JP2015118476A - 情報処理プログラムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークに接続されるデバイスを組み合わせて所定の機能を実現させる場合に、当該所定の機能の実行を途中でキャンセルしたとしても、その後の再開を容易に行い得る情報処理プログラムおよび端末装置を提供すること。【解決手段】本発明によれば、主機能の実行中に、キャンセル指示が受け付けられた場合、当該キャンセル指示の対象である主機能を構成する副機能のうち、実行中の副機能が入力機能であれば、入力機能の実行が完了するまでの入力データが記憶部に記憶された状態で、主機能の実行がキャンセルされる。よって、記憶部に記憶されている入力データを利用して、主機能の実行を容易に再開させることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理プログラムおよび端末装置に関する。
特許文献1には、ネットワーク上の複数の機器と画像処理装置との組み合わせによって実現可能な複数の機能の中から、ユーザにより1の機能が選択された場合に、前記ネットワーク上の複数の機器の中から、選択された機能を実現するために画像処理装置と組み合わせる機器を選択し、当該機器との通信を制御する技術が開示されている。
特許第3787434号公報
特許文献1に記載される技術を用い、複数のデバイスを組み合わせて1の機能の実行を開始した後、当該機能の実行を途中でキャンセルした場合、処理中のデータが、削除されたり、中途半端な状態で残ってしまうことがある。そのため、キャンセルさせた機能を容易に再開できなかった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、ネットワークに接続されるデバイスを組み合わせて所定の機能を実現させる場合に、当該所定の機能の実行を途中でキャンセルしたとしても、その後の再開を容易に行い得る情報処理プログラムおよび端末装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の情報処理プログラムは、制御部と、記憶部とを備えた端末装置の、前記制御部が実行可能なプログラムであって、ネットワークに接続された複数の外部装置のうち、主機能を構成する副機能としての入力機能と出力機能とをそれぞれ実行する入力装置と出力装置の組み合わせが設定されている場合に、当該主機能の実行を開始する指示である開始指示を受け付ける第1指示受付手段と、前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された場合に、前記入力装置が入力機能を実行したことに基づき取得した入力データを、当該入力装置から取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により入力データを取得した場合、前記出力装置に対し、出力機能の実行を指示する出力実行指示を出力する出力手段と、前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された後、当該主機能の実行中に、当該実行中の主機能の実行をキャンセルする指示であるキャンセル指示を受け付ける第2指示受付手段と、前記第2指示受付手段により前記キャンセル指示が受け付けられた場合、前記キャンセル指示の対象である主機能を構成する副機能のうち、実行中の副機能が入力機能であるかを判断する判断手段と、前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該実行中の入力機能の実行を中止させる指示である入力中止指示を前記入力装置に出力することなく、当該入力機能の実行にともなう前記入力装置からの入力データの取得が完了するまで当該入力データの取得を継続した後、前記出力装置に対し、前記出力手段による前記出力実行指示を出力しないように制御することにより、前記キャンセル指示の対象である主機能の実行をキャンセルする第1キャンセル実行手段と、前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該入力機能の実行にともない前記入力装置から取得される入力データを記憶部に記憶するデータ記憶手段として、前記制御部を機能させる。
なお、本発明は、端末装置、端末装置を制御する制御装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成できる。
請求項1記載の情報処理プログラムによれば、主機能の実行中に、キャンセル指示が受け付けられた場合、当該キャンセル指示の対象である主機能を構成する副機能のうち、実行中の副機能が入力機能であれば、入力機能の実行が完了するまでの入力データが記憶部に記憶された状態で、主機能の実行がキャンセルされる。よって、記憶部に記憶されている入力データを利用して、主機能の実行を容易に再開させることができる。
請求項2記載の情報処理プログラムによれば、請求項1が奏する効果に加え、次の効果を奏する。キャンセル指示が受け付けられた場合には、RAWデータ形式の第1データ、または、入力データに基づき生成された、出力装置に応じた形式の第2データが、記憶部に記憶される。よって、記憶部に記憶されている第1データまたは第2データを利用して、主機能の実行を再開させることができる。特に、第1データが記憶部に記憶される場合には、主機能の実行を再開する前に、入力装置と組み合わせる出力装置を変更したとしても、当該変更に対応できる。
請求項3記載の情報処理プログラムによれば、請求項1または2が奏する効果に加え、次の効果を奏する。再開指示が受け付けられた場合には、入力装置との組み合わせを構成する出力装置に、出力実行指示とともに、記憶部に記憶される入力データに基づき生成された、当該出力装置に応じた形式の出力データが出力され、それによって、キャンセルされた主機能の実行が再開される。よって、主機能の実行を容易に再開できる。
請求項4記載の情報処理プログラムによれば、請求項3が奏する効果に加え、次の効果を奏する。入力装置と組み合わせる出力装置が変更された場合には、変更後の出力装置に応じた出力データが出力されるので、主機能を再開する前に、出力装置を変更し得る。
請求項5記載の情報処理プログラムによれば、請求項3から5のいずれかが奏する効果に加え、主機能のキャンセル後、キャンセルされた主機能を再開させるか、主機能を新規開始させるかを、必要に応じて使い分けることができる。
請求項6記載の情報処理プログラムによれば、請求項5が奏する効果に加え、主機能のキャンセル後、主機能を新規開始させる場合には、記憶部に記憶されている内容が削除されるので、記憶部の消費を抑制できる。
請求項7記載の情報処理プログラムによれば、請求項1から6のいずれかが奏する効果に加え、主機能のキャンセルの態様として、実行中の主機能を中断させるか、実行中の主機能を中止させるかを、必要に応じて使い分けることができる。
請求項8記載の情報処理プログラムによれば、請求項1から7のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。キャンセル指示が受け付けられた場合、実行中の副機能が入力機能でなく、出力機能の実行中であれば、当該出力機能を実行する出力装置に対し、出力中止指示が出力されることによって、主機能の実行がキャンセルされる。よって、早期に主機能のキャンセルを完了できる。
請求項9記載の情報処理プログラムによれば、請求項1から8のいずれかが奏する効果に加え、出力装置による出力機能の実行が完了した場合に、記憶部に記憶されている内容が削除されるので、記憶部の消費を抑制できる。
請求項10記載の情報処理プログラムによれば、請求項1から9のいずれかが奏する効果に加え、入力データを端末装置内の記憶部に記憶することができる。
請求項11記載の端末装置によれば、請求項1記載の情報処理プログラムと同様の効果を奏する。
端末の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理を示すフローチャートである。 アクション実行処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の情報処理プログラムの一実施形態であるアプリケーション12bを搭載する端末10の電気的構成を示すブロック図である。なお、以下では「アプリケーション」を「アプリ」と称することがある。
本実施形態の端末10は、スマートフォンなどの携帯端末として構成される。端末10には、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、メモリカードインタフェース(メモリカードI/F)18、音声入出力部19、電話網通信部20、無線通信部21が設けられる。これらの各部は、バスライン22を介して互いに接続される。
CPU11は、フラッシュメモリ12等に記憶される固定値やプログラム等に従って、バスライン22と接続された各部を制御する。フラッシュメモリ12は、書換可能な不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ12には、オペレーティングシステム12a、アプリ12bが格納される。なお、以下では「オペレーティングシステム」を「OS」と称することがある。また、以下では、アプリケーションやオペレーティングシステムなどのプログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「アプリケーション」という記載が「アプリケーションを実行するCPU11」を意味する場合もある。OS12aは、端末10の標準機能を実現するための基本ソフトウェアである。本実施形態のOS12aは、アンドロイド(登録商標)OSである。
アプリ12bは、各種デバイスのベンダによって提供されるアプリケーションである。アプリ12bは、ユーザによって端末10にインストールされ、端末10から、対応するデバイスの利用を可能とする。本実施形態のアプリ12bは、パーソナルコンピュータなどを経由せずに、端末10から、無線LANネットワーク500に接続された、スキャナ60、プリンタ70、多機能周辺装置(以下「MFP」と称す)80などの各種デバイスの利用を可能とする。
また、詳細は後述するが、本実施形態のアプリ12bは、無線LANネットワーク500に接続される各種デバイス、および、インターネット800に接続される各種サービスを提供するサービス提供サーバ100からなる群のうち、ユーザにより適宜選択された入力装置と出力装置を用いた所定の機能を実現可能に構成される。より詳細には、アプリ12bは、入力装置が有する入力機能と、出力装置が有する出力機能とを連係させることによって、入力機能と出力機能とから構成される所定の機能を実現させることができる。
なお、入力装置が実行する「入力機能」とは、アプリ12bを搭載する端末10が入力データとして受け取るデータを取り込む機能、または、当該データを、当該データが記憶される記憶部から読み出す機能を示す。例えば、原稿画像を読み取るスキャン機能や、画像データを外部装置から受信するファクシミリ受信機能などは、入力機能に相当する。また、内部メモリや、メモリカードなどの記録メディアや、データベースなどの記憶部からデータを読み出す機能もまた、入力機能に相当する。
一方、出力装置が実行する「出力機能」とは、アプリ12bを搭載する端末10が出力データとして出力したデータに基づく出力を行う機能、または、当該データを記憶部に記憶する(保存する)機能を示す。例えば、出力データが画像データである場合に、当該画像データに基づく印刷画像を出力するプリント機能や、当該画像データを外部装置へ送信するファクシミリ送信機能もまた、出力機能に相当する。また、内部メモリや、メモリカードなどの記録メディアや、データベースなどの記憶部にデータを記憶する機能もまた、出力機能に相当する。
以下では、「入力機能と出力機能とから構成される所定の機能」を、特に「主機能」と称することがある。例えば、入力装置および出力装置として、それぞれ、スキャナ60およびプリンタ70が選択された場合、アプリ12bは、スキャナ60が有するスキャン機能と、プリンタ70が有するプリント機能とを連係させることによって、スキャナ60が読み込んだ原稿画像の画像データを、プリンタ70から印刷画像として出力させる、所謂コピー機能を、主機能として実現させることができる。
特に、本実施形態のアプリ12bは、入力装置と出力装置を用いて、入力装置の入力機能と出力装置の出力機能とから構成される主機能を実現させる場合に、当該主機能の実行を途中でキャンセルしたとしても、その後の再開を容易に行い得るよう構成される。なお、後述する図3のフローチャートに示す各処理は、CPU11がアプリ12bに従い実行する処理である。
また、フラッシュメモリ12には、アプリ用記憶領域12cが設けられる。アプリ用記憶領域12cは、アプリ12bが使用する、アプリ12bに割り当てられた記憶領域である。アプリ用記憶領域12cには、例えば、ユーザが入力装置または出力装置の選択候補として登録したデバイス(以下、このデバイスを「登録デバイス」と称す)や、ユーザが登録したアクションなどが記憶される。「アクション」は、アプリ12bに登録された主機能である。
RAM13は、CPU11がアプリ12b等を実行するにあたり、各種データを一時的に記憶するためのテンポラリエリアを有する書換可能な揮発性のメモリである。RAM13のテンポラリエリアには、例えば、主機能を実行する場合に、入力装置から受け取ったデータ(すなわち、入力データ)や、当該入力データに基づき生成された、出力装置に出力するデータ(すなわち、出力データ)が記憶される。
操作キー15は、端末10に指示などを入力するためのメカニカルキーであり、例えば、端末10の筺体に設けられる。LCD16は、各種画面を表示する液晶表示装置である。タッチパネル17は、LCD16に重ねて設けられ、指や棒などの指示体を接触または接近させることによって、端末10に指示などを入力する。メモリカードI/F18は、書換可能な不揮発性のメモリカードMCが装着されるインタフェースであり、メモリカードMCに対する、データやファイルの書き込み又は読み出しを制御する。音声入出力部19は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。電話網通信部20は、携帯電話網(図示せず)を介した通話を行うための回路である。
無線通信部21は、無線LANによる無線通信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、無線通信部21が行う通信は、IEEE802.11b/g/nの規格に準拠した無線LANによる無線通信である。本実施形態において、無線通信部21は、中継装置であるアクセスポイント(AP)50を介して、無線LANネットワーク500に接続される。これにより、端末10は、AP50を介して接続される無線LANネットワーク500上の、スキャナ60などの各種デバイスと通信可能に接続できる。無線LANネットワーク500上の各デバイスは、デバイスのモデル名と、デバイスに割り当てられたIPアドレスとから、各々独立して特定される。
スキャナ60およびプリンタ70は、それぞれ、スキャン機能およびプリント機能を有する単機能装置である。本実施形態において、スキャン機能を単独で有するスキャナ60は、入力装置としてのみ選択可能である。また、プリント機能を単独で有するプリンタ70は、出力装置としてのみ選択可能である。
MFP80は、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能などの各種機能を有する多機能周辺装置である。本実施形態では、MFP80は、スキャン機能や、ファクシミリ機能のうちファクシミリ受信機能を利用する場合に、入力装置として選択可能である。また、MFP80は、プリント機能や、ファクシミリ機能のうちファクシミリ送信機能を利用する場合に、出力装置として選択可能である。つまり、MFP80は、本実施形態のアプリ12bにおいて、入力装置としても、出力装置としても選択可能である。
また、AP50は、ブロードバンドルーター機能を有し、インターネット800に接続できる。よって、端末10は、インターネット800に接続された各種のサービス提供サーバ100にアクセスし、アクセス先のサービス提供サーバが提供するサービスを利用できる。サービス提供サーバが提供するサービスとしては、Dropbox(登録商標)や、Evernote(登録商標)などの各種サービスが例示される。例えば、図1に示すように、インターネット800に、サービス提供サーバ100として、サーバ100a,100b,100cが接続されている場合、端末10は、各サーバ100a〜100cが提供するサービスA、サービスB、およびサービスCを利用できる。
図2は、アプリ12bに従って端末10のCPU11が実行するメイン処理を示すフローチャートである。本処理は、アプリ12bの起動指示をCPU11が受け付けた場合に開始される。CPU11は、まず、デバイス/サービス画面(図示せず)をLCD16に表示する、より詳細には、フォアグラウンドに表示する(S201)。デバイス/サービス画面は、スキャナ60などのデバイスや、サービス提供サーバ100を、入力装置または出力装置の選択候補として登録するための画面である。デバイス/サービス画面がフォアグラウンドに表示されている場合、ユーザが実行を所望する主機能を選択するためのアクション画面(図示せず)がバックグラウンドに表示される。
なお、「フォアグラウンドに表示」とは、実際にLCD16に描画される表示を示す。一方、「バックグラウンドに表示」とは、バックグラウンドでLCD16に表示させるための表示処理を行っていることを示し、LCD16に描画されない表示を示す。LCD16に表示される、各画面に対応するタブの切り替えに応じて、デバイス/サービス画面およびアクション画面のうち、いずれ一方の画面がフォアグランドに表示され、他方の画面がバックグラウンドに表示される。
よって、デバイス/サービス画面がフォアグラウンドに表示されている状態で、CPU11が、タブを切り替える指示を受け付けた場合(S202:Yes)、CPU11は、アクション画面をフォアグラウンドに表示し、デバイス/サービス画面をバックグラウンドに表示する(S208)。さらに、アクション画面がフォアグラウンドに表示されている状態で、CPU11が、タブを切り替える指示を受け付けた場合(S209:Yes)、CPU11は、処理をS201に移行する。
デバイス/サービス画面には、デバイスを登録するためのデバイス登録ボタンと、サービスを登録するためのサービス登録ボタンとが表示される。よって、デバイス/サービス画面がフォアグラウンドに表示されている状態において、CPU11は、デバイス登録ボタンまたはサービス登録ボタンに対するタップ操作の受け付けを待機する(S202:No,S203:No)。
CPU11が、デバイス登録ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S203:デバイス登録)、CPU11は、LCD16に表示する画面を、デバイス/サービス画面から、デバイスを登録するためのデバイス登録画面(図示せず)に切り替える(S204)。次に、CPU11は、デバイス登録画面に対するユーザ操作に基づき、デバイスの登録を行うデバイス登録処理を実行する(S205)。CPU11は、デバイス登録処理(S205)の実行後、処理をS201に移行し、LCD16に表示する画面を、デバイス登録画面から、デバイス/サービス画面に切り替える。
一方、CPU11が、サービス登録ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S203:サービス登録)、CPU11は、LCD16に表示する画面を、デバイス/サービス画面から、サービスを登録するためのサービス登録画面(図示せず)に切り替える(S206)。次に、CPU11は、サービス登録画面に対するユーザ操作に基づき、サービス、より詳細には、サービス提供サーバ100の登録を行うサービス登録処理を実行する(S207)。CPU11は、サービス登録処理(S207)の実行後、LCD16に表示する画面を、処理をS201に移行し、サービス登録画面から、デバイス/サービス画面に切り替える。
アクション画面には、ユーザが、アクションを登録するためのボタン(以下、このボタンを「アクション登録ボタン」と称す)と、ユーザが登録した各アクションに対応するボタン(以下、このボタンを「アクション選択ボタン」と称す)とが表示される。よって、アクション画面がフォアグラウンドに表示されている状態において、CPU11は、アクション登録ボタンまたはアクション選択ボタンに対するタップ操作の受け付けを待機する(S209:No,S210:No)。
CPU11が、アクション登録ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S210:アクション登録)、CPU11は、アクション名登録処理を実行する(S215)。具体的に、アクション名登録処理(S215)において、CPU11は、LCD16に表示する画面を、アクション画面から、アクション名登録画面(図示せず)に切り替え、当該アクション名登録画面に対するユーザ操作に基づき、登録対象のアクションに付与する名称(以下、この名称を「アクション名」と称す)を登録する。
CPU11は、アクション名登録処理(S215)の実行後、LCD16に表示する画面を、アクション名登録画面から、入出力登録画面(図示せず)に切り替える(S216)。入出力登録画面は、登録された1のアクション名に対し、当該アクション名より特定されるアクションを構成する主機能を実現するための入力装置および出力装置を登録するための画面である。
次に、CPU11は、入出力登録画面に対するユーザ操作に基づき、入力装置または出力装置を登録する入出力登録処理を実行する(S217)。なお、入出力登録処理(S217)において、入力装置および出力装置は、デバイス登録処理(S205)またはサービス登録処理(S207)で登録されたデバイスまたはサービス提供サーバ100の中から選択されたものが登録される。
CPU11は、入出力登録処理(S217)の実行後、LCD16に表示する画面を、入出力登録画面から、アクション実行画面(図示せず)に切り替える(S211)。アクション実行画面は、登録されたアクションのうち、1のアクションを実行させるための画面である。より詳細には、入出力登録処理(S217)の実行後にLCD16に表示されたアクション実行画面は、入出力登録処理(S217)において登録されたアクションを実行させるための画面である。
一方、CPU11が、アクション画面内の、1のアクション選択ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S210:アクション選択)、CPU11は、処理をS211に移行し、LCD16に表示する画面を、アクション画面から、アクション実行画面に切り替える。より詳細には、アクション選択ボタンの操作に基づきLCD16に表示されたアクション実行画面は、操作されたアクション選択ボタンに対応するアクションを実行させるための画面である。
アクション実行画面には、実行対象のアクションにて、主機能を実現するために使用する入力装置または出力装置を追加登録するためのボタン(以下、このボタンを「入出力追加ボタン」と称す)が表示される。また、アクション実行画面には、アクションの開始を指示する実行ボタン(図示せず)が表示される。アクション実行画面が表示されている状態において、CPU11は、入出力追加ボタンまたは実行ボタンに対するタップ操作の受け付けを待機する(S212:No)。
CPU11が、入出力追加ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S212:入出力追加)、CPU11は、処理をS216に移行し、LCD16に表示する画面を、アクション実行画面から、入出力登録画面に切り替える。一方、CPU11が、実行ボタンに対するタップ操作を受け付けた場合(S212:実行)、CPU11は、アクション実行画面に表示される実行ボタンに代えて、キャンセルボタン(図示せず)を表示する(S213)。CPU11は、表示中のアクション実行画面に対応するアクションを実行するアクション実行処理を実行し(S214)、処理をS208に移行する。
図3は、上述したアクション実行処理(S214)を示すフローチャートである。CPU11は、アクション実行画面に表示される、実行対象のアクションに登録されている入力装置(以下「ジョブ対象の入力装置」と称す)に、ジョブの実行指示を送信する(S301)。CPU11は、ジョブ対象の入力装置から、入力データ、すなわち、当該入力装置が入力機能の実行により取得したデータの受信を開始する(S302)。受信した入力データはRAM13に順次記憶される。
CPU11は、アクション実行画面に表示されるキャンセルボタンに対する操作がされたか、すなわち、アクションの実行をキャンセルする指示であるアクションキャンセル指示が入力されたかを判断する(S303)。アクションキャンセル指示が入力されていないと、CPU11が判断した場合(S303:No)、CPU11は、入力データの受信が完了したか、すなわち、入力装置が入力機能の実行を完了したかを判断する(S304)。
入力データの受信が完了したと、CPU11が判断した場合(S304:Yes)、CPU11は、ジョブ対象の入力装置から受信した入力データから、ジョブ対象の出力装置に応じた出力データを生成する(S305)。「ジョブ対象の出力装置」とは、アクション実行画面に表示される、実行対象のアクションに登録されている出力装置である。CPU11は、ジョブ対象の出力装置に、ジョブの実行指示を送信する(S306)。CPU11は、ジョブ対象の出力装置に、生成された出力データを送信し(S307)、処理をS308に移行する。
S304において、入力データの受信が完了していないと、CPU11が判断した場合(S304:No)、CPU11は、処理をS308に移行する。S308において、CPU11は、出力装置が、出力データに基づく出力、すなわち、出力機能の実行を完了したかを判断する。具体的に、CPU11は、出力機能の実行が完了したことを示す情報を出力装置から受信したことに基づき、S308の判断を肯定する。出力装置が出力機能の実行を完了していないと、CPU11が判断した場合、(S308:No)、CPU11は、処理をS303に移行する。
一方、出力装置が出力機能の実行を完了したと、CPU11が判断した場合(S308:Yes)、CPU11は、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータを削除し(S309)、本処理を終了する。「RAWデータ」は、入力装置から受信した入力データに対応するRAW形式のデータである。RAWデータは、後述するS315において、アプリ用記憶領域12cに記憶される。ジョブ対象の出力装置が出力機能の実行を完了した場合、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータは不要になるので、S309にてRAWデータが削除されることにより、アプリ用記憶領域12cの消費を抑制できる。
S303において、アクションキャンセル指示が入力されたと、CPU11が判断した場合(S303:Yes)、CPU11は、処理をS310に移行する。つまり、CPU11が入力装置にジョブの実行指示を出力してから、出力装置が出力機能の実行を完了したとCPU11が判断するまでの間に、アクションキャンセル指示の入力を受け付けた場合に、CPU11は、処理をS310に移行する。
S310において、CPU11は、実行中のアクションのフェーズを判断する。本実施形態では、入力装置にジョブの実行指示が出力されてから、出力装置にジョブの実行指示が出力されるまでのフェーズを「入力中」と称す。一方、出力装置にジョブの実行指示が出力されてから、出力機能の実行が完了するまでのフェーズを「出力中」と称す。
実行中のアクションのフェーズが出力中であると、CPU11が判断した場合(S310:出力中)、CPU11は、ジョブ対象の出力装置に、実行中の出力機能をキャンセルする指示である出力キャンセル指示を送信し(S311)、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータを削除し(S309)、本処理を終了する。ジョブ対象の出力装置に出力キャンセル指示を出力することによって、アクションの実行をキャンセルした場合、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータは不要になるので、S309にてRAWデータが削除されることにより、アプリ用記憶領域12cの消費を抑制できる。
一方、実行中のアクションのフェーズが入力中であると、CPU11が判断した場合(S310:入力中)、CPU11は、キャンセルの態様として、中断または中止のいずれかをユーザに選択させるための第1選択画面(図示せず)を、LCD16に表示し、当該第1選択画面に対するユーザ操作に応じた選択を受け付ける(S312)。
「中止」は、アクションの実行をキャンセルした後、当該キャンセルされたアクションの再開が不可能な態様である。一方、「中断」は、アクションの実行をキャンセルした後、当該キャンセルされたアクションの再開が可能な態様である。よって、本実施形態のアプリ12bによれば、実行中のアクション(すなわち、主機能)を中止させるか、中断させるかを、第1選択画面を介し、必要に応じて選択させることができる。
「中止」の選択をCPU11が受け付けた場合(S313:中止)、CPU11は、ジョブ対象の入力装置に、実行中の入力機能をキャンセルする指示である入力キャンセル指示を送信し(S324)、RAM13に記憶されている入力データを削除し(S325)、本処理を終了する。
一方、「中断」の選択をCPU11が受け付けた場合(S313:中断)、CPU11は、入力データの受信が完了したかを判断する(S314)。入力データの受信が完了していないと、CPU11が判断した場合(S314:No)、入力データの受信が完了するのを待機する。
入力データの受信が完了したと、CPU11が判断した場合(S314:Yes)、CPU11は、入力データを、RAW形式のデータ(すなわち、RAWデータ)としてアプリ用記憶領域12cに記憶する(S315)。つまり、本実施形態のアプリ12bによれば、入力装置が入力機能の実行中に、キャンセルボタンに対する操作が行われた場合、実行中の入力機能は、当該実行が完了するまで継続され、入力機能の開始から完了までの入力データがRAWデータとして保存される。
CPU11は、ジョブ対象の出力装置を変更するための変更画面(図示せず)をLCD16に表示し、当該変更画面に対するユーザ操作に応じて、出力装置の変更を受け付ける(S316)。変更対象となり得る出力装置は、デバイス登録処理(S205)またはサービス登録処理(S207)で登録されたデバイスまたはサービス提供サーバ100である。なお、CPU11が、ジョブ対象の出力装置を変更するためのユーザ操作を受け付けることなく、変更画面の表示終了の指示を受け付けた場合、CPU11は、S316において、出力装置が変更されない旨を受け付ける。
CPU11は、アクションを再開するか、新規にアクションを開始するかを、ユーザに選択させるための第2選択画面(図示せず)を、LCD16に表示し、当該第2選択画面に対するユーザ操作に応じた選択を受け付ける(S317)。よって、本実施形態のアプリ12bによれば、アクション(すなわち、主機能)の実行をキャンセルした後、アクションを再開するか、新規にアクションを開始するかを、第2選択画面を介し、必要に応じて選択させることができる。
「新規」の選択をCPU11が受け付けた場合(S318:新規)、CPU11は、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータを削除し(S323)、本処理を終了する。CPU11は、本処理の終了後、アクション画面を表示する(S208)。よって、アクション画面を介し、新たに選択されたアクションを実行することができる。新規にアクションを開始する場合、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータは不要になるので、S323にてRAWデータが削除されることにより、アプリ用記憶領域12cの消費を抑制できる。
一方、「再開」の選択をCPU11が受け付けた場合(S318:再開)、CPU11は、アプリ用記憶領域12cに記憶されているRAWデータから、ジョブ対象の出力装置に応じた出力データを生成する(S319)。CPU11が、S316において、ジョブ対象の出力装置を変更するためのユーザ操作を受け付けた場合、CPU11は、当該変更後の出力装置に応じた出力データを生成する。
CPU11は、ジョブ対象の出力装置、すなわち、S319にて生成した出力データに対応する出力装置に、ジョブの実行指示、および、出力データを送信する(S320,S321)。S319〜S321の処理によれば、入力機能の実行中にキャンセルボタンが操作されたことに基づき、入力機能の入力完了をもって中断されたアクションの実行が再開される。
CPU11は、S308と同様に、出力装置が出力機能の実行を完了したかを判断する(S322)。出力装置が出力機能の実行を完了していないと、CPU11が判断した場合(S322:No)、当該完了を待機する。一方、出力装置が出力機能の実行を完了したと、CPU11が判断した場合(S322:Yes)、処理をS309に移行する。
本実施形態のアプリ12bによれば、アクション実行画面のキャンセルボタンに対する操作が行われた場合に、実行中のアクションのフェーズが入力中、すなわち、入力機能の実行中であれば、ジョブ対象の入力装置からの入力データの受信が完了するまで処理を継続し、受信した入力データをRAWデータ(すなわち、RAW形式のデータ)として、アプリ用記憶領域12cに記憶する。そして、第2選択画面を介して、アクションの再開が選択された場合には、記憶されているRAWデータを利用して、アクション(すなわち、主機能)を容易に再開できる。
特に、入力データがRAWデータとして記憶されるので、当該RAWデータから、種々の出力装置に応じた出力データを生成できる。よって、変更画面を介して、ジョブ対象の出力装置が変更されたとしても、変更後の出力装置に応じた出力データを生成できるので、アクションの実行が開始された後であっても、ジョブ対象の出力装置の変更に対応できる。
一方で、アクション実行画面のキャンセルボタンに対する操作が行われた場合に、実行中のアクションのフェーズが出力中、すなわち、出力機能の実行中であれば、ジョブ対象の出力装置にキャンセル指示が送信される。出力機能の実行中にキャンセルボタンに対する操作が行われた場合には、出力装置からの出力を待つまでもなく、アクションを早期にキャンセルさせることが意図されている可能性が高い。よって、かかる状況において、アクションを早期にキャンセルすることができる。
上記実施形態において、アプリ12bが、情報処理プログラムの一例である。端末10が、端末装置の一例である。スキャナ60、プリンタ70、MFP80、サービス提供サーバ100が、外部装置の一例である。スキャナ60、MFP80、サービス提供サーバ100が、入力装置の一例である。プリンタ70、MFP80、サービス提供サーバ100が、出力装置の一例である。CPU11が、制御部の一例である。フラッシュメモリ12が、記憶部の一例である。LCD16が、表示部の一例である。無線LANネットワーク500、インターネット800が、ネットワークの一例である。
S212の処理を実行するCPU11が、第1指示受付手段の一例である。S302の処理を実行するCPU11が、データ取得手段の一例である。S306の処理を実行するCPU11が、出力手段の一例である。S203の処理を実行するCPU11が、第2指示受付手段の一例である。S310の処理を実行するCPU11が、判断手段の一例である。S313,S314の処理を実行するCPU11が、第1キャンセル実行手段の一例である。S315の処理を実行するCPU11が、データ記憶手段の一例である。S317の処理を実行するCPU11が、第3指示受付手段、選択表示手段、第4指示受付手段の一例である。S319〜S321の処理を実行するCPU11が、再開手段の一例である。S316の処理を実行するCPU11が、装置変更受付手段の一例である。S317の処理を実行するCPU11が、選択表示手段の一例である。S323の処理を実行するCPU11が、第1削除手段の一例である。S324の処理を実行するCPU11が、第2キャンセル実行手段の一例である。S311の処理を実行するCPU11が、第3キャンセル実行手段の一例である。S309の処理を実行するCPU11が、第2削除手段の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、アプリ12bを端末10に搭載する構成としたが、当該アプリ12bを搭載させる端末としては、上記例示した端末10に限定されず、タブレット端末や、デジタルカメラや、パーソナルコンピュータなどを採用することも可能である。
あるいは、インターネット800または無線LANネットワーク500上のサーバにアプリ12bを搭載し、当該サーバを上記実施形態の端末10と同等に機能させる構成としてもよい。つまり、端末10はサーバに各種指示を送信し、サーバは、当該指示に応じた処理、例えば、図3のアクション実行処理(S214)を実行する構成としてもよい。
上記実施形態では、端末10に搭載されるOS12aとして、アンドロイド(登録商標)を例示したが、他のOSも利用できる。
上記実施形態では、入力装置の候補となるデバイスとして、スキャナ60と、MFP80とを例示したが、入力機能、すなわち、アプリ12bを搭載する端末が入力データとして受け取るデータを取り込む機能、または、当該データが記憶される記憶部から読み出す機能を実行可能なデバイスであれば利用可能である。例えば、入力データとしてのファクシミリデータを受信するファクシミリや、入力データとしての読み出し対象となるデータを記憶するデータベースサーバなどを、入力装置として利用できる。同様に、出力機能を実行可能なデバイスであれば、出力装置の候補となるデバイスとして利用可能である。例えば、出力データとしての3次元印刷用の印刷データに基づく3次元印刷を行う3Dプリンタや、出力データとしての刺繍データに基づいて刺繍を行うミシンや、出力データとしての投影データに基づく画像投影を行う投影装置などを、出力装置として利用できる。
上記実施形態では、アクション実行画面に表示されるキャンセルボタンに対する操作がされた後に、第1選択画面において、キャンセルの態様として、中断または中止のいずれかを選択する構成とした。かかる構成に対し、キャンセルボタンに代えて、中断を指示する中断ボタンおよび中止を指示する中止ボタンを、アクション実行画面に表示する構成としてもよい。かかる変形例では、CPU11が、中断ボタンまたは中止ボタンに対する操作を受け付けた場合に、実行中のアクションのフェーズが入力中であれば、CPU11は、操作されたボタンに応じて、S313〜S322の処理、または、S323,S324の処理を実行する。一方で、実行中のアクションのフェーズが出力中であれば、CPU11は、操作されたボタンにかかわらず、S310の処理を実行する。
上記実施形態では、S317にて表示される第2選択画面を介して、「新規」の選択がされた場合には、RAWデータを終了した後、アクション実行処理を終了する構成とした。これに代えて、「新規」の選択をCPU11が受け付けた場合、CPU11は、S322の処理を実行した後、処理をS301に移行する構成としてもよい。かかる変形例では、CPU11が、S316において、ジョブ対象の出力装置を変更するためのユーザ操作を受け付けた場合には、CPU11は、当該変更後の出力装置と、現在のジョブ対象である入力装置とを用いた新規のアクションを実行する。かかる変形例では、S323の処理を省略し、RAWデータの削除を行わないようにすればよい。
上記実施形態では、S316にて表示される変更画面を介して、出力装置を変更できる構成としたが、出力装置だけでなく、入力装置を変更できる構成としてもよい。また、変更画面を介して、ジョブ対象の出力装置に適用する設定値を変更できる構成としてもよい。
上記実施形態では、S315において、RAWデータをアプリ用記憶領域12cに記憶させる構成とした。これに代えて、CPU11は、入力データから、ジョブ対象の出力装置に応じた出力データを生成し、当該出力データをアプリ用記憶領域12cに記憶する構成としてもよい。かかる変形例によれば、上記のように、変更画面を介して、ジョブ対象の出力装置に適用する設定値を変更可能に構成した場合に、アクションの再開時に、S315にてアプリ用記憶領域12cに記憶された出力データを、ジョブ対象の出力装置から、変更後の設定値に従い出力させることができる。かかる変形例では、S319の処理を省略できる。
あるいは、S315において、CPU11は、RAWデータと、入力データから生成された出力データとの両方を、アプリ用記憶領域12cに記憶する構成としてもよい。かかる変形例では、アクションを再開させた場合に、ジョブ対象の出力装置が変更されていれば、CPU11は、S319の処理を実行し、ジョブ対象の出力装置が変更されていなければ、CPU11は、S319の処理を実行することなく、アプリ用記憶領域12cに記憶されている出力データを使用すればよい。
上記実施形態では、S315において、入力データをRAW形式のデータとしてアプリ用記憶領域12cに記憶する構成としたが、RAW形式に限らず、BMP、TIFF、JPEGなどの形式であってもよい。
上記実施形態では、RAWデータを、端末10に内蔵されるメモリ、より詳細には、アプリ用記憶領域12cに記憶する構成とした。これに代えて、外部メモリであるメモリカードMC内の、アプリ12bに割り当てられた記憶領域に記憶する構成としてもよい。
上記実施形態では、S308およびS322において、CPU11は、出力装置が出力データに基づく出力を完了したかを判断する構成としたが、判断のタイミングを、出力装置への出力データの出力が完了したタイミングとしてもよい。
上記実施形態では、CPU11が、図3に記載される各処理を実行する構成として説明したが、図3に記載される各処理を、複数のCPUが協同的に実行する構成としてもよい。また、ASICなどのICが、単独で、または、複数によって協働的に、図3に記載される各処理を実行する構成してもよい。また、CPU11とASICなどのICとが協同して、図3に記載される各処理を実行する構成してもよい。
10:端末,11:CPU,12b:アプリ

Claims (11)

  1. 制御部と、記憶部とを備えた端末装置の、前記制御部が実行可能な情報処理プログラムであって、
    ネットワークに接続された複数の外部装置のうち、主機能を構成する副機能としての入力機能と出力機能とをそれぞれ実行する入力装置と出力装置の組み合わせが設定されている場合に、当該主機能の実行を開始する指示である開始指示を受け付ける第1指示受付手段と、
    前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された場合に、前記入力装置が入力機能を実行したことに基づき取得した入力データを、当該入力装置から取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により入力データを取得した場合、前記出力装置に対し、出力機能の実行を指示する出力実行指示を出力する出力手段と、
    前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された後、当該主機能の実行中に、当該実行中の主機能の実行をキャンセルする指示であるキャンセル指示を受け付ける第2指示受付手段と、
    前記第2指示受付手段により前記キャンセル指示が受け付けられた場合、前記キャンセル指示の対象である主機能を構成する副機能のうち、実行中の副機能が入力機能であるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該実行中の入力機能の実行を中止させる指示である入力中止指示を前記入力装置に出力することなく、当該入力機能の実行にともなう前記入力装置からの入力データの取得が完了するまで当該入力データの取得を継続した後、前記出力装置に対し、前記出力手段による前記出力実行指示を出力しないように制御することにより、前記キャンセル指示の対象である主機能の実行をキャンセルする第1キャンセル実行手段と、
    前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該入力機能の実行にともない前記入力装置から取得される入力データを記憶部に記憶するデータ記憶手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記データ記憶手段は、当該入力機能の実行にともない前記入力装置から取得される入力データを、RAWデータ形式の第1データ、または、前記入力データに基づき生成された、前記入力装置との組み合わせを構成する出力装置に応じた形式の第2データとして、前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記第1キャンセル実行手段により前記主機能の実行がキャンセルされた場合、当該キャンセルされた主機能の実行を再開する指示である再開指示を受け付ける第3指示受付手段と、
    前記第3指示受付手段により前記再開指示が受け付けられた場合、前記入力装置との組み合わせを構成する出力装置に、前記出力実行指示とともに、前記記憶部に記憶される前記入力データに基づき生成された、前記出力装置に応じた形式の出力データを出力する再開手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記第1キャンセル実行手段により前記主機能の実行がキャンセルされた場合、前記入力装置との組み合わせを構成する出力装置の変更を受け付ける装置変更受付手段として、
    前記制御部を機能させ、
    前記再開手段は、前記第3指示受付手段により前記再開指示が受け付けられた場合、前記装置変更受付手段により変更を受け付けた出力装置に、前記出力実行指示とともに、前記記憶部に記憶される前記入力データに基づき生成された前記出力データを出力することを特徴とする請求項3記載の情報処理プログラム。
  5. 前記端末装置は、表示部を備え、
    前記第1キャンセル実行手段により前記主機能の実行がキャンセルされた場合、前記再開指示または前記開始指示のいずれかを選択可能な表示を、前記表示部に表示する選択表示手段と、
    前記選択表示手段により前記表示部に表示された表示に対し、前記開始指示が選択されたことに基づいて、当該開始指示を受け付ける第4指示受付手段として、
    前記制御部を機能させ、
    前記第3指示受付手段は、前記選択表示手段により前記表示部に表示された表示に対し、前記再開指示が選択されたことに基づいて、当該再開指示を受け付けることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第4指示受付手段により前記開始指示を受け付けた場合、前記データ記憶手段により前記記憶部に記憶された内容を削除する第1削除手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項5記載の情報処理プログラム。
  7. 前記キャンセル指示は、実行中の主機能を中断する指示である中断指示と、実行中の主機能を中止する指示である主機能中止指示とを含み、
    前記第2指示受付手段により前記キャンセル指示として前記主機能中止指示が受け付けられ、かつ、前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、前記入力中止指示を前記入力装置に出力することにより、当該中止指示の対象である主機能の実行をキャンセルする第2キャンセル実行手段として、
    前記制御部を機能させ、
    前記第1キャンセル実行手段は、前記第2指示受付手段により前記キャンセル指示として前記中断指示が受け付けられ、かつ、前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合に、前記入力中止指示を前記入力装置に出力することなく、当該入力機能の実行にともなう前記入力装置からの入力データの取得が完了するまで当該入力データの取得を継続した後、前記出力装置に対し、前記出力手段による前記出力実行指示を出力しないように制御することにより、当該中断指示の対象である主機能の実行をキャンセルすることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  8. 前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能でないと判断された場合に、出力機能の実行中であれば、当該実行中の出力機能の実行を中止させる指示である出力中止指示を、前記入力装置との組み合わせを構成する出力装置に出力することにより、前記キャンセル指示の対象である主機能の実行をキャンセルする第3キャンセル実行手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  9. 前記出力装置による出力機能の実行が完了した場合に、前記データ記憶手段により前記記憶部に記憶された内容を削除する第2削除手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  10. 前記データ記憶手段は、前記入力データを、前記端末装置内の記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  11. 制御部と、
    記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    ネットワークに接続された複数の外部装置のうち、主機能を構成する副機能としての入力機能と出力機能とをそれぞれ実行する入力装置と出力装置の組み合わせが設定されている場合に、当該主機能の実行を開始する指示である開始指示を受け付ける第1指示受付手段と、
    前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された場合に、前記入力装置が入力機能を実行したことに基づき取得した入力データを、当該入力装置から取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により入力データを取得した場合、前記出力装置に対し、出力機能の実行を指示する出力実行指示を出力する出力手段と、
    前記第1指示受付手段により前記開始指示が受け付けられたことを条件として主機能の実行が開始された後、当該主機能の実行中に、当該実行中の主機能の実行をキャンセルする指示であるキャンセル指示を受け付ける第2指示受付手段と、
    前記第2指示受付手段により前記キャンセル指示が受け付けられた場合、前記キャンセル指示の対象である主機能を構成する副機能のうち、実行中の副機能が入力機能であるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該実行中の入力機能の実行を中止させる指示である入力中止指示を前記入力装置に出力することなく、当該入力機能の実行にともなう前記入力装置からの入力データの取得が完了するまで当該入力データの取得を継続した後、前記出力装置に対し、前記出力手段による前記出力実行指示を出力しないように制御することにより、前記キャンセル指示の対象である主機能の実行をキャンセルする第1キャンセル実行手段と、
    前記判断手段により、実行中の副機能が入力機能であると判断された場合、当該入力機能の実行にともない前記入力装置から取得される入力データを記憶部に記憶するデータ記憶手段と、
    を備えていることを特徴とする端末装置。
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