JP2004336538A - 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置 - Google Patents

無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004336538A
JP2004336538A JP2003131653A JP2003131653A JP2004336538A JP 2004336538 A JP2004336538 A JP 2004336538A JP 2003131653 A JP2003131653 A JP 2003131653A JP 2003131653 A JP2003131653 A JP 2003131653A JP 2004336538 A JP2004336538 A JP 2004336538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared communication
notebook
processing terminal
information processing
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003131653A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiga Asano
大雅 淺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003131653A priority Critical patent/JP2004336538A/ja
Publication of JP2004336538A publication Critical patent/JP2004336538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく通信を行うことを目的とする。
【解決手段】無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末1と、該情報処理端末1をネットワーク5に接続するネットワーク接続手段2と、該ネットワーク接続手段とネットワーク5を介して接続された赤外線通信手段を有する赤外線通信装置3とからなる無線通信システムであって、情報処理端末1は、当該情報処理端末1の赤外線通信手段を用い、赤外線通信装置3よりネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末1の赤外線通信手段を用い、赤外線通信装置3より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、無線通信手段を用い、ネットワーク接続手段2を介して、赤外線通信装置3と接続を行う接続手段とを有することによって上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、配線の手間や、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置にLANケーブルを接続する手間を省くことが可能であるという利点から、無線LANの利用が広まりつつある。企業内においても、無線LANアクセスポイントを設置することにより、無線LAN通信機能を備えるノート型のパーソナルコンピュータを企業内で持ち歩き、自席や会議室等任意の場所で無線LANアクセスポイントにアクセスすることにより、他の情報処理装置やインターネットへのアクセスが可能となっている。また、喫茶店や飲食店にも無線LANアクセスポイントが設置され、利用者が持ち込んだモバイル端末やノート型のパーソナルコンピュータを用いることにより、インターネットにアクセスするサービスを提供するというサービス提供形態も広まりつつある。
【0003】
しかしながら、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の利用者が、無線LAN通信により、他の情報処理装置や、プリンタ、FAX、スキャナ等の周辺装置を利用しようとした際、相手の装置が目の前にあるにも関わらず、相手装置のIPアドレスやネットワーク設定が分からなかったり、利用することすら出来ないという、問題があった。
【0004】
このような、問題を解決するため、赤外線通信部と無線通信部との両方を備える装置が、赤外線通信により、無線通信用のアドレスを取得する方法等がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−217846号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2002−063652号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法は、1対1の装置同士の通信は可能であるが、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下での通信には問題があった。
【0008】
なぜなら、正しい設定情報を得ていないと、無線LANアクセスポイントを利用することができないからである。例えば、無線チャネルが分からない場合や、無線LANで、個々のネットワークの識別に使い、装置が通信し合うにはこのIDが一致することが必要であるESSID(Extended ServiceSet Identity)が分からない場合は、無線LANアクセスポイントが見つけられず、無線LANアクセスポイントを利用することができない問題があった。
【0009】
無線チャネルは、互いの無線アクセスポイントの電波が干渉を起こさないよう、近接するアクセスポイントは異なる無線チャネルが使用される。
【0010】
また、ESSIDは、許可を与えていないユーザに無線LANを利用され、情報を引き出されないよう、使用される。
【0011】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく通信を行うことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項1記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段とを有することによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と赤外線通信装置との間で通信を行うことができる。
【0014】
例えば、情報処理端末とは、ノート型のパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)に対応する。
【0015】
また、例えば、ネットワーク接続手段とは、無線LANアクセスポイントに対応する。
【0016】
また、例えば、赤外線通信装置とは、カラープリンタやモノクロプリンタに対応する。
【0017】
また、請求項2記載の発明は、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された周辺装置であることを特徴とする。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された周辺装置であることによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と周辺装置との間で通信を行うことができる。
【0019】
例えば、周辺装置とは、プリンタやファクシミリ、スキャナ、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+R、DVD+RW、MO等に対応する。
【0020】
また、請求項3記載の発明は、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された情報処理装置であることを特徴とする。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された情報処理装置であることによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末とネットワークに接続された情報処理装置との間で通信を行うことができる。
【0022】
例えば、情報処理装置とは、会議サーバに対応する。
【0023】
また、請求項4記載の発明は、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末であることを特徴とする。
【0024】
請求項4記載の発明によれば、前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末であることによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と情報処理端末との間で通信を行うことができる。
【0025】
また、請求項5記載の発明は、前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、前記赤外線通信装置は、当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項5記載の発明によれば、前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、前記赤外線通信装置は、当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段とを有することによって、認証を行って、登録されている情報処理端末にのみ、ネットワーク接続手段の利用を許可し、ネットワークのセキュリティを高めることができる。
【0027】
例えば、利用許可情報管理装置とは、情報管理サーバに対応する。
【0028】
また、請求項6記載の発明は、前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、前記ネットワーク接続手段は、前記赤外線通信手段と、当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段とを有することを特徴とする。
【0029】
請求項6記載の発明によれば、前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、前記ネットワーク接続手段は、前記赤外線通信手段と、当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段とを有することによって、認証を行って、登録されている情報処理端末にのみ、ネットワーク接続手段の利用を許可し、ネットワークのセキュリティを高めることができる。
【0030】
また、請求項7記載の発明は、前記無線通信システムは、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を管理する利用情報管理装置を更に有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記利用情報管理装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記アドレス情報を基に、前記利用情報管理装置より前記利用情報を取得する利用情報取得手段とを更に有することを特徴とする。
【0031】
請求項7記載の発明によれば、前記無線通信システムは、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を管理する利用情報管理装置を更に有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記利用情報管理装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記アドレス情報を基に、前記利用情報管理装置より前記利用情報を取得する利用情報取得手段とを更に有することによって、赤外線通信装置の機能を利用する際に必要となる情報を効率よく取得することができる。
【0032】
また、請求項8記載の発明は、前記無線通信システムは、前記ネットワークとインターネットを介して接続された、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を提供するWebサイトを更に有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記Webサイトのインターネットアドレスを取得するインターネットアドレス取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記インターネットアドレスを基に、前記Webサイトより前記利用情報を取得する利用情報取得手段とを更に有することを特徴とする。
【0033】
請求項8記載の発明によれば、前記無線通信システムは、前記ネットワークとインターネットを介して接続された、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を提供するWebサイトを更に有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記Webサイトのインターネットアドレスを取得するインターネットアドレス取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記インターネットアドレスを基に、前記Webサイトより前記利用情報を取得する利用情報取得手段とを更に有することによって、赤外線通信装置の機能を利用する際に必要となる情報を効率よく取得することができる。
【0034】
また、請求項9記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記携帯型赤外線通信装置は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段とを有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末に挿入された前記携帯型赤外線通信装置より、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報及び/又は前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を読み取る読み取り手段を有することを特徴とする。
【0035】
請求項9記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記携帯型赤外線通信装置は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段とを有し、前記情報処理端末は、当該情報処理端末に挿入された前記携帯型赤外線通信装置より、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報及び/又は前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を読み取る読み取り手段を有することによって、情報処理端末を赤外線通信装置に近づけることなく、携帯型赤外線通信装置が取得した通信に必要な情報を読み取って使用することができる。
【0036】
また、請求項10記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記携帯型赤外線通信装置は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と前記赤外線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を前記情報処理端末に送信する設定情報送信手段と、前記赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を前記情報処理端末に送信するアドレス情報送信手段とを有することを特徴とする。
【0037】
請求項10記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、前記携帯型赤外線通信装置は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と前記赤外線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を前記情報処理端末に送信する設定情報送信手段と、前記赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を前記情報処理端末に送信するアドレス情報送信手段とを有することによって、情報処理端末を赤外線通信装置に近づけることなく、携帯型赤外線通信装置が取得した通信に必要な情報を受信して使用することができる。
【0038】
また、請求項11記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された周辺装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記周辺装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記周辺装置と接続を行う接続手段とを有することを特徴とする。
【0039】
請求項11記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された周辺装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記周辺装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記周辺装置と接続を行う接続手段とを有することによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と周辺装置との間で通信を行うことができる。
【0040】
また、請求項12記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、サービスの提供を行うサービス提供装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置を識別する識別子を取得する識別子取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記サービス提供装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記サービス提供装置から、前記識別子に対応したサービス情報を取得するサービス情報取得手段とを有することを特徴とする。
【0041】
請求項12記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、サービスの提供を行うサービス提供装置とからなる無線通信システムであって、前記情報処理端末は、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置を識別する識別子を取得する識別子取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記サービス提供装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記サービス提供装置から、前記識別子に対応したサービス情報を取得するサービス情報取得手段とを有することによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末とサービス提供装置との間で通信を行い、サービス情報を取得することができる。
【0042】
例えば、サービス提供装置とは、サービス提供サーバに対応する。
【0043】
また、請求項13記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記情報処理端末であって、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段とを有することを特徴とする。
【0044】
請求項13記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記情報処理端末であって、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段とを有することによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と赤外線通信装置との間で通信を行うことができる。
【0045】
また、請求項14記載の発明は、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記赤外線通信装置であって、前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末に前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を送信する設定情報送信手段と、前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、当該赤外線通信装置に係るアドレス情報を送信するアドレス情報送信手段とを有することを特徴とする。
【0046】
請求項14記載の発明によれば、無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記赤外線通信装置であって、前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末に前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を送信する設定情報送信手段と、前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、当該赤外線通信装置に係るアドレス情報を送信するアドレス情報送信手段とを有することによって、無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく情報処理端末と赤外線通信装置との間で通信を行うことができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0048】
図1は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その1)である。
【0049】
図1に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、カラープリンタ3と、モノクロプリンタ4と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0050】
ノートPC1は、後述する図2に示すように赤外線通信部19と無線通信部20とを両方備え、赤外線通信と無線通信とを行う。
【0051】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、例えば、赤外線データ通信の規格制定を目的として設立されたIrDA(Infrared Data Association)が定めた通信規格に則り、後述する図3に示すように赤外線通信部40を有するカラープリンタ3やモノクロプリンタ4等と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0052】
例えば、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3の赤外線通信部40と赤外線通信を行い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やイーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0053】
なお、ノートPC1は、カラープリンタ3のIPアドレスと共にカラープリンタ3のホスト名等の情報も取得するようにしてもよい。
【0054】
無線LANアクセスポイント2の設定情報としては例えば、無線通信規格の名称、無線LANアクセスポイント2で用いられている無線チャネル、変調方式及びESSIDの情報等である。
【0055】
なお、無線LANアクセスポイント2の設定情報として、無線通信を行う際にその通信内容を暗号化する暗号キーを含んでいてもよい。
【0056】
また、無線LANアクセスポイント2が、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11aとIEEE802.11bとの両方の通信規格に対応している場合、カラープリンタ3は当該カラープリンタ3の赤外線通信部40を用い、前記2つの通信規格を無線LANアクセスポイント2の設定情報としてノートPC1の赤外線通信部19に送信し、ノートPC1は、どちらか1つの通信規格をユーザに選択させるようノートPC1の画面にダイアログボックスを表示する構成としてもよい。
【0057】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やイーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレス及びホスト名等の情報を取得すると、前記確立したカラープリンタ3との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0058】
一方、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、例えば、IEEEが定めた無線LANの規格であるIEEE802.11bに則り、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0059】
ノートPC1は、無線LAN通信装置を内蔵し、該無線LAN通信装置を無線通信部20として用い、無線通信を行う構成であっても良いし、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロットや、USB(Universal Serial Bus)スロットに挿入された無線LANカードを無線通信部20として用い、無線通信を行う構成であっても良い。
【0060】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得したカラープリンタ3のIPアドレス等を基に、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3と通信を行う。
【0061】
例えば、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ドキュメント等を、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3に送信し、印刷を行ったりする。
【0062】
なお、無線通信部20は、例えば、IEEE802.11a規格や、IEEE802.11g規格、携帯情報装置向けの無線通信技術であるBluetooth等を用いて通信を行うようにしてもよい。
【0063】
また、カラープリンタ3等と赤外線通信を行い、カラープリンタ3やモノクロプリンタ4等を利用する端末はノートPC1に限られない。例えば、PDA等の携帯情報端末であってもよい。
【0064】
以下、ノートPC1のハードウェア構成を、図2を用いて説明する。
【0065】
図2は、ノートPCの一例のハードウェア構成図である。
【0066】
図2に示されるノートPC1のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部11と、表示部12と、ドライブ部13と、ROM(Read Only Memory)14と、RAM(Random Access Memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16と、インターフェース部17と、HD(Hard Disk)18と、赤外線通信部19と、無線通信部20とから構成されている。
【0067】
入力部11は、キーボード及びマウス等で構成され、ノートPC1に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0068】
表示部12は、ノートPC1のユーザが利用する液晶ディスプレイ等で構成される。
【0069】
インターフェース部17は、ノートPC1をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0070】
ノートPC1のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によってノートPC1に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部13にセットされ、前記プログラムデータが記録媒体からドライブ部13を介してROM14にインストールされる。
【0071】
ROM14は、データや前記プログラム等を格納する。RAM15は、ノートPC1の起動時にROM14から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU16は、RAM15に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0072】
HD39は、データやファイル等を格納する。
【0073】
赤外線通信部19は、上述したように、IrDAが定めた通信規格に則り、後述する赤外線通信部40を有するカラープリンタ3やモノクロプリンタ4等と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0074】
無線通信部20は、上述したように、IEEEが定めた無線LANの規格であるIEEE802.11bに則り、無線LANアクセスポイント2等と接続を行い、無線通信を行う。
【0075】
以下、カラープリンタ3のハードウェア構成を、図3を用いて説明する。
【0076】
図3は、カラープリンタの一例のハードウェア構成図である。
【0077】
図3に示されるカラープリンタ3のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力・表示部31と、ドライブ部32と、ROM33と、RAM34と、CPU35と、インターフェース部36と、HD37と、読み取り部38と、印字部39と、赤外線通信部40とから構成されている。
【0078】
入力・表示部31は、オペレーションパネル等で構成され、カラープリンタ3に各種操作信号を入力したり、操作に必要な情報を表示したりする。
【0079】
インターフェース部36は、カラープリンタ3をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0080】
カラープリンタ3のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によってカラープリンタ3に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部32にセットされ、前記プログラムやデータが記録媒体からドライブ部32を介してROM33にインストールされる。
【0081】
ROM33は、データや前記プログラム等を格納する。RAM34は、カラープリンタ3の起動時にROM33から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU35は、RAM34に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0082】
HD37は、例えば、後述するように、当該カラープリンタ3のIPアドレスや周辺機器のIPアドレス及び無線LANアクセスポイント2の設定情報等を格納する。
【0083】
読み取り部38は、画像の形成に係る画像や文書等のデータを読み取る。
【0084】
印字部39は、読み取り部38で読み取った画像や文書等のデータを印字する。
【0085】
赤外線通信部40は、上述したように、IrDAが定めた通信規格に則り、赤外線通信部19を有するノートPC1等と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0086】
なお、図2に示すモノクロプリンタ4のハードウェア構成も図3に示すカラープリンタ3のハードウェア構成と同様である。
【0087】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、カラープリンタ3を利用する処理の一例を、図4を用いて説明する。
【0088】
図4は、カラープリンタ利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0089】
ステップS10においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図1に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0090】
ステップS10に続いてステップS11に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0091】
上述したように、無線LANアクセスポイント2の設定情報としては例えば、無線通信規格の名称、無線LANアクセスポイント2で用いられている無線チャネル、変調方式及びESSIDの情報等がある。
【0092】
ステップS11に続いてステップS12に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。なお、上述したように、ノートPC1は、カラープリンタ3のIPアドレスと共にカラープリンタ3のホスト名等の情報も取得するようにしてもよい。
【0093】
例えば、カラープリンタ3は、図3のHD37等に、当該装置のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを有する。
【0094】
ステップS12に続いてステップS13に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0095】
ステップS13に続いてステップS14に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS11において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0096】
ステップS14に続いてステップS15に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS14において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0097】
ステップS15に続いてステップS16に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS12においてIPアドレスを取得したカラープリンタ3と接続する。
【0098】
ステップS16に続いてステップS17に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0099】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0100】
なお、図1においては、無線LANアクセスポイント2とカラープリンタ3とはイーサネット(登録商標)LAN5によって接続されているが、カラープリンタ3が無線通信機能を有し、カラープリンタ3と無線LANアクセスポイント2とが無線通信を行うように構成されていてもよい。
【0101】
図4に示されるような処理を行うことによって、例えば、ノートPC1のユーザは、目の前にあるカラープリンタ3のIPアドレスが分からなくて、カラープリンタ3を利用できない問題や、無線LANアクセスポイント2の設定情報が分からず、無線LANアクセスポイント2と接続ができない問題等を解消することができる。
【0102】
特に、複数の無線LANアクセスポイント2がイーサネット(登録商標)LAN5で接続された大規模なネットワーク環境においては、異なる無線LANアクセスポイント2において異なる無線チャネル等が使用されているため、設定情報が異なるが、図4に示すような処理を行うことによって、効率よく素早くノートPC1と無線LANアクセスポイント2とを接続することができる。
【0103】
また、複数のプリンタがイーサネット(登録商標)LAN5に接続されたているようなネットワーク環境においては、イーサネット(登録商標)LAN5上で発見されたプリンタのどれが、目の前にあるプリンタなのか、図4に示すような処理を行うことによって、効率よく知ることができ、該プリンタを利用することができる。
【0104】
なお、図4においては、ステップS11とステップS12とに示すように、無線LANアクセスポイント2の設定情報とIPアドレス、図4の例においてはカラープリンタ3のIPアドレス、との取得処理を2つに分けて説明を行ったが、1度の取得処理によって、無線LANアクセスポイント2の設定情報とIPアドレスとを取得するようにしてもよい。以下においても同様である。
【0105】
上述した図4においては、カラープリンタ3とノートPC1とが赤外線通信を行い、ノートPC1が、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報とカラープリンタ3のIPアドレスとを取得し、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3を利用する例を示したが、以下では、カラープリンタ3がモノクロプリンタ4のIPアドレスも有し、ノートPC1が、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報とモノクロプリンタ4のIPアドレスとを取得し、無線LANアクセスポイント2を介してモノクロプリンタ4を利用する一例を、図5を用いて説明する。
【0106】
図5は、モノクロプリンタ利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0107】
ステップS20においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図1に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0108】
ステップS20に続いてステップS21に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0109】
ステップS21に続いてステップS22に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりモノクロプリンタ4のIPアドレスを取得する。なお、ノートPC1は、モノクロプリンタ4のIPアドレスと共にモノクロプリンタ4のホスト名等の情報も取得するようにしてもよい。
【0110】
例えば、カラープリンタ3は、図3のHD37等に、周辺の機器、図1に示すシステム構成においてはモノクロプリンタ4、のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを有する。
【0111】
ステップS22に続いてステップS23に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0112】
ステップS23に続いてステップS24に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS21において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0113】
ステップS24に続いてステップS25に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS24において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0114】
ステップS25に続いてステップS26に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS22においてIPアドレスを取得したモノクロプリンタ4と接続する。
【0115】
ステップS26に続いてステップS27に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、モノクロプリンタ4の機能を利用する。
【0116】
例えば、ノートPC1は、モノクロプリンタ4にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0117】
なお、図1においては、無線LANアクセスポイント2とモノクロプリンタ4とはイーサネット(登録商標)LAN5によって接続されているが、モノクロプリンタ4が無線通信機能を有し、モノクロプリンタ4と無線LANアクセスポイント2とが無線通信を行うように構成されていてもよい。
【0118】
図5に示すような処理を行うことによって、例えば、ノートPC1のユーザは、目の前にあるカラープリンタ3の周辺の機器、例えば図1に示すシステム構成においてモノクロプリンタ4、のIPアドレスを取得し、利用することができる。
【0119】
例えば、図5のステップS22において、ノートPC1が印刷条件にあうプリンタの検索要求をカラープリンタ3に送信し、カラープリンタ3より、前記検索要求に合うプリンタのIPアドレスを受信するような構成としてもよい。このような構成を取ることによって、ノートPC1のユーザは、複数のプリンタがイーサネット(登録商標)LAN5上に接続されている環境において、目の前等にあるプリンタより、条件にあったプリンタのIPアドレス等を取得し、該プリンタを利用することができる。
【0120】
上述したように、図4においては、ノートPC1が、直接赤外線通信を行うカラープリンタ3のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを取得し、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3と通信を行い、カラープリンタ3を利用する一例を示した。
【0121】
また、図5においては、ノートPC1が、カラープリンタ3と赤外線通信を行い、カラープリンタ3より、カラープリンタ3の周辺機器であるモノクロプリンタ4のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを取得し、無線LANアクセスポイント2を介してモノクロプリンタ4と通信を行い、モノクロプリンタ4を利用する一例を示した。
【0122】
以下では、ノートPC1が、カラープリンタ3と赤外線通信を行い、カラープリンタ3より、カラープリンタ3のIPアドレスとカラープリンタ3の周辺機器であるモノクロプリンタ4のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを取得し、無線LANアクセスポイント2を介して、選択したプリンタを利用する処理の一例を、図6を用いて説明する。
【0123】
図6は、プリンタ選択・利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0124】
ステップS30においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図1に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0125】
ステップS30に続いてステップS31に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0126】
ステップS31に続いてステップS32に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスとモノクロプリンタ4のIPアドレスとを取得する。なお、ノートPC1は、それぞれプリンタのIPアドレスと共にそれぞれのプリンタのホスト名等の情報も取得するようにしてもよい。
【0127】
例えば、カラープリンタ3は、図3のHD37等に、当該装置のIPアドレスと周辺の機器、図1に示すシステム構成においてはモノクロプリンタ4、のIPアドレスと無線LANアクセスポイント2の設定情報とを有する。
【0128】
ステップS32に続いてステップS33に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0129】
ステップS33に続いてステップS34に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS31において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0130】
ステップS34に続いてステップS35に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS34において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0131】
ステップS34に続いてステップS35に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS34において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0132】
ステップS35に続いてステップS36に進み、ノートPC1は、どのプリンタを利用するかを判定する。ステップS36においてカラープリンタ3を利用すると判定するとステップS37に進み、モノクロプリンタ4を利用すると判定するとステップS39に進む。
【0133】
例えば、ノートPC1は、ステップS32において取得したIPアドレスを基に、どのプリンタを利用するかノートPC1のユーザに選択させる画面を作成し、ユーザに提供する。ユーザがカラープリンタ3を利用すると選択した旨の情報を取得すると、ノートPC1は、カラープリンタ3を利用すると判定し、ユーザがモノクロプリンタ4を利用すると選択した旨の情報を取得すると、ノートPC1は、モノクロプリンタ4を利用すると判定する。
【0134】
ステップS37においてノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3と接続する。
【0135】
ステップS37に続いてステップS38に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0136】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0137】
また、ステップS39においてノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、モノクロプリンタ4と接続する。
【0138】
ステップS39に続いてステップS40に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、モノクロプリンタ4の機能を利用する。
【0139】
例えば、ノートPC1は、モノクロプリンタ4にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0140】
図6に示すような処理を行うことによって、例えば、ノートPC1のユーザは、印刷の条件等に応じてプリンタを選択し、利用することができる。
【0141】
また、図4から図6に示した処理において、例えば、無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレス、周辺機器のIPアドレス等をXML(Extensible Markkup Language)のようやタグ付けが可能な言語によって記述してもよい。
【0142】
なお、図1のシステム構成においては、周辺機器としてモノクロプリンタ4を例に説明を行ったが、プリンタ以外にもファクシミリやスキャナ、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+R、DVD+RW、MO等であってもよい。
【0143】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図7を用いて説明する。
【0144】
図7は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その2)である。
【0145】
図7に示される無線通信システムは、少なくとも1つ以上のノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、会議サーバ6と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0146】
図7に示すように、会議サーバ6は、プロジェクタを介して、会議の参加者全員が目視可能なスクリーン等に会議に係る文書等を表示する。会議の進行役は、該スクリーンに映し出された文書等を用いて会議を進行する。なお、該文書は例えば会議の進行役が予め作成し、会議サーバ6に格納した文書であったり、後述するように会議参加者がノートPC1から無線LANアクセスポイント2を介して会議サーバ6に送信し、格納した文書であったりする。
【0147】
会議参加者によって、会議室に持ち込まれたノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、後述する会議サーバ6の赤外線通信部49と赤外線通信を行い、会議サーバ6より、会議サーバ6のIPアドレスや無線LANアクセスポイント2の設定情報等を取得する。
【0148】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0149】
例えば、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介して、会議サーバ6に会議に係る文書等を送信し、格納する。
【0150】
以下、会議サーバ6のハードウェア構成を、図8を用いて説明する。
【0151】
図8は、会議サーバの一例のハードウェア構成図である。
【0152】
図8に示される会議サーバ6のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部41と、表示部42と、ドライブ部43と、ROM44と、RAM45と、CPU46と、インターフェース部47と、HD48と、赤外線通信部49とから構成されている。
【0153】
入力部41は、キーボード及びマウス等で構成され、会議サーバ6に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0154】
表示部42は、会議サーバ6のユーザが利用するディスプレイ等で構成される。
【0155】
インターフェース部47は、会議サーバ6をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0156】
会議サーバ6のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によって会議サーバ6に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部43にセットされ、前記プログラムやデータが記録媒体からドライブ部43を介してROM44にインストールされる。
【0157】
ROM44は、データや前記プログラム等を格納する。RAM45は、会議サーバ6の起動時にROM44から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU46は、RAM45に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0158】
HD48は、会議の進行役や会議の参加者が格納する会議に係る文書データやファイル等を格納する。また、当該会議サーバ3のIPアドレスや、無線LANアクセスポイント2の設定情報等も格納する。なお、図7には図示しなかったが、会議サーバ6と有線及び/又は無線で接続されたプリンタ等の周辺機器のIPアドレスも格納する構成としてもよい。
【0159】
赤外線通信部49は、IrDAが定めた通信規格に則り、ノートPC1の赤外線通信部19等と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0160】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、会議サーバ6に文書を格納する処理の一例を、図9を用いて説明する。
【0161】
図9は、文書格納処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0162】
ステップS50においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図7に示すシステム構成において会議サーバ6と赤外線リンクを確立する。
【0163】
ステップS50に続いてステップS51に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、会議サーバ6より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0164】
無線LANアクセスポイント2の設定情報としては例えば、無線通信規格の名称、無線LANアクセスポイント2で用いられている無線チャネル、変調方式及びESSIDの情報等がある。
【0165】
ステップS51に続いてステップS52に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、会議サーバ6よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0166】
ステップS52に続いてステップS53に進み、ノートPC1は、会議サーバ6との赤外線リンクを切断する。
【0167】
ステップS53に続いてステップS54に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS51において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0168】
ステップS54に続いてステップS55に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS54において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0169】
ステップS55に続いてステップS56に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS52においてIPアドレスを取得した会議サーバ6と接続する。
【0170】
ステップS56に続いてステップS57に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、会議サーバ6に文書を送信し、格納する。
【0171】
なお、図7においては、無線LANアクセスポイント2と会議サーバ6とはイーサネット(登録商標)LAN5によって接続されているが、会議サーバ6が無線通信機能を有し、会議サーバ6と無線LANアクセスポイント2とが無線通信を行うように構成されていてもよい。
【0172】
図9に示されるような処理を行うことによって、例えば、ノートPC1のユーザは、目の前にある会議サーバ6のIPアドレスが分からなくて、会議サーバ6に文書を格納できない問題や、無線LANアクセスポイント2の設定情報が分からず、無線LANアクセスポイント2と接続ができない問題等を解消することができる。
【0173】
なお、図7には図示しなかったが、会議サーバ6が、当該会議サーバ6と有線及び/又は無線で接続されたプリンタ等の周辺機器のIPアドレスも有し、例えば図9のステップS52等において、会議サーバのIPアドレスと共に前記周辺機器のIPアドレスも取得し、会議の参加者等が、ノートPC1を用いて会議に必要な文書を会議室付近のプリンタ等で印刷することができる構成としてもよい。
【0174】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図10を用いて説明する。
【0175】
図10は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その3)である。
【0176】
図10に示される無線通信システムは、少なくとも2台以上のノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0177】
例えば、図10に示されるユーザAが有するノートPC1が、既に無線LANアクセスポイント2を介してイーサネット(登録商標)LAN5に接続されている場合、ノートPC2のユーザであるユーザBは、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、ユーザAが有するノートPC1と赤外線通信を行い、該ノートPC1より該ノートPC1のIPアドレスや無線LANアクセスポイント2の設定情報等を取得する。
【0178】
既に無線LANアクセスポイント2を介してイーサネット(登録商標)LAN5に接続されているユーザAが有するノートPC1のHD18には、例えば、当該ノートPC1自身のIPアドレスや無線LANアクセスポイント2の設定情報等が格納されている。
【0179】
ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0180】
ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介して、ユーザAが有するノートPC1と無線通信を行い、用意した文書等を送受信し、交換したりする。
【0181】
以下、ノートPC1同士の通信の一例を、図11を用いて説明する。
【0182】
図11は、ノートPC同士の通信処理の一例を説明するための図である。
【0183】
ステップS60においてユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図10に示すシステム構成においてユーザAが有するノートPC1と赤外線リンクを確立する。
【0184】
ステップS60に続いてステップS61に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、ユーザAが有するノートPC1より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0185】
無線LANアクセスポイント2の設定情報としては例えば、無線通信規格の名称、無線LANアクセスポイント2で用いられている無線チャネル、変調方式及びESSIDの情報等がある。
【0186】
ステップS61に続いてステップS62に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、ユーザAが有するノートPC1より該ノートPC1のIPアドレスを取得する。
【0187】
ステップS62に続いてステップS63に進み、ユーザBが有するノートPC1は、ユーザAが有するノートPC1との赤外線リンクを切断する。
【0188】
ステップS63に続いてステップS64に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS61において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0189】
ステップS54に続いてステップS55に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS54において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0190】
ステップS65に続いてステップS66に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS62においてIPアドレスを取得したユーザAが有するノートPC1と接続する。
【0191】
ステップS66に続いてステップS67に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ユーザAが有するノートPC1と通信を行う。
【0192】
例えば、ユーザBが有するノートPC1は、ユーザAが有するノートPC1に文書を送信したり、ユーザAが有するノートPC1に格納されている文書を取得したりする。
【0193】
図11に示す処理を行うことによって、ユーザBが有するノートPC1は、ユーザAが有するノートPC1と通信を行うことができる。
【0194】
なお、図11に示す処理においては、上述したように、既に無線LANアクセスポイント2を介してイーサネット(登録商標)LAN5に接続されているユーザAが有するノートPC1のHD18には、例えば、当該ノートPC1自身のIPアドレスや無線LANアクセスポイント2の設定情報等が格納されている。
【0195】
また、ノートPC1同士の通信の場合、図10に示したような無線LANアクセスポイント2を介して通信を行うのではなく、ノートPC1の無線通信部20を用いて、ノートPC1同士、直接無線通信を行うようにしてもよい。
【0196】
以下、ノートPC1同士の通信の他の例を、図12を用いて説明する。
【0197】
図12は、ノートPC同士の通信処理の他の例を説明するための図である。
【0198】
ステップS70においてユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、ユーザAが有するノートPC1と赤外線リンクを確立する。
【0199】
ステップS70に続いてステップS71に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、ユーザAが有するノートPC1より該ノートPC1のIPアドレスを取得する。
【0200】
ステップS71に続いてステップS72に進み、ユーザBが有するノートPC1は、ユーザAが有するノートPC1との赤外線リンクを切断する。
【0201】
ステップS72に続いてステップS73に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS72において取得したユーザAが有するノートPC1のIPアドレスを基に、対応するノートPC1を検索する。
【0202】
ステップS73に続いてステップS74に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS54において検索したユーザAが有するノートPC1と接続する。
【0203】
ステップS74に続いてステップS75に進み、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、直接ユーザAが有するノートPC1と通信を行う。
【0204】
例えば、ユーザBが有するノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、直接ユーザAが有するノートPC1に文書を送信したり、ユーザAが有するノートPC1に格納されている文書を取得したりする。
【0205】
図12に示す処理を行うことによって、ユーザBが有するノートPC1は、直接ユーザAが有するノートPC1と通信を行うことができる。
【0206】
なお、図12に示す処理においては、ユーザAが有するノートPC1のHD18には、例えば、当該ノートPC1自身のIPアドレスのみが格納されている。
【0207】
例えば、ノートPC1のHD18内に、当該ノートPC1自身が図11に示した無線通信の方法又は図12に示した無線通信の方法どちらに対応しているかの情報を格納しておき、該情報によって図11の処理で他のノートPC1と無線通信を行うか又は図12の処理で他のノートPC1と無線通信を行うかを切り分けるようにしてもよい。
【0208】
また、ノートPC1がどちらの無線通信方法にも対応可能な場合、ユーザにどちらの方法で無線通信を行うかを選択させ、選択された無線通信方法によって、他のノートPC1と無線通信するように構成してもよい。
【0209】
また、図1においては、ノートPC1は無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3及び/又はモノクロプリンタ4と無線通信を行う構成を用いて説明を行ったが、カラープリンタ3及び/又はモノクロプリンタ4が無線通信機能を有している場合は、ノートPC1は、図11及び図12に示したように、直接カラープリンタ3及び/又はモノクロプリンタ4と無線通信を行うように構成してもよい。
【0210】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図13を用いて説明する。
【0211】
図13は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その4)である。
【0212】
図13に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、カラープリンタ3と、認証サーバ7と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0213】
図13に示されるシステム構成は、図1に示したシステム構成に比べて認証サーバ7が新たに追加されている。
【0214】
認証サーバ7は、無線LANアクセスポイント2を利用してイーサネット(登録商標)LAN5と接続可能な装置を識別するMACアドレスを格納し、他の装置からの認証要求を受信し、該認証要求に含まれるMACアドレスが、当該認証サーバ7に登録されているかどうかを確認し、前記認証要求に対する認証応答を要求元の装置に送信する。
【0215】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信部40を有するカラープリンタ3と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0216】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3の赤外線通信部40と赤外線通信を行い、ノートPC1の無線LANI/Fに係るMACアドレスをカラープリンタ3に送信する。
【0217】
前記MACアドレスを受信したカラープリンタ3は、当該カラープリンタ3とイーサネット(登録商標)LAN5を介して接続されている認証サーバ7に、該MACアドレスが、認証サーバ7に登録されているMACアドレスかどうかの認証要求を送信する。
【0218】
カラープリンタ3は、認証サーバ7より、前記認証要求に対応する認証応答を受信すると、認証結果をノートPC1に送信する。
【0219】
ノートPC1は、当該ノートPC1がカラープリンタ3に送信したMACアドレスが、認証サーバ7に登録されていない旨の認証結果をカラープリンタ3より取得すると、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0220】
一方、ノートPC1は、当該ノートPC1がカラープリンタ3に送信したMACアドレスが、認証サーバ7に登録されている旨の認証結果を、カラープリンタ3より取得すると、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、カラープリンタ3のIPアドレスをカラープリンタ3より取得する。
【0221】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを取得すると前記確立したカラープリンタ3との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0222】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0223】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得したカラープリンタ3のIPアドレス等を基に、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3と通信を行う。
【0224】
例えば、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ドキュメント等を、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3に送信し、印刷を行ったりする。
【0225】
以下、認証サーバ7のハードウェア構成を、図14を用いて説明する。
【0226】
図14は、認証サーバの一例のハードウェア構成図である。
【0227】
図14に示される認証サーバ7のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部51と、表示部52と、ドライブ部53と、ROM54と、RAM55と、CPU56と、インターフェース部57と、HD58とから構成されている。
【0228】
入力部51は、キーボード及びマウス等で構成され、認証サーバ7に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0229】
表示部52は、認証サーバ7のユーザが利用するディスプレイ等で構成される。
【0230】
インターフェース部57は、認証サーバ7をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0231】
認証サーバ7のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によって認証サーバ7に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部53にセットされ、前記プログラムデータが記録媒体からドライブ部53を介してROM54にインストールされる。
【0232】
ROM54は、データや前記プログラム等を格納する。RAM55は、認証サーバ7の起動時にROM54から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU56は、RAM55に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0233】
HD58は、無線を介してイーサネット(登録商標)LAN5の利用を許可する装置を識別するMACアドレスを格納する。
【0234】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、カラープリンタ3を利用する処理の他の例を、図15を用いて説明する。
【0235】
図15は、カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【0236】
ステップS80においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図13に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0237】
ステップS80に続いてステップS81に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、当該ノートPC1のMACアドレスをカラープリンタ3に送信する。
【0238】
ステップS81に続いてステップS82に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3より、MACアドレスの認証結果を受信する。
【0239】
ステップS82に続いてステップS83に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1が無線LANアクセスポイント2を利用してイーサネット(登録商標)LAN5と接続することを許可されたかどうかを判定する。利用を許可されたと判定すると(ステップS83においてYES)、ステップS85に進み、利用を許可されなかったと判定すると(ステップS83においてNO)、ステップS84に進む。
【0240】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3より、認証が成功した旨の情報を取得すると、利用を許可されたと判定し、カラープリンタ3より、認証が失敗した旨の情報を取得すると、利用を許可されなかったと判定する。
【0241】
ステップS84では、ノートPC1が、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。なお、図15においてはノートPC1が認証結果に基づいてカラープリンタ3との赤外線リンクを切断しているが、認証に失敗したノートPC1に対しては、認証結果をノートPC1に送信した後、カラープリンタ3が、認証に失敗したノートPC1との赤外線リンクを切断するようにしてもよい。
【0242】
ステップS85では、ノートPC1が、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0243】
ステップS85に続いてステップS86に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0244】
ステップS86に続いてステップS87に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0245】
ステップS87に続いてステップS88に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS85において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0246】
ステップS88に続いてステップS89に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS88において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0247】
ステップS89に続いてステップS90に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS86においてIPアドレスを取得したカラープリンタ3と接続する。
【0248】
ステップS90に続いてステップS91に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0249】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0250】
図15に示す処理を行うことによって、認証が成功した装置のみ、無線LANアクセスポイント2を介し、イーサネット(登録商標)LAN5上にある装置、図13の例においてはカラープリンタ3、を利用することができ、システムのセキュリティを高めることができる。
【0251】
以下では、カラープリンタ3におけるMACアドレスの認証処理の一例を、図16を用いて説明する。
【0252】
図16は、MACアドレスの認証処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0253】
ステップ100においてカラープリンタ3は、当該カラープリンタ3の赤外線通信部40を用い、ノートPC1より、ノートPC1のMACアドレスを受信する。
【0254】
ステップS100に続いてステップS101に進み、カラープリンタ3は、当該カラープリンタ3とイーサネット(登録商標)LAN5を介して接続されている認証サーバ7に、ステップS100において受信したMACアドレスを含む、前記ノートPC1の認証要求を送信する。
【0255】
ステップS101に続いてステップS102に進み、カラープリンタ3は、当該カラープリンタ3とイーサネット(登録商標)LAN5を介して接続されている認証サーバ7より、ステップS101において送信した認証要求に対応する認証応答を受信する。
【0256】
ステップS102に続いてステップS103に進み、カラープリンタ3は、当該カラープリンタ3の赤外線通信部40を用い、認証サーバ7における認証結果をノートPC1に送信する。
【0257】
図16に示す処理を行うことによって、カラープリンタ3は、接続の要求を行ってきたノートPC1の認証を行い、例えば、認証に失敗したノートPC1との赤外線リンクを切断し、システムのセキュリティを高めることができる。
【0258】
なお、図13に示すようなシステム構成においては、上述したように、カラープリンタ3は、無線LANアクセスポイント2の設定情報と、当該カラープリンタ3のIPアドレスと、認証サーバ7のIPアドレスとをHD37内に有している。
【0259】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図17を用いて説明する。
【0260】
図17は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その5)である。
【0261】
図17に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、認証サーバ7と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0262】
図17に示されるシステム構成は、図13に示したシステム構成においてカラープリンタ3が行っていた、ノートPC1よりMACアドレスを受信し、認証要求を認証サーバ7に送信し、該認証要求に対応する認証応答を取得し、ノートPC1に認証結果を送信する処理を、無線LANアクセスポイント2が行っている。
【0263】
図17のシステム構成において、無線LANアクセスポイント2は赤外線通信部を有し、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、無線LANアクセスポイント2と赤外線通信を行う。
【0264】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、無線LANアクセスポイント2の赤外線通信部と赤外線通信を行い、ノートPC1の無線LANI/Fに係るMACアドレスを無線LANアクセスポイント2に送信する。
【0265】
前記MACアドレスを受信した無線LANアクセスポイント2は、当該カラープリンタ3とイーサネット(登録商標)LAN5を介して接続されている認証サーバ7に、該MACアドレスが、認証サーバ7に登録されているMACアドレスかどうかの認証要求を送信する。
【0266】
無線LANアクセスポイント2は、認証サーバ7より、前記認証要求に対応する認証応答を受信すると、認証結果をノートPC1に送信する。
【0267】
ノートPC1は、当該ノートPC1が無線LANアクセスポイント2に送信したMACアドレスが、認証サーバ7に登録されていない旨の認証結果を無線LANアクセスポイント2より取得すると、無線LANアクセスポイント2との赤外線リンクを切断する。
【0268】
一方、ノートPC1は、当該ノートPC1が無線LANアクセスポイント2に送信したMACアドレスが、認証サーバ7に登録されている旨の認証結果を、無線LANアクセスポイント2より取得すると、無線LANアクセスポイント2の設定情報を無線LANアクセスポイント2より取得する。
【0269】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、無線LANアクセスポイント2より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得すると前記確立した無線LANアクセスポイント2との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0270】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0271】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続する処理の一例を、図18を用いて説明する。
【0272】
図18は、無線LANアクセスポイント接続処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0273】
ステップS110においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図17に示すシステム構成において無線LANアクセスポイント2と赤外線リンクを確立する。
【0274】
ステップS110に続いてステップS111に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、当該ノートPC1のMACアドレスを無線LANアクセスポイント2に送信する。
【0275】
ステップS111に続いてステップS112に進み、ノートPC1は、無線LANアクセスポイント2より、MACアドレスの認証結果を受信する。
【0276】
ステップS112に続いてステップS113に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1が無線LANアクセスポイント2を利用してイーサネット(登録商標)LAN5と接続することを許可されたかどうかを判定する。利用を許可されたと判定すると(ステップS113においてYES)、ステップS115に進み、利用を許可されなかったと判定すると(ステップS113においてNO)、ステップS114に進む。
【0277】
例えば、ノートPC1は、無線LANアクセスポイント2より、認証が成功した旨の情報を取得すると、利用を許可されたと判定し、無線LANアクセスポイント2より、認証が失敗した旨の情報を取得すると、利用を許可されなかったと判定する。
【0278】
ステップS114では、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2との赤外線リンクを切断する。なお、図18においてはノートPC1が認証結果に基づいてカラープリンタ3との赤外線リンクを切断しているが、認証に失敗したノートPC1に対しては、認証結果をノートPC1に送信した後、無線LANアクセスポイント2が、認証に失敗したノートPC1との赤外線リンクを切断するようにしてもよい。
【0279】
ステップS115では、ノートPC1が、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、無線LANアクセスポイント2より該無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0280】
ステップS115に続いてステップS116に進み、ノートPC1は、無線LANアクセスポイント2との赤外線リンクを切断する。
【0281】
ステップS116に続いてステップS117に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS115において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0282】
ステップS117に続いてステップS118に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS117において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0283】
図15に示す処理を行うことによって、認証が成功した装置のみ、無線LANアクセスポイント2を介し、イーサネット(登録商標)LAN5に接続することができ、システムのセキュリティを高めることができる。
【0284】
なお、無線LANアクセスポイント2におけるMACアドレスの認証処理は、図16においてカラープリンタ3が行っていた処理と同様である。
【0285】
このような無線LANアクセスポイント2は、ドライブ部とROMとRAMとCPUとインターフェース部とHDと無線通信部とを有するようなハードウェア構成を有し、無線LANアクセスポイント2のCPUは無線LANアクセスポイント2用のプログラムに従い処理を実行し、例えば、上述したような図16においてカラープリンタ3が行っていた処理と同様の処理を行う。
【0286】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図19を用いて説明する。
【0287】
図19は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その6)である。
【0288】
図19に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、カラープリンタ3と、モノクロプリンタ4と、情報管理サーバ8と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0289】
図13に示されるシステム構成は、図1に示したシステム構成に比べて情報管理サーバ8が新たに追加されている。
【0290】
情報管理サーバ8は、例えば、イーサネット(登録商標)LAN5に接続されているカラープリンタ3やモノクロプリンタ4を利用する際に必要となるドライバや、該ドライバのインストール方法等、ある装置を利用する際に必要となる情報を保持し、管理している。
【0291】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信部40を有するカラープリンタ3と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0292】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3の赤外線通信部40と赤外線通信を行い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やイーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレスやカラープリンタ3のドライバを管理している情報管理サーバ8のIPアドレスを取得する。
【0293】
なお、情報管理サーバ8のIPアドレスだけでなく、ドライバのインストーラのアドレス(例えば、http://133.139.207.140/drivers/colorprint/SETUP.EXE)を取得するようにしてもよい。
【0294】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やイーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレス、情報管理サーバ8のIPアドレス等を取得すると前記確立したカラープリンタ3との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0295】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0296】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得したカラープリンタ3のIPアドレス等を基に、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3と接続を行う。
【0297】
ここで、カラープリンタ3を利用する際に必要となるカラープリンタ3のドライバが当該ノートPC1にインストールされていない場合、ノートPC1は、前記取得した情報管理サーバ8のIPアドレスを基に、情報管理サーバ8より情報管理サーバ8に保持され管理されているカラープリンタ3のドライバを取得し、インストールする。
【0298】
なお、上述したように、インストーラのアドレス(例えば、http://133.139.207.140/drivers/colorprint/SETUP.EXE)を取得していた場合、HTTPプロトコルによって該インストーラにアクセスし、ドライバをインストールするようにしてもよい。
【0299】
ドライバをインストールしたノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ドキュメント等を、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3に送信し、印刷を行ったりする。
【0300】
以下、情報管理サーバ8のハードウェア構成を、図20を用いて説明する。
【0301】
図20は、情報管理サーバの一例のハードウェア構成図である。
【0302】
図20に示される情報管理サーバ8のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部61と、表示部62と、ドライブ部63と、ROM64と、RAM65と、CPU66と、インターフェース部67と、HD68とから構成されている。
【0303】
入力部61は、キーボード及びマウス等で構成され、情報管理サーバ8に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0304】
表示部62は、情報管理サーバ8のユーザが利用するディスプレイ等で構成される。
【0305】
インターフェース部67は、情報管理サーバ8をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0306】
情報管理サーバ8のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によって情報管理サーバ8に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部63にセットされ、前記プログラムデータが記録媒体からドライブ部63を介してROM64にインストールされる。
【0307】
ROM64は、データや前記プログラム等を格納する。RAM65は、情報管理サーバ8の起動時にROM64から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU66は、RAM65に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0308】
HD68は、イーサネット(登録商標)LAN5に接続されているカラープリンタ3やモノクロプリンタ4を利用する際に必要となるドライバや、該ドライバのインストール方法や、会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う際に必要となるソフトウェア等を格納する。
【0309】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、カラープリンタ3を利用する処理の他の例を、図21を用いて説明する。
【0310】
図21は、カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【0311】
ステップS120においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図19に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0312】
ステップS120に続いてステップS121に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0313】
ステップS121に続いてステップS122に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0314】
ステップS122に続いてステップS123に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より情報管理サーバ8のIPアドレスを取得する。
【0315】
ステップS123に続いてステップS124に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0316】
ステップS124に続いてステップS125に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS121において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0317】
ステップS125に続いてステップS126に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS125において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0318】
ステップS126に続いてステップS127に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS122においてIPアドレスを取得したカラープリンタ3と接続する。
【0319】
ステップS127に続いてステップS128に進み、ノートPC1は、ステップS127において接続したカラープリンタ3を利用する際に必要となる情報を有しているかどうかを判定する。
【0320】
カラープリンタ3を利用する際に必要となる情報を有していると判定すると(ステップS128においてYES)、ステップS131に進み、有していないと判定すると(ステップS128においてNO)、ステップS129に進む。
【0321】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3のドライバが当該ノートPC1にインストールされていない場合、カラープリンタ3を利用する際に必要となる情報を有していないと判定する。また、カラープリンタ3のドライバが当該ノートPC1にインストールされている場合、カラープリンタ3を利用する際に必要となる情報を有していると判定する。
【0322】
ステップS129では、ノートPC1が、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS123においてIPアドレスを取得した情報管理サーバ8と接続する。
【0323】
ステップS129に続いてステップS130に進み、ノートPC1は、情報管理サーバ8より、カラープリンタ3を利用する際に必要となる情報を取得する。
【0324】
例えば、ノートPC1は、情報管理サーバ8より、カラープリンタ3のドライバを取得し、当該ノートPC1にインストールする。
【0325】
ステップS130に続いてステップS131に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0326】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0327】
図21に示す処理を行うことによって、例えば、ノートPC1にカラープリンタ3のドライバがインストールされていなくても、該ドライバをインストールし、カラープリンタ3を利用することができる。
【0328】
なお、図19に示すようなシステム構成においては、上述したように、カラープリンタ3は、無線LANアクセスポイント2の設定情報と、当該カラープリンタ3のIPアドレスと、周辺機器、図19の例においてはモノクロプリンタ4、のIPアドレスと、情報管理サーバ8のIPアドレスとをHD37内に有している。
【0329】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図22を用いて説明する。
【0330】
図22は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その7)である。
【0331】
図22に示される無線通信システムは、少なくとも1つ以上のノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、会議サーバ6と、情報管理サーバ8と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成される。
【0332】
図22に示されるシステム構成は、図7に示したシステム構成に比べて情報管理サーバ8が新たに追加されている。
【0333】
該情報管理サーバ8は、図19から図21において説明した情報管理サーバ8と同じものである。
【0334】
情報管理サーバ8は、例えば、会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う際に必要となるクライアントのソフトウェア等、ある装置を利用する際に必要となる情報を保持し、管理している。
【0335】
会議参加者によって、会議室に持ち込まれたノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、会議サーバ6の赤外線通信部49と赤外線通信を行い、会議サーバ6より、会議サーバ6のIPアドレスや無線LANアクセスポイント2の設定情報、情報管理サーバ8のIPアドレス等を取得する。
【0336】
なお、情報管理サーバ8のIPアドレスだけでなく、会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う際に必要となるクライアントのソフトウェアのインストーラのアドレス(例えば、http://133.139.207.140/drivers/meetingsoft/SETUP.EXE)を取得するようにしてもよい。
【0337】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、会議サーバ6より無線LANアクセスポイント2の設定情報や会議サーバ6のIPアドレス、情報管理サーバ8のIPアドレス等を取得すると前記確立した会議サーバ6との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0338】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0339】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した会議サーバ6のIPアドレス等を基に、無線LANアクセスポイント2を介して会議サーバ6と接続を行う。
【0340】
ここで、会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う際に必要となるクライアントのソフトウェアが当該ノートPC1にインストールされていない場合、ノートPC1は、前記取得した情報管理サーバ8のIPアドレスを基に、情報管理サーバ8より情報管理サーバ8に保持され管理されている会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う際に必要となるクライアントのソフトウェアを取得し、インストールする。
【0341】
なお、上述したように、インストーラのアドレス(例えば、http://133.139.207.140/drivers/meetingsoft /SETUP.EXE)を取得していた場合、HTTPプロトコルによって該インストーラにアクセスし、ソフトウェアをインストールするようにしてもよい。
【0342】
前記ソフトウェアをインストールしたノートPC1は、該ソフトウェアを用いて、会議サーバ6にインストールされているソフトウェアと通信を行う。
【0343】
なお、図22に示すようなシステム構成においては、上述したように、会議サーバ6は、無線LANアクセスポイント2の設定情報と、当該会議サーバ6のIPアドレスと、情報管理サーバ8のIPアドレスとをHD48内に有している。
【0344】
以上、図19から図22において情報管理サーバ8が行っていた機能をインターネット上のサイトにおいて実現する一例を、以下において説明する。
【0345】
図23は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その8)である。
【0346】
図23に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、カラープリンタ3と、モノクロプリンタ4と、イーサネット(登録商標)LAN5と、ゲートウェイ10と、ゲートウェイ10とインターネット21を介して接続されたWebサーバ9とから構成される。
【0347】
図23のシステム構成は、図19のシステム構成と比べて、情報管理サーバ8の代わりにゲートウェイ10とインターネット21とWebサーバ9とが新たに追加されている。
【0348】
Webサーバ9は、例えば、カラープリンタ3のベンダーが提供するWebサイトを有し、該Webサイトでは、カラープリンタ3のドライバのインストーラや、該ドライバのインストール方法等が提供されている。
【0349】
ゲートウェイ10は、イーサネット(登録商標)LAN5とインターネット21とを接続するインターフェース装置である。なお、セキュリティを考慮し、イーサネット(登録商標)LAN5とインターネット21との間にプロキシサーバ等を有する構成としてもよい。
【0350】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信部40を有するカラープリンタ3と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0351】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3の赤外線通信部40と赤外線通信を行い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報や、イーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレスや、Webサーバ9のURLを取得する。
【0352】
なお、Webサーバ9のURLだけでなく、カラープリンタ3及び/又はモノクロプリンタ4のドライバのインストーラのアドレス(例えば、http://printermaker.com/drivers/colorprint101/SETUP.EXE)を取得するようにしてもよい。
【0353】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やイーサネット(登録商標)LAN5内のカラープリンタ3のIPアドレス、Webサーバ9のURL等を取得すると前記確立したカラープリンタ3との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0354】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0355】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得したカラープリンタ3のIPアドレス等を基に、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3と接続を行う。
【0356】
ここで、カラープリンタ3を利用する際に必要となるカラープリンタ3のドライバが当該ノートPC1にインストールされていない場合、ノートPC1は、前記取得したWebサーバ9のURLを基に、Webサーバ9よりカラープリンタ3のドライバを取得し、インストールする。
【0357】
なお、上述したように、インストーラのアドレス(例えば、http://printermaker.com/drivers/colorprint101/SETUP.EXE)を取得していた場合、HTTPプロトコルによって該インストーラにアクセスし、ドライバをインストールするようにしてもよい。
【0358】
ドライバをインストールしたノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ドキュメント等を、無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3に送信し、印刷を行ったりする。
【0359】
以下、Webサーバ9のハードウェア構成を、図24を用いて説明する。
【0360】
図24は、Webサーバの一例のハードウェア構成図である。
【0361】
図24に示されるWebサーバ9のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部71と、表示部72と、ドライブ部73と、ROM74と、RAM75と、CPU76と、インターフェース部77と、HD78とから構成されている。
【0362】
入力部71は、キーボード及びマウス等で構成され、Webサーバ9に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0363】
表示部72は、Webサーバ9のユーザが利用するディスプレイ等で構成される。
【0364】
インターフェース部77は、Webサーバ9をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0365】
Webサーバ9のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によってWebサーバ9に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部73にセットされ、前記プログラムデータが記録媒体からドライブ部73を介してROM74にインストールされる。
【0366】
ROM74は、データや前記プログラム等を格納する。RAM75は、Webサーバ9の起動時にROM74から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU76は、RAM75に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0367】
HD78は、カラープリンタ3及び/又はモノクロプリンタ4を利用する際に必要となるドライバや、該ドライバのインストール方法などベンダーが提供する情報を格納する。
【0368】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、カラープリンタ3を利用する処理の他の例を、図25を用いて説明する。
【0369】
図25は、カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【0370】
ステップS140においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図23に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0371】
ステップS140に続いてステップS141に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0372】
ステップS141に続いてステップS142に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0373】
ステップS142に続いてステップS143に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、カラープリンタ3よりWebサーバ9のURLを取得する。
【0374】
ステップS143に続いてステップS144に進み、ノートPC1は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0375】
ステップS144に続いてステップS145に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS141において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0376】
ステップS145に続いてステップS146に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS145において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0377】
ステップS146に続いてステップS147に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS142においてIPアドレスを取得したカラープリンタ3と接続する。
【0378】
ステップS147に続いてステップS148に進み、ノートPC1は、ステップS147において接続したカラープリンタ3のドライバを有しているかどうかを判定する。
【0379】
カラープリンタ3のドライバ有していると判定すると(ステップS148においてYES)、ステップS151に進み、有していないと判定すると(ステップS148においてNO)、ステップS149に進む。
【0380】
ステップS149では、ノートPC1が、インターネット21を介し、ステップS143において取得したURLを基に、Webサーバ9に接続する。
【0381】
ステップS149に続いてステップS150に進み、ノートPC1は、Webサーバ9より、カラープリンタ3のドライバを取得する。ノートPC1は、取得したドライバを当該ノートPC1にインストールする。
【0382】
ステップS150に続いてステップS151に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0383】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0384】
図25に示す処理を行うことによって、例えば、ノートPC1にカラープリンタ3のドライバがインストールされていなくても、ベンダーが提供するサイトより最新のドライバをインストールし、カラープリンタ3を利用することができる。
【0385】
なお、図23に示すようなシステム構成においては、上述したように、カラープリンタ3は、無線LANアクセスポイント2の設定情報と、当該カラープリンタ3のIPアドレスと、周辺機器、図19の例においてはモノクロプリンタ4、のIPアドレスと、Webサーバ9のURLとをHD37内に有している。
【0386】
以下では、本発明による無線通信システムの他の例を、図26を用いて説明する。
【0387】
図26は、本発明による無線通信システムのシステム構成図(その9)である。
【0388】
図26に示される無線通信システムは、ノートPC1と、無線LANアクセスポイント2と、赤外線通信装置23と、サービス提供サーバ22と、イーサネット(登録商標)LAN5とから構成されている。
【0389】
サービス提供サーバ22は、図26に示されるシステム構成において、各展示場所で提供するサービス情報を格納する。例えば、展示場所「神奈川県の歴史」において提供する神奈川県の歴史に係るクイズの情報や、展示場所「氷川丸」において提供する氷川丸の画像などを格納し、要求に応じてノートPC1等に提供する。
【0390】
ノートPC1を有するユーザは、各展示場所に赴き、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、各展示場所に設置されている赤外線通信装置23と赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、各展示場所を識別する展示場所識別子、サービス提供サーバ22のIPアドレス等を取得する。
【0391】
ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、各展示場所に設置されている赤外線通信装置23より無線LANアクセスポイント2の設定情報や、各展示場所を識別する展示場所識別子、サービス提供サーバ22のIPアドレス等を取得すると前記確立した赤外線通信装置23との赤外線リンクを切断し、赤外線通信を終了する。
【0392】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と無線通信を行う。
【0393】
また、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得したサービス提供サーバ22のIPアドレスを基に、無線LANアクセスポイント2を介してサービス提供サーバ22と接続を行う。
【0394】
ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、前記取得した展示場所識別子を含んだサービス提供要求をサービス提供サーバ22に送信する。
【0395】
サービス提供サーバ22は、前記サービス提供要求に含まれる展示場所識別子に応じて、ノートPC1にサービス情報を提供する。例えば、展示場識別子が展示場所「氷川丸」を示していた場合、サービス提供サーバ22は、上述したように、氷川丸の画像をノートPC1に送信する。
【0396】
ノートPC1は、サービス提供サーバ22が提供するサービス情報を、無線LANアクセスポイント2を介して受信する。
【0397】
以下、サービス提供サーバ22のハードウェア構成を、図27を用いて説明する。
【0398】
図27は、サービス提供サーバの一例のハードウェア構成図である。
【0399】
図27に示されるサービス提供サーバ22のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力部81と、表示部82と、ドライブ部83と、ROM84と、RAM85と、CPU86と、インターフェース部87と、HD88とから構成されている。
【0400】
入力部81は、キーボード及びマウス等で構成され、サービス提供サーバ22に各種操作信号を入力するのに用いられる。
【0401】
表示部82は、サービス提供サーバ22のユーザが利用するディスプレイ等で構成される。
【0402】
インターフェース部87は、サービス提供サーバ22をイーサネット(登録商標)LAN5に接続するインターフェースである。
【0403】
サービス提供サーバ22のプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体によってサービス提供サーバ22に提供されるか、イーサネット(登録商標)LAN5を通じてダウンロードされる。記録媒体は、ドライブ部83にセットされ、前記プログラムデータが記録媒体からドライブ部83を介してROM84にインストールされる。
【0404】
ROM84は、データや前記プログラム等を格納する。RAM85は、サービス提供サーバ22の起動時にROM84から前記プログラム等を読み出して格納する。CPU86は、RAM85に読み出され、格納された前記プログラム等に従って処理を実行する。
【0405】
HD88は、各展示場所において提供するサービス情報を格納する。
【0406】
以下、ノートPC1が、無線LANアクセスポイント2と接続し、サービス情報を受信する処理の一例を、図28を用いて説明する。
【0407】
図28は、サービス情報受信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0408】
ステップS160においてノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、図26に示すシステム構成において赤外線通信装置23と赤外線リンクを確立する。
【0409】
ステップS160に続いてステップS161に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信装置23より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0410】
ステップS161に続いてステップS162に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信装置23よりサービス提供サーバ22のIPアドレスを取得する。
【0411】
ステップS162に続いてステップS163に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の赤外線通信部19を用い、赤外線通信装置23より展示場所を識別する展示場所識別子を取得する。
【0412】
ステップS163に続いてステップS164に進み、ノートPC1は、赤外線通信装置23との赤外線リンクを切断する。
【0413】
ステップS164に続いてステップS165に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS161において取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0414】
ステップS165に続いてステップS166に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS165において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0415】
ステップS166に続いてステップS167に進み、ノートPC1は、ステップS162において取得したサービス提供サーバ22のIPアドレスを基に、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、サービス提供サーバ22と接続する。
【0416】
ステップS167に続いてステップS168に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、ステップS163において取得した展示場所識別子をサービス提供サーバ22に送信する。
【0417】
ステップS168に続いてステップS169に進み、ノートPC1は、サービス提供サーバ22より前記展示場所識別子に対応したサービス情報を受信する。
【0418】
例えば、ノートPC1は、氷川丸の画像を受信したり、横浜の開港当時の映像ファイルなど各展示場所に応じたサービス情報をサービス提供サーバ22より受信する。
【0419】
図28に示す処理を行うことによって、ノートPC1は、各展示場所に応じたサービス情報をサービス提供サーバ22より取得することができる。
【0420】
また、図26に示すようなシステム構成にすることによって、各展示場所にサービス情報を提供する装置を設置することなく、1つのサービス提供サーバ22によって、サービス情報を管理し、提供することができる。
【0421】
以上、上述した各システム構成においては、ノートPC1が赤外線通信部19を有し、ノートPC1と他の装置、例えばカラープリンタ3や会議サーバ6等、とが赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、前記他の装置のIPアドレス等を取得する例を示した。
【0422】
以下では、携帯型赤外線通信装置24を用いて、該携帯型赤外線通信装置24が、前記他の装置と赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、前記他の装置のIPアドレス等を取得し、該取得した情報をノートPC1に提供する例を示す。
【0423】
図29は、携帯型赤外線通信装置を用いた無線通信の概念図(その1)である。
【0424】
図29(A)に示すように、携帯型赤外線通信装置24は、後述する当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3と赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、カラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0425】
続いて図29(B)に示すように、ノートPC1は、ユーザによってドライブ部13等に挿入された携帯型赤外線通信装置24より、前記無線LANアクセスポイント2の設定情報や、カラープリンタ3のIPアドレスを読み取る。
【0426】
続いて図29(C)に示すように、ノートPC1は、無線通信部20を用い、前記読み取った無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と接続し、通信を行う。また、図29(C)に示すように、ノートPC1は、無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介して、前記読み取ったカラープリンタ3のIPアドレスを基にカラープリンタ3と接続し、利用する。
【0427】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0428】
以下、携帯型赤外線通信装置24のハードウェア構成を、図30を用いて説明する。
【0429】
図30は、携帯型赤外線通信装置の一例のハードウェア構成図である。
【0430】
図30に示される携帯型赤外線通信装置24のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されているROM91と、RAM92と、CPU93と、HD94と、赤外線通信部95とから構成されている。
【0431】
ROM91は、データや携帯型赤外線通信装置24のプログラムなどを格納する。RAM92は、携帯型赤外線通信装置24の起動時にROM91から前記プログラムなどを読み出して格納する。CPU93は、RAM15に読み出され、格納された前記プログラムなどに従って処理を実行する。
【0432】
HD94は、例えば、カラープリンタ3等より取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレス等を格納し、保持する。
【0433】
赤外線通信部95は、例えばIrDAが定めた通信規格に則り、赤外線通信部40を有するカラープリンタ3等と赤外線リンクを確立し、赤外線通信を行う。
【0434】
以下、携帯型赤外線通信装置24における情報取得処理の一例を、図31を用いて説明する。
【0435】
図31は、情報取得処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0436】
ステップS170において携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、図29に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0437】
ステップS170に続いてステップS171に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0438】
ステップS171に続いてステップS172に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0439】
ステップS172に続いてステップS173に進み、携帯型赤外線通信装置24は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0440】
図31に示す処理を行うことによって、携帯型赤外線通信装置24は、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを取得することができる。
【0441】
以下、携帯型赤外線通信装置24が取得し、保持している無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを読み取ってカラープリンタ3を利用する処理の一例を、図32を用いて説明する。
【0442】
図32は、カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【0443】
ステップS180においてノートPC1は、挿入された携帯型赤外線通信装置24より、無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを読み取る。
【0444】
ステップS180に続いてステップS181に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS180において携帯型赤外線通信装置24より読み取った無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0445】
ステップS181に続いてステップS182に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS181において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0446】
ステップS182に続いてステップS183に進み、ノートPC1は、ステップS180において携帯型赤外線通信装置24より読み取ったカラープリンタ3のIPアドレスを基に、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3と接続する。
【0447】
ステップS183に続いてステップS184に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0448】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0449】
図32の処理を行うことによって、ノートPC1は、挿入された携帯型赤外線通信装置24より、無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを読み取り、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3を利用することができる。
【0450】
図33は、携帯型赤外線通信装置を用いた無線通信の概念図(その2)である。
【0451】
図33(A)に示すように、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3と赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、カラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0452】
続いて図33(B)に示すように、ノートPC1は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、ノートPC1と赤外線通信を行い、無線LANアクセスポイント2の設定情報や、カラープリンタ3のIPアドレスをノートPC1に送信する。
【0453】
続いて図33(C)に示すように、ノートPC1は、無線通信部20を用い、携帯型赤外線通信装置24より受信した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、無線LANアクセスポイント2と接続し、通信を行う。また、図29(C)に示すように、ノートPC1は、無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介して、携帯型赤外線通信装置24より受信したカラープリンタ3のIPアドレスを基にカラープリンタ3と接続し、利用する。
【0454】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0455】
以下、携帯型赤外線通信装置24における情報取得・送信処理の一例を、図34を用いて説明する。
【0456】
図34は、情報取得・送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0457】
ステップS190において携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、図33に示すシステム構成においてカラープリンタ3と赤外線リンクを確立する。
【0458】
ステップS190に続いてステップS191に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報を取得する。
【0459】
ステップS191に続いてステップS192に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、カラープリンタ3よりカラープリンタ3のIPアドレスを取得する。
【0460】
ステップS192に続いてステップS193に進み、携帯型赤外線通信装置24は、カラープリンタ3との赤外線リンクを切断する。
【0461】
ステップS193に続いてステップS194に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、ノートPC1と赤外線リンクを確立する。
【0462】
ステップS194に続いてステップS195に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、ステップS191においてカラープリンタ3より取得した無線LANアクセスポイント2の設定情報をノートPC1に送信する。
【0463】
ステップS195に続いてステップS196に進み、携帯型赤外線通信装置24は、当該携帯型赤外線通信装置24の赤外線通信部95を用い、ステップS192においてカラープリンタ3より取得したカラープリンタ3のIPアドレスをノートPC1に送信する。
【0464】
ステップS196に続いてステップS197に進み、携帯型赤外線通信装置24は、ノートPC1との赤外線リンクを切断する。
【0465】
図34に示す処理を行うことによって、携帯型赤外線通信装置24は、カラープリンタ3より無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを取得し、該取得した情報をノートPC1に送信することができる。
【0466】
以下、カラープリンタ3の利用処理の他の例を、図35を用いて説明する。
【0467】
図35は、カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【0468】
ステップS200においてノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、携帯型赤外線通信装置24より受信した無線LANアクセスポイント2の設定情報を基に、対応する無線LANアクセスポイント2を検索する。
【0469】
ステップS200に続いてステップS201に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、ステップS200において検索した無線LANアクセスポイント2と接続する。
【0470】
ステップS201に続いてステップS202に進み、ノートPC1は、携帯型赤外線通信装置24より受信したカラープリンタ3のIPアドレスを基に、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3と接続する。
【0471】
ステップS202に続いてステップS203に進み、ノートPC1は、当該ノートPC1の無線通信部20を用い、無線LANアクセスポイント2を介し、カラープリンタ3の機能を利用する。
【0472】
例えば、ノートPC1は、カラープリンタ3にノートPC1に格納されている文書を送信し、印刷の要求を行ったりする。
【0473】
図35の処理を行うことによって、ノートPC1は、携帯型赤外線通信装置24より受信した、無線LANアクセスポイント2の設定情報やカラープリンタ3のIPアドレスを基に、無線LANアクセスポイント2と接続し、該無線LANアクセスポイント2を介してカラープリンタ3を利用することができる。
【0474】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば無線LANアクセスポイントを用いたネットワーク環境下で効率よく通信を行うことができる。
【0475】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その1)である。
【図2】ノートPCの一例のハードウェア構成図である。
【図3】カラープリンタの一例のハードウェア構成図である。
【図4】カラープリンタ利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図5】モノクロプリンタ利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】プリンタ選択・利用処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その2)である。
【図8】会議サーバの一例のハードウェア構成図である。
【図9】文書格納処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その3)である。
【図11】ノートPC同士の通信処理の一例を説明するための図である。
【図12】ノートPC同士の通信処理の他の例を説明するための図である。
【図13】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その4)である。
【図14】認証サーバの一例のハードウェア構成図である。
【図15】カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図16】MACアドレスの認証処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図17】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その5)である。
【図18】無線LANアクセスポイント接続処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図19】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その6)である。
【図20】情報管理サーバの一例のハードウェア構成図である。
【図21】カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図22】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その7)である。
【図23】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その8)である。
【図24】Webサーバの一例のハードウェア構成図である。
【図25】カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図26】本発明による無線通信システムのシステム構成図(その9)である。
【図27】サービス提供サーバの一例のハードウェア構成図である。
【図28】サービス情報受信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図29】携帯型赤外線通信装置を用いた無線通信の概念図(その1)である。
【図30】携帯型赤外線通信装置の一例のハードウェア構成図である。
【図31】情報取得処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図32】カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図33】携帯型赤外線通信装置を用いた無線通信の概念図(その2)である。
【図34】情報取得・送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図35】カラープリンタ利用処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ノートPC
2 無線LANアクセスポイント
3 カラープリンタ
4 モノクロプリンタ
5 イーサネット(登録商標)LAN
6 会議サーバ
7 認証サーバ
8 情報管理サーバ
9 Webサーバ
10 ゲートウェイ
11 入力部
12 表示部
13 ドライブ部
14 ROM
15 RAM
16 CPU
17 インターフェース部
18 HD
19 赤外線通信部
20 無線通信部
21 インターネット
22 サービス提供サーバ
23 赤外線通信装置
24 携帯型赤外線通信装置
31 入力・表示部
32 ドライブ部
33 ROM
34 RAM
35 CPU
36 インターフェース部
37 HD
38 読み取り部
39 印字部
40 赤外線通信部
41 入力部
42 表示部
43 ドライブ部
44 ROM
45 RAM
46 CPU
47 インターフェース部
48 HD
49 赤外線通信部
51 入力部
52 表示部
53 ドライブ部
54 ROM
55 RAM
56 CPU
57 インターフェース部
58 HD
61 入力部
62 表示部
63 ドライブ部
64 ROM
65 RAM
66 CPU
67 インターフェース部
68 HD
71 入力部
72 表示部
73 ドライブ部
74 ROM
75 RAM
76 CPU
77 インターフェース部
78 HD
81 入力部
82 表示部
83 ドライブ部
84 ROM
85 RAM
86 CPU
87 インターフェース部
88 HD
91 ROM
92 RAM
93 CPU
94 HD
95 赤外線通信部

Claims (14)

  1. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された周辺装置であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された情報処理装置であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記赤外線通信装置は、前記ネットワークに接続された無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、
    前記赤外線通信装置は、
    当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、
    前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、
    前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の無線通信システム。
  6. 前記無線通信システムは、前記ネットワーク接続手段の利用を許可する利用許可情報を管理する利用許可情報管理装置を更に有し、
    前記ネットワーク接続手段は、
    前記赤外線通信手段と、
    当該赤外線通信装置の赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末より、該情報処理端末を特定する特定データを受信する特定データ受信手段と、
    前記特定データを含む認証要求を前記利用許可情報管理装置に送信する認証要求送信手段と、
    前記利用許可情報管理装置より認証結果を含む認証応答を受信する認証応答受信手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の無線通信システム。
  7. 前記無線通信システムは、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を管理する利用情報管理装置を更に有し、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記利用情報管理装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記アドレス情報を基に、前記利用情報管理装置より前記利用情報を取得する利用情報取得手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の無線通信システム。
  8. 前記無線通信システムは、前記ネットワークとインターネットを介して接続された、前記赤外線通信装置を利用する場合に必要となる利用情報を提供するWebサイトを更に有し、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記Webサイトのインターネットアドレスを取得するインターネットアドレス取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記インターネットアドレスを基に、前記Webサイトより前記利用情報を取得する利用情報取得手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の無線通信システム。
  9. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、
    前記携帯型赤外線通信装置は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段とを有し、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末に挿入された前記携帯型赤外線通信装置より、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報及び/又は前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を読み取る読み取り手段を有することを特徴とする無線通信システム。
  10. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記赤外線通信手段を有する携帯型赤外線通信装置とからなる無線通信システムであって、
    前記携帯型赤外線通信装置は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と
    前記赤外線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を前記情報処理端末に送信する設定情報送信手段と、
    前記赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置に係るアドレス情報を前記情報処理端末に送信するアドレス情報送信手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  11. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、前記ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された周辺装置とからなる無線通信システムであって、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記周辺装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記周辺装置と接続を行う接続手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  12. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置と、サービスの提供を行うサービス提供装置とからなる無線通信システムであって、
    前記情報処理端末は、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置を識別する識別子を取得する識別子取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記サービス提供装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記サービス提供装置から、前記識別子に対応したサービス情報を取得するサービス情報取得手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  13. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記情報処理端末であって、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    当該情報処理端末の赤外線通信手段を用い、前記赤外線通信装置より該赤外線通信装置に係るアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記無線通信手段を用い、前記ネットワーク接続手段を介して、前記赤外線通信装置と接続を行う接続手段と
    を有することを特徴とする情報処理端末。
  14. 無線通信を行う無線通信手段と赤外線通信を行う赤外線通信手段とを有する情報処理端末と、該情報処理端末をネットワークに接続するネットワーク接続手段と、該ネットワーク接続手段と前記ネットワークを介して接続された赤外線通信を行う赤外線通信手段を有する赤外線通信装置とからなる無線通信システムにおける前記赤外線通信装置であって、
    前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、前記情報処理端末に前記ネットワーク接続手段に係る設定情報を送信する設定情報送信手段と、
    前記情報処理端末からの要求に基づいて、前記赤外線通信手段を用い、当該赤外線通信装置に係るアドレス情報を送信するアドレス情報送信手段と
    を有することを特徴とする赤外線通信装置。
JP2003131653A 2003-05-09 2003-05-09 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置 Pending JP2004336538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003131653A JP2004336538A (ja) 2003-05-09 2003-05-09 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003131653A JP2004336538A (ja) 2003-05-09 2003-05-09 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004336538A true JP2004336538A (ja) 2004-11-25

Family

ID=33506774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003131653A Pending JP2004336538A (ja) 2003-05-09 2003-05-09 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004336538A (ja)

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049522A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Sony Corp 端末装置、接続情報収集装置、接続情報収集方法及びプログラム
JP2007150984A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Sony Corp 無線通信システム,通信装置,設定情報提供方法,設定情報取得方法,およびコンピュータプログラム
JP2007180890A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nec Corp 携帯通信端末の情報反映システム及びその方法並びにそれに用いる携帯通信端末
JP2010187123A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Seiko Epson Corp ネットワーク接続制御システム及び方法
JP2013105347A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Shunji Sugaya 設定方法、設定プログラム及び電化製品
JP2014078866A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置,情報処理装置および画像形成システム
JP2014179955A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 情報処理システム、携帯端末装置、情報取得方法及びプログラム
WO2014148448A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 ヤマハ株式会社 無線ネットワークシステム、端末管理装置、無線中継装置、および通信方法
JP2014209786A (ja) * 2014-07-08 2014-11-06 ソニー株式会社 無線通信システム、通信装置、設定情報提供方法、設定情報取得方法、およびコンピュータプログラム
JP2014220633A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 Necプラットフォームズ株式会社 無線アクセスポイント、無線端末、無線システム、通知方法、設定方法およびプログラム
JP2015149625A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、及びプログラム
JP2015211298A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置、無線lanシステム、及び通信方法
WO2016139920A1 (en) * 2015-03-03 2016-09-09 Ricoh Company, Limited Communication device, system, and computer program product
JP2016187075A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 ブラザー工業株式会社 通信システム及びプログラム
JP2016213878A (ja) * 2016-07-28 2016-12-15 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2017208850A (ja) * 2017-07-26 2017-11-24 ブラザー工業株式会社 通信装置
CN107409306A (zh) * 2015-03-03 2017-11-28 株式会社理光 通信设备、系统和计算机程序产品
JP2018037930A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2018136991A (ja) * 2018-05-10 2018-08-30 株式会社リコー 情報処理装置、ネットワークシステム、電子データ出力方法
US10123193B2 (en) 2012-03-30 2018-11-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
JP2019013035A (ja) * 2018-09-19 2019-01-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム
US10278045B2 (en) 2014-05-30 2019-04-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Function execution device and communication terminal
US10375750B2 (en) 2012-03-30 2019-08-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10383061B2 (en) 2014-03-11 2019-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2019185803A (ja) * 2019-07-04 2019-10-24 株式会社リコー 情報処理装置、ネットワークシステム、電子データ出力方法
US10506665B2 (en) 2012-03-30 2019-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
JP2019219809A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 大日本印刷株式会社 印刷物注文システム、ユーザ端末、サーバ、印刷物注文方法、及びプログラム
JP2020123989A (ja) * 2018-09-19 2020-08-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム

Cited By (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4710477B2 (ja) * 2005-08-11 2011-06-29 ソニー株式会社 端末装置
JP2007049522A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Sony Corp 端末装置、接続情報収集装置、接続情報収集方法及びプログラム
US11336481B2 (en) 2005-11-30 2022-05-17 Sony Group Corporation Wireless communication system, communication apparatus, setting information providing method, setting information obtaining method, and computer program
JP2007150984A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Sony Corp 無線通信システム,通信装置,設定情報提供方法,設定情報取得方法,およびコンピュータプログラム
JP4506658B2 (ja) * 2005-11-30 2010-07-21 ソニー株式会社 無線通信システム,通信装置,設定情報提供方法,設定情報取得方法,およびコンピュータプログラム
US8213355B2 (en) 2005-11-30 2012-07-03 Sony Corporation Wireless communication system, communication apparatus, setting information providing method, setting information obtaining method, and computer program
US10270616B2 (en) 2005-11-30 2019-04-23 Sony Corporation Wireless communication system, communication apparatus, setting information providing method, setting information obtaining method, and computer program
JP2007180890A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nec Corp 携帯通信端末の情報反映システム及びその方法並びにそれに用いる携帯通信端末
JP2010187123A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Seiko Epson Corp ネットワーク接続制御システム及び方法
JP2013105347A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Shunji Sugaya 設定方法、設定プログラム及び電化製品
US11825562B2 (en) 2012-03-30 2023-11-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10123193B2 (en) 2012-03-30 2018-11-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10375750B2 (en) 2012-03-30 2019-08-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US11582592B2 (en) 2012-03-30 2023-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US11516644B2 (en) 2012-03-30 2022-11-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10375552B2 (en) 2012-03-30 2019-08-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US11917512B2 (en) 2012-03-30 2024-02-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US11012843B2 (en) 2012-03-30 2021-05-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10863583B2 (en) 2012-03-30 2020-12-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10856125B2 (en) 2012-03-30 2020-12-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10674341B2 (en) 2012-03-30 2020-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10492051B2 (en) 2012-03-30 2019-11-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US10506665B2 (en) 2012-03-30 2019-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
US11902869B2 (en) 2012-03-30 2024-02-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device
JP2014078866A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置,情報処理装置および画像形成システム
US9325879B2 (en) 2012-10-11 2016-04-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, image processing apparatus and image processing method
JP2014179955A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 情報処理システム、携帯端末装置、情報取得方法及びプログラム
US10575177B2 (en) 2013-03-22 2020-02-25 Yamaha Corporation Wireless network system, terminal management device, wireless relay device, and communications method
WO2014148448A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 ヤマハ株式会社 無線ネットワークシステム、端末管理装置、無線中継装置、および通信方法
JP2014220633A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 Necプラットフォームズ株式会社 無線アクセスポイント、無線端末、無線システム、通知方法、設定方法およびプログラム
JP2015149625A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、及びプログラム
US10383061B2 (en) 2014-03-11 2019-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2015211298A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置、無線lanシステム、及び通信方法
US10278045B2 (en) 2014-05-30 2019-04-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Function execution device and communication terminal
JP2014209786A (ja) * 2014-07-08 2014-11-06 ソニー株式会社 無線通信システム、通信装置、設定情報提供方法、設定情報取得方法、およびコンピュータプログラム
CN107409306A (zh) * 2015-03-03 2017-11-28 株式会社理光 通信设备、系统和计算机程序产品
WO2016139920A1 (en) * 2015-03-03 2016-09-09 Ricoh Company, Limited Communication device, system, and computer program product
CN107409306B (zh) * 2015-03-03 2020-12-29 株式会社理光 通信设备、通信系统和非瞬时性计算机可读介质
US10321516B2 (en) 2015-03-03 2019-06-11 Ricoh Company, Ltd. Communication device, system, and computer program product
JP2016187075A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 ブラザー工業株式会社 通信システム及びプログラム
JP2016213878A (ja) * 2016-07-28 2016-12-15 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2018037930A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2017208850A (ja) * 2017-07-26 2017-11-24 ブラザー工業株式会社 通信装置
JP2018136991A (ja) * 2018-05-10 2018-08-30 株式会社リコー 情報処理装置、ネットワークシステム、電子データ出力方法
JP7052586B2 (ja) 2018-06-18 2022-04-12 大日本印刷株式会社 印刷物注文システム、ユーザ端末、サーバ、印刷物注文方法、及びプログラム
JP2019219809A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 大日本印刷株式会社 印刷物注文システム、ユーザ端末、サーバ、印刷物注文方法、及びプログラム
JP2020123989A (ja) * 2018-09-19 2020-08-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2019013035A (ja) * 2018-09-19 2019-01-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2019185803A (ja) * 2019-07-04 2019-10-24 株式会社リコー 情報処理装置、ネットワークシステム、電子データ出力方法
JP2021145344A (ja) * 2020-05-08 2021-09-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP7238011B2 (ja) 2020-05-08 2023-03-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、アプリケーション、情報処理装置の制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004336538A (ja) 無線通信システム、情報処理端末及び赤外線通信装置
KR101840723B1 (ko) P2p 연결을 지원하는 화상형성장치 및 그것의 주소록 관리 방법
EP2613579B1 (en) Image forming apparatus supporting peer-to-peer connection
US9826116B2 (en) Image forming apparatus supporting peer to peer connection and method of performing image forming operation thereof
CN101341685B (zh) 无线网络中近程服务的发现
US7986642B2 (en) Wireless network system, and wireless device included in the system
EP1967960B1 (en) Projection of images after source authentication
RU2364925C2 (ru) Бесшовное обнаружение установленных на рабочей станции удаленных приложений из экстрасети
EP2566210B1 (en) Image Forming Apparatus Supporting Peer-To-Peer Connection and Method of Controlling Peer-To-Peer Connection Thereof
KR101760350B1 (ko) P2p 연결을 지원하는 화상형성장치 및 그것의 작업 권한 제어 방법
US20060116166A1 (en) Wireless communication system, device, and method of setting up wireless communication adapter
EP1626556A2 (en) Information processing apparatus and method, and storage medium
KR20140042465A (ko) 와이파이 다이렉트를 지원하는 화상 형성 장치 및 그것의 와이파이 다이렉트 연결 방법
US8019879B2 (en) Wireless communications systems and wireless communications methods
US7639642B2 (en) Wireless network monitoring methods, configuration devices, communications systems, and articles of manufacture
US10575341B2 (en) Communication system and recording medium
JP2014220557A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2005286783A (ja) 無線lan接続方法および無線lanクライアントソフトウェア
KR102022330B1 (ko) Wi-Fi 다이렉트를 이용한 화상형성장치의 네트워크 연결 방법, Wi-Fi 다이렉트를 지원하는 화상형성장치 및 화상형성시스템
JP2007087384A (ja) ネットワーク装置管理システム、方法およびプログラム
JP5592474B2 (ja) サーバ装置、及びサーバ装置とクライアント装置の接続方法
JP5169461B2 (ja) セキュリティパラメータ配布装置及びセキュリティパラメータ配布方法
US20070058527A1 (en) Peripheral setting apparatus and method
WO2008039481A1 (en) System, method and computer program product for identifying, configuring and accessing a device on a network
JP2005148977A (ja) プログラム実行環境設定システムおよびプログラム提供サーバ装置およびクライアント装置および呼制御サーバ装置およびプログラム実行環境設定方法およびプログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080826