JP2015112856A - 光書込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書込み装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パネル内電源降下に起因する濃度ムラを追加機構なしに抑制することで画像品位が高い光書込み装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ライン状に配置された電流駆動型の発光素子群が、当該発光素子群に沿って延伸し、一端に定電圧源が接続された電源線によって電気的に並列に接続した光書込み装置において、指示回路が画像データに応じた指示電位を出力すると、電源線と発光素子との間に介在する駆動回路が、電源線との接続点電位と、前記指示電位との電位差に応じて、発光素子の駆動電流を生成する。このとき、電源線に駆動電流が流れることによって生じる接続点電位の低下分だけ画像データを補正して、発光素子を発光させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、光書込み装置及び画像形成装置に関し、特に、発光素子の発光量低下を補正する技術に関する。
近年、画像形成装置の小型化と低コスト化を目的として、有機LED(OLED: Organic Light Emitting Diode)を用いた光書込み装置(PH: Print Head)が提案されている。OLEDは、TFT(Thin Film Transistor)基板上で主走査方向に沿ってライン状に配置され、同じく主走査方向に沿って設けられた電源配線によって電気的に並列に接続される。
OLEDは、有機EL(Organic Electro-Luminescence)とも呼ばれており、電流駆動型の発光素子であり、電源配線を経由して駆動電流を供給すると、配線抵抗により電源配線に沿って電圧降下が発生する。
一方、OLEDの駆動電流を生成する駆動回路は、OLED毎に隣接配置されており、電源配線の電位を基準として駆動電流を生成する。このため、電源配線の電圧降下は基準電位の低下を招き、OLEDの駆動電流量を変動させるので、発光輝度が変動して画像ムラを発生させる。
このような問題に対して、例えば、電源配線の低インピーダンス化が提案されている(特許文献2)。このようにすれば、駆動電流による電圧降下を抑制することができるので、画像ムラを改善することができる。
特開2005−144685号公報 特開2005−144686号公報 特開2005−144687号公報
しかしながら、上記従来技術では、電源配線を低インピーダンス化するために、TFT基板を封止する封止ガラス上にも電源配線を形成し、更に、TFT基板上の電源配線と封止ガラス上の電源配線とを駆動回路の各給電点において接続部材により電気的に接続する。このため、ユニットコストが高くなる、という問題がある。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、パネル内電源降下に起因する濃度ムラを追加機構なしに抑制することで画像品位が高い光書込み装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光書込み装置は、ライン状に配置された電流駆動型の発光素子群と、前記発光素子群に沿って延伸し、前記発光素子群に電力を供給する電源線と、前記電源線に接続された定電圧源と、前記発光素子毎に発光量を指示する指示電位を出力する指示回路と、前記電源線と前記発光素子との間に介在され、前記電源線との接続点における電位と、前記指示回路が出力した指示電位との電位差に応じて、前記発光素子に入力される駆動電流を制御する駆動回路群と、を有し、感光体を露光して1ラインずつ静電潜像を形成する光書込み装置であって、前記指示電位の出力に先立って、前記各接続点電位を特定する電位特定手段と、特定された接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差分だけ、指示電位を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、接続点電位と定電圧源の電位との電位差、すなわち電源線の配線抵抗による電圧降下分だけ指示電位を補正するので、発光素子の輝度ムラを防止することができる。従って、従来技術のように電源線を低インピーダンス化する必要が無いので、電圧降下に起因する輝度ムラの抑制に伴うコスト増大を抑制することができる。
この場合において、前記電位特定手段は、前記電源線の線路抵抗と、前の1ライン分の露光時における各発光素子の駆動電流量と、から前記接続点電位を算出することによって特定しても良い。
また、前記電位特定手段は、前記接続点の一部については測定によって接続点電位を特定し、他の接続点の電位については、前記測定した接続電位を用いて算出すれば、環境変動や経時変化による影響を含めて、接続点電位を精度良く特定することができる。この場合において、前記電位特定手段は、前記算出には前記接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差の発生に寄与する回路素子の特性データを用いれば、前記他の接続点の電位についても算出精度を向上させることができる。
本発明に係る光書込み装置は、前記発光素子を発光させながら、前記接続点毎に電位を測定することによって、前記接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差の発生に寄与する回路素子の特性データを取得することを特徴とする。このようにすれば、環境変動や経時変化による特性データの変動に追随することができるので、電圧降下の算出精度を向上させることができる。
なお、前記発光素子はOLEDとすれば、薄膜トランジスターと同一基板上に形成することができるので望ましい。また、前記駆動回路群が薄膜トランジスターからなっていたり、前記駆動回路毎に前記指示回路が出力する指示電位を保持するS/H回路を備え、当該S/H回路も薄膜トランジスターからなっていたりするのが好適である。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る光書込み装置を備えることを特徴とする。このようにすれば、上述のような効果を備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。 光書込み装置123による光書込み動作を説明する断面図である。 OLEDパネル200の概略平面図に併せてA−A´線における断面図とC−C´線における断面図も示す図である。 TFT基板300を構成するサンプルホールド回路、駆動回路、OLED及びソースIC302の接続関係を示すブロック図である。 OLEDパネル200のローリング駆動を説明するタイミングチャートである。 多数のキャパシター414、トランジスター430及びOLED201からなる部分回路のうちm番目の部分回路を示す回路図である。 OLED201の位置と電圧降下との関係を示すグラフであって、(a)は位置と電圧降下量の関係を示し、(b)は位置と輝度の関係を示す。 制御部112の主要な構成を示すブロック図である。 制御部112の動作を示すフローチャートである。 補正の前後における画像データを例示する図であって、(a)は補正前の画像データを例示する棒グラフ、(b)は接続点450毎の電圧降下△Vdownを例示するグラフ、また、(c)は補正後の画像データを示す棒グラフである。 本発明の第2の実施の形態に係るTFT基板300の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る制御部112の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る補間計算によって得られた電圧降下を示すグラフである。 本発明の第3の実施の形態に係る制御部112の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る補間計算によって得られた電圧降下を示すグラフである。 本発明の第4の実施の形態に係る制御部112の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る素子特性データの更新処理を示すフローチャートである。
[1]第1の実施の形態
以下、本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1−1]画像形成装置の構成
まず、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラー複合機であって、原稿読取部100、画像形成部110及び給紙部130を備えている。原稿読取部100は、原稿台トレイ101に載置された原稿を自動原稿搬送装置(ADF: Automatic Document Feeder)102にて搬送しながら、光学的に読み取って画像データを生成する。画像データは後述の制御部112に記憶される。
画像形成部110は作像部111Y〜111K、制御部112、中間転写ベルト113、2次転写ローラー対114、定着装置115、排紙ローラー対116、排紙トレイ117、クリーニングブレード118及びタイミングローラー対119を備えている。また、画像形成部110にはY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)各色のトナーを供給するトナーカートリッジ120Y〜120Kが装着されている。
作像部111Y〜111Kは、それぞれトナーカートリッジ120Y〜120Kからトナーの供給を受けて、制御部112の制御の下、YMCK各色のトナー像を形成する。例えば、作像部111Yは、感光体ドラム121、帯電装置122、光書込み装置123、現像装置124及び清掃装置125を備えている。制御部112の制御の下、帯電装置122は感光体ドラム121の外周面を一様に帯電させる。
制御部112は、受け付けたジョブに含まれるプリント用の画像データに基づいて、内蔵するASIC(Application Specific Integrated Circuit。以下、「輝度信号出力部」という。)により、光書込み装置123を発光させるためのデジタル輝度信号を生成する。光書込み装置は、後述のように、主走査方向にライン状に配列された発光素子を備えており、制御部112が生成したデジタル輝度信号に従って各発光素子を発光させることにより、感光体ドラム121の外周面に光書込みを行い、静電潜像を形成する。
現像装置124は、感光体ドラム121の外周面にトナーを供給して、静電潜像を現像(顕像化)する。1次転写ローラー126には、1次転写電圧が印加されており、静電吸着により、感光体ドラム121の外周面上に担持されたトナー像を中間転写ベルト113に静電転写(1次転写)する。その後、清掃装置125は、クリーニングブレードにて感光体ドラム121の外周面上に残留するトナーを掻き取り、更に、除電ランプにより感光体ドラム121の外周面を照明することによって電荷を除去する。
同様にして、作像部111M〜111KもまたMCK各色のトナー像を形成する。これらのトナー像は互いに重なり合うように中間転写ベルト113上に順次、1次転写されるカラートナー像が形成される。中間転写ベルト113は無端状の回転体であって、矢印A方向に回転走行し、1次転写されたトナー像を2次転写ローラー対114まで搬送する。
給紙部130は、何れも記録シートSをシートサイズ毎に格納する給紙カセット131を備え、画像形成部110に記録シートSを1枚ずつ供給する。供給された記録シートSは、中間転写ベルト113がトナー像を搬送するのに並行して搬出され、タイミングローラー対119を経由して、2次転写ローラー対114まで搬送される。タイミングローラー対119は、トナー像が2次転写ローラー対114に到達するタイミングに合わせて記録シートSを搬送する。
2次転写ローラー対114は、2次転写電圧を印加された1対のローラーからなっており、このローラー対は互いに圧接して2次転写ニップ部を形成している。この転写ニップ部において中間転写ベルト113上のトナー像が記録シートS上に静電転写(2次転写)される。トナー像を転写された記録シートSは定着装置115へ搬送される。また、2次転写後、中間転写ベルト113上に残った残留トナーは、更に矢印A方向に搬送された後、クリーニングブレード118によって掻き取られ、廃棄される。
定着装置115はトナー像を加熱、溶融して、記録シートSに圧着する。トナー像を融着された記録シートSは排紙ローラー対116によって排紙トレイ117上に排出される。
なお、制御部112は、上記並びに不図示の操作パネルを含む画像形成装置1の動作を制御する。また、制御部112は、パソコン(PC: Personal Computer)など、他の装置との間で画像データを送受信したり、印刷ジョブを受け付けたりもする。また、制御部112は、ファクシミリモデムを備えており、ファクシミリ回線を介して他のファクシミリ装置と画像データを送受信する。
上記の他、トナー像を転写するに当たっては、転写ローラーに代えて転写チャージャーや転写ベルトを用いても良い。また、中間転写ベルト113上の残留トナーを除去する際に、クリーニングブレード118に代えて、クリーニングブラシやクリーニングローラー等を用いても良い。
[1−2]光書込み装置123の構成
次に、光書込み装置123の構成について説明する。
図2は、光書込み装置123による光書込み動作を説明する断面図である。図2に示されるように、光書込み装置123は、OLEDパネル200とロッドレンズアレイ202を筐体203に収容したものであって、OLEDパネル200上には多数のOLED201が主走査方向に沿ってライン状に実装されている。OLED201はそれぞれ光ビームLを出射する。
図3は、OLEDパネル200の概略平面図であり、併せてA−A´線における断面図とC−C´線における断面図も示されている。また、概略平面図部分は後述する封止板を取り外した状態を示している。
図3に示されるように、OLEDパネル200は、TFT基板300、封止板301及びソースIC302等を備えている。TFT基板300には多数のOLEDが主走査方向に沿ってライン状に配列されている。また、TFT基板300のOLEDが配設された基板面は封止領域となっており、スペーサー枠体303を挟んで封止板301を取着する。
これによって、封止領域が外気に触れないように乾燥窒素等を封入した状態で封止される。なお、吸湿のため、封止領域内に吸湿剤を併せて封入しても良い。なお、封止板301は、例えば、封止ガラスであっても良いし、ガラス以外の材料からなっていても良い。
TFT基板300の封止領域外にはソースIC302が実装されている。制御部112の輝度信号出力部310はフレキシブルワイヤー311を介してソースIC302にデジタル輝度信号を入力する。ソースIC302はデジタル輝度信号をアナログ輝度信号に変換してOLED毎の駆動回路に入力する。駆動回路はアナログ輝度信号に応じてOLEDの駆動電流を生成する。
図4は、TFT基板300を構成するサンプルホールド回路(以下、「S/H回路」という。)、駆動回路、OLED及びソースIC302の接続関係を示すブロック図である。図4に示されるように、ソースIC302は複数のDAC(Digital to Analogue Converter)401を備えている。DAC401はそれぞれ対応するS/H回路410へアナログ輝度信号を出力し、配下のOLED201を発光させる。
詳述すると、DAC401は、制御部112の輝度信号出力部310から受け付けたデジタル輝度信号をアナログ輝度信号に変換してS/H回路410へ出力する。S/H回路410は、OLED201毎にアナログ輝度信号を保持するキャパシター414をセレクター411によって切り替える回路である。
セレクター411はシフトレジスター412とキャパシター414毎のスイッチ413とを備えており、シフトレジスター412はソースIC302の同期信号生成回路400が出力するパルス信号に同期してスイッチ413を1つずつ順番にオンさせる。DAC401が出力したアナログ輝度信号はオンされたスイッチ413を経由してキャパシター414に保持される。
薄膜トランジスター430は、定電圧源420から電流供給するための電源配線421にソース端子Sが接続されており、ゲート端子は対応するキャパシター414の一方の端子に接続されている。キャパシター414の他方の端子は電源配線421に接続されている。
このため、トランジスター430のゲート端子とソース端子との間の電位差(以下、「ゲート電圧Vg」という。)は電源配線421とソース端子との接続点450の電位に応じて変化する。トランジスター430は、ゲート電圧Vgが大きいほど電流量が多くなるように駆動電流を生成する。生成された駆動電流は、電源配線421からOLED201をへて、接地配線441へ流れる。接地配線441は接地端子440に接続されている。
OLED201は、駆動電流量が多いほどに発光量が多くなるように発光する。以上のようにして、OLED201はローリング駆動される。すなわち、OLED201は、それぞれ対応するキャパシター414がアナログ輝度信号によって充電されるチャージ期間に光量を変更し、キャパシター414がアナログ輝度信号を保持するホールド期間にアナログ輝度信号に応じた光量で点灯する(図5)。
[1−3]電圧降下の発生機序
次に、電源配線421における電源降下の発生機序について説明する。
図6は、多数のキャパシター414、トランジスター430及びOLED201からなる部分回路のうちm番目の部分回路を示す回路図である。上述のように、OLED201を点灯させるために流される駆動電流量I(m)に応じて、電源配線421にも電流が流れる。
このため、電源配線421には電圧降下が発生する。定電圧源420からm番目の接続点450までに発生する電圧降下△Vdownは次の式(1)で表される。
Figure 2015112856
なお、△V(i)はi番目の接続点450とi−1番目の接続点450との間で発生する電圧降下であり、R(i)はi番目の接続点450とi−1番目の接続点450との間における電源配線421の配線抵抗である。なお、各接続点450は電源配線421上でほぼ等間隔に配置されるため、接続点450間における電源配線421の配線抵抗R(i)は概ね一定である。
m番目のOLED201毎の駆動電流量I(m)はアナログ輝度信号Vdac(m)で指定された発光量に応じて変化するので、電圧降下△Vdownもまた発光状態に応じて変化する。一方、DAC401がアナログ輝度信号Vdac(m)を出力する配線は充電されるのみで、電流が流れないため電圧降下△Vdownは発生しない。
このため、アナログ輝度信号Vdac(m)が同じであっても電源配線421における電圧降下△Vdownが変化すれば、Vc(m)とVdac(m)の電位差によって決定されるトランジスター430のゲート電圧Vg(m)が変化する。従って、駆動電流量I(m)が変化するので、OLED201の発光量E(m)もまた変化する。
図7はOLED201の位置と電圧降下との関係を示すグラフであって、(a)は位置と電圧降下量の関係を示し、(b)は位置と輝度の関係を示す。図7(a)に示されるように、OLED201が1つも点灯されていない全消灯状態においては、電源配線421に電流が流れないので、電圧降下は発生しない。
一方、m番目のOLED201のみが点灯されている状態においては、上記の式(1)より、m番目のOLED201までは位置に比例して電圧降下が発生する。一方、m+1番目以降のOLED201は点灯されず、電源配線421には電流が流れないので、更なる電圧降下は発生しない。すべてのOLED201を点灯する全点灯状態においては、電源配線421の全体に亘って電圧が降下し続ける。
このため、全点灯時にすべてのトランジスター430に対してDAC401から同一電位のアナログ輝度信号Vdacを出力すると、図7(b)に示されるように、OLED201の位置が定電圧源420から離れるほど輝度(発光量E)の低下が大きくなって輝度ムラが発生する。
これに対して、本実施の形態においては、次に説明するように、個々のOLED201毎に電源配線421の電圧低下△Vdown分だけアナログ輝度信号Vdacの電圧を低下させることによって、ゲート電圧Vgの変動を防止する。これによって、画像データにて指定された階調に応じた駆動電流Iを生成することができるので、電源配線421の電圧降下に起因するOLED201の発光量E(m)の変動を防止することができる。
[1−4]制御部112の構成
次に、制御部112の構成について説明する。
図8は、制御部112の主要な構成を示すブロック図である。図8に示されるように、制御部112は、CPU(Central Processing Unit)800、ROM(Read Only Memory)801、RAM(Random Access Memory)802、HDD(Hard Disk Drive)803及びNIC(Network Interface Card)804を備えている。
また、前述のように、制御部112には輝度信号出力部310が搭載されている他、ユーザーに対する情報表示やコマンド入力の受け付けを行う操作パネル810が接続されている。
画像形成装置1の電源が投入されると、CPU800はROM801からブートプログラムを読み出して起動すると、HDD803からOS(Operating System)等のプログラムを読み出して、RAM802を作業用記憶領域として動作する。ROM801にはブートプログラムの他に電源配線421における電圧降下を算出するために必要な素子特性データ、すなわち、電源配線421における配線抵抗値R(i)やトランジスター430のVI特性等も記憶されている。
制御部112は、NIC804を用いてLAN(Local Area Network)等の通信網を介して他の装置から印刷ジョブを受け付けたり、操作パネル810を介してユーザーから印刷指示を受け付けたりすると、印刷ジョブに係る画像データからデジタル輝度信号を生成し、輝度信号出力部310を用いてOLEDパネル200へ出力する。
[1−5]制御部112の動作
次に、制御部112の動作について説明する。
図9は、制御部112の動作を示すフローチャートである。図9に示されるように、制御部112は、印刷ジョブを受け付けると(S901)、内部変数nの値を1に初期化する(S902)。内部変数nは当該ジョブに含まれる画像データのライン番号を表す。そして、当該n番目のラインの画像データを取得する(S903)。
次に、接続点450毎の電圧降下△Vdownを算出する(S904)。m番目の接続点450における電圧降下は式(1)を用いて求められる。なお、配線抵抗R(i)が番号iに関わらず略一定であると見做せる場合には、すべての配線抵抗R(i)が同一抵抗値Rであるとして、次の式(2)を用いても良い。
Figure 2015112856
また、駆動電流量I(j)は、補正前のアナログ輝度信号Vdacとj番目のトランジスター430のVI特性から算出される。配線抵抗R(i)は、実測値を用いても良いし、設計値から推定した推定値を用いても良い。
次に、算出した電圧降下△Vdownから画像データ(階調値)の補正幅を算出して(S905)、m番目の画素の画像データに当該補正幅を加算する補正を行い(S906)、補正後の画像データに応じたデジタル輝度信号を輝度信号出力部310に出力させる(S907)。これによって、電圧降下△Vdownに
起因するOLED201の発光量の変動を抑制することができる。
階調値を補正した当該ラインが最終ラインでなければ(S908:NO)、ライン番号を表す内部変数nの値を1だけ増加させた後(S909)、ステップS903に進んで、引き続くラインの画素の階調補正を行う。最終ラインの最終画素まで階調補正を完了したら、処理を完了する。
図10は、補正の前後における画像データを例示する図であって、(a)は補正前の画像データを例示する棒グラフ、(b)は接続点450毎の電圧降下△Vdownを例示するグラフ、また、(c)は補正後の画像データを示す棒グラフである。なお、画像データは何れも1ライン分であり、横軸は、図10(a)及び(c)が画素番号、図10(b)が接続点450の番号である。縦軸は、図10(a)及び(c)が階調値で、図10(b)は電位である。
図10(a)には補正前の画像データが例示されている。図10(a)において、棒グラフが示されている番号の画素についてはOLED201を発光させ、棒グラフが示されていない番号の画素についてはOLED201を発光させず、消灯させる。この場合においても、図10(b)に示されるように、接続点450毎の電圧降下△Vdownは画素番号が大きくなり、定電圧源420から離れ
るほど大きくなる。
このため、図10(a)に示される画像データを補正せずにそのままデジタル輝度信号として出力すると、定電圧源420から遠いほどトランジスター430のゲート電圧Vgが小さくなる。従って、駆動電流が小さくなるので、OLED201の発光量が低下して、輝度ムラが発生する。
一方、本実施の形態においては、接続点450毎の電圧降下△Vdownが大きいほど階調値が大きくなるように補正値を生成するので、図10(c)に示されるように、元の画像データの階調値に補正値を加算して得られた補正後の画像データは、電圧降下△Vdownが大きいOLED201ほど階調値が大きくな
る。
上記のように補正されたデジタル輝度信号を出力すれば、アナログ輝度信号も補正される。補正されたアナログ輝度信号はS/H回路410に保持される。接続点450の電圧降下△Vdownは他のOLED201の駆動条件によって変動し得るが、一旦、S/H回路に保持されたアナログ輝度信号は変動せずに保持される。
また、アナログ輝度信号を出力することによって接続点450毎の電圧降下△Vdownは変動し得るので、アナログ輝度信号を切り替えて複数のS/H回路に順次書き込みを行う場合には、書き込みを行うたびに上記式(1)または(2)による電圧降下△Vdownの計算を行う必要がある。
更に、上記においては、OLED201毎に電圧降下△Vdownを算出する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでも無く、これに代えて、有効な精度を確保できる範囲内で複数の接続点450をまとめて電圧降下△Vdownを算出しても良い。
OLED201は密に配列されるため、個々の配線抵抗R(i)が小さくなるので、隣り合う接続点450間における電圧降下の差も小さくなる。このため、何れかの接続点450の電圧降下△Vdownを以て、その近隣の接続点450の電圧降下△Vdownを代用することが精度上可能となる場合があり得るからである。このようにすれば、計算負荷を軽減して高速化を図ることができる。
このように、接続点450における電源降下が大きいほどアナログ輝度信号が大きくなるので、接続点450の電圧降下によらず所期のゲート電圧Vgをトランジスター430に印加することができる。従って、配設位置に関わらずOLED201を同じ光量となるように発光させることができるので、輝度ムラが抑制されるので、従来技術のような追加機構を設けることなく濃度ムラを抑制して高い画像品位を実現することができる。
[2]第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置は、上記第1の実施の形態に係る画像形成装置1と概ね同様の構成を備える一方、電源配線421における電圧降下を計算によらず、測定によって取得する点において相違する。以下、主として相違点に着目して説明する。なお、以下において、上記第1の実施の形態において対応する部材がある場合には同じ符号を適用する。
[2−1]TFT基板300の構成
まず、本実施の形態に係るTFT基板300の構成について説明する。
図11は、本実施の形態に係るTFT基板300の構成を示す図である。図11に示されるように、TFT基板300には、一部の接続点450にその電位を検出するモニター素子1100が設けられている。モニター素子1100は、定電圧源420とは別の電源(図示省略)からの参照電圧と接続点450の電圧を比較することによって接続点450毎の電圧低下を検出する比較増幅器である。
これによって、電源配線421の電圧降下に関わらず、接続点450の電圧降下を検出することができる。モニター素子1100の配置については、例えば、10の接続点450に対して1つの割合で等間隔に配置しても良いし、同一のDAC401の配下にある接続点450のうち1つをモニターしても良い。
ソースIC302にはモニター回路1101が設けられており、各モニター素子1100から検出値を読み出す。モニター回路1101は、モニター素子1100から読み出した検出値を保持しており、保持された検出値は制御部112によって読み出される。
[2−2]制御部112の動作
次に、制御部112の動作について説明する。
図12は、制御部112の動作を示すフローチャートである。図12に示されるように、制御部112は、印刷ジョブを受け付けると(S1201)、内部変数nの値を1に初期化し(S1202)、n番目のラインの画像データを取得して(S1203)、当該画像データに基づいてデジタル輝度信号を出力する(S1204)。
次に、制御部112は、ソースIC302のモニター回路1101からモニター素子1100による検出値を読み出して(S1205)、当該検出値からモニター素子1100が接続されていない接続点450の電圧降下を補間計算する(S1206)。
図13は、補間計算によって得られた電圧降下を示すグラフである。図13においては、番号m1、m2、m3、…、mk等の接続点450の電圧降下Vc(m1)、Vc(m2)、Vc(m3)、…、Vc(mk)と、これらの検出値から補間計算によって得られた電圧降下が示されている。なお、定電圧源420と第m1番目の接続点450までの間については、例えば、定電圧VcとVc(m1)とを用いて補間計算すれば良い。このようにすれば、すべての接続点450について電圧降下を得ることができる。
補間計算は、例えば、線形補間を行っても良いし、他の方法で補間計算しても良い。次に、電圧降下の検出値と、補間計算によって得られた電圧降下とから画像データ毎の補正幅を算出する(S1207)。
上述のように、上記第1の実施の形態においては、式(1)または(2)を用いて接続点450毎の電圧降下を算出する。これに対して、本実施の形態においては、一旦、補正前の画像データに基づいてデジタル輝度信号を出力して実際に電圧降下を発生させ、当該電圧降下の検出値から補正幅を算出することを特徴とする。このようにすれば、環境条件や経時変化によって素子の特性が変動しても、この変動に追随して画像データの補正幅を算出することができる。
上のようにして補正値を算出したら、当該補正値を加算することによって画像データを補正し(S1208)、補正後の画像データに基づいて輝度信号を出力する(S1209)。その後、当該ラインが最終ラインでなければ(S1210:NO)、内部変数nの値を1だけ増加させて(S1211)、ステップS1203に進んで上記の処理を繰り返す。最終ラインの処理を終えた後は(S1210:YES)、処理を終了する。
このようにすれば、TFT基板300上にモニター素子1100を実装し、ソースIC302にモニター回路1101を追加するだけでよく、従来技術のように封止板301上に電源配線を設けることなく、電圧降下に起因するOLED201の輝度ムラを補正することができるので、輝度ムラ補正に要するコストを抑制することができる。
[3]第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置は、上記第1、2の実施の形態に係る画像形成装置1と概ね同様の構成を備える一方、電源配線421における電圧降下を計算と測定の双方を用いることによって取得する点を特徴とする。以下、主として特徴点に着目して説明する。なお、以下において、上記第1、2の実施の形態において対応する部材がある場合には同じ符号を適用する。
本実施の形態に係るTFT基板300は、上記第2の実施の形態のものと同様の構成を備えており、一部の接続点450の電圧降下を検出することができる。
図14は、本実施の形態に係る制御部112の動作を示すフローチャートである。図14のフローチャートの中で本実施の形態の特徴となるのは、ステップS1406における接続点450における電圧降下の算出である。ステップS1406においては、ステップS1405において検出した電圧降下を用いて、他の接続点450の電圧降下を計算する。
すなわち、式(1)においては、定電圧源420からの電圧低下を計算したが、本実施の形態においては、電圧降下を検出した接続点450からの電圧降下のみを計算する。すなわち、式(1)における△Vdownが最も近い接続点450からの電圧降下となるように算出し、当該接続点450の検出値に算出した△Vdownを加算して、電圧降下の算出値とするものである。
図15は、補間計算によって得られた電圧降下を示すグラフである。図15においては、番号m1、m2、m3、…、mk等の接続点450の電圧降下Vc(m1)、Vc(m2)、Vc(m3)、…、Vc(mk)と、これらの検出値から式(1)によって得られた電圧降下が示されている。図15に示されるように、検出値と一般的な補間式のみを用いて補間計算した図13と比較して、より詳しい電圧降下が算出される。
このようにすれば、電圧降下の検出値を用いる点で、上記第2の実施の形態と同様に、環境条件や経時変化によって素子の特性が変動しても、この変動に追随して画像データの補正幅を算出することができる。また、式(1)により、配線抵抗R(i)や各トランジスター430のVI特性を用いて電圧低下を算出するので、より精度の高い補正が可能となる。また、上記第2の実施の形態と同様に輝度ムラ補正に要するコストを圧縮することができる。
[4]第4の実施の形態
本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置は、上記第3の実施の形態に係る画像形成装置1と概ね同様の構成を備える一方、電圧降下を算出するために使用する各素子の特性データ(配線抵抗R(i)やトランジスター430のVI特性など)を更新する点において相違する。以下、主として相違点に着目して説明する。以下においても、上記実施の形態において対応する部材がある場合には同じ符号を適用する。
図16は、本実施の形態に係る制御部112の構成を示すブロック図である。図16に示されるように、本実施の形態に係る制御部112は更に不揮発性メモリ1200を備えていることを特徴とする。不揮発性メモリ1200は、CPU800によって書き換え可能であって、配線抵抗R(i)やトランジスター430のVI特性などの素子特性データが記憶されている。
図17は、本実施の形態に係る素子特性データの更新処理を示すフローチャートである。図17に示されるように、制御部112は、まず、内部変数mの値を1に初期化して(S1701)、m番目のOLED201を点灯させる(S1702)。そして、m番目の接続点450にモニター素子1100が接続されている場合には(S1703:YES)、当該モニター素子1100の検出値を参照する(S1704)。
また、当該m番目の接続点450にモニター素子1100が接続されていない場合には(S1703:NO)、上記第2の実施の形態や、第3の実施の形態にて説明したように、他のモニター素子1100の検出値から当該m番目の接続点450の電圧降下を算出する(S1705)。このようにして、得られた電圧降下から(m−1)番目の接続点450とm番目の接続点450との間の電源配線421の配線抵抗R(m)やトランジスター430のVI特性などの素子特性データを特定する(S1706)。
そして、制御部112は、特定した素子特性データを不揮発性メモリ1200に書き込んで保存する(S1707)。素子特性データを特定するには、例えば、電圧降下と素子特性データとの対応表をROM801に記憶させておき、当該対応表を参照することによって行えばよい。このようにすれば、複雑な計算を要することなく素子特性データを特定することができる。
その後、内部変数mの値がOLED201の総数Mに満たなければ(S1708:YES)、内部変数mの値を1だけ増加させてステップ1702に進み、次のOLED201を点灯させる等、上記の処理を繰り返す。また、内部変数mの値がMに達したら(S1708:NO)、処理を終了する。
以上のようにすれば、不揮発性メモリ1200に保存される素子特性データを更新することができる。従って、上記、第1の実施の形態や第3の実施の形態の場合には、最新の素子特性データを用いて画像データを補正することができるので、OLED201の発光輝度の補正精度を向上させることができる。
また、上述のように、素子特性データを保持するための不揮発性メモリ1200を制御部112に実装するだけでよいので、OLEDパネル200に手を加える必要が全くないので、OLEDパネル200のコストを増大させることなく、電圧降下による輝度ムラを防止することができる。
[5]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては特に言及しなかったが、OLED201は、透過光率、発光効率特性について個体差がある。また、駆動回路にも統制等について個体差があるので、これらのバラツキを補正するためにデジタル輝度信号はOLED201毎に個別に調整すべきである。
(2)上記実施の形態においては、画像形成装置として所謂タンデム型のカラー複合機を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでも無く、これに代えて、モノクロ複合機や、プリンタ装置、プリンタ装置にスキャナーを追加した複写装置、複写装置に通信機能を追加ファクシミリ装置など単機能機に本発明に係る光書込み装置を搭載しても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置は、発光素子の発光量低下を補正する装置
として有用である。
1…………画像形成装置
112……制御部
123……光書込み装置
201……OLED
300……TFT基板
302……ソースIC
310……輝度信号出力部
401……DAC
410……サンプルホールド回路
414……キャパシター
420……定電圧源
421……電源配線
430……薄膜トランジスター
1100…モニター素子
1101…モニター回路
1200…不揮発性メモリ

Claims (9)

  1. ライン状に配置された電流駆動型の発光素子群と、
    前記発光素子群に沿って延伸し、前記発光素子群に電力を供給する電源線と、
    前記電源線に接続された定電圧源と、
    前記発光素子毎に発光量を指示する指示電位を出力する指示回路と、
    前記電源線と前記発光素子との間に介在され、前記電源線との接続点における電位と、前記指示回路が出力した指示電位との電位差に応じて、前記発光素子に入力される駆動電流を制御する駆動回路群と、を有し、
    感光体を露光して1ラインずつ静電潜像を形成する光書込み装置であって、
    前記指示電位の出力に先立って、前記各接続点電位を特定する電位特定手段と、
    特定された接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差分だけ、指示電位を補正する補正手段と、を備える
    ことを特徴とする光書込み装置。
  2. 前記電位特定手段は、前記電源線の線路抵抗と、前の1ライン分の露光時における各発光素子の駆動電流量と、から前記接続点電位を算出することによって特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  3. 前記電位特定手段は、前記接続点の一部については測定によって接続点電位を特定し、
    他の接続点の電位については、前記測定した接続電位を用いて算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  4. 前記電位特定手段は、前記算出には前記接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差の発生に寄与する回路素子の特性データを用いる
    ことを特徴とする請求項3に記載の光書込み装置。
  5. 前記発光素子を発光させながら、前記接続点毎に電位を測定することによって、前記接続点電位と前記定電圧源の電位との電位差の発生に寄与する回路素子の特性データを取得する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の光書込み装置。
  6. 前記発光素子はOLEDである
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の光書込み装置。
  7. 前記駆動回路群は、薄膜トランジスターからなっている
    ことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の光書込み装置。
  8. 前記駆動回路毎に前記指示回路が出力する指示電位を保持するS/H回路を備え、
    当該S/H回路は薄膜トランジスターからなっている
    ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の光書込み装置。
  9. 請求項1から8の何れかに記載の光書込み装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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