JP2015116976A - ブレーキ制御装置及びその制御方法 - Google Patents

ブレーキ制御装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015116976A
JP2015116976A JP2013262820A JP2013262820A JP2015116976A JP 2015116976 A JP2015116976 A JP 2015116976A JP 2013262820 A JP2013262820 A JP 2013262820A JP 2013262820 A JP2013262820 A JP 2013262820A JP 2015116976 A JP2015116976 A JP 2015116976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake control
wheel
deceleration
control device
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013262820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6406820B2 (ja
Inventor
鈴木 康二
Koji Suzuki
康二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP2013262820A priority Critical patent/JP6406820B2/ja
Publication of JP2015116976A publication Critical patent/JP2015116976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406820B2 publication Critical patent/JP6406820B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、アンチロックブレーキ制御時に制動力を弱めるタイミングの遅れを解消し、アンチロックブレーキ制御による車体の安定性を向上させることのできるブレーキ制御装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置において、前記自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超え、かつ、前記減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えた場合に、前記アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置及びその制御方法に関する。
従来、自動二輪車用のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置及びその制御方法が知られている。この種のブレーキ制御装置では、前輪のみにABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載された装置や、前後輪にABSが搭載されていても前輪のみにABSを作動させることのできる装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、車体及び車輪の減速度と、車輪速度及び車輪速度に基づいて車体の速度を推定した推定車体速度とによるスリップ率とに基づいてアンチロックブレーキの減圧制御を実行していた。
特開2005−238902号公報
しかしながら、上記従来の技術によるブレーキ制御装置では、推定車体速度の演算を1輪の車輪速度のみを使用しているため、推定車体速度がロックしそうな車輪の車輪速度に追従してしまうため、アンチロックブレーキの減圧制御により制動力を弱めるタイミングが遅れてしまっていた。これは、推定車体速度がロックしそうな車輪に追従してしまうと、車輪のスリップ率が実際よりも小さく見積もられてしまうため、所望のタイミングで制動力を弱めることができないからである。
本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、アンチロックブレーキ制御時に制動力を弱めるタイミングの遅れを解消し、アンチロックブレーキ制御による車体の安定性を向上させることのできるブレーキ制御装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明は、自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置において、前記自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超え、かつ、前記減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えた場合に、前記アンチロックブレーキの減圧制御により制動力を弱めることを特徴とする。
この場合において、前記車輪の前演算サイクルによる前記減速度を前減速度として記憶しており、前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えたか否かの判断は、前記前減速度と現演算サイクルによる前記減速度とを比較して行ってもよい。前記減速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断してもよい。前記アンチロックブレーキ制御により前記車輪の制動力を弱めたときの前記車輪の加速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断してもよい。前記アンチロックブレーキの減圧制御により制動力を弱めてから所定の時間が経過するまで、制動力を新たに弱めなくてもよい。前記所定の時間は、前記車体速度に応じて変化させてもよい。前記所定の減速度は、前記車体速度に応じて変化させてもよい。
また、本発明は、自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置の制御方法において、前記自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超えたか否かを判断するステップと、前記減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えたか否かを判断するステップとを有し、前記車輪の前記減速度が前記所定の減速度を超え、かつ、前記減速度の前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えた場合に、前記アンチロックブレーキの減圧制御により制動力を弱めることを特徴とする。
この場合において、前記車輪の前演算サイクルによる前記減速度を前減速度として記憶しており、前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えた否かの判断は、前記前減速度と現演算サイクルによる前記減速度とを比較して行ってもよい。前記減速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断してもよい。前記アンチロックブレーキ制御により前記車輪の制動力を弱めたときの前記車輪の加速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断してもよい。前記アンチロックブレーキの減圧制御により制動力を弱めてから所定の時間が経過するまで、制動力を新たに弱めなくてもよい。前記所定の時間は、前記車体速度に応じて変化させてもよい。前記所定の減速度は、前記車体速度に応じて変化させてもよい。
本発明では、アンチロックブレーキの減圧制御を実行するタイミングの遅れを解消し、アンチロックブレーキ制御による車体の安定性を向上させることができる。
本実施形態に係るブレーキ制御装置の液圧回路を示す回路図である。 ECUによる機能的構成を示すブロック図である。 アンチロックブレーキ制御を開始するときの様子を示す図である。 アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を繰り返し実行するときの様子を示す図である。 ブレーキ制御装置がアンチロックブレーキの減圧制御を実行する際の処理を示すフローチャートである。 1つの車輪速度センサにより1つのホイールシリンダを制御する場合の構成を示す模式図である。 2つの車輪速度センサにより1つのホイールシリンダを制御する場合の構成を示す模式図である。 2つの車輪速度センサにより2つのホールシリンダを制御すると共に、一方の車輪の大きなスリップを許容した場合の構成を示す模式図である。 2つの車輪速度センサにより2つのホイールシリンダを制御するとともに、一方の車輪のアンチロックブレーキ制御を禁止可能な場合の構成を示す模式図である。 2つの車輪速度センサにより2つのホイールシリンダを制御するとともに、後輪のアンチロックブレーキ制御ができなくなった場合の構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るブレーキ制御装置の液圧回路を示す回路図である。このブレーキ制御装置100は、自動二輪車に搭載され、前輪液圧回路10と、前輪液圧回路10の液圧ポンプ19を駆動するDCモータ30とを備えている。前輪液圧回路10は、ブレーキ液で満たされている。なお、図中一点鎖線で囲われた領域は1つのユニットに組み込まれていることを示している。
本実施形態に係る自動二輪車は、前輪のみにABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されており、ブレーキ制御装置100は、前輪のみにアンチロックブレーキ制御を実行可能に設けられている。
前輪液圧回路10は、運転者の右手で操作されるブレーキレバー1と、ブレーキレバー1が操作されると前輪液圧回路10を加圧する前輪側マスタシリンダ3と、前輪側マスタシリンダ3に接続された前輪側マスタシリンダ用リザーバ5と、前輪側キャリパ15を作動させるためのホイールシリンダとを備えている。また、前輪液圧回路10は、前輪側マスタシリンダ3とホイールシリンダとの間に、アンチロックブレーキ制御を実行するための込め弁13、弛め弁23、アキュムレータ25、及び液圧ポンプ19を備えている。
込め弁13は、管路4を介して前輪側マスタシリンダ3に接続されている。込め弁13と管路4との接続部には、フィルタが設けられている。一方、込め弁13は、管路14を介して弛め弁23と前輪側キャリパ15のホイールシリンダとに接続されている。込め弁13は、開閉することにより、管路4から管路14へのブレーキ液の流れを制御するようになっている。
弛め弁23は、一端がフィルタを介して管路14に接続されており、他端が管路22を介してアキュムレータ25及び液圧ポンプ19に接続されている。弛め弁23は、開閉することにより、管路14から管路22へのブレーキ液の流れを制御するようになっている。
アキュムレータ25は、弛め弁23と液圧ポンプ19との間の管路22で分岐して接続されている。アキュムレータ25は、管路22から流入するブレーキ液を貯留し、また、貯留していたブレーキ液を管路22に流出させることができるようになっている。
液圧ポンプ19は、吸込側が管路22に接続されている一方、吐出側が管路4から分岐する管路6に絞りを介して接続されている。液圧ポンプ19は、逆止弁21,21を介して管路22及び管路6に接続されている。これにより、ブレーキ液は、管路22から液圧ポンプ19に流れることはできるが、液圧ポンプ19から管路22には流れることができず、また、液圧ポンプ19から管路6に流れることはできるが、管路6から液圧ポンプ19には流れることができないようになっている。
図2は、ECUによる機能的構成を示すブロック図である。
ECU20は、前輪速度センサ29から受信した速度信号に基づき、所定の条件に従って、DCモータ30、込め弁13、及び弛め弁23のそれぞれを作動させる。なお、各弁はソレノイドを備えた電磁弁であり、ECU20によって通電されて開閉状態が切り換えられる。
さらに、ブレーキング時に、前輪速度センサからの回転速度信号をECU20が受けて車輪のロックを検知した場合に、ECU20は、ABS(アンチロックブレーキ制御システム)を作動させて、液圧ポンプ19を作動し、込め弁13及び弛め弁23を開閉する減圧駆動により、制動力を弱めるように制御して車輪のロックを防止する。
以下、本実施形態におけるアンチロックブレーキ制御開始の判断について説明する。
図3は、アンチロックブレーキ制御を開始するときの様子を示す図である。この図において、縦軸は各パラメータの値を示しており、横軸は時間軸を示している。
図3は、実車体速度L1、推定車体速度L2、車輪速度L3、車輪加減速度L4、推定車体減速度L5、本実施形態による新しい減圧駆動トリガL6、及び従来技術による通常の減圧駆動トリガL7を示している。ここで、実車体速度L1は、ECU20が検出した速度ではなく、実際の車体の速度に対応している。推定車体速度L2は、前輪速度センサ29から取得した回転速度信号に基づいてECU20が推定した車体速度である。車輪速度L3は、前輪速度センサ29から取得した回転速度信号に基づく車輪の速度である。車輪加減速度L4は車輪速度L3から算出した車輪の減速度である。推定車体減速度L5は推定車体速度L2から算出した推定による車体の減速度である。新しい減圧駆動トリガL6は、アンチロックブレーキ制御の開始のタイミングを示している。通常の減圧駆動トリガL7は、車輪加減速度L4及び推定車体減速度L5とスリップ率とに基づくアンチロックブレーキ制御の開始のタイミングを示しており、図3では通常の減圧駆動トリガL7によりアンチロックブレーキ制御は実行されていないことを示している。なお、スリップ率は、(推定車体速度−車輪速度)÷推定車体速度により算出している。
ECU20は、推定車体減速度L5を所定の閾値T1と比較することにより、車体の減速度が高いか否か、すなわち、車輪がロックしそうであるか否かを判断する。これにより、例えば、摩擦係数μが低い低μ路でブレーキが操作されたときに、推定車体速度が車輪速度に追従してしまい車輪のスリップの発生を検出できず、アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めるタイミングが遅れ、車輪がロックしてしまういわゆるカスケードロックを防止することができる。
また、ECU20は、車輪加減速度L4を所定の閾値T2と比較するとともに、一連のアンチロックブレーキ制御に係る演算を1回行う1演算サイクル当たりの車輪の減速度変化量が所定の閾値T3(図4)と比較することにより車輪が低μ路を転がっているか否かを判断する。推定車体減速度L4のみでアンチロックブレーキ制御による減圧駆動の開始を判断してしまうと、車輪が摩擦係数μの高い高μ路を転がっているのか、摩擦係数μの低い低μ路を転がっているのかの判断を実行することができない。低μ路では車輪がロックしそうになってからロックするまでの車輪の減速度の変化が摩擦係数μの高い高μ路よりも速い。このため、ECU20は、低μ路の方が高μ路よりも減速度が高い事を利用し、車輪加減速度L4が閾値T2を超え、かつ、ECU20による1演算サイクル当たりの車輪の減速度変化量が所定の変化量を超えた場合に、車輪が低μ路を転がっていると判断する。
なお、車体の減速度が高いか否かを判断する際の閾値T1、及び、路面の摩擦係数μを判断する際の閾値T2及びT3は、それぞれ車輪の速度や車体の重量等の種々の条件によって決定される。これらの閾値T1,T2,T3は、車輪速度等に依存して可変になっていてもよい。
図4は、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を繰り返し実行するときの様子を示す図である。この図において、縦軸は各パラメータの値を示しており、横軸は時間軸を示している。
低μ路上でアンチロックブレーキ制御中に、推定車体速度L2が減速している車輪速度L3に追従してしまうと、減圧駆動の開始時と同様に車輪のスリップの発生を検出できず、次の減圧駆動のタイミングが遅れて車輪がロックしてしまう恐れがある。そこで、本実施形態では、ECU20は、車輪と路面との間の摩擦力を超えるブレーキトルクが車輪に加わることにより、車輪は急激にロックしそうな傾向になるという特性を利用し、車輪の減速度が所定の減速度を超え、かつ、減速度の変化量が所定の変化量を超えた場合に、車輪がロックしそうであると判断して減圧駆動を開始させている。しかしながら、高μ路では、不要な減圧駆動の介入はブレーキによる車輪の減速を不足させてしまう。このため、ECU20は、路面との反力の関係により低μ路ほど減圧駆動による車輪の回復度が遅い、すなわち、低μ路ほど車輪がグリップを取り戻して路面に追従する際の車輪の加速度が低いこと、及び、推定車体減速度L5により、車輪が低μ路を転がっていると判断して新たな減圧駆動の介入を制限する。また、ECU20は、ブレーキング時における車輪の振動等による不要な減圧駆動の介入を避けるために、前回減圧駆動してから一定時間は新しい減圧駆動させないようになっている。図4においては、閾値T4は、減圧駆動後一定時間経過したか否かを判定するための閾値であり、閾値T4の上端に対応するタイミングの場合のみ減圧駆動可能になっている。また、ECU20は、従来技術による減圧駆動後から一定時間が経過するまで、本実施形態に係る新しい減圧駆動トリガT6は立ち上がらないようになっており、図4に示すように、通常の減圧駆動トリガL7が立ち上がるようになっている。なお、車体が低速度で走行している場合には、推定車体速度L2が車輪速度L3に追従し易く、車輪がロックしそうであると判断し難いため、低速度用に各閾値を別途設定する。
図5は、ブレーキ制御装置がアンチロックブレーキ制御を実行する際の処理を示すフローチャートである。このフローチャートにおいては、加速側の加減速度を正の値とし、減速側の加減速度を負の値としている。すなわち、正の加減速度は車輪の回転が加速している状態を示し、負の加減速度は車輪の回転が減速している状態を示しており、加減速度の正号及び負号を逆にしたものが減速度である。また、判断を行うステップは、それぞれ右側が「Yes」で左側が「No」になっている。
ブレーキ制御装置100がアンチロックブレーキ制御に係る演算を開始すると、先ず、車輪速度vWheelがECU20に入力される(ステップS1)。
車輪速度vWheelが入力されると、ECU20は、車輪加減速度aWheelを演算する(ステップS2)。
車輪加減速度aWheelを演算すると、ECU20は、制御サイクル内最大車輪加速度aWheel_Maxを演算する(ステップS3)。
制御サイクル内最大車輪加速度aWheel_Maxを演算すると、ECU20は、推定車体速度vVehを演算する(ステップS4)。
推定車体速度vVehを演算すると、ECU20は、車体加減速度aVehを演算する(ステップS5)。
車体加減速度aVehを演算すると、ECU20は、アンチロックブレーキ制御中であるか否かを判断する(ステップS6)。
ステップS6において、アンチロックブレーキ制御中でないと判断すると(ステップS6:No)、ECU20は、車体速度依存のABS非制御時車体減速度閾値aVeh_Thresを推定車体速度vVehの値により決定する(ステップS7)。
ABS非制御時車体減速度閾値aVeh_Thresを決定すると、ECU20は、車体加減速度aVehが車体速度依存のABS非制御時車体減速度閾値aVeh_Thresより小さいか否かを判断する(ステップS8)。これにより、ECU20は、車体がある程度減速しているか否かを判断することができる。
ステップS8において、車体加減速度aVehが車体速度依存のABS非制御時車体減速度閾値aVeh_Thresより小さくないと判断すると(ステップS8:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御を実行しない(ステップS9)。
一方、ステップS8において、車体加減速度aVehが車体速度依存のABS非制御時車体減速度閾値aVeh_Thresより小さいと判断すると(ステップS8:Yes)、ECU20は、車輪加減速度aWheelがABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度閾値Para1より小さいか否かを判断する(ステップS10)。これにより、ECU20は、車輪がある程度減速しているか否かを判断することができる。
ステップS10において、車輪加減速度aWheelがABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度閾値Para1より小さくないと判断すると(ステップS10:No)、ECU20は、ステップS9の処理に移行する。
一方、ステップS10において、車輪加減速度aWheelがABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度閾値Para1より小いと判断すると(ステップS10:Yes)、ECU20は、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_K1とABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度変化量Para2との和よりも小さいか否かを判断する(ステップS11)。これにより、ECU20は、単位時間当たりの車輪の加減速度の変化量が一定値よりも小さいか、すなわち、前回演算を行ったときよりも更に所定量だけ車輪が減速しているか否かを判断することができる。なお、本実施形態では、前演算サイクルによる減速度は、ECU20に設けられたメモリ内にデータとして記憶されている。
ステップS11において、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_K1とABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度変化量Para2との和よりも小さくないと判断すると(ステップS11:No)、ECU20は、ステップS9の処理に移行する。
一方、ステップS11において、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_K1とABS非制御時減圧駆動判断車輪減速度変化量Para2との和よりも小さいと判断すると(ステップS11:Yes)、ECU20は、減圧駆動トリガDecTriggerをセットし(ステップS12)、減圧駆動を開始させる。
ECU20は、アンチロックブレーキ制御中でない場合に、ステップS7乃至ステップS12までの処理を通じて、アンチロックブレーキ制御を開始するか否かを判断する。
一方、ステップS6において、アンチロックブレーキ制御中であると判断すると(ステップS6:Yes)、ECU20は、減圧駆動中であるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13において、減圧駆動中でないと判断すると(ステップS13:No)、ECU20は、減圧駆動後経過時間WaitTimerをカウントアップする(ステップS14)。
一方、ステップS13において、減圧駆動中であると判断すると(ステップS13:Yes)、ECU20は、減圧駆動後経過時間WaitTimerを0.0にセットする(ステップS15)。
ステップS14またはステップS15の処理を実行すると、ECU20は、推定車体速度vVehが低速域判断車体速度閾値Para11より大きいか否かを判断する(ステップS16)。これにより、ECU20は、車体が低速走行中でないか否かを判断することができる。
ステップS16の判断において、推定車体速度vVehが低速域判断車体速度閾値Para11より大きくないと判断すると(ステップS16:No)、ECU20は、減圧駆動後待ち時間閾値MaxWaitTime_Thresに低速域におけるABS制御中減圧後一定時間経過閾値Para22をセットし(ステップS17)、ABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値aWhl_Inst_InCtrl_Thresに低速域におけるABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値Para23をセットし(ステップS18)、ABS制御中車輪急回復判定閾値aWhlMax_Enable_Thresに低速域におけるABS制御中車輪急回復判定閾値Para24をセットする(ステップS19)。
ECU20は、ステップS16において車体が低速走行中であると判断した場合に、ステップS17乃至ステップS19までの処理を通じて、低速走行用の各閾値を設定する。
一方、ステップS16の判断において、推定車体速度vVehが低速域判断車体速度閾値Para11より大きいと判断すると(ステップS16:Yes)、ECU20は、減圧駆動後待ち時間閾値MaxWaitTime_Thresに中・高速域におけるABS制御中減圧後一定時間経過閾値Para12をセットし(ステップS20)、ABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値aWhl_Inst_InCtrl_Thresに中・高速域におけるABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値Para13をセットし(ステップS21)、ABS制御中車輪急回復判定閾値aWhlMax_Enable_Thresに中・高速域におけるABS制御中車輪急回復判定閾値Para14をセットする(ステップS22)。
ECU20は、ステップS16において車体が低速走行中でないと判断した場合に、ステップS20乃至ステップS22までの処理を通じて、中・高速走行時用の各閾値を設定する。
ステップS19またはステップS22の処理を実行すると、ECU20は、減圧駆動後経過時間WaitTimerが減圧駆動後待ち時間閾値MaxWaitTime_Thres以上であるか否かを判断する(ステップS23)。これにより、ECU20は、前回減圧駆動を実行してから所定の時間が経過したか否かを判断する。
ステップS23において、減圧駆動後経過時間WaitTimerが減圧駆動後待ち時間閾値MaxWaitTime_Thres以上でないと判断すると(ステップS23:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を実行しない(ステップS24)。
一方、ステップS23において、減圧駆動後経過時間WaitTimerが減圧駆動後待ち時間閾値MaxWaitTime_Thres以上であると判断すると(ステップS23:Yes)、ECU20は、車輪加減速度aWheelがABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値aWhl_Inst_InCtrl_Thresより小さいか否かを判断する(ステップS25)。これにより、ECU20は、車輪の加減速度からアンチロックブレーキ中に減圧駆動が確実になされているか否かを判断する。
ステップS25において、車輪加減速度aWheelがABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値aWhl_Inst_InCtrl_Thresより小さくないと判断すると(ステップS25:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を実行しない(ステップS24)。
一方、ステップS25において、車輪加減速度aWheelがABS制御中減圧駆動判断車輪減速度閾値aWhl_Inst_InCtrl_Thresより小さいと判断すると(ステップS25:Yes)、ECU20は、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_k1とABS制御中減圧駆動判断車輪減速度変化量Para15との和より小さいか否かを判断する(ステップS26)。これにより、ECU20は、車輪の加減速度の単位時間当たりの変化量が一定値よりも小さいか、すなわち、前回演算を行ったときよりも更に所定量だけ車輪が減速しているか否かを判断することができる。
ステップS26において、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_k1とABS制御中減圧駆動判断車輪減速度変化量Para15との和より小さくないと判断すると(ステップS26:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を実行しない(ステップS24)。
一方、ステップS26において、車輪加減速度aWheelが1演算サイクル前の車輪加減速度aWheel_k1とABS制御中減圧駆動判断車輪減速度変化量Para15との和より小さいと判断すると(ステップS26:Yes)、ECU20は、制御サイクル内最大車輪加速度aWheel_MaxがABS制御中車輪急回復判定閾値aWhlMax_Enable_Thresより小さいか否かを判断する(ステップS27)。これにより、ECU20は、車輪がグリップを回復する速さが遅いか否かを判断することにより車体が低μ路を走行中であるか否かを判断する。
ステップS27において、制御サイクル内最大車輪加速度aWheel_MaxがABS制御中車輪急回復判定閾値aWhlMax_Enable_Thresより小さくないと判断すると(ステップS27:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を実行しない(ステップS24)。
一方、ステップS27において、制御サイクル内最大車輪加速度aWheel_MaxがABS制御中車輪急回復判定閾値aWhlMax_Enable_Thresより小さいと判断すると(ステップS27:Yes)、ECU20は、車体加減速度aVehがABS制御中低μ路判定車体減速度閾値Para16より大きいか否かを判断する(ステップS28)。これにより、ECU20は、車体の加減速度が低μ路を走行時の加減速度に相当するか否かを判断することにより車体が低μ路を走行中であるか否かを判断する。
ECU20は、ステップS27及びステップS28の両方の処理を実行することにより、車体が走行している路面の摩擦係数μが低いか否かをより正確に判断することができる。
ステップS28において、車体加減速度aVehがABS制御中低μ路判定車体減速度閾値Para16より大きくないと判断すると(ステップS28:No)、ECU20は、何もしない、すなわち、アンチロックブレーキ制御による減圧駆動を実行しない(ステップS24)。
一方、ステップS28において、車体加減速度aVehがABS制御中低μ路判定車体減速度閾値Para16より大きいと判断すると(ステップS28:Yes)、ECU20は、減圧駆動トリガDecTriggerをセットし(ステップS29)、減圧駆動を開始させる。
ステップS9、ステップS12、ステップS24、またはステップS29の処理を実行すると、ECU20は、減圧駆動トリガDecTriggerをセット後に演算サイクルが数サイクル経過したか否かを判断する(ステップS30)。これにより、ECU20は、減圧駆動を実行して所定時間経過後に、減圧駆動を一旦停止させることができる。
ステップS30において、減圧駆動トリガDecTriggerをセット後に数サイクル経過していないと判断すると(ステップS30:No)、ECU20は、何もしないで(ステップS31)、一連の演算処理を終了する。
一方、ステップS30において、減圧駆動トリガDecTriggerをセット後に数サイクル経過したと判断すると(ステップS30:Yes)、ECU20は、減圧駆動トリガDecTriggerをリセットし(ステップS32)、減圧駆動を停止して一連の演算処理を終了する。
以上の処理により、ブレーキ制御装置100は、車輪の加減速度によりアンチロックブレーキ制御の開始のタイミングを判断したり、アンチロックブレーキ制御後一定時間経過したか否かを判断したり、走行中の路面が低μ路であるか否かを判断したりすることができる。
以下、本実施形態に係るブレーキ制御装置100を適用した種々の構成について説明する。
図6は、1つの車輪速度センサにより1つのホイールシリンダを制御する場合の構成を示す模式図である。
図6では、前輪及び後輪のうちのいずれか一方の車輪に車輪速度センサ29が設けられ、前輪及び後輪のうちのいずれか一方の車輪のみが油圧回路に接続されて車輪速度センサ29から入力された車輪速センサ信号に基づいてホイールシリンダ16を制御することによりアンチロックブレーキ可能に設けられている。なお、この図において、ECU20はABSのためのプログラムPを格納している。
図7は、2つの車輪速度センサにより1つのホイールシリンダを制御する場合の構成を示す模式図である。
図7では、前輪及び後輪の両方の車輪に車輪速度センサ29F,29Rが設けられており、ECU20は、前輪側の車輪速度センサ29Fから車輪速センサ信号1を取得し、後輪側の車輪速度センサ29Rから車輪速センサ信号2を取得している。図7では、例えば、前輪の制動は油圧により行っており、後輪の制動は油圧以外の方法により行っている。前輪及び後輪がロックしていない通常の状態では、車輪速センサ信号1及び車輪速センサ信号2を用いてアンチロックブレーキ制御を実行している。しかしながら、後輪が制動中にロックしてしまうと、アンチロックブレーキ制御の精度が落ちてしまうので、図7の構成では、後輪のロック時に車輪速センサ信号1のみ用いてアンチロックブレーキ制御を実行するようになっている。
図8は、2つの車輪速度センサにより2つのホイールシリンダを制御する場合の構成を示す模式図である。
図8では、前輪及び後輪の両方の車輪に車輪速度センサが設けられており、ECU20は、前輪側の車輪速度センサ29Fから車輪速センサ信号1を取得し、後輪側の車輪速度センサ29Rから車輪速センサ信号2を取得している。図8では、前輪及び後輪の制動は油圧により行っている。この構成では、前輪のホイールシリンダ16F及び後輪のホイールシリンダ16Rのアンチロックブレーキ制御を個別に実行することができるようになっており、後輪は前輪よりもアンチロックブレーキ制御を実行し難くなっている。図8の構成では、後輪に対してアンチロックブレーキ制御が実行されている場合であっても、前輪は後輪とは別個に、車輪速センサ信号1のみ用いてアンチロックブレーキ制御を実行するようになっている。
図9は、2つの車輪速度センサにより2つのホイールシリンダを制御するとともに、一方の車輪のアンチロックブレーキ制御を禁止可能な場合の構成を示す模式図である。
図9では、前輪及び後輪の両方の車輪に車輪速度センサ29F,29Rが設けられており、ECU20は、前輪側の車輪速度センサ29Fから車輪速センサ信号1を取得し、後輪側の車輪速度センサ29Rから車輪速センサ信号2を取得している。また、ECU20は、1輪制御禁止信号Oを受信できるようになっており、運転者が切り替えスイッチを用いて1輪制御禁止信号OをECU20に送信させることにより後輪だけアンチロックブレーキ制御の実行を禁止可能になっている。図9の構成でも、車輪速センサ信号1のみ用いて前輪のアンチロックブレーキ制御を実行するようになっている。
図10は、2つの車輪速度センサにより2つのホイールシリンダを制御するとともに、後輪のアンチロックブレーキ制御ができなくなった場合の構成を示す模式図である。
図10では、前輪及び後輪の両方の車輪に車輪速度センサ29F,29Rが設けられており、ECU20は、前輪側の車輪速度センサ29Fから車輪速センサ信号1を取得し、後輪側の車輪速度センサ29Rから車輪速センサ信号2を取得している。後輪のホイールシリンダ16Rが故障した場合や後輪のアンチロックブレーキ制御ができない場合は、車輪速センサ信号1のみ用いて前輪のアンチロックブレーキ制御を実行するようになっている。
本実施形態では、ブレーキ制御装置100は、自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超え、かつ、減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えた場合に、アンチロックブレーキ制御を実行する。これにより、スリップによりロックしそうな方の車輪の車輪速度を演算に用いる必要がなく、車輪がロックしそうな状況をより精度良く判断可能である。このため、アンチロックブレーキ制御時に制動力を弱めるタイミングの遅れを解消し、アンチロックブレーキ制御による車体の安定性を向上させることができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、実施形態では、所定の減速度や変化量を超えたか否かで判断を行っているが、これに限定されない。車輪のスリップによるロックを判断することができれば、所定の減速度や変化量以上であるか否かで判断してもよい。
1 ブレーキレバー
3 前輪側マスタシリンダ
4 管路
5 前輪側マスタシリンダ用リザーバ
6 管路
10 前輪液圧回路
13 込め弁
14 管路
15 前輪側キャリパ
19 液圧ポンプ
20 ECU
21 逆止弁
22 管路
23 弛め弁
25 アキュムレータ
29 前輪速度センサ
30 DCモータ
100 ブレーキ制御装置

Claims (14)

  1. 自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置において、
    前記自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超え、かつ、前記減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えた場合に、前記アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めることを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキ制御装置において、
    前記車輪の前演算サイクルによる前記減速度を前減速度として記憶しており、
    前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えたか否かの判断は、前記前減速度と現演算サイクルによる前記減速度とを比較して行うことを特徴とするブレーキ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のブレーキ制御装置において、
    前記減速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断することを特徴とするブレーキ制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記アンチロックブレーキ制御により前記車輪の制動力を弱めたときの前記車輪の加速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断することを特徴とするブレーキ制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めてから所定の時間が経過するまで、制動力を新たに弱めないことを特徴とするブレーキ制御装置。
  6. 請求項5に記載のブレーキ制御装置において、
    前記所定の時間は、前記車体速度に応じて変化させることを特徴とするブレーキ制御装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記所定の減速度は、前記車体速度に応じて変化させることを特徴とするブレーキ制御装置。
  8. 自動二輪車のアンチロックブレーキ制御を実行可能なブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記自動二輪車の車輪の減速度が所定の減速度を超えたか否かを判断するステップと、
    前記減速度の単位時間当たりの変化量が所定の変化量を超えたか否かを判断するステップとを有し、
    前記車輪の前記減速度が前記所定の減速度を超え、かつ、前記減速度の前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えた場合に、前記アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めることを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記車輪の前演算サイクルによる前記減速度を前減速度として記憶しており、
    前記単位時間当たりの変化量が前記所定の変化量を超えたか否かの判断は、前記前減速度と現演算サイクルによる前記減速度とを比較して行うことを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  10. 請求項8または9に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記減速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断することを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記アンチロックブレーキ制御により前記車輪の制動力を弱めたときの前記車輪の加速度に応じて、前記自動二輪車が走行している路面の摩擦係数を判断することを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  12. 請求項8乃至11のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記アンチロックブレーキ制御により制動力を弱めてから所定の時間が経過するまで、制動力を新たに弱めないことを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記所定の時間は、前記車体速度に応じて変化させることを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置の制御方法において、
    前記所定の減速度は、前記車体速度に応じて変化させることを特徴とするブレーキ制御装置の制御方法。
JP2013262820A 2013-12-19 2013-12-19 ブレーキ制御装置及びその制御方法 Active JP6406820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262820A JP6406820B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 ブレーキ制御装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262820A JP6406820B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 ブレーキ制御装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015116976A true JP2015116976A (ja) 2015-06-25
JP6406820B2 JP6406820B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=53530092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013262820A Active JP6406820B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 ブレーキ制御装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6406820B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017105398A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社アドヴィックス 車両のブレーキ制御装置
JP2019534197A (ja) * 2016-11-04 2019-11-28 ブルブレーク エス.アール.エル.Blubrake S.R.L. 自転車のサイクリストのためのブレーキアシストシステム
JP2020083168A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 制御装置及び制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943550B1 (ja) * 1969-09-22 1974-11-21
JPS63151571A (ja) * 1986-12-17 1988-06-24 Akebono Brake Ind Co Ltd アンチロツク制御方法
JPH092240A (ja) * 1995-06-14 1997-01-07 Nippon Denshi Kogyo Kk Abs装置に於けるブレーキ減圧制御点検出法
JPH09286316A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Toyota Motor Corp 車両制動時の車体減速度推定装置
JPH106965A (ja) * 1996-04-26 1998-01-13 Denso Corp アンチスキッド制御装置
JP2005238902A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車用ブレーキ装置
JP2013129361A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943550B1 (ja) * 1969-09-22 1974-11-21
JPS63151571A (ja) * 1986-12-17 1988-06-24 Akebono Brake Ind Co Ltd アンチロツク制御方法
JPH092240A (ja) * 1995-06-14 1997-01-07 Nippon Denshi Kogyo Kk Abs装置に於けるブレーキ減圧制御点検出法
JPH09286316A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Toyota Motor Corp 車両制動時の車体減速度推定装置
JPH106965A (ja) * 1996-04-26 1998-01-13 Denso Corp アンチスキッド制御装置
JP2005238902A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車用ブレーキ装置
JP2013129361A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017105398A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社アドヴィックス 車両のブレーキ制御装置
WO2017098785A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社アドヴィックス 車両のブレーキ制御装置
JP2019534197A (ja) * 2016-11-04 2019-11-28 ブルブレーク エス.アール.エル.Blubrake S.R.L. 自転車のサイクリストのためのブレーキアシストシステム
JP2020083168A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 制御装置及び制御方法
JP7282506B2 (ja) 2018-11-29 2023-05-29 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 制御装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6406820B2 (ja) 2018-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991696B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP5972706B2 (ja) ブレーキ制御装置及びその制御方法
JP6272203B2 (ja) 車両用制御装置
JP5752668B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP6406820B2 (ja) ブレーキ制御装置及びその制御方法
JP5918671B2 (ja) ブレーキ制御装置
JP5384724B2 (ja) ブレーキ液圧制御方法および装置
JP6393600B2 (ja) バーハンドル車両用ブレーキ制御装置
JP2014019374A (ja) 自動二輪車用のブレーキ制御装置
JP4539198B2 (ja) 車両の運動状態推定装置、及び車両の運動制御装置
JP6281878B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2007030752A (ja) 車両の制動制御装置、及び車両の制動制御方法
JP2011194994A (ja) 自動二輪車の制動装置
JP6387949B2 (ja) 車両のブレーキ制御装置
JP6453034B2 (ja) 連動ブレーキシステムの制御方法、及び、連動ブレーキシステム
KR102057735B1 (ko) 안티 록 브레이크 시스템의 모터제어방법
KR100751222B1 (ko) 차량의 안정성 제어 시스템
JP3913993B2 (ja) 自動二輪車におけるアンチロックブレーキ制御方法
JP7125905B2 (ja) 車両用ブレーキ制御装置
JP6091266B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP6091265B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP3914000B2 (ja) 自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法
JP2015209047A (ja) ブレーキ装置
JP2006290075A (ja) 車両の制動力制御装置
JP3255459B2 (ja) 車両のアンチスキッドブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6406820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250