WO2021205496A1 - エンジン音制御装置、プログラム及びエンジン音制御方法 - Google Patents
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Abstract
エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成する周波数分析部(104)と、スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する違反検出部(106)とを備える。
Description
本開示は、エンジン音制御装置、プログラム及びエンジン音制御方法に関する。
従来から、運転状態に応じた制御音であるエンジン音を擬似的に生成し、その疑似エンジン音を音声出力部から出力するエンジン音制御装置が知られている。
例えば、特許文献1には、運転状態空間における代表的な座標であるユーザ設定点について、目標エンジン音を設定するだけで、他の座標におけるエンジン音を補間することで、運転状態に対応した擬似エンジン音を自動的に生成するエンジン音制御装置が記載されている。
例えば、特許文献1には、運転状態空間における代表的な座標であるユーザ設定点について、目標エンジン音を設定するだけで、他の座標におけるエンジン音を補間することで、運転状態に対応した擬似エンジン音を自動的に生成するエンジン音制御装置が記載されている。
しかしながら、従来のエンジン音制御装置は、擬似エンジン音を自動的に生成することができるが、補間によってユーザの意図とは異なる擬似エンジン音が生成される場合がある。
そこで、本発明は、ユーザの意図とは異なる擬似エンジン音を検出できるようにすることを目的とする。
本開示の一態様に係るエンジン音制御装置は、エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成部と、前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する違反検出部と、を備えることを特徴とする。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成部、及び、前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する違反検出部、として機能させることを特徴とする。
本開示の一態様に係るエンジン音制御方法は、エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成し、前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出することを特徴とする。
本開示の一又は複数の態様によれば、ユーザの意図とは異なる擬似エンジン音を検出することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置100は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部107と、表示インターフェース部(以下、表示I/F部という)108とを備える。
図1は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置100は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部107と、表示インターフェース部(以下、表示I/F部という)108とを備える。
運転状態設定部101は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に運転状態を設定する。運転状態設定部101は、複数の運転状態から一つの運転状態を選択する運転状態選択部として機能する。ここでは、運転状態設定部101は、予め定められた運転状態を選択するものとする。
運転状態は、車両のエンジン音に影響を与えるパラメータであり、エンジンの回転数、車速、アクセル開度、エンジンのトルク、ギア位置、単位時間当たりのエンジンの回転数の変化量又は単位時間値リの車速の変化量等の状態量、又は、これらの状態量の任意の組み合わせで特定される。
ここでは、運転状態設定部101は、例えば、エンジンの回転数と、エンジンのトルクとの組み合わせを運転状態として設定するものとする。
ここでは、運転状態設定部101は、例えば、エンジンの回転数と、エンジンのトルクとの組み合わせを運転状態として設定するものとする。
周波数スペクトル記憶部102は、複数の運転状態の各々のエンジン音として擬似的に生成された周波数スペクトルである疑似周波数スペクトルを記憶する。言い換えると、疑似周波数スペクトルは、疑似エンジン音の周波数スペクトルである。ここでは、エンジンの回転数と、エンジンのトルクとの組み合わせ毎に、エンジン音の疑似周波数スペクトルが記憶されているものとする。周波数スペクトルは、予め定められた刻み幅の複数の周波数の各々における振幅レベルを示す。
周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを周波数スペクトル記憶部102から読み出し、読み出された疑似周波数スペクトルを周波数分析部104に与える。
周波数分析部104は、エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成部である。例えば、周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103から与えられた疑似周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、スペクトル情報を生成する。ここでは、対象周波数スペクトルは、疑似周波数スペクトルである。
スペクトル情報は、エンジン回転の基本周波数に対する次数(倍数)oと、次数oに対する振幅レベルP(o)とを示す。一般に、車両のエンジン音は、エンジンの回転数(すなわち、回転周波数)を1次の基本周波数としたときに、この基本周波数に予め定められた次数(倍数)を乗じた周波数成分によって構成される。例えば、エンジン回転数が毎分1000回転である場合、基本周波数は、1000回転/60秒から、16.6666・・・Hzとなるが、4サイクル4気筒エンジンでは、基本周波数に対して2次(2倍)の周波数である33.3333・・・Hzの周波数成分、及び基本周波数に対して4次(4倍)の周波数である66.6666・・・Hzの周波数成分等が現われる。ここで、エンジン回転数が毎分1500回転に変化すると、基本周波数は、1500回転/60秒から、25Hzとなり、2次の周波数成分は50Hz、4次の周波数成分は100Hzとなる。図2に、スペクトル情報の一例を示す。
このため、周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103から与えられた疑似周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に応じて定まる次数の振幅レベルを抽出することで、スペクトル情報を生成する。生成されたスペクトル情報は、違反検出部106に与えられる。
判定基準記憶部105は、運転状態毎に、スペクトル情報が違反しているか否かを判定するための判定基準を記憶する。例えば、スペクトル情報は、次数毎に、振幅レベルの最大値及び最小値の少なくとも何れか一方を示すものとする。
違反検出部106は、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する。例えば、違反検出部106は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定することで、違反を検出する。具体的には、違反検出部106は、スペクトル情報で示される次数毎の振幅レベルが判定基準に違反しているか否かを判断する。違反検出部106は、その判定結果と運転状態とを示す判定結果情報を警告部107に与える。
警告部107は、違反検出部106で違反が検出された場合に、警告を行う。例えば、警告部107は、運転状態と、その運転状態で違反があったことを示す警告画面画像を生成し、その警告画面画像を表示I/F部108を介して、表示部120に送る。表示部120は、その警告画面画像を表示する。
表示I/F部108は、表示部120をエンジン音制御装置100に接続するための接続インターフェースである。
表示部120は、各種画面画像を表示する表示装置である。
表示部120は、各種画面画像を表示する表示装置である。
以上に記載されたエンジン音制御装置100は、図3に示されているように、メモリ131と、メモリ131に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ132と、接続I/F133と、入力装置134とを備えるコンピュータ130により構成することができる。
例えば、運転状態設定部101、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、違反検出部106及び警告部107は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
例えば、運転状態設定部101、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、違反検出部106及び警告部107は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
なお、周波数スペクトル記憶部102及び判定基準記憶部105は、HDD(Hard Disc Drive)等の図示しない記憶装置により構成することができる。
また、表示I/F部108は、接続I/F133により構成することができる。
また、表示I/F部108は、接続I/F133により構成することができる。
図4は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100での動作を示すフローチャートである。
まず、運転状態設定部101は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に、検査する疑似エンジン音に対応する運転状態を設定する(S10)。
次に、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを周波数スペクトル記憶部102から読み出す(S11)。そして、周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを周波数分析部104に与える。
周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103から与えられた疑似周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、スペクトル情報を生成する(S12)。そして、周波数分析部104は、生成されたスペクトル情報を、違反検出部106に与える。
違反検出部106は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定する(S13)。そのスペクトル情報が違反している場合(S13でYes)には、処理はステップS14に進み、そのスペクトル情報が違反していない場合(S13でNo)には、処理は終了する。
ステップS14では、警告部107は、違反があったことをユーザに警告する。
以上のように、実施の形態1によれば、エンジン音に対応する疑似周波数スペクトルが基準に違反しているか否かを自動的に判定することができる。
なお、以上に記載された実施の形態1では、予め定められた運転状態における違反を検出しているため、予め定められた運転状態を周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に予め設定しておけば、運転状態設定部101はなくてもよい。
また、以上に記載された実施の形態1では、運転状態設定部101は、予め定められた運転状態を周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に設定しているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。例えば、図示していない入力部として機能する入力装置134(図2)を用いて、違反の有無を判定する運転状態をユーザが入力してもよい。
以上に記載された実施の形態1では、違反検出部106は、スペクトル情報の次数毎に違反の有無を判定しているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。例えば、違反検出部106は、スペクトル情報に含まれている次数毎の振幅レベルの平均値又は中央値等の代表値が違反しているか否かを判定してもよい。この場合、判定基準記憶部105は、運転状態毎に、代表値の最大値及び最小値の少なくとも何れか一方を判定基準として記憶していればよい。
以上に記載された実施の形態1では、運転状態設定部101は、予め定められた運転状態を周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に設定しているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。例えば、運転状態設定部101は、全ての運転状態の各々を順番に設定して、違反検出部106に違反の有無を検出させ、警告部107は、違反のあった運転状態を示す警告画面画像を生成して、表示部120にその警告画面画像を表示させてもよい。
実施の形態2.
図1に示されているように、実施の形態2に係るエンジン音制御装置200は、運転状態設定部201と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部207と、表示I/F部108とを備える。
図1に示されているように、実施の形態2に係るエンジン音制御装置200は、運転状態設定部201と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部207と、表示I/F部108とを備える。
実施の形態2に係るエンジン音制御装置200の周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105、違反検出部106及び表示I/F部108は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105、違反検出部106及び表示I/F部108と同様である。
運転状態設定部201は、複数の運転状態から一つの運転状態を順番に選択し、選択された一つの運転状態を順番に、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に設定する。
なお、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部201によって設定された一つの運転状態に対応する一つの疑似周波数スペクトルを順番に読み出す。周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103により順番に読み出された一つの疑似周波数スペクトルからスペクトル情報を順番に生成する。違反検出部106は、スペクトル情報が判定基準に違反しているか否かを順番に判断する。
なお、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部201によって設定された一つの運転状態に対応する一つの疑似周波数スペクトルを順番に読み出す。周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103により順番に読み出された一つの疑似周波数スペクトルからスペクトル情報を順番に生成する。違反検出部106は、スペクトル情報が判定基準に違反しているか否かを順番に判断する。
警告部207は、複数の運転状態の各々における違反の検出結果を示す画面画像である違反マップを生成する。例えば、警告部207は、違反検出部106からの判定結果情報に従って、どの運転状態で違反が生じたかを示す画面画像である違反マップを生成する。警告部107は、その違反マップを表示I/F部108を介して、表示部120に送る。表示部120は、その違反マップを表示する。
図5は、違反マップの一例を示す概略図である。
図5に示されている違反マップ140は、運転状態が、第1の状態量(例えば、エンジンのトルク)及び第2の状態量(例えば、エンジンの回転数)の組み合わせで特定される場合における違反マップである。
図5に示されているように、違反マップ140は、横の行に第1の状態量であるA1,A2,・・・,Amが配置されており、縦の列に第2の状態量であるB1,B2,・・・,Bnが配置されているマトリクスにおいて違反の検出結果を示している。
そして、例えば、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byの組み合わせにおける判定結果が違反していることを示していたため、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byの組み合わせに対応する欄Vxyが塗りつぶされている。
図5に示されている違反マップ140は、運転状態が、第1の状態量(例えば、エンジンのトルク)及び第2の状態量(例えば、エンジンの回転数)の組み合わせで特定される場合における違反マップである。
図5に示されているように、違反マップ140は、横の行に第1の状態量であるA1,A2,・・・,Amが配置されており、縦の列に第2の状態量であるB1,B2,・・・,Bnが配置されているマトリクスにおいて違反の検出結果を示している。
そして、例えば、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byの組み合わせにおける判定結果が違反していることを示していたため、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byの組み合わせに対応する欄Vxyが塗りつぶされている。
図6は、実施の形態2に係るエンジン音制御装置200での動作を示すフローチャートである。
まず、運転状態設定部201は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に、運転状態に含まれる第2の状態量の初期値を設定する(S20)。
次に、運転状態設定部201は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に、運転状態に含まれる第1の状態量の初期値を設定する(S21)。
次に、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部101により設定された運転状態である第1の状態量及び第2の状態量に対応する疑似周波数スペクトルを周波数スペクトル記憶部102から読み出す(S22)。そして、周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを周波数分析部104に与える。
周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103から与えられた疑似周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、スペクトル情報を生成する(S23)。そして、周波数分析部104は、生成されたスペクトル情報を、違反検出部106に与える。
違反検出部106は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定する(S24)。そのスペクトル情報が違反している場合(S24でYes)には、処理はステップS25に進み、そのスペクトル情報が違反していない場合(S24でNo)には、処理はステップS26に進む。
ステップS25では、警告部107は、違反検出部106からの検出結果情報に従って、違反マップにおいて違反と判断された第1の状態量及び第2の状態量に対応する欄の位置を特定する。そして、処理はステップS26に進む。
ステップS26では、運転状態設定部201は、第1の状態量を予め定められたステップ幅で変更する。
そして、運転状態設定部201は、変更後の第1の状態量が、違反を検出する範囲を超えた終了値となったか否かを判断する(S27)。変更後の第1の状態量が終了値になっていない場合(S27でNo)には、処理はステップS28に進み、変更後の第1の状態量が終了値になっている場合(S27でYes)には、処理はステップS29に進む。
そして、運転状態設定部201は、変更後の第1の状態量が、違反を検出する範囲を超えた終了値となったか否かを判断する(S27)。変更後の第1の状態量が終了値になっていない場合(S27でNo)には、処理はステップS28に進み、変更後の第1の状態量が終了値になっている場合(S27でYes)には、処理はステップS29に進む。
ステップS28では、運転状態設定部201は、変更後の第1の状態量を周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に設定する。そして、処理は、ステップS22に戻る。
ステップS29では、運転状態設定部201は、第2の状態量を予め定められたステップ幅で変更する。
そして、運転状態設定部201は、変更後の第2の状態量が、違反を検出する範囲を超えた終了値となったか否かを判断する(S30)。変更後の第2の状態量が終了値になっていない場合(S30でNo)には、処理はステップS31に進み、変更後の第2の状態量が終了値になっている場合(S30でYes)には、処理はステップS32に進む。
そして、運転状態設定部201は、変更後の第2の状態量が、違反を検出する範囲を超えた終了値となったか否かを判断する(S30)。変更後の第2の状態量が終了値になっていない場合(S30でNo)には、処理はステップS31に進み、変更後の第2の状態量が終了値になっている場合(S30でYes)には、処理はステップS32に進む。
ステップS31では、運転状態設定部201は、変更後の第2の状態量を周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部106に設定する。そして、処理は、ステップS21に戻る。
ステップS32では、警告部107は、ステップS25で特定された位置に基づいて、違反マップを生成する。このようにして生成された違反マップは、表示I/F部108を介して表示部120に与えられ、表示部120で表示される。
以上のように、実施の形態2によれば、違反マップが表示部120に表示されるため、容易に、基準に違反した運転状態を把握することができる。
図5に示されている違反マップ140は、横の行に第1の状態量を配置し、縦の列に第2の状態量を配置したマトリクスとなっているが、実施の形態2の違反マップはこのような例に限定されない。
例えば、図7(A)に示されている違反マップ141のように、第1の軸である横軸に第1の状態量を配置し、第2の軸である縦軸に第2の状態量を配置した座標系において、違反の検出結果が示されてもよい。
例えば、図7(A)に示されている違反マップ141のように、第1の軸である横軸に第1の状態量を配置し、第2の軸である縦軸に第2の状態量を配置した座標系において、違反の検出結果が示されてもよい。
この場合、図7(B)に示されているように、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byで基準に違反すると判断された場合には、違反マップ141のグラフ上において、第1の状態量Ax及び第2の状態量Byに対応する座標に、四角形が描画される。
なお、違反マップでは、違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の第1の組み合わせに対応する第1の座標と、違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の第2の組み合わせに対応する第2の座標とが上下又は左右において隣接する場合には、その第1の座標に対応する第1の四角形と、その第2の座標に対応する第2の四角形とにおいて、第1の座標と第2の座標との間にある辺を描画せずに、第1の四角形の残りの辺と、第2の四角形の残りの辺とを接続して、一つの四角形が描画されてもよい。例えば、図7(C)に示されているように、第1の状態量Ax及び第2の状態量By、第1の状態量Ax+1及び第2の状態量By、第1の状態量Ax及び第2の状態量By+1、並びに、第1の状態量Ax+1及び第2の状態量By+1が基準に違反すると判断された場合には、違反マップ141のグラフ上で縦又は横において隣接する四角形同士を連結して、その外枠だけが描画されてもよい。
また、図8に示されている違反マップ142のように、第1の軸である横軸に第1の状態量を配置し、第2の軸である縦軸に第2の状態量を配置した座標系において、違反の検出結果が示されてもよい。
図8に示されている違反マップ142では、図7(A)に示されている違反マップ142とは異なり、基準に違反すると判断された第1の状態量及び第2の状態量に対応する位置の四角形の内部が予め定められた色で塗りつぶされ、かつ、その四角形の辺に対応する線が描画されていない。
図8に示されている違反マップ142では、図7(A)に示されている違反マップ142とは異なり、基準に違反すると判断された第1の状態量及び第2の状態量に対応する位置の四角形の内部が予め定められた色で塗りつぶされ、かつ、その四角形の辺に対応する線が描画されていない。
この場合、図9に示されている違反マップ143のように、違反している程度に応じて、塗りつぶす濃度が変えられてもよい。なお、図9に示されている違反マップ143では、違反の程度が高いほど濃い色となっている。この場合、違反検出部106は、判定結果情報に違反の程度を含めればよい。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3に係るエンジン音制御装置300の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置300は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部306と、警告部307と、表示I/F部108と、入力部309と、周波数スペクトル修正部310とを備える。
図10は、実施の形態3に係るエンジン音制御装置300の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置300は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部306と、警告部307と、表示I/F部108と、入力部309と、周波数スペクトル修正部310とを備える。
実施の形態3に係るエンジン音制御装置300の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105及び表示I/F部108は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105及び表示I/F部108と同様である。
違反検出部306は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定することで、違反を検出する。違反検出部106は、その判定結果と、違反の内容と、運転状態とを示す判定結果情報を警告部107に与える。実施の形態3での判定結果は、次数毎の判定結果となっている。
入力部309は、ユーザからの操作の入力を受け付ける。
警告部307は、違反検出部106からの判定結果情報に基づいて、判定結果を示す判定結果画面画像を生成し、その判定結果画面画像を表示I/F部108を介して、表示部120に送る。表示部120は、その判定結果画面画像を表示する。実施の形態3では、警告部307は、次数毎に、振幅レベルが判定基準に違反しているか否かを示す判定結果画面画像を生成する。
図11は、判定結果画面画像の一例を示す概略図である。
図11に示されている判定結果画面画像144は、次数毎に、その次数に対応する周波数の利得を調整するための利得制御スライダーSD1~SD6が設けられている。
図11に示されている判定結果画面画像144は、次数毎に、その次数に対応する周波数の利得を調整するための利得制御スライダーSD1~SD6が設けられている。
利得制御スライダーSD1~SD6には、対応する次数の利得を示すバーBA1~BA6が示されている。さらに、利得制御スライダーSD1~SD6には、対応する次数の利得を増加させる増加指示領域であるアップボタンUB1~UB6と、対応する次数の利得を減少させる減少指示領域であるダウンボタンDB1~DB6とが設けられている。
ユーザは、入力部309を介して、アップボタンUB1~UB6又はダウンボタンDB1~DB6を操作するか、あるいはバーBA1~BA6を操作するかして、アップボタンUB1~UB6及びダウンボタンDB1~DB6の間の調整領域AR1~AR6内において、バーBA1~BA6の高さを変えることにより、対応する次数の利得を変更することができる。
ユーザは、入力部309を介して、アップボタンUB1~UB6又はダウンボタンDB1~DB6を操作するか、あるいはバーBA1~BA6を操作するかして、アップボタンUB1~UB6及びダウンボタンDB1~DB6の間の調整領域AR1~AR6内において、バーBA1~BA6の高さを変えることにより、対応する次数の利得を変更することができる。
図11に示されている判定結果画面画像144では、利得制御スライダーSD2及び利得制御スライダーSD5に対応する次数において、振幅レベルが基準に違反しているため、その調整領域AR2、AR5の色が、他の調整領域AR1、AR3、AR4、AR6とは異なっている。
さらに、利得制御スライダーSD2に対応する次数では、その振幅レベルが最低値よりも低くなっており、利得制御スライダーSD5に対応する次数では、その振幅レベルが最大値よりも高くなっている。このため、調整領域AR2の色は、調整領域AR5の色とも異なっている。言い換えると、基準に違反している内容に応じて、違反を示す色が異なっている。
このため、例えば、ユーザは、利得制御スライダーSD2において、アップボタンUB2を押下する操作を入力部309に入力することで、対応する次数の利得を修正することができる。図示してはいないが、利得制御スライダーSD2に対応する次数の利得を調整することで、その次数の振幅レベルが最低値以上となった場合には、その調整領域AR2の色が、調整領域AR1、AR3、AR4、AR6と同じになる。これにより、ユーザは、違反が解消したことを容易に認識することができる。利得制御スライダーSD5でも同様である。
なお、図12に示されている利得制御スライダーSD#のように、振幅レベルが基準に違反している程度に応じて、色の濃さが変更されてもよい。例えば、振幅レベルが基準に違反している程度が高いほど濃い色とされていてもよい。この場合、違反検出部306は、判定結果情報に違反の程度を含める。
周波数スペクトル修正部310は、警告部307を介して、ユーザが入力部309を介して、次数に対応する利得を調整した内容を受け取り、その内容に従って対応する疑似周波数スペクトルを修正する。ここで、対応する周波数の振幅レベルの調整が行われる。
以上に記載されたエンジン音制御装置300も、図3に示されているようなコンピュータ130により構成することができる。
例えば、周波数スペクトル修正部310は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
また、入力部309は、入力装置134により構成することができる。
例えば、周波数スペクトル修正部310は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
また、入力部309は、入力装置134により構成することができる。
以上のように、実施の形態3によれば、ユーザは、振幅レベルが基準に違反しているか否かを容易に把握することができるとともに、その振幅レベルを容易に修正することができる。
以上に記載された実施の形態3では、図11に示されている判定結果画面画像144のように、利得制御スライダーSD1~SD6において違反の有無が示されているが、実施の形態3は、このような例に限定されない。
例えば、警告部307は、図13に示されているような判定結果画面画像145のように、次数を横軸に、利得を縦軸とした座標系において、違反の有無が示されていてもよい。
例えば、警告部307は、図13に示されているような判定結果画面画像145のように、次数を横軸に、利得を縦軸とした座標系において、違反の有無が示されていてもよい。
ここでは、違反が検出された次数に対応する部分において、横軸からその利得の値まで、着色が施されている。なお、図13と同様に、違反の内容に応じて、着色される色が異なっていてもよく、また、違反の程度に応じて、着色される色の濃度が異なっていてもよい。
実施の形態4.
図14は、実施の形態4に係るエンジン音制御装置400の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置400は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部406と、周波数スペクトル修正部410とを備える。
図14は、実施の形態4に係るエンジン音制御装置400の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置400は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部406と、周波数スペクトル修正部410とを備える。
実施の形態4に係るエンジン音制御装置400の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び判定基準記憶部105は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び判定基準記憶部105と同様である。
違反検出部406は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定することで、違反を検出する。違反検出部406は、その判定結果と、違反がある場合における修正値と、運転状態とを示す判定結果情報を警告部107に与える。実施の形態4での判定結果は、次数毎の判定結果となっており、修正値は、違反のあった次数毎に示されているものとする。例えば、振幅レベルが最低値を下回った場合には、修正値は最低値であり、振幅レベルが最大値を超えた場合には、修正値は最大値である。
周波数スペクトル修正部410は、違反検出部406からの違反検出情報で示される違反の検出結果に従って、周波数スペクトル記憶部102に記憶されている対応する疑似周波数スペクトルを修正する。例えば、振幅レベルが最低値よりも低い場合には、対応する周波数の振幅レベルを最低値にし、振幅レベルが最大値よりも高い場合には、対応する周波数の振幅レベルを最大値にする。
以上に記載されたエンジン音制御装置400も、図3に示されているようなコンピュータ130により構成することができる。
例えば、周波数スペクトル修正部410は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
例えば、周波数スペクトル修正部410は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
図15は、実施の形態4に係るエンジン音制御装置400での動作を示すフローチャートである。
まず、運転状態設定部101は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104及び違反検出部406に運転状態を設定する(S40)。
次に、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを周波数スペクトル記憶部102から読み出す(S41)。そして、周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを周波数分析部104に与える。
周波数分析部104は、周波数スペクトル読出部103から与えられた疑似周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、スペクトル情報を生成する(S42)。そして、周波数分析部104は、生成されたスペクトル情報を、違反検出部406に与える。
違反検出部406は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定する(S43)。そのスペクトル情報が違反している場合(S43でYes)には、処理はステップS44に進み、そのスペクトル情報が違反していない場合(S43でNo)には、処理は終了する。
ステップS44では、周波数スペクトル修正部410は、判定結果情報に従って、周波数スペクトル記憶部102に記憶されている、設定された運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを修正する。
以上のように、実施の形態4によれば、検出された違反の内容に応じて、対応する疑似周波数スペクトルが基準を満たすように自動的に修正される。
実施の形態5.
図16は、実施の形態5に係るエンジン音制御装置500の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置500は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部107と、表示I/F部108と、エンジン音記憶部512と、エンジン音読出部513と、合成部514とを備える。
図16は、実施の形態5に係るエンジン音制御装置500の構成を概略的に示すブロック図である。
エンジン音制御装置500は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部105と、違反検出部106と、警告部107と、表示I/F部108と、エンジン音記憶部512と、エンジン音読出部513と、合成部514とを備える。
実施の形態5に係るエンジン音制御装置500の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105、違反検出部106、警告部107及び表示I/F部108は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、判定基準記憶部105、違反検出部106、警告部107及び表示I/F部108と同様である。
但し、運転状態設定部101は、運転状態をエンジン音読出部513にも設定する。周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを合成部514に与える。周波数分析部104は、合成部514から与えられた合成周波数スペクトルからスペクトル情報を生成する。
但し、運転状態設定部101は、運転状態をエンジン音読出部513にも設定する。周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを合成部514に与える。周波数分析部104は、合成部514から与えられた合成周波数スペクトルからスペクトル情報を生成する。
エンジン音記憶部512は、複数の運転状態の各々における実際の車両のエンジン音である実エンジン音の周波数スペクトルである実周波数スペクトルを記憶する。ここでは、エンジンの回転数と、エンジンのトルクとの組み合わせ毎に、実際のエンジン音の周波数スペクトルである実周波数スペクトルが記憶されているものとする。なお、実エンジン音は、例えば、実際の車両のエンジンを動作させることにより得られる音である。
エンジン音読出部513は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する実周波数スペクトルをエンジン音記憶部512から読み出し、読み出された実周波数スペクトルを合成部514に与える。
合成部514は、読み出された疑似周波数スペクトルと、読み出された実周波数スペクトルとを合成することで、合成周波数スペクトルを生成する。例えば、合成部514は、疑似周波数スペクトルで示される疑似エンジン音と、実周波数スペクトルで示される実エンジン音とを合成する。音の合成方法については、公知の技術が用いられればよい。そして、合成部514は、合成後の音の周波数スペクトルである合成周波数スペクトルを周波数分析部104に与える。実施の形態5では、対象周波数スペクトルは、合成周波数スペクトルとなる。
以上に記載されたエンジン音制御装置500も、図3に示されているようなコンピュータ130により構成することができる。
例えば、エンジン音読出部513及び合成部514は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
エンジン音記憶部512は、図示しない記憶装置により構成することができる。
例えば、エンジン音読出部513及び合成部514は、メモリ131と、プロセッサ132とにより構成することができる。
エンジン音記憶部512は、図示しない記憶装置により構成することができる。
図17は、実施の形態5に係るエンジン音制御装置500での動作を示すフローチャートである。
まず、運転状態設定部101は、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、違反検出部106及びエンジン音読出部513に運転状態を設定する(S50)。
次に、周波数スペクトル読出部103は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを周波数スペクトル記憶部102から読み出す(S51)。そして、周波数スペクトル読出部103は、読み出された疑似周波数スペクトルを合成部514に与える。
エンジン音読出部513は、運転状態設定部101により設定された運転状態に対応する実周波数スペクトルをエンジン音記憶部512から読み出す(S52)。そして、エンジン音読出部513は、読み出された実周波数スペクトルを合成部514に与える。
合成部514は、疑似周波数スペクトルで示される疑似エンジン音と、実周波数スペクトルで示される実エンジン音とを合成し、合成された音を示す周波数スペクトルである合成周波数スペクトルを生成する(S53)。合成周波数スペクトルは、周波数分析部104に与えられる。
周波数分析部104は、合成部514から与えられた合成周波数スペクトルから、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、スペクトル情報を生成する(S54)。そして、周波数分析部104は、生成されたスペクトル情報を、違反検出部106に与える。
違反検出部106は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部105に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定する(S55)。そのスペクトル情報が違反している場合(S55でYes)には、処理はステップS56に進み、そのスペクトル情報が違反していない場合(S55でNo)には、処理は終了する。
ステップS55では、警告部107は、違反があったことをユーザに警告する。
以上のように、実施の形態5によれば、疑似エンジン音を実エンジン音に合成することで、実際の使用状況に近い状況、言い換えると、ユーザが聞き取る実際の音に近い音が判定基準に違反しているか否かを判断することができる。
実施の形態6.
図1に示されているように、実施の形態6に係るエンジン音制御装置600は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部605と、違反検出部606と、警告部107と、表示I/F部108とを備える。
図1に示されているように、実施の形態6に係るエンジン音制御装置600は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部605と、違反検出部606と、警告部107と、表示I/F部108とを備える。
実施の形態6に係るエンジン音制御装置600の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、警告部107及び表示I/F部108は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、警告部107及び表示I/F部108と同様である。
判定基準記憶部605は、運転状態毎に、スペクトル情報が違反しているか否かを判定するための判定基準を記憶する。実施の形態6では、判定基準は、他の次数のマスキング閾値に対する不足分及び超過分の少なくとも何れか一方の基準値である。
図18は、他の次数のマスキング閾値に対する基準値を説明するための概略図である。
図18に示されているように、ある次数x1の振幅レベルと、他の次数のマスキング閾値の最大値y1との差分d1が予め定められた基準値よりも大きい場合には、違反すると判断される。
図18に示されているように、ある次数x1の振幅レベルと、他の次数のマスキング閾値の最大値y1との差分d1が予め定められた基準値よりも大きい場合には、違反すると判断される。
また、図18に示されているように、ある次数x2の振幅レベルと、他の次数のマスキング閾値の最大値y2との差分d2が予め定められた基準値よりも大きい場合には、違反すると判断される。
違反検出部606は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部605に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報が違反しているか否かを判定する。
以上のように、実施の形態6によれば、他の次数の振幅レベルよりも突出して大きい他の次数の振幅レベルが存在する状態を違反とすることで、不自然な疑似エンジン音となることを抑止して、疑似エンジン音の音質を維持することができる。
また、他の次数の成分によりマスクされ、聞こえなくなる成分が存在する状態を違反とすることで、ユーザの意図に反して、無効な成分が発生することを抑止し、疑似エンジン音の音質を維持することができる。
また、他の次数の成分によりマスクされ、聞こえなくなる成分が存在する状態を違反とすることで、ユーザの意図に反して、無効な成分が発生することを抑止し、疑似エンジン音の音質を維持することができる。
実施の形態7
図1に示されているように、実施の形態7に係るエンジン音制御装置700は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部705と、違反検出部706と、警告部107と、表示I/F部108とを備える。
図1に示されているように、実施の形態7に係るエンジン音制御装置700は、運転状態設定部101と、周波数スペクトル記憶部102と、周波数スペクトル読出部103と、周波数分析部104と、判定基準記憶部705と、違反検出部706と、警告部107と、表示I/F部108とを備える。
実施の形態6に係るエンジン音制御装置600の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、警告部107及び表示I/F部108は、実施の形態1に係るエンジン音制御装置100の運転状態設定部101、周波数スペクトル記憶部102、周波数スペクトル読出部103、周波数分析部104、警告部107及び表示I/F部108と同様である。
判定基準記憶部705は、運転状態毎に、予め定められた心理音響評価量の基準値を判定基準として記憶する。
違反検出部706は、運転状態設定部101により設定された運転状態に従って、判定基準記憶部605に記憶されている判定基準を参照して、周波数分析部104から与えられるスペクトル情報から、公知の手法により、ラウドネス、シャープネス及びラフネスを特定し、下記の(1)式で得られる値が、判定基準として設定されている基準値と比較することで、違反しているか否かを判定する。
F=aL+bS+cR (1)
但し、Lはラウドネス、Sはシャープネス、Rはラフネス、a、b及びcは予め定められた係数である。
F=aL+bS+cR (1)
但し、Lはラウドネス、Sはシャープネス、Rはラフネス、a、b及びcは予め定められた係数である。
以上のように、実施の形態7によれば、音の大きさ、かん高さ及び粗さ等、人間の感覚に近い尺度によって違反を検出することができる。これにより、人間の聴感に即して高い精度で音質を維持することができる。
100,200,300,400,500,600,700 エンジン音制御装置、 101,201 運転状態設定部、 102 周波数スペクトル記憶部、 103 周波数スペクトル読出部、 104 周波数分析部、 105,605,705 判定基準記憶部、 106,306,406,606,706 違反検出部、 107,207,307 警告部、 108 表示I/F部、 309 入力部、 310,410 周波数スペクトル修正部、 512 エンジン音記憶部、 513 エンジン音読出部、 514 合成部。
Claims (22)
- エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成部と、
前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する違反検出部と、を備えること
を特徴とするエンジン音制御装置。 - 前記対象周波数スペクトルは、疑似エンジン音の周波数スペクトルである疑似周波数スペクトルであること
を特徴とする請求項1に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反が検出された場合に、警告を行う警告部をさらに備えること
を特徴とする請求項2に記載のエンジン音制御装置。 - 複数の運転状態の各々の前記疑似周波数スペクトルを記憶する周波数スペクトル記憶部と、
前記複数の運転状態から一つの運転状態を選択する運転状態選択部と、
前記運転状態選択部により選択された前記一つの運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを前記周波数スペクトル記憶部から読み出す周波数スペクトル読出部と、をさらに備え、
前記スペクトル情報生成部は、前記周波数スペクトル読出部により読み出された前記疑似周波数スペクトルから前記スペクトル情報を生成すること
を特徴とする請求項2又は3に記載のエンジン音制御装置。 - 複数の運転状態の各々の前記疑似周波数スペクトルを記憶する周波数スペクトル記憶部と、
前記複数の運転状態から一つの運転状態を順番に選択する運転状態選択部と、
前記運転状態選択部により選択された前記一つの運転状態に対応する一つの疑似周波数スペクトルを順番に読み出す周波数スペクトル読出部と、
前記複数の運転状態の各々における前記違反の検出結果を示す画面画像である違反マップを生成する警告部と、をさらに備え、
前記スペクトル情報生成部は、前記周波数スペクトル読出部により順番に読み出された前記一つの疑似周波数スペクトルから前記スペクトル情報を順番に生成し、
前記違反検出部は、前記スペクトル情報が前記判定基準に違反しているか否かを順番に判断することで、違反を検出すること
を特徴とする請求項2に記載のエンジン音制御装置。 - 前記複数の運転状態の各々は、第1の状態量と、第2の状態量とにより特定され、
前記違反マップは、前記第1の状態量を示す行と、前記第2の状態量を示す列とを有するマトリクスにおいて前記違反の検出結果を示すこと
を特徴とする請求項5に記載のエンジン音制御装置。 - 前記複数の運転状態の各々は、第1の状態量と、第2の状態量とにより特定され、
前記違反マップは、前記第1の状態量を示す第1の軸と、前記第2の状態量を示す第2の軸とを有する座標系において、前記違反の検出結果を示すこと
を特徴とする請求項5に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反マップでは、前記違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の組み合わせに対応する座標に、四角形を描画することで、前記違反が検出されたことを示すこと
を特徴とする請求項7に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反マップでは、前記違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の第1の組み合わせに対応する第1の座標と、前記違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の第2の組み合わせに対応する第2の座標とが上下又は左右において隣接する場合には、前記第1の座標に対応する第1の四角形と、前記第2の座標に対応する第2の四角形とにおいて、前記第1の座標と前記第2の座標との間にある辺を描画せずに、前記第1の四角形の残りの辺と、前記第2の四角形の残りの辺とを接続して、一つの四角形が描画されること
を特徴とする請求項7に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反マップでは、前記違反が検出された第1の状態量及び第2の状態量の組み合わせに対応する座標に、内部を予め定められた色で塗りつぶし、かつ、四つの辺に対応する線を描画しない四角形を描画することで、前記違反が検出されたことを示すこと
を特徴とする請求項7に記載のエンジン音制御装置。 - 前記色は、前記違反の程度に応じて濃さが変わること
を特徴とする請求項10に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反検出部は、前記スペクトル情報で示される前記次数毎の前記振幅レベルが予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断すること
を特徴とする請求項2に記載のエンジン音制御装置。 - 前記次数毎に、前記振幅レベルが前記判定基準に違反しているか否かを示す判定結果画面画像を生成する警告部をさらに備えること
を特徴とする請求項12に記載のエンジン音制御装置。 - 前記判定結果画面画像では、前記次数毎に、対応する周波数の利得を調整する利得制御スライダーが含まれており、
前記警告部は、前記違反が検出された次数に対応する利得制御スライダーの一部の色を変えることにより、前記違反が検出されたことを示すこと
を特徴とする請求項13に記載のエンジン音制御装置。 - 前記利得制御スライダーを介して、対応する周波数の利得を変化させる操作の入力を受ける入力部と、
前記操作に従って、前記疑似周波数スペクトルを修正する周波数スペクトル修正部と、をさらに備えること
を特徴とする請求項14に記載のエンジン音制御装置。 - 前記判定結果画面画像では、前記次数を示す第1の軸と、周波数の利得を示す第2の軸とを有する座標系に、前記違反の検出結果を描画すること
を特徴とする請求項13に記載のエンジン音制御装置。 - 前記違反の検出結果に従って、前記疑似周波数スペクトルを修正する周波数スペクトル修正部をさらに備えること
を特徴とする請求項2に記載のエンジン音制御装置。 - 複数の運転状態の各々の前記疑似周波数スペクトルを記憶する周波数スペクトル記憶部と、
前記複数の運転状態から一つの運転状態を選択する運転状態選択部と、
前記運転状態選択部により選択された前記一つの運転状態に対応する疑似周波数スペクトルを前記周波数スペクトル記憶部から読み出す周波数スペクトル読出部と、
前記複数の運転状態の各々における実際の車両のエンジン音である実エンジン音の周波数スペクトルである実周波数スペクトルを記憶するエンジン音記憶部と、
前記運転状態選択部により選択された前記一つの運転状態に対応する実周波数スペクトルを前記エンジン音記憶部から読み出すエンジン音読出部と、
前記読み出された疑似周波数スペクトルと、前記読み出された実周波数スペクトルとを合成することで、合成周波数スペクトルを生成する合成部と、をさらに備え、
前記対象周波数スペクトルは、前記合成周波数スペクトルであること
を特徴とする請求項2に記載のエンジン音制御装置。 - 前記判定基準は、他の次数のマスキング閾値に対する不足分及び超過分の少なくとも何れか一方の基準値であること
を特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン音制御装置。 - 前記判定基準は、予め定められた心理音響評価量の基準値であること
を特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン音制御装置。 - コンピュータを、
エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成部、及び、
前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出する違反検出部、として機能させること
を特徴とするプログラム。 - エンジン音に関する周波数スペクトルである対象周波数スペクトルから、次数毎の振幅レベルを示すスペクトル情報を生成し、
前記スペクトル情報が予め定められた判定基準に違反しているか否かを判断することで、違反を検出すること
を特徴とするエンジン音制御方法。
Priority Applications (2)
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