施すべき操作者に該当する。この例では、訓練対象者の欄には、訓練対象者に該当する操作者に割り当てられた固有のIDが登録されている。
必須訓練項目は、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち訓練対象者(トレーニング管理テーブルにおいてその必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者)により実施されるべき訓練項目に該当する。この例では、必須訓練項目の欄には、必須訓練項目に割り当てられた項目番号(トレーニングモードにおいて準備された複数の訓練項目にそれぞれ割り当てられた項目番号)が登録されている。
実施期限は、トレーニング管理テーブルにおいてその実施期限に対応付けられた訓練対象者が必須訓練項目(トレーニング管理テーブルにおいてその実施期限に対応付けられた必須訓練項目)の実施を完了すべき期限に該当する。この例では、実施期限の欄には、実施期限の年月日が登録されている。
通知期限は、トレーニング管理テーブルにおいてその通知期限に対応付けられた訓練対象者による必須訓練項目(トレーニング管理テーブルにおいてその通知期限に対応付けられた必須訓練項目)の実施を促すための通知をすべき期限に該当する。この例では、通知期限の欄には、通知期限の年月日が登録されている。
実施状況は、トレーニング管理テーブルにおいてその実施状況に対応付けられた訓練対象者によって必須訓練項目(トレーニング管理テーブルにおいてその実施状況に対応付けられた必須訓練項目)が実施されたか否かを示している。なお、この例では、実施状況の欄の「済」は、訓練対象者により必須訓練項目が実施されていることを示し、実施状況の欄の「未」は、訓練対象者により必須訓練項目が実施されていないことを示している。
例えば、図13に示したトレーニング管理テーブルでは、「太郎」という操作者を示す訓練対象者と、「出金中エラーの解除方法」という第1番目の訓練項目を示す必須訓練項目と、「2017/08/31」という時刻を示す実施期限と、「2017/08/24」という時刻を示す通知期限と、「済」という実施状況とが対応付けられている。これは、「太郎」という訓練対象者(操作者)がトレーニングモードにおいて「出金中エラーの解除方法」という第1番目の訓練項目を実施すべきであり、「太郎」が「出金中エラーの解除方法」を完了すべき期限が「2017/08/31」であり、「太郎」による「出金中エラーの解除方法」の実施を促すための通知をすべき期限が「2017/08/24」であり、「太郎」により「出金中エラーの解除方法」が既に実施されていることを示している。
なお、トレーニング管理テーブルは、所定の権限を有する操作者により設定される。
〔トレーニング制御部〕
実施形態2では、トレーニング制御部42は、実施形態1と同様に、トレーニングモードにおいて操作者による貨幣処理装置20の操作訓練が実施されるように操作表示部201に与えられた操作に応答して貨幣処理装置20の動作を制御する。
また、実施形態2では、トレーニング制御部42は、実施形態1と同様に、操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者によってトレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練が実施された後に、その操作者情報とトレーニングモードにおいて操作者(その操作者情報により特定される操作者)により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力する。
なお、実施形態2では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに基づいて、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目の中から操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目を決定するように構成されている。
具体的には、この例では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中から操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目を検出する。そして、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうちトレーニング管理テーブルの中から検出された必須訓練項目(操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目)を除く他の訓練項目の実施を禁止する。例えば、操作者情報により特定される操作者が「太郎」である場合、図13に示したトレーニング管理テーブルの中から「太郎」という訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目(第1番目から第6番目までの訓練項目)が検出され、図6に示した第1番目から第10番目までの訓練項目のうち第1番目から第6番目までの訓練項目を除く第7番目から第10番目までの訓練項目の実施が禁止されることになる。
また、この例では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中から操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目を検出する。そして、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中から検出された必須訓練項目(操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目)のうち操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者によって既に実施されている必須訓練項目(この例ではトレーニング管理テーブルにおいて「済」を示した実施状況に対応付けられた必須訓練項目)の実施を禁止する。例えば、操作者情報により特定される操作者が「太郎」である場合、図13に示したトレーニング管理テーブルの中から「太郎」という訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目である第1番目から第6番目までの訓練項目が検出され、第1番目から第6番目までの訓練項目のうち「太郎」によって既に実施されている必須訓練項目である第1番目と第2番目の訓練項目の実施が禁止されることになる。
また、実施形態2では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに登録された訓練対象者毎に、トレーニング管理テーブルにおいてその訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の全部がその訓練対象者により実施された場合に、その必須訓練項目(その訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の全部がその訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)を出力するように構成されている。
具体的には、この例では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中から指定された訓練対象者(例えば操作表示部201により取得された操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者)に対応付けられた必須訓練項目を検出する。そして、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中から検出された必須訓練項目(その指定された訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目)の全部がその指定された訓練対象者により実施された場合(この例ではトレーニング管理テーブルにおいて必須訓練項目に対応付けられた実施状況の全部が「済」を示す場合)に、その必須訓練項目(その訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の全部がその指定された訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)を出力する。例えば、図13に示したトレーニング管理テーブルにおいて「太郎」に対応付けられた第1番目から第6番目までの訓練項目の全部が「太郎」により実施された場合に、第1番目から第6番目までの訓練項目の全部が「太郎」により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)が出力されることになる。
なお、訓練終了通知情報には、訓練対象者により必須訓練項目(その訓練対象者が実施すべき必須訓練項目)の全部が実施されている旨を示す情報と、その訓練対象者を特定する情報(操作者情報)と、その訓練対象者により実施された全ての必須訓練項目に関連する訓練履歴情報(その訓練対象者に該当する操作者を特定する操作者情報とその必須訓練項目に該当する訓練項目を特定する実施項目情報とを含む訓練履歴情報)とが含まれていてもよい。
また、この例では、トレーニング制御部42は、訓練終了通知情報を印字部203に出力するように構成されている。印字部203は、トレーニング制御部42により出力された訓練終了通知情報を印字媒体に印字する。
また、実施形態2では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに登録された必須訓練項目毎に、トレーニング管理テーブルにおいてその必須訓練項目に対応付けられた通知期限までにトレーニング管理テーブルにおいてその必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者によってその必須訓練項目が実施されていない場合に、その訓練対象者によるその必須訓練項目の実施を促すための情報(実施催促情報)を出力するように構成されている。
具体的には、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中からいずれ1つの必須訓練項目とその必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者とその必須訓練項目とその訓練対象者とに対応付けられた通知期限とを検出する。そして、トレーニング制御部42は、その通知期限までにその訓練対象者によってその必須訓練項目が実施されていない場合に、その訓練対象者によるその必須訓練項目の実施を促すための情報(実施催促情報)を出力する。例えば、図13に示したトレーニング管理テーブルにおいて「出金中エラーの解除方法」という必須訓練項目に対応付けられた「2017/08/24」という通知期限までに「太郎」という訓練対象者によって「出金中エラーの解除方法」という必須訓練項目が実施されていない場合(具体的には「太郎」と「出金中エラーの解除方法」とに対応付けられた実施状況が「未」を示す場合)に、「太郎」による「出金中エラーの解除方法」の実施を促すための情報(実施催促情報)が出力されることになる。
なお、この例では、トレーニング制御部42は、実施催促情報を管理コンピュータ30に出力するように構成されている。管理コンピュータ30は、トレーニング制御部42により出力された実施催促情報を表示する。
〔貨幣処理装置による動作〕
図14に示すように、実施形態2による貨幣処理装置20の動作では、実施形態1による貨幣処理装置20の動作のステップS13,S16,S17の代わりに、ステップS20,S21,S22が行われる。
〈ステップS20〉
ステップS12において操作表示部201に表示された操作項目一覧画面において「トレーニングモード」を選択するための操作が操作表示部201に与えられると、トレーニング制御部42は、訓練項目一覧画面を操作表示部201に表示させる。
なお、ステップS20では、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに基づいて、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目の中からステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目(その操作者による実施が許可された訓練項目)を決定する。そして、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうちステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目(操作者による実施が許可された訓練項目)が選択可能となり、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうちステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべきではない訓練項目(操作者による実施が禁止された訓練項目、この例では操作者が実施すべき必須訓練項目ではない訓練項目および操作者が実施済みの必須訓練項目)が選択不可となるように、訓練項目一覧画面を操作表示部201に表示させる。例えば、操作者に実施させるべきではない訓練項目(操作者による実施が禁止された訓練項目、この例では操作者が実施すべき必須訓練項目ではない訓練項目および操作者が実施済みの必須訓練項目)が訓練項目一覧画面において非表示(またはグレー表示)となる。
例えば、図13に示したトレーニング管理テーブルが用いられ、且つ、操作者情報により特定される操作者が「太郎」である場合、図6に示した第1番目から第10番目までの訓練項目のうちトレーニング管理テーブルにおいて「太郎」に対応付けられた第1番目から第6番目までの訓練項目を除く第7番目から第10番目までの訓練項目が選択不可となる。また、トレーニング管理テーブルにおいて「太郎」に対応付けられた第1番目から第6番目までの訓練項目のうち「太郎」により既に実施されている第1番目と第2番目の訓練項目が選択不可となる。
〈ステップS21〉
ステップS15において操作者による貨幣処理装置20の操作訓練(ステップS14において選択された訓練項目に関する操作訓練)の実施が終了すると、トレーニング制御部42は、ステップS11において取得された操作者情報と、ステップS15において操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果とに基づいて、操作者情報と訓練結果情報(操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果に関する情報)とが対応付けられた訓練履歴情報を生成し、その生成された訓練履歴情報をトレーニング記憶部41に出力する。トレーニング記憶部41は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を記憶する。
また、トレーニング制御部42は、ステップS11において取得された操作者情報と、ステップS15において操作者により実施された貨幣処理装置20の操作訓練の結果とに基づいて、トレーニング記憶部41に記憶されたトレーニング管理テーブルを更新する。具体的には、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに登録された実施状況のうちステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者に該当する訓練対象者とステップS15において操作者により実施された必須訓練項目とに対応付けられた実施状況を「未」から「済」に変更する。
例えば、図13に示したトレーニング管理テーブルが用いられる場合、「太郎」という操作者(訓練対象者)により「現物不足エラー対処法」という訓練項目が実施されると、トレーニング管理テーブルにおいて「太郎」と「現物不足エラー対処法」とに対応付けられた実施状況が「未」から「済」に変更されることになる。
また、トレーニング制御部42は、操作者による貨幣処理装置20の操作訓練(ステップS14において選択された訓練項目に関する操作訓練)が終了すると、訓練項目一覧画面(図5参照)を操作表示部201に表示させる。
〈ステップS22〉
次に、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルの中からステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者(すなわち貨幣処理装置20にログインしている操作者)に該当する訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目を検出し、その検出された必須訓練項目の全部が訓練対象者(操作者情報により特定される操作者)により実施されたか否かを判定する。トレーニング管理テーブルの中から検出された必須訓練項目の全部が訓練対象者(操作者情報により特定される操作者)により実施されている場合には、ステップS19へ進み、そうでない場合には、処理を終了する。
〔実施形態2による効果〕
以上のように、トレーニング管理テーブルに基づいてトレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目の中から操作表示部201(情報取得部)により取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目(その操作者による実施が許可された訓練項目)を決定することにより、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち訓練対象者が実施すべき訓練項目を訓練対象者に適切に実施させることができる。
また、トレーニング管理テーブルに登録された訓練対象者毎に、トレーニング管理テーブルにおいてその訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の全部がその訓練対象者により実施された場合に、その必須訓練項目(その訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の全部がその訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)を出力することにより、トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち訓練対象者が実施すべき訓練項目の全部が訓練対象者により実施されたことを通知することができる。
また、トレーニング管理テーブルに登録された必須訓練項目毎に、トレーニング管理テーブルにおいてその必須訓練項目に対応付けられた通知期限までに訓練対象者(トレーニング管理テーブルにおいてその必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者)によってその必須訓練項目が実施されていない場合に、その訓練対象者によるその必須訓練項目の実施を促すための情報(実施催促情報)を出力することにより、訓練対象者による訓練項目(その訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の実施を適切な時期に催促することができる。
(実施形態2の変形例)
なお、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルにおいて訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の全部がその訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)を操作表示部201(または管理コンピュータ30やタブレット端末11やスマートフォン12など)に出力するように構成されていてもよい。操作表示部201(または管理コンピュータ30やタブレット端末11やスマートフォン12など)は、トレーニング制御部42により出力された訓練終了通知情報を表示する。
また、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに登録された訓練対象者毎に、トレーニング管理テーブルにおいてその訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の一部がその訓練対象者により実施された場合に、その必須訓練項目(その訓練対象者により実施されるべき訓練項目)の一部がその訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(中間報告情報)を出力するように構成されていてもよい。
例えば、トレーニング制御部42は、図12に示したステップS22においてトレーニング管理テーブルの中から検出された必須訓練項目(ステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者に対応付けられた必須訓練項目)の全部が訓練対象者(ステップS11において取得された操作者情報により特定される操作者)により実施されていないと判定された場合に、図4に示したステップS18の処理(ステップS11において取得された操作者情報に関連する訓練履歴情報がトレーニング記憶部41に記憶されているか否かの判定)と行い、ステップS11において取得された操作者情報に関連する訓練履歴情報がトレーニング記憶部41に記憶されている場合に、その操作者情報に関連する訓練履歴情報をトレーニング記憶部41の中から検出し、その検出された訓練履歴情報を含む中間報告情報を印字部203に出力するように構成されていてもよい。
なお、中間報告情報には、訓練対象者により必須訓練項目(その訓練対象者が実施すべき必須訓練項目)の一部が実施されているが訓練対象者により実施されていない必須訓練項目が残っている旨を示す情報(例えば中間報告である旨を示す情報)と、その訓練対象者を特定する情報(操作者情報)と、その訓練対象者により実施された一部の必須訓練項目に関連する訓練履歴情報(その訓練対象者に該当する操作者を特定する操作者情報とその必須訓練項目に該当する訓練項目を特定する実施項目情報とを含む訓練履歴情報)とが含まれていてもよい。また、中間報告情報には、訓練対象者が実施すべき残りの必須訓練項目(トレーニング管理テーブルにおいてその訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目のうちその訓練対象者により実施されていない必須訓練項目、この例ではトレーニング管理テーブルにおいて「未」を示す実施状況が対応付けられた必須訓練項目)である未実施項目を特定する未実施項目情報が含まれていてもよい。
また、トレーニング制御部42は、実施催促情報(トレーニング管理テーブルにおいて訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の実施をその訓練対象者に促すための情報)に関連する訓練対象者に該当する操作者が貨幣処理装置20にログインした場合(トレーニングモードに関係なく通常業務として貨幣処理を行うために貨幣処理装置20にログインする場合も含む)に、その実施催促情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。操作表示部201は、トレーニング制御部42により出力された実施催促情報を表示する。例えば、操作表示部201に実施催促情報がポップアップ表示される。これにより、実施催促情報を対象者に速やかに伝えることができる。
また、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルに登録された情報の中から特定の情報を検出するための検索条件(例えば特定の訓練対象者や訓練項目や実施期限や通知期限や実施状況などをして得する検索条件)が与えられた場合に、トレーニング管理テーブルの中からその検索条件に合致する情報を検出して出力するように構成されていてもよい。具体的には、トレーニング制御部42は、検索条件を指定するための操作が操作表示部201に与えられた場合に、トレーニング管理テーブルの中からその検索条件に合致する情報を検出し、その検出された情報を操作表示部201に出力するように構成されていてもよい。例えば、トレーニング制御部42は、「太郎」を示す訓練対象者と「未」を示す実施状況とを指定する検索条件が与えられると、トレーニング管理テーブルの中から「太郎」を示す訓練対象者と「未」を示す実施状況とに対応する必須訓練項目と実施期限と通知期限とを検出し、それらを含む情報を出力する。これにより、「太郎」によって実施されていない必須訓練項目とその実施期限とその通知期限を確認することができる。また、例えば、トレーニング制御部42は、「出金中エラーの解除方法」を示す必須訓練項目と「未」を示す実施状況とを指定する検索条件が与えられると、トレーニング管理テーブルの中から「出金中エラーの解除方法」を示す必須訓練項目と「未」を示す実施状況とに対応する訓練対象者と実施期限と通知期限とを検出し、それらの含む情報を出力する。これにより、「出金中エラーの解除方法」を実施していない訓練対象者とその実施期限とその通知期限を確認することができる。
また、トレーニング管理テーブルにおいて、訓練対象者に指導者が対応付けられていてもよい。指導者は、トレーニングモードにおける貨幣処理装置20の操作訓練を実施する際に訓練対象者を指導すべき操作者に該当する。このようにトレーニング管理テーブルが設定されている場合、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて指導者の操作者情報(例えばID)が取得されていることを条件として貨幣処理装置20の操作訓練の実施を許可するように構成されていてもよい。また、トレーニング制御部42は、トレーニング管理テーブルにおいて指導者が対応付けられた訓練対象者に関連する訓練履歴情報を、その指導者が所有するタブレット端末11やスマートフォン12などの外部機器に出力するように構成されていてもよい。
また、トレーニング管理テーブルにおいて、訓練対象者毎に必須訓練項目の実施順番が設定されていてもよい。このようにトレーニング管理テーブルが設定されている場合、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて訓練対象者に対応付けられたn個(nは2以上の整数)の必須訓練項目のうち第k番目(kは1以上n−1以下の整数)に実施されるべき必須訓練項目が既に実施されていることを条件として第k+1番目に実施されるべき必須訓練項目の実施を許可するように構成されていてもよい。
(その他の実施形態)
なお、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の実際の動作(例えば貨幣の搬送やユニットの開閉など)が再現されるように、貨幣処理装置20の動作を制御してもよい。すなわち、トレーニングモードにおいて準備されている訓練項目には、貨幣処理装置20の動作を伴う訓練項目が含まれていてもよい。
例えば、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20から貨幣が出金される出金処理に関する操作訓練を操作者に実施させる場合に、出金処理に関する操作訓練の手順を説明するための操作説明画像を操作表示部201に表示させるとともに、次のような動作を行うように構成されていてもよい。まず、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて、操作者により指定された金種および枚数の貨幣が出金されるように、操作者による操作に応答して貨幣処理装置20の動作を制御する。これにより、貨幣の出金が擬似的に再現される。その後、トレーニング制御部42は、貨幣処理装置20から出金された貨幣を貨幣処理装置20に投入することを説明する操作説明画像を操作表示部201に表示させ、貨幣処理装置20に投入された貨幣が入金されるように貨幣処理装置20の動作を制御する。そして、トレーニング制御部42は、貨幣処理装置20から出金された貨幣の金種および枚数と貨幣処理装置20に入金(返金)された貨幣の金種および枚数とが一致することを条件として出金処理に関する操作訓練を終了する。
また、トレーニング制御部42は、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20における貨幣詰まりを解除するための処理(詰まり解除処理)を操作者に実施させる場合に、詰まり解除処理に関する操作訓練の手順を説明するための操作説明画像を操作表示部201に表示させるとともに、次のような動作を行うように構成されていてもよい。まず、トレーニング制御部42は、貨幣処理装置20内において収納部から繰り出された貨幣が所定位置まで搬送されて停止するように貨幣処理装置20の動作を制御する。これにより、貨幣処理装置20における貨幣詰まりが擬似的に再現される。次に、トレーニング制御部42は、貨幣処理装置20のカバーやユニットを順番通りに開放して貨幣処理装置20から所定位置に停止している貨幣を取り出すことを説明するための操作説明画像を操作表示部201に表示させ、その後、貨幣処理装置20から取り出された貨幣を貨幣処理装置20投入することを説明する操作説明画像を操作表示部201に表示させる。そして、トレーニング制御部42は、貨幣処理装置20から取り出された貨幣の金種および枚数と貨幣処理装置20に入金(返金)された貨幣の金種および枚数とが一致することを条件として詰まり解除処理に関する操作訓練を終了する。
また、以上の説明では、貨幣処理装置20の操作訓練を実施しようとする操作者が貨幣処理装置20にログインするために操作表示部201を操作して操作者情報を入力し、操作表示部201(情報取得部)が貨幣処理装置20にログインするために入力された操作者情報を取得し、貨幣処理装置20にログインするために入力された操作者情報と訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報がトレーニング制御部42により出力される場合(すなわちトレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の操作訓練を実施した操作者を特定する操作者情報が貨幣処理装置20にログインするときに取得される場合)を例に挙げたが、これに限らず、トレーニングモードにおいて貨幣処理装置20の操作訓練を実施した操作者を特定する操作者情報は、貨幣処理装置20にログインするときではない他のタイミングで取得されたものであってもよい。
例えば、貨幣処理装置20の操作訓練を実施しようとする操作者を指導する指導者の操作者情報(指導者に割り当てられた固有のID)を用いて貨幣処理装置20にログインしてトレーニングモードが選択された後に、貨幣処理装置20の操作訓練を実施しようとする操作者が操作表示部201を操作して操作者情報(その操作者を特定する操作者情報)を入力し、操作表示部201(情報取得部)が操作表示部201の操作により入力された操作者情報を取得し、トレーニングモードが選択された後に取得された操作者情報と訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報をトレーニング制御部42が出力するように構成されていてもよい。
また、以上の説明では、操作表示部201の操作部211が情報取得部(貨幣処理装置20の操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部)を構成している場合を例に挙げたが、これに限らず、情報取得部は、例えば、貨幣処理装置20に設けられたカードリーダ(図示を省略)によって構成されていてもよい。このカードリーダは、貨幣処理装置20の操作者が所有するカード(操作者情報を読み取り可能に構成されたカード、例えばIDカード)から操作者情報(例えばID)を読み取るように構成されている。また、情報取得部は、管理コンピュータ30の操作部31によって構成されていてもよい。
また、以上の説明では、トレーニング記憶部41が貨幣処理装置20(記憶部202)に設けられている場合を例に挙げたが、これに限らず、トレーニング記憶部41は、例えば、管理コンピュータ30(記憶部33)に設けられていてもよい。これと同様に、トレーニング制御部42が貨幣処理装置20(制御部205)に設けられている場合を例に挙げたが、これに限らず、トレーニング制御部42は、例えば、管理コンピュータ30(制御部34)に設けられていてもよい。
また、以上の説明において、貨幣処理装置20が出納機を構成している場合を例に挙げたが、例えば、図13に示すように、貨幣処理装置20は、釣銭装置を構成するものであってもよい。図13の例では、貨幣処理装置20は、硬貨を処理する硬貨釣銭機51と、紙幣を処理する紙幣釣銭機52と、貨幣処理装置20の各部(この例では硬貨釣銭機51と紙幣釣銭機52)を管理する制御端末機53(例えばPOS端末機)とを備えている。硬貨釣銭機51には、操作表示部501が設けられ、制御端末機53には、操作表示部502が設けられている。また、図13の例では、トレーニング記憶部41およびトレーニング制御部42は、硬貨釣銭機51に設けられている。また、貨幣処理装置20の操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部は、硬貨釣銭機51の操作表示部501によって構成されていてもよいし、制御端末機53の操作表示部502によって構成されていてもよいし、カードリーダ(図示を省略)によって構成されていてもよい。また、制御端末機53の印字部(図示を省略)は、トレーニング制御部42により出力された訓練履歴情報を印字媒体に印字するように構成されていてもよい。
また、以上の説明では、貨幣処理システム10が1つの貨幣処理装置20と管理コンピュータ30(管理装置)とを備えている場合を例に挙げたが、貨幣処理システム10は、複数の貨幣処理装置20と管理コンピュータ30とを備えていてもよい。すなわち、管理コンピュータ30は、複数の貨幣処理装置20と通信可能に構成されていてもよい。このような構成により、複数の貨幣処理装置20において得られた情報を管理コンピュータ30に集約することができ、管理コンピュータ30により複数台の貨幣処理装置20を管理することができる。
例えば、貨幣処理システム10が2つの貨幣処理装置20と1つの管理コンピュータ30とを備えており、2つの貨幣処理装置20および1つの管理コンピュータ30の各々にトレーニング記憶部41とトレーニング制御部42とが設けられている場合、次のような制御を行うことが可能である。例えば、トレーニング管理テーブルにおいて6つの必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者に該当する操作者によって、一方の貨幣処理装置20のトレーニングモードにおいて6つの必須訓練項目のうち2つの必須訓練項目に関する操作訓練が実施され、他方の貨幣処理装置20のトレーニングモードにおいて6つの必須訓練項目のうち残りの4つの必須訓練項目が実施された場合、一方の貨幣処理装置20に設けられたトレーニング制御部42は、一方の貨幣処理装置20のトレーニングモードにおいて実施された2つの必須訓練項目にそれぞれ対応する2つの訓練履歴情報を管理コンピュータ30に出力し、他方の貨幣処理装置20に設けられたトレーニング制御部42は、他方の貨幣処理装置20のトレーニングモードにおいて実施された4つの必須訓練項目にそれぞれ対応する4つの訓練履歴情報を管理コンピュータ30に出力することができる。これにより、一方の貨幣処理装置20において得られた2つの訓練履歴情報と他方の貨幣処理装置20において得られた4つの訓練履歴情報とを管理コンピュータ30に集約することができる。そして、管理コンピュータ30に設けられたトレーニング記憶部41は、2つの貨幣処理装置20において得られた6つの訓練履歴情報を記憶することができる。また、管理コンピュータ30に設けられたトレーニング制御部42は、2つの貨幣処理装置20において得られた6つの訓練履歴情報に基づいて、トレーニング管理テーブルにおいて上記の訓練対象者に対応付けられた6つの必須訓練項目の全部が上記の訓練対象者により実施されたことを確認することができ、その必須訓練項目の全部が上記の訓練対象者により実施されたことを通知するための情報(訓練終了通知情報)を出力することができる。
また、以上の実施形態および変形例を適宜組み合わせて実施してもよい。以上の実施形態および変形例は、本質的に好ましい例示であって、ここに開示する技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、ここに開示する技術は、貨幣処理装置として有用である。
10 貨幣処理システム
20 貨幣処理装置
21 紙幣処理部
22 硬貨処理部
23 有価媒体処理部
24 管理部
201 操作表示部
211 操作部(情報取得部)
212 表示部
202 記憶部
203 印字部
204 通信部
205 制御部
30 管理コンピュータ(外部装置/管理装置)
31 操作部
32 表示部
33 記憶部
34 制御部
41 トレーニング記憶部
42 トレーニング制御部

Claims (8)

  1. トレーニングモードを有する貨幣処理装置であって、
    前記貨幣処理装置を操作する操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された操作者情報により特定される操作者によって前記トレーニングモードにおける前記貨幣処理装置の操作訓練が実施された後に、該操作者情報と該トレーニングモードにおいて該操作者により実施された該貨幣処理装置の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力するトレーニング制御部とを備えている
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を外部装置に出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  3. 請求項1または2において、
    情報を印字媒体に印字する印字部を備え、
    前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を前記印字部に出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    トレーニング管理テーブルを記憶するトレーニング記憶部を備え、
    前記トレーニング管理テーブルには、前記トレーニングモードにおいて前記貨幣処理装置の操作訓練を実施すべき操作者である訓練対象者と、該トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目のうち該訓練対象者が実施すべき訓練項目である必須訓練項目とが対応付けられて登録されており、
    前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに基づいて、前記トレーニングモードにおいて準備されている複数の訓練項目の中から前記情報取得部により取得された操作者情報により特定される操作者に実施させるべき訓練項目を決定する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  5. 請求項4において、
    前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに登録された訓練対象者毎に、該トレーニング管理テーブルにおいて該訓練対象者に対応付けられた必須訓練項目の全部が該訓練対象者により実施された場合に、該必須訓練項目の全部が該訓練対象者により実施されたことを通知するための情報を出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記訓練結果情報は、該訓練結果情報に対応付けられた操作者情報により特定される操作者により実施された訓練項目を特定する実施項目情報を含み、
    前記トレーニング制御部は、前記訓練履歴情報を前記操作者情報毎または前記実施項目情報毎に分類して出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  7. 請求項4または5において、
    前記トレーニング管理テーブルには、前記訓練対象者と、前記必須訓練項目と、該訓練対象者による該必須訓練項目の実施を促すための通知をすべき期限である通知期限とが対応付けられて登録されており、
    前記トレーニング制御部は、前記トレーニング管理テーブルに登録された必須訓練項目毎に、該トレーニング管理テーブルにおいて該必須訓練項目に対応付けられた通知期限までに該トレーニング管理テーブルにおいて該必須訓練項目に対応付けられた訓練対象者によって該必須訓練項目が実施されていない場合に、該訓練対象者による該必須訓練項目の実施を促すための情報を出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  8. トレーニングモードを有する貨幣処理装置と、該貨幣処理装置と通信可能に構成される管理装置とを備える貨幣処理システムであって、
    前記貨幣処理装置を操作する操作者を特定する操作者情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された操作者情報により特定される操作者によって前記トレーニングモードにおける前記貨幣処理装置の操作訓練が実施された後に、該操作者情報と該トレーニングモードにおいて該操作者により実施された該貨幣処理装置の操作訓練の結果に関する訓練結果情報とが対応付けられた訓練履歴情報を出力するトレーニング制御部とを備えている
    ことを特徴とする貨幣処理システム。
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