JP6878373B2 - 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を実行可能な情報処理装置に関する。
スマートフォンやタブレットPC等の携帯端末は無線通信機能を備えている。この無線通信機能の用途として、例えば携帯端末に記憶されている写真や電子文書を無線通信を用いてプリンタに送信し、プリンタに印刷させるという用途がある。
携帯端末がプリンタ等の外部装置と無線通信を実行するためには、携帯端末はアクセスポイントに接続して無線通信を確立する必要がある。この無線通信を確立するための方法として、NFC(Near Field Communication)を用いたハンドオーバーが知られている(特許文献1)。ハンドオーバーとは、無線通信を実行するために必要な接続情報をNFC等の近接無線通信を用いて取得して、取得した接続情報に基づいて無線通信を確立する方法である。このハンドオーバーによって、ユーザにしてみれば、携帯端末をプリンタ等の外部装置に近付けるだけで(タッチするだけで)、携帯端末と外部装置との間の無線通信を確立することができる。
また、スマートフォンやタブレットPC等の携帯端末には、無線通信機能を使用するか又は使用しないかを設定するためのWi−Fi設定が存在する。無線通信機能を使用する場合にユーザはWi−Fi設定を有効設定にする(Wi−Fi設定をONにする)。一方、例えば外出時など無線通信を使用しない場合には、消費電力を軽減するためにWi−Fi設定を無効設定にする(Wi−Fi設定をOFFにする)。
特開2013−157736号公報
上記で説明したように、携帯端末は必ずWi−Fi設定が有効設定になっているわけではなく、Wi−Fi設定が無効設定になっている場合がある。Wi−Fi設定が無効設定になっているときにハンドオーバーを行おうとユーザが携帯端末を印刷装置に近付けても、Wi−Fi設定が無効設定になっているため携帯端末と外部装置との間の無線通信は確立されない。また、Wi−Fi設定が無効設定になっていることにユーザが気付いたとしても、ユーザが手動でWi−Fi設定を有効設定に変更する手間が発生する。
そこで本発明では、無線通信に関する設定を自動的に変更することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明が提供する情報処理装置は、アクセスポイントと接続してWi−Fi無線通信情報処理装置であって、アクセスポイントのSSIDを含む接続情報を、NFC無線通信を介して取得する手段と、第1のアクセスポイントと接続している状態において第2のアクセスポイントに対応する前記接続情報を前記取得する手段が取得したことにしたがって、前記接続情報に基づいて接続先を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに変更し、前記第2のアクセスポイントを介する印刷ジョブの送信完了を少なくともとして、ユーザの指示によらず自動的に、接続先を前記第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントに変更する手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明が提供する情報処理装置は、第1の無線通信と、当該第1の無線通信とは異なる第2の無線通信とを実行可能な情報処理装置であって、前記第1の無線通信を実行するための接続情報を、前記第2の無線通信を用いて外部装置から取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記接続情報に基づいて、前記情報処理装置と前記外部装置との間のデータ通信を前記第1の無線通信を用いて実行する無線通信手段と、前記取得手段が前記接続情報を取得したことを条件にして、前記第1の無線通信に関する設定を、前記第1の無線通信を実行しないことを示す無効設定から前記第1の無線通信を実行することを示す有効設定に変更し、前記データ通信の完了後に次のデータ通信が前記情報処理装置と前記外部装置との間で所定時間実行されなかったことを条件にして、前記第1の無線通信に関する設定を、前記有効設定から前記無効設定に変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線通信に関する設定を自動的に変更することができる。
通信システムの構成を示す図である。 携帯端末100のハードウェア構成を示す図である。 携帯端末100のソフトウェア構成を示す図である。 Wi−Fi設定の設定画面を示す図である。 印刷アプリケーション300が提供する画面を示す図である。 Wi−Fi設定を自動的に変更するための処理を示すフローチャートである。 Wi−Fi設定を自動的に元に戻すための処理を示すフローチャートである。 Wi−Fi設定を自動的に元に戻すための処理を示すフローチャートである。 アプリケーションの終了操作を受け付けた際に実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態1)
まず図1を用いて、本実施形態に係る通信システムの構成を説明する。本実施形態に係る通信システムは、携帯端末100、印刷装置110、アクセスポイント120とで構成される。
印刷装置110は、アクセスポイント120との間でWi−Fi等の無線通信を実行する。なお、アクセスポイント120と印刷装置110の間の通信は、LANケーブル等を用いた有線通信であってもよい。
携帯端末100は、Wi−Fi等の無線通信を実行可能である。ユーザがアクセスポイント120のSSIDやセキュリティキーを携帯端末100に入力することで、携帯端末100はアクセスポイント120に接続し、そして携帯端末100はアクセスポイント120を介して印刷装置110と通信することができる。携帯端末100は、アクセスポイント120を介して印刷装置110等の外部装置に印刷ジョブを送信することができる。印刷ジョブを受信した印刷装置110は、印刷を実行する。
また、携帯端末100と印刷装置110は、NFC等の近接無線通信を実行することができる。本実施形態の場合、印刷装置110はNFCタグを備えていて、そのNFCタグにはアクセスポイント120に接続するための情報(アクセスポイント120のSSIDやセキュリティキー)が記憶されている。携帯端末100は、NFCを用いて印刷装置110のNFCタグの情報を取得し、そして取得した情報に基づいてアクセスポイント120に接続することができる。このように、NFC等の近接無線通信で取得した情報を用いて接続をWi−Fi等の無線通信に切り替えることをハンドオーバーと呼ぶ。ハンドオーバーによって、ユーザにしてみれば、アクセスポイント120に接続するための情報(アクセスポイント120のSSIDやセキュリティキー)を携帯端末100に入力する手間が解消される。
次に図2を用いて、携帯端末100のハードウェア構成を説明する。なお、本実施形態の携帯端末100はスマートフォンやタブレットPC等の装置を想定しているが、無線通信を実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。
CPU201はROM202が記憶している制御プログラムを読み出して、携帯端末100の動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、制御プログラムを記憶している。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD204は、写真や電子文書等の様々なデータを記憶する。また、後述するOS(Operating System)310や印刷アプリケーション300もHDD204に記憶されている。RTC(Real Time Clock)205は、時間を計時する。なお、HDD204の代わりにフラッシュメモリを備えてもよい。
なお、携帯端末100の場合、1つのCPU201が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUが協働して後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
操作パネル206は、ユーザのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備え、OS310や印刷アプリケーション300が提供する各種画面を表示する。ユーザは操作パネル206にタッチ操作を入力することで、携帯端末100に所望の操作指示を入力することができる。なお、携帯端末100は不図示のハードウェアキーを備えていて、ユーザはこのハードウェアキーを用いて携帯端末100に操作指示を入力することができる。
スピーカー207とマイク208は、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ209はユーザの撮像指示に応じて撮像する。カメラ209によって撮像された写真は、HDD204の所定の領域に記憶される。
近接無線通信部210は、NFC等の近接無線通信を実行する。本実施形態の場合、印刷装置110がNFCタグを備えている。ユーザが携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付けることで、近接無線通信部210と印刷装置110のNFCタグとの間で近接無線通信が確立され、近接無線通信部210がNFCタグの情報を取得する。なお、近接無線通信部210が実行する近接無線通信はNFCに限らず、例えばBluetooth(登録商標)であってもよい。
無線通信部211は、Wi−Fi等の無線通信を実行する。携帯端末100の場合、ハンドオーバーを用いることで、ユーザにしてみれば簡単な操作で無線通信部211による無線通信を実現することができる。具体的には、印刷装置110のNFCタグから近接無線通信部210が取得した接続情報(アクセスポイント120のSSIDやセキュリティキー)を用いることで、無線通信部211はアクセスポイント120に接続することができる。
次に図3を用いて、携帯端末100のソフトウェア構成を説明する。図3は、CPU201がROM202やHDD204に記憶されている制御プログラムを読み出すことで実現されるソフトウェアの機能ブロック図である。
OS310は、携帯端末100全体の動作を制御するためのソフトウェアである。携帯端末100には、後述する印刷アプリケーション300を含め、様々なアプリケーションをインストールすることができる。OS310はこれらのアプリケーションとの間で情報をやり取りし、アプリケーションから受けた指示に従って、操作パネル206に表示する画面を変更したり、無線通信部211による無線通信を実行する。
印刷アプリケーション300は、携帯端末100にインストールされたアプリケーションである。携帯端末100には、この印刷アプリケーション300の他に様々なアプリケーションがインストールされているが、説明は省略する。
印刷アプリケーション300のソフトウェア構成についてさらに詳しく説明する。画面制御部301は、OS310を介して操作パネル206に表示する画面を制御する。画面制御部301によって、後述する図5に示す画面が操作パネル206に表示される。また、画面制御部301は、操作パネル206を介してユーザが入力した操作指示を判別する。通信部302は、OS310を介して近接無線通信部210による近接無線通信や、無線通信部211による無線通信を制御する。
Wi−Fi設定変更部303は、携帯端末100の無線通信に関するWi−Fi設定をOS310を介して変更する。OS310にはWi−Fi設定を管理するプログラムが含まれていて、印刷アプリケーション300のWi−Fi設定変更部303は、このプログラムに対してWi−Fi設定を変更するように指示する。Wi−Fi設定については、図4を用いて詳しく説明する。
計時部304は、時間を計時する。この時間の計時は、OS310を介してRTC205を用いることで実行される。印刷ジョブ生成部305は、印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ生成部305によって生成された印刷ジョブは、無線通信部211によって印刷装置110に送信され、そして印刷が実行される。記憶部306は、様々な情報をRAM203等のメモリに一時的に記憶する。
図4(A)の設定画面400は、OS310が提供する画面であり、操作パネル206に表示される。設定画面400は、無線通信部211による無線通信を実行するか又は実行しないかを設定するための画面である。
ボタン401によって「OFF」が設定されると、無線通信に関するWi−Fi設定が、無線通信を実行しないことを示す無効設定に設定される。Wi−Fi設定が無効設定の場合、無線通信部211の動作が停止するため、携帯端末100の消費電力が軽減される。外出時など、無線通信部211による無線通信を使用しない場合には、Wi−Fi設定をOFF、つまり無効設定にすることが好ましい。設定画面400は、Wi−Fi設定がOFF、つまり無効設定に設定されている状態を示している。
図4(B)の設定画面410は、Wi−Fi設定が「ON」に設定された状態を示している。ボタン411のように「ON」に設定されると、無線通信に関するWi−Fi設定が、無線通信を実行することを示す有効設定に設定される。Wi−Fi設定がON、つまり有効設定になると、無線通信部211が動作を開始し、アクセスポイントを探索する。そして、過去に接続したことがあるアクセスポイントが見つけると、そのアクセスポイントに接続する。あるいは、無線通信部211は、ユーザが指定したアクセスポイントに接続する。412には、接続中のアクセスポイントのSSIDが表示される。また、413には、探索の結果見つかったアクセスポイントのSSIDが表示される。
図4では、Wi−Fi設定をユーザが手動で変更する例を説明した。携帯端末100の場合、Wi−Fi設定変更部303がOS310を介してWi−Fi設定を変更することができる。このWi−Fi設定変更部303によるWi−Fi設定の変更は、図6や図7のフローチャートを用いて後ほど詳しく説明する。また、図4の設定画面による設定の結果(無線通信の設定が有効設定であるか、又は、無効設定であるか)は、HDD204等のメモリに記憶される。
次に印刷アプリケーション300によって実現される印刷機能の概要と画面遷移を、図5を用いて説明する。図5に示す各画面は、印刷アプリケーション300の画面制御部301によって操作パネル206に表示される画面である。
図5(A)の印刷画面500は、HDD204に記憶されている写真の一覧を表示する画面である。印刷画面500は、例として写真501〜504の4つの写真を表示する場合を示している。印刷画面500において、ユーザは印刷したい写真を選択する。
印刷画面500においてユーザが写真を選択すると、図5(B)の印刷画面510が表示される。印刷画面510は、例として写真501が選択された場合を示している。511には、印刷画面500においてユーザが選択した写真が大きく表示されていて、ユーザは選択した写真を確認することができる。印刷設定を変更したい場合、ユーザはアイコン512を選択すればよい。また、写真の一覧画面(印刷画面500)に戻りたい場合、ユーザはアイコン513を選択すればよい。
印刷画面510が表示されている状態でユーザが携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付けると、近接無線通信部210が印刷装置110のNFCタグに記憶されている情報を読み取る。本実施形態の場合、印刷装置110のNFCタグには、無線通信部211が印刷装置110と無線通信を実行するための接続情報(アクセスポイント120のSSID、アクセスポイント120に接続するためのセキュリティキー、印刷装置110のIPアドレス)が記憶されている。近接無線通信部210が印刷装置110のNFCタグを読み取ることで取得した接続情報によって、無線通信部211は印刷装置110と無線通信を実行することができる。なお、接続情報には、印刷装置110のIPアドレスではなく印刷装置110のMACアドレスが含まれていてもよい。
しかしながら、設定画面400によってWi−Fi設定が無効設定に設定されていると、近接無線通信部210が接続情報を取得しても、無線通信部211が無線通信を実行することはない。携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付ける前(タッチする前)にユーザが手動でWi−Fi設定を有効設定に変更すれば、NFCを用いたハンドオーバーが実行され、無線通信部211が無線通信を実行することができる。しかしながら、ユーザが手動でWi−Fi設定を有効設定に変更する手間が発生するし、携帯端末100の操作に詳しくないユーザであれば、Wi−Fi設定を有効設定に変更するということにそもそも気付かない場合もある。そこで本実施形態では、携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付けたとき、言い換えれば近接無線通信部210がNFCタグから接続情報を取得したことに応じて、Wi−Fi設定を無効設定から有効設定に自動的に変更する。これにより、ユーザが手動でWi−Fi設定を有効設定に変更する手間が解消され、また、携帯端末100の操作に詳しくないユーザであったとしても、ユーザに意識させることなくWi−Fi設定を有効設定に自動的に変更することができる。
近接無線通信部210がNFCタグから接続情報を取得すると、Wi−Fi設定変更部303がWi−Fi設定を無効設定から有効設定に変更する。そして取得した接続情報を用いて、アクセスポイント120に接続するように通信部302が無線通信部211に指示する。無線通信部211がアクセスポイント120に接続すると、印刷ジョブ生成部305が印刷ジョブを生成し、取得した接続情報に含まれるIPアドレス宛てに、つまり印刷装置110宛てに生成した印刷ジョブを送信する。このとき、操作パネル206には、画面制御部301によって図5(C)の印刷画面520が表示される。印刷ジョブの送信が完了すると、図5(D)の印刷画面530が画面制御部301によって操作パネル206に表示される。
次に、携帯端末100が印刷装置110に印刷ジョブを送信する際に実行される処理を、図6のフローチャートを用いて説明する。図6のフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM202等のメモリに格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することによって処理される。
ユーザが印刷したい写真を選択した状態(印刷画面510が表示された状態)でユーザが携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付けると、ステップS601において、近接無線通信部210が近接無線通信を用いてNFCタグから接続情報を取得する。なお、印刷装置110のNFCタグには、接続情報としてアクセスポイント120のSSID、アクセスポイント120に接続するためのセキュリティキー、印刷装置110のIPアドレスのそれぞれを示す情報が記憶されている。
近接無線通信部210がNFCタグから接続情報を取得すると、ステップS602において、記憶部306は、変数WiFi_Flagの初期化を実行する。
次にステップS603において、CPU201は、Wi−Fi設定が無効設定であるか否かを判定する。この判定は、HDD204等のメモリに記憶されている情報をCPU201が参照することによって実行される。
ステップS603においてWi−Fi設定が無効設定であるとCPU201が判定すると、ステップS604に進む。そしてステップS604において、Wi−Fi設定変更部303は、Wi−Fi設定を無効設定から有効設定に変更する(Wi−Fi設定をOFFからONに変更する)。このステップS604の処理によって、無線通信部211が無線通信を実行可能な状態に移行する。そしてステップS605において、記憶部306は、変数WiFi_Flagに1を代入する。変数WiFi_Flagは、Wi−Fi設定の変更の有無を管理するための変数である。ステップS605で変数WiFi_Flagに1を代入するのは、Wi−Fi設定変更部303によるWi−Fi設定の自動変更が行われたことを印刷アプリケーション300が記憶するためである。
このように、Wi−Fi設定変更部303が自動的にWi−Fi設定を無効設定から有効設定に変更するため、ユーザにしてみればWi−Fi設定を手動で変更する手間が解消される。また、ユーザが携帯端末100の操作に詳しくないユーザであったとしても、ユーザに意識させることなくWi−Fi設定を有効設定に自動的に変更することができる。
一方、ステップS603においてWi−Fi設定が無効設定ではないとCPU201が判定すると、ステップS606に進む。ステップS606に進んだ場合、Wi−Fi設定は有効設定であるため、ステップS604のようにWi−Fi設定を変更する必要はない。しかしながら、接続先をアクセスポイント120に切り替えることになるため、アクセスポイント120に切り替える前に既に接続中であったアクセスポイントに、後から接続先を戻すことが好ましい。そこでステップS606において、記憶部306は、接続中のアクセスポイントを示す情報を記憶する。例えば無線通信部211がSSIDが「wi−fi_network_001」のアクセスポイントと接続中であれば、このSSIDをステップS606において記憶部306が記憶する。なお、携帯端末100は、元々アクセスポイント120に接続している場合もある。この場合、ステップS601で取得した接続情報に含まれるSSIDと、携帯端末100が接続しているアクセスポイントのSSIDが一致する。この場合であっても、ステップS607で説明したアクセスポイントの切り替えは発生する。
次にステップS607について説明する。ステップS607において、無線通信部211は、ステップS601で取得した接続情報が示すアクセスポイント、つまりアクセスポイント120に接続する。具体的には、取得した接続情報に含まれるSSIDとセキュリティキーを用いて無線通信を確立するように、通信部302がOS310を介して無線通信部211を制御する。
無線通信部211がアクセスポイント120に接続すると、ステップS608において、無線通信部211は印刷ジョブを送信する。具体的には、まず印刷ジョブ生成部305が、ユーザが選択した写真を印刷するための印刷ジョブを生成する。そして、取得した接続情報に含まれるIPアドレス宛てに、つまり印刷装置110宛てに印刷ジョブを送信するように、通信部302がOS310を介して無線通信部211を制御する。印刷ジョブを送信している間、操作パネル206には図5(C)の印刷画面520が画面制御部301によって表示される。印刷ジョブを送信した後に実行される処理は、図7を用いて後ほど詳しく説明する。
以上の説明の通り、携帯端末100を印刷装置110のNFCタグに近付けたときにWi−Fi設定が無効設定であったとしても、ステップS604の処理によって、Wi−Fi設定を無効設定から有効設定に自動的に変更することができる。従って、ユーザにしてみればWi−Fi設定を手動で変更する手間が解消される。また、ユーザが携帯端末100の操作に詳しくないユーザであったとしても、ユーザに意識させることなくWi−Fi設定を有効設定に自動的に変更することができる。
次に、有効設定に変更したWi−Fi設定を自動的に無効設定に戻す処理、及び、接続先のアクセスポイントを元のアクセスポイントに戻す処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM202等のメモリに格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することによって処理される。
図7のフローチャートが示す処理は、図6のステップS608の続きとして実行される。通信部302は、ステップS608で実行した印刷ジョブの送信が完了したか否かを監視している。そして印刷ジョブの送信が完了したことを通信部302が検知すると、つまり、S608の印刷ジョブの送信が完了すると、ステップS701において、CPU201は印刷ジョブの送信が完了したことをユーザに通知する。具体的には、印刷アプリケーション300の画面制御部301が操作パネル206に図5(D)の印刷画面530(印刷ジョブの送信完了を通知するための画面)を表示することによって実現される。
次にステップS702において、印刷アプリケーション300の計時部304がタイマのカウントを開始する。この処理は、計時部304がOS310を介してRTC205を制御することによって実行される。このタイマのカウントは、印刷ジョブの送信完了後に所定時間ユーザ操作がなかった場合に、有効設定に変更したWi−Fi設定を自動的に無効設定に戻す処理、及び、接続先のアクセスポイントを元のアクセスポイントに戻す処理を実行するために実行される。
次にステップS703において、CPU201は、ユーザ操作を受け付けたか否かを判定する。ユーザ操作を受け付けたとCPU201が判定すると、ステップS704において、CPU201はユーザ操作に応じた処理を実行する。例えば、ユーザ操作が表示する画面の変更を指示していれば、画面制御部301が変更後の画面を操作パネル206に表示する。また、ユーザ操作が印刷の実行指示であれば、通信部302が印刷ジョブを送信するよう無線通信部211を制御する。ステップS704においてユーザ操作に応じた処理を実行すると、ステップS705において、印刷アプリケーション300の計時部304がタイマのカウントをリセットする。一方、ユーザ操作を受け付けていない場合、ステップS706に進む。
なお、携帯端末100の例として挙げているスマートフォンやタブレットPCの場合、マルチタスクで処理を実行できるため、印刷アプリケーション300のようなアプリケーションがバックグラウンドで起動している場合がある。つまり、印刷アプリケーション300がバックグラウンドで起動していて、ユーザは実際には他のアプリケーション(メールアプリケーションや電話帳アプリケーション)を操作している場合がある。このように、バックグランドで印刷アプリケーション300が起動しているときにユーザ操作を受け付けたとしても、その操作は印刷アプリケーション300に対するユーザ操作ではないため、ステップS703においてユーザ操作を受け付けたと判定されない。また、ステップS705のカウントのリセットも実行されない。
次にステップS706について説明する。ステップS706において、CPU201は、カウントしているタイマが所定時間経過したか否かを判定する。本実施形態の場合、印刷ジョブの送信後からタイマのカウントを開始し(ステップS702)、ユーザが何らかの操作を行う度にカウントをリセットする(ステップS705)。そしてユーザ操作を受け付けないまま所定時間(例えば5分)経過すると、ステップS706において所定時間経過したとCPU201が判定し、ステップS707に進む。一方、所定時間経過していない場合は、ステップS706において所定時間経過していないとCPU201が判定し、ステップS703に戻る。なお、本実施形態では、ユーザの操作がないまま5分経過するとステップS706において所定時間経過したと判定すると説明したが、この5分という時間は一例であり他の時間であってもよいし、ユーザが所望の時間を不図示の設定画面で設定できてもよい。
次にステップS707について説明する。ステップS707において、CPU201は、Wi−Fi設定を無効設定に戻すか否かを判定する。この判定は、記憶部306が記憶している変数WiFi_Flagの値を参照することで実行される。
変数WiFi_Flagの値が1である場合、ハンドオーバーを実行するために、ステップS604においてWi−Fi設定を無効設定から有効設定に自動的に変更している。従って、ステップS707においてWi−Fi設定を無効設定に戻すとCPU201が判定し、ステップS708に進む。そしてステップS708において、Wi−Fi設定変更部303は、Wi−Fi設定を有効設定から無効設定に変更する(Wi−Fi設定をONからOFFに変更する)。なお、ユーザの操作が所定時間ないことを条件にしてWi−Fi設定を有効設定から無効設定に戻すのは、ユーザが複数の印刷ジョブを連続して印刷装置110に送信する場合を考慮しているためである。ユーザにしてみれば、一度ハンドオーバーを実行した後はWi−Fi設定が有効設定になっていて、かつ、印刷装置110を印刷ジョブの送信先として特定した状態になっているため、複数の印刷ジョブを送信する際に何度もタッチ操作を行う必要がなくなる。
一方、変数WiFi_Flagの値が0である場合、ハンドオーバー実行前からWi−Fi設定が有効設定であるため、Wi−Fi設定を無効設定に変更する必要はない。そこで、ステップS707においてWi−Fi設定を無効設定に戻さないとCPU201が判定し、ステップS709に進む。そしてステップS709において、通信部302は、接続先のアクセスポイントを、記憶部306が記憶しているアクセスポイントに変更するように制御する。ステップS709の処理が実行される場合、ハンドオーバー実行前に携帯端末100は元々アクセスポイントに接続していて、ハンドオーバーによって接続先のアクセスポイントを変更している。ステップS709の処理は、ハンドオーバーによって変更された接続先を元に戻すために実行される。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、Wi−Fi設定が無効設定であったとしても、ハンドオーバー実行時(NFCを使用して接続情報を取得したとき)にWi−Fi設定を無効設定から有効設定に自動的に変更することができる。これにより、ユーザが手動でWi−Fi設定を有効設定に変更する手間が解消される。また、携帯端末100の操作に詳しくないユーザであったとしても、ユーザに意識させることなくWi−Fi設定を有効設定に自動的に変更することができる。
また、本実施形態によれば、ハンドオーバー実行時にWi−Fi設定を無効設定から有効設定に自動的に変更した場合に、印刷ジョブの送信後に所定時間ユーザ操作を受け付けなかったことを条件にしてWi−Fi設定を自動的に無効設定に戻すことができる。ハンドオーバー実行前にWi−Fi設定が無効設定であったということは、ユーザにしてみれば例えば消費電力を軽減するためにWi−Fi設定を無効設定にしていたと考えられる。本実施形態によれば、印刷ジョブの送信後にWi−Fi設定を無効設定に自動的に変更するため、携帯端末100の消費電力を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、ハンドオーバー実行前に携帯端末100が元々アクセスポイントに接続していた場合、印刷ジョブの送信後に所定時間ユーザの操作がなかったことを条件にして、接続先のアクセスポイントを元に戻すことができる。これにより、印刷を実行するために一時的に接続先のアクセスポイントを変更した場合であっても、ユーザに意識させることなく接続先のアクセスポイントを元に戻すことができる。
(実施形態2)
次に、実施形態1の変形例として実施形態2を説明する。実施形態1では、図7のステップS705で説明したように、ユーザ操作を受け付ける度にタイマのカウントをリセットする例を説明した。これに対して実施形態2では、ユーザ操作によって一律リセットするのではなく、次の印刷ジョブの送信が実行されたことを条件にしてタイマのカウントをリセットする構成を説明する。
図8のフローチャートは、図6のステップS608の続きとして実行される処理を示し、図7のフローチャートの変形例である。図7と同じ番号のステップは図7のフローチャートと同じ処理を実行するため、説明を省略する。図8のフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM202等のメモリに格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することによって処理される。
ステップS703においてユーザ操作を受け付けたとCPU201が判定すると、ステップS801に進む。ステップS801において、CPU201は、ユーザ操作が示す処理が印刷ジョブの送信であるか否かを判定する。ユーザ操作が示す処理が印刷ジョブの送信であるとCPU201が判定すると、ステップS802に進む。そしてステップS802において、印刷ジョブを送信するよう通信部302が無線通信部211を制御し、無線通信部211が印刷ジョブを印刷装置110に送信する。次にステップS803において、印刷アプリケーション300の計時部304がタイマのカウントをリセットする。
一方、ユーザ操作が示す処理が印刷ジョブの送信ではないとステップS801においてCPU201が判定すると、ステップS804に進む。そしてステップS804において、CPU201はユーザ操作に応じた処理を実行する。例えば、ユーザ操作が表示する画面の変更を指示していれば、画面制御部301が変更後の画面を操作パネル206に表示する。ステップS804においてユーザ操作に応じた処理を実行すると、タイマのカウントをリセットすることなくステップS703に戻る。
以上の説明の通り、本実施形態の場合、ユーザ操作によって一律タイマのカウントをリセットするのではなく、印刷ジョブの送信が指示されたことを条件にしてタイマのカウントをリセットする。言い換えれば、ユーザが何らかの操作を行っていたとしても、その操作が印刷ジョブの送信を指示する操作でなければタイマのカウントは継続される。そして所定時間次の印刷ジョブの送信が実行されなかったことを条件にして、ステップS708やステップS709の処理が実行される。
(実施形態3)
印刷アプリケーション300のようなアプリケーションは、ユーザによってアプリケーションの起動を終了するための終了操作が行われる場合がある。この操作は、例えばCPU201の処理負荷を軽減するために行われる。本実施形態では、この終了操作が行われた際に実行される処理を説明する。
図9のフローチャートは、印刷アプリケーション300の起動を終了するための終了操作が行われた際に実行される処理を示す。図9のフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM202等のメモリに格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することによって処理される。
まずステップS901において、CPU201は、印刷アプリケーション300の起動を終了するための終了操作をユーザから受け付ける。終了操作を受け付けたCPU201は、ステップS902において、Wi−Fi設定を無効設定に戻すか否かを判定する。この判定は、記憶部306が記憶している変数WiFi_Flagの値を参照することで実行される。
変数WiFi_Flagの値が1である場合、Wi−Fi設定を無効設定に戻すとCPU201が判定し、ステップS903に進む。そしてステップS903において、Wi−Fi設定変更部303は、Wi−Fi設定を有効設定から無効設定に変更する(Wi−Fi設定をONからOFFに変更する)。
一方、変数WiFi_Flagの値が0である場合、ステップS902においてWi−Fi設定を無効設定に戻さないとCPU201が判定し、ステップS904に進む。そしてステップS904において、通信部302は、接続先のアクセスポイントを、記憶部306が記憶しているアクセスポイントに変更するように制御する。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、アプリケーションの起動を終了するための終了操作をユーザから受け付けた場合に、Wi−Fi設定を無効設定に戻したり、接続先のアクセスポイントを元に戻すことができる。実施形態1のようにハンドオーバー実行時にWi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを変更していたとしても、アプリケーションを終了する際の処理としてWi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻すことができる。
なお、図9のフローチャートに示す処理が実行されるタイミングは、印刷アプリケーション300の終了操作が行われた場合に限定されない。例えば、印刷アプリケーション300がバックグランド起動に切り替わったタイミングで実行してもよい。
(その他の実施形態)
上述した各実施形態では、携帯端末100が印刷ジョブを印刷装置110に送信する例を説明したが、携帯端末100と印刷装置110の間で実行されるデータ通信は印刷ジョブの送信に限らない。例えば、携帯端末100が記憶している写真や電子文書を、印刷装置110等の外部装置のHDDに記憶させるためのデータ通信であってもよい。また、印刷装置110が原稿をスキャンすることで生成したスキャン画像を、携帯端末100が印刷装置110から取得するためのデータ通信であってもよい。これらのデータ通信の実行が完了した後に、所定時間ユーザ操作を受け付けなかったこと、あるいは、次のデータ通信が実行されなかったことを条件にして、Wi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻してもよい。
また、上述した各実施形態では、データ通信の完了後に所定時間待ってからWi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻す例を説明したが、データ通信が完了したことに応じてすぐにWi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻してもよい。また、データ通信が完了したことに応じて、Wi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻すか否かをユーザに問い合わせてもよい。
また、上述した各実施形態では、データ通信の完了後にWi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを自動的に元に戻す機能を説明したが、この機能を使用するか否かを、不図示の設定画面でユーザに設定させてもよい。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 携帯端末
110 印刷装置
120 アクセスポイント
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 RTC
206 操作パネル
210 近接無線通信部
211 無線通信部
300 印刷アプリケーション

Claims (13)

  1. アクセスポイントと接続してWi−Fi無線通信をおこなう情報処理装置であって、
    アクセスポイントのSSIDを含む接続情報を、NFC無線通信を介して取得する手段と、
    第1のアクセスポイントと接続している状態において第2のアクセスポイントに対応する前記接続情報を前記取得する手段が取得したことにしたがって、前記接続情報に基づいて接続先を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに変更し、前記第2のアクセスポイントを介する印刷ジョブの送信完了を少なくとも条件として、ユーザの指示によらず自動的に、接続先を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに変更する手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. アクセスポイントと接続してWi−Fi無線通信をおこなう情報処理装置の制御方法であって、
    アクセスポイントのSSIDを含む接続情報を、NFC無線通信を介して取得する工程と、
    第1のアクセスポイントと接続している状態において第2のアクセスポイントに対応する前記接続情報を前記取得する工程で取得したことにしたがって、前記接続情報に基づいて接続先を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに変更し、前記第2のアクセスポイントを介する印刷ジョブの送信完了を少なくとも条件として、ユーザの指示によらず自動的に、接続先を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに変更する工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  3. アクセスポイントと接続してWi−Fi無線通信をおこなう情報処理装置のコンピュータに、
    アクセスポイントのSSIDを含む接続情報を、NFC無線通信を介して取得する工程と、
    第1のアクセスポイントと接続している状態において第2のアクセスポイントに対応する前記接続情報を前記取得する工程で取得したことにしたがって、前記接続情報に基づいて接続先を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに変更し、前記第2のアクセスポイントを介する印刷ジョブの送信完了を少なくとも条件として、ユーザの指示によらず自動的に、接続先を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに変更する工程と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 前記接続情報を取得したことにしたがって前記第1のアクセスポイントの情報を記憶する工程を実行させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. アプリケーションの終了指示を少なくとも条件として、接続先を前記第2のアクセスポイントとから前記第1のアクセスポイントに変更する工程を実行させることを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム。
  6. 前記印刷ジョブの送信完了後の時間の経過を少なくとも条件として、接続先を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに変更する工程を実行させることを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム。
  7. 前記時間の経過は、ユーザによって予め指定された時間の経過であることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記印刷ジョブの送信完了後、更なる印刷ジョブの送信指示を受け付ける工程を実行させることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記印刷ジョブの印刷設定を受け付ける工程を実行させることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記接続情報は印刷装置のIPアドレスを含むことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記印刷ジョブに用いる画像のプレビューを前記情報処理装置の表示部に表示させる工程を実行させることを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記印刷ジョブの送信の進捗状況を前記情報処理装置の表示部に表示させる工程を実行させることを特徴とする請求項3乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記情報処理装置は携帯端末あることを特徴とする請求項3乃至12のいずれか1項に記載のプログラム。
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