JP2015112804A - 伝票 - Google Patents

伝票 Download PDF

Info

Publication number
JP2015112804A
JP2015112804A JP2013256743A JP2013256743A JP2015112804A JP 2015112804 A JP2015112804 A JP 2015112804A JP 2013256743 A JP2013256743 A JP 2013256743A JP 2013256743 A JP2013256743 A JP 2013256743A JP 2015112804 A JP2015112804 A JP 2015112804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip
peeling start
adhesive layer
layer
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013256743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6264868B2 (ja
Inventor
俊輔 宮内
Shunsuke Miyauchi
俊輔 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2013256743A priority Critical patent/JP6264868B2/ja
Publication of JP2015112804A publication Critical patent/JP2015112804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6264868B2 publication Critical patent/JP6264868B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 片手の指で簡単に剥離しやすい作業性のよい伝票を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、基材62に対して接着剤層70を介して剥離可能に接着された伝票用紙61を含む伝票20において、前記伝票用紙61の剥離開始部10となる角部の領域に前記接着剤層70が形成されていない接着剤層抜き領域が設けられ、前記接着剤層抜き領域に対応する伝票用紙61の表出面にカール発生用コーティング剤層60を設けたことを特徴とする伝票20により上記の課題を解決した。【選択図】 図1

Description

本発明は、伝票に関し、さらに詳しくは、接着剤層抜き領域に対応する伝票用紙の表出面にカール発生用コーティング剤層を設けた伝票に関する。
従来より、連接された配送票と貼付票と配送控とからなる配送伝票を分断する引き剥がし用切込みの下辺コーナー部に剥離開始部を有する配送伝票について提案されている。この剥離開始部は接着剤層が形成されていないため、剥離開始部を「きっかけ」にして剥がすことによって配送票をラベル基材から容易に剥がすことができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、下辺コーナー部の剥離開始部は、ラベル基材と接着剤層で接着されてはいないが、指で剥離開始部をつまんで剥離するのが困難であり、取扱いが不便であるという問題があった。
また、特許文献2には、剥離開始部を設けることによりラベル帳票の印字エリアが小さくなるという問題があり、そのため剥離開始部にハーフカットを形成することでラベル基材から剥離しやすいような策が講じられている。
しかしながら、ハーフカットは、ラベル基材の剥離開始部に相当する部分に形成されており、表出面にあるラベル帳票の剥離開始部には形成されていないため両手を使用する必要があるというように作業性がよくないという問題があった。
特開2013−107238号公報 特許第4747453号公報
そこで、剥離開始部の表出面にコーティング剤層を設けたことにより剥離開始部が凸状あるいは凹状にカールし、片手の指で簡単に剥離しやすい作業性のよい伝票を提供することを目的とする。
本発明に係わる伝票は、以下の各発明により上記課題を解決した。なお、以下の各発明に付した括弧内の符号は、図面に付した符号と対応している。
本発明に係わる第1の発明は、基材(62)に対して接着剤層(70)を介して剥離可能に接着された伝票用紙(61)を含む伝票(20)において、前記伝票用紙(61)の剥離開始部(10)となる角部の領域に前記接着剤層(70)が形成されていない接着剤層抜き領域が設けられ、前記接着剤層抜き領域に対応する伝票用紙(61)の表出面にカール発生用コーティング剤層(60)を設けたことを特徴とする伝票(20)である。
本発明に係わる第2の発明は、第1の発明において、前記カール発生用コーティング剤層(60)が電離放射線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂から形成されていることを特徴とする伝票(20)である。
本発明に係わる第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記カール発生用コーティング剤層(60)が透明樹脂層で形成されていることを特徴とする伝票(20)である。
剥離開始部をなす表出面にカール発生用コーティング剤層を形成し、紫外線または熱を照射することによりコーティング剤が瞬時に硬化収縮または熱収縮し内部応力によりカール発生用コーティング剤層の下層の伝票用紙を凸状あるいは凹状にカールさせる効果がある。そのため、剥離開始部が凸状あるいは凹状にカールし浮いてめくれるので剥離開始部を片手の指で簡単に剥離しやすい作業性のよい伝票が得られるという効果がある。
本実施形態に係わる伝票の正面図の一例である。 本実施形態に係わる伝票における剥離開始部の側面図の一例である。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳述する。
図1は、本実施形態に係わる伝票の正面図の一例である。
図1において、10は剥離開始部、20は伝票、61は伝票用紙、60はカール発生用コーティング剤層、30は伝票、40は剥離開始部、41は剥離開始部、50は伝票用紙、51は伝票用紙、52は伝票用紙を示している。
図1(A)において、剥離開始部10は直角三角形の形状に設けられているが、通常は、直角二等辺三角形である。すなわち伝票20が正方形もしくは長方形であることを前提にしているのであって、前記伝票の角部の角度が90°になっているため、直角三角形であれば、頂点または前記頂点に接する2辺のどちら側から前記剥離開始部10を剥離しても剥がしやすくなるからである。
伝票20が正方形あるいは長方形以外の形状の場合であって、剥離開始部10の角部の角度が鋭角の場合には鋭角三角形になる。前記剥離開始部10の角部の角度が鈍角の場合には鈍角三角形となる。
伝票の形態によっては、剥離開始部となる領域の形状は必ずしも直角三角形でなくてもよく、四角形、多角形、さらには円形であってもよい。直角三角形の角部をカットして台形のような形状に成形することも可能である。
伝票20の角部に直角三角形の形状の剥離開始部10が設けられているが、伝票の4隅に自由に設けることができる。また、角部以外の端辺であっても、前記剥離開始部10を自由に設定することも可能である、その場合の形状は三角形に限定されず、半円形の剥離開始部でもよく、その形状はどのようなものでもよい。
本発明の伝票は単独で用いてもよく、連接された配送票と貼付票と配送控とからなる配送伝票に用いてもよく、伝票だけではなく、シールあるいはラベルとして用いてもよい。
剥離開始部10は必ずしも伝票の角部になくてもよい。例えば、図1(B)のように伝票30のうち剥離開始部40が中央の伝票用紙51に形成されている場合もある。
剥離開始部10の裏面は、接着剤層抜き領域であるが、剥離開始部10が擦れて基材62から剥がれないように疑似接着剤層を形成し弱接着していてもよい。
図1(A)の剥離開始部10の表出面に形成されるカール発生用コーティング剤層60は、通常剥離開始部10である直角三角形と同じ面積で形成されるのが好適である。剥離開始部10を凸状あるいは凹状にカールさせるためのカール発生用コーティング剤層60の形成面積は、60%以上が好ましい。
図2は、本実施形態に係わる伝票における剥離開始部の側面図の一例である。
図2において、60はカール発生用コーティング剤層、61は伝票用紙、62は基材、70は接着剤層である。
接着剤層70に用いられる接着剤としては、透明性のあるものが好ましく、材料としては水系アクリルエマルジョン接着剤を用いることができるがこれに限定されるものではない。その他の材料としては、例えば膠(コラーゲン、水溶性コラーゲン)、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類;スターチ、酸化澱粉等の澱粉類;天然ゴム系、スチレンーブタジエン共重合体等の合成ゴム系;アクリル酸エステル−メタクリル酸エステルの共重合体等のアクリル樹脂;シアノアクリレート系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリ酢酸ビニル系樹脂;ポリビニルアルコール等の水溶性合成樹脂;オレフィン−無水マレイン酸樹脂等のオレフィン系樹脂;アミノ樹脂;フェノール樹脂;エポキシ樹脂;ポリウレタン系樹脂;メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂等のアルデヒド系樹脂;ポリオレフィン系等のホットメルト型樹脂;ポリビニルアセタール樹脂;エラストマー系樹脂を適宜選択して使用できる。使用方法としては接着剤を単独または混合して使用できる。また必要に応じて接着付与剤、可塑剤、軟化剤、硬化剤などを加えることもできる。接着剤の形式としては、水系、溶剤系、ワックス系、ホットメルト系、紫外線硬化型系、圧着系等、その種類を選ばない。この接着剤の形成方法としてはグラビア法、ロールコート法などにより形成される。
本発明で使用される伝票20あるいは伝票30は、白色の上質紙が用いられるが、コロナ処理やマット処理等により表面を処理しておけば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニル等の合成樹脂フィルム等を使用することもできる。厚さ50μm〜200μmの用紙あるいは合成樹脂フィルムを用いた。
図2では、伝票20がコスト的に安価な2層構成の場合を例示しているが、印字用基材/タック紙基材/剥離紙のような3層構成でもよい。この場合、印字用基材の角部に剥離開始部が形成されている。3層構成は、さらに具体的には印字用基材/剥離層/接着剤層/タック紙基材/粘着剤層/剥離紙の構成になっている。当然、印字用基材の角部に設けられている剥離開始部の裏面には剥離層ならびに接着剤層は形成されていない。印字用基材/剥離層/接着剤層/タック紙基材/粘着剤層/剥離紙から構成される3層構成は、使い勝手が良く、宣伝広告の印刷も可能であり、落伝も発生し難いという長所がある。
電離放射線とは、ある媒質において電離、励起をもたらす放射線のことである。これに含まれるものには電子、陽子、α粒子といった高エネルギーの荷電粒子や高エネルギーの紫外線、X線、γ線がある。電離放射線はさらに分類するなら、原子、分子を直接に電離する性質を持つ直接電離性放射線と、原子の束縛電子や原子核と相互作用して荷電粒子線を発生させ、二次的に発生した荷電粒子線が物質を電離する間接電離性放射線とに分類することができる。直接電離性放射線としてはα線や電子線、β線、陽電子線、陽子線、重陽子線、三重陽子線、重イオン線、荷電中間子線などが挙げられる。間接電離性放射線としてはX線やγ線、中性子線、中性微子(ニュートリノ)、非荷電中間子線などが挙げられる。この中で電子線源としては、コックロフトワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、或いは直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器を使用し、100〜300keVのエネルギーを持つ電子を照射する。紫外線源としては超高圧水銀燈、高圧水銀燈、低圧水銀燈、カーボンアーク、ブラックライトランプ、メタルハライドランプ等の光源を使用する。
電離放射線硬化型樹脂としては、分子中に重合性不飽和結合またはエポキシ基を有するプレポリマー、オリゴマー、または単量体を適宜混合した組成物を用いる。前記プレポリマー、オリゴマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミンアクリレート等のアクリレート類等がある。前記単量体の例としては、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系単量体、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ブトキシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸−2−(N、N−ジエチルアミノ)エチル、メタクリル酸−2−(N、N−ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−(N、N−ジベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N、N−ジメチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N、N−ジエチルアミノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミド、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート等の化合物、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコールアクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート等の多官能性化合物、または分子中に2個以上のチオール基を有するポリチオール化合物、例えば、トリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコール等がある。
以上の化合物を必要に応じ1種もしくは2種以上混合して用いるが、樹脂組成物に通常の塗工適性を付与するために、前記プレポリマーまたはオリゴマーを5重量%以上、前記単量体またはポリチオールを95重量%以下とすることが好ましい。また、電離放射線硬化型樹脂として透明性のあるものがよい。
カール発生用コーティング剤層60が紫外線硬化型樹脂の場合に紫外線(波長100nm〜400nm)を0.2秒という短い時間照射し硬化させると図2(C)から図2(D)のように剥離開始部10が基材62に対して凸状あるいは凹状にカールする。伝票20に熱溶融形熱転写プリンター、昇華型熱転写プリンター、レーザープリンターで印字するなど、それほど高くない熱を加えると凸状あるいは凹状にカールする状態がより顕著になった。これは、コーティング剤が紫外線により光化学反応を起こしてコーティング剤の内部に向かって内部応力が加わり分子が硬化収縮あるいは熱収縮するためである。
本発明では、硬化時の紫外線硬化型樹脂の収縮率が大きいため接着不良を生じやすいというデメリットをメリットに変えたわけである。また、紫外線硬化型樹脂は、摩擦などの耐性に優れているので剥離開始部10として用いるのに好適である。
カール発生用コーティング剤層60に用いられる紫外線硬化型樹脂は、紫外線のエネルギーで光化学反応を起こし、液体から固体へ秒単位で変化する樹脂である。紫外線硬化型樹脂の成分は、例えば、顔料、光重合性樹脂、光重合開始剤、着色剤、補助剤からなる。光重合性樹脂としては、不飽和ポリエステル系、アクリレート系、メタクリレート系等を用いることができる。光重合開始剤は、ベンゾフェノン系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン系等を使用することができる。紫外線硬化型樹脂は、透明性のあるものがよく、顔料や着色剤のない成分を選択するのが好ましい。
剥離開始部10が凸状あるいは凹状のどちらにカールするかは、紫外線硬化型樹脂の種類、熱の印加状態、作業環境上の湿度等に影響される。
また、硬化の度合いは紫外線硬化型樹脂を剥離開始部10に塗工した場合の膜厚にも左右されるが、塗工された紫外線硬化型樹脂の表面は空気中の酸素と反応し、活性が落ちて硬化速度が遅くなり、表面がべたつくことがある。これを回避するため、若干の熱を印加すると硬化速度が速くなり手触りが良く作業性が向上する。
あまり厚く塗工すると、紫外線硬化型樹脂の内部まで紫外線エネルギーが届きにくくなるので硬化不良となり剥離開始部10との接着力が低下してしまう恐れがある。すなわち本発明のように、紫外線硬化型樹脂が透明であると、硬化性が下層の剥離開始部10の紫外線吸収率あるいは紫外線反射率に寄与するので、剥離開始部10は、紫外線反射率の高い材料を用いることが好ましい。
硬化と同時に紫外線硬化型樹脂の剥離開始部10への接着性も重要である。紫外線硬化型樹脂の紫外線照射の前に剥離開始部10に予備加熱してから紫外線を照射すると接着性が増大することが明らかとなった。また紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射してから剥離開始部10に後加熱を行うと接着性が増大することも明らかとなった。さらに、極性基を有する樹脂やカップリング剤などの接着付与剤も効果があることが明らかとなった。紫外線硬化型樹脂の形体としては、一液型紫外線硬化型樹脂、二液型紫外線硬化型樹脂、熱硬化併用型紫外線硬化型樹脂、水性型紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
熱硬化型樹脂としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂、メラミン/尿素共縮合樹脂、珪素樹脂、ポリシロキサン樹脂等があり、これらに必要に応じて、架橋剤、重合開始剤等の硬化剤、重合促進剤、溶剤、粘度調整剤、体質顔料等を添加する。硬化剤として、通常、イソシアネートが不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂に、アミンがエポキシ樹脂に、メチルエチルケトンパーオキサイド、等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のラジカル開始剤が不飽和ポリエステル系樹脂に良く使用される。イソシアネートとしては、2価以上の脂肪族または芳香族イソシアネートを使用できるが、熱変色防止、耐候性の点から脂肪族イソシアネートが望ましい。具体例としては、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート等が挙げられる。
また、硬化反応を促進するために、必要に応じて塗工後に加熱してもよい。さらに、熱硬化型樹脂としては透明性のあるものがよい。
以下、具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
剥離開始部10を有する伝票用紙61、接着剤層70、基材62の構成からなる伝票20を用い、剥離開始部10の表出面にカール発生用コーティング剤層60を形成した。
伝票20には、連量55Kg/四六判(788mm×1091mm)程度の上質紙を用いた。
(実施例2)
印字用基材/タック紙基材/剥離紙の構成からなる伝票を用い、剥離開始部の表出面にカール発生用コーティング剤層を形成した。
伝票には、連量55Kg/四六判(788mm×1091mm)程度の上質紙を用いた。
(実施例3)
複数の伝票片、例えば、配送票,受領票などが、粘着剤が塗布された基材の片面に引き剥がし可能な状態で並置されているNIP(ノンインパクトプリンター)でプリントした「1パート配送伝票」を用い、剥離開始部の表出面にカール発生用コーティング剤層を形成した。
伝票には、連量55Kg/四六判(788mm×1091mm)程度の上質紙を用いた。
10 剥離開始部
20 伝票
30 伝票
40 剥離開始部
41 剥離開始部
50 伝票用紙
51 伝票用紙
52 伝票用紙
60 カール発生用コーティング剤層
61 伝票用紙
62 基材
70 接着剤層

Claims (3)

  1. 基材に対して接着剤層を介して剥離可能に接着された伝票用紙を含む伝票において、前記伝票用紙の剥離開始部となる角部の領域に前記接着剤層が形成されていない接着剤層抜き領域が設けられ、前記接着剤層抜き領域に対応する伝票用紙の表出面にカール発生用コーティング剤層を設けたことを特徴とする伝票。
  2. 前記カール発生用コーティング剤層が電離放射線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1記載の伝票。
  3. 前記カール発生用コーティング剤層が透明樹脂層で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の伝票。
JP2013256743A 2013-12-12 2013-12-12 伝票 Active JP6264868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013256743A JP6264868B2 (ja) 2013-12-12 2013-12-12 伝票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013256743A JP6264868B2 (ja) 2013-12-12 2013-12-12 伝票

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015112804A true JP2015112804A (ja) 2015-06-22
JP6264868B2 JP6264868B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=53527058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013256743A Active JP6264868B2 (ja) 2013-12-12 2013-12-12 伝票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6264868B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319848A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Kyodo Shiko Kk シュリンクラベル
JP2012024939A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票
JP2013049215A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Yamato Transport Co Ltd 帳票印刷用シート及び配送用伝票
JP2013107238A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319848A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Kyodo Shiko Kk シュリンクラベル
JP2012024939A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票
JP2013049215A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Yamato Transport Co Ltd 帳票印刷用シート及び配送用伝票
JP2013107238A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票

Also Published As

Publication number Publication date
JP6264868B2 (ja) 2018-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020525609A5 (ja)
JP2005070686A (ja) 貼着シート組合せ体
JP6264868B2 (ja) 伝票
JPH10212461A (ja) 粘着シート及び粘着シート積層体
JP2814074B2 (ja) 転写シート
JP2000086984A (ja) 粘着シートの製造方法
JP2008145720A (ja) 情報隠蔽シール
JP4714419B2 (ja) マイクロカプセル化紫外線硬化型感圧接着剤およびそれを用いた情報担持シート
JP2000206888A (ja) タックラベル及びその製造方法
JPH08141499A (ja) 化粧鋼板
JP4582734B2 (ja) 紫外線硬化型感圧接着剤を用いた感圧接着性プリント用シート
JP3959568B2 (ja) ラベル・カード複合体の作成方法
JPH10263466A (ja) 感圧接着性プリント用シート
JPH02189574A (ja) 複合表示用ラベルシート
JP2001098226A (ja) Uv硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性シート
JP2003276367A (ja) 情報隠蔽用シート
JP2001098227A (ja) Uv硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性シート
JP2001226644A (ja) 紫外線硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性プリント用シート
JP2001294820A (ja) 紫外線硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性プリント用シート
JP2001011395A (ja) Uv硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性シート
JP2001226645A (ja) 紫外線硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性プリント用シート
JPH039838A (ja) 被覆用フィルム及びその貼着方法
JP2001214135A (ja) 紫外線硬化型感圧接着剤およびそれを用いた感圧接着性プリント用シート
JP2603497B2 (ja) 電離放射線硬化性積層体及びそれを用いた化粧材の製造方法
KR100505760B1 (ko) 압력감응성점착시이트 및 압력감응성점착시이트 적층체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161027

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6264868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150