JP2015089055A - 光学モジュールおよび原子発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】面発光レーザーから射出される偏光光の偏光方向が変化しても、λ/4板に入射する偏光光の偏光方向を一定にすることができる光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール100は、光を射出する面発光レーザー10と、面発光レーザー10から射出された光が照射され、かつ、当該照射された光の偏光状態を解消する偏光解消素子20と、偏光解消素子20を透過した光が照射される偏光素子30と、偏光素子30を透過した光が照射され、かつ、偏光素子30の偏光透過軸に対して速軸が45度回転して設けられるλ/4板40と、アルカリ金属ガスが封入され、かつ、λ/4板40を透過した光が照射されるガスセル50と、ガスセル50を透過した光の強度を検出する光検出部60と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学モジュールおよび原子発振器に関する。
近年、量子干渉効果のひとつであるCPT(Coherent Population
Trapping)を利用した原子発振器が提案され、装置の小型化や低消費電力化が期待されている。CPTを利用した原子発振器は、アルカリ金属原子に異なる2種類の波長(周波数)を有するコヒーレント光を照射すると、コヒーレント光の吸収が停止する電磁誘起透過現象(EIT現象:Electromagnetically Induced Transparency)を利用した発振器である。
例えば、特許文献1には、EIT現象の発現確率を高めるために、光源から射出された共鳴光をλ/4板によって円偏光に変換して、アルカリ金属原子が封入されたガスセルに照射する原子発振器が開示されている。ガスセルに円偏光の光を照射することにより、アルカリ金属原子と円偏光の光との間で相互作用を起こし、アルカリ金属原子が磁気量子数mF=0の基底準位に存在する確率を高めることができる。これにより、EIT現象の発現確率を高めることができる。
特開2013−98606号公報
面発光レーザーで発生する光は、可干渉性を有するため、量子干渉効果を得るために好適である。面発光レーザーは、一般的に、偏光した光(偏光光)を射出する。
しかしながら、面発光レーザーでは、外的要因(温度、応力、素子構造の経年変化等)により、射出される偏光光の偏光方向が変化すること、すなわち、偏光スイッチが起きることが知られている。原子発振器に用いられるシングルモードVCSELでは、通常、直交する2つの方向の偏光が許容されている。そのため、このようなVCSELでは、偏光スイッチによって、2つの方向のうちの一方から他方に偏光方向が変わる、すなわち偏光方向が90度回転してしまうため、射出される偏光光の偏光方向を1つの方向に定めることができない。
したがって、特許文献1の原子発振器の光源として面発光レーザー(VCSEL)を適用すると、偏光スイッチにより面発光レーザーから射出される偏光光の偏光方向が変化してしまい、λ/4板に入射する偏光光の偏光方向が変化してしまうという問題がある。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、面発光レーザーから射出される偏光光の偏光方向が変化しても、λ/4板に入射する偏光光の偏光方向を一定にすることができる光学モジュールを提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記光学モジュールを含む原子発振器を提供することにある。
本発明に係る光学モジュールは、
原子発振器の光学モジュールであって、
光を射出する面発光レーザーと、
前記面発光レーザーから射出された光が照射され、かつ、当該照射された光の偏光状態を解消する偏光解消素子と、
前記偏光解消素子を透過した光が照射される偏光素子と、
前記偏光素子を透過した光が照射され、かつ、前記偏光素子の偏光透過軸に対して速軸が45度回転して設けられるλ/4板と、
アルカリ金属ガスが封入され、かつ、前記λ/4板を透過した光が照射されるガスセルと、
前記ガスセルを透過した光の強度を検出する光検出部と、
を含む。
このような光学モジュールでは、面発光レーザーから射出される偏光光の偏光方向が変化しても、偏光素子によってλ/4板に入射する偏光光の偏光方向を一定の方向にすることができる。したがって、ガスセルに照射される円偏光の回転方向を一定にすることができる。これにより、例えば原子発振器の周波数安定性を高めることができる。
さらに、このような光学モジュールでは、偏光解消素子が面発光レーザーから射出された光の偏光状態を解消して偏光素子に入射させることにより、面発光レーザーから射出される偏光光の偏光方向が変化しても、偏光素子を透過する光の光量の変動を小さくすることができる。これにより、ガスセルに照射される光の光量の変動を小さくすることができ、原子発振器の周波数安定性を高めることができる。
本発明に係る光学モジュールにおいて、
前記偏光解消素子は、前記偏光解消素子に照射された光を、前記偏光解消素子を通過する場所によって異なる偏光状態にしてもよい。
このような光学モジュールによれば、偏光解消素子は偏光素子を透過する光の光量の時間的な変化を小さくして、照射された光の偏光状態を解消することができる。
本発明に係る光学モジュールにおいて、
前記偏光解消素子は、前記偏光解消素子に照射された光を、前記偏光解消素子を通過する時間によって異なる偏光状態にしてもよい。
このような光学モジュールによれば、偏光解消素子は照射された光の偏光状態を解消することができる。
本発明に係る光学モジュールにおいて、
前記面発光レーザーから射出される光の偏光方向は、第1の方向から前記第1の方向と直交する第2の方向に変化させてもよい。
このような光学モジュールによれば、面発光レーザーが射出する偏光光の偏光方向が第1の方向から第2の方向に変化しても、ガスセルに照射される円偏光の回転方向、および光量を一定にすることができる。
本発明に係る原子発振器は、
本発明に係る光学モジュールを含む。
このような原子発振器では、本発明に係る光学モジュールを含むため、面発光レーザーが射出する偏光光の偏光方向が変化しても、ガスセルに照射される円偏光の回転方向を一定にすることができる。これにより、例えば周波数安定性を高めることができる。
本実施形態に係る光学モジュールを含む原子発振器を示すブロック図。 本実施形態に係る光学モジュールの構成を模式的に示す図。 本実施形態に係る光学モジュールの構成を模式的に示す図。 共鳴光の周波数スペクトラムを示す図。 アルカリ金属原子のΛ型3準位モデルと第1側帯波および第2側帯波の関係を示す図。 参考例に係る光学モジュールの構成を説明するための図。 参考例に係る光学モジュールの構成を説明するための図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.光学モジュール
まず、本実施形態に係る光学モジュールについて、図面を参照しながら説明する。ここでは、本実施形態に係る光学モジュールを原子発振器に適用した例について説明する。図1は、本実施形態に係る光学モジュール100を含んで構成された原子発振器1を示すブロック図である。
原子発振器1は、図1に示すように、光学モジュール100と、中心波長制御部2と、高周波制御部4と、を含んで構成されている。
光学モジュール100は、図1に示すように、面発光レーザー10と、偏光解消素子20と、偏光素子30と、λ/4板40と、ガスセル50と、光検出部60と、を含んで構成されている。
図2および図3は、光学モジュール100の構成を模式的に示す図である。図2は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がY方向の場合を示し、図3は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がX方向の場合を示している。図2および図3では、便宜上、光検出部60の図示を省略している。
なお、図2および図3には、面発光レーザー10の光軸と一致する軸として、Z軸を図示している。ここで、面発光レーザー10の光軸とは、面発光レーザー10から射出された光の広がりの中心を通る軸である。また、図2および図3には、Z軸に直交し、かつ、互いに直交する軸としてX軸およびY軸を図示している。
面発光レーザー10は、例えば、共振器を半導体基板に対して垂直に作りこんだ垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)である。面発光レーザー10は、例えば、シングルモード(単一モード)のVCSELである。
面発光レーザー10は、偏光光を射出する。ここで偏光光とは、直線偏光の場合と、実質的に直線偏光とみなせる楕円偏光の場合と、を含む。直線偏光とは、光の電場の振動方向が一平面内にある光をいう。また、実質的に直線偏光とみなせる楕円偏光とは、楕円偏光の長軸の長さが楕円偏光の短軸の長さに対して十分に長いものをいう。例えば、長軸の長さaと短軸の長さbの比がb/a≦0.1の関係を満たす楕円偏光である。ここで、楕
円偏光の長軸とは、光の電場の振動ベクトルの先端が楕円運動する楕円偏光において、この振動ベクトルの先端が描く楕円の長軸をいう。また、楕円偏光の短軸とは、当該楕円の短軸をいう。なお、図1では、偏光光を実線の白抜き矢印で示し、無偏光の光を点線の白抜き矢印で示し、電場の振動ベクトルの先端が円運動をする光(円偏光の光)を破線の白抜き矢印で示している。
面発光レーザー10では、直交する2つの方向の偏光が許容される。そのため、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向は、この2つの方向のいずれかの方向である。ここで、偏光光の偏光方向とは、直線偏光において、電場の振動方向をいう。また、偏光光の偏光方向とは、実質的に直線偏光とみなせる楕円偏光において、楕円偏光の長軸の方向をいう。図2および図3の例では、面発光レーザー10では、X方向(第1の方向)およびY方向(第2の方向)の偏光が許容されており、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向は、X方向またはY方向である。
例えば、面発光レーザー10が半導体基板として(100)GaAs基板を用いている場合、[011]軸方向(例えばX方向)、または[0−11]軸方向(例えばY方向)に偏光が許容される。そのため、このような面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向は、[011]軸方向、または[0−11]軸方向である。
面発光レーザー10では、外的要因(温度、応力、素子構造の経年変化等)により、射出される偏光光の偏光方向が変化する偏光スイッチが起こる。面発光レーザー10では、偏光スイッチにより偏光が許容される2つの方向のうちの一方(第1の方向)から他方(第2の方向)に偏光方向が変わる。例えば、面発光レーザー10において、射出される偏光光の偏光方向がY方向のとき(図2参照)に、偏光スイッチがおきると、射出される偏光光の偏光方向はX方向に変わる(図3参照)。また、面発光レーザー10において、射出される偏光光の偏光方向がX方向のとき(図3参照)に、偏光スイッチがおきると、射出される偏光光の偏光方向はY方向に変わる(図2参照)。
例えば、面発光レーザー10が半導体基板として(100)GaAs基板を用いている場合、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が[011]軸方向のときに、偏光スイッチが起きると、射出される偏光光の偏光方向は[0−11]軸方向に変わる。また、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が[0−11]軸方向のときに、偏光スイッチが起きると、射出される偏光光の偏光方向は[011]軸方向に変わる。
図4は、面発光レーザー10が射出する光の周波数スペクトラムを示す図である。図5は、アルカリ金属原子のΛ型3準位モデルと第1側帯波W1および第2側帯波W2の関係を示す図である。面発光レーザー10から射出される光は、図4に示す、中心周波数f0(=c/λ0:cは光の速さ、λ0はレーザー光の中心波長)を有する基本波Fと、中心周波数f0に対して上側サイドバンドに周波数f1を有する第1側帯波W1と、中心周波数f0に対して下側サイドバンドに周波数f2を有する第2側帯波W2と、を含む。第1側帯波W1の周波数f1は、f1=f0+fmであり、第2側帯波W2の周波数f2は、f2=f0−fmである。
図5に示すように、第1側帯波W1の周波数f1と第2側帯波W2の周波数f2との周波数差が、アルカリ金属原子の基底準位GL1と基底準位GL2とのエネルギー差ΔE12に相当する周波数と一致している。したがって、アルカリ金属原子は、周波数f1を有する第1側帯波W1と、周波数f2を有する第2側帯波W2と、によってEIT現象を起こす。
偏光解消素子20には、面発光レーザー10から射出された光が入射する。偏光解消素子20は、面発光レーザー10から照射された光(偏光光)の偏光状態を解消する。ここで、光(偏光光)の偏光状態を解消するとは、偏光光の偏光度を小さくすることをいう。偏光度とは、偏光の度合いを表す量である。例えば、光に含まれる偏光の強度をIP、無偏光(自然光)の強度をIuとしたとき、偏光度Vは、V=IP/(IP+Iu)で与えられる。ここで、無偏光(自然光)とは、光の電場の振動方向が不規則に変化しているが、ある時間の平均をとったときに方向分布が一様な光をいう。無偏光は、例えば、ランダムに偏光している光(ランダム偏光)ともいえる。
偏光解消素子20は、例えば、入射した偏光光の偏光状態を解消して偏光度を0.3以下にすることが好ましい。より好ましくは、偏光解消素子20は、入射した偏光光を無偏光(偏光度V=0)にする。
図2の例では、偏光解消素子20は、Y方向に偏光した偏光光の偏光を解消して、例えば、無偏光の光とする。図3の例では、偏光解消素子20は、X方向に偏光した偏光光の偏光を解消して、例えば、無偏光の光とする。
このように、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が90度回転しても(すなわち、偏光方向がY方向からX方向に変わっても)、偏光解消素子20によって偏光状態が解消されて無偏光の光となる。このとき、偏光解消素子20を透過した光(無偏光)の光量は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がY方向の場合(図2の場合)も、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がX方向の場合(図3の場合)も、同じとなる。
偏光解消素子20は、例えば、偏光光を様々な偏光が混在した状態に変換することで、偏光光の偏光状態を解消する。具体的には、例えば、偏光解消素子20は、面発光レーザー10から照射された光(偏光光)を、当該偏光解消素子20を通過する場所によって異なる偏光状態にする。言い換えると、偏光解消素子20は、入射した偏光光に空間的に位相差を与えることによって様々な偏光状態の偏光が混在した状態の光をつくる。これにより、偏光光の偏光状態を解消することができる。このような偏光解消素子20としては、例えば、光学軸を持った水晶等の光学結晶を楔形にした偏光解消板等を用いることができる。
また、例えば、偏光解消素子20は、面発光レーザー10から照射された光(偏光光)を、当該偏光解消素子20を通過する時間によって異なる偏光状態にする。言い換えると、偏光解消素子20は、入射した偏光光の偏光状態を時間的に変化させる。これにより、偏光光の偏光状態を解消することができる。このような偏光解消素子20としては、例えば、LN(ニオブ酸リチウム)結晶等の電気光学効果を示す結晶に交番電圧を印加することで、この結晶を通過する偏光光の偏光方向を時間的に変化させ、様々な偏光が混在した状態に変換する素子を用いることができる。
なお、ここでは、面発光レーザー10と偏光素子30との間に1つの偏光解消素子20を配置する場合について説明したが、面発光レーザー10と偏光素子30との間に複数の偏光解消素子20を配置してもよい。これにより、偏光光の偏光状態をより解消することができる。
偏光素子30には、偏光解消素子20を透過した光が入射する。すなわち、偏光素子30には、偏光解消素子20で偏光状態が解消された光(例えば無偏光の光)が入射する。偏光素子30は、例えば入射した光から偏光透過軸30tの方向に偏光した光だけを通過させる偏光板である。ここで、偏光透過軸30tとは、光の電場の振動を通過させる軸で
ある。偏光素子30は、偏光解消素子20で偏光状態が解消された光、例えば無偏光の光を、偏光光に変換する。このとき、偏光素子30を透過する偏光光の偏光方向は、偏光透過軸30tの方向である。
図2および図3の例では、偏光素子30の偏光透過軸30tは、光の進行方向に向かって、Y軸に対して右回りに45度回転して(傾いて)設けられている。すなわち、偏光素子30の偏光透過軸30tは、光の進行方向に向かって、X軸に対して左回りに45度回転して(傾いて)設けられている。なお、偏光素子30の偏光透過軸30tの方向は、後述するλ/4板40の速軸40fとなす角度が45度になるように配置されていれば特に限定されない。
なお、偏光素子30を透過した光の光量は、偏光素子30に入射したときの光の光量と比べて、減少する(例えば約1/2になる)。しかしながら、偏光素子30での光量の減少は、原子発振器1の動作に影響を与えない。
λ/4板40は、光の直交する直線偏光成分間に1/4波長の光路差(90°の位相差)を与える波長板である。λ/4板40では、速軸40fに対して45度傾いた方向を偏光方向とする偏光光が入射すると、当該偏光光を円偏光に変換する。ここで、速軸(高速軸)40fとは、λ/4板において小さい屈折率を持つ方向の軸をいい、λ/4板の遅軸(低速軸、大きい屈折率を持つ方向の軸)に対して直交する軸である。λ/4板40としては、例えば、水晶板や、雲母板等を用いることができる。
λ/4板40には、偏光素子30を透過した光が照射される。すなわち、λ/4板40には、偏光素子30の偏光透過軸30tの方向に偏光している光(偏光方向が偏光透過軸30tの方向の偏光光)が照射される。
λ/4板40は、偏光素子30の偏光透過軸30tに対して速軸40fが45度回転して設けられている。すなわち、λ/4板40の速軸40fは、偏光素子30の偏光透過軸30tに対して、光軸まわりに45度傾いて設けられている。これにより、λ/4板40に入射する偏光光の偏光方向は、λ/4板40の速軸40fに対して45度傾いた角度になる。そのため、λ/4板40に入射した偏光光(直線偏光)は、円偏光に変換される。
図2および図3の例では、λ/4板40には、偏光光の進行方向に向かって、Y軸に対して右回り(X軸に対して左回り)に45度傾いた方向に偏光する偏光光が入射する。λ/4板40の速軸40fは、X軸に平行に設けられている。そのため、λ/4板40の速軸40fと入射する偏光光の偏光方向とが45度の角度をなし、入射した偏光光はλ/4板40で円偏光に変換される。より具体的には、λ/4板40に入射した偏光光は、λ/4板40で回転方向が右回りの円偏光、すなわち右円偏光に変換される。ここで、円偏光の回転方向とは、光の電場の振動ベクトルの先端が円運動する円偏光において、この振動ベクトルの先端が描く円を光の進行方向からみたときの回転方向(右回り、左回り)をいう。したがって、右円偏光とは、光の電場の振動ベクトルの先端が円運動する円偏光において、この振動ベクトルの先端が描く円が光の進行方向からみたときに右回りにまわる円偏光をいう。
なお、ここでは、λ/4板40が入射した偏光光を右円偏光に変換する場合について説明したが、λ/4板40が入射した偏光光を左円偏光に変換してもよい。すなわち、例えば、図2および図3の例において、λ/4板40の速軸40fをY軸に平行に設けてもよい。
ガスセル50は、容器中に気体状のアルカリ金属原子(ナトリウム原子、ルビジウム原
子、セシウム原子等)が封入されたものである。このガスセル50に対して、アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数(波長)を有する2つの光波が照射されると、アルカリ金属原子がEIT現象を起こす。例えば、アルカリ金属原子がセシウム原子であれば、D1線における基底準位GL1と基底準位GL2のエネルギー差に相当する周波数が9.19263・・・GHzなので、周波数差が9.19263・・・GHzの2つの光波が照射されるとEIT現象を起こす。
ガスセル50には、λ/4板40を透過した光(円偏光)が照射される。これにより、EIT現象の発現確率を高めることができる。また、光学モジュール100では、上述のように、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が90度回転しても、ガスセル50に照射される円偏光の回転方向および光量を一定にすることができる。
光検出部60は、ガスセル50に封入されたアルカリ金属原子を透過した光の強度を検出する。光検出部60は、アルカリ金属原子を透過した光の量に応じた検出信号を出力する。光検出部60としては、例えば、フォトダイオードを用いる。
中心波長制御部2は、光検出部60が出力する検出信号に応じた大きさの駆動電流を発生させて面発光レーザー10に供給し、面発光レーザー10が射出する光の中心波長λ0を制御する。面発光レーザー10、ガスセル50、光検出部60、中心波長制御部2を通るフィードバックループにより、面発光レーザー10が射出する光の中心波長λ0が微調整されて安定する。
高周波制御部4は、光検出部60が出力する検出結果に基づいて、第1側帯波W1および第2側帯波W2の波長(周波数)差が、ガスセル50に封入されたアルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数に等しくなるように制御する。高周波制御部4は、光検出部60が出力する検出結果に応じた変調周波数fm(図4参照)を有する変調信号を発生させる。
面発光レーザー10、ガスセル50、光検出部60、高周波制御部4を通るフィードバックループにより、第1側帯波W1と第2側帯波W2との周波数差がアルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数と極めて正確に一致するようにフィードバック制御がかかる。その結果、変調周波数fmは極めて安定した周波数になるので、変調信号を原子発振器1の出力信号(クロック出力)とすることができる。
2. 光学モジュールの動作
次に、光学モジュール100の動作について、図1〜図3を参照しながら説明する。
面発光レーザー10は、偏光光を射出する。面発光レーザー10から射出された偏光光は、偏光解消素子20に入射する。偏光解消素子20は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光状態を解消して、例えば無偏光の光にする。光学モジュール100では、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても(例えば90度回転しても)、偏光解消素子20によって、偏光素子30に入射する光を、例えば無偏光であり、かつ光量が一定の光とすることができる。
偏光解消素子20を透過した光(無偏光)は、偏光素子30に入射する。偏光素子30は、入射した光(無偏光)を、偏光透過軸30tの方向に偏光した偏光光に変換する。
偏光素子30を透過した光(偏光光)は、λ/4板40に入射する。λ/4板40は、偏光素子30の偏光透過軸30tに対して速軸40fが45度回転して設けられている。そのため、λ/4板40を透過した偏光光(直線偏光)は、円偏光となる。光学モジュー
ル100では、面発光レーザー10が射出する偏光光の偏光方向が90度回転しても、λ/4板40に入射する偏光光の偏光方向、およびその光量を一定にすることができるため、ガスセル50に照射される円偏光の回転方向および光量を一定にすることができる。
λ/4板40を透過した光(円偏光)は、ガスセル50に入射する。面発光レーザー10から射出される光は、アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数(波長)を有する2つの光波(第1側帯波W1、第2側帯波W2)を含んでおり、アルカリ金属原子がEIT現象を起こす。ガスセル50を透過した光の強度は光検出部60で検出される。
中心波長制御部2および高周波制御部4は、第1側帯波W1と第2側帯波W2との周波数差がアルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数と極めて正確に一致するように、フィードバック制御を行う。原子発振器1では、EIT現象を利用し、第1側帯波W1と第2側帯波W2との周波数差f1−f2が基底準位GL1と基底準位GL2とのエネルギー差ΔE12に相当する周波数からずれた時の光吸収挙動の急峻な変化を検出し制御することで、高精度な発振器をつくることができる。
3. 光学モジュールの特徴
本実施形態に係る光学モジュール100は、例えば、以下の特徴を有する。
光学モジュール100では、偏光解消素子20が、面発光レーザー10から射出された光が照射された光の偏光状態を解消し、偏光素子30が偏光解消素子20を透過した光を偏光光に変換して、λ/4板40に入射させる。これにより、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても、λ/4板40に入射する偏光光の偏光方向を一定の方向にすることができる。したがって、ガスセル50に照射される円偏光の回転方向を一定にすることができる。以下、この効果について説明する。
図6および図7は、参考例に係る光学モジュールの構成を説明するための図である。参考例に係る光学モジュールでは、偏光解消素子20およびλ/4板40を配置せずに、面発光レーザー10から射出された光を直接λ/4板40に入射する。図6は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がY方向の場合を図示しており、図7は、面発光レーザー10から射出された偏光光の偏光方向がX方向の場合を図示している。なお、図6および図7には、面発光レーザー10の光軸と一致する軸として、Z軸を図示している。また、Z軸に直交し、かつ、互いに直交する軸としてX軸およびY軸を図示している。
図6に示すように、面発光レーザー10から集出する偏光光の偏光方向がY方向の場合、λ/4板40を透過した光は、円偏光の回転方向が右回りの右円偏光となる。また、図7に示すように、面発光レーザー10から集出する偏光光の偏光方向がX方向の場合、λ/4板40を透過した光は、円偏光の回転方向が左回りの左円偏光となる。
このように、参考例に係る光学モジュールでは、面発光レーザー10が射出する偏光光の偏光方向が90度回転すると、ガスセル50に入射する円偏光の回転方向が変わってしまう。ガスセル50に照射される円偏光の回転方向が変化すると(右回りから左回り、または左回りから右回りに変化すると)、例えば、この円偏光の回転方向の変化に伴うアルカリ金属原子のポピュレーションの変化により、瞬間的にEIT信号のS/N比が変化して、原子発振器の周波数安定性を低下させる場合がある。
これに対して、光学モジュール100によれば、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても、ガスセル50に照射される円偏光の回転方向を一定にする
ことができる。したがって、光学モジュール100によれば、上述した問題が生じないため、原子発振器1の周波数安定性を高めることができる。
さらに、光学モジュール100では、偏光解消素子20が面発光レーザー10から射出された光の偏光状態を解消して偏光素子30に入射させることにより、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても、偏光素子30を透過する光の光量の変動を小さくすることができる。特に、偏光解消素子20が面発光レーザー10から射出された光の偏光状態を解消して無偏光の光に変換する場合には、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても、偏光素子30を透過する光の光量を一定にすることができる。これにより、λ/4板40を透過してガスセル50に照射される光の光量を一定にすることができる。
例えば、ガスセル50に照射される光の光量が変化すると、ACシュタルク効果により、アルカリ金属原子が吸収する光の波長(周波数)が変化して、原子発振器の周波数安定性を低下させる場合がある。
光学モジュール100では、面発光レーザー10から射出される偏光光の偏光方向が変化しても、ガスセル50に照射される光の光量の変動を小さくする(例えば光量を一定)にすることができるため、上述した問題が生じず、原子発振器1の周波数安定性を高めることができる。
このように、光学モジュール100によれば、面発光レーザー10が射出する偏光光の偏光方向が変化しても、ガスセル50に照射される円偏光の回転方向を一定にし、かつ、その光量の変動を小さく(例えば光量を一定に)することができ、原子発振器1の周波数安定性を高めることができる。
光学モジュール100では、偏光解消素子20は、偏光解消素子20に照射された光(偏光光)を、偏光解消素子20を通過する場所によって異なる偏光状態にする。これにより、照射された偏光光の偏光状態を解消することができる。例えば、偏光解消素子20を通過する時間によって異なる偏光状態にすることで偏光光の偏光状態を解消した場合、時間によって偏光素子30を透過する光の光量が変化してしまい、ガスセル50に照射される光の光量が変化してしまう。これに対して、偏光解消素子20を通過する場所によって異なる偏光状態にして偏光光の偏光状態を解消する場合にはこのような問題が生じす、偏光素子30を透過する光の光量の時間的な変化を小さくすることができる。
光学モジュール100では、偏光解消素子20は、偏光解消素子20に照射された光を、偏光解消素子20を通過する時間によって異なる偏光状態にする。これにより、照射された偏光光の偏光状態を解消することができる。
なお、上述した実施形態は一例であって、これらに限定されるわけではない。
例えば、上述した実施形態では、λ/4板40の速軸40fが偏光素子30の偏光透過軸30tに対して45度回転して設けられる場合について説明したが、λ/4板40の速軸40fは偏光素子30の偏光透過軸30tに対して44度以上46度以下の範囲で回転して設けられていてもよい。すなわち、λ/4板40の速軸40fと偏光素子30の偏光透過軸30tとがなす角度が44度以上46度以下の範囲であってもよい。このような場合においても、λ/4板40を透過した光を、円偏光または実質的に円偏光とみなせる楕円偏光とすることができ、EIT現象の発現確率を高めることができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び
結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…原子発振器、2…中心波長制御部、4…高周波制御部、10…面発光レーザー、20…偏光解消素子、30…偏光素子、30t…偏光透過軸、40…λ/4板、40f…速軸、50…ガスセル、60…光検出部、100…光学モジュール

Claims (5)

  1. 原子発振器の光学モジュールであって、
    光を射出する面発光レーザーと、
    前記面発光レーザーから射出された光が照射され、かつ、当該照射された光の偏光状態を解消する偏光解消素子と、
    前記偏光解消素子を透過した光が照射される偏光素子と、
    前記偏光素子を透過した光が照射され、かつ、前記偏光素子の偏光透過軸に対して速軸が45度回転して設けられるλ/4板と、
    アルカリ金属ガスが封入され、かつ、前記λ/4板を透過した光が照射されるガスセルと、
    前記ガスセルを透過した光の強度を検出する光検出部と、
    を含む、ことを特徴とする光学モジュール。
  2. 前記偏光解消素子は、前記偏光解消素子に照射された光を、前記偏光解消素子を通過する場所によって異なる偏光状態にする、ことを特徴とする請求項1に記載の光学モジュール。
  3. 前記偏光解消素子は、前記偏光解消素子に照射された光を、前記偏光解消素子を通過する時間によって異なる偏光状態にする、ことを特徴とする請求項1に記載の光学モジュール。
  4. 前記面発光レーザーから射出される光の偏光方向は、第1の方向から前記第1の方向と直交する第2の方向に変化する、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学モジュール。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光学モジュールを含む、ことを特徴とする原子発振器。
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