JP4428423B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、冷却装置を組み込んで光学部品その他の対象物品を随時冷却することができるプロジェクタに関する。
たとえば液晶材料を用いた光路偏向素子といった光学部品を有する光路偏向装置やプロジェクタ等において、光学部品の温度を一定範囲に保つために、光学部品の温度の傾向を推定可能な箇所の温度を測定する内部温度センサを設置して、各温度センサの検知温度により光学部品に風を送る送風手段の制御を行うものが知られている。
また、光学部品に送風される空気の温度を測定する外部温度センサと、光学部品の温度の傾向を推定可能な箇所の温度を測定する内部温度センサとを設置して、各温度センサの検知温度により光学部品に風を送る送風手段の制御を行うものが知られている(特許文献1参照)。また、複数の温度センサを用いて機器筐体の周辺や内部の温度状況について検出し、これに応じて温度制御、表示制御及び電源制御を行うものも知られている(特許文献2参照)。
また、装置の内部温度と外部温度との温度差を検出する手段のほかに、装置にかかっている負荷量を考察する手段を設け、給排気口の塞がり等の判定をするものが知られている(特許文献3参照)。
特開2004−279924号公報 特開2001−22451号公報 特開2002−357317号公報
しかしながら、例えばプロジェクタの使用において、プロジェクタ内部の光学部品等の過熱の程度は、プロジェクタに外気を取り入れるためのエアフィルタの目詰まり等の影響により、プロジェクタの装置内部の温度だけでは、必ずしもプロジェクタの内部の光学部品等の対象物品の温度上昇の度合い等の過熱の程度を正しく推測できるとは限らない。
図4(a)〜4(c)は、従来のプロジェクタにおいて発生しうるプロジェクタ内部の温度状況について例示により説明する図である。従来のプロジェクタでは、例えばサーミスタ等を筐体内部の所定箇所に設置し、そこで測定された温度(以下「内部温度」とする)を基準として温度制御を行っている。この場合、図4(a)に示すように、サーミスタの取り付けられた位置で測定される内部温度と、偏光変換装置等の温度測定の対象物品たるべきものの温度(以下「対象物品温度」とする)とでは、室温即ち外気の温度が例えば25℃であるときに、内部温度は室温より20℃高い45℃であるのに対し、対象物品温度は、室温より40℃高い65℃となっている場合がある。このような場合であっても、プロジェクタの冷却装置等が正常に動作していれば、例えば、図4(b)のように外部環境が変化して室温が40℃に上昇したときにも、内部温度は室温より20℃高く、対象物品温度は室温より40℃高いという状態が維持され、内部温度が60℃で、対象物品温度が80℃となるものと考えられる。しかしながら、例えば冷却装置に取り付けられているエアフィルタに目詰まりが発生すること等により、冷却効果が低減する場合がある。このような場合には、内部温度と対象物品温度とでは、元々の温度上昇が大きい対象物品温度のほうが上がりやすいため、冷却効果が下がることで、例えば図4(c)に示すように、室温は25℃のままであるのに、内部温度が30℃上昇して55℃となると、より上昇しやすい対象物品温度は92.5℃となってしまうという事態が生じうる。このような場合、図4(b)と図4(c)とを比較すると分かるように、冷却を行うための重要な基準となるべき対象物品温度は図4(c)の状態のほうが高くなっているにもかかわらず、測定される外部の室温及び内部温度は、いずれも図4(c)の状態のほうが図4(b)よりも低いという状態となる。つまり、外部の室温及び内部温度に基づいて温度制御を行っても必ずしも適正なものとはならない。
従って、プロジェクタ内の光学部品に直接温度センサを取り付けて測定することが望ましいが、例えば、偏光変換素子といった光学部品は、プロジェクタ内部において通常光路上に設置される。このため、直接光学部品に温度センサを取り付けて測定することは、温度センサを光路上の影とならない位置に設置する必要があることから必ずしも容易ではない。また、取り付け箇所によっては光学部品からの熱による影響が大きく温度センサが壊れる可能性もある。
また、例えば温度のほかに装置にかかっている負荷量(例えば装置全体に供給される電源の電流値)を測定する場合には、負荷量を測定するために、温度測定のための装置とは別に負荷量を測定するための装置を備えることが必要となる。
そこで、本願発明は、対象物品の温度を直接的に測定することなく、間接的に測定される検出温度に基づきながらも的確に冷却制御を行い、対象物品の過熱を防ぐことのできるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るプロジェクタは、(a)筐体内部に収納され
た対象物品の冷却を行う冷却装置と、(b)筐体内部における冷却装置による冷却経路上
対象物品の前段に設置され、対象物品周辺のうち冷却前側の第1検出温度を測定する第1
温度センサと、(c)冷却経路上対象物品の後段に設置され、対象物品周辺のうち冷却後
側の第2検出温度を測定する第2温度センサと、(d)第1検出温度と第2検出温度とか
ら対象物品の温度に関する算出を行うとともに、当該算出の結果に基づいて冷却装置を制
御する制御装置とを備え、前記制御装置が第1検出温度を有する項と、第2検出温度から第1検出温度を引いた温度差の平方根を有する項とを含む所定の換算式により、対象物品の温度に関する算出を行う。この場合、所定の換算式としては、例えば次式のものが挙げられる。
Figure 0004428423

ここで、Tpは対象物品の推定温度、Trは第1検出温度、Tiは第2検出温度、a、b
は、例えば対象物品の発熱量やプロジェクタ内部の構成、または温度センサ等の配置等に
応じて定まる定数である。
上記プロジェクタでは、第1温度センサ及び第2温度センサにより、対象物品周辺にお
ける冷却前側と冷却後側とでの温度を測定し、測定された各検出温度から対象物品の温度
に関する算出を行うことにより、間接的に測定される推定温度に基づきながらも比較的正
確に対象物品の温度に関する情報を算出できる。さらに、算出された結果に応じて冷却装
置を適切に制御することができるので、結果として、対象物品の温度管理が可能なばかり
でなく、対象物品の過熱を防ぐことができる。また、このような換算式に従って対象物品の温度を推定することにより、対象物品の温度を直接的に測定することがなくとも、簡易かつ比較的正確に対象物品の推定温度を算出することができる。
また、本発明の具体的な態様として、制御装置が、算出の結果に基づいて冷却装置による冷却の強度の設定を行う。この場合、対象物品についての推定温度に応じた冷却の強度の設定ができる。
また、本発明の具体的な態様として、制御装置が、算出の結果の更新に応じて冷却装置の冷却の設定を変更することにより対象物品の温度変化を一定範囲内に制御する。この場合、対象物品の温度の状況をフィードバックして対象物品の温度変化に対応して冷却装置の冷却の設定を変更することができるので、対象物品の温度変化を一定範囲内に制御し、安定したプロジェクタの動作を保つことができる。
また、本発明の具体的な態様として、制御装置が、第1及び第2検出温度から対象物品の温度の推定が可能な温度データを記憶する記憶手段を備え、記憶手段の温度データを参照することにより対象物品の温度に関する算出を行う。この場合、測定された第1及び第2検出温度に基づいて記憶手段に収められた温度データを参照することで、より簡易に対象物品の温度を推定することができる。
また、本発明の具体的な態様として、対象物品が、光学部品である。この場合、対象物品をプロジェクタの使用において特に冷却の必要のある光学部品とすることで、プロジェクタの使用において適切な程度の冷却を行うことができ、プロジェクタの光学特性を適正に保つことができる。
また、本発明の具体的な態様として、光学部品が、液晶パネル、偏光板、偏光変換素子のいずれかを含む。この場合、光学部品でも特に過熱による影響の大きい液晶パネル、偏光板、偏光変換素子を対象物品とするので、安定したプロジェクタの動作を保つことができる。
また、本発明の具体的な態様として、冷却装置が、冷却風を発生させる冷却ファンを有し、第1温度センサが、対象物品に対して冷却風の上流側に設置され、第2温度センサが、対象物品に対して冷却風の下流側に設置される。この場合、プロジェクタの適切な冷却を比較的簡易かつ安価に行うことができ、かつ、比較的正確に対象物品の温度に関する情報を算出できる。
また、本発明の具体的な態様として、プロジェクタが、(a)光源からの光源光を均一化して照明光を形成する照明光源装置と、(b)照明光源装置からの照明光によって照明される光変調装置と、(c)光変調装置を経た像光を投射する投射光学系とをさらに備え、(d)照明光源装置、光変調装置及び投射光学系のうち少なくとも1つに対象物品を含む。この場合、照明光源装置、光変調装置及び投射光学系のいずれかに含まれる対象物品について温度管理が可能となり、プロジェクタ装置全体の過熱を防ぐことができる。
図1は、第1実施形態に係るプロジェクタの構造を説明するための概念図である。本実施形態におけるプロジェクタ200は、光源装置10と、均一化光学系20と、色分離光学系30と、液晶ライトバルブ40a、40b、40cと、クロスダイクロイックプリズム50と、投射レンズ60と、外部空気をプロジェクタ200内部に導入し、空冷による冷却を行う吸気ファン70と、冷却した空気を外部に排出する排気ファン71と、ファン70、71を駆動する駆動装置90と、駆動装置90等の動作を制御する制御装置80とを備える。ここで、光源装置10と均一化光学系20とは照明光源装置を構成する。なお、これらのプロジェクタ200を構成する各光学部品等は、筐体SCにより一体的に収納されている。
上記プロジェクタ200において、光源装置10は、光源ユニット11と、平行化レンズ12とを備え、均一化光学系20等を介して液晶ライトバルブ40a、40b、40cを照明するための光源光を発生する。光源ユニット11は、高圧水銀ランプ、リフレクタ等で構成される。平行化レンズ12は、光源装置10から射出された照明光の光束方向を略平行に変換する。
均一化光学系20は、光を分割して重畳するためのインテグレータ光学系を構成する第1及び第2フライアイレンズ23a、23bと、光の偏光方向を揃える偏光変換素子24と、両フライアイレンズ23a、23bを経た光を重畳させる重畳レンズ25と、光の光路を折り曲げるミラー26とを備え、これらにより均一化された略白色の照明光を形成する。均一化光学系20において、第1及び第2フライアイレンズ23a、23bは、それぞれマトリクス状に配置された複数の要素レンズからなり、第1フライアイレンズ23aを構成する要素レンズによって平行化レンズ12を経た光を分割して個別に集光し、第2フライアイレンズ23bを構成する要素レンズによって第1フライアイレンズ23aからの分割光束を適当な発散角にして射出させる。偏光変換素子24は、PBS、ミラー、位相差板等を一組の要素とするアレイで形成されており、第1フライアイレンズ23aにより分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。重畳レンズ25は、偏光変換素子24を経た照明光を全体として適宜収束させて、後段の各色の光変調装置である液晶ライトバルブ40a、40b、40cの被照明領域に対する重畳照明を可能にする。
色分離光学系30は、第1及び第2ダイクロイックミラー31a、31bと、反射ミラー32a、32b、32cと、3つのフィールドレンズ33a、33b、33cとを備え、均一化光学系20により均一化された照明光を赤(R)、緑(G)、及び青(B)の3色に分離するとともに、各色光を後段の液晶ライトバルブ40a、40b、40cへ導く。より詳しく説明すると、まず、第1ダイクロイックミラー31aは、R光、G光及びB光のうちR光を透過させG光及びB光を反射する。また、第2ダイクロイックミラー31bは、G光及びB光のうちG光を反射しB光を透過させる。次に、この色分離光学系30において、第1ダイクロイックミラー31aを透過したR光は、反射ミラー32aを経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ33aに入射する。また、第1ダイクロイックミラー31aで反射され、さらに、第2ダイクロイックミラー31bでも反射されたG光は、入射角度を調節するためのフィールドレンズ33bに入射する。さらに、第2ダイクロイックミラー31bを通過したB光は、リレーレンズLL1、LL2及び反射ミラー32b、32cを経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ33cに入射する。
液晶ライトバルブ40a、40b、40cは、入射した照明光の空間的強度分布を変調する非発光型の光変調装置であり、色分離光学系30から射出された各色光に対応してそれぞれ照明される3つの液晶パネル41a、41b、41cと、各液晶パネル41a、40b、41cの入射側にそれぞれ配置される3つの第1偏光フィルタ42a、42b、42cと、各液晶パネル41a、41b、41cの射出側にそれぞれ配置される3つの第2偏光フィルタ43a、43b、43cとを備える。第1ダイクロイックミラー31aを透過したR光は、フィールドレンズ33a等を介して液晶ライトバルブ40aに入射し、液晶ライトバルブ40aの液晶パネル41aを照明する。第1及び第2ダイクロイックミラー31a、31bの双方で反射されたG光は、フィールドレンズ33b等を介して液晶ライトバルブ40bに入射し、液晶ライトバルブ40bの液晶パネル41bを照明する。第1ダイクロイックミラー31aで反射され、第2ダイクロイックミラー31bを透過したB光は、フィールドレンズ33c等を介して液晶ライトバルブ40cに入射し、液晶ライトバルブ40cの液晶パネル41cを照明する。各液晶パネル41a〜41cは、入射した照明光の偏光方向の空間的強度分布を変調し、各液晶パネル41a〜41cにそれぞれ入射した3色の光は、各液晶パネル41a〜41cに電気的信号として入力された駆動信号或いは画像信号に応じて、画素単位で偏光状態を調節される。この際、第1偏光フィルタ42a〜42cによって、各液晶パネル41a〜41cに入射する照明光の偏光方向が調整されるとともに、第2偏光フィルタ43a〜43cによって、各液晶パネル41a〜41cから射出される変調光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。以上により、各液晶ライトバルブ40a、40b、40cは、それぞれに対応する各色の像光を形成する。
クロスダイクロイックプリズム50は、各液晶ライトバルブ40a、40b、40cからの各色の像光を合成する。より詳しく説明すると、クロスダイクロイックプリズム50は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、X字状に交差する一対の誘電体多層膜51a、51bが形成されている。一方の第1誘電体多層膜51aは、R光を反射し、他方の第2誘電体多層膜51bは、B光を反射する。クロスダイクロイックプリズム50は、液晶ライトバルブ40aからのR光を誘電体多層膜51aで反射して進行方向右側に射出させ、液晶ライトバルブ40bからのG光を誘電体多層膜51a、51bを介して直進・射出させ、液晶ライトバルブ40cからのB光を誘電体多層膜51bで反射して進行方向左側に射出させる。このようにして、クロスダイクロイックプリズム50によりR光、G光及びB光が合成され、カラー画像による画像光である合成光が形成される。
投射レンズ60は、投射光学系であり、クロスダイクロイックプリズム50を経て形成された合成光による画像光を所望の拡大率で拡大してスクリーン(不図示)上にカラーの画像を投射する。
吸気ファン70は、上述した各液晶ライトバルブ40a、40b、40cおよび偏光変換素子24等プロジェクタ200内の光路上に配置される各光学部品を空冷により冷却する。なお、図1では、一例として、吸気ファン70と排気ファン71を設置しており、吸気ファン70の吸引側には、防塵用のエアフィルタFTが取り付けられている。吸気ファン70と各光学部品の間はダクト72が接続され、外部から吸気ファン70で取り込まれた冷却空気はダクト72により各光学部品へ流れる。
排気ファン71は、光源装置10の近傍に備えられ、各光学部品を冷却した空気を外部へ排出する。光源装置10の温度がプロジェクタ内部において最も高い為、排気ファン71を光源装置10の近傍に配置すると、効率的に冷却空気の排気を行うことができる。
第1温度センサS1は、吸気ファンと70と各液晶ライトバルブ40a、40b、40cの間、すなわち吸気ファン70による冷却経路上で、冷却の対象物品である各液晶ライトバルブ40a、40b、40cの前段に設置されており、冷却前側における冷却風の温度の測定を行う。第2温度センサS2は、ダクト72から延びる冷却経路上の対象物品である各液晶ライトバルブ40a、40b、40cに対して冷却流路後段側に設置されており、冷却後側における冷却風の温度の測定を行う。第2温度センサS2は、各液晶ライトバルブ40a、40b、40cで共通のセンサとして用いる。第3温度センサS3は、光源装置10の周囲に設置され、光源装置10の周囲の空気の温度の測定を行う。各温度センサS1、S2、S3は、例えば金属酸化物を主原料とし高温にて焼結されるセラミック半導体であるサーミスタを加工したサーミスタセンサによって構成されている。なお、各温度センサS1、S2、S3は、いずれもシステム光軸OAを基準とするプロジェクタ200の光路上の影とならない位置に設置されている。
ファン駆動装置90は、制御装置80からの駆動信号に従って、プロジェクタ200内に設置された冷却ファンである吸気ファン70及び排気ファン71を駆動する。つまり、この場合、ファン70、71とファン駆動装置90とは、プロジェクタ200の光学部品の冷却を行う冷却装置として機能する。
制御装置80は、第1温度センサS1及び第2温度センサS2によりそれぞれ測定された検出温度に基づき、対象物品たる光学部品(図1の場合液晶ライトバルブ40a、40b、40c)の温度に関する算出を行うとともに、当該算出の結果に基づいてファン駆動装置90を介して吸気ファン70の制御を行う。また、第3温度センサS3により測定された検出温度に基づき、排気ファン71の制御を行う。制御装置80は、その他、光源装置10、液晶パネル41a、41b、41c等の動作を制御している。
以下、図2により、制御装置80による吸気ファン70の制御について詳しく説明する。図2は、制御装置80による温度制御を説明するための模式図である。制御装置80は、各種制御のための演算処理を行うCPU81と、演算のためのデータ等を記憶する記憶手段である記憶装置82とを備える。記憶装置82は、温度に関する処理を行うためのプログラム等が記憶されているROM82aと、検出されるデータ等を一時的に格納するRAM82bとを備える。
また、図2において、対象物品OMは、第1温度センサS1及び第2温度センサS2による温度測定の対象である。制御装置80は、第1及び第2温度センサS1、S2からの測定値を基に対象物品OMの推定温度を算出するとともに、算出された値によって吸気ファン70による対象物品OMの冷却の強度を決定する。ここで、対象物品OMとしては、温度の上昇が生じやすい光路上に配置される光学部品が考えられ、例えば、図1の場合、液晶ライトバルブ40a、40b、40cが該当する。液晶ライトバルブ40a、40b、40cは、温度が寿命に大きく影響するため温度の変化から保護する必要がある。なお、冷却の対象物品OMとなる光学部品としては、この他にも、例えば図1の偏光変換素子24も考えられる。
以下、図2を参照して、冷却の制御について説明する。まず、第1温度センサS1は、吸気ファン70からの冷却風により形成される冷却経路において対象物品OMの上流側に設置されている。これにより、第1温度センサS1は、対象物品OMのうち冷却前側の第1検出温度Trを測定する。一方、第2温度センサS2は、冷却経路において対象物品OMの下流側に設置されている。これにより、第2温度センサS2は、対象物品OMのうち冷却後側の第2検出温度Tiを測定する。つまり、第1検出温度Trとは、対象物品OMの内包する熱によって上昇する前の空気の温度であり、プロジェクタ200の設置された環境温度とほぼ等しい温度である。第2検出温度Tiとは、対象物品OMの熱を吸収したことによって上昇した後の空気の温度である。
第1及び第2温度センサS1、S2によりそれぞれ検出された第1及び第2検出温度Tr、Tiは、電気的信号として制御装置80に送信される。CPU81は、これらの信号による第1及び第2検出温度Tr、Tiの情報を記憶装置82のRAM82bに一時的に格納する。次に、CPU81は、ROM82aに格納されている換算式やテーブルデータについての情報に基づいて、第1検出温度Trと第2検出温度Tiとから対象物品OMの推定温度Tpの算出を行う。推定温度Tpの算出のための換算式は、例えば第1検出温度Trを有する第1項と、第2検出温度Tiから第1検出温度Trを引いた温度差の平方根を有する第2項とを含む次式で表される。
Figure 0004428423
ここで、a、bは、対象物品OMの発熱量やプロジェクタの内部構造等に応じて定まる定数である。なお、当該温度の算出のための上記換算式の導出について詳しくは後述する。CPU81は、RAM82に一時的に格納された検出温度Tr、Tiから、上記換算式に基づいて対象物品OMの推定温度Tpを算出すると、さらに、当該算出の結果に基づいて冷却装置による冷却の強度の設定を行う。つまり、吸気ファン70を所定の強度で動作させるための電気的信号を決定し、ファン駆動装置90に当該電気的信号を駆動信号として送信する。制御装置80からの駆動信号を受けたファン駆動装置90は、当該駆動信号に応じた出力(例えばファン電圧)で吸気ファン70を駆動する。
また、第1及び第2温度センサS1、S2は、制御装置80の制御下で常時あるいは定期的に温度検出を行う。制御装置80は、新たに第1及び第2温度センサS1、S2から検出される各検出温度Tr、Tiを受け取ると、これに応じて検出温度Tr、Tiを随時更新して対象物品OMの推定温度Tpに関する算出を行い、これに基づいて吸気ファン70による冷却の設定を変更する。これにより、制御装置80は、対象物品OMの温度の状況をフィードバックして冷却の設定を更新するので、対象物品OMの温度変化が一定範囲内に収まるようになる。
以下、上述した対象物品OMの推定温度Tpの算出のための換算式の導出について説明する。まず、図1のプロジェクタ200の筐体SCのような内部空間における空気温度の変化については、その内部空気温度の変化量ΔTi(=Ti−Tr)は、以下の式で表されることが知られている。
Figure 0004428423
ここで、Qは熱量、Cpは空気の定圧比熱、Mは流体の質量流量である。
さらに、この質量流量Mについては、次式で表されることが知られている。
Figure 0004428423
ここで、Vは流速、即ちここでは風速であり、Aは流路の断面積、ρは空気の密度である。
ここで、Qが一定であれば、Cp,A,ρは一定なので、式(1)、(2)より、内部空気温度の変化量ΔTiは、以下のように表される。
Figure 0004428423
ここで、kは、k=Q・ρ/Cp・Aであり、定数である。
一方、対象物品OMについては、物品の温度の変化量ΔTp(=Tp−Tr)と風速Vとの関係について一般に次式で表されることが知られている。
Figure 0004428423
従って、式(3)、(4)により、定数aを用いて次式の関係が得られる。
Figure 0004428423
つまり、ΔTi=Ti−Tr、ΔTp=Tp−Trであり、以下のように表わされる。
Figure 0004428423
さらに、ここでは、図2等における各温度センサS1、S2の設置位置等を考慮して、上述した式(5)にさらに補正のための定数項bを加え、推定温度Tpの算出のための換算式は、第1検出温度Trを有する第1項と、第2検出温度Tiから第1検出温度Trを引いた温度差の平方根を有する第2項とを含む次式をもって表されるものとしている。
Figure 0004428423
以下、図3を用いて、上述した定数の算出方法について、具体的な装置において実測された値と上記換算式によって計算される値とを比較することにより説明する。
図3は、第2検出温度Tiから第1検出温度Trを引いた温度変化の量と光学部品の上昇温度の変化量、および推定温度Tpとの関係を示すグラフである。横軸は第2検出温度Tiから第1検出温度Trを引いた温度を示し、縦軸は各光学部品の上昇温度を示している。なお、ここで、図3のグラフは、最も温度の上がりやすい高輝度で、液晶パネルを黒画面状態において測定したものである。図中四角、ひし形はそれぞれR光G光にそれぞれ対応する偏光板43a、43bを示し、三角はB光に対応する液晶パネル41cを示し、丸印は偏光変換素子24を示しており、バツ印は最も温度の高い偏光板43aについて上述の式により求められた推定温度Tpを示している。いずれの光学部品についても、プロジェクタ内部よりも高い温度上昇が生じる。第2検出温度Tiから第1検出温度Trを引いた温度と、部品の上昇温度は、式(5)の関係にあり、また、推定温度Tpと液晶パネル41aの上昇温度はほぼ同等の値を示し、上述の式により光学部品の上昇温度が計算できていることがわかる。また、最も温度の高い液晶パネル41aについての推定温度Tpで制御すれば、他の光学部品についても制御可能であることがわかる。
従って、プロジェクタの使用状況により、最も使用環境の厳しい光学部品に対して実施形態の各温度センサS1、S2、制御装置80、ファン70、71等を用いることにより、最適な冷却制御が可能となり、結果的にプロジェクタ装置全体の過熱を防ぐことができる。
ここで、本実施形態の制御装置80では、冷却の強度の設定において、検出温度Tr、Tiから、上記換算式に基づいて対象物品OMの推定温度Tpを算出し、算出の結果に基づいて冷却の強度の設定を行っている。これについては、検出温度Tr、Tiから上述した換算式に基づいて冷却温度を演算する場合に限らず、例えば上述した換算式や実験データ等に基づいて検出温度Tr、Tiから推定される推定温度Tpの値についてのテーブルデータを予め作成し、これを温度に関する処理を行うための対象物品OMの温度の推定が可能な温度データとしてROM82aに収めておくこともできる。この場合、CPU81は、ROM82aから当該温度データを参照することにより対象物品OMの温度に関する情報を直接得ることができるので、推定温度Tpを換算するための処理を行う必要がない。なお、この際、ROM82aは、推定温度Tpに対応させた冷却の強度の設定値即ち駆動装置90に送信すべきファン電圧の値を定める電気的信号の値についてもデータとして記憶していてもよい。
また、本実施形態では、第1及び第2温度センサS1、S2は、常時あるいは定期的に温度検出を行うことで、対象物品OMの温度の状況をフィードバックして冷却の設定を更新するものとしている。この際、設定されたファン電圧による空冷を行っても温度が上昇し続けるときには、エアフィルタFTの目詰まり等により空冷機能が低下しているものと判断して強制的に冷却の強度を上げるように設定を変更するものとできる。
本実施形態では、対象物品の温度について間接的ながら測定を行い、これに基づいて冷却装置の制御を行うため、例えば冷却効果が低下したような状態においても適切な冷却制御を行うことができる。
なお、この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
まず、上記の実施形態では、各検出温度Tr、Tiからの推定温度Tpを算出しているが、必ずしも推定温度Tpを算出する必要はなく、制御装置80は、推定温度Tpに対応する別の値を算出し、これにより吸気ファン70の強度の設定を行うものであってもよい。
また、偏光変換素子24についても、共通の推定温度Tpを用いてもよいし、偏光変換素子24専用の温度センサS2を設けても良い。温度センサS1は吸気ファン70と液晶ライトバルブ40a、40b、40c間に設けられていたが、フィルタFTと吸気ファン70の間に設けられていても良い。また、排気ファン71については別の温度センサS3の測定温度により制御しているが、吸気ファン70と同期して制御させても良い。
上記実施形態のプロジェクタ200では、光源ユニット200からの光を複数の部分光束に分割するため、一対のフライアイレンズ23a,23bを用いていたが、この発明は、このようなフライアイレンズすなわちレンズアレイを用いないプロジェクタにも適用可能である。さらに、フライアイレンズ23a,23bをロッドインテグレータに置き換えることもできる。
また、上記プロジェクタ200において、光源装置10からの光を特定方向の偏光とする偏光変換素子24を用いていたが、この発明は、このような偏光変換素子24を用いないプロジェクタにも適用可能である。但し、この場合、各温度センサS1、S2は、偏光変換素子24以外の光学部品を対象物品とすることになる。
また、上記実施形態では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合の例について説明したが、本発明は、反射型プロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。なお、光変調装置は液晶パネル等に限られず、例えばマイクロミラーを用いた光変調装置であってもよい。
また、プロジェクタとしては、投写面を観察する方向から画像投写を行う前面プロジェクタと、投写面を観察する方向とは反対側から画像投写を行う背面プロジェクタとがあるが、図1に示すプロジェクタの構成は、いずれにも適用可能である。
また、上記実施形態では、3つの液晶パネル41a〜41cを用いたプロジェクタ200の例のみを挙げたが、本発明は、1つの液晶パネルのみを用いたプロジェクタ、2つの液晶パネルを用いたプロジェクタ、或いは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタを説明する図である。 冷却の制御について説明する図である。 プロジェクタ内部の光学部品の上昇温度の変化量を示すグラフである。 (a)〜(c)は、比較例のプロジェクタ内の温度状況を説明する図である。
符号の説明
10…光源ユニット、 20…均一化光学系、 23a,23b…フライアイレンズ、 24…偏光変換素子、 25…重畳レンズ、 30…色分離光学系、 31a,31b…ダイクロイックミラー、 40a,40b,40c…液晶ライトバルブ、 41a,41b,41c…液晶パネル、 42a,42b,42c…第1偏光フィルタ、 43a,43b,43c…第2偏光フィルタ、 50…クロスダイクロイックプリズム、 60…投射レンズ、 70…吸気ファン、 71…排気ファン、 80…制御装置、 S1…第1温度センサ、 S2…第2温度センサ、 S3…第3温度センサ、 200…プロジェクタ

Claims (8)

  1. 筐体内部に収納された対象物品の冷却を行う冷却装置と、
    前記筐体内部における前記冷却装置による冷却経路上前記対象物品の前段に設置され、
    前記対象物品周辺のうち冷却前側の第1検出温度を測定する第1温度センサと、
    前記冷却経路上前記対象物品の後段に設置され、前記対象物品周辺のうち冷却後側の第
    2検出温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1検出温度と前記第2検出温度とから前記対象物品の温度に関する算出を行うと
    ともに、当該算出の結果に基づいて前記冷却装置を制御する制御装置と
    を備え
    前記制御装置は、前記第1検出温度を有する項と、前記第2検出温度から前記第1検出
    温度を引いた温度差の平方根を有する項とを含む所定の換算式により、前記対象物品の温
    度に関する算出を行う、プロジェクタ。
  2. 前記制御装置は、前記算出の結果に基づいて前記冷却装置による冷却の強度の設定を行
    う、請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記制御装置は、前記算出の結果の更新に応じて前記冷却装置の冷却の設定を変更する
    ことにより前記対象物品の温度変化を一定範囲内に制御する、請求項1記載のプロジェク
    タ。
  4. 前記制御装置は、前記第1及び第2検出温度から前記対象物品の温度の推定が可能な温
    度データを記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段の前記温度データを参照することによ
    り前記対象物品の温度に関する算出を行う、請求項1から請求項3のいずれか一項記載の
    プロジェクタ。
  5. 前記対象物品は、光学部品である、請求項1から請求項のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  6. 前記光学部品は、液晶パネル、偏光板、偏光変換素子のいずれかを含む、請求項記載のプロジェクタ。
  7. 前記冷却装置は、冷却風を発生させる冷却ファンを有し、前記第1温度センサは、前記
    対象物品に対して前記冷却風の上流側に設置され、前記第2温度センサは、前記対象物品
    に対して記冷却風の下流側に設置される、請求項1から請求項のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  8. 光源からの光源光を均一化して照明光を形成する照明光源装置と、
    前記照明光源装置からの照明光によって照明される光変調装置と、
    前記光変調装置を経た像光を投射する投射光学系と
    をさらに備え、
    前記照明光源装置、前記光変調装置及び前記投射光学系のうち少なくとも1つに前記対
    象物品を含む請求項1から請求項のいずれか一項記載のプロジェクタ。
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