JP2015101803A - 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 - Google Patents
炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015101803A JP2015101803A JP2013242487A JP2013242487A JP2015101803A JP 2015101803 A JP2015101803 A JP 2015101803A JP 2013242487 A JP2013242487 A JP 2013242487A JP 2013242487 A JP2013242487 A JP 2013242487A JP 2015101803 A JP2015101803 A JP 2015101803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylonitrile
- polymer solution
- based polymer
- absorbance
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
Description
本発明の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法は、アクリロニトリル系重合体と溶媒の混合物を溶解する溶解装置の排出口から、溶解装置で溶解された重合体溶液をノズル孔から吐出されるまでのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が0.5時間〜20.0時間であり、前記排出口から排出された時点から5分後の前記重合体溶液の温度が30℃〜85℃であり、その後からノズル孔から吐出されるまでの保持温度が30℃〜85℃である炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法である。
アクリロニトリル系重合体溶液の吸光度測定方法
アクリロニトリル系重合体溶液を溶液と同じ溶媒にて質量換算で20倍に希釈し、厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Xを測定する。また、溶媒のみを厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Yを測定する。吸光度Xから吸光度Yの値を差し引いた値をアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度とする。吸光度測定時の温度は30℃とする。
本発明で用いられるアクリロニトリル系重合体は、アクリロニトリルを主な単量体とし、これを重合して得られる重合体である。アクリロニトリル系重合体は、アクリロニトリルのみから得られるホモポリマーだけでなく、主成分であるアクリロニトリルに加えて他の単量体を用いたアクリロニトリル系重合体であってもよい。
1.アクリロニトリル系重合体と溶剤を混合した混合液を加熱する加熱エリアを持つ
2.加熱エリア通過直後に溶解装置より排出される
アクリロニトリル系重合体溶液を溶液と同じ溶媒にて質量換算で20倍に希釈し、厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Xを測定する。また、溶媒のみを厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Yを測定する。X−Yをアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度とする。吸光度測定時の温度は30℃とする。
加熱延伸後、炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維は、室温のロール等を通すことにより、常温の状態まで冷却する。冷却した炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維は、ワインダーでボビンに巻き取られ、或いはケンスに振込まれて収納され、炭素繊維の製造に供される。
アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出、凝固浴に浸漬して、凝固浴から引き上げて得られた凝固糸を約20g採取し、卓上遠心機(社製、型番:)にて3000rpmで10分間遠心脱水し、その質量Xを測定する。その後、凝固糸を30℃の流水で5時間洗浄し、105℃に保温した乾燥機に入れて3時間乾燥する。乾燥し終えた凝固糸の質量Yを測定する。得られた数値と下記の式を用いて凝固糸含水率を求める。
凝固糸含水率=(X−Y/Y)×100
アクリロニトリル系重合体溶液を、アクリロニトリル系重合体溶液と同じ溶媒で、30℃にて、質量換算で20倍に希釈し、厚さ1cmのセルに入れ、日立分光光度計(型番:U―3300)を用いて波長350nmにおける吸光度Mを測定する。
溶媒のみを厚さ1cmのセルに入れ、日立分光光度計(型番:U―3300)を用いて波長350nmにおける吸光度Nを測定する。
M−Nをアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度とする。
[アクリロニトリル系重合体の製造]
アクリロニトリル系重合体は、オーバーフロー式の重合容器に、以下のように各原料を供給すると共に重合容器内の温度を50℃に維持しながら攪拌し、オーバーフローした重合体スラリーを洗浄、乾燥して製造した。重合容器内には、脱イオン水82.75質量%と、モノマー17質量%(モノマー組成比は、アクリロニトリル(AN)単量体単位:メタクリル酸(MAA)単量体単位(質量比)=98:2)と、過硫酸アンモニウム0.1質量%と、亜硫酸水素アンモニウム0.15質量%と、硫酸第一鉄7水和物2質量ppmとを、それぞれ連続して供給すると共に、pH3.0となるように硫酸を適量添加した。得られたアクリロニトリル系重合体の組成は、AN単量体単位:MAA単量体単位(質量比)=98:2であった。
上記で得たアクリロニトリル系重合体23質量%と、10℃のジメチルホルムアミド77質量%を混合して混合液とし、溶解装置に通してアクリロニトリル系重合体溶液を得た。
溶解装置はシェル側に120℃のシリコンオイルを循環した、内径13mmのシェルアンドチューブ式二重管から成っている。また、溶解装置の排出口直後にシェル側に45℃の温水を循環した内径13mmのシェルアンドチューブ式二重管(以下温度調整エリアと記載する)を設置した。まず溶解装置のチューブ側に、平均滞在時間が10分間となるよう混合液を連続的に供給、加熱溶解して溶解装置より排出し、アクリロニトリル系重合体溶液を得た。その後、温度調整エリアのチューブ側に、平均滞在時間が3分間となるよう続けて連続的に供給し、温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度が50℃となるよう調整した。
溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が3時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が2時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が10時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
温度調整エリアのシェル側に35℃の温水を循環させ、温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を40℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度40℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が19時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置のシェル側に135℃のシリコンオイルを循環させ、温度調整エリアのシェル側に65℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を70℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度70℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が8時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置のシェル側に145℃のシリコンオイルを循環させ、温度調整エリアのシェル側に65℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を70℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度70℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が8時間になるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置のシェル側に150℃のシリコンオイルを循環させ、温度調整エリアのシェル側に35℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を40℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度40℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が1時間になるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
温度調整エリアのシェル側に75℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を80℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度80℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が5時間になるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置のシェル側に155℃のシリコンオイルを循環させ、温度調整エリアのシェル側に30℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を35℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度35℃にて熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が2時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。
溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が0.2時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。また、凝固糸含水率は130%と実施例1と比較して高い値となった。
溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が30時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。また、凝固糸含水率は135%と実施例1と比較して高い値となった。
温度調整エリアのシェル側に120℃のシリコンオイルを循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を110℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を110℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が8時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度Aは表1に示した通りであった。また、熱保持後のアクリロニトリル系重合体溶液は粘度が高く、吸光度を測定することができず、ノズルより吐出して凝固糸を得ることができなかった。
温度調整エリアのシェル側に5℃の冷水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を10℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を10℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が5時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。また、熱保持後のアクリロニトリル系重合体溶液は粘度が高く、ノズルより吐出して凝固糸を得ることができなかった。
溶解装置のシェル側に165℃のシリコンオイルを循環させ、温度調整エリアのシェル側に30℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を35℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度35℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が0.2時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度B、凝固糸の凝固糸含水率は表1に示した通りであった。また、凝固糸含水率は137%と実施例1と比較して高い値となった。
溶解装置のシェル側に50℃の温水を循環させ、温度調整エリアのシェル側に50℃の温水を循環させて温度調整エリア排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の温度を50℃とし、それ以降からノズルより吐出するまでのアクリロニトリル系重合体溶液を温度50℃に熱保持しつつ、溶解装置の排出口からノズル吐出までのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が0.2時間となるよう調整した以外は実施例1と同様に実施した。
このときの溶解装置排出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度A、ノズル吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度Bは表1に示した通りであった。また、ノズル孔の閉塞が著しく、凝固糸を得ることができなかった。
Claims (6)
- アクリロニトリル系重合体と溶媒の混合物を溶解する溶解装置の排出口から、溶解装置で溶解された重合体溶液をノズル孔から吐出されるまでのアクリロニトリル系重合体溶液の通過時間が0.5時間〜20.0時間であり、前記排出口から排出された時点から5分後の前記重合体溶液の温度が30℃〜85℃であり、その後からノズル孔から吐出されるまでの保持温度が30℃〜85℃である炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 前記通過時間が1.5時間〜10.0時間である請求項1に記載の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 前記温度が45℃〜75℃、前記通過時間が2.5時間〜5.5時間である請求項1に記載の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 前記溶解装置の排出口から排出された直後におけるアクリロニトリル系重合体溶液の以下の測定方法による吸光度Aが0.030以上0.160以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
吸光度測定方法
アクリロニトリル系重合体溶液の吸光度は下記測定方法により得られる。
アクリロニトリル系重合体溶液を溶液と同じ溶媒にて質量換算で20倍に希釈し、厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Xを測定する。
また、溶媒のみを厚さ1cmのセルに入れ、波長350nmにおける吸光度Yを測定する。吸光度Xから吸光度Yの値を差し引いた値をアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度とする。吸光度測定時の温度は30℃とする。 - ノズル孔から吐出直後のアクリロニトリル系重合体溶液の吸光度Bが0.165以下である請求項1から4のいずれか一項に記載の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 前記吸光度Aと前記吸光度Bの比であるB/Aが1.030以上1.350以下である請求項1から5のいずれか一項に記載の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242487A JP6217342B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242487A JP6217342B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015101803A true JP2015101803A (ja) | 2015-06-04 |
JP6217342B2 JP6217342B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=53377763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013242487A Active JP6217342B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6217342B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190060431A (ko) * | 2017-11-24 | 2019-06-03 | 주식회사 엘지화학 | 아크릴로니트릴계 공중합체의 제조방법 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006183159A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toray Ind Inc | 炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤、炭素繊維前駆体繊維、耐炎化繊維および炭素繊維およびそれらの製造方法 |
JP2006348422A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Toray Ind Inc | 炭素繊維用アクリロニトリル系重合体溶液及びその製造方法 |
JP2007182645A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Toray Ind Inc | アクリル系繊維の製造方法 |
US20080152574A1 (en) * | 2004-12-27 | 2008-06-26 | Toray Industries, Inc, A Corporation Of Japan | Oil Agent for Precursor Fiber of Carbon Fiber, Carbon Fiber and Production Method of the Carbon Fiber |
JP2009001921A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束およびこれを用いた炭素繊維束、ならびにその製造方法 |
JP2013044057A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系重合体溶液およびその製造方法と炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 |
-
2013
- 2013-11-25 JP JP2013242487A patent/JP6217342B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006183159A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toray Ind Inc | 炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤、炭素繊維前駆体繊維、耐炎化繊維および炭素繊維およびそれらの製造方法 |
US20080152574A1 (en) * | 2004-12-27 | 2008-06-26 | Toray Industries, Inc, A Corporation Of Japan | Oil Agent for Precursor Fiber of Carbon Fiber, Carbon Fiber and Production Method of the Carbon Fiber |
JP2006348422A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Toray Ind Inc | 炭素繊維用アクリロニトリル系重合体溶液及びその製造方法 |
JP2007182645A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Toray Ind Inc | アクリル系繊維の製造方法 |
JP2009001921A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束およびこれを用いた炭素繊維束、ならびにその製造方法 |
JP2013044057A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系重合体溶液およびその製造方法と炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190060431A (ko) * | 2017-11-24 | 2019-06-03 | 주식회사 엘지화학 | 아크릴로니트릴계 공중합체의 제조방법 |
KR102301665B1 (ko) | 2017-11-24 | 2021-09-14 | 주식회사 엘지화학 | 아크릴로니트릴계 공중합체의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6217342B2 (ja) | 2017-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100364655B1 (ko) | 탄소섬유용 아크릴로니트릴계 전구체 섬유, 그 제조 방법및 그 전구체 섬유로부터 얻어지는 탄소섬유 | |
JP6119168B2 (ja) | 耐炎化繊維束の製造方法、及び、炭素繊維束の製造方法 | |
TWI465468B (zh) | 丙烯腈系共聚物的製造方法以及碳纖維用聚丙烯腈系前驅物纖維的製造方法 | |
JP2011046942A (ja) | ポリアクリロニトリル系共重合体、炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維、および炭素繊維の製造方法 | |
JP2013103992A (ja) | 炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系共重合体 | |
JP2007182657A (ja) | 炭素繊維前駆体繊維用重合体組成物 | |
JP2010100970A (ja) | 炭素繊維の製造方法 | |
JPH04281019A (ja) | 炭素繊維製造用プレカーサー及びその製造法、 並びにそのプレカーサーから炭素繊維を製造する方法 | |
JP6217342B2 (ja) | 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 | |
JP6145960B2 (ja) | アクリロニトリル系重合体溶液の製造方法と炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 | |
KR20140074136A (ko) | 탄소섬유용 pan계 프리커서 제조장치 | |
KR101148428B1 (ko) | 탄소섬유용 폴리아크릴로니트릴계 전구체 섬유의 제조방법 | |
KR20100073760A (ko) | 탄소섬유 전구체의 제조방법 | |
JP2006188792A (ja) | 紡浴装置およびアクリル繊維束 | |
JP6264819B2 (ja) | アクリロニトリル系共重合体、炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維、炭素繊維及び炭素繊維の製造方法 | |
JP2017137602A (ja) | ポリアクリロニトリル繊維束の製造方法 | |
JP2008280632A (ja) | 炭素繊維前駆体繊維束の製造方法 | |
JP2010235794A (ja) | ポリアクリロニトリル系重合体溶液と炭素繊維前駆体繊維と炭素繊維の製造方法 | |
JP6232897B2 (ja) | 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 | |
KR101490530B1 (ko) | 탄소섬유용 폴리아크릴로니트릴계 전구체 섬유의 제조방법 | |
KR101364788B1 (ko) | 탄소섬유 제조를 위한 전구체 섬유의 유제 처리방법 | |
KR101429381B1 (ko) | 탄소섬유 전구체의 제조방법 | |
JP2022098766A (ja) | ポリアクリロニトリル系繊維およびその製造方法 | |
JP2017186682A (ja) | 炭素繊維用前駆体繊維束の製造方法および炭素繊維の製造方法 | |
JP2023163084A (ja) | ポリアクリロニトリル系繊維、及び炭素繊維の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170911 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6217342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |