JP2015112935A - 乗員保護装置 - Google Patents

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桑原 正明
Masaaki Kuwabara
正明 桑原
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Abstract

【課題】加速度が生じた場合に、その加速度によって移動させられる搭乗者の移動を抑制することができる乗員保護装置を提供する。【解決手段】車両のシートに着座した搭乗者2を拘束するシートベルト7がそのシート側に伸び出るように設けられ、そのシートベルト7に取り付けられたタング8を差し込んで係合させるバックル9がウェビングやワイヤなどの外力で動く可動機構10によって所定の固定部に連結されており、シート上に設置した補助シート1に着座した搭乗者2をシートベルト7とバックル9とによって拘束するように構成された乗員保護装置において、補助シート1を固定部に連結する連結部材6が設けられ、バックル9がその連結部材6に取り付けられるように構成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、シートベルトによって搭乗者を拘束するように構成された乗員保護装置に関し、特に、車両のシート上に設置されるジュニアシートに着座した搭乗者を、前記シートベルトによって拘束するように構成された乗員保護装置に関するものである。
この種の装置の一例が特許文献1に記載されている。その構成について簡単に説明すると、前記ジュニアシートは、搭乗者が着座する座部と、搭乗者の背中が接する背部と、シートベルトの肩ベルトと係合して搭乗者に対する肩ベルトの位置を調整するガイド部材とを有している。上記のシートベルトは、搭乗者の一方の肩からこれとは反対側の腰へと延びる肩ベルトと、その腰に掛けられる腰ベルトとを有するいわゆる3点式シートベルトであって、その中間部にタングが設けられており、そのタングが座席に設けられたバックルに係合するように構成されている。特許文献1に記載された構成では、タングとバックルとを係合させることにより、搭乗者がジュニアシートに拘束されるとともにそのジュニアシートが座席上に拘束される。また、ガイド部材によって搭乗者の肩に対する肩ベルトの位置を調整できる。
特開2012−86639号公報
ところで、この種の装置では、子供から大人まで様々な体格の搭乗者を座席に拘束するために、上記のバックルを、ベルトやワイヤなどを用いた可動機構によって車体などの固定部に固定している。その可動機構は例えば車両のシートと車体との間に配置されており、車室側にある程度引き出せるように構成されている。そのため、例えば、車両の進行方向で前方に搭乗者が移動させられるような加速度が生じ、これにより搭乗者が車両前方に移動させられた場合には、その搭乗者の移動に伴ってバックルが車室側に引き出される可能性がある。またバックルが引き出されると、腰ベルトも車両前方に移動する。その結果、腰ベルトが上記のように車両前方へ移動することにより搭乗者が車両前方に大きく移動してしまう可能性がある。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであって、加速度が生じた場合に、その加速度によって移動させられる搭乗者の移動を抑制することができる乗員保護装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、車両のシートに着座した搭乗者を拘束するシートベルトがそのシート側に伸び出るように設けられ、そのシートベルトに取り付けられたタングを差し込んで係合させるバックルがウェビングやワイヤなどの外力で動く可動機構によって所定の固定部に連結されており、前記シート上に設置した補助シートに着座した搭乗者を前記シートベルトと前記バックルとによって拘束するように構成された乗員保護装置において、前記補助シートを前記固定部に連結する連結部材が設けられ、前記バックルがその連結部材に取り付けられるように構成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、補助シートを固定部に連結する連結部材に、バックルが取り付けられている。そのため、例えば、搭乗者が車両前方に移動させられる慣性力が生じてシートベルトに張力が生じ、また上記の慣性力に応じた荷重によってバックルが引っ張られる場合に、そのバックルの移動を抑制することができる。つまり、バックルが連結部材を介して固定部に固定されていない場合に比較して、搭乗者の車両前方への移動を抑制することができる。また、バックルを連結部材を介して固定部に固定するように構成されているため、シートベルトに取り付けられたタングとバックルとの接続構造を変更することがない。
この発明に係る乗員保護装置の一例における一部を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。 この発明に係る乗員保護装置の一例を示す斜視図である。 この発明に係る乗員保護装置の他の例における一部を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。 図3に示す乗員保護装置におけるクリップを示す図である。 図3に示す乗員保護装置におけるケースを示す図である。 図3に示す乗員保護装置におけるケース内にバックルを取り付ける状態を示す図である。 ケースに取り付けたバックルにタングを係合させる状態を示す図である。 この発明に係る乗員保護装置の更に他の例を示す斜視図である。 図8に示す乗員保護装置におけるプレートを示す図である。 図8に示す乗員保護装置における係合片を示す図である。 図8に示す乗員保護装置におけるプレートに係合片を嵌合させた状態を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。 図8に示す乗員保護装置におけるプレートにカバーを取り付けた状態を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。
つぎにこの発明を具体的に説明する。図2は、この発明に係る乗員保護装置の一例を示す斜視図である。ここに示すジュニアシート1は例えば車両後部のリアシート上に設置される。そのジュニアシート1は、子供乗員2が着座するシートクッション部3と、そのシートクッション部3から立ち上がって形成されたシートバック部4と、そのシートバック部4の上方に設けられたヘッドレスト部5とを有している。またシートクッション部3の背面における下方であってかつその幅方向での両端部にコネクタ6がそれぞれ設けられている。詳細は図示しないが、それらのコネクタ6が連結されるアンカーが、車両用シートにおけるシートバック部の下方に設けられている。またそのアンカーは図示しないフロアパネルなどの固定部に固定されている。つまり、ここに示すジュニアシート1は、いわゆるISOFIX方式によって車両用シートに固定されるように構成されている。
またジュニアシート1に着座した子供乗員2は、シートベルト7によってジュニアシート1に拘束される。図2には、3点式のシートベルト7を示してある。そのシートベルト7の構成について簡単に説明すると、乗員に対する非装着状態では、車両用シートの一端側、例えば車両の幅方向における外側であって、車両の上下方向に配置されている。そのシートベルト7の上端部側が図示しないリトラクタに引き出し可能に巻き取られており、そのため、上端部側から車室内側にシートベルト7が引き出される。下端部はサイドパネルやフロアパネルなどの固定部に固定されている。また上下方向でのほぼ中間部にシートベルト7に沿って移動可能にタング8が設けられている。
上記のタング8が挿入されて係合するバックル9が車両用シートにおける前記幅方向での内側に設けられている。そのバックル9は、ウェビングやワイヤなどの可撓性を有しており外力で動く可動機構10を介してフロアパネルなどの固定部に連結されている。上記のバックル9はケース11に収容されており、そのケース11がコネクタ6に固定されている。そしてジュニアシート1に着座した子供乗員2をシートベルト7によって拘束する場合には、リトラクタからシートベルト7を引き出すとともにタング8とバックル9とを係合させる。この装着状態では、子供乗員2の一方(車両の幅方向における外側)の肩部から他方(車両の幅方向における中央側)の腰部までいわゆるたすき掛け状に、胸部前面にシートベルト7が接触するとともに、腰部前面にシートベルト7が接触する。以下の説明では、シートベルト7における前者の部分を肩ベルト12と称し、後者の部分を腰ベルト13と称する。
なお、上記の可動機構10は、車両用シートにおけるシートクッション部とフロアパネルとの間に配置されている。そのため車室側にバックル9が所定値以上の荷重で引っ張られると、それらの間に配置されている可動機構10が車室側に引き出される分、あるいは、可動機構10が引き出される際に車両用シートにおけるシートクッション部を変形させたりする分、バックル9が車室側に引き出される。またこれにより様々な体格の搭乗者をシートベルト7によって拘束できる。
図1は、この発明に係る乗員保護装置の一例における一部を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。上記のバックル9は、図1の(a)および(b)に示すように、ケース11に収容されている。そのケース11には、バックル9に対してタング8を接続・解除するための開口部14、および、その内部にバックル9を挿入するための挿入孔15が形成されている。またケース11にフランジ部16が取り付けられており、ボルト17によってフランジ部16とコネクタ6とが連結されている。また、フランジ部16には、ケース11内におけるバックル9の位置を規制するガイド部18が設けられている。
ここで、図1に示す構成におけるバックル9の固定方法について簡単に説明すると、先ず、ケース11内にバックル9を収容した状態で、フランジ部16をケース11に取り付ける。その状態で、ボルト17によってフランジ部16がコネクタ6に固定される。その後、バックル9にタング8を係合させる。なお、上述したジュニアシート1がこの発明における補助シートに相当し、コネクタ6がこの発明における連結部材に相当している。
また、上述したリトラクタは、車両が前方の障害物に衝突したり、急減速したりした場合などの乗員が前傾する速度の変化が生じた場合に、ロックされてベルトが繰り出されることを抑制するように構成されている。また、プリテンショナが設けられており、上述した速度の変化が生じた場合に、プリテンショナによってシートベルト7を巻き取ってその張力を増大させるように構成されている。なお、以下の説明では、子供乗員2を車両前方に押し出すような速度の変化が生じた時を、便宜上、急減速時と記す。
つぎに上述した構成の乗員保護装置の作用について説明する。例えば急減速により子供乗員2が車両の進行方向で前方に移動させられるような慣性力が生じた場合には、その慣性力に応じた荷重がバックル9に作用し、バックル9が車室内側に引っ張られる。その場合に、上述した構成では、バックル9がケース11を介してコネクタ6に固定されているため、バックル9や可動機構10が車室側に引き出されることが抑制される。その結果、急減速時における腰ベルト13の車両前方への移動すなわち子供乗員2の腰部の移動を抑制することができる。これにより子供乗員2をジュニアシート1に拘束した状態を維持することができる。
図3は、この発明に係る乗員保護装置の他の例における一部を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。ここに示す例では、クリップ19によってバックル9をケース20に取り付けるように構成されている。そのクリップ19は、図4に示すように、その両端部を折り返して形成された爪部21を有しており、全体として可動機構10の幅方向に広がったU字形状に構成されている。またクリップ19はバックル9における可動機構10側に取り付けられている。その爪部21が嵌合するストッパ孔22が、図5に示すように、可動機構10の幅方向でのケース20の側面に形成されている。なお、このケース20にも、バックル9に対してタング8を接続・解除するための開口部14、および、その内部にバックル9を挿入するための挿入孔15が形成されている。
ここで、図3に示す構成におけるバックル9の固定方法について簡単に説明すると、先ず、コネクタ6にケース20を固定する。次いでそのケース20内に、図6に示すように、バックル9を挿入する。そして、上記のストッパ孔22に爪部21を嵌合させることにより、ケース20にバックル9が固定される。その後、ケース20に固定されたバックル9に、図7に示すように、タング8を係合させる。
したがって、図3に示す構成の乗員保護装置では、上述したように、クリップ19の爪部21をストッパ孔22に嵌合させることによりバックル9を固定することができるため、図1に示す構成の乗員保護装置と比較して、バックル9の固定を容易に行うことができる。また、急減速時においても、図1に示す構成の乗員保護装置と同様に、バックル9や可動機構10が車室側に引き出されることを抑制できる。つまり子供乗員2の腰部の移動を抑制することができる。
図8は、この発明に係る乗員保護装置の更に他の例を示す斜視図である。ここに示す例では、バックル9をコネクタ6に固定することに加えて、腰ベルト13におけるタング8やバックル9とは反対側の部分もコネクタ6に固定するように構成されている。図9に示すように、車両の幅方向で外側に配置されるコネクタ6に、ボルト23によってプレート24が連結される。そのプレート24には、嵌め合い部25が設けられており、その嵌め合い部25に、図10に示すように、シートベルト7に取り付けられた係合片26が嵌合させられるようになっている。その係合片26は、非装着状態でのシートベルト7の下端部側にすなわちタング8よりもシートベルト7の固定端側に取り付けられている。上記の係合片26としては、シートベルト7に一体に取り付けられる構成のものであればよい。
ここで、図8に示す構成における腰ベルト13の固定方法について簡単に説明すると、先ず、シートベルト7の固定端側に係合片26を取り付ける。また、コネクタ6にプレート24を固定する。そして上記の係合片26をプレート24における嵌め合い部25に、図11の(a)および(b)に示すように、コネクタ6側から車両前方側に嵌め込む。こうすることにより、車幅方向で外側における腰ベルト13の端部がコネクタ6に固定される。その後、係合片26および嵌め合い部25を覆うように、図12の(a)および(b)に示すように、プレート24にカバー27を取り付ける。その後、コネクタ6に固定されているバックル9に、タング8を係合させる。
したがって、図8に示す構成の乗員保護装置では、車両の幅方向で腰ベルト13の両端部がジュニアシート1のコネクタ6に固定されている。そのため、図1および図3に示す構成よりも、急減速時における腰ベルト13の移動を抑制することが可能になる。その結果、子供乗員2の腰部の移動をより抑制することができる。また、車両の幅方向で外側における腰ベルト13の端部の固定は、上述したように、係合片26と嵌め合い部25とを嵌合させればよいため、それらの固定および取り外しを容易に行うことができる。
1…ジュニアシート(補助シート)、 2…子供乗員(搭乗者)、 6…コネクタ(連結部材)、 7…シートベルト、 8…タング、 9…バックル、 10…ウェビングやワイヤなどの可動機構。

Claims (1)

  1. 車両のシートに着座した搭乗者を拘束するシートベルトがそのシート側に伸び出るように設けられ、そのシートベルトに取り付けられたタングを差し込んで係合させるバックルがウェビングやワイヤなどの外力で動く可動機構によって所定の固定部に連結されており、前記シート上に設置した補助シートに着座した搭乗者を前記シートベルトと前記バックルとによって拘束するように構成された乗員保護装置において、
    前記補助シートを前記固定部に連結する連結部材が設けられ、前記バックルがその連結部材に取り付けられるように構成されていることを特徴とする乗員保護装置。
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