JP2015090191A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】係合機構固有のセンサを必須とせずに、該センサを用いる場合と同等の機能を実現すること。【解決手段】駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、前記自動変速機は、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる複数の回転要素を備える複数の遊星歯車機構と、前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、前記制御装置は、前記複数の係合機構の係合状態を、前記入力軸が回転しない組み合わせに制御し、その際に、前記入力軸が回転している場合には、前記複数の係合機構のうちの少なくとも1つの係合機構が故障していると判定する。【選択図】図7

Description

本発明は自動変速機の制御装置に関する。
自動変速機は、一般に遊星歯車機構と、クラッチ、ブレーキといった係合機構とを備え、係合機構により動力伝達経路を切り換えることで各変速段を実現している。変速段の切り換えを確実に行うためには、係合機構の動作確認を行う場合がある。動作確認が行えれば、次の制御に移行し、動作確認ができなければ故障等の異常が発生しているとして、その対応を行う。動作確認は、その係合機構に固有のセンサを用いて行われるのが一般的である。例えば、油圧の係合機構の場合には、係合機構に供給される油圧を監視して、係合機構の動作確認を行うことが提案されている(例えば特許文献1)。
特許第3639118号公報
しかし、係合機構の動作確認を行うセンサ自体が故障する可能性もある。また、個々の係合機構に固有のセンサを設けることはコストアップの要因となる。
本発明の目的は、係合機構固有のセンサを必須とせずに、該センサを用いる場合と同等の機能を実現することにある。
本発明によれば、駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、前記自動変速機は、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第1〜第3の回転要素を備える第1の遊星歯車機構と、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第4〜第6の回転要素を備える第2の遊星歯車機構と、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第7〜第9の回転要素を備える第3の遊星歯車機構と、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第10〜第12の回転要素を備える第4の遊星歯車機構と、前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、前記第1の回転要素と前記入力軸とが連結され、前記第4の回転要素と前記出力部材とが連結され、前記第5の回転要素と前記第11の回転要素とが連結され、前記複数の係合機構は、前記第1の回転要素と前記第7の回転要素とを連結可能な第1のクラッチと、前記第1の回転要素と前記第11の回転要素とを連結可能な第2のクラッチと、前記第7の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第1のブレーキと、前記第5の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第2のブレーキと、を備え、前記第2のブレーキは、前記第5の回転要素の一方向の回転のみ規制する一方向回転許容状態と、前記第5の回転要素の双方向の回転を規制する回転阻止状態と、前記第5の回転要素の双方向の回転を許容する双方向回転許容状態と、に切り替え可能な機械式クラッチであり、前記制御装置は、後進段選択時に、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替える際に準備処理を実行可能であり、前記準備処理では、前記第1のクラッチ、前記第2のクラッチ及び前記第1のブレーキを係合状態に制御し、その後、前記入力軸が回転しているか否かを判定し、前記入力軸が回転していると判定した場合は、前記第1のクラッチまたは前記第1のブレーキの少なくとも一方が故障していると判定する、ことを特徴とする制御装置が提供される。
この構成によれば、前記入力軸の回転状態を参照することで、前記第1のクラッチ及び前記第1のブレーキに固有のセンサが無くても、その動作確認が可能となる。
また、本発明においては、前記複数の係合機構は、前記第9の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第3のブレーキを備え、前記制御装置は、前記準備処理において、前記入力軸が回転していないと判定した場合は、前記第3のブレーキを係合状態に制御し、その後、前記出力部材が回転しているか否かを判定し、前記出力部材が回転していないと判定したことを少なくとも条件として、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替えてもよい。
この構成によれば、前記入力軸及び前記出力部材の回転状態を参照することで、前記第2のクラッチに固有のセンサが無くても、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替えてもよいか否かを判定し、切り替えることができる。
また、本発明においては、前記第2のクラッチが油圧で作動するクラッチであり、前記自動変速機は前記第2のクラッチに供給される油圧を検出するセンサを備え、前記制御装置は、前記センサが故障しているか否かを判定し、前記センサが故障していないと判定した場合は、前記準備処理において、前記入力軸が回転していないと判定した場合は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第2のクラッチが係合状態にあるか否かを判定し、前記第2のクラッチが係合状態にあると判定したことを少なくとも条件として、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替えてもよい。
この構成によれば、前記センサが故障している場合に、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替えてもよいか否かを判定し、切り替えることができる。
また、本発明によれば、駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、前記自動変速機は、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる複数の回転要素を備える複数の遊星歯車機構と、前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、前記制御装置は、前記複数の係合機構の係合状態を、前記入力軸が回転しない組み合わせに制御し、その際に、前記入力軸が回転している場合には、前記複数の係合機構のうちの少なくとも1つの係合機構が故障していると判定する、ことを特徴とする制御装置が提供される。
この構成によれば、前記入力軸の回転状態を参照することで、係合機構の動作確認が可能となる。
また、本発明によれば、駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、前記自動変速機は、サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる複数の回転要素を備える複数の遊星歯車機構と、前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、前記複数の係合機構が、前記回転要素のうちの所定の回転要素の一方向の回転のみ規制する一方向回転許容状態と、前記所定の回転要素の双方向の回転を規制する回転阻止状態と、前記所定のの回転要素の双方向の回転を許容する双方向回転許容状態と、に切り替え可能な機械式クラッチを含み、前記制御装置は、後進段選択時に、前記複数の係合機構の係合状態を、前記入力軸が回転しない組み合わせに制御し、その際に、前記出力部材が回転していないことを少なくとも条件として、前記機械式クラッチの状態を前記回転阻止状態に切り替える、ことを特徴とする制御装置が提供される。
この構成によれば、前記出力部材の回転状態を参照することで、前記機械式クラッチの状態を前記回転阻止状態に切り替えてもよいか否かを判定し、切り替えることができる。
本発明によれば、係合機構固有のセンサを必須とせずに、該センサを用いる場合と同等の機能を実現することができる。
本発明の制御装置が適用可能な自動変速機のスケルトン図。 (A)は係合機構の係合表の例を示す図、(B)は遊星歯車機構のギヤレシオを示す図。 図1の自動変速機の速度線図。 図1の自動変速機の制御装置の例を示すブロック図。 後進段選択時の処理の概要説明図。 図4の制御装置の処理例を示すフローチャート。 図4の制御装置の処理例を示すフローチャート。 図4の制御装置の別の処理例を示すフローチャート。
<自動変速機>
図1は本発明の制御装置が適用可能な自動変速機1のスケルトン図である。図1を参照して、自動変速機1は、その変速機ケースを構成するケーシング12内に回転自在に軸支された入力軸10と、ケーシング12に支持された支持部材12aに、入力軸10と同軸回りに回転自在に支持された出力部材11と、を備える。
入力軸10には、内燃機関や電動機といった駆動源(不図示)からの動力が入力され、該動力により入力軸10は回転する。入力軸10と駆動源との間には発進デバイスを設けることができる。発進デバイスを設けることで、変速ショックの緩和等を図ることができる。発進デバイスとしては、クラッチタイプの発進デバイス(単板クラッチや多板クラッチ等)や、流体継手タイプの発進デバイス(トルクコンバータ等)を挙げることができる。
出力部材11は、入力軸10と同心の出力ギヤを備え、入力軸10の回転は以下に述べる変速機構により変速されて出力部材11に伝達される。出力部材11の回転は、例えば、不図示のカウンタ軸、差動歯車装置を介して駆動輪に伝達されることになる。
自動変速機1は変速機構として、第1乃至第4の遊星歯車機構P1乃至P4と、係合機構C1〜C3及びB1〜B4と、を備える。本実施形態の場合、第1乃至第4の遊星歯車機構P1乃至P4はいずれもシングルピニオン型の遊星歯車機構である。
回転要素は合計で12個設けられている。第1乃至第4の遊星歯車機構P1乃至P4は、サンギヤS1乃至S4と、リングギヤR1乃至R4と、ピニオンギヤを支持するキャリアCr1乃至Cr4と、を回転要素として備え、入力軸10と同軸上に配設されている。後述する図3の速度線図におけるギヤレシオに対応する間隔での並び順で順序付けを行うと、遊星歯車機構P1のサンギヤS1、キャリアCr1、リングギヤR1を、この順に、第1の回転要素、第2の回転要素、第3の回転要素、と呼ぶことができる。同様に、遊星歯車機構P2のリングギヤR2、キャリアCr2、サンギヤS2を、この順に、第4の回転要素、第5の回転要素、第6の回転要素、と呼ぶことができる。同様に、遊星歯車機構P3のリングギヤR3、キャリアCr3、サンギヤS3を、この順に、第7の回転要素、第8の回転要素、第9の回転要素、と呼ぶことができる。同様に、遊星歯車機構P4のサンギヤS4、キャリアCr4、リングギヤR4を、この順に、第10の回転要素、第11の回転要素、第12の回転要素、と呼ぶことができる。
係合機構C1〜C3及びB1〜B4は、遊星歯車機構P1乃至P4の所定の回転要素間、入力軸10と所定の回転要素との間、又は、所定の回転要素とケーシング12との間、のいずれかを解除可能に連結する。本実施形態の場合、係合機構C〜C3はクラッチであり、係合機構B1〜B4はブレーキである。係合機構C1〜C3及びB1〜B4を係合状態(締結状態)と解除状態とで切り換えることで、入力軸10から出力部材11への動力伝達経路が切り換えられ、複数の変速段が実現される。
本実施形態の場合、係合機構C1〜C3及びB1、B3〜B4は、いずれも摩擦式の油圧係合機構を想定している。摩擦式の油圧係合機構としては、乾式又は湿式の単板クラッチ、乾式又は湿式の多板クラッチ等が挙げられる。
係合機構B2は、所定の回転要素(ここではキャリアCr2、Cr4)の一方向の回転のみ規制する一方向回転許容状態と、その双方向の回転を規制する回転阻止状態と、その双方向の回転を許容する双方向回転許容状態と、に切り替え可能な機械式クラッチである。係合機構B2としては、例えば、公知のツーウェイクラッチを採用可能である。公知のツーウェイクラッチとしては、その電磁アクチュエータの制御により、一方向回転許容状態、回転阻止状態、及び、双方向回転許容状態に切り替えることが可能であり、一方向回転許容状態は更に、正方向の回転許容状態と逆方向の回転許容状態とに切り替え可能であるが、本実施形態では一方向回転許容状態は片側の回転方向の許容状態のみ利用する。
次に、各構成間の連結関係について図1を参照して説明する。
遊星歯車機構P1のサンギヤS1は、入力軸10に連結されている。リングギヤR1は遊星歯車機構P2のサンギヤS2に連結されている。キャリアCr1は遊星歯車機構P4のリングギヤR4及び遊星歯車機構P3のキャリアCr3に連結されている。遊星歯車機構P2のキャリアCr2は遊星歯車機構P4のキャリアCr4に連結されている。リングギヤR2は出力部材11に連結されている。
クラッチC1は入力軸10と遊星歯車機構P3のリングギヤR3とを連結及び連結解除する。クラッチC2は入力軸10と遊星歯車機構P4のキャリアCr4(及びこれに連結されるキャリアCr2)とを連結及び連結解除する。クラッチC3は、遊星歯車機構P1のリングギヤR1と遊星歯車機構P3のサンギヤS3とを連結及び連結解除する。
ブレーキB1はケーシング12と遊星歯車機構P3のリングギヤR3とを連結及び連結解除する。ブレーキB2はケーシング12と遊星歯車機構P2のキャリアCr2(及びこれに連結されるキャリアCr4)とを連結及び連結解除する。連結解除の場合、ブレーキB2は双方向回転許容状態にある。連結の場合、ブレーキB2は一方向回転許容状態又は回転阻止状態にある。
ブレーキB3はケーシング12と遊星歯車機構P3のサンギヤS3とを連結及び連結解除する。ブレーキB4はケーシング12と遊星歯車機構P4のサンギヤS4とを連結及び連結解除する。
次に、図2(A)は自動変速機1が備える係合機構の係合表(締結表)、図2(B)は自動変速機1が備える遊星歯車機構のギヤレシオ、図3は自動変速機1の速度線図である。
図2(A)は係合機構C1〜C3及びB1〜B4の係合表の例において、「○」は係合状態(構成間を連結する状態)であることを示し、無印は解除状態であることを示す。ブレーキB2については、「○」は回転阻止状態であることを示し、「△」は一方向回転許容状態であることを示し、無印は双方向回転許容状態であることを示す。回転阻止状態及び一方向回転許容状態は係合状態と呼ぶことにする。「ギヤレシオ」は入力軸10−出力部材11間のギヤレシオを示す。
自動変速機1では、各変速段において係合機構C1〜C3及びB1〜B4のうちの3つを係合状態とすることで、前進10段、後進1段(RVS)の変速段を実現している。
図3の速度線図は、入力軸10への入力に対する各要素の、各変速段における回転速度比を示している。縦軸は速度比を示し、「1」が入力軸10と同回転数であることを示し、「0」は停止状態であることを示す。横軸は遊星歯車機構P1〜P4の回転要素間のギアレシオに基づいている。λはキャリアCrとサンギヤSとのギヤレシオを示している。
<制御装置>
図4は本発明の一実施形態に係る制御装置100のブロック図である。制御装置100は自動変速機1だけでなく、その駆動源及びこれらの間の発進デバイスの各制御も行うことが可能である。制御装置100は、CPU等の処理部101と、RAM、ROM等の記憶部102と、外部デバイスと処理部101とをインターフェースするインターフェース部103と、を備える。
処理部101は記憶部102に記憶されたプログラムを実行し、各種のセンサ110の検出結果に基づいて、各種のアクチュエータ120を制御する。
各種のセンサ110には、自動変速機1やその駆動源に設けられる各種のセンサが含まれるが、後述する制御例との関係では、例えば、入力回転センサ111、出力回転センサ112、シフトポジションセンサ113、フットブレーキセンサ114が含まれる。入力回転センサ111は入力軸10の回転を検出するセンサである。出力回転センサ112は、出力部材11の回転を検出するセンサであり、検知対象は出力部材11自体であってもよいが、出力部材11の回転が伝達されるカウンタ軸等、他の部位でもよい。シフトポジションセンサ113は運転者が選択した変速段を検知する。フットブレーキセンサ114はブレーキペダルに対する運転者の操作の有無を検知する。
各種のアクチュエータ120には、自動変速機1やその駆動源に設けられる各種のアクチュエータが含まれるが、後述する制御例との関係では、係合機構C1〜C3、B1〜B4の動作状態を切り替える電磁ソレノイド等の電磁アクチュエータが含まれる。
<制御例1>
一般に油圧式の係合機構には、その動作確認等のため、供給油圧を検出する油圧センサ等のセンサが各係合機構に設けられている。しかし、係合機構固有のセンサを設けるとコストがアップする。また、センサ自体が故障する場合もある。よって、係合機構固有のセンサを設けた場合であっても、係合機構の動作確認等が可能な別の方法が準備されていることで、センサのフェールセーフとなる。
そこで、本実施形態では、係合機構固有のセンサを必須とせず、該センサを用いる場合と同等の機能を実現する方法について説明する。
対象とする係合機構は、C1、C2及びB1であり、以下の制御方法によれば、これらの係合機構については、固有のセンサを必須としない。
本実施形態の場合、係合機構C1及びB1の動作確認は、変速段が前進1速段から後進段に切り替わる際に行う。図5はその概要を示す説明図である。
概説すると、前進1速段から後進段に切り替える際、図2(A)に示したように、係合機構B2は一方向回転許容状態から回転阻止状態に切り替えられる。この時、異音の発生や振動低減のため、入力軸10が回転しない係合機構の組み合わせを経由させる。これを利用し、入力軸10が回転している場合に係合機構C1、B2の動作不良を判定する。これにより、係合機構C1、B2の状態を確認する必要がなく、その固有のセンサを必須としない。更に、出力軸11が回転していない状態を確認することで、入力軸10と出力部材11との差回転数が0となり、係合機構B2を回転阻止状態に切り替える。入力軸10と出力部材11との差回転数が0であることは係合機構C2の状態を参照することで可能であるが、その固有のセンサを必須とする。本実施形態では係合機構C2固有のセンサを必須とせずに差回転数が0であることを判定できる。
変速段が前進1速段にある場合、図2(A)に示したように係合機構B3、B4が係合状態にあり、係合機構B2は一方向回転許容状態にある。まず、図5の段階1に示すように、係合機構B3、B4を係合解除状態に制御する。この時、駆動輪は駆動力が抜けた状態になる。係合機構B3、B4の係合解除が完了すると、次の段階2に移行する。
段階2では、係合機構C1、C2及びB1を係合する。駆動輪はニュートラル(足軸が自由回転可能)になる。図3の速度線図から明らかなように、係合機構C1及びB1を係合することで、入力軸10はケーシング12に固定された状態となる。このとき、入力回転センサ111の検出結果を参照して入力軸10が回転していなければ、係合機構C1及びB1は正常に係合状態に移行したことが確認できる。逆に、入力軸10が回転していれば、係合機構C1又はB1の少なくともいずれか一方が故障していると判定できることになる。こうして、係合機構C1及びB1に固有のセンサを設けなくても、その動作状態を判定できる。入力軸10の回転数=0が確認されると、次の段階3に移行する。
段階3では、係合機構B3を係合する。この時、インターロック状態となって駆動輪は減速停止することになる。図3の速度線図から明らかなように、入力軸10が回転していない状態で、係合機構B3を係合すると、リングギヤR4が停止し、キャリアCr4及びキャリアCr2が停止していることになる。
このとき、出力回転センサ112の検出結果を参照して出力部材11が回転していなければ、入力軸10と出力部材11とが共に回転数=0で、係合機構B2に接続されているキャリアCr2及びCr4の回転数が0の状態となる。ここで、係合機構C2に固有のセンサを設けた場合、キャリアCr2及びCr4の回転数が0であることは、係合機構C2の係合状態を固有のセンサで検出することで確認可能ではある。しかし、本実施形態では、出力部材11の回転数を確認することで、係合機構C2の係合状態の検知が無くても、差回転数が0であることを確認することができる。
なお、係合機構B3は段階2で係合することも不可能ではないが、本実施形態では、上述した係合機構C1及びB1の故障判定と、異常走行回避のため、段階3で係合することにしている。
異常走行について更に述べると、段階2の状態で、係合機構B3を係合すると、仮に、係合機構B1が故障により係合状態にならなかった場合には、前進7速段の組み合わせが成立してしまい(図2(A))、異常走行の可能性がある。また、仮に、係合機構C1が故障により係合状態にならなかった場合には、前進9速段の組み合わせが成立してしまい(図2(A))、異常走行の可能性がある。係合機構C2については故障していても、いずれの前進段も成立せず、異常走行にはいたならい。
なお、段階3で係合機構B3を係合した際、係合機構B3が故障により係合状態にならなかった場合は異常走行には至らない。段階2において、係合機構C1及びB1が正常であることが確認されているからである。
段階4では、係合機構B2を一方向回転許容状態から回転阻止状態に切り替える。入力軸10と出力部材11との差回転数が0の状態であるため、異音や振動が発生することを回避できる。この段階では駆動輪は停止している。係合機構C2の係合は必須ではないが、インターロック状態を維持し、傾斜地等で車両が動くことを防止するために係合している。係合機構B2の状態の切り替えが完了すると、段階5に進む。
段階5では、係合機構B1、C2を解除する。以上により、後進段の組み合わせが成立する(図2(A))。
このように本実施形態では、入力回転センサ111や出力回転センサ112を利用することで、係合機構C1、C2及びB1について固有のセンサ無しで動作確認ができ、固有のセンサを設けた場合にはフェースセーフとして機能させることができる。
図5の制御内容について、処理部101が実行する処理例を図6及び図7を参照して説明する。
図6を参照して、S1では、係合機構B2を一方向回転許容状態から回転阻止状態へ切り替える条件が成立したか否かを判定する。例えば、シフトポジションセンサ113により運転者が後進段を選択したことが検知した場合、この条件が成立したと判定する。該当する場合はS2へ進み、該当しない場合はS4へ進む。
S2では、図5の段階1で説明したように、係合機構B3、B4を解除する。S3では制御モードとして、準備モードを設定する。このようなモード設定は例えば記憶部102にモード情報の記憶領域を設けて管理する。その後、S5へ進む。
S4では準備モードを設定中か否かを判定する。該当する場合S5へ進み、該当しない場合はS6へ進む。S5では準備処理を行う。詳細は後述する。S6では他の処理を行って一単位の処理を終了する。
図7はS5の準備処理を示すフローチャートである。S11では自動制御装置1の駆動源のトルク制限を実行する。例えば、駆動源が内燃機関で、内燃機関により油圧式係合機構の油圧を発生させている場合、必要油圧が確保される範囲で出力を減少させる。
S12では係合機構B2の状態の、回転阻止状態への移行が完了したか否かを判定する。該当する場合はS22へ進み、該当しない場合はS13へ進む。
S13では図5の段階1で説明したように、係合機構C1、C2及びB1を係合する制御を開始する。また、初回には制御開始からの経過時間の計時を開始する。係合機構C1、C2及びB1の係合は、これらの油圧回路に設けられた電磁ソレノイド等のアクチュエータに対する制御量を段階的に増加させることにより行う場合を想定する。したがって、S13の工程が複数回繰り返されることにより、係合が完了することになる。
S14では、係合機構C1及びB1に対する総制御量が係合完了に必要な規定値に到達し、かつ、図5の段階2で説明したように、入力軸10の回転数=0か否かを判定する。これらの条件を全て満たす場合はS17へ進み、満たさない場合はS15へ進む。なお、係合機構C2の総制御量については特に判定していないが、係合機構C1及びB1に対する総制御量が規定値に到達している場合には、係合機構C2の総制御量も規定値に到達しているとみなしている。
S15では、S13の初回に計時を開始した経過時間が規定時間に到達したか否かを判定する。到達していない場合は一単位の処理を終了する。到達した場合は、規定時間内に入力軸10の回転数=0にならなかった場合であり、係合機構C1及びB1の双方又はいずれかが故障していると判定し、S16で故障モードを設定する。故障モードの設定により、別ルーチンにて、係合機構C1及びB1の故障時に対応する処理が実行される。
S17では、図5の段階3で説明したように、係合機構B3を係合する制御を開始する。また、初回には制御開始からの経過時間の計時を開始する。係合機構B3の係合は、その油圧回路に設けられた電磁ソレノイド等のアクチュエータに対する制御量を段階的に増加させることにより行う場合を想定する。したがって、S17の工程が複数回繰り返されることにより、係合が完了することになる。
S18では、係合機構B3に対する総制御量が係合完了に必要な規定値に到達し、かつ、図5の段階3で説明したように、出力部材11の回転数=0か否かを判定する。更に、フットブレーキが作動中か(制動中か)否かを判定する。これらの条件を全て満たす場合はS21へ進み、満たさない場合はS19へ進む。フットブレーキが作動中と判定される場合には、フットブレーキセンサ114の検知結果が操作有を示す場合と、自動制御によってフットブレーキを作動させている場合とが含まれ得る。フットブレーキが作動中であることを要件としているのは、係合機構C2が実際には係合状態になかった場合に車両が前進して、車輪が回転して出力部材11が回転してしまう場合を念のために回避するためである。
S19では、S17の初回に計時を開始した経過時間が規定時間に到達したか否かを判定する。到達していない場合は一単位の処理を終了する。S16の規定時間はS15の規定時間よりも長い時間が設定される。到達した場合は、何らかの故障していると判定し、S20で故障モードを設定する。故障モードの設定により、別ルーチンにて、故障時に対応する処理が実行される。
S21では、図5の段階4で説明したように、係合機構B2の状態を回転阻止状態に切り替える。
S22では、準備モードの設定を解除する。S23ではRVSインギヤモードを設定する。この設定により、別ルーチンで、図5の段階5で説明したように、係合機構C2及びB1を解除し、係合機構C1及びC3を係合する処理が行われる。以上により、準備処理が終了する。
<制御例2>
係合機構C2にその動作状態を検出する固有のセンサを設け、固有のセンサが故障していると判定した場合に、図5及び図7で説明した処理を実行する例について説明する。つまり、フェースセーフとして上述した制御を行う例である。係合機構C2に固有のセンサは、係合機構C2に供給される作動油圧を検出する油圧センサである場合を想定する。
油圧センサの故障判断は、例えば、前進5速段から10速段選択時に行うことができる。これらの変速段において、係合機構C2は係合状態にある。車速やエンジン回転数等から、係合機構C2の係合が確認されている場合に、油圧センサの検出油圧が、係合機構C2の係合を示さない場合、油圧センサが故障していると判断可能である。
図8は本制御例におけるS5の準備処理を示すフローチャートである。S11〜S23は図7の例のS11〜S23と同じ処理である。以下、異なる処理について説明する。
本制御例では、S13で係合機構C1、C2及びB1を係合する制御を開始した後、S31へ進む。S31では係合機構C2用の油圧センサが故障しているか、していないかを判定し、故障している場合はS14へ進む。この場合は図7で説明した、入力回転センサ111や出力回転センサ112を利用した処理を実行することになる。故障していない場合はS32へ進む。
S32では所定の条件が成立したか否かを判定する。ここでの条件は、例えば、油圧センサの検知結果により係合機構C2が係合していることが確認されること、入力回転センサ111が示す入力軸10の回転数が閾値未満であること、ライン油圧が係合機構B2の状態切替に必要な油圧以上であること、等を挙げることができる。入力軸10の回転数の閾値は、係合機構B2の状態切替時に異音、振動が実質的に生じない範囲の回転数を設定することが可能である。条件不成立の場合は一単位の処理を終了する。条件成立の場合はS21へ進み、係合機構B2を回転阻止状態に切り替える。
本制御例の場合、油圧センサが正常である場合、図5の段階3の処理がなく、出力部材11の回転数が0になるまで待つ必要がない。したがって、油圧センサが正常である場合は、切り替えに要する速度を向上できる。そして、油圧センサが異常である場合はフェールセーフとして図5の処理が実行され、油圧センサが異常であっても走行が可能となる。
P1〜P4 遊星歯車機構
C1〜C3、B1〜B4 係合機構
1 自動変速機
10 入力軸
11 出力部材
12 ケーシング
100 制御装置

Claims (5)

  1. 駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機は、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第1〜第3の回転要素を備える第1の遊星歯車機構と、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第4〜第6の回転要素を備える第2の遊星歯車機構と、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第7〜第9の回転要素を備える第3の遊星歯車機構と、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる第10〜第12の回転要素を備える第4の遊星歯車機構と、
    前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、
    前記第1の回転要素と前記入力軸とが連結され、
    前記第4の回転要素と前記出力部材とが連結され、
    前記第5の回転要素と前記第11の回転要素とが連結され、
    前記複数の係合機構は、
    前記第1の回転要素と前記第7の回転要素とを連結可能な第1のクラッチと、
    前記第1の回転要素と前記第11の回転要素とを連結可能な第2のクラッチと、
    前記第7の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第1のブレーキと、
    前記第5の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第2のブレーキと、
    を備え、
    前記第2のブレーキは、
    前記第5の回転要素の一方向の回転のみ規制する一方向回転許容状態と、前記第5の回転要素の双方向の回転を規制する回転阻止状態と、前記第5の回転要素の双方向の回転を許容する双方向回転許容状態と、に切り替え可能な機械式クラッチであり、
    前記制御装置は、
    後進段選択時に、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替える際に準備処理を実行可能であり、
    前記準備処理では、
    前記第1のクラッチ、前記第2のクラッチ及び前記第1のブレーキを係合状態に制御し、
    その後、前記入力軸が回転しているか否かを判定し、
    前記入力軸が回転していると判定した場合は、前記第1のクラッチまたは前記第1のブレーキの少なくとも一方が故障していると判定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記複数の係合機構は、
    前記第9の回転要素と前記ケーシングとを連結可能な第3のブレーキを備え、
    前記制御装置は、前記準備処理において、
    前記入力軸が回転していないと判定した場合は、
    前記第3のブレーキを係合状態に制御し、
    その後、前記出力部材が回転しているか否かを判定し、
    前記出力部材が回転していないと判定したことを少なくとも条件として、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替える、
    ことを特徴とする制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置であって、
    前記第2のクラッチが油圧で作動するクラッチであり、
    前記自動変速機は前記第2のクラッチに供給される油圧を検出するセンサを備え、
    前記制御装置は、
    前記センサが故障しているか否かを判定し、
    前記センサが故障していないと判定した場合は、前記準備処理において、
    前記入力軸が回転していないと判定した場合は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第2のクラッチが係合状態にあるか否かを判定し、
    前記第2のクラッチが係合状態にあると判定したことを少なくとも条件として、前記第2のブレーキの状態を前記回転阻止状態に切り替える、
    ことを特徴とする制御装置。
  4. 駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機は、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる複数の回転要素を備える複数の遊星歯車機構と、
    前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数の係合機構の係合状態を、前記入力軸が回転しない組み合わせに制御し、その際に、前記入力軸が回転している場合には、前記複数の係合機構のうちの少なくとも1つの係合機構が故障していると判定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 駆動源からの動力により回転する入力軸及び該入力軸の回転が変速されて伝達される出力部材を備える自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機は、
    サンギヤ、キャリア、リングギヤからなる複数の回転要素を備える複数の遊星歯車機構と、
    前記回転要素間、前記入力軸と前記回転要素との間、又は、前記回転要素とケーシングとの間、のいずれかを連結可能な複数の係合機構と、を備え、
    前記複数の係合機構が、
    前記回転要素のうちの所定の回転要素の一方向の回転のみ規制する一方向回転許容状態と、前記所定の回転要素の双方向の回転を規制する回転阻止状態と、前記所定のの回転要素の双方向の回転を許容する双方向回転許容状態と、に切り替え可能な機械式クラッチを含み、
    前記制御装置は、
    後進段選択時に、前記複数の係合機構の係合状態を、前記入力軸が回転しない組み合わせに制御し、その際に、前記出力部材が回転していないことを少なくとも条件として、前記機械式クラッチの状態を前記回転阻止状態に切り替える、
    ことを特徴とする制御装置。
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