JP2015104221A - 発電機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、内燃機関の振動を低減することができる発電機の制御装置を提供することを目的としている。
【解決手段】このため、内燃機関の駆動力により発電を行う発電機を備え、内燃機関の振動を抑制するために所定期間発電トルクを発生させるよう発電機を制御する発電機の制御装置において、内燃機関は複数の気筒を備え、複数の気筒のうち出力が高い気筒を設定し、設定された気筒の燃焼行程中に発電トルクが発生するよう発電機を制御する制御装置を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は発電機の制御装置に係り、特に内燃機関の振動抑制を図る発電機の制御装置に関するものである。
一般的に発電機は、内燃機関のクランクシャフトから動力を得て、発電を行うものが知られている。
このような発電機において、例えば下記の特許文献1は、内燃機関の回転変動によって生じる回転子の慣性トルクを低減させるように発電トルクを発生させるべく励磁電流を制御する発電機の制御装置が開示されている。
具体的には、内燃機関の回転数が高くなる期間に発電トルクが発生するように励磁電流を制御するものである。
この発明によれば、回転子の慣性トルクを低減するように発電トルクを発生させるため、内燃機関は回転変動が低下し振動を抑制すると共に、内燃機関と発電機とに巻きかけられた伝達ベルトの張力変動を低減することができるとしている。
また、励磁電流の制御方法は、発電機を制御する発電制御装置に外部接続用のC端子を設け、このC端子に電子制御装置(ECU)を接続し、電子制御装置の信号に基づいて発電機を制御する車両用発電制御装置が開示されている。
特開2003−74797号公報 特開2009−44911号公報
ところで、従来の複数の気筒を備える内燃機関においては、第1気筒の燃焼による角速度と第2気筒の燃焼による角速度とに差が生じることがある。
この現象は、いずれかの吸気工程では十分な吸気が行われ、他方の気筒では吸気が少ないことが原因である。
つまり、吸気が十分な気筒は、燃焼が十分に行われ角速度が高くなり、他方の気筒は吸気が少ないため燃焼が小さく角速度が低くなる。
このような現象が生じると、内燃機関に振動が生じ易くなる問題がある。
なお、この現象は、不等間隔爆発型の内燃機関に顕著に見られ、この形式の内燃機関を使用する場合に振動が問題となるという不都合がある。
不等間隔爆発型の内燃機関とは、複数の気筒を備えた内燃機関において、ある気筒の上死点とその次に燃焼する気筒の上死点の間隔が、他の上死点と上死点との間隔と異なる内燃機関をいう。
具体的には、4つの気筒を備えた内燃機関において、第1気筒の上死点とその次に燃焼する第2気筒の上死点との間隔が、他の上死点と上死点との間隔より長い又は短い内燃機関である。
この発明は、内燃機関の振動を低減することができる発電機の制御装置を提供することを目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、内燃機関の駆動力により発電を行う発電機を備え、前記内燃機関の振動を抑制するために所定期間発電トルクを発生させるよう前記発電機を制御する発電機の制御装置において、前記内燃機関は複数の気筒を備え、前記複数の気筒のうち出力が高い気筒を設定し、前記設定された気筒の燃焼行程中に前記発電トルクが発生するよう前記発電機を制御する制御装置を備えることを特徴とする。
この発明によれば、制御装置は、高い出力が発生する気筒の燃焼期間中に発電トルクを発生させ、出力を抑制するため、出力が高い気筒と低い気筒との角速度差が低減され、振動を抑制することができる。
図1は発電機の制御装置の制御用フローチャートである。(実施例1) 図2は内燃機関と変速機との概略構成図を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は平面図である。(実施例1) 図3は制御装置のブロック図である。(実施例1) 図4は気筒設定マップを示す図である。(実施例1) 図5は発電機の制御装置のタイミングチャートである。(実施例1) 図6は発電機の制御装置の気筒設定用のフローチャートである。(実施例2) 図7は発電機の制御装置のタイミングチャートである。(実施例2) 図8は発電機の制御装置の制御用フローチャートである。(実施例3) 図9は発電機の制御装置のフィードバック制御用フローチャートである。(実施例3) 図10は発電機の制御装置のタイミングチャートである。(実施例3)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図5はこの発明の実施例1を示すものである。
図2において、1は内燃機関、2は変速機である。
前記内燃機関1は、クランクシャフト3の一端側にクランクプーリ4を備える。
また、前記内燃機関1は、クランクシャフト3の他端側にトルクコンバータ5を介して前記変速機2を接続している。
前記内燃機関1は、吸気マニホルド6を接続している。
この吸気マニホルド6より上流側の吸気通路7には、吸入空気量を検出するエアフローセンサ8と、スロットルバルブ9を備えるスロットルボディ10とを上流側から順次配置する一方、前記吸気マニホルド6のサージタンク11に吸気管圧力を検出する吸気圧センサ12を配置している。
前記内燃機関1の前記クランクシャフト3にクランクセンサプレート13を配設しているとともに、このクランクセンサプレート13の近傍にクランク角度・角速度を検出するクランク角センサ(「クランクアングルセンサ」ともいう。)14を配置している。
そして、前記内燃機関1においては、前記クランクシャフト3の一端側にウォータポンププーリ15とアイドラプーリ16と発電機17等の補機を配置して、これらのウォータポンププーリ15とアイドラプーリ16と発電機17と前記クランクプーリ4とにプーリベルト18を捲回している。
これにより、前記発電機17は、前記内燃機関1の駆動力により発電を行うことができる。
そして、前記内燃機関1や前記変速機2、前記発電機17には制御装置19を備えている。
この制御装置19は、図3に示す如く、前記内燃機関1の振動を抑制するために所定期間発電トルクを発生させるよう前記発電機17を制御する。
つまり、前記制御装置19は、前記内燃機関1を制御するエンジンコントロールユニット(「ECU」ともいう。)20と前記変速機2を制御するトランスミッションコントロールユニット(「TCU」ともいう。)21とを備え、これらのエンジンコントロールユニット20とトランスミッションコントロールユニット21とは、各ユニットの情報交換できるように相互通信可能な状態に接続している。
このとき、エンジンコントロールユニット20の入力側には、前記エアフローセンサ8と前記吸気圧センサ12と前記クランク角センサ14とを接続し、各種の検出信号を入力して前記内燃機関1の吸入空気量や充填効率、機関負荷を算出している。
また、前記エンジンコントロールユニット20の出力側には、前記内燃機関1と前記発電機17とを接続し、前記トランスミッションコントロールユニット21と相互通信を行う。
そして、前記制御装置19によって前記内燃機関1の振動を抑制するために所定期間発電トルクを発生させるよう発電機17を制御する信号を出力している。
前記トランスミッションコントロールユニット21の出力側には、前記変速機2を接続し、この変速機2を制御する信号を出力している。
前記内燃機関1は複数の気筒を備える。
この実施例1においては、説明を容易として理解を早めるために、例えば図2に開示する単純構造の2気筒♯1、♯2として説明するが、3気筒以上を備える内燃機関とすることも可能である。
そして、第1気筒♯1と第2気筒♯2とのうち出力が高い気筒を設定する。
このとき、実施例1においては、図4の気筒設定マップを利用し、第1気筒♯1のみを制御した場合と第2気筒♯2のみを制御した場合と第1気筒♯1と第2気筒♯2との両方を制御した場合とを勘案して、適正に高い気筒を設定する。
例えば、低回転低負荷ほど第1気筒♯1の方が充填効率が大きく、高回転や高負荷になると、第2気筒♯2の充填効率が大きくなる場合は、図4に開示する気筒設定マップとなる。
なお、領域によっては、第1気筒♯1と第2気筒♯2との充填効率が同等であるため、通常通り第1気筒♯1と第2気筒♯2との両方を制御する。
前記制御装置19は、設定された気筒の燃焼行程中に発電トルクが発生するよう前記発電機17を制御する構成としている。
詳述すれば、前記制御装置19は、設定された気筒をメモリ(図示せず)から読み出し、この読み出した気筒が燃焼行程中に発電トルクが発生するように前記発電機17へ信号を出力するものである。
上記のように構成すれば、前記制御装置19は、高い出力が発生する気筒の燃焼期間中に発電トルクを発生させ、出力を抑制するため、出力が高い気筒と低い気筒との角速度差が低減され、振動を抑制することができる。
また、前記出力が高い気筒は、前記内燃機関1の機関負荷と回転数とに基づいて決定される。
つまり、前記エンジンコントロールユニット20が、前記エアフローセンサ8と前記吸気圧センサ12と前記クランク角センサ14などの各種の検出信号を入力して機関負荷(%)を算出する。
そして、図4に示す如く、算出した機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づいて気筒設定マップを作成している。
一般に、気筒間の出力差は、前記内燃機関1の運転状態が低回転高負荷または高回転低負荷など運転状態によって変化する。
このため、上記のように運転状態に応じて抑制する気筒を設定すれば、気筒間の出力差がより小さくなるように調整でき、振動を効果的に低減することができる。
更に、前記内燃機関1は、不等間隔爆破型の内燃機関である。
つまり、一般的な均等な爆発間隔は360度−360度であるが、様々な目的でこの爆発間隔を不等間隔としたものがあり、代表例としては、270度−450度や180度−540度がある。
そして、従来、不等間隔爆破型の内燃機関は、図5に実線で示す如く、第1気筒♯1が第2気筒♯2よりも速い角速度となる。
そこで、この実施例1は、機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づく運転状態において、前記制御装置19による抑制制御を実行し、図5に破線で示す如く、第1気筒♯1の角速度が抑制している。
前記発電機17の制御装置19による抑制制御は、予め設定した気筒設定マップから求めた気筒について行うため、この場合、図5に示す如く、第1気筒♯1のみ抑制制御を行う。
この結果、第1気筒♯1のみ角速度ピークが低減され、第1気筒♯1と第2気筒♯2との角速度ピークの差分は制御実施前よりも小さくなり、振動としては気筒間差の小さな前記内燃機関1として感じることができる。
次に、図1の前記発電機17の制御装置19の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
この発電機17の制御装置19の制御用プログラムがスタート(101)すると、信号を取得する処理(102)に移行する。
この処理(102)においては、前記制御装置19の前記エンジンコントロールユニット20が、前記エアフローセンサ8と前記吸気圧センサ12と前記クランク角センサ14とから各種の検出信号を取得する。
そして、信号を取得する処理(102)の後には、ロックアップ中か否かの判断(103)に移行する。
この判断(103)においては、前記制御装置19の前記エンジンコントロールユニット20が、前記トランスミッションコントロールユニット21と通信を行い、前記トルクコンバータ5がロックアップ中か否かを判定する。
上述のロックアップ中か否かの判断(103)において、この判断(103)がYESの場合には、機関負荷を算出する処理(104)に移行し、判断(103)がNOの場合には、抑制制御を停止する処理(105)に移行する。
このとき、上述の機関負荷を算出する処理(104)においては、前記制御装置19の前記エンジンコントロールユニット20が、前記エアフローセンサ8と前記吸気圧センサ12と前記クランク角センサ14などの各種の検出信号を入力して機関負荷(%)を算出する。
そして、この機関負荷を算出する処理(104)の後には、気筒設定の処理(106)に移行する。
この気筒設定の処理(106)においては、前記制御装置19の前記エンジンコントロールユニット20が、機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づき、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を判定する。
また、この気筒設定の処理(106)の後には、信号出力の処理(107)に移行する。
この信号出力の処理(107)においては、前記制御装置19の前記エンジンコントロールユニット20が、設定された気筒をメモリ(図示せず)から読み出し、この読み出した気筒が燃焼行程中に発電トルクが発生するように前記発電機17へ信号を出力する。
そして、信号出力の処理(107)の後、及び、上述した抑制制御を停止する処理(105)の後には、前記発電機17の制御装置19の制御用プログラムのリターン(108)に移行する。
図6及び図7はこの発明の実施例2を示すものである。
この実施例2において、上述実施例1のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2の特徴とするところは、出力が高い気筒を、燃焼による最大角速度の偏差により設定する点にある。
すなわち、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づき、設定値ωaと−ωbとを算出する。
そして、第1気筒♯1の角速度ω11が第2気筒♯2の角速度ω21より設定値ωa以上離れたか否かを判定する。
具体的には、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値ωaより大きいか否かを判定する。
このとき、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値ωaより大きい場合には、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第1気筒♯1に設定する。
また、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値ωaより小さい場合には、第2気筒♯2の角速度ω21が第1気筒♯1の角速度ω11より設定値−ωb以上離れたか否かを判定する。
具体的には、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより小さいか否かを判定する。
なお、設定値ωa及び−ωbは、実験などにより任意に設定させる値である。
そして、これらの設定値ωa及び−ωbは、絶対値が同じ値でも良く、異なる値でも良い。
このとき、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより小さい場合には、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第2気筒♯2に設定する。
更に、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより大きい場合には、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第1及び第2気筒♯1、♯2の両方に設定する。
上記のように構成すれば、高出力となる気筒か否かを実際の角速度に応じて設定することができ、高出力の気筒に確実に抑制制御を実行することができる。
ここで、図6の前記発電機の制御装置の気筒設定用のフローチャートに沿って説明する。
この発電機の制御装置の気筒設定用のプログラムがスタート(201)すると、設定値ωa及び−ωbを算出する処理(202)に移行する。
この設定値ωa及び−ωbを算出する処理(202)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づき、設定値ωaと−ωbとを算出している。
そして、設定値ωa及び−ωbを算出する処理(202)の後には、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値ωaより大きいか否か、つまり、
ω11−ω21>ωa
の判断(203)に移行する。
この判断(203)がNOの場合には、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより小さいか否か、つまり、
ω11−ω21<−ωb
の判断(204)に移行する。
また、判断(203)がYESの場合には、上述した実施例1のロックアップ中か否かの判断(103)がYESである場合に、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第1気筒♯1に設定(C1←1)する処理(205)に移行する。
なお、設定とは、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニット内に備えたメモリに記憶させることを意味している。
上述した第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより小さいか否か、つまり、
ω11−ω21<−ωb
の判断(204)において、この判断(204)がYESの場合には、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第2気筒♯2に設定(C2←1)する処理(206)に移行する。
判断(204)がNOの場合には、第1気筒♯1の角速度ω11と第2気筒♯2の角速度ω21との偏差が設定値−ωbより大きいため、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を第1及び第2気筒♯1、♯2の両方に設定(C1←1、C2←1)する処理(207)に移行する。
そして、上述の気筒の設定を行う各処理(205)、(206)、(207)の後には、信号出力の処理(208)に移行する。
この信号出力の処理(208)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、設定された気筒をメモリから読み出し、この読み出した気筒が燃焼行程中に発電トルクが発生するように前記発電機へ信号を出力する。
この信号出力の処理(208)の後には、前記発電機の制御装置の気筒設定用のプログラムのリターン(209)に移行する。
図8〜図10はこの発明の実施例3を示すものである。
この実施例3の特徴とするところは、発電トルクを、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21と目標角速度ωtgtとの偏差に基づき補正する点にある。
すなわち、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、予め実験などによって機関負荷(%)と内燃機関の回転数(rpm)とに応じて目標角速度ωtgtを設定し、メモリに保存する。
また、前記制御装置は、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21が目標角速度ωtgtを超えているか否かを判定する。
そして、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21が目標角速度ωtgtを超えている場合に、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21と目標角速度ωtgtとの偏差に基づいてデューティ値を決定し、このデューティ値によって気筒毎に制御区間のフィードバック制御を実施するものである。
上記のように構成すれば、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21が目標角速度ωtgtに達するまで発電トルクを補正するため、出力差を目標値付近に維持することができる。
従って、気筒間の出力差による振動は、常に抑制された状態に維持される。
ここで、図8の前記発電機の制御装置の制御用フローチャートに沿って説明する。
この発電機の制御装置の制御用プログラムがスタート(301)すると、信号を取得する処理(302)に移行する。
この処理(302)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、前記エアフローセンサと前記吸気圧センサと前記クランク角センサとから各種の検出信号を取得する。
そして、信号を取得する処理(302)の後には、ロックアップ中か否かの判断(303)に移行する。
この判断(03)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、前記トランスミッションコントロールユニットと通信を行い、前記トルクコンバータがロックアップ中か否かを判定する。
上述のロックアップ中か否かの判断(303)において、この判断(303)がYESの場合には、機関負荷を算出する処理(304)に移行し、判断(303)がNOの場合には、抑制制御を停止する処理(305)に移行する。
このとき、上述の機関負荷を算出する処理(304)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、前記エアフローセンサと前記吸気圧センサと前記クランク角センサなどの各種の検出信号を入力して機関負荷(%)を算出する。
そして、この機関負荷を算出する処理(304)の後には、気筒設定の処理(306)に移行する。
この気筒設定の処理(306)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、機関負荷(%)と回転数(rpm)とに基づき、出力が高い気筒である抑制制御を実行する気筒を判定する。
また、この気筒設定の処理(306)の後には、フィードバック制御の処理(307)に移行する。
このフィードバック制御の処理(307)においては、第1及び第2気筒♯1、♯2の角速度ω11、ω21と目標角速度ωtgtとの偏差に基づいて決定したこのデューティ値によって、気筒毎に制御区間のフィードバック制御を実施する。
更に、フィードバック制御の処理(307)の後には、信号出力の処理(308)に移行する。
この信号出力の処理(308)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、設定された気筒をメモリから読み出し、この読み出した気筒が燃焼行程中に発電トルクが発生するように前記発電機へ信号を出力する。
そして、信号出力の処理(308)の後、及び、上述した抑制制御を停止する処理(305)の後には、前記発電機の制御装置の制御用プログラムのリターン(309)に移行する。
また、図9の前記発電機の制御装置のフィードバック制御用フローチャートに沿って説明する。
この発電機の制御装置のフィードバック制御用プログラムがスタート(401)すると、目標角速度ωtgtを取得する処理(402)に移行する。
この目標角速度ωtgtを取得する処理(402)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットが、目標角速度ωtgtを機関負荷(%)と内燃機関の回転数(rpm)とに応じてメモリから取得する。
そして、目標角速度ωtgtを取得する処理(402)の後には、抑制制御を実行する気筒として第1気筒♯1が設定されている(C1←1?)か否かの判断(403)に移行する。
この判断(403)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットによって、第1気筒♯1が設定されている(C1←1?)か否かを判定している。
上述の判断(403)がYESの場合には、第1気筒♯1の角速度ω11が目標角速度ωtgtを超えているか否か、つまり、
ω11>ωtgt
の判断(404)に移行する。
そして、この判断(404)がYESの場合には、第1気筒♯1用のデューティ値である第1デューティ値を設定する処理(405)に移行する。
この第1デューティ値を設定する処理(405)においては、具体的には、第1気筒♯1の角速度ω11と目標角速度ωtgtとの偏差を算出し、この偏差に応じて第1デューティ値の補正値を決定する。
なお、上記の偏差と補正値との関係は、予め実験などにより求めておき、メモリに記憶する。
また、上述の判断(403)がNOの場合、及び、判断(404)がNOの場合、第1デューティ値を設定する処理(405)の後には、抑制制御を実行する気筒として第2気筒♯2が設定されている(C2←1?)か否かの判断(406)に移行する。
この判断(406)においては、前記制御装置の前記エンジンコントロールユニットによって、第2気筒♯2が設定されている(C2←1?)か否かを判定している。
上述の判断(406)がYESの場合には、第2気筒♯2の角速度ω21が目標角速度ωtgtを超えているか否か、つまり、
ω21>ωtgt
の判断(407)に移行する。
そして、この判断(407)がYESの場合には、第2気筒♯2用のデューティ値である第2デューティ値を設定する処理(408)に移行する。
この第2デューティ値を設定する処理(408)においては、具体的には、上述した第1気筒♯1の場合と同様に、第2気筒♯2の角速度ω21と目標角速度ωtgtとの偏差を算出し、この偏差に応じて第2デューティ値の補正値を決定する。
更に、上述の判断(406)がNOの場合、及び、判断(407)がNOの場合、第2デューティ値を設定する処理(408)の後には、前記発電機の制御装置のフィードバック制御用プログラムがリターン(409)に移行する。
1 内燃機関
2 変速機
3 クランクシャフト
4 クランクプーリ
5 トルクコンバータ
6 吸気マニホルド
7 吸気通路
8 エアフローセンサ
9 スロットルバルブ
10 スロットルボディ
11 サージタンク
12 吸気圧センサ
13 クランクセンサプレート
14 クランク角センサ(「アングルセンサ」ともいう。)
15 ウォータポンププーリ
16 アイドラプーリ
17 発電機
18 プーリベルト
19 制御装置
20 エンジンコントロールユニット(「ECU」ともいう。)
21 トランスミッションコントロールユニット(「TCU」ともいう。)

Claims (5)

  1. 内燃機関の駆動力により発電を行う発電機を備え、前記内燃機関の振動を抑制するために所定期間発電トルクを発生させるよう前記発電機を制御する発電機の制御装置において、前記内燃機関は複数の気筒を備え、前記複数の気筒のうち出力が高い気筒を設定し、前記設定された気筒の燃焼行程中に前記発電トルクが発生するよう前記発電機を制御する制御装置を備えることを特徴とする発電機の制御装置。
  2. 前記出力が高い気筒は、前記内燃機関の機関負荷と回転数とに基づいて決定されることを特徴とする請求項1記載の発電機の制御装置。
  3. 前記出力が高い気筒は、燃焼による最大角速度の偏差により設定されることを特徴とする請求項1記載の発電機の制御装置。
  4. 前記発電トルクは、前記気筒の角速度と目標角速度との偏差に基づき補正されることを特徴とする請求項1記載の発電機の制御装置。
  5. 前記内燃機関は、不等間隔爆破型の内燃機関であることを特徴とする請求項1〜4記載の内燃機関の制御装置。
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