JP2015119340A - 光電変換装置の駆動方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 信号の読み出し速度が低下するおそれがあった。
【解決手段】 増幅器をリセットしたことに基づいて増幅部から出力される第1の信号をサンプルホールド部に保持させる第1の処理と、その後サンプルホールド部に保持された第1の信号をAD変換する動作と、第1の信号に、第1の行の画素の光電変換素子で生成された電荷に基づく信号が重畳された第2の信号を増幅部から出力する動作と、を行う第2の処理、第2の信号をサンプルホールド部に保持させ、サンプルホールド部に保持された第2の信号をAD変換する動作と増幅部をリセットする動作との少なくとも一部を並行して行う第3の処理と、その後、第3の処理において増幅部をリセットしたことに基づいて増幅部から出力される第3の信号に、第2の行の画素の光電変換素子で生成された電荷に基づく信号が重畳されて増幅部から出力された第4の信号をサンプルホールド部に保持させる第4の処理とを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光電変換装置の駆動方法に関する。
固体撮像装置において、画素アレイの各列にAD変換器を設けることが知られている。特許文献1には、画素アレイの各列に設けられたAD変換器の前段に、信号保持スイッチと、AD変換部に直接接続された信号保持容量とを設ける構成が記載されている。特許文献1は、信号保持スイッチに保持されたアナログ信号のAD変換期間中に、信号保持スイッチをオフにすることで、画素からのアナログ信号の読み出し動作とAD変換動作とを並行して実行することで、高速な読み出しが実現できるとしている。
特許文献1には、さらに、信号保持スイッチの前段にカラムアンプと称する増幅器を設けることが記載されている。
特開2009−10787号公報
しかしながら、特許文献1には、カラムアンプをリセットする動作については記載がない。適切な期間にカラムアンプをリセットしないと、信号の読み出し速度が低下するおそれがある点で、検討が十分になされていなかった。
本発明は、信号の読み出し速度のさらなる高速化を実現することを目的とする。
本発明に係る光電変換装置の駆動方法は、複数の画素が行列状に配された画素アレイと、前記画素アレイの各列に対応して設けられた複数の列信号処理部と、を有し、前記列信号処理部は、前記画素から出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号を保持するサンプルホールド部と、
を有する光電変換装置の駆動方法であって、前記画素アレイに含まれる第1および第2の行の画素から信号を順次読み出す場合に、前記増幅器をリセットしたことに基づいて前記増幅部から出力される第1の信号を前記サンプルホールド部に保持させる第1の処理と、その後、前記サンプルホールド部に保持された前記第1の信号をAD変換する動作と、前記第1の信号に、前記第1の行の画素の光電変換素子で生成された電荷に基づく信号が重畳された第2の信号を前記増幅部から出力する動作と、を行う第2の処理と、前記第2の信号を前記サンプルホールド部に保持させ、前記サンプルホールド部に保持された前記第2の信号をAD変換する動作と、前記増幅部をリセットする動作と、の少なくとも一部を並行して行う第3の処理と、その後、前記第3の処理において前記増幅部をリセットしたことに基づいて前記増幅部から出力される第3の信号に、前記第2の行の画素の光電変換素子で生成された電荷に基づく信号が重畳されて前記増幅部から出力された第4の信号を前記サンプルホールド部に保持させる第4の処理と、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、信号の読み出し速度を高速化できる。
光電変換装置の構成を示すブロック図である。 画素の構成を示す等価回路図である。 光電変換装置の動作を説明するためのタイミング図である。 係る光電変換装置の構成を示すブロック図である。 反転増幅器の構成を示す等価回路図である。 光電変換装置の動作を説明するためのタイミング図である。 サンプルホールド部の構成を示す等価回路図である。 光電変換装置の動作を説明するためのタイミング図である。 光電変換装置の構成を示すブロック図である。 撮像システムの構成を示すブロック図である。 特許文献1の図8である。
図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
実施例1に係る光電変換装置01は、複数の画素02が行列状に配された画素アレイ03と、列信号処理部04と、データ出力部05と、負荷電流源06と、を含む。光電変換装置01は、さらに、画素02の動作を行単位で制御する垂直走査部07と、水平走査部08と、参照信号生成部09と、カウント部10と、制御部11と、を含む。各列の画素02は、画素出力線12を介して列信号処理部04および負荷電流源06と接続される。列信号処理部04の各々は、列アンプ22とサンプルホールド部13と、バッファ部14と、AD変換部15と、を含む。
制御部11は、外部からクロック信号clkや、通信データdataを受けて、光電変換装置01が備える各ブロックの動作を制御する。
増幅部としての列アンプ22には、例えば1倍を超える増幅率を設定できる増幅器を用いることができる。図5には、列アンプ22の構成の一例として、差動増幅器を用いた反転増幅回路の等価回路図を示す。差動増幅器には、例えば演算増幅器を用いることができる。
サンプルホールド部13は、容量素子16およびスイッチ17を含み、スイッチ17がオンからオフに切り替わると、画素出力線12上に現れた信号が容量素子16に保持される。容量素子16は、バッファ部14を介してAD変換部15と接続される。
AD変換部15は、比較部18と、書き込み用メモリ19と、メモリ間転送スイッチ20と、読み出し用メモリ21と、を含む。比較部18は、参照信号生成部09から供給される参照信号とバッファ部14の出力とを入力信号として受け、両入力の大小関係が逆転すると、比較部18の出力の論理レベルが逆転する。書き込み用メモリ19は、比較部18の出力の論理レベルが逆転すると、カウント部10から供給されるカウント信号を保持する。書き込み用メモリ19に保持されたカウント信号は、メモリ間転送スイッチ20を介して読み出し用メモリ21に転送される。水平走査部08によって選択されると、読み出し用メモリ21に保持された信号は、データ出力部05へと伝達される。本実施例において、書き込み用メモリ19および読み出し用メモリ21は、それぞれ2つのデジタルデータを独立に保持できる構成を有するものとする。
図2は、画素02の構成例を説明する等価回路図である。画素02は光電変換部としてのフォトダイオードPD、転送トランジスタTX、ソースフォロワトランジスタSF、リセットトランジスタRES、および選択トランジスタSELを含む。
フォトダイオードPDが光電変換により生成した電荷は、転送トランジスタTXを介してソースフォロワトランジスタSFのゲートノードに転送される。ソースフォロワトランジスタSFは、選択トランジスタSELがオンすると、負荷電流源06とともにソースフォロワ回路として動作し、そのゲートノードに転送された電荷量に応じた出力が、画素出力線12に現れる。リセットトランジスタRESは、オンするとソースフォロワトランジスタSFのゲートノードを電源電圧にリセットする。
図3は、列アンプ22の構成例を示す等価回路図である。図3の反転増幅回路は、差動増幅器OP、入力容量Cin、帰還容量Cf、および帰還スイッチCRを含む。差動増幅器OPは、その非反転入力ノードに基準電圧VCRを受け、反転入力ノードには、入力容量Cinの一方のノード、帰還容量Cfの一方のノード、および帰還スイッチCRの一方のノードが接続される。入力容量Cinの他方のノードは、画素出力線12を介して画素02および負荷電流源06と接続される。帰還容量Cfおよび帰還スイッチCRの他方のノードは、ともに差動増幅器OPの出力ノードに接続される。列アンプ22の出力はスイッチ17と接続される。この構成によれば、列アンプ22の増幅率は、入力容量Cinの容量値と帰還容量Cfの容量値との比で決まる。さらに、図示の構成によれば、画素02で生じたノイズを低減するCDS処理も実行できる。
列アンプ22を増幅率可変の増幅器として構成した場合には、撮像条件や、撮像システムによって設定される感度によって、列アンプ22の増幅率を切り替えてもよい。
次に、図4をさらに参照しながら本実施例に係る光電変換装置01の動作を説明する。ここでは、画素アレイ03のうちのn行目(nは1以上の整数)と(n+1)行目の画素に係る動作に着目する。n行目を第1の行、(n+1)行目を第2の行として、これらの行の画素から信号を順次読み出す場合を説明する。図4において、信号RES(n)、SEL(n)、およびTX(n)は、それぞれn行目の画素のリセットトランジスタRES、選択トランジスタSEL、および転送トランジスタTXのゲートに与えられる信号を示す。信号RES(n+1)、SEL(n+1)、およびTX(n+1)についても同様である。これらは、垂直走査部07から供給される。信号SHは、サンプルホールドスイッチ17の導通状態を制御する信号であり、信号MTXは、メモリ間転送スイッチ20の導通状態を制御する信号である。各信号がハイレベルのときに、対応するトランジスタまたはスイッチはオンするものとして以下の説明を行う。
本実施例では、画素02から出力されるアナログ信号のサンプルホールド動作、AD変換動作、および読み出し用メモリ21からの信号出力動作の少なくとも2つを並行して実行する動作例を説明する。
時刻t0から時刻t0’が、n行目の画素に係るアナログ信号を容量素子16に保持させる期間である(図4の画素読み出し期間(n))。
時刻t0において、信号RES(n)がハイレベルからローレベルに切り替わることで、n行目の画素のリセットトランジスタRESがオフになる。これにより、ソースフォロワトランジスタSFのリセット状態が解除される。
時刻t1に信号SEL(n)がハイレベルになると、n行目の画素の選択トランジスタSELがオンになり、画素出力線12には、n行目の画素のソースフォロワトランジスタSFのゲートノードをリセットしたことに対応する信号が現れる。この出力は、リセットトランジスタRESがオフした際に生じるノイズおよびソースフォロワトランジスタSFに起因するノイズを含む。
時刻t14から、信号CRが一時的にハイレベルになる。これにより、列アンプ22は入出力ノードが短絡されることでボルテージフォロワとして動作する。列アンプ22は、入出力ノードが短絡されることでリセットされる。こののち、信号CRがローレベルになったことで列アンプ22から出力される信号のことを、以下ではN信号と呼ぶ。N信号は、主に列アンプ22のオフセット成分である。
時刻t2までの期間は、(n−1)行目の画素のN信号に係るデジタル信号が、読み出し用メモリ21からデータ出力部05へと転送される、水平転送動作が行われる。図4では、時刻t0よりも前から水平転送動作が開始しているが、読み出し用メモリ21の数や水平走査部08の動作周波数等の条件によっては、時刻t0以降に開始してもよい。
時刻t3までの期間は、容量素子16に保持された(n−1)行目の画素の信号成分を、デジタル信号に変換する期間である(図4の期間SAD(n−1))。この期間において、容量素子16はスイッチ17により画素出力線12から電気的に切断されている。比較部18は、時間的に変化する参照信号とバッファ部14の出力との大小関係を受けて、両者の大小関係が逆転すると、書き込み用メモリ19に、その時点でのカウント部10のカウント値を保持させる。図4では、時刻t0よりも前に期間SAD(n−1)が開始しているが、AD変換部15の分解能や動作周波数等の条件によっては、時刻t0以降に開始してもよい。
時刻t4に信号MTXがハイレベルになり、期間NAD(n−1)および期間SAD(n−1)に書き込み用メモリ19に保持された2つのデジタル信号が読み出し用メモリ21に転送される。
時刻t5から時刻t2’にかけて、期間SAD(n−1)にAD変換によって得られたデジタル信号を、読み出し用メモリ21から出力させる水平転送動作が行われる。
時刻t6から、信号SHが一時的にハイレベルになることで、列アンプ22のオフセット成分であるN信号が容量素子16に保持される。この処理は、N信号をサンプルホールド部13に保持させる第1の処理である。
時刻t7から時刻t9までの間、n行目のN信号をデジタル信号に変換する動作が行われる(図4の期間NAD(n))。期間NAD(n)では、信号SHがローレベルであるため、容量素子16は画素出力線12から電気的に切断された状態にある。
時刻t8から、信号TX(n)が一時的にハイレベルになることで、この時点までにn行目の画素のフォトダイオードPDに蓄積された電荷が、ソースフォロワトランジスタSFのゲートノードに転送される。転送された電荷量に応じて画素出力線12の電位が変動する。このときの画素出力線12には、光電変換によりフォトダイオードPDで生成された電荷量に応じた信号と、時刻t1に画素02から出力された信号との和に相当する信号が現れる。
信号CRがローレベルになった後に、画素出力線12に現れる信号が列アンプ22に入力されると、n行目の画素のソースフォロワトランジスタSFをリセットしたことに起因するノイズ成分が低減された上で、列アンプ22から出力される。つまり、列アンプ22の出力は、先述のN信号に対して、n行目の画素で生成された電荷に基づく信号に相当する成分を重畳した信号となる。このときの列アンプ22の出力を、以下では(S+N)信号と呼ぶ。
ここでは、第2の処理として、第1の信号であるn行目の画素に係るN信号をAD変換する動作と、第1の信号に対して、n行目の画素の光電変換部で生成された電荷に基づく信号成分を第2の信号として列アンプ22から出力する動作と、の一部を並行して行った。しかし、これらの動作は必ずしも並行して行われる必要はない。
図では示していないが、列アンプ22の入力ノードと画素出力線12との接続状態を切り替えるためのスイッチを設け、時刻t8〜時刻t9を含む期間に、列アンプ22を画素出力線12から電気的に切り離しても良い。これにより信号TX(n)の遷移に起因する画素出力線12の電位変動が列アンプ22に入力されることを防ぐことができる。さらに、列アンプ22の入力ノードを画素出力線12から一時的に電気的に切り離す場合には、AD変換期間NAD(n)の間に上述のスイッチの導通状態を切り替えないようにすると、スイッチングによるノイズがAD変換結果に影響を及ぼすことができる。これにより、AD変換の精度を高めることが可能となる。
時刻t10から、信号SHが一時的にハイレベルになることで、画素出力線12に出力されたn行目の画素に係る(S+N)信号が第2の信号である容量素子16に保持される。
時刻t11から時刻t3’にかけて、n行目の画素に係る(S+N)信号をデジタル信号に変換する動作が行われる(図4の期間SAD(n))。期間SAD(n)では、信号SHがローレベルであるため、容量素子16は画素出力線12から電気的に切断された状態にある。
時刻t11から開始する期間SAD(n)の間の時刻t14’から、信号CRが一時的にハイレベルになる。これにより、列アンプ22は入出力ノードが短絡されることで、列アンプ22は、再びリセットされる。つまり、本実施例では、第3の処理として、第2の信号をAD変換する動作と、列アンプをリセットする動作の一部とを並行して行っている。これらの動作は、完全に並行して行われていなくても、少なくとも一部が並行して行われれば良い。列アンプをリセットすることにより、(n+1)行目に係るN信号が、第3の信号として出力される。
時刻t12に、信号SEL(n)がローレベルになり、n行目の画素の選択トランジスタSELがオフになる。
時刻t13に、信号RES(n)がハイレベルになり、n行目の画素のソースフォロワトランジスタSFのゲートノードをリセット状態にする。
この後、時刻t11’から開始する期間SAD(n+1)に、第3の信号に対して、(n+1)画素の光電変換部で生成された電荷に基づく信号成分を第4の信号として列アンプ22から出力する動作を第4の処理として行う。
時刻t0’から開始する画素読み出し期間(n+1)の動作は、画素読み出し期間(n)の動作と同様であるので、説明を省略する。
期間NAD(n)および期間SAD(n)で得られたデジタル信号は、データ出力部05あるいは、その後段に設けられた不図示の信号処理部によって差分処理がなされる。これにより、N信号が低減されるCDS(Correlated Double Sampling)処理が行われる。
列アンプ22をリセットした後、列アンプ22から出力される第1の信号をサンプルホールド部13に保持させるまでの時間が長いと、第1の信号のAD変換を開始するまでの時間が長くなる。したがって、光電変換装置から信号を読み出すのに要する時間が長くなってしまう。これに対して、本実施例によれば、上述のように第1〜第4の処理に係る動作を行うことにより、信号の読み出し速度を高速化できる。
図5に、AD変換器に含まれる電圧比較部252の回路構成を示す。この回路では、電圧比較部252の入力信号である「画素信号」と「RAMP」との大小関係が逆転すると、電圧比較部の出力であるトランジスタ314のドレインの電圧がハイレベルからローレベル、あるいはローレベルからハイレベル、へと変化する。この変化は、トランジスタ314のゲート−ドレイン間容量を介して、トランジスタ314のゲートにも影響する。また、トランジスタ312のゲートおよびドレインはトランジスタ314のゲートと接続されているので、トランジスタ314のドレインで生じた変化は、トランジスタ312のゲートおよびドレインにも影響する。さらに、トランジスタ312のドレインは、電圧比較部252の入力トランジスタであるトランジスタ302のドレインと接続されているため、トランジスタ312のドレインで生じた変化は、トランジスタ302のゲートにも影響する。このため、電圧比較部252の出力が、電圧の入力である「画素信号」にも影響を及ぼす現象が起こる。この影響の及ぼし方が、列毎に異なるため、対策を行わない場合には、列毎の固定パターンノイズとなるおそれがある。
これに対して、以上で説明した本実施例では、AD変換期間において、容量素子16が画素アレイ03から電気的に切断されて、信号をサンプルホールド部に保持した状態で、容量素子16に保持された信号がバッファ部14を介してAD変換部15に与えられる。バッファ部14が比較部18の入力ノードを駆動している状態にあるため、比較部18の出力の過渡的な変化が比較部18の入力を変動させる現象を抑制することができ、従来生じるおそれのあった固定パターンノイズを低減することができる。特に、一方のノードに基準電圧(本実施例ではGND)が与えられた容量素子を用いているので、信号経路に直列に接続される容量素子をサンプルホールド部13に用いる場合よりも固定パターンノイズを抑制できる。
また、以上で説明したように、本実施例では、ある行の画素からアナログ信号を読み出している期間に、AD変換動作および水平転送動作が並行して実行されることで、高速な読み出しを実現できる。
本実施例によれば、固定パターンノイズを低減しつつ、高速読み出しを実現することができる。
(実施例2)
実施例1において、サンプルホールド部13が、容量素子16とスイッチ17との組を1つ備える構成を説明した。しかし、サンプルホールド部13は、他の構成を取ってもよい。
図6に、本実施例に係るサンプルホールド部13の構成を示す。本実施例に係るサンプルホールド部13は、2系統のサンプルホールド回路を含む。容量素子C_Nは、先述の各実施例で説明したN信号や、列アンプ22のオフセット成分を保持するための容量素子である。一方、容量素子C_Sは、先述の各実施例で説明した(S+N)信号や、列アンプ22のオフセット成分に増幅されたS信号が重畳された信号を保持するための容量素子である。この構成により、サンプルホールド部13に設けられた2つの容量素子の一方に保持された信号をAD変換している期間に、他方の容量素子に、列アンプ22の出力を保持させることができる。サンプルホールド部が3個以上の容量素子を備える場合でも、一個の容量素子に保持された信号をデジタル信号に変換する動作と、別の一個の容量素子に、画素から出力された信号を保持させる動作とを並行して実行することができる。
図7は、本実施例に係る動作を説明するためのタイミング図である。ここでは、実施例2で説明した光電変換装置01’のサンプルホールド部13を、図6に示した構成に置き換えた場合を例に取って説明する。図7中の信号SH_N、AD_N、SH_S、AD_Sは図6に示した同符号の各スイッチを制御する信号であって、信号がハイレベルの時に、対応するスイッチがオンになる。
時刻t0から、n行目の画素読み出し期間が開始する。本実施例において、時刻t0は、(n−2)行目の画素に係る信号出力期間(n−2)および(n−1)行目の画素に係るAD変換期間SAD(n−1)の中のタイミングである。期間SAD(n−1)では、容量C_Sに保持された信号をAD変換するため、信号AD_Sがハイレベルとなっている。まず、信号RES(n)がハイレベルからローレベルに切り替わることで、n行目の画素のリセットトランジスタRESがオフになる。これにより、ソースフォロワトランジスタSFのリセット状態が解除される。
時刻t1に信号SEL(n)がハイレベルになると、n行目の画素の選択トランジスタSELがオンになり、画素出力線12には、n行目の画素のソースフォロワトランジスタSFのゲートノードをリセットしたことに対応する信号が現れる。この出力は、リセットトランジスタRESがオフした際に生じるノイズおよびソースフォロワトランジスタSFに起因するノイズを含む。この出力のことを、以下では、N信号と呼ぶ。
時刻t2に、信号CRがハイレベルになると、列アンプ22の帰還スイッチCRがオンすることにより、帰還容量Cfの両ノードがリセットされる。この後、信号CRがローレベルになると、その時点で画素出力線12に現れているレベルを入力容量Cinにクランプすることができる。本実施例では、前述のN信号がクランプされる。
時刻t3に、(n−2)行目の画素に係る信号出力期間が終了する。
時刻t4に、(n−1)行目の画素に係るAD変換期間SAD(n−1)が終了する。これとともに、信号AD_Sがローレベルになり、スイッチAD_Sがオフする。
時刻t5に、信号MTXがハイレベルになると、この時点までに書き込み用メモリ19に保持されていたデジタル信号が、メモリ間転送スイッチ20を介して読み出し用メモリ21に転送される。より具体的には、不図示の期間NAD(n−1)で得られたデジタル信号と、期間SAD(n−1)で得られたデジタル信号が転送される。
時刻t6から、水平走査部08による読み出し用メモリ21の走査が開始し、(n−1)行目の画素に関する信号出力期間が開始する。
時刻t7から信号SH_Nが一時的にハイレベルになると、列アンプ22の出力が容量C_Nに保持される。このとき保持されるのは、列アンプ22をリセットしたことに対応する信号で、列アンプ22のオフセットを主たる成分とするものである。
時刻t8から、信号TX(n)が一時的にハイレベルになることで、フォトダイオードPDに蓄積された電荷が、ソースフォロワトランジスタSFのゲートノードに転送される。
また、同じく時刻t8に信号AD_Nがハイレベルになることで、容量C_Nに保持された信号がバッファ部14を介してAD変換部15に供給される。時刻t8から時刻t9までが、n行目の画素に係るAD変換期間NAD(n)である。この期間に得られるデジタル信号は、時刻t7からの動作で得られた、列アンプ22のオフセットを主たる成分とする信号に対応する。図では示していないが、列アンプ22の入力ノードと画素出力線12との接続状態を切り替えるためのスイッチを設け、時刻t8〜時刻t9を含む期間に、列アンプ22を画素出力線12から電気的に切り離しても良い。これにより信号TX(n)の遷移に起因する画素出力線12の電位変動が列アンプ22に入力されることを防ぐことができる。さらに、列アンプ22の入力ノードを画素出力線12から一時的に電気的に切り離す場合には、AD変換期間NAD(n)の間に上述のスイッチの導通状態を切り替えないようにすると、スイッチングによるノイズがAD変換結果に影響を及ぼすことができる。これにより、AD変換の精度を高めることが可能となる。
時刻t10から、信号SH_Sが一時的にハイレベルになることで、この時点で列アンプ22から出力されている信号が容量C_Sに保持される。具体的には、時刻t8からの動作でソースフォロワトランジスタSFのゲートノードに転送された電荷量に対応する信号を列アンプ22で増幅した信号を、時刻t7からの動作で得られる信号に重畳した信号である。
時刻t11にから信号AD_Sがハイレベルになると、n行目の画素に係るAD変換期間SAD(n)が開始する。
時刻t12に、信号SEL(n)がローレベルになり、n行目の画素の選択トランジスタSELがオフになる。
時刻t18に、信号RES(n)がハイレベルになり、n行目の画素のソースフォロワトランジスタSFのゲートノードをリセット状態にする。
時刻t0’から開始する画素読み出し期間(n+1)の動作は、画素読み出し期間(n)の動作と同様であるので、説明を省略する。
期間NAD(n)および期間SAD(n)で得られたデジタル信号は、データ出力部05あるいは、その後段に設けられた不図示の信号処理部によって差分処理がなされる。これにより、N信号が低減されるCDS(Correlated Double Sampling)処理が行われる。
本実施例によれば、実施例1と同様に、信号の読み出し速度を高速化できる。
本実施例では、信号TX(n)あるいはTX(n+1)は信号AD_Nと同時に遷移する場合を説明したが、このタイミングに限定されるものではない。
(実施例3)
図8は、本実施例に係る光電変換装置01’’の構成を示すブロック図である。図4との相違点は、参照信号バッファ部23を追加した点である。以下では、図4との相違点を中心に説明を行う。
本実施例では、参照信号生成部09から供給される参照信号を、各列に設けられた参照信号バッファ部23を介して比較部18に供給する。参照信号バッファ部23は、バッファ部14と同様の役割を果たすもので、比較部18の出力の変動が参照信号供給線24に影響を及ぼすことを抑制する。参照信号供給線24は、各列の比較部18に対して共通に設けられているため、参照信号バッファ部23を設けることにより、比較部18の出力の変動が、他の列にも影響を及ぼすことを抑制できる。
本実施例に係る構成によれば、比較部18の両入力に対してバッファを設けているので、比較部18の出力の変動が両入力に対して及ぼす影響を抑制することができるため、比較部18は、さらに正確な比較動作を行える。バッファ部14と参照信号バッファ部23とで、同じ回路形式にすることで、サンプルホールド部13に保持された信号に対するゲインと、参照信号に対するゲインとを合わせることができる。
以上で説明した本実施例によれば、固定パターンノイズを低減しつつ、高速読み出しを実現することができる。さらに、実施例1に対して、信号のS/N比を向上させることができる。
(実施例4)
図9は、本実施例に係る光電変換装置01’’’の構成を示すブロック図である。
図1との相違点は、異なる列の列信号処理部04に設けられた容量素子16同士を接続するための接続部として、スイッチ25がさらに設けられた点である。本実施例では、隣接する3列毎の容量素子16を接続するように構成している。スイッチ25を導通させることにより、複数の画素に基づく信号を平均化できる。互いに接続する容量素子の数は3個に限られず、複数の列信号処理部のうちの一部の列信号処理部が持つ容量素子同士を短絡できれば、その数は任意である。また、接続する容量素子は、隣接した列のものに限らず、1列おきの容量素子16を接続するようにスイッチ25を設けても良い。例えばベイヤ−配列のカラーフィルタを備える光電変換装置であれば、同色のカラーフィルタが設けられた画素に基づく信号を平均化することができる。
図10は、本実施例に係る動作を説明するためのタイミング図である。図4との相違点は、スイッチ25の導通状態の切り替えを制御する信号ADDが追加された点である。以下では、図4に示したタイミング図に係る動作との相違点に着目して説明する。
時刻t6までに信号ADDがローレベルになり、それまで短絡されていた容量素子16同士がお互いから切り離される。
時刻t7から時刻t8までの間に、信号ADDがハイレベルになると、スイッチ25がオンして、隣接する3列の容量素子16が共通のノードに接続される。これにより、3個の画素に基づくN信号が平均化される。平均化されたN信号を、期間NAD(n)にAD変換する。
その後、時刻t9から時刻t10の間に、信号ADDをローレベルにすることで、スイッチ25がオフする。
その後、時刻t10からハイレベルになる信号SHがローレベルになってから、時刻t11までの間に信号ADDがふたたびハイレベルになる。これにより、3個の画素に基づくS信号が平均化される。平均化されたS信号を、期間SAD(n)にAD変換する。
その後、画素読み出し期間(n+1)の時刻t4から時刻t7までに、信号ADDがローレベルになる。
本実施例に係る動作によれば、信号出力期間に出力されるデータの量を、実施例1と比べて減らすことができる。本実施例では、3列分の信号が平均化されるので、データ出力部05には、隣接する3列のうちの1個からのみデータを出力すればよい。さらに、データを出力しない列の列信号処理部04については、バッファ部14やAD変換部15を省電力状態に切り替えてもよい。
以上で説明した本実施例によれば、さらなる読み出し速度の高速化を実現することができる。さらに、実施例1に対して、信号のS/N比を向上させることができる。
(実施例5)
図11は、本実施例に係る撮像システムの構成を示す図である。撮像システム800は、例えば、光学部810、撮像素子100、映像信号処理部830、記録・通信部840、タイミング制御部850、システム制御部860、及び再生・表示部870を含む。撮像装置820は、撮像素子100及び映像信号処理部830を有する。撮像素子100は、先の各実施例で説明した光電変換装置が用いられる。
レンズ等の光学系である光学部810は、被写体からの光を撮像素子100の、複数の画素が2次元状に配列された画素部10に結像させ、被写体の像を形成する。撮像素子100は、タイミング制御部850からの信号に基づくタイミングで、画素部10に結像された光に応じた信号を出力する。撮像素子100から出力された信号は、映像信号処理部である映像信号処理部830に入力され、映像信号処理部830が、プログラム等によって定められた方法に従って信号処理を行う。映像信号処理部830での処理によって得られた信号は画像データとして記録・通信部840に送られる。記録・通信部840は、画像を形成するための信号を再生・表示部870に送り、再生・表示部870に動画や静止画像を再生・表示させる。記録・通信部840は、また、映像信号処理部830からの信号を受けて、システム制御部860と通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
システム制御部860は、撮像システムの動作を制御するものであり、光学部810、タイミング制御部850、記録・通信部840、及び再生・表示部870の駆動を制御する。また、システム制御部860は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラム等が記録される。また、システム制御部860は、例えばユーザの操作に応じて駆動モードを切り替える信号を撮像システム内に供給する。具体的な例としては、読み出す行やリセットする行の変更、電子ズームに伴う画角の変更や、電子防振に伴う画角のずらし等である。タイミング制御部850は、システム制御部860による制御に基づいて撮像素子100及び映像信号処理部830の駆動タイミングを制御する。
(その他)
上述の各実施例は、本発明を実施する上で例示的なものであって、これらに限定されるものではない。さらに、各実施例で具体的に説明された事項は、本発明の思想を逸脱しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、バッファ部14の具体的な構成としては、ボルテージフォロワ回路やソースフォロワ回路を適用することができるほか、図3に示したような反転増幅器や、1を超える増幅率の増幅器、さらには増幅率が可変な増幅器を用いることもできる。図3に示した構成の増幅器をバッファ部14に適用することで、固定パターンノイズを抑制する効果を高めることができる。これは、差動増幅器OPの出力インピーダンスが小さいことに加えて、一端に固定電圧が与えられた容量素子に信号が保持されているため、比較部18の出力変化の影響が帰還容量Cfを介してCinに伝搬したとしても、その影響は小さくできるからである。
また、サンプルホールド部13に含まれる容量素子の一方のノードに固定電圧を供給する配線を、容量素子の近傍に設けられる回路に固定電圧を与える配線とは別の配線にすることで、比較部18の出力が変化するときの影響を低減できる。具体的には、容量素子のGNDと、比較部18のGNDとを互いに異なる配線で供給する。
また、サンプルホールド部13に含まれる容量素子を、容量素子の近傍に設けられる回路とは同一の半導体基板上の異なるウェル領域内に形成することもできる。具体的には、容量素子と比較部18とを互いに異なるウェル領域内に形成する。これにより、比較部18の出力が変化するときの影響を低減できる。このほか、サンプルホールド部13に含まれる容量素子を、画素アレイおよび列アンプとも、同一の半導体基板上の異なるウェル領域内に形成しても良い。このようにすることで、容量素子が信号を保持している期間に、画素および列アンプからノイズが混入することを低減できる。
また、カウント部10は、複数の比較部18のそれぞれに対して個別にカウント部10を設ける構成にしてもよい。この場合には、各カウント部は、図1における書き込み用メモリ19としての機能も兼ねる。さらに、各比較部18に対して個別にカウント部10を設ける場合には、カウント部10はカウント値がインクリメントするアップカウント動作と、カウント値がデクリメントするダウンカウント動作とを切り替えられる構成にしてもよい。この構成によれば、期間NAD(n)と期間SAD(n)とで動作を切り替えることによって、ノイズ成分を減じたデジタル信号を各カウント部に保持させることができる。
02 画素
03 画素アレイ
04 列信号処理部
13 サンプルホールド部
14 バッファ部
15 AD変換部

Claims (5)

  1. 各々 が光電変換部を有する複数の画素が行列状に配された画素アレイと、
    前記画素アレイの各列に対応して設けられた複数の列信号処理部と、を有し、
    前記列信号処理部は、
    前記画素から出力された信号を増幅する増幅部と、
    前記増幅部から出力された信号を保持するサンプルホールド部と、
    を有する光電変換装置の駆動方法であって、
    前記画素アレイに含まれる第1および第2の行の画素から信号を順次読み出す場合に、
    前記増幅部をリセットしたことに基づいて前記増幅部から出力される第1の信号を前記サンプルホールド部に保持させる第1の処理と、
    前記第1の処理の後、前記サンプルホールド部に保持された前記第1の信号をAD変換する動作と、前記第1の信号に、前記第1の行の画素の光電変換部で生成された電荷に基づく信号が重畳された第2の信号を前記増幅部から出力する動作と、を行う第2の処理と、
    前記第2の信号を前記サンプルホールド部に保持させ、前記サンプルホールド部に保持された前記第2の信号をAD変換する動作と、前記第2の処理において、前記第2の信号を前記増幅部から出力した後に、前記増幅部をリセットする動作と、の少なくとも一部を並行して行う第3の処理と、
    その後、前記第3の処理において前記増幅部をリセットしたことに基づいて前記増幅部から出力される第3の信号に、前記第2の行の画素の光電変換部で生成された電荷に基づく信号が重畳されて前記増幅部から出力された第4の信号を前記サンプルホールド部に保持させる第4の処理と、を行うこと
    を特徴とする光電変換装置の駆動方法。
  2. 前記第3の処理と前記第4の処理との間に、
    前記第3の信号を前記サンプルホールド部に保持させ、前記サンプルホールド部に保持された前記第3の信号をAD変換する動作と、第4の信号を前記増幅部から出力する動作と、の少なくとも一部を並行して行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換装置の駆動方法。
  3. 前記増幅部は、差動増幅器を含み、
    前記差動増幅器の反転入力ノードと出力ノードとを短絡することにより、前記増幅部をリセットすること
    を特徴とする請求項1または2に記載の光電変換装置の駆動方法。
  4. 前記増幅部は、
    一方のノードが前記サンプルホールド部に接続され、他方のノードが前記反転入力ノードと接続された入力容量と、
    一方のノードが前記差動増幅器の非反転入力ノードと接続され、他方のノードが前記差動増幅器の出力ノードと接続された帰還容量と、を有すること
    を特徴とする請求項3に記載の光電変換装置の駆動方法。
  5. 前記複数の列信号処理部の各々は、さらにバッファ部を含み、
    前記バッファ部から供給された前記第1〜4の信号をAD変換すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光電変換装置の駆動方法。
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