JP2959037B2 - 投射型表示装置 - Google Patents
投射型表示装置Info
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- JP2959037B2 JP2959037B2 JP2101106A JP10110690A JP2959037B2 JP 2959037 B2 JP2959037 B2 JP 2959037B2 JP 2101106 A JP2101106 A JP 2101106A JP 10110690 A JP10110690 A JP 10110690A JP 2959037 B2 JP2959037 B2 JP 2959037B2
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- lamp
- display device
- temperature
- lamp tube
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は投射型液晶表示装置に関する。
[従来の技術] 従来の投射型液晶表示装置は、ランプにより発せられ
る熱による透過型液晶パネルや光学素子の温度上昇の防
止と、ランプチューブの劣化及びランプ寿命の低下の防
止のために、ランプの側面あるいは上下面等に、吹き出
し又は吸い込みタイプの冷却用ファンを有したクーリン
グ装置が用いられていた。
る熱による透過型液晶パネルや光学素子の温度上昇の防
止と、ランプチューブの劣化及びランプ寿命の低下の防
止のために、ランプの側面あるいは上下面等に、吹き出
し又は吸い込みタイプの冷却用ファンを有したクーリン
グ装置が用いられていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら光源であるランプの中には、ランプチュ
ーブのクーリング条件によりランプチューブの温度変化
を生じ、これによりランプの発光光量の変化が生じるも
のがある。このようなランプに対して従来のクーリング
装置では、ランプの明るさを常にピークにした状態で保
持することが難しいという課題を有する。そこで本発明
は、このような課題を解決するもので、その目的とする
ところは、ランプのチューブ部温度を測定して、そのチ
ューブ温度がランプの発光光量が最大となる温度で一定
となるよう冷却用ファンのモーターの回転スピードを制
御するクーリング装置を提供するものである。
ーブのクーリング条件によりランプチューブの温度変化
を生じ、これによりランプの発光光量の変化が生じるも
のがある。このようなランプに対して従来のクーリング
装置では、ランプの明るさを常にピークにした状態で保
持することが難しいという課題を有する。そこで本発明
は、このような課題を解決するもので、その目的とする
ところは、ランプのチューブ部温度を測定して、そのチ
ューブ温度がランプの発光光量が最大となる温度で一定
となるよう冷却用ファンのモーターの回転スピードを制
御するクーリング装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ランプチューブとリフレクタとを備えた光
源を有し、前記光源から出射された光束を変調して投射
する投射型表示装置であって、 前記ランプチューブの温度を測定する温度センサーと、
前記ランプチューブを冷却する冷却用ファンと、前記冷
却用ファンを駆動するモーターと、前記温度センサーか
らの出力に基づき前記モータの回転を制御する制御装置
とを備え、前記リフレクタは前記ランプチューブ側に光
を反射させる反射面を有し、前記温度センサは前記リフ
レクタの前記反射面と反対側に取り付けられてなること
を特徴とする。
源を有し、前記光源から出射された光束を変調して投射
する投射型表示装置であって、 前記ランプチューブの温度を測定する温度センサーと、
前記ランプチューブを冷却する冷却用ファンと、前記冷
却用ファンを駆動するモーターと、前記温度センサーか
らの出力に基づき前記モータの回転を制御する制御装置
とを備え、前記リフレクタは前記ランプチューブ側に光
を反射させる反射面を有し、前記温度センサは前記リフ
レクタの前記反射面と反対側に取り付けられてなること
を特徴とする。
[実施例] 第1図は、本発明の実施例におけるクーリング装置配
置図であって、ランプ1のランプチューブ14の温度はラ
ンプ1のリフレクター15に取付けられた温度センサー2
により測定される。測定データがマイコン等で構成され
た演算回路で処理された後冷却用ファン3のモーターの
駆動電圧が決定されランプクーリングが行なわれる。
置図であって、ランプ1のランプチューブ14の温度はラ
ンプ1のリフレクター15に取付けられた温度センサー2
により測定される。測定データがマイコン等で構成され
た演算回路で処理された後冷却用ファン3のモーターの
駆動電圧が決定されランプクーリングが行なわれる。
第2図は、第1図の簡単なブロック図である。
第3図は、本発明の実施例における光学系配置図であ
って、ランプ1より発した光束は、青反射ダイクロイッ
クミラー5,赤反射ダイクロイックミラー6により、赤
色,緑色,青色の三源色に分解され、赤色,緑色,青色
各々の透過型液晶パネル8,9,10を透過して、赤反射ダイ
クロイックミラー11,赤・青反射ダイクロイックミラー1
2により合成され投射レンズ13によりスクリーン等に投
射映像化される。
って、ランプ1より発した光束は、青反射ダイクロイッ
クミラー5,赤反射ダイクロイックミラー6により、赤
色,緑色,青色の三源色に分解され、赤色,緑色,青色
各々の透過型液晶パネル8,9,10を透過して、赤反射ダイ
クロイックミラー11,赤・青反射ダイクロイックミラー1
2により合成され投射レンズ13によりスクリーン等に投
射映像化される。
第4図は、ランプのチューブ温度に対するランプの明
るさの特性図である。この図からわかるようにランプの
明るさが最大となる領域があり、点灯時の種々の要因に
よるランプチューブの温度上昇あるいは温度低下により
ランプの明るさが低下してしまう。
るさの特性図である。この図からわかるようにランプの
明るさが最大となる領域があり、点灯時の種々の要因に
よるランプチューブの温度上昇あるいは温度低下により
ランプの明るさが低下してしまう。
第5図は、他の実施例の配置図であり、合成側のダイ
クロイックミラー11,12の代わりにキューブプリズムを
使用した例である。
クロイックミラー11,12の代わりにキューブプリズムを
使用した例である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、温度センサーによ
り制御された冷却ファンを配置することにより、環境条
件,ランプ積算点灯時間,ファンに固定された防塵用フ
ィルターの汚れ等によるランプチューブの温度上昇ある
いは温度低下による照度ダウンを引き起こすことなく、
常にランプのピークの明るさを保持でき明るい映像を提
供できるという効果を有する。なお、温度センサーをラ
ンプのリフレクターに取り付けるれば、より正確に温度
を測定することが可能となる。
り制御された冷却ファンを配置することにより、環境条
件,ランプ積算点灯時間,ファンに固定された防塵用フ
ィルターの汚れ等によるランプチューブの温度上昇ある
いは温度低下による照度ダウンを引き起こすことなく、
常にランプのピークの明るさを保持でき明るい映像を提
供できるという効果を有する。なお、温度センサーをラ
ンプのリフレクターに取り付けるれば、より正確に温度
を測定することが可能となる。
第1図は、本発明のクーリング装置配置図。 第2図は、ブロック図。 第3図は、本発明の実施例における光学系配置図。 第4図は、ランプのチューブ温度に対するランプの明る
さの特性図。 第5図は、他の実施例の配置図。 1……ランプ 2……温度センサー 3……冷却用ファン 4……熱線反射フィルター 5……青反射ダイクロイックミラー 6……赤反射ダイクロイックミラー 7……アルミ蒸着反射ミラー 8……赤色用透過型液晶パネル 9……緑色用透過型液晶パネル 10……青色用透過型液晶パネル 11……赤反射ダイクロイックミラー 12……赤・青反射ダイクロイックミラー 13……投射レンズ
さの特性図。 第5図は、他の実施例の配置図。 1……ランプ 2……温度センサー 3……冷却用ファン 4……熱線反射フィルター 5……青反射ダイクロイックミラー 6……赤反射ダイクロイックミラー 7……アルミ蒸着反射ミラー 8……赤色用透過型液晶パネル 9……緑色用透過型液晶パネル 10……青色用透過型液晶パネル 11……赤反射ダイクロイックミラー 12……赤・青反射ダイクロイックミラー 13……投射レンズ
Claims (1)
- 【請求項1】ランプチューブとリフレクタとを備えた光
源を有し、前記光源から出射された光束を変調して投射
する投射型表示装置であって、 前記ランプチューブの温度を測定する温度センサーと、
前記ランプチューブを冷却する冷却用ファンと、前記冷
却用ファンを駆動するモーターと、前記温度センサーか
らの出力に基づき前記モータの回転を制御する制御装置
とを備え、前記温度センサは前記リフレクタの前記ラン
プチューブに面した側と反対側に取り付けられてなるこ
とを特徴とする投射型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2101106A JP2959037B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 投射型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2101106A JP2959037B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 投射型表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04429A JPH04429A (ja) | 1992-01-06 |
JP2959037B2 true JP2959037B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14291828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2101106A Expired - Fee Related JP2959037B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 投射型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959037B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19524131A1 (de) * | 1995-07-03 | 1997-01-09 | Thomson Brandt Gmbh | Mit einem Videosignal steuerbarer Projektor |
US5829855A (en) * | 1996-02-21 | 1998-11-03 | Nikon Corporation | Projection-type display apparatus |
CN107942610A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-04-20 | 苏州佳世达光电有限公司 | 投影仪散热控制系统及方法 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP2101106A patent/JP2959037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04429A (ja) | 1992-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730 Year of fee payment: 9 |
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