JP2015104317A - コンバイン - Google Patents

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齋藤 学
Manabu Saito
学 齋藤
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Abstract

【課題】簡易の傾動型の排出用揚穀筒では、揚穀筒が斜めになった状態で排出するので、斜めにするための傾動スペース分に穀粒の搬送先であるタンクに接近できないという課題がある。【解決手段】グレンタンク5内の排出横螺旋10の終端はグレンタンク5の外部に設けた接続メタル11に接続し、該接続メタル11に接続した固定揚穀筒13を機体側に固定状態に設ける。、固定揚穀筒13の上部には該固定揚穀筒13に対して前後軸回りに回動自在に可動排出筒14を設け、可動排出筒14は前記固定揚穀筒13よりも軸心方向の長さを短く形成して排出装置12を構成したコンバイン。【選択図】図2

Description

本発明は、穀粒排出装置を備えたコンバインに係るものである。
従来、下方に走行装置を設けた機体フレームの上方に脱穀装置を設け、脱穀装置の側方にグレンタンクを設け、該グレンタンク内にはグレンタンク内の穀粒を排出する横螺旋を設け、横螺旋の終端に排出用揚穀筒の基部を横軸回動自在に取り付けた構成は、公知である(特許文献1参照)。
特開2006−340654号公報
前記公知例は、簡易の下部支点の傾動型の排出用揚穀筒であり、揚穀筒が斜めになった状態で排出するので、斜めにするための傾動スペース分に穀粒の搬送先であるタンクに接近できないという課題がある。
即ち、未刈り穀稈群と搬送先タンクとの間の作業スペースが狭い等の作業条件によっては、搬送先タンクへの接近が不可欠になることがあるが、公知例では、斜めにするための傾動スペースが必要になる分接近距離が遠くなる課題がある。
また、揚穀筒を傾動させて斜め状態で排出するので、揚穀筒の排出口の高さを低くするには、傾動角度が大きくなり、袋に穀粒を回収する作業が容易でないという課題がある。
また、下部支点の傾動型の排出用揚穀筒では、機体移動中に排出用揚穀筒が傾動する虞があるという課題がある。
本願は、排出装置の構成を工夫し、排出作業スペースを小さくして、タンクへの接近を可能とし、また、袋回収を容易にし、穀粒排出作業全般の作業効率を向上させたものである。
請求項1記載の発明は、下方に走行装置2を設けた機体フレーム1の上方に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の前側に刈取装置4を設け、前記脱穀装置3の側方にグレンタンク5を設け、該グレンタンク5内には穀粒を排出する排出横螺旋10を設け、該排出横螺旋10の終端はグレンタンク5の外部に設けた接続メタル11に接続し、該接続メタル11には固定揚穀筒13の下部を接続し、固定揚穀筒13は機体側に固定状態に設け、固定揚穀筒13の上部には該固定揚穀筒13に対して前後軸回りに回動自在に可動排出筒14を設け、可動排出筒14は前記固定揚穀筒13よりも軸心方向の長さを短く形成して排出装置12を構成したコンバインとしたものであり、可動排出筒14を側方の横位置に上方回動させて畦に停車させた運搬車26のタンク27の上方に臨ませて、穀粒排出を行う。また、縦位置にした可動排出筒14の下方に穀粒充填袋15を位置させて穀粒排出して、袋取りを行う。
請求項2記載の発明は、前記可動排出筒14の先端には可動排出筒14に対して伸縮するシュータ25を設けたコンバインとしたものであり、可動排出筒14の先端のシュータ25を運搬車26のタンク27の上方または穀粒充填袋15に臨ませて穀粒排出作業を行う。
請求項3記載の発明は、機体内側に回動させた縦位置状態の可動排出筒14の下方には、穀粒充填袋15を載置する袋用受け台32を設けたコンバインとしたものであり、縦位置状態の可動排出筒14の下方の袋用受け台32に穀粒充填袋15を載置して穀粒排出作業を行う。
請求項4記載の発明は、前記固定揚穀筒13内に揚穀螺旋17を軸装し、揚穀螺旋17の上部は固定揚穀筒13の上部に設けた上側固定接続メタル18に接続し、上側固定接続メタル18には上側可動接続メタル19を回転自在に取付け、上側固定接続メタル18と上側可動接続メタル19内には引継ぎ螺旋20の螺旋軸21を軸装し、可動排出筒14内には排出螺旋23を軸装し、可動排出筒14は螺旋軸21の軸心を支点として縦状態から横状態の間回動自在に構成したコンバインとしたものであり、グレンタンク5内の穀粒は排出横螺旋10により排出装置12の固定揚穀筒13内に入り、固定揚穀筒13の揚穀螺旋17により上側固定接続メタル18に揚穀され、揚穀された穀粒は上側固定接続メタル18から上側可動接続メタル19に引継ぎ螺旋20により搬送され、引継ぎ螺旋20から可動排出筒14内に入り排出される。
請求項1記載の発明では、可動排出筒14の先端を運搬車26のタンク27の上方に臨ませることができ、コンバインの機体を運搬車26のタンク27に接近させて穀粒排出することができる。また、縦位置にした可動排出筒14の下方に穀粒充填袋15を位置させて穀粒排出することができ、穀粒充填袋15への穀粒回収作業を容易にすることができる。
請求項2記載の発明では、可動排出筒14の先端のシュータ25により、運搬車26のタンク27または穀粒充填袋15に対する位置合わせを容易にして、排出作業を容易にすることができる。
請求項3記載の発明では、排出作業中の穀粒充填袋15の姿勢を安定させることができ、排出作業を容易にすることができる。
請求項4記載の発明では、排出装置12の固定揚穀筒13を固定状態に設置しているので、接続メタル11および固定揚穀筒13の構成を簡素にでき、しかも、固定揚穀筒13に対して可動排出筒14を回動自在に設けているので、運搬車26のタンク27または穀粒充填袋15への排出作業を容易にすることができる。
コンバインの斜視図。 同排出状態の背面図。 同側面図。 コンバインの他の実施形態の斜視図。 同背面図。 コンバインの他の実施形態の背面図。 コンバインの他の実施形態の背面図。 コンバインの他の実施形態の背面図。 同斜視図。 同斜視図。
本発明の一実施形態を図面により説明すると、1はコンバインの機体フレームであり、機体フレーム1の下方には走行装置2を設け、機体フレーム1の上方には脱穀装置3を設ける。4は脱穀装置3の前方に設けた刈取装置、5はグレンタンク、6は操縦部である。
グレンタンク5内には、グレンタンク5内の穀粒を排出する螺旋搬送式のタンク27内排出装置(排出横螺旋)10を設ける。
該排出横螺旋10の終端は前記機体フレーム1に設けた接続メタル11に接続し、接続メタル11にはグレンタンク5の外側に位置する排出装置12の固定揚穀筒13の下部を接続する。排出装置12は固定揚穀筒13をグレンタンク5あるいは任意の固定部に固定状態に取付け、固定揚穀筒13の上部に固定揚穀筒13の全長よりも短い可動排出筒14を横軸回動自在に取り付けて構成する(図3)。
そのため、可動排出筒14を側方に位置するように上方回動させて、穀粒運搬車26のタンク27の上方に臨ませて穀粒排出を行えるので、グレンタンク5を含めた機体近傍に穀粒運搬車26のタンク27を接近させた状態で穀粒排出可能となって、排出作業を容易にする(図2)。
また、可動排出筒14の下方に穀粒充填袋15を載置しての所謂「袋取り」の排出形態も選択でき、この点でも、排出作業を容易にする。
排出装置12の固定揚穀筒13と可動排出筒14の構成は任意であるが、一例を示すと、固定揚穀筒13内には揚穀螺旋17を設け、揚穀螺旋17の上部は固定揚穀筒13の上部に設けた上側固定接続メタル18に接続する。上側固定接続メタル18には上側可動接続メタル19を回転自在に取付け、上側固定接続メタル18と上側可動接続メタル19内には引継ぎ螺旋20の螺旋軸21を軸装し、可動排出筒14は螺旋軸21の軸心を支点として上下回動自在に構成する。
上側可動接続メタル19には可動排出筒14の基部を取付け、可動排出筒14内には排出螺旋23を軸装する。24は可動排出筒14の排出口である。
図示は省略するが、固定揚穀筒13に対して可動排出筒14の回動を固定する保持装置を設ける。例えば、固定揚穀筒13側の上側固定接続メタル18と、可動排出筒14の上側可動接続メタル19とのフランジ間に合成樹脂製のブレーキパッドを挾持させ、可動排出筒14を保持する。また、上側固定接続メタル18と上側可動接続メタル19のフランジに係合孔を形成し、係合孔に係合ピンを選択挿入して、可動排出筒14を保持するようにしてもよい。
可動排出筒14の排出口24には、伸縮自在にシュータ25を設ける。シュータ25は可動排出筒14と重なる縮小位置と可動排出筒14の軸心方向に伸長する伸長位置との間伸縮自在に構成する。
そのため、前記穀粒運搬車26のタンク27および穀粒充填袋15に対するシュータ25の先端排出位置の位置合わせを容易にし、排出作業を容易にする。
シュータ25の伸縮構成は、任意であるが、例えば、シュータ25を可動排出筒14の外周に摺動自在に取付け、シュータ25の内周面と可動排出筒14の外周面との摩擦抵抗により摺動位置に保持するとよい。
前記可動排出筒14の後側外周面には、操作用ハンドル30を設ける。
そのため、可動排出筒14の位置合わせを操作用ハンドル30により行え、操作性を向上させられる。
また、縦位置状態の可動排出筒14の下方には、穀粒充填袋15を載置する袋用受け台32を設ける。
そのため、袋用受け台32に穀粒充填袋15を載置して行う「袋取り」排出のとき、穀粒充填袋15の姿勢を安定させた状態で穀粒を排出充填させられ、操作性を向上させられる。
図4、図5は、排出装置12の他の実施形態を示し、固定揚穀筒13に取付ける可動排出筒14を固定揚穀筒13の全長と略同じとなるように構成する。
そのため、下部を支点として傾倒させる揚穀筒よりも接近した場所での穀粒充填袋15への穀粒充填作業が行え、作業性を向上させられる。
固定揚穀筒13と可動排出筒14の上部を接続する上側固定接続メタル18および上側可動接続メタル19は、グレンタンク5の上面よりも高い位置に配置する。
そのため、メンテナンス等で、可動排出筒14が水平状態のままでグレンタンク5をオープンさせたときに、グレンタンク5と可動排出筒14とが接触する等の互いの干渉を防止する。
排出装置12の可動排出筒14には、可動排出筒14の支持装置35を設ける(図6)。支持装置35は、略垂直状態から略水平状態までの任意の位置の可動排出筒14を支持する構成としている。
支持装置35の構成は、任意であるが、例えば、可動排出筒14側に支持杆36の基部を回動自在に取付け、支持杆36の先端を機体固定部に設けた係合溝37に選択的に係合させる。
図7は、支持装置35の他の実施形態を示し、前記係合溝37を機体後部に横方向に並設したものである。
図8は、排出装置12の可動排出筒14の回動(スイング)を、回動駆動装置40により行う構成としたものである。
可動排出筒14の上部の上側可動接続メタル19の外周面に、回転軸41を設け、回転軸41に受動歯車42を固定する。機体後部の支持フレーム43にモータ44を取付け、モータ44の出力歯車45と前記受動歯車42との間にチェン46を掛け回す。
回動駆動装置40は、モータ44により出力歯車45を正逆回転させて、回転軸41を回転させて可動排出筒14を回動させる。
なお、回転軸41は、上側固定接続メタル18および上側可動接続メタル19内に設けた引継ぎ螺旋20の螺旋軸21と同一軸心となるように配置する。
図9は、回動駆動装置40の他の実施形態を示し、手動操作により可動排出筒14を回動させる構成としたものである。
前記出力歯車45を出力操作軸50の一端に取付け、出力操作軸50の他端は操縦部6の近傍に臨ませ、出力操作軸50の他端にハンドル51を取付ける。
出力操作軸50は脱穀装置3とグレンタンク5の間に配置する。
なお、出力操作軸50の配置の理解を容易にするため、図8の出力歯車45を取付けたモータ44の出力軸に出力操作軸50の符号を付している。
回動駆動装置40は、ハンドル51により出力操作軸50を正逆回転させて、出力歯車45を回転させて可動排出筒14を回動させる。
図中、52は燃料タンク、53はエアクリーナー、54はプレクリーナーである。
(実施形態の作用)
エンジンを始動し、走行装置2により機体を走行させ、刈取装置4で刈稈を刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置3へ供給して脱穀する。
脱穀された穀粒は、グレンタンク5に一時貯留され、一定量貯留されると、グレンタンク5内の排出螺旋排出横螺旋10を作動させ、グレンタンク5内の穀粒は排出横螺旋10により排出装置12に搬送する。
排出装置12は、グレンタンク5に設けた接続メタル11に固定揚穀筒13の下部を接続し、排出装置12の固定揚穀筒13内には揚穀螺旋17を設け、揚穀螺旋17の上部は固定揚穀筒13の上部に設けた上側固定接続メタル18に接続し、上側固定接続メタル18には上側可動接続メタル19を回転自在に取付け、上側固定接続メタル18と上側可動接続メタル19内には引継ぎ螺旋20の螺旋軸21を軸装し、可動排出筒14は螺旋軸21の軸心を支点として上下回動自在に構成しているので、排出横螺旋10により搬送された穀粒は接続メタル11を介して排出装置12の固定揚穀筒13内に入り、固定揚穀筒13の揚穀螺旋17により上側固定接続メタル18に揚穀され、揚穀された穀粒は上側固定接続メタル18から上側可動接続メタル19に引継ぎ螺旋20により搬送され、引継ぎ螺旋20から可動排出筒14内に入り排出螺旋23により搬送排出される。
排出装置12は、固定揚穀筒13の上部に固定揚穀筒13の全長よりも短い可動排出筒14を横軸回動自在に取り付けて構成しているので、側方に上方回動させて横位置とした可動排出筒14を、穀粒運搬車26のタンク27の上方に臨ませて、タンク27に穀粒を排出する。
可動排出筒14は、固定揚穀筒13の上部を回動支点として回動するので、グレンタンク5を含めた機体近傍に穀粒運搬車26のタンク27を接近させた状態で穀粒排出可能となって、排出作業を容易にする。
即ち、従来の揚穀筒の下部を支点に回動させた場合、揚穀筒が斜めになっている部分にはタンク27を接近させられないが、本願では、水平位置の可動排出筒14の下方にタンク27を位置させられるので、グレンタンク5の近傍にタンク27を接近させて穀粒排出が行える。
したがって、本願では、幅広い圃場条件や作業条件で穀粒排出作業を行える。
また、通常、圃場では狭い畦道に停車させた軽トラックに、排出装置12の排出口の位置を合わせるが、従来の揚穀筒を下部を支点に傾倒させて排出させる構成では、傾倒状態での排出となり、本願のような水平状態での排出できないので、排出装置12の排出口の位置を合わせが容易ではない。
この点、本願では、可動排出筒14を水平状態に回動させてから、コンバインの機体をタンク27に接近させればよく、位置合わせを含めた排出作業を容易にする。
また、従来の下部支点の傾動型の排出用揚穀筒では、機体移動中に排出用揚穀筒が傾動する虞があるが、本願では、可動排出筒14が下方に向いているので、その虞はない。
また、排出装置12の可動排出筒14は縦状態(垂直状態)でも、排出可能なので、可動排出筒14の下方に穀粒充填袋15を配置して排出作業が行えるので、穀粒充填袋15への排出作業を容易にする。
なお、運搬車26のタンク27の高さが低い場合は、機体を接近させてから、可動排出筒14を上方回動させるが、作業条件によっては、可動排出筒14を上方回動させた状態で機体を接近させることもでき、作業形態は任意であり、この点でも、種々の作業形態を選択することができ、作業性を向上させられる。
可動排出筒14内には排出螺旋23を軸装しているので、可動排出筒14を傾斜状態にして排出する場合でも、排出螺旋23により穀粒を円滑に搬送する。
可動排出筒14の排出口24には、伸縮自在にシュータ25を設けているので、穀粒運搬車26のタンク27および穀粒充填袋15に対するシュータ25の先端排出位置の位置合わせを容易にし、排出作業を容易にする。
可動排出筒14の後側外周面には、操作用ハンドル30を設けているので、可動排出筒14の排出口24の位置合わせを操作用ハンドル30により行え、操作性を向上させられる。
縦位置状態の可動排出筒14の下方には、穀粒充填袋15を載置する袋用受け台32を設けているので、袋用受け台32に穀粒充填袋15を載置して行う「袋取り」排出のとき、穀粒充填袋15の姿勢を安定させた状態で穀粒を排出充填させられ、操作性を向上させられる。
固定揚穀筒13と可動排出筒14の上部を接続する上側固定接続メタル18および上側可動接続メタル19は、グレンタンク5の上面よりも高い位置に配置しているので、メンテナンス等で、可動排出筒14が水平状態のままでグレンタンク5をオープンさせたときに、グレンタンク5と可動排出筒14とが接触する等の互いの干渉を防止する。
図4の排出装置12の他の実施形態では、固定揚穀筒13に取付ける可動排出筒14を固定揚穀筒13の全長と略同じとなるように構成しているので、下部を支点として傾倒させる揚穀筒よりも接近した場所での穀粒充填袋15への穀粒充填作業が行え、作業性を向上させられる。
排出装置12の可動排出筒14には、略垂直状態から略水平状態までの任意の位置の可動排出筒14を支持する支持装置35を設けているので、支持装置35の支持杆36の先端を係合溝37に選択的に係合させると、支持装置35により可動排出筒14を支持し、排出作業を容易に行える。
排出装置12の可動排出筒14の回動を、回動駆動装置40により行う構成としているので、モータ44により出力歯車45を正逆回転させて、回転軸41を回転させて可動排出筒14を回動させる。
また、図8〜図10の回動駆動装置40では、出力歯車45を出力操作軸50の一端に取付け、出力操作軸50の他端は操縦部6の近傍に臨ませ、出力操作軸50の他端にハンドル51を取付けているので、ハンドル51により出力操作軸50を正逆回転させて、出力歯車45を回転させて可動排出筒14を回動させる。
なお、前記した各実施形態は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
1…フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…操縦部、5…グレンタンク、6…操縦部、10…排出横螺旋、11…接続メタル、12…排出装置、13…固定揚穀筒、14…可動排出筒、15…穀粒充填袋、17…揚穀螺旋、18…上側固定接続メタル、19…上側可動接続メタル、20…引継ぎ螺旋、21…螺旋軸、23…排出螺旋、24…排出口、25…シュータ、26…運搬車、27…タンク、30…操作用ハンドル、32…袋用受け台、35…支持装置、36…支持杆、37…係合溝、40…回動駆動装置、41…回転軸、42…受動歯車、43…支持フレーム、44…モータ、45…出力歯車、46…チェン、50…出力操作軸、51…ハンドル、52…燃料タンク、53…エアクリーナー、54…プレクリーナー。

Claims (4)

  1. 下方に走行装置(2)を設けた機体フレーム(1)の上方に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前側に刈取装置(4)を設け、前記脱穀装置(3)の側方にグレンタンク(5)を設け、該グレンタンク(5)内には穀粒を排出する排出横螺旋(10)を設け、該排出横螺旋(10)の終端はグレンタンク(5)の外部に設けた接続メタル(11)に接続し、該接続メタル(11)には固定揚穀筒(13)の下部を接続し、固定揚穀筒(13)は機体側に固定状態に設け、固定揚穀筒(13)の上部には該固定揚穀筒(13)に対して前後軸回りに回動自在に可動排出筒(14)を設け、可動排出筒(14)は前記固定揚穀筒(13)よりも軸心方向の長さを短く形成して排出装置(12)を構成したコンバイン。
  2. 請求項1記載の発明において、前記可動排出筒(14)の先端には可動排出筒(14)に対して伸縮するシュータ(25)を設けたコンバイン。
  3. 請求項1または請求項2記載の発明において、機体内側に回動させた縦位置状態の可動排出筒(14)の下方には、穀粒充填袋(15)を載置する袋用受け台(32)を設けたコンバイン。
  4. 請求項3記載の発明において、前記固定揚穀筒(13)内に揚穀螺旋(17)を軸装し、揚穀螺旋(17)の上部は固定揚穀筒(13)の上部に設けた上側固定接続メタル(18)に接続し、上側固定接続メタル(18)には上側可動接続メタル(19)を回転自在に取付け、上側固定接続メタル(18)と上側可動接続メタル(19)内には引継ぎ螺旋(20)の螺旋軸(21)を軸装し、可動排出筒(14)内には排出螺旋(23)を軸装し、可動排出筒(14)は螺旋軸(21)の軸心を支点として縦状態から横状態の間回動自在に構成したコンバイン。
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