JP2015122858A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧変動や高負荷での瞬停(ゲートOFF)後の再起動などにより直流電圧や負荷がステップ的に変動し、それにより大きな電流擾乱が発生して過電流ストップになる場合がある。そうした場合においても適切な電圧をモータに与え、電流擾乱を抑制できるモータ制御を実現する。
【解決手段】電流センサによって3相電流を検出し、それを座標変換器でdq軸に変換したd軸電流、q軸電流の変動をバンドパスフィルターで検出し、その変動の速さに合わせた応答の係数を係数器で乗じた電圧分をdq軸電圧補正値(ΔVd、ΔVq)とし、V/fパターンに合わせてdq軸電圧指令演算器で求めたd軸及びq軸電圧指令値に対して、dq軸電圧補正値分、d軸電圧指令値、q軸電圧指令値を補正する。
【選択図】図3

Description

この発明は、モータを駆動するV/f制御をはじめとするフィードフォワード制御を行うPWMインバータ等の電力変換装置の制御に関する発明である。
インバータによる三相交流モータ(以下単にモータと呼ぶ)のV/f制御をはじめとするフィードフォワード制御では、インバータ運転周波数と出力電圧が一定の比例関係になっていることが多く、制御が簡易で誘導モータ、同期モータを問わず用いられているが、電流を一定にするためのフィードバック制御機能を持たないため、直流電圧変動やトルク変動などの外乱が生じた場合、モータ自身の巻線による電流振動抑制能力だけで足りずに制御が不安定になり、過電流が発生しやすくなる。この時に、過電流を抑制し制御を安定化する方法としては、モータの過電流分や電流振動分を抽出して、これを基に、磁束推定値や周波数指令値、制御電圧指令値を補正するものが開示されている。
制御が不安定になった場合の磁束を安定化する方法として、誘導モータのV/f制御において、制御が不安定になった時に一次電流の励磁電流に振動が発生すると、その振動分を抽出し、q軸電圧指令値にその変化が小さくなるような極性で電圧を補正することにより、磁束を安定化する方法がある(特許文献1参照)。
また、周波数基準や直流電圧急変が引き起こすモータの力率、電流や振動を抑制する方法として、d軸電流、q軸電流の微分値を基に、三相電圧指令値の周波数を補正する方法が開示されている(特許文献2参照)。
さらに過電流抑制方法として、所定の電流制限値を超えた場合に過電流と判定し、その超過分の電流からd軸電圧とq軸電圧を補正する方法が提案されている(特許文献3参照)。
特開平5−308793号公報 特開平2−276490号公報 特開平11−150998号公報
上記のようなフィードフォワード制御における過電流抑制方法では、図1に示すような、瞬低(通常、落雷等により生じる1秒に満たない程度の電圧低下現象をいう。例えば、電源電圧の急変)や、図2に示すような定格負荷に近い高負荷での瞬停(ゲートオフ)後の再起動では、電源電圧周波数で数周期程度の短時間でインバータの直流電圧が変動することにより、インバータの出力電圧が適正な電圧、すなわち、定格直流電圧に対して制御で設定する変調率での出力電圧、から変動してしまう場合、これにより電流擾乱が発生する。
図1においては、楕円Q1で囲んだ部分に示すように、電源電圧変動が大きいかあるいは速いほど、インバータ出力電圧変動が大きくなり、その結果、電流擾乱が大きくなる。特に瞬停再起動では、図2のような再起動前後の直流電圧変動に伴って出力電圧が変動し、制御で設定した電圧と異なる電圧が出力されることにより生じる電流変動に、瞬停中の無負荷状態から高負荷へステップ的に変動するのに伴う電流変動が加わるため、電流擾乱が非常に速く大きくなる(例えば数ms〜数10msで、定格電流の数倍以上に変化するような場合が該当。以下に記載の「速く大きく」も同様の意味で用いる)。この図2において、図2(a)は高負荷時の瞬停再起動における直流電圧波形(左側の図)と負荷波形(右側の図)を示し(図中Q2で囲んだ部分では出力電圧と制御電圧は異なり、負荷が大きいほど電圧変動、電流擾乱が大きくなる。また、符号R2で示す部分は負荷が大きいほど変動が大きくなる)、図2(b)は低負荷時の瞬停再起動における直流電圧波形(左側の図)と負荷波形(右側の図)を示す(図中Q3で囲んだ部分では出力電圧と制御電圧は異なり、負荷が小さい場合、電圧変動、電流擾乱は小さい。また、符号R3で示す部分は小さな値を示し負荷変動が小さい)。例えば、特許文献1、2のように磁束や周波数を補正する方法では、対応できる応答速度に限界があり、瞬低や瞬停再起動時に発生する電流変動のように、数ms〜数10msで、定格電流の数倍以上に変化する電流擾乱を抑制するのは難しく、却って誤補正となり安定性を大きく失って脱調しやすくなるという問題がある。
また、特許文献3のように過電流が発生してからの補正では、例えば大容量インバータの場合なら、過電流による素子破壊の可能性もあり得る。その他のインバータ出力電圧補正方法としては、直流電圧を見ながら出力時の変調率補正する方法もあるが、整流後の直流電圧そのものに2fの振動があるため、変調率補正は、直流電圧に出力電圧周波数以上に長い時定数LPFをかけるなどして平滑化した値に対して行うことが多く、上記のような場合における直流電圧の急変と負荷変動により生じた、速く、かつ大きな電流変動を抑制するのは難しいという課題があった。
本発明に係るモータ駆動制御装置は、
速度指令からd軸とq軸の2軸におけるインバータのd軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出するdq軸電圧指令演算器と、
前記d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を、前記速度指令から求めた電気角を用いて座標変換し電圧指令を得る電圧指令座標変換器と、
前記電圧指令座標変換器で得られた電圧指令値をもとに、PWMゲート信号を発生するPWMゲート信号発生器と、
インバータの電源電圧を検出するとともに、監視対象となる物理量を出力するインバータ回路部と、
前記インバータ回路部から出力された電流を検出する電流センサと、
前記電流について前記電気角を用いて前記2軸への座標変換によりd軸電流とq軸電流を算出する電流算出座標変換器と、
監視対象となる物理量の変動が所定の閾値を超えたか否かを判断する物理量変動判定器と、
前記PWMゲート信号発生器のPWMゲート信号がOFFからONになったとき、あるいは、前記物理量変動判定器が電圧変動の発生を判断したときに、d軸電圧指令値またはq軸電圧指令値を補正するdq軸電圧補正器と、
を備えたものである。
また、電源電圧変動判定時以外に、何らかの理由でインバータ回路部がPWM出力を数秒停止(瞬停)し、再びゲートON(PWM出力開始)した時に、d軸電流変動検出手段によるd軸電流変動、およびq軸電流変動検出手段により検出したq軸電流変動を用いて、d軸電圧補正手段、q軸電圧補正手段により電流擾乱を抑制するよう電圧を補正する手段を備えるものである。
更に、上記電源電圧変動判定手段により電源電圧変動が発生したと判断したとき、および、インバータ回路部がPWM出力を停止(瞬停)し、再びゲートON(PWM出力開始)した時に、d軸電流変動検出手段により検出したd軸電流変動をもとにd軸電圧とq軸電圧を補正する手段を備えるものである。
本発明は、直流電圧の変動の影響が無効電流(d軸電流)として現れ、トルク外乱の影響がq軸電流に現れることに注目し、d軸電流及びq軸電流の変動を基に、電圧変動やトルク変動などの外乱が発生した場合においても、外乱の変動を抑制するのに十分な速度の応答で、それぞれd軸電圧とq軸電圧を補正することにより、これらの外乱による電流の擾乱(過電流)を抑制することができる。
また、直流電圧変動(電源電圧変動や瞬停再起動時)発生時にd軸電流変動によりd軸電圧もしくはd軸電圧とq軸電圧を補正する手段を用いる場合は、直流電圧の変動速度(V/ms)が小さい場合は、d軸電圧のみを補正し、変動速度が大きい(単位時間の変動幅が大きい)場合は、d軸電圧だけでなく、q軸電圧も補正することにより速く大きな直流電圧変動によって生じる電流擾乱を抑制することができる。
この発明が解決しようとする課題である瞬低(電源電圧の瞬時変動)とインバータの直流電圧変動の関係を示す波形図である。 この発明が解決しようとする課題である瞬停(インバータゲートOFF)から再起動(ゲートON)でのインバータの直流電圧と負荷変動の関係を示す波形図である。 この発明の実施の形態1の全体構成図である。 この発明の実施の形態1におけるdq軸電圧補正器10aによるd軸電圧補正手段の詳細を説明する図である。 この発明の実施の形態1におけるdq軸電圧補正器10aによるq軸電圧補正手段の詳細を説明する図である。 この発明の実施の形態2の全体構成図である。 この発明の実施の形態2におけるdq軸電圧補正器10bによるd軸電圧補正手段、q軸電圧補正手段の詳細を説明する図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
図3はこの実施の形態1の全体構成を示す図である。図3に示すように、実施の形態1におけるモータ駆動制御装置21は、レート制御器1、dq軸電圧指令演算器2、2相から3相への座標変換器3、瞬停ON/OFF4、PWMゲート信号発生器5、インバータ回路部6、電流センサ7、直流電圧変動判定器8、3相から2相への座標変換器9、dq軸電圧補正器10a、バンドパスフィルター(BPF)11及び12、係数器13及び14、積分器15、から構成され、モータ16の駆動を制御する。
このモータ駆動制御装置の各構成品について、個々に、以下もう少し詳しく説明する。レート制御器1は、設定されたインバータ速度設定値まで所定のレート以下の加速度でインバータ速度指令値を増加あるいは減少させる。dq軸電圧指令演算器2は、レート制御器1から出力された速度指令値からV/fパターンによって、d軸電圧指令値、q軸電圧指令値を出力する。座標変換器3は、速度指令値を積分器15で積分して得た電気角を用いて、d軸電圧指令値Vd*とq軸電圧指令値Vq*を2相から3相へ変換し、3相電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*を得る。瞬停ON/OFF4は、インバータ回路部6のPWMゲート信号出力を一時的にON/OFFさせる。PWMゲート信号発生器5は、3相電圧指令値を基にPWMゲート信号を出力する。座標変換器9は、速度指令値を積分器15で積分して得た電気角を用いて、3相電流iu,iv,iwを3相から2相へ変換し、dq軸電流(d-q軸座標上の電流の意味。以下同様)id、iqを得る。dq軸電圧補正器10aは、瞬停ON/OFF4によりPWMゲート信号出力がOFFからONになったとき、もしくは直流電圧変動判定器8が直流電圧変動発生を判定したときにdq軸電圧指令演算器2から出力されるd軸電圧指令値Vd*、及びq軸電圧指令値Vq*を補正する。また、このdq軸電圧補正器10aは、d軸電流idの変動検出用のバンドパスフィルター11、q軸電流iqの変動検出用のバンドパスフィルター12、検出したd軸電流変動Δidからd軸の電圧補正値を算出する係数器13、検出したq軸電流変動Δiqからq軸の電圧補正値を算出する係数器14から構成される。
次に、図3を用いて全体の動作を説明する。
レート制御器1は、入力された速度設定値になるように、あらかじめシステムの許容する速度変動レート値以下で現在の速度指令値を増減させる。dq軸電圧指令演算器2は、このレート制御器から出力された速度指令値からV/fパターンに従ってq軸電圧指令値Vq*を算出し、d軸電圧指令値Vd*を0(ゼロ)に設定する。定常運転時は、dq軸電圧指令演算器2の出力するdq軸電圧指令値Vd*、Vq*が、そのまま座標変換器3によって3相電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*に変換され、次いで、PWMゲート信号発生器5にて三角波キャリア比較によりPWMゲート信号が出力され、このゲート信号によりインバータ回路部6からPWM電圧がモータ16に印加される。
定常の安定したモータ駆動では上記に説明した流れとなるが、定常運転中に何らかの理由によりインバータ回路部6の電圧出力(ゲート信号出力)を一時的にON/OFFする瞬停ON/OFF制御器によりインバータの電圧出力が短時間OFFになり、その後、通常の電圧出力(PWM制御によるスイッチング素子へのゲート信号の出力(PWMゲート信号出力と定義)がONになり、インバータからPWM制御による矩形波形の電圧が出力される)がONし、制御が再開(再起動)された場合や、直流電圧変動判定器8にて直流電圧変動が発生したと判断された場合、インバータ回路部6の直流電圧やトルクのステップ変動により発生する大きな電流擾乱(過電流)を抑制するため、dq軸電圧補正器10aによる電圧補正が有効になり、dq軸電圧指令演算器2で算出したdq軸電圧指令値に対し、dq軸電圧補正器10aが出力した電圧補正値分電流が減る方向に補正した値が、d軸電圧指令値Vd*、及びq軸電圧指令値Vq*となる。
電源電圧変動で直流電圧が変動した場合、インバータ回路部6の出力電圧振幅は3相電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*の振幅から変動してしまい、その変動分の電圧により発生する電流は無効電流としてd軸電流に出る。そこで、直流電圧変動判定器8では、電流センサ7で検出し、座標変換器9で3相から2相へ変換して得られたd軸電流idとq軸電流iqのうち、d軸電流idの変動分Δidと電源電圧の変動がそれぞれ所定の閾値を越えた時に、直流電圧が変動したと判定する。直流電圧変動判定器8で直流電圧が変動したと判定した場合、dq軸電圧補正器10aによる電圧補正が有効になる。
図4はdq軸電圧補正器10aによるd軸電圧補正方法の一例を示したものである。図4(a)は電流制御によるベクトル制御を示す図、図4(b)は補正に係わる電圧指令の変動分を示す図であり、上側のΔVd*(Vd*s)はVd指令値変動分を、下側のΔVd*(Vd*s)はVd補正分をそれぞれ表す。
例えば、直流電圧変動の時定数がTvdcとすると、電圧変動の速さωvdc=1/Tvdcとなる。ベクトル制御における電流制御でこの変動による電流変動が起きない(電流が指令値に安定する)ように制御する場合、ベクトル制御での電流制御応答は、この直流電圧変動より速い応答にする。ここでは仮に電流制御応答ωccを直流電圧変動速度の2倍とすると、電流制御応答ωccは、ωcc=ωvdc×2となる。
仮に制御対象が永久磁石同期モータとして、モータのd軸リアクタンスをLdとすると、電流制御における応答をωccにするP(比例)ゲインKcp、及びI(積分)ゲインKciは、例えば次のように設計できる。
Pゲイン:Kcp=ωcc×Ld
Iゲイン:Kci=ωcc/5
図4のベクトル制御において(図4(a)参照)、idを(現在の)d軸電流、id*をd軸電流指令値とすると、ベクトル制御におけるd軸電圧指令値Vd*は下記のようになる。
Figure 2015122858
ここで、式(1)における右辺の係数(下記式(2))の分母の微分演算子sを左辺に移動させると式(3)の等式が得られる。
Figure 2015122858
Figure 2015122858
ここで、Kcpは、応答周波数ωccとLdの積であるから、応答周波数ωccが大きいほど、1/Kcpは小さくなるので、Kciは無視すると、次式(4)を得る。
Figure 2015122858
この式(4)で指令値の変動は0(ゼロ)なので、d軸電圧補正分ΔVdは式(5)で求められる。
Figure 2015122858
式(5)におけるd軸電流変動idsを抽出するのは、正弦波では単純な微分値をとる、もしくはHPFでもよいが、本実施の形態1では、PWM自身の電圧高調波やインバータ回路部6のノイズによる電流変動を除き、電圧変動によってもたらされる電流変動を抽出するためにバンドパスフィルター11を用いた。これにより、上記のPWMや回路による高調波電流による誤補正のリスクを減らすことができる。実施の形態1ではバンドパスフィルターの遮断周波数[rad/s]を上側が応答速度のωccの10倍、下側が応答速度ωccの1/10とした。
同様にして、q軸電圧補正値 ΔVq*を求めることができる。
図5はdq軸電圧補正器10aによるq軸電圧補正方法の一例を示したものである。この図に示すように、q軸電圧補正における電流制御応答ωccとそれにもとづく補正電圧算出用ゲインKcp_qはd軸電圧補正と同じく直流電圧変動に合わせてもよいし、トルク
変動に伴うq軸電流の変動速度に合わせた別の応答にしてもよい。
図5において、図5(a)は、q軸電流の電流制御によるq軸電圧の電圧補正分を求める概略のブロック図を示し、図5(b)は、トルク変動から求められる速度変動分からq軸電圧補正分を求める概略のブロック図を示す。また、図5(a)のΔVq*(Vq*s)はVq補正分を示す。また、図5(a)のKcp_qはωcc(応答周波数のこと。こ
こで応答周波数は電流変動速度の2倍に等しい)×Lqで表される。さらに、図5(b)のPmは極対数、Jmはモータ慣性、φは磁石鎖交磁束、Δωrmはモータ速度変動、Δωreは電気角(界磁角)速度変動を示す。
また、図5(b)に示すように、瞬停再起動のような大きな負荷変動によるq軸電流変動は、それによってモータ出力トルクが変動し、最終的にはモータ速度の変動をもたらす。このことに着目し、負荷変動によって生じる電流変動をより大幅に抑制するために、q軸電流の変動iqsから、トルク変動(ΔTrq*)と、これがもたらすモータの速度変動(Δωrm)を推定し、それに合わせて、レート制御器1から出力されるインバータ速度指令値を補正する、もしくはモータ速度変動(Δωrm)によって求めたインバータ速度指令変動分(Δωre*)からインバータ出力電圧指令変動分ΔVq*をV/fパター
ンを用いて算出し、これによりq軸電圧を補正してもよい。
また、本実施の形態では、直流電圧変動の判定を電源電圧の変動とd軸電流の変動idsが、それぞれ所定の閾値を超えた時に直流電圧変動と判定したが、直流電圧変動判定にd軸電流の変動を含めずに電源電圧変動の大きさだけで判定してもよいし、電源電圧の代わりにインバータの直流電圧をモニターして直流電圧変動が所定の閾値を越えた時に直流電圧変動が発生したと判定してもよい。
以上のようにしてdq軸電圧補正器10aで電流変動を任意の応答で抑制できる補正電圧を算出し、dq軸電圧指令演算器の出力したd軸またはq軸電圧指令を補正することにより、通常運転時と比較して単位時間での電圧変動が数倍以上となるような直流電圧の急速な変動や、ステップ的な負荷変動で生じる過電流を閾値未満に大幅に抑制することができる。
より具体的には、実施の形態1の構成により、瞬低などの電源電圧変動を検出でき、かつ直流電圧変動がd軸電流に現れること、及びトルク外乱の影響がq軸電流に現れることに注目し、d軸電流及びq軸電流の変動を基に、直流電圧変動やトルク変動などの外乱が発生した場合においても、外乱の変動速度に合わせた任意の応答でそれぞれd軸電圧とq軸電圧を補正することにより、これらの外乱による電流の擾乱(過電流)を所定の閾値(例えば、定格電圧の10%)以内に抑制することができる。上記の電源電圧変動、d軸電流に現れる直流電圧変動、q軸電流に現れるトルク外乱などをまとめて監視対象となる物理量と呼ぶ(以下同様)。なお、物理量とは、電圧、電流、トルク変動などのことである。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
図6はこの実施の形態2の全体構成を示す図である。実施の形態1と同様に、実施の形態2のモータ駆動制御装置22は、レート制御器1、dq軸電圧指令演算器2、2相から3相への座標変換器3、瞬停ON/OFF4、PWMゲート信号発生器5、インバータ回路部6、電流センサ7、直流電圧変動判定器8、3相から2相への座標変換器9、dq軸電圧補正器10b、積分器15、から構成され、モータ16の駆動を制御する。実施の形態1との違いはdq軸電圧補正器10bの構成が10aと異なり電流変動を検出するバンドパスフィルター11がd軸電流変動検出用のみであり、q軸電圧補正値をd軸電流変動から求めるところである。係数器13,14はd軸用、q軸用に分かれており、係数器における補正用ゲインの算出方法が実施の形態1と異なっている。
実施の形態1で説明した電圧補正方法により、負荷時の瞬停再起動や瞬低(電源電圧変動)などにより直流電圧や負荷が通常運転時に比較して急激に変動した場合、直流電圧の変動によるd軸電流擾乱は主にd軸電圧補正により、トルク変動によるq軸電流擾乱はq軸電圧補正により過電流判定閾値未満に大幅に抑制可能である。
しかし、瞬低の場合、時に負荷状態に関係なく電源電圧が電源周波数の数周期で定格電源電圧に対し数割程度大きく変動することがある。そのような場合、実施の形態1で説明したd軸電圧補正方法のようにd軸電流変動によりd軸電圧を補正するだけでは、電流擾乱を過電流と判定されないレベルまで抑制するのが難しい。また、d軸電圧補正分ΔVdが大きくなる一方、瞬低では負荷変動がほとんどないため、q軸電流の変動から得られるq軸電圧補正分ΔVq*は電源電圧変動による電流変動を抑制するために必要な補正量よりはるかに小さく、q軸電圧の補正値として用いるには不適切で、場合によっては誤補正となり、dq軸電圧のバランスを崩して制御が不安定になることもある。
こうした問題を解決するためのdq軸電圧補正方法を用いたdq軸電圧補正器10bを持つのが、実施の形態2である。
図7は実施の形態2におけるdq軸電圧補正器10bによる電圧補正方法の一例を示した処理ブロック図である。この図において、Kcpは、応答周波数ωccとLdとの積であり、下段の係数Kq×ωre×LdはVq中のidによる干渉部分の変動分の電圧を補正するものであり、Kqはモータ特性によって異なる。また、ΔVdaはVd補正分を示し、ΔVqaはVq補正分を示す。
例えば、永久磁石モータの場合、ベクトル制御におけるdq軸電圧指令値Vda、Vqaを電流制御だけでなく、モータのd軸とq軸間で干渉しあう速度起電力を打ち消す非干渉制御を加えた式から求めると、d軸電圧指令値Vdaとq軸電圧指令値Vqaは式(6)のように求められる。
Figure 2015122858
式(6)において、Kcp、Kciはd軸電流制御におけるPゲイン、Iゲイン、ωreは界磁の角速度、φは磁石磁束、Ld、Lqはd軸インダクタンス及びq軸インダクタンス、Kd、Kqはd軸電圧もしくはq軸電圧に干渉するq軸及びd軸電流による速度起電力の割合である。d軸に干渉するq軸電流による速度起電力の割合をKd、q軸電圧に干渉するd軸電速度起電力の割合をKqとしている。Kd、Kqはモータ特性によって異なる。
直流電圧の変動において、トルク変動は発生せず、q軸電流iq、磁束φは変動しない(変動分ゼロ)と仮定すると、上記の式より、d軸電流変動idsから求められる電圧補正分ΔVda、ΔVqaは次のように定義できる。
Figure 2015122858
式(7)におけるωreは速度センサレスのV/f制御の場合、インバータ速度指令値(角速度)となる。
以上のようにして、V/f制御を行うモータ駆動制御装置において、直流電圧変動が速くかつ大きい場合でも、dq軸電圧のバランスを崩すことなく、ベクトル制御における適切な電流制御応答(具体的には電流変動を抑制するのに十分な速さの電流制御応答)の場合の電圧指令値と同等の電圧指令値を得られるd軸電圧補正及びq軸電圧補正を実現でき、瞬低(電源電圧変動)において過電流ストップやそれに類する大きな電流擾乱が発生しない安定したV/f制御を得ることができる。
より具体的には、瞬低(電源電圧変動)に伴う直流電圧の変動を素早く検出し、かつ直流電圧の変動速度が遅い(変動幅が小さい)ときは、d軸電流の変動によりd軸電圧のみを補正し、変動速度が速い(変動幅が大きい)場合は、d軸電圧だけでなく、q軸電圧も補正することにより直流電圧変動の大小、速さに関わらず、直流電圧変動に伴う電流擾乱など、監視対象となる物理量を所定範囲内(例えば定格値の10%以内)に抑制することができる。
本実施の形態1では瞬低や瞬停再起動におけるdq軸電圧補正値ΔVd*、ΔVq*をそれぞれd軸電流変動及びq軸電流変動を用いて行い、実施の形態2ではd軸電圧、q軸電圧の補正分ΔVda、ΔVqaに対するd軸電流変動を用いて行ったが、q軸電圧補正分は、実施の形態1で説明した方法で得た補正分ΔVq*と実施の形態2で説明した方法で得た補正分ΔVqaを足したものでもよいし、それぞれ所定の割合を乗じたものを足してもよい。ΔVq*とΔVqaを足し合わせる比率については、モータを駆動するシステムで起こりうるトルク外乱、電圧変動外乱の程度や過電流判定に要求される電流閾値の範囲などによっても変わるため、自由に変えてよい。
また、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 レート制御器、2 dq軸電圧指令演算器、3 2相から3相への座標変換器、4 瞬停ON/OFF、5 PWMゲート信号発生器、6 インバータ回路部、7 電流センサ、8 直流電圧変動判定器、9 3相から2相への座標変換器、10a、10b dq軸電圧補正器、11 d軸電流用バンドパスフィルター、12 q軸電流用バンドパスフィルター、13 d軸電圧補正用係数器、14 q軸電圧補正用係数器、15 積分器、16 モータ、21、22 モータ駆動制御装置。

Claims (7)

  1. 速度指令からd軸とq軸の2軸におけるインバータのd軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出するdq軸電圧指令演算器と、
    前記d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を、前記速度指令から求めた電気角を用いて座標変換し電圧指令を得る電圧指令座標変換器と、
    前記電圧指令座標変換器で得られた電圧指令値をもとに、PWMゲート信号を発生するPWMゲート信号発生器と、
    インバータの電源電圧を検出するとともに、監視対象となる物理量を出力するインバータ回路部と、
    前記インバータ回路部から出力された電流を検出する電流センサと、
    前記電流について前記電気角を用いて前記2軸への座標変換によりd軸電流とq軸電流を算出する電流算出座標変換器と、
    監視対象となる物理量の変動が所定の閾値を超えたか否かを判断する物理量変動判定器と、
    前記PWMゲート信号発生器のPWMゲート信号がOFFからONになったとき、あるいは、前記物理量変動判定器が電圧変動の発生を判断したときに、d軸電圧指令値またはq軸電圧指令値を補正するdq軸電圧補正器と、
    を備えたことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 前記dq軸電圧補正器は、
    d軸電流の変動を検出するd軸電流変動検出器と、
    q軸電流の電流の変動を検出するq軸電流変動検出器と、
    前記物理量変動判定器により電圧変動が発生したと判定した時に、d軸電流変動をもとにd軸電圧を補正する第1の係数器、及びq軸電流変動をもとにq軸電圧を補正する第2の係数器と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記dq軸電圧補正器は、
    d軸電流の変動を検出するd軸電流変動検出器を有し、
    前記物理量変動判定器により電圧変動が発生したと判定した時に、d軸電流変動をもとにd軸電圧を補正する第1の係数器を備えるか、または前記第1の係数器及びd軸電流変動をもとにq軸電圧を補正する第3の係数器を共に備えていることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記物理量変動判定器は、前記d軸電流変動検出器により検出したd軸電流の変動によって発生する電圧変動が、所定の閾値を超えたときに電圧変動が発生したと判定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記物理量変動判定器は、電源電圧の変動が第1の所定の閾値を超えた時でかつ、前記d軸電流変動検出器によって検出したd軸電流の変動が第2の所定の閾値を超えたときに、電圧変動が発生したと判定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 速度指令からd軸とq軸の2軸におけるインバータのd軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出するdq軸電圧指令演算器と、
    前記d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を、前記速度指令から求めた電気角を用いて座標変換し電圧指令を得る電圧指令座標変換器と、
    前記インバータの電源電圧を検出するとともに、監視対象となる物理量を出力するインバータ回路部と、
    前記インバータ回路部から出力された電流を検出する電流センサと、
    前記電流について前記電気角を用いて前記2軸への座標変換によりd軸電流とq軸電流を算出する電流算出座標変換器と、
    d軸電流変動を検出するd軸電流変動検出器と、
    q軸電流変動を検出するq軸電流変動検出器と、を有し、
    前記インバータ回路部がPWM出力を瞬間的に停止し、再びゲートONした時に、前記d軸電流変動検出器により検出したd軸電流変動を用いてd軸電圧を補正する第1の係数器と、前記q軸電流変動検出器により検出したq軸電流変動を用いてq軸電圧を補正する第2の係数器とを備えたことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  7. 速度指令からd軸とq軸の2軸におけるインバータのd軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出するdq軸電圧指令演算器と、
    前記d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を、前記速度指令から求めた電気角を用いて座標変換し電圧指令を得る電圧指令座標変換器と、
    前記インバータの電源電圧を検出するとともに、監視対象となる物理量を出力するインバータ回路部と、
    前記インバータ回路部から出力された電流を検出する電流センサと、
    前記電流について前記電気角を用いて前記2軸への座標変換によりd軸電流とq軸電流を算出する電流算出座標変換器と、
    d軸電流の変動を検出するd軸電流変動検出器と、を有し、
    前記インバータ回路部がPWM出力を瞬間的に停止し、再びゲートONした時に、d軸電流を用いてd軸電圧を補正する第1の係数器、または、前記第1の係数器及びd軸電流を用いてq軸電圧を補正する第3の係数器を備えたことを特徴とするモータ駆動制御装置。
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