JP6601462B2 - 車両用乗員拘束装置 - Google Patents
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Description
乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有している、
ようにしてある。
上記基本的な解決手法に加えて、本発明では,次のような具体的な解決手法を採択してある。すなわち、
第1の具体的な解決手法は、請求項1に記載のように、
前記ベルトガイドは、乗員側とは反対側の端部において、上方へ延びる外側側壁部を有し、
前記スロープ壁部が、前記外側側壁部よりも後方へ延びている、
ようにしてある。
第2の具体的な解決手法は、請求項2に記載のように、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部よりも後方位置に設定された固定部おいて、車体側の部材に対して固定されており、
前記スロープ壁部の後端が、前記固定部よりも後方に位置されている、
ようにしてある。
第3の具体的な解決手法は、請求項3に記載のように、前記ベルトガイドのうち、通常時においてシートベルトの直下方に位置される前部上面が、前下がりの傾斜面とされている、ようにしてある。
第4の具体的な解決手法は、請求項4に記載のように、 前記リトラクタのベルト引き出し口の高さ位置が、前記内側側壁部の上端と前記スロープ壁部の後端との間の高さに設定されている、ようにしてある。
第5の具体的な解決手法は、請求項5に記載のように、 前記スロープ壁部の後端位置が、前記リトラクタのベルト引き出し口のうち乗員側端よりも、乗員から離れる方向に設定されている、ようにしてある。
第6の具体的な解決手法は、請求項6に記載のように、前記スロープ壁部は、平面視において、後方に向かうにつれて乗員から離れるように傾斜されている、ようにしてある。
各解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項7以下に記載のとおりである。
以上に加えて、請求項1に記載の発明によれば、スロープ壁部を前後方向に十分長くして、シートベルトを確実にスロープ壁部に乗り上げさせる上で好ましいものとなる。
請求項2に記載の発明によれば、スロープ壁部を前後方向に十分長くして、シートベルトを確実にスロープ壁部に乗り上げさせる上で好ましいものとなる。
請求項3に記載の発明によれば、通常時でのシートベルトの乗員側への移動を規制するために内側側壁部の高さを十分確保しつつ、スロープ壁部の前後方向の傾斜角度を小さく設定することが可能となり、プリテンションによる引張力を受けた際に、シートベルトがスロープ壁部に容易に乗り上げられるようにする上で好ましいものとなる。
請求項4に記載の発明によれば、プリテンションによる引張力を受けた際に、シートベルトがスロープ壁部に容易に乗り上げられるようにする上で好ましいものとなる。
請求項5に記載の発明によれば、プリテンションによる引張力を受けた際に、シートベルトがスロープ壁部に容易に乗り上げられるようにする上で好ましいものとなる。
請求項6に記載の発明によれば、プリテンションによる引張力を受けた際に、シートベルトがスロープ壁部に容易に乗り上げられるようにする上で好ましいものとなる。
P2:子供(乗員)
S:シート
1:シートクッション
2:シートバック
5:ブースタシート
10:ベルトガイド
11:固定部
12:下ガイド部
13:外側側壁部
14:内側側壁部
14a:内面
15:スロープ壁部
15a:スロープ壁部の後端
20:固定具
30:リトラクタ
30a:ベルト引き出し口
40:シートベルト
Claims (8)
- 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記ベルトガイドは、乗員側とは反対側の端部において、上方へ延びる外側側壁部を有し、
前記スロープ壁部が、前記外側側壁部よりも後方へ延びている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部よりも後方位置に設定された固定部おいて、車体側の部材に対して固定されており、
前記スロープ壁部の後端が、前記固定部よりも後方に位置されている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記ベルトガイドのうち、通常時においてシートベルトの直下方に位置される前部上面が、前下がりの傾斜面とされている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記リトラクタのベルト引き出し口の高さ位置が、前記内側側壁部の上端と前記スロープ壁部の後端との間の高さに設定されている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記スロープ壁部の後端位置が、前記リトラクタのベルト引き出し口のうち乗員側端よりも、乗員から離れる方向に設定されている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 乗員の左右一方の肩部付近に配設されたベルトガイドの後方にプリテンショナ式のリトラクタが配設され、該リトラクタから該ベルトガイドを経由したシートベルトが乗員の肩部から斜め下方へと延びて乗員を拘束するようにされた車両用乗員拘束装置であって、
前記ベルトガイドは、乗員側の端部において、上方へ延びると共に上方を開放している内側側壁部を有し、
前記ベルトガイドは、前記内側側壁部の上端から後方に向けて延びて、後方に向かうほど低くなるように設定されたスロープ壁部を有し、
前記スロープ壁部は、平面視において、後方に向かうにつれて乗員から離れるように傾斜されている、
ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記スロープ壁部の上面の前後方向での傾き角度が、水平線に対して30度以下となるように設定されている、ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
通常時において、前記スロープ壁部の後端部上に、前記シートベルトの幅方向の一部が重なっている、ことを特徴とする車両用乗員拘束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017135195A JP6601462B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | 車両用乗員拘束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017135195A JP6601462B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | 車両用乗員拘束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019014458A JP2019014458A (ja) | 2019-01-31 |
JP6601462B2 true JP6601462B2 (ja) | 2019-11-06 |
Family
ID=65358304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017135195A Active JP6601462B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | 車両用乗員拘束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6601462B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240432A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Toyota Boshoku Corp | シートベルト配設構造 |
JP5784069B2 (ja) * | 2013-04-19 | 2015-09-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両の内装構造 |
-
2017
- 2017-07-11 JP JP2017135195A patent/JP6601462B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2019014458A (ja) | 2019-01-31 |
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