JP2015125323A - 投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム - Google Patents
投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015125323A JP2015125323A JP2013270301A JP2013270301A JP2015125323A JP 2015125323 A JP2015125323 A JP 2015125323A JP 2013270301 A JP2013270301 A JP 2013270301A JP 2013270301 A JP2013270301 A JP 2013270301A JP 2015125323 A JP2015125323 A JP 2015125323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- display element
- airflow
- thermal resistance
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】実施形態による投射装置は、光源から照射された光を変調して射出する表示素子で発生する熱を放熱するための放熱部材の第1の温度と、表示素子の環境の第2の温度とを検知する。投射装置は、放熱部材と環境との間の第1の熱抵抗を取得し、第1の温度と、第2の温度と、第1の熱抵抗とを用いて表示素子の第3の温度を算出し、算出した第3の温度を用いて、エアフロー発生部が放熱部材に対して発生するエアフローの強さを制御する。
【選択図】図1
Description
図1は、第1の実施形態に係る投射装置における冷却構造を概略的に示す。図1において、投射装置1は、図示されない光源から射出された光を表示素子100により画像信号に応じて変調する。例えば、表示素子100は、端子101から供給された、画像信号に応じた駆動信号に従い駆動される。投射装置1は、表示素子100により変調した光を図示されない投射光学系を介して投射装置1から射出して、スクリーンなどの被投射媒体に投射させる。
Tm−THS=Q×θmHS …(1)
Q=(THS−Te)/θeHS …(2)
Tm−THS=(THS−Te)×θmHS/θeHS …(3)
Tm=THS+(THS−Te)×θmHS/θeHS(R) …(4)
次に、第1の実施形態の変形例について説明する。上述の第1の実施形態では、式(1)〜式(4)により表示素子100の温度Tmを算出し、当該温度Tmが所定の範囲内に収まるように制御を行っていた。これに対して、第1の実施形態の変形例では、環境における表示素子100の温度Tmに基づき目標となるヒートシンク103の目標温度THS1を決定し、ヒートシンク103の温度THSが、この目標温度THS1になるように制御を行う。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の構成を、R(赤)色、G(緑)色およびB(青)色それぞれに表示素子を設けた3板式の投射装置に適用した例である。
次に、第3の実施形態について説明する。上述の第2の実施形態では、RGB各色の表示素子40r、40gおよび40bに対してそれぞれファン50r、50gおよび50bを設けたが、これはこの例に限定されない。第3の実施形態では、1のファンにより発生したエアフローを、ダクトを用いてRGB各色の表示素子40r、40gおよび40bそれぞれに対する3のエアフローに分ける。
31 光源
40r,40g,40b,100 表示素子
50,50r,50g,50b,104 ファン
51,51r,51g,51b,110,111 温度センサ
52 ダクト
53r,53g,53b,55,105 吐出口
102 放熱ゲル
103 ヒートシンク
120 ファン制御部
121 算出部
122 変換部
123 変換テーブル
Claims (10)
- 光源から照射された光を変調して射出する表示素子で発生する熱を放熱するための放熱部材と、
前記放熱部材に対してエアフローを発生させるエアフロー発生部と、
前記放熱部材の第1の温度を検知する第1の温度センサと、
前記表示素子の環境の第2の温度を検知する第2の温度センサと、
前記放熱部材と前記環境との間の第1の熱抵抗を取得する取得部と、
前記第1の温度と、前記第2の温度と、前記第1の熱抵抗とを用いて前記表示素子の第3の温度を算出する算出部と、
前記算出部で算出された前記第3の温度を用いて前記エアフロー発生部で発生する前記エアフローの強さを制御する制御部と
を備える
ことを特徴とする投射装置。 - 前記算出部は、
前記第1の温度と、前記第2の温度と、前記第1の熱抵抗とから前記表示素子に対する熱流量を求め、該熱流量と、前記放熱部材と前記表示素子との間の予め定められた第2の熱抵抗と、該第1の温度とから前記第3の温度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 - 前記制御部は、
前記エアフロー発生部を制御して、前記算出部で算出された前記第3の温度が予め定められた温度になるように前記エアフローの強さを調整する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投射装置。 - 前記算出部は、
前記第3の温度と前記表示素子に対して予め定められた第1の目標温度との差分を、前記放熱部材に対して予め定められた初期温度に加算して前記放熱部材の第2の目標温度を算出し、
前記制御部は、
前記エアフロー発生部を制御して、前記第1の温度が前記算出部で算出された前記第2の目標温度になるように前記エアフローの強さを制御する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投射装置。 - 前記エアフローの強さを前記第1の熱抵抗に変換する変換部をさらに備え、
前記算出部は、
前記第1の熱抵抗を、前記制御部から前記エアフローの強さを取得し、取得した該エアフローの強さを前記変換部で変換して取得する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の投射装置。 - 前記第2の温度センサは、
前記エアフローの経路上であり、且つ、前記エアフロー発生部の近傍に設けられる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の投射装置。 - 前記エアフロー発生部は、羽部を回転させて前記エアフローを発生させるファン装置であって、
前記変換部は、
前記羽部の回転数を前記エアフローの強さとして用い、該回転数と前記第1の熱抵抗とを関連付けて予め記憶する変換テーブルを用いて前記変換を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の投射装置。 - 前記第1の温度センサは、
それぞれ異なる色の光を変調する複数の前記表示素子のうち1の表示素子に対応する前記放熱部材の温度を検知する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の投射装置。 - 光源から照射された光を変調して射出する表示素子で発生する熱を放熱するための放熱部材の第1の温度を検知する第1の温度検知ステップと、
前記表示素子の環境の第2の温度を検知する第2の温度検知ステップと、
前記放熱部材と前記環境との間の第1の熱抵抗を取得する取得ステップと、
前記第1の温度と、前記第2の温度と、前記第1の熱抵抗とを用いて前記表示素子の第3の温度を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された前記第3の温度を用いて、エアフロー発生部が前記放熱部材に対して発生するエアフローの強さを制御する制御ステップと
を備える
ことを特徴とする投射装置の制御方法。 - 光源から照射された光を変調して射出する表示素子で発生する熱を放熱するための放熱部材の第1の温度を検知する第1の温度検知ステップと、
前記表示素子の環境の第2の温度を検知する第2の温度検知ステップと、
前記放熱部材と前記環境との間の第1の熱抵抗を取得する取得ステップと、
前記第1の温度と、前記第2の温度と、前記第1の熱抵抗とを用いて前記表示素子の第3の温度を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された前記第3の温度を用いて、エアフロー発生部が前記放熱部材に対して発生するエアフローの強さを制御する制御ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013270301A JP6171929B2 (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013270301A JP6171929B2 (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015125323A true JP2015125323A (ja) | 2015-07-06 |
JP6171929B2 JP6171929B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=53536049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013270301A Active JP6171929B2 (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6171929B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107037674A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-08-11 | 安徽玉辉电子科技有限公司 | 一种散热式投影仪 |
JP2018049205A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶プロジェクタ装置 |
JP2018049207A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶プロジェクタ装置 |
CN115474031A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-12-13 | 峰米(重庆)创新科技有限公司 | 投影设备散热方法、装置、投影设备和存储介质 |
WO2024176847A1 (ja) * | 2023-02-24 | 2024-08-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 投影表示装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355937A (ja) * | 2001-04-09 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 電子冷却装置 |
JP2003066407A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶プロジェクタ |
JP2008170762A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
JP2010072592A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | プロジェクタ装置 |
JP2010113204A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Sanyo Electric Co Ltd | プロジェクタ装置 |
WO2011111203A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
JP2013098454A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Jvc Kenwood Corp | 電子機器及び電子機器の冷却方法 |
JP2013195490A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Seiko Epson Corp | プロジェクター |
-
2013
- 2013-12-26 JP JP2013270301A patent/JP6171929B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355937A (ja) * | 2001-04-09 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 電子冷却装置 |
JP2003066407A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶プロジェクタ |
JP2008170762A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
JP2010072592A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | プロジェクタ装置 |
JP2010113204A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Sanyo Electric Co Ltd | プロジェクタ装置 |
WO2011111203A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
US20120327316A1 (en) * | 2010-03-11 | 2012-12-27 | Takayuki Okada | Projection display device |
JP2013098454A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Jvc Kenwood Corp | 電子機器及び電子機器の冷却方法 |
JP2013195490A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Seiko Epson Corp | プロジェクター |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018049205A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶プロジェクタ装置 |
JP2018049207A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶プロジェクタ装置 |
CN107037674A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-08-11 | 安徽玉辉电子科技有限公司 | 一种散热式投影仪 |
CN115474031A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-12-13 | 峰米(重庆)创新科技有限公司 | 投影设备散热方法、装置、投影设备和存储介质 |
WO2024176847A1 (ja) * | 2023-02-24 | 2024-08-29 | 株式会社Jvcケンウッド | 投影表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6171929B2 (ja) | 2017-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6171929B2 (ja) | 投射装置および投射装置の制御方法、ならびに、プログラム | |
US8334783B2 (en) | Projection display device | |
US9769439B2 (en) | Projector and method for controlling the same the same that adjust light source output based on a corrected detected light brightness | |
US8107019B2 (en) | Projection type image display device | |
US8328387B2 (en) | LED module | |
JP2009192772A (ja) | 照明装置及び表示装置 | |
KR101102400B1 (ko) | 프로젝터의 제어방법 | |
JP2007304481A (ja) | 風速測定装置、および電子機器 | |
US20160105652A1 (en) | Projection type display apparatus and control method for projection type display apparatus | |
JP2013125221A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2013168529A (ja) | レーザ光源装置および画像表示装置 | |
JP2006154460A (ja) | 冷却装置および投射型表示装置 | |
JP4428423B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP4838397B1 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2016027540A (ja) | 光源装置およびプロジェクタ | |
JP2011523085A (ja) | デジタルシネマにおける自動化されたカラーマネージメントの方法、装置及びシステム | |
WO2013077067A1 (ja) | 光源装置、画像表示装置、および、光源装置の制御方法 | |
JP6683085B2 (ja) | 液晶プロジェクタ装置 | |
JP2015215377A (ja) | 画像表示装置及び送風ファンの制御方法 | |
US11877101B2 (en) | Image display apparatus | |
JP2016224115A (ja) | 蛍光光源装置、画像投射装置および蛍光光源制御プログラム | |
JP6680166B2 (ja) | 液晶プロジェクタ装置 | |
JP2009300479A (ja) | プロジェクタ | |
JP7118723B2 (ja) | 投射型表示装置およびプログラム | |
JP7238784B2 (ja) | 画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6171929 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |