JP2015099365A - 合成された車両音に対して環境騒音補償を提供する装置 - Google Patents

合成された車両音に対して環境騒音補償を提供する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シミュレートされた車両音を発生する装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも1つのパラメータモジュールが、第1のドライバスロットル信号を受信し、第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信する。エンジン音発生ブロックが、第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生する。エンジン音除去ブロックが、第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結される。第1のマイクロフォン入力信号は、車両外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音と、第1のシミュレートされた車両音とを含む。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号から第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、第1の環境騒音を決定するように構成される。エンジン音発生器は、第1の環境騒音よりも大きい第2のシミュレートされた車両音を発生する。
【選択図】図2

Description

本明細書に開示する態様は、一般的に、合成された車両音に対して環境騒音補償を提供する装置に関する。
シミュレートされたマルチギア車両音を発生するシステムが、米国特許公開第2012/0106748号(「‘748公開」)に開示される。‘748公開は、車両音発生システムが、所望のエンジンタイプと関連付けられた音をシミュレートする音波を生成するように1つ以上のスピーカーを駆動する信号を発生するように構成されることを開示している。この信号は、車両の1つ以上の動作状態に基づいている。車両音発生システムは、車両の動作状態に基づいて、複数の音から音を選択するように構成される。各々の音は、それぞれのギヤ中のエンジン動作のシミュレートされた音に対応する。車両音発生システムは、それぞれのギヤ間のシフトをシミュレートするために、選択された音を生成するようにスピーカーを駆動する信号を発生し得る。
米国特許出願公開第2012/0106748号明細書
一実施形態では、シミュレートされた車両音を発生する装置が提供される。本装置は、少なくとも1つのパラメータモジュール、エンジン音発生ブロック、およびエンジン音除去ブロックを含む。この少なくとも1つのパラメータモジュールは、車両のスロットルの第1の位置を示す第1のドライバスロットル信号を受信し、少なくともこの第1の駆動スロットル信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成される。エンジン音発生ブロックは、第1の入力信号に応答して、第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成される。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結される。第1のマイクロフォン入力信号は、車両の外部の環境と関連付けられる第1の環境騒音と、第1のシミュレートされた車両音とを含む。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号から第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、第1の環境騒音を決定するように構成される。エンジン音除去ブロックは、第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するようにさらに構成される。エンジン音発生ブロックは、少なくとも第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、この第2のシミュレートされた車両音が第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される。
別の実施形態では、シミュレートされた車両音を発生する装置が提供される。本装置は、少なくとも1つのパラメータモジュール、エンジン音発生ブロック、およびエンジン音除去ブロックを含む。この少なくとも1つのパラメータモジュールは、車両の第1の速度を示す第1の車両速度信号を受信し、少なくともこの第1の車両速度信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成される。エンジン音発生ブロックは、第1の入力信号に応答して、第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成される。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結される。第1のマイクロフォン入力信号は、車両の外部の環境と関連付けられる第1の環境騒音と、第1のシミュレートされた車両音とを含む。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号から第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、第1の環境騒音を決定し、かつこの第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するように構成される。エンジン音発生ブロックは、少なくとも第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、この第2のシミュレートされた車両音が第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される。
別の実施形態では、シミュレートされた車両音を発生する装置が提供される。本装置は、第1のパラメータモジュール、第2のパラメータモジュール、エンジン音発生ブロック、およびエンジン音除去ブロックを含む。第1のパラメータモジュールは、第1の車両動作特徴に関連するトーン情報を発生するように構成される。第2のパラメータモジュールは、第1の車両動作特徴に関連する騒音情報を発生するように構成される。エンジン音発生ブロックは、トーン情報および騒音情報に応答して、第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成される。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結される。第1のマイクロフォン入力信号は、車両の外部の環境と関連付けられる環境騒音と、第1のシミュレートされた車両音とを含む。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号から第1のシミュレートされた車両音を除去して、環境騒音を決定するように構成される。エンジン音除去ブロックは、環境騒音を示す第1の出力信号を発生するようにさらに構成される。エンジン音発生ブロックは、少なくとも第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、この第2のシミュレートされた車両音が環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
車両のスロットルの第1の位置を示す第1のドライバスロットル信号を受信し、少なくとも上記第1のドライバスロットル信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成された、少なくとも1つのパラメータモジュールと、
上記第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、上記第1のマイクロフォン入力信号が、上記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および上記第1のシミュレートされた車両音を含み、上記エンジン音除去ブロックが、
上記第1のマイクロフォン入力信号から上記第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、上記第1の環境騒音を決定し、
上記第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
を備え、
上記エンジン音発生ブロックが、少なくとも上記第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、上記第2のシミュレートされた車両音が上記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
装置。
(項目2)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、上記車両の上記スロットルの第2の位置を示す第2のドライバスロットル信号を受信し、上記第2のシミュレートされた車両信号を示す第2の入力信号を送信するようにさらに構成される、上記項目に記載の装置。
(項目3)
上記エンジン音発生ブロックが、上記第2の入力信号および上記第1の出力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目4)
上記エンジン音発生ブロックが、
増幅器であって、
上記第2の入力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音を発生し、
上記第2の入力信号に応答して、上記第1の出力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音の音量を示す出力電圧を発生するように構成された、増幅器と、
上記出力電圧を受信して、上記第2のシミュレートされた車両音を発生するスピーカーと、
を含む、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目5)
上記エンジン音除去ブロックが、上記マイクロフォンから第2のマイクロフォン入力信号を受信するようにさらに構成され、上記マイクロフォン入力が、上記車両の外部の上記環境と関連付けられた第2の環境騒音と、上記第2のシミュレートされた車両音とを含む、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目6)
上記エンジン音除去ブロックが、上記第2のマイクロフォン入力信号から上記第2のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、上記第2の環境騒音を決定し、上記第2の環境騒音を示す第2の出力信号を発生するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目7)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、上記車両の速度を示す車両速度信号を受信し、上記第1のドライバスロットル信号および上記車両速度信号に応答して上記第1のシミュレートされた車両音を示す上記第1の入力信号を送信するように構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目8)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数のシミュレートされた毎分エンジン回転数(RPM)と関連付けられた複数のトーンを記憶するトーンパラメータモジュールを備え、上記第1のドライバスロットル信号が、特定の基本周波数において特定のシミュレートされたエンジンRPMを示す、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目9)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数のシミュレートされた毎分エンジン回転数(RPM)と関連付けられた複数のエンジン音を記憶する騒音パラメータモジュールを備え、上記ドライバスロットル信号が、特定の音量およびスペクトル密度において特定のシミュレートされたエンジンRPMを示す、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目10)
上記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、上記エンジン音発生ブロックが上記短期騒音とは無関係に上記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、
上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目11)
シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
上記車両の第1の速度を示す第1の車両速度信号を受信し、少なくとも上記第1の車両速度信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成された、少なくとも1つのパラメータモジュールと、
上記第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、上記第1のマイクロフォン入力信号が、上記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および上記第1のシミュレートされた車両音を含み、上記エンジン音除去ブロックが、
上記第1のマイクロフォン入力信号から上記第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、上記第1の環境騒音を決定し、
上記第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
を備え、
上記エンジン音発生ブロックが、少なくとも上記第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、上記第2のシミュレートされた車両音が上記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
装置。
(項目12)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、上記車両の第2の速度を示す第2の車両速度信号を受信し、上記第2のシミュレートされた車両音を示す第2の入力信号を送信するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目13)
上記エンジン音発生ブロックが、上記第2の入力信号および上記第1の出力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目14)
上記エンジン音発生ブロックが、
増幅器であって、
上記第2の入力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音を発生し、
上記第1の出力信号に応答して上記第2のシミュレートされた車両音の音量を示す出力電圧を発生するように構成された、増幅器と、
上記出力電圧を受信して、上記第2のシミュレートされた車両音を発生するスピーカーと、
を含む、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目15)
上記エンジン音除去ブロックが、上記マイクロフォンから第2のマイクロフォン入力信号を受信するようにさらに構成され、上記マイクロフォン入力信号が、上記車両の外部の上記環境と関連付けられた第2の環境騒音と、上記第2のシミュレートされた車両音とを含む、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目16)
上記エンジン音除去ブロックが、上記第2のマイクロフォン入力信号から上記第2のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、上記第2の環境騒音を決定し、上記第2の環境騒音を示す第2の出力信号を発生するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目17)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、上記車両のスロットルの第1の位置を示す第1のドライバスロットル信号を受信し、少なくとも上記第1のドライバスロットル信号および上記第1の車両速度信号に応答して上記第1のシミュレートされた車両音を示す上記第1の入力信号を送信するように構成される、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目18)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数の車両速度と関連付けられた複数のトーンを記憶するトーンパラメータモジュールを備え、上記第1の車両速度信号が、上記第1のシミュレートされた車両音を発生するために、特定の基本周波数を提供する、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目19)
上記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数の車両速度と関連付けられた複数のエンジン音を記憶する騒音パラメータモジュールを備え、各々の車両速度が、特定の音量およびスペクトル密度に対応する、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目20)
上記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、上記エンジン音発生ブロックが上記短期騒音とは無関係に上記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目21)
シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
第1の車両動作特徴と関連するトーン情報を発生するように構成された、第1のパラメータモジュールと、
上記第1の車両動作特徴と関連する騒音情報を発生するように構成された、第2のパラメータモジュールと、
上記トーン情報および上記騒音情報に応答して、第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、上記第1のマイクロフォン入力信号が、上記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および上記第1のシミュレートされた車両音を含み、上記エンジン音除去ブロックが、
上記マイクロフォン入力信号から上記第1のシミュレートされた車両音を除去して、上記環境騒音を決定し、
上記環境騒音を示す出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
を備え、
上記エンジン音発生ブロックが、少なくとも上記出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、上記第2のシミュレートされた車両音が上記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
装置。
(項目22)
上記第1の車両動作特徴が、ドライバスロットル位置および車両速度のうちの一方に対応する、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目23)
上記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、上記エンジン音発生ブロックが上記短期騒音とは無関係に上記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、上記項目のいずれかに記載の装置。
(摘要)
少なくとも一実施形態において、シミュレートされた車両音を発生する装置が提供される。少なくとも1つのパラメータモジュールが、第1のドライバスロットル信号を受信し、第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信する。エンジン音発生ブロックが、第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生する。エンジン音除去ブロックが、第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結される。第1のマイクロフォン入力信号は、車両外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音と、第1のシミュレートされた車両音とを含む。エンジン音除去ブロックは、第1のマイクロフォン入力信号から第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、第1の環境騒音を決定するように構成される。エンジン音発生器は、第1の環境騒音よりも大きい第2のシミュレートされた車両音を発生する。
本開示の実施形態は、添付の特許請求の範囲中で詳細に指摘される。しかしながら、様々な実施形態の他の特徴は、以下の添付図面と共に次の詳細な説明を参照することによってより明らかに、かつ最もよく理解されるであろう。
一人以上の歩行者が近隣に位置している交通状態でのホスト車両を示す。 一実施形態による、交通騒音を補償し、エンジン音を合成する装置を示す。 環境騒音に基づいて合成されたエンジン音の発生に対する理想的状態を示すプロットである。 環境騒音に基づいて時として静かすぎる公称水準での合成されたエンジン音の発生を示すプロットである。 環境騒音に基づいて大きすぎる第2の水準での合成されたエンジン音の発生を示すプロットである。 発生された合成されたエンジン音に対する滑走路状態を示すプロットである。 一実施形態による、オン環境騒音からの音ブリード状態の除去を示すプロットである。
必要に応じて、本発明の詳細な実施形態を本明細書に開示するが、開示される実施形態は、様々な形態および代替の形態で実現され得る本発明の単なる例示であることを理解すべきである。図面は、必ずしも原寸に比例しておらず、一部の特徴部は、特定の構成要素の詳細を示すために誇張または最小化され得る。したがって、本明細書に開示する特定の構造的および機能的詳細は、制限的なものと解釈されるべきではなく、単に、当業者が本発明を様々に用いるように教示するための代表的な基礎であると解釈されるべきである。
本開示の実施形態は、一般的には、複数の回路または他の電気デバイスを提供する。これらの複数の回路または他の電気デバイスに対する全ての参照と、各々によって提供される機能性とは、本明細書中に図示し、説明するもののみを包含するように限定されることを意図するものではない。特定のラベルが、開示する様々な回路または他の電気デバイスに割り当てられ得るが、このようなラベルは、これらの回路および他の電気デバイスの動作の範囲を制限することを意図するものではない。このような回路および他の電気デバイスは、所望される電気的実装の特定のタイプに基づいて任意の様式で互いに組み合わされ得るおよび/または分離され得る。本明細書中に開示される任意の回路または他の電気デバイスは、任意の数のマイクロプロセッサ、集積回路、メモリデバイス(例えば、フラッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能なプログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM)、またはそれらの他の適切な変更例)、および、本明細書に開示される動作を実施するために互いに共同動作するソフトウエアを含み得ることが認識される。加えて、任意の1つ以上の電気デバイスを、開示される任意の数の機能を実施するようにプログラムされた非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体として具体化されるコンピュータプログラムを実行するように構成され得る。
増大する燃料経費と、燃料消費に関連付けられる環境懸案事項とが、電気車両およびハイブリッド車両の用途を増強してきている。しかしながら、一般的に知られているように、可燃性燃料を利用するエンジンは、加速およびギヤシフトに関連付けられる騒音を発生する。このようなエンジン音は、一般的に、近隣の歩行者に車両の存在について警告し、それにより、歩行者は車両を回避することが可能となる。電気車両およびハイブリッド車両は、これらの車両の存在について歩行者に警告する目的のために、エンジン音を発生または合成する。合成されたエンジン音を発生する1つの提案は、車両にこのようなエンジン音を一定の65dB SPLで発生させることである。しかしながら、車両が、環境騒音が高い交通混雑状態に置かれているとき、この水準でのこのような合成エンジン音の発生は、歩行者にとっては十分に大きくないことがあり得る。逆に、車両が、環境騒音が低い田舎の環境に置かれるとき、この水準でのこのような合成エンジン音の発生は大きすぎ得、歩行者にとっては迷惑となり得る。
環境騒音とは無関係の一定の合成エンジン音(すなわち、交通混雑状態および軽い交通状態に対して一定の大きさのエンジン音)という問題点を軽減し得る1つの試みを図1に示す。例えば、図1は、交通状態12(例えば、多くの周囲車両13a〜13n(“13))に対して1人以上の歩行者14が近隣に位置している)におけるホスト車両10を示す。ホスト車両10は、合成エンジン音(またはシミュレートされたエンジン音)を送信するスピーカー16を含む。ホスト車両10は、ホスト車両10の外側の環境からの環境騒音20を受信するマイクロフォン18をさらに含む。一般的に、ホスト車両10の近隣の歩行者14がこの車両の存在について警告されることを保証する環境騒音20より知覚的に大きい水準で、ホスト車両10がエンジン音を合成または発生することが望ましい。
しかしながら、ホスト車両10からのエンジン合成に関連する1つの問題点は、音ブリード(sound bleed)の存在である。この状態には、周囲環境からの環境騒音20に加えてスピーカー16によって発生された合成エンジン音をマイクロフォン18がピックアップすることが伴う。この場合、マイクロフォン18は、環境騒音20および前に発生された合成エンジン音を含むマイクロフォン入力信号22を受信する。ホスト車両10は次に、環境騒音20および前に発生された合成エンジン音24よりも知覚的に大きい水準にまで合成エンジン音の音量を増加させる。この状態の結果、手に負えないようなゲインまたはゲイン追跡がもたらされるが、この場合、合成エンジン音の大きさが増加し続け、それにより、合成エンジン音が歩行者14にとってあまりに大きくなりすぎる。
上記の音ブリードを考慮して、環境騒音20の真の水準を決定するためには、車両の周りの環境から前に発生された合成エンジン音24を除去することが望ましい。したがって、合成エンジン音を消去するためには、真の合成エンジン音を正確に知る必要がある。合成エンジン音の除去があまりに少な過ぎると、その結果、依然として望ましくない、より遅い手に負えないようなゲインがもたらされ得る。合成エンジン音の除去があまりに大きいと、環境騒音補償の効果が減少し、そのため、より騒々しい交通状態が補償され得ないことになる。合成エンジン音をより正確に知ることによって、その結果、マイクロフォン18でピックアップされた騒音から合成エンジン音がより正確に除去され、それによって、車両10が、車両10の存在を適切に知らせるだけではなくて歩行者14にとっても耐えられるような合成エンジン音水準を生成することを可能とすることが本明細書において認識されている。
図2は、一実施形態による、交通騒音を補償し、車両音を合成する装置30を示す。装置30は、一般的には、車両10中に位置し、スピーカー16およびマイクロフォン18を含む。車両10は、任意の数のスピーカー16およびマイクロフォン18を含み得ると認識される。装置30は、一般的に、エンジンコントローラ32、トーンパラメータモジュール34、騒音パラメータモジュール36、合成エンジン音発生ブロック38、および合成エンジン音除去ブロック40を含む。装置30は、これに限られないが、次の任意の車両タイプ、すなわち電気車両、ハイブリッド/電気車両、ジェット機、モーターボート、列車などのいずれかと一緒に用いられる内燃機関(ICE)に対する合成エンジン音を含む合成車両音を発生し得ることが認識される。
エンジンコントローラ32は、一般的に、車両10の車両速度44に加えて所望のスロットル位置(ドライバースロットル)42などの様々な車両動作特徴を示す信号を提供するように構成される。例えば、エンジンコントローラ32は、アクセスペダルの位置を監視して、スロットル42の所望の位置を決定する。エンジンコントローラ32は、車両10の所望のスロットル位置42を示す信号をトーンパラメータモジュール34と騒音パラメータモジュール36に送信する。エンジン音発生ブロック38は、このようなデータを用いて、合成エンジン音を発生する。例えば、車両の内燃機関(ICE)の可聴ピッチは、主として、ICEの毎分回転数(RPM)に依存する。したがって、合成されたエンジン音は、シミュレートされたエンジンRPMを大幅に考慮し得る。所望のスロットル位置42とエンジンRPMとの間で相関性を成立させることが可能である。一般に、車両10は一部の場合では電気車両であるので、合成エンジン音を発生するようなICEおよびエンジンRPMは電気車両には存在しないとは言え、ICEのエンジンRPMを示す一部のICE値をシミュレートして提供する必要がある。
エンジンコントローラ32はまた、一般的に、車両速度44(例えば、車両が現在運転されている速度)を示す信号を、トーンパラメータモジュール34および騒音パラメータモジュール36に提供するように構成される。エンジン音発生ブロック38もまた、このようなデータを用いて、合成エンジン音を発生する。ICEのRPMは、車両10の速度に対する関連性を有することが認識されている。したがって、電気車両として実現されている車両10の場合、合成されたエンジン音と車両速度間、およびシミュレートされたエンジンRPMと他の要因との間に相関性を成立させることが可能である。
トーンパラメータモジュール34は、所望のスロットル位置42に基づいたトーン(例えば、シミュレートされたエンジンRPM)、車両速度44、および他の要因を関連付けるメモリ46を含む。例えば、ルックアップテーブル(LUT)または他の適切な機構は、対応するシミュレートされたエンジンRPM(もしくはエンジン速度)と関連付けられた基本的周波数および高調波を含む様々なトーンと、車両速度44と、ICE中の非対称的な機構と関連付けられたトーンと、車両10中のさらなるモーター(もしくはポンプ)とのリストを含み得る。
一般的に、トーンは、1つの最下位ビット(例えば、フルスケールから96dBだけ下)からフルスケール(例えば、デジタル語中の全てのビットが1)までの範囲の振幅を含み得る。トーンは、−180〜+180度の範囲の位相を含み得るが、ここで、0度は位相のずれが存在しないことを示す。2つの信号間の180度の位相差は、極性の変化を示す。
トーンは、約15Hz(例えば、人間の聴覚の下限)〜約16kHz(例えば、人間の聴覚の上限)の周波数範囲を有し得る。この範囲は、下方には0Hz(DC)まで、上方にはサンプル速度(ナイキスト周波数)の半分にまで拡張され得るが、これらの最大範囲中のトーンは、人間には聞こえないことがあり得る。この周波数もまた、エンジンの基本周波数に対して相対的なものであり得るが、この場合、基本周波数の整数倍が高調波であり、非整数倍が非高調波倍音である。複数のトーンが共存することが可能である。
一般的に、ICEのエンジントーンは、エンジンのRPMに依存する。しかしながら、かつ上述したように、RPMは、スロットル位置に依存し(例えば、スロットルがエンジンを加速する燃料を多く送達するほど、RPMは増す)、かつ車両速度にも依存するが、それは、例えば、車両が遅ければ、エンジンに対するより大きい負荷が必要である。この状態では、スロットルが一定であれば、エンジンがスローダウンする。また、変速機(手動式であれ、自動式であれ)でギヤシフトがあれば、スロットル位置が一定で、かつ車両速度が一定であれば、RPMはかなり変化する。トーンパラメータモジュール34によって提供されるトーンの基本周波数は、次式によって決定することが可能である:
(エンジンのRPM/((0.5)(エンジンのストローク数))エンジンのシリンダー数)/60 (式1)
一般的に、莫大な数の車両が4ストロークエンジンを利用している。例えば、4ストローク、4シリンダーのエンジンの場合、3000RPMのエンジン速度の基本周波数は、100Hzの基本周波数を生じる。高調波もまた、駆動機構およびベアリングの非対称性が原因で存在する。例えば、形状が非対称的である様々なデバイス(例えば、エンジン中のピストン、ボールベアリングなど)は、基本周波数および高調波、したがってトーンを発生し得る。このようなトーン情報は、シミュレートされたエンジンRPMおよび/または車両速度44に加えて、ICEと概して関連付けられた様々な非対称的なデバイス用のメモリ46に記憶され得る。
別の実施例では、合成されたエンジン音は、車両速度だけに基づいて発生され得る。例えば、高速で走行している車両は、より高いピッチを発生する。したがって、車両速度は、シミュレートされたRPMの代わりに用いることが可能である。運転者にとっては、スロットル位置に依存する音を聞くことが一般的により自然である。しかしながら、歩行者14は、運転者のスロットル位置の知識を有することはなく、近づいてくる車両10の速度が分かっているだけである。前記に鑑み、運転者用の車両10の運転室の内側の第1のラウドスピーカー16および歩行者14用の車両10の外側の第2のラウドスピーカー16を有することが可能である。
上述したように、合成エンジン音も、ベルトで駆動される場合にはエンジンのRPMに関連する速度で動作する水ポンプ、燃料ポンプ、および空気ポンプ(例えば、車両動作特徴)などの様々なポンプから発生した騒音と関連付けられたトーンを含み得る。電気駆動式ポンプは、エンジンのRPMとは無関係の独立した速度で動作し得る。他の場合には、これらのポンプは、RPMがより高ければより高い速度で作動するが、しかしながら、線形でも、規則的でも、または比例的でもない。例えば、水ポンプは、エンジン速度に遅く応答する温度に応答し得るが、燃料ポンプは、スロットル位置に遅く応答する燃料パイプ圧力に応答し得る。ポンプは、したがって、それらのそれぞれのポンプ速度に依存して、基本周波数ベースのトーンを発生する。高調波トーンは、それらの基本周波数と、それらを介する流体の流れからのそれらの広帯域騒音とに比例する。したがって、トーンパラメータモジュール34から発生または提供されたトーンもまた、ポンプを介する流体の流れからの広帯域騒音に加えてポンプが動作する速度を考慮に入れ得る。トーンパラメータモジュール34から発生したトーン情報(またはトーン入力信号)は、エンジンのRPM、車両速度、ならびに、ポンプ速度、ポンプを介する流体の流れ、および/または一般的にICEと接続して用いられる非対称的形状機構に貢献する要因の任意の組み合わせを考慮に入れ得る。トーン発生器48は、トーンパラメータモジュール34からトーン情報を受信して、合成エンジン音のトーンを発生する。
騒音パラメータモジュール36は、合成エンジン音を所望のスロットル位置42(すなわち、エンジンRPM)、車両速度44、および/または他の要因などの様々な車両動作特徴と関連付けて騒音パラメータ(または騒音入力信号)を発生するためのメモリ50を含む。例えば、LUTまたは他の適切な機構は、特定のエンジンRPM、車両速度44、および他の要因に対応する様々なシミュレートされたエンジン音のリストを含み得る。ICEは燃焼(例えば、制御された爆発)を動力源としているため、エンジン音は、トーン情報に加えて定常回転に起因する騒音性部分を含む。騒音は、スペクトルが必ずしも平たんではなく、騒音は、中心周波数と、合成エンジン音を発生するために有用な帯域幅とを含み得る。
騒音成分は、1つの最下位ビットからフルスケールまでの範囲の振幅を含み得る。騒音成分は、一般的に、0Hz(DC)〜サンプルレートの半分(ナイキスト)までの範囲の周波数中心を含む。騒音成分は、0(この点でトーンになる)から全帯域(例えば、白色騒音またはピンク騒音)の範囲の帯域幅を含み得る。この帯域幅は、通常は、基本的低域通過フィルタ、高域通過フィルタ、または帯域通過フィルタによって誘導される。騒音成分は、また、より洗練されたフィルタ(例えば、ノッチ、FFT)によって誘導されたスペクトル形状を含み得る。騒音成分は、複数が共存することが可能である。多くの低帯域幅騒音成分がスペクトル的に互いから分離しているとき、騒音は希薄であると考えられる。しかしながら、少ない(または1つの)高帯域幅騒音成分がスペクトル的に隣接しているとき、騒音は濃密であると考えられる。
騒音の中心周波数は、エンジン速度またはエンジンRPMと共に増加すると認められている(例えば、ジェット機が離陸して、このジェット機の離陸の結果として発生する音、すなわち、このジェット機の離陸の結果として発生するピッチは時間と共に増加する場合を考慮されたい)。加えて、騒音はまた、道路を押圧する車両10のタイヤによっても発生する。タイヤの騒音を、車両10の速度に依存する合成騒音で強調することが望ましいことがあり得る。
一般的に、合成されたエンジン音は、スロットル位置、車両速度44、および、道路と係合している車両10のタイヤなどの他の要因(もしくは車両動作特徴)から誘導されたシミュレートされたエンジンRPMに基づき得る。エンジン音発生ブロック38は、騒音パラメータモジュール36によって示された騒音(例えば、音量およびスペクトル密度)を発生して制御する騒音発生器52を含む。スペクトル密度は、事実上は、騒音信号を内部に持つスペクトルビンの数である。
エンジン音発生ブロック38は、騒音発生器52によって発生された騒音をフィルタリングして、中周波数から高周波数のフィルタリングされた騒音を生成する騒音フィルタブロック54をさらに含む。騒音フィルタブロック54は、帯域通過フィルタ、シェルフ(もしくはチルト)フィルタ、および/またはノッチフィルタなどのような任意の数およびタイプのフィルタを含み得る。加算回路56は、トーン発生器48からのトーン信号と騒音フィルタブロック54からの騒音信号とを受信して、このような信号を一緒にして加算する。増幅器58は、トーン情報と騒音情報との和に対応する加算器信号を受信して、合成されたエンジン信号をスピーカー16に提供する。増幅器58は、合成されたエンジン信号のゲインをエンジン音除去ブロック40からの入力に基づいて調整する。この態様を、以下により詳述する。
遅延補償回路60は、、車両10中の(さらなるモーター(もしくはポンプ)に関連する他のトーンに加えて)所望のスロットル位置42および車両速度44に基づいて特定されたトーンを示すトーンパラメータモジュール34からのトーン情報を受信する第1のチャネル47を含む。遅延補償回路60は、、所望のスロットル位置42および車両速度44に基づいて特定されたエンジン音を示す騒音パラメータモジュール36からの騒音情報を受信する第2のチャネル49を含む。第1のチャネル47および第2のチャネル49は、それぞれ、個別の出力部57および59を駆動する。遅延補償回路60は、トーン情報および騒音情報がマイクロフォン入力信号22中の前に発生された合成エンジン音24として車両10に戻って受信された時点で、トーン情報および騒音情報をフィルタリングするための遅延を提供する。このような遅延は、一般的に、アナログからデジタルへの変換(ADC)、デジタルからアナログへの変換(DAC)、スピーカー群遅延、および伝搬時間に起因するいかなる待ち時間も考慮に入れる。例えば、ADCによる遅延は1ms、DACによる遅延は600μsであり得る。
マイクロフォン18は、環境騒音20および前に発生した合成エンジン音24をデジタル化して、マイクロフォン感知信号26を発生するように構成される。アナログ・デジタル変換器(図示せず)は、環境騒音20および前に発生した合成エンジン音24のデジタル化を実施する。デジタル変換を発生させるには、入力する環境騒音20および前に発生した合成エンジン音24の信号水準を測定して定量化するためにある所定量の時間が必要である。加えて、デジタルからアナログへの変換もまた、デジタル値をアナログ値に戻して実際の出力電圧(例えば、エンジン音除去ブロック40から増幅器58に提供される出力電圧)に変換するためのある所定量の時間を必要とする。この状態によって、例えば、1ms未満の時間遅延が惹起され得る。しかしながら、この遅延時間はそれでも深刻であり得る。加えて、スピーカー16は、スピーカー16を通過する信号の周波数成分に起因する群遅延を示す。一般に、スピーカー16を通過する際の周波数成分に起因する遅延は、特定の周波数成分によって異なる。特に、スピーカー16中の群遅延によって、スピーカー16に提供される入力電圧に対してスピーカー16の出力圧力に対する遅延位相シフトが惹起される。
一般に、伝搬時間と共に、音は空気中を約343m/秒(すなわち1125フィート/秒)で伝搬するが、これはワイヤ中の電気よりはるかに遅い。スピーカー16とマイクロフォン18との間での13.5インチ(例えば、1フィートより少し大きい)ごとに、マイクロフォン18のところで受信された音は、1msだけ遅延する。前記に鑑みて、スピーカー16からマイクロフォン18に至るまでの破損(または音ブリード)は、合成エンジン音を発生させるために用いられたトーンパラメータおよび騒音パラメータより古いことが分かる。上述の態様に起因する様々なタイプの遅延(例えば、ADC、DAC、スピーカー群遅延、および伝搬遅延)は、一般的に時間と共に変化しない。したがって、遅延補償回路60は、マイクロフォン入力信号22中の前の発生した合成エンジン音24がマイクロフォン18のところに戻って受信されて、車両10によって処理された全体時間に対応する静的遅延値を提供し得る。
遅延補償回路60は、このような静的な遅延値をエンジン音除去ブロック40に提供する。すると、エンジン音除去ブロック40は、静的遅延値によって示される遅延時間が終了すると、前に発生された合成エンジン音に対してフィルタリングを適用する。したがって、エンジン音除去ブロック40は、静的遅延値によって示される時間に基づいてフィルタリングの実施を遅延させ、これで、前に発生された合成エンジン音24に含まれたトーンおよび騒音の情報を除去するために、このフィルタリングが、このような情報がマイクロフォン入力信号22で車両10に戻って受信されて車両10によって処理されることが期待される時間に実施されるようにする。遅延補償回路60は、静的遅延値を、エンジン音除去ブロック40に通じる第3のチャネル57および第4のチャネル59上に出力する。エンジン音除去ブロック40は、一般的にマイクロフォン感知信号26中に存在する、前に発生された合成エンジン音中のトーンおよび騒音の情報を除去するように構成される。
マイクロフォン18は、車両10の外部部分上に位置付けられ、混乱をピックアップすることを回避するように車両10上に配列される。上述したように、マイクロフォン18は一般的に、環境騒音20および車両10からの前に発生された合成エンジン音24を含む車両10の外側の環境からのマイクロフォン入力信号22をピックアップするまたは受信するように配列される。
エンジン音除去ブロック40は、逆フィルタブロック70、スペクトル重み付けブロック72、事象フィルタブロック73、心理音響マスクブロック74、およびゲイン推定ブロック75を含む。一般的に、逆フィルタブロック70は、第3のチャネル57から静的遅延値を受信する。逆フィルタブロック70は、前に発生された合成エンジン音に含まれ得る合成された狭帯域成分などのトーン情報のアスペクトを除去するために任意の数のフィルタを含み得る。1つの例では、逆フィルタブロック70は、環境騒音20をあまり除去することなく、騒音パラメータモジュール36から提供された騒音情報中の合成周波数に類似の周波数を持つタイトな(例えば、上位の)ノッチフィルタを含み得る。スペクトル重み付けブロック72もまた、騒音情報に加えてトーン情報を除去し得る。逆フィルタブロック70は、各々の合成周波数成分のところで類似の周波数に配列される1つ以上の発振器を含み得る。各々の発振器もまた、合成周波数成分を除去するために逆位相を含み得る。
スペクトル重み付けブロック72は、広帯域成分、すなわち、環境騒音20中の前に発生された合成エンジン音24中の(騒音発生器52によって発生された)騒音情報から発生された騒音を除去する。スペクトル重み付けブロック72は、騒音パラメータの静的遅延値を受信する。スペクトル重み付けブロック72は、2つのフィルタバンクの削除、適応フィルタの使用、またはエコーキャンセラーの使用によって前の騒音情報を除去し得る。別の例では、広帯域成分もまた、何らかの数のトーン成分を含み得ることが認識される。
一般に、逆フィルタブロック70およびスペクトル重み付けブロック72が環境の変化に対してより敏感でないためには、スピーカー16およびマイクロフォン18は、互いに対してできる限り近接して位置付けすべきである。遅延補償回路60が、回路処理(ADC、DAC、など)の原因となる静的遅延値、スピーカー群遅延、およびスピーカー16とマイクロフォン18との間での伝搬時間を発生するように構成されているとはいえ、遅延補償回路60は、他の車両または車両10を囲む建築物からのラウドスピーカー16の音反射による伝搬遅延の原因となるようには構成され得ない。逆フィルタブロック70およびスペクトル重み付けブロック72は、これらの伝搬遅延を補償するように構成され得る。
事象フィルタブロック73は、環境騒音20中の短期インパルスに起因する騒音を除去するように構成される。例えば、クラクションを鳴らすなどのような短期インパルスに対する合成エンジン音の水準をさらに調整することが必要となり得る。事象フィルタブロック73は、車両10が合成エンジン音の水準をさらに調整しないように、マイクロフォン18のところでピックアップされた短期騒音を除去するように構成される。事象フィルタブロック73は、環境騒音20中に存在する長期騒音(例えば、都会環境中などの長期交通状態に座っていることによる騒音)が自身の中を通過することを許容し、それにより、車両10が、環境騒音20中に存在する長期騒音の原因となる合成エンジン騒音を発生するようにする。
心理音響マスクブロック74は、スピーカー16からのいずれかのブリードにより破損していない(または、前に発生された合成エンジン音24がない)環境騒音20を受信する。一般的に、逆フィルタブロック70およびスペクトル重み付けブロック72は、マイクロフォン感知信号26中に存在する、前に発生された合成エンジン音24を除去して、環境騒音20を心理音響マスクブロック74に提供する。心理音響マスクブロック74は、環境騒音20に様々な動的に基づく周波数依存しきい値水準を出力する。ゲイン推定ブロック75は、新たに発生されたエンジン音を加算回路56から受信する。ゲイン推定ブロック75は、新たに発生されたエンジン音を環境騒音20に基づいたしきい値水準と比較する。このしきい値水準未満の新たなエンジン音はいずれも聞こえない。ゲイン推定ブロック75は、しきい値水準を新たに発生された音水準と比較して、ゲイン値(すなわち電圧)を出力する。ゲイン推定ブロック75は、このゲイン電圧を増幅器58に提供する。増幅器58は、環境騒音20よりも知覚的に大きい新たな発生エンジン音を発生するようにスピーカー16を制御する。
すでに示したように、エンジン音除去ブロック40は、一般的に、マイクロフォン感知信号26中の前に発生された合成エンジン音24を除去し、それによって、上述したような音ブリード状態を除去する。加えて、エンジン音除去ブロック40は、環境騒音20に対応する信号(すなわち電圧)を提供し、それにより、増幅器58が、環境騒音20よりも知覚的に大きい新しい発生された合成エンジン音を発生して、歩行者14がこの新たに発生した合成エンジン音が聞こえることを保証するようにする。したがって、環境騒音20が増すと、エンジン音除去ブロック40からの電圧は増加し、それによって、合成エンジン音が環境騒音20よりも知覚的に大きくなることを可能とする。逆に、環境騒音20が減少すると、エンジン音除去ブロック40からの電圧は減少するが、それでもなお、合成エンジン音が減少した実際の環境騒音20よりも知覚的に大きくなることを可能とする。エンジン音発生ブロック38は、前に発生された合成騒音からなんら残りの音アーチファクトなしで新しい合成エンジン音を自由に発生する。
図3は、環境騒音に基づいて合成されたエンジン音の発生に対する理想的状態を示すプロットである。プロット80は、合成されたエンジン音水準82および環境騒音水準84を含む。歩行者14が車両10の音が聞こえることを保証するために、環境騒音84よりも知覚的に大きい水準で合成エンジン音水準82を、車両10が発生することが望ましい。図示するように、プロット80は、車両が田舎、郊外、都会、および都市中心部の環境間を走行する際に、合成エンジン音水準82環境騒音水準84よりも知覚的に大きい状態に留まるので理想的な状態を表す。
図4は、環境騒音に基づいて時として静かすぎる公称水準での合成されたエンジン音の発生を示すプロット90である。例えば、プロット90は、環境騒音水準84が変動する際に、環境騒音水準84とは無関係に一定の水準(すなわち音量)で、車両10が、合成エンジン音水準82を発生するところを示す。領域92では、合成エンジン音水準は、環境騒音水準84に基づいてあまりに静かすぎ得る。この状態は、歩行者14に車両10の存在について警告し得ないかもしれない。
図5は、環境騒音に基づいて大きすぎる音水準での合成されたエンジン音の発生を示すプロット100である。例えば、プロット100は、環境騒音水準84が変動する際に、環境騒音水準84とは無関係に一定の水準(すなわち音量)で合成エンジン音水準82を、車両10が発生するところを示す。領域94では、合成エンジン音水準82は、交通水準84に基づいてあまりに大きすぎ得る。この状態は、歩行者14にとって迷惑となり得る。
図6は、合成されたエンジン音水準82に対する滑走路状態を示すプロット110である。具体的には、プロット110は、環境騒音水準84に加えて前に発生された合成エンジン音24を(例えば、マイクロフォン18のところで)車両10がピックアップして、かつマイクロフォン入力信号22からエンジン音を除去することに失敗する状態を示す。車両10は次に、前に発生されたエンジン音水準よりも知覚的に大きい音量(すなわちゲイン)の合成エンジン音水準82と、環境騒音水準84とを発生する。概して96において示すように、合成エンジン音水準のゲインは、環境水準84とは無関係に増加する。これもまた、合成エンジン音水準82は、歩行者14にとって大きすぎるものとなり得る。
図7は、一実施形態による、滑走路状態(すなわち音ブリード状態)の除去を示すプロット120である。具体的には、プロット100は、合成エンジン音を発生するために騒音補償を適用している間での一般的な環境騒音水準84を示す。概略的に示すように、車両10は、車両10が走行しながら、環境騒音水準84よりも知覚的に高いゲインにおいて合成エンジン音水準82を発生する。プロット100は、車両10が、車両10が真のまたは実際の環境騒音水準84を確認するように、環境騒音水準84から前に発生した合成エンジン音24をフィルタリングする状態を示す。一旦前に発生した合成エンジン音24が環境騒音水準84から除去されると、車両10の存在を歩行者(14)に知らせるために、車両10は、交通水準84よりも知覚的に大きいゲインにおいて合成エンジン音82を発生する。
一般に、ポイント102、104、および106は、環境騒音水準84が合成エンジン音水準82よりも瞬間的に大きくなり得ることを示す。これらのポイント102、104、および106は、交通水準86の急激な増大による長期音を補償するために、装置30が平均化演算を実施することを単に反映し得る。事象フィルタブロック73は、この平均化を実施するように構成される。環境騒音水準84のこのような急激な増加は、近くの車両がクラクションを鳴らすまたは歩行者14(もしくは歩行者14の群)が大声を上げることに起因し得る。
例示の実施形態を上述したが、これらの実施形態が本発明の全ての考えられる形態を説明することを意図するものではない。むしろ、本明細書に用いられた語は、制限の語ではなくて説明の語であり、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更がなされ得ることが理解される。加えて、様々な実現する実施形態の特徴を組み合わせて、本発明のさらなる実施形態を形成し得る。

Claims (23)

  1. シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
    車両のスロットルの第1の位置を示す第1のドライバスロットル信号を受信し、少なくとも前記第1のドライバスロットル信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成された、少なくとも1つのパラメータモジュールと、
    前記第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
    第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、前記第1のマイクロフォン入力信号が、前記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および前記第1のシミュレートされた車両音を含み、前記エンジン音除去ブロックが、
    前記第1のマイクロフォン入力信号から前記第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、前記第1の環境騒音を決定し、
    前記第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
    を備え、
    前記エンジン音発生ブロックが、少なくとも前記第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、前記第2のシミュレートされた車両音が前記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
    装置。
  2. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、前記車両の前記スロットルの第2の位置を示す第2のドライバスロットル信号を受信し、前記第2のシミュレートされた車両信号を示す第2の入力信号を送信するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記エンジン音発生ブロックが、前記第2の入力信号および前記第1の出力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記エンジン音発生ブロックが、
    増幅器であって、
    前記第2の入力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音を発生し、
    前記第2の入力信号に応答して、前記第1の出力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音の音量を示す出力電圧を発生するように構成された、増幅器と、
    前記出力電圧を受信して、前記第2のシミュレートされた車両音を発生するスピーカーと、
    を含む、請求項3に記載の装置。
  5. 前記エンジン音除去ブロックが、前記マイクロフォンから第2のマイクロフォン入力信号を受信するようにさらに構成され、前記マイクロフォン入力が、前記車両の外部の前記環境と関連付けられた第2の環境騒音と、前記第2のシミュレートされた車両音とを含む、請求項3に記載の装置。
  6. 前記エンジン音除去ブロックが、前記第2のマイクロフォン入力信号から前記第2のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、前記第2の環境騒音を決定し、前記第2の環境騒音を示す第2の出力信号を発生するようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、前記車両の速度を示す車両速度信号を受信し、前記第1のドライバスロットル信号および前記車両速度信号に応答して前記第1のシミュレートされた車両音を示す前記第1の入力信号を送信するように構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数のシミュレートされた毎分エンジン回転数(RPM)と関連付けられた複数のトーンを記憶するトーンパラメータモジュールを備え、前記第1のドライバスロットル信号が、特定の基本周波数において特定のシミュレートされたエンジンRPMを示す、請求項1に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数のシミュレートされた毎分エンジン回転数(RPM)と関連付けられた複数のエンジン音を記憶する騒音パラメータモジュールを備え、前記ドライバスロットル信号が、特定の音量およびスペクトル密度において特定のシミュレートされたエンジンRPMを示す、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、前記エンジン音発生ブロックが前記短期騒音とは無関係に前記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、
    請求項1に記載の装置。
  11. シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
    前記車両の第1の速度を示す第1の車両速度信号を受信し、少なくとも前記第1の車両速度信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を示す第1の入力信号を送信するように構成された、少なくとも1つのパラメータモジュールと、
    前記第1の入力信号に応答して第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
    第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、前記第1のマイクロフォン入力信号が、前記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および前記第1のシミュレートされた車両音を含み、前記エンジン音除去ブロックが、
    前記第1のマイクロフォン入力信号から前記第1のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、前記第1の環境騒音を決定し、
    前記第1の環境騒音を示す第1の出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
    を備え、
    前記エンジン音発生ブロックが、少なくとも前記第1の出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、前記第2のシミュレートされた車両音が前記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
    装置。
  12. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、前記車両の第2の速度を示す第2の車両速度信号を受信し、前記第2のシミュレートされた車両音を示す第2の入力信号を送信するようにさらに構成される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記エンジン音発生ブロックが、前記第2の入力信号および前記第1の出力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記エンジン音発生ブロックが、
    増幅器であって、
    前記第2の入力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音を発生し、
    前記第1の出力信号に応答して前記第2のシミュレートされた車両音の音量を示す出力電圧を発生するように構成された、増幅器と、
    前記出力電圧を受信して、前記第2のシミュレートされた車両音を発生するスピーカーと、
    を含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記エンジン音除去ブロックが、前記マイクロフォンから第2のマイクロフォン入力信号を受信するようにさらに構成され、前記マイクロフォン入力信号が、前記車両の外部の前記環境と関連付けられた第2の環境騒音と、前記第2のシミュレートされた車両音とを含む、請求項13に記載の装置。
  16. 前記エンジン音除去ブロックが、前記第2のマイクロフォン入力信号から前記第2のシミュレートされた車両音をフィルタリングして、前記第2の環境騒音を決定し、前記第2の環境騒音を示す第2の出力信号を発生するようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、前記車両のスロットルの第1の位置を示す第1のドライバスロットル信号を受信し、少なくとも前記第1のドライバスロットル信号および前記第1の車両速度信号に応答して前記第1のシミュレートされた車両音を示す前記第1の入力信号を送信するように構成される、請求項11に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数の車両速度と関連付けられた複数のトーンを記憶するトーンパラメータモジュールを備え、前記第1の車両速度信号が、前記第1のシミュレートされた車両音を発生するために、特定の基本周波数を提供する、請求項11に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのパラメータモジュールが、それぞれ、複数の車両速度と関連付けられた複数のエンジン音を記憶する騒音パラメータモジュールを備え、各々の車両速度が、特定の音量およびスペクトル密度に対応する、請求項11に記載の装置。
  20. 前記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、前記エンジン音発生ブロックが前記短期騒音とは無関係に前記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. シミュレートされた車両音を発生する装置であって、
    第1の車両動作特徴と関連するトーン情報を発生するように構成された、第1のパラメータモジュールと、
    前記第1の車両動作特徴と関連する騒音情報を発生するように構成された、第2のパラメータモジュールと、
    前記トーン情報および前記騒音情報に応答して、第1のシミュレートされた車両音を聞こえるように発生するように構成された、エンジン音発生ブロックと、
    第1のマイクロフォン入力信号を受信するマイクロフォンに動作可能に連結されているエンジン音除去ブロックであって、前記第1のマイクロフォン入力信号が、前記車両の外部の環境と関連付けられた第1の環境騒音および前記第1のシミュレートされた車両音を含み、前記エンジン音除去ブロックが、
    前記マイクロフォン入力信号から前記第1のシミュレートされた車両音を除去して、前記環境騒音を決定し、
    前記環境騒音を示す出力信号を発生するように構成された、エンジン音除去ブロックと、
    を備え、
    前記エンジン音発生ブロックが、少なくとも前記出力信号に応答して第2のシミュレートされた車両音を、前記第2のシミュレートされた車両音が前記第1の環境騒音よりも大きくなるように発生するようにさらに構成される、
    装置。
  22. 前記第1の車両動作特徴が、ドライバスロットル位置および車両速度のうちの一方に対応する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1の環境騒音に含まれる短期騒音を、前記エンジン音発生ブロックが前記短期騒音とは無関係に前記第2のシミュレートされた車両音を発生するように、除去するように構成されたフィルタをさらに備える、請求項21に記載の装置。
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