JP6407212B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDFInfo
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Description
まず図1を用いて、本実施形態に係る通信システムの構成を説明する。本実施形態に係る通信システムは、携帯端末100、印刷装置110、アクセスポイント120とで構成される。
印刷ジョブを受信した印刷装置110は、印刷を実行する。
そして、過去に接続したことがあるアクセスポイントが見つけると、そのアクセスポイントに接続する。あるいは、無線通信部211は、ユーザが指定したアクセスポイントに接続する。412には、接続中のアクセスポイントのSSIDが表示される。また、413には、探索の結果見つかったアクセスポイントのSSIDが表示される。
なお、印刷装置110のNFCタグには、接続情報としてアクセスポイント120のSSID、アクセスポイント120に接続するためのセキュリティキー、印刷装置110のIPアドレスのそれぞれを示す情報が記憶されている。
従って、ステップS707においてWi−Fi設定を無効設定に戻すとCPU201が判定し、ステップS708に進む。そしてステップS708において、Wi−Fi設定変更部303は、Wi−Fi設定を有効設定から無効設定に変更する(Wi−Fi設定をONからOFFに変更する)。なお、ユーザの操作が所定時間ないことを条件にしてWi−Fi設定を有効設定から無効設定に戻すのは、ユーザが複数の印刷ジョブを連続して印刷装置110に送信する場合を考慮しているためである。ユーザにしてみれば、一度ハンドオーバーを実行した後はWi−Fi設定が有効設定になっていて、かつ、印刷装置110を印刷ジョブの送信先として特定した状態になっているため、複数の印刷ジョブを送信する際に何度もタッチ操作を行う必要がなくなる。
本実施形態によれば、印刷ジョブの送信後にWi−Fi設定を無効設定に自動的に変更するため、携帯端末100の消費電力を軽減することができる。
次に、実施形態1の変形例として実施形態2を説明する。実施形態1では、図7のステップS705で説明したように、ユーザ操作を受け付ける度にタイマのカウントをリセットする例を説明した。これに対して実施形態2では、ユーザ操作によって一律リセットするのではなく、次の印刷ジョブの送信が実行されたことを条件にしてタイマのカウントをリセットする構成を説明する。
印刷アプリケーション300のようなアプリケーションは、ユーザによってアプリケーションの起動を終了するための終了操作が行われる場合がある。この操作は、例えばCPU201の処理負荷を軽減するために行われる。本実施形態では、この終了操作が行われた際に実行される処理を説明する。
上述した各実施形態では、携帯端末100が印刷ジョブを印刷装置110に送信する例を説明したが、携帯端末100と印刷装置110の間で実行されるデータ通信は印刷ジョブの送信に限らない。例えば、携帯端末100が記憶している写真や電子文書を、印刷装置110等の外部装置のHDDに記憶させるためのデータ通信であってもよい。また、印刷装置110が原稿をスキャンすることで生成したスキャン画像を、携帯端末100が印刷装置110から取得するためのデータ通信であってもよい。これらのデータ通信の実行が完了した後に、所定時間ユーザ操作を受け付けなかったこと、あるいは、次のデータ通信が実行されなかったことを条件にして、Wi−Fi設定や接続先のアクセスポイントを元に戻してもよい。
110 印刷装置
120 アクセスポイント
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 RTC
206 操作パネル
210 近接無線通信部
211 無線通信部
300 印刷アプリケーション
Claims (23)
- アクセスポイントを探索する第1のモードとアクセスポイントを探索しない第2のモードを含む複数のモードのうちの1つのモードで動作可能な情報処理装置において、
アクセスポイントのSSIDを含む接続情報をユーザの文字入力によらずに取得する取得手段と、
前記接続情報に基づいてWi−Fi接続を確立する手段であって、前記第2のモードで動作中であれば前記第2のモードから前記第1のモードに変更する第1の変更処理を実行してから前記Wi−Fi接続を確立する確立手段と、
前記Wi−Fi接続の確立後に所定の条件が満たされたことに従って、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていれば前記第1のモードから前記第2のモードに変更する第2の変更処理を実行し、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていなければ前記第2の変更処理を実行しない実行手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - Wi−Fi無線通信を利用可能な第1の通信回路と、
前記Wi−Fi無線通信とは異なる無線通信が利用可能な第2の通信回路と、を備え、
前記取得手段は、前記第2の通信回路を介して前記接続情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の通信回路は近距離無線通信に用いる回路であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記第2の通信回路はBluetooth(登録商標)通信に用いる回路であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記所定の条件は、前記Wi−Fi接続を介した所定のデータ通信に少なくとも基づくことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記接続情報は、印刷装置のアドレス情報を更に備え、
前記所定のデータ通信は、前記印刷装置に印刷データを送信するためのデータ通信であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記所定の条件は、時間の経過に少なくとも基づくことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記所定の条件は、ユーザによって予め指定された時間の経過に少なくとも基づくことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 情報を表示する表示部と、
前記情報処理装置を外部装置に近づける操作をユーザに促す画面を前記表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 情報を表示する表示部と、
前記Wi−Fi接続を介して外部装置に送信する画像データのプレビュー画面を前記表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - モバイル端末であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- アクセスポイントを探索する第1のモードとアクセスポイントを探索しない第2のモードを含む複数のモードのうちの1つのモードで動作可能な情報処理装置の制御方法において、
アクセスポイントのSSIDを含む接続情報をユーザの文字入力によらずに取得する取得工程と、
前記接続情報に基づいてWi−Fi接続を確立する手段であって、前記第2のモードで動作中であれば前記第2のモードから前記第1のモードに変更する第1の変更処理を実行してから前記Wi−Fi接続を確立する確立工程と、
前記Wi−Fi接続の確立後に所定の条件が満たされたことに従って、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていれば前記第1のモードから前記第2のモードに変更する第2の変更処理を実行し、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていなければ前記第2の変更処理を実行しない実行工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 前記情報処理装置は、Wi−Fi無線通信を利用可能な第1の通信回路と、前記Wi−Fi無線通信とは異なる無線通信が利用可能な第2の通信回路と、を備え、
前記取得工程は、前記第2の通信回路を介して前記接続情報を取得することを特徴とする請求項12に記載の制御方法。 - 前記第2の通信回路は近距離無線通信に用いる回路であることを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
- 前記第2の通信回路はBluetooth(登録商標)通信に用いる回路であることを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
- 前記所定の条件は、前記Wi−Fi接続を介した所定のデータ通信に少なくとも基づくことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記接続情報は、印刷装置のアドレス情報を更に備え、
前記所定のデータ通信は、前記印刷装置に印刷データを送信するためのデータ通信であることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。 - 前記所定の条件は、時間の経過に少なくとも基づくことを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記所定の条件は、ユーザによって予め指定された時間の経過に少なくとも基づくことを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
- 前記情報処理装置は情報を表示する表示部を備え、
前記情報処理装置を外部装置に近づける操作をユーザに促す画面を前記表示部に表示させる工程を有することを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の制御方法。 - 前記情報処理装置は情報を表示する表示部を備え、
前記Wi−Fi接続を介して外部装置に送信する画像データのプレビュー画面を前記表示部に表示させる工程を有することを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の制御方法。 - 前記情報処理装置はモバイル端末であることを特徴とする請求項12乃至21のいずれか1項に記載の制御方法。
- アクセスポイントを探索する第1のモードとアクセスポイントを探索しない第2のモードを含む複数のモードのうちの1つのモードで動作可能な情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記制御方法は、
アクセスポイントのSSIDを含む接続情報をユーザの文字入力によらずに取得する取得工程と、
前記接続情報に基づいてWi−Fi接続を確立する手段であって、前記第2のモードで動作中であれば前記第2のモードから前記第1のモードに変更する第1の変更処理を実行してから前記Wi−Fi接続を確立する確立工程と、
前記Wi−Fi接続の確立後に所定の条件が満たされたことに従って、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていれば前記第1のモードから前記第2のモードに変更する第2の変更処理を実行し、前記Wi−Fi接続の確立にともない前記第1の変更処理が実行されていなければ前記第2の変更処理を実行しない実行工程と、
を有することを特徴とするプログラム。
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