JP2015088807A - 無線通信装置及び無線情報収集システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチホップ型の無線通信に対応し、消費電力を効果的に低減することのできる、新規かつ改良された無線通信装置及び通信制御方法を提供する。【解決手段】 複数の無線子機が多段中継を成して接続されている無線情報収集システムに接続された一つの無線子機であって、前記無線子機は、親機又は他の無線子機に通信する情報があるか否かを確認するためのビーコンの送出を制御するビーコン送出制御部を備え、前記ビーコン送出制御部はビーコンの送出周期を調整するビーコン送出周期発生部を有する。【選択図】 図5

Description

本発明は、例えばガス、水道、電気などの使用量等の検知情報を収集する無線情報収集システム及び前記システムに用いられる無線通信端末に関する。
ガス、水道などのメータ情報取得用や、センサ情報取得用に開発された多段中継可能な無線情報収集システムにおいて、ある無線子機が通信可能な他の無線子機があるかを確認するために、ビーコンを送出して確認するという手法がある。これは端末(無線子機又は無線親機)が定期的にビーコンを送出し、それを受け取った端末(無線子機又は無線親機)がもし無線送信したいデータを保持していれば、ビーコンを送った端末にデータを送信するというものである。この方式を利用することで端末同士の多段中継を可能にしている。このような方式をマルチホップ方式(バケツリレー方式)と呼ぶ。
ここで、ビーコンの送出タイミングを変更することによりマルチホップ方式の無線通信における消費電力を効果的に低減することを目的とする無線情報収集システムが開発されている。例えば、特許文献1にその内容が開示されている。
特許文献1に記載された多段中継式無線テレメータシステム及び当該無線テレメータシステムに用いられる無線子機によれば、運用開始後、前記無線子機が、ガス、水道などの検知を行うマイコンメータと通信して、前記マイコンメータからの応答電文を正常に受信した後に、ビーコンの送出を開始することにより、無駄な電力の消費をなくしている。
特開2012−175226号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無線テレメータシステムにおいては、無線親機や無線子機が他の無線子機の送信データ確認のため、決められた一定周期ごとに定期的にビーコンを発信している。そのため、どの端末も固定の時間周期でビーコンを送出している。タイミングによっては、中継を行う端末に偏りが生じてしまい、端末の電池の消耗度に個体差がでてしまう可能性が高かった。
本願発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マルチホップ方式の無線通信に対応し、消費電力を効果的に低減することのできる、新規かつ改良された無線情報収集システム及び無線子機を提供することにある。
本発明に係る無線情報収集システムは、センタ側網制御装置(センタNCU)に有線の電話網や、FOMAなどといった無線網で接続された無線親機と、ガス、水道などのマイコンメータと有線接続された複数の無線子機とで構成され、前記無線子機は特定小電力などの無線を用い他の無線子機を中継しながら無線親機と、または無線親機と直接無線通信を行うという多段中継可能な無線テレメータシステムにおいて、ある無線子機や無線親機が、他の無線子機や無線親機が通信する情報があるかどうかを確認するために一定間隔ごとに無線子機や無線親機が送信するビーコンの周期を、一定時間ごとの電池の消費量等に応じて変化させる。
本発明であるところの、ビーコンを発信して通信を行う、多段中継式無線情報収集システム及び当該無線情報収集システムに用いられる無線子機によれば、電池の消費量に応じてビーコンの発生周期を変化させるので、無線子機における電池消耗に偏りがなくなり、無線子機やシステム全体の長寿命化につながる。
本発明の実施形態に係る無線情報収集システムのシステム図である。 本発明の実施形態に係る無線親機のブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線子機のブロック図である。 ビーコンの送出タイミングに係る、無線子機の処理シーケンス図である。 本発明の実施形態に係る、無線子機の処理シーケンス図である。 無線親機及び無線子機のビーコンとデータ通信に関する動作フローチャートである。 ビーコンの送出周期を算出するテーブルである。 ビーコンの送出周期を算出するテーブルである。 ビーコンの送出周期を算出するテーブルである。 ビーコンの送出周期を算出するテーブルである。
[実施形態1]
(無線情報収集システムの構成)
図1に示すように、本発明による無線情報収集システムは、ホストコンピュータ(以下、「ホスト」という。)101に接続されたセンタ側網制御装置(以下、「センタNCU」という。)102と、電話回線やFOMA網といったネットワーク106を介してセンタNCU102に接続された無線親機(以下、「メイン」という。)103と、メイン103や他の無線子機(以下、「サブ」という。)と無線でデータ通信を行う複数のサブ104と、サブ104と有線接続されるガスなどのメータ105と、で構成される。メイン103は、端末側網制御装置を内蔵していても良く、或いは外付けで端末側網制御装置を接続していてもよい。
また、メイン103やサブ104は、通信する情報があるかどうかを確認するため、一定間隔でビーコンを無線送出している。ビーコンを受け取った端末(メイン103やサブ104)が送るべき検知情報(例えばガスや水道、電気等の使用量)を持っていれば、ビーコンを発信した端末に対して情報を送信する。このようにすることで端末同士の多段の無線中継が可能となる。これを利用してノードに相当するすべてのメイン103及びサブ104間を接続したマルチホップ型のトポロジも構成可能である。
(メイン103及びサブ104の構成)
図2及び図3は、図1に示す無線情報収集システムに用いられているメイン103及びサブ104の回路構成を示すブロック図である。メイン103及びサブ104には、共に各端末を識別する識別符号や経路情報などの保存用に不揮発性メモリ202が内蔵されている。また、なんらかの処理結果表示用としてLEDなどの表示部209、入力装置としてDIPSW211やボタン212などがある。CPU203は時計やタイマー機能、バッファを有したものであり、無線部204を通じてアンテナ205と接続されている。また、無線部204にはCPU203の指示に基づきビーコンの発生を制御するビーコン送出制御部215が接続されている。ビーコン送出制御部215には、ビーコンの送出タイミングの基となるビーコン周期計算テーブル217とビーコン周期計算テーブル217に基づいてビーコンの送出周期を発生するビーコン送出周期発生部216がある。また、CPU203には制御用にROM206及びRAM207が接続されており、更に電源として電池208を備えている。
メイン103、サブ104は、以上説明した同一構成部からなり、以下の異なる部分について説明する。まず図2に示すメイン103は、CPU203が網制御部201を通じて公衆網に接続されている。
一方、サブ104は、図3に示すように、サブ104のCPU203には、メータ105への接続用のメータI/F210と外部設定機への接続用の外部設定機I/F213が接続されている。更に、サブ104には、電池208の外に電源SW214が備わっている。
(無線情報収集システムの処理の流れ)
図2及び図3に示すメインと複数のサブから構成される無線情報収集システムが行う一つの処理シーケンス(ビーコン信号や、データ送信等の流れ)を、図4を参照して説明する。これは発明を理解するうえでの一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、無線情報収集システム内を流れる情報としては、メータ105からホスト101に向けてメータ遮断を知らせるための緊急通信とホスト101から定期的にメータの検診結果を収集する定期通信がある。
緊急通信としては、例えばガス検針の場合であれば、ガス機器の長時間使用・消し忘れ(ガス器具を連続して長時間使用した場合や消し忘れをした場合)、流量オーバー(メータの最大使用量を超えてガスが流れた場合)、地震・振動検出(ガスを使用中に震度5弱相当の地震があった場合、また、ガスメータに強い振動を与えた場合)、ガス圧力低下(ガスを使用中にガスの圧力が異常に低下した場合)等のメータ遮断情報の送信がある。定期通信としては、ガスメータの検針のために毎月1回決められた日の定期的な検針結果の収集がある。
図では、端末1、2、3、4・・として示した部分は、複数のサブ104であり、そのサブ104を区別するために例示的に示している。図4において、今、一つのサブ104(端末1)の周囲にある複数のサブ104(端末2、3、4)が所定の周期(3秒)でビーコンを送出している。
端末1は送信すべきデータが無いときは、周囲の端末から送信されるビーコンを無視する。他の端末も同様である。また、端末1自身も周囲の端末へビーコンを送出している。そこで、端末1が、端末1自身に接続されているメータ105からメイン103に送信すべき検知情報(送信データA)を受け取り、送信データありの状態になる。送信データありの状態になるとことで、端末1は、周囲にある端末からのビーコンの検出を始める。そして端末1は、最初に検出できたビーコンを送出した端末3に、検知情報であるデータAを送信する。
なお、検出したビーコンに対してデータAを送信する条件としては、ビーコンの受信タイミングに加えて、宛先(図4の場合、メイン)までに経由する無線子機数を考慮する。宛先まで経由するサブの個数はホップ数と呼ぶ。
例えば、現在、情報を持っているサブから、宛先であるメインまでのホップ数が4(経由するサブの個数が4個)であり、次の情報送信先であるサブ(次にデータが渡される予定のサブ)から宛先(メイン)までのホップ数が4以上の場合、次のデータ送信先であるサブにデータを渡しても、ホップ数が、少なくならないことになる。この場合、目的とする宛先(メイン)にデータが近づいていないと考えられることから、データの送信を行わない。次の他のサブからのビーコンの受信を待つことにする。
なお、各々のサブは、同一の親機に属するシステム上にある他の全てのサブについての相互間のホップ数を不揮発性メモリ202に記憶しており、これらの情報は、新たにサブが追加される都度、更新される。
以上説明したように、例えば、端末1は、ガスや水道、電気等の使用量の検知情報である送信データAが準備できたとき、周囲にある端末からのビーコンの検出を開始し、最初に受信したビーコンの送信元である端末3に送信データAを送信する。別の送信データBについては、同様に端末2に送信する。
図6はこれまで説明した図4のビーコンを介して情報を送受する端末1、2、3、4のようなサブの動作フローチャートを示している。情報の送受動作は、メインとサブの間、又はサブとサブの間で行われる。メインとサブの情報の送受信動作は共通である。
サブはS1にて、ガスの使用量等の送信すべき情報があるかどうかを判定する。送信すべき情報がある場合、周囲より送信されてきているビーコンの検出を行う。S2にてビーコンを検出すると、S8にて、データを送信しようとしている自機から宛先(メイン)までのホップ数と、データの送信先のサブ(ビーコンを送信した相手)から宛先(メイン)までのホップ数を比較する。比較の結果、自機から宛先までのホップ数に対し、ビーコンの送出先のサブから宛先までのホップ数が小さい場合、宛先(メイン)へ近づくことになるので、S3にてビーコンの送出元であるサブにデータを送出する。
S1にて送信すべき情報がないと判定した場合、S4にてビーコンを送出し、S5にて送出したビーコンに対して周りのサブから送出された信号を受信していないかを検出する。もし自分あての受信信号があれば、S6にて情報の受信を行う。S5にて自分宛の信号がない場合、S7にて3秒経過するまで、受信信号の検出を行う。S7にて3秒経過すると、S1の送信すべき情報があるかどうかを判定に戻る。
以上のようにして送信するデータが生じると、ビーコンを受信した相手先に送信データを送信している。このデータ送信を行うシステムを利用し、本発明においては図5に示すようにデータ送信とともに、ビーコンの出力周期を変えるように制御している。
図5は、本発明に関する処理手順を説明するための図である。この図5は、各サブ、またメインの端末に設けられている電池208の残量に応じて、ビーコンの出力周期を調整(制御)する。この電池の残量状態は、メイン、サブの端末が一定時間、例えば24時間毎に、電池208の残量を検知している。この検知した電池残量は、各端末のメモリ202に記憶される。また、電池の残量検出は、ビーコンの送出タイミング時に検知し、この検知した電池残量に基づいてビーコンの出力周期を調整してもよい。
この電池残量に応じたビーコンの出力周期については、図7のテーブルで示したように制御される。図7において、電池残量が75%以上では、あらかじめ決められた一定の3秒周期、50%以上75%未満では、4秒周期、25%以上50%未満では、5秒周期、また5%以上25%未満では、10秒周期でビーコンの送信制御を行なう。これはあくまでも例であり、これに限定されるものではない。
この図7に示すテーブルは、メイン及び、各サブのメモリ202に記憶されている。したがって、メイン、またサブの端末側で、以下に説明する検出された電池残量に応じてビーコンの出力周期を決定し、送信するようにしている。なお、各端末、つまりメイン、サブのビーコンの送信のタイミングは、それぞれずれた状態で設定されており、そのずれに基づいて送信周期が決まる。
本発明の図5の処理手順では、図4で説明した端末3と端末4の電池残量が所定値以下(図7に示す例では50%未満)となった場合の処理シーケンス図である。
図5において、端末3は電池残量が25%以上50%未満になっているため、ビーコンの送出周期は5秒に設定される。また、図5において端末4は、電池残量が5%以上25%未満になっているため、ビーコンの送出周期は10秒になる。このように、電池残量が少なくなった端末のビーコンの送出周期を長くしている。この状態で送信データが発生した端末より、ビーコンを送信した端末を経由し、メイン103を介して、センタNCU102へデータ送信が行われる。このため、経路としての、他の端末との通信を減らすことが可能となり、ある特定の端末だけが周囲の端末に比べて早期に電池切れになることを回避することができる。
以上説明した電池残量を検出する時点としては、所定周期、例えば24時間毎に限定されるものではない。例えば、ビーコンの送出タイミングの都度、電池残量を検出し、記憶させることもできる。
[実施形態2]
以上説明した実施形態1によれば、ビーコンを送信する周期を変えるために、電池の残量を検知し、その検知結果に基づきビーコン送信周期を変えるように調整(制御)している。
これに対し、実施形態2では、電池残量の代わりに、他端末と通信を行った累積回数を基にしてビーコンの送出周期を変化させることができる。通信回数としては、例えば、ビーコンに応答してデータを送信した回数である。具体的には、サブ104は、他端末と通信を行った回数の累積を不揮発性メモリ202に記憶しておき、ビーコン送出時に、その累積通信回数から、図8に示すビーコン周期計算テーブル2を基にして周期を算出し、ビーコンを送出する。
この図8に示すテーブルは、メイン及び、各サブのメモリ202に記憶されている。したがって、メイン、またサブの端末側で、以下に説明する累積通信回数に応じてビーコンの出力周期を決定し、送信するようにしている。
図8において、累積通信回数が0〜100回では、あらかじめ決められた一定の3秒周期、101回から200回では、4秒周期、201回から300回では、5秒周期、また301回以上では、10秒周期でビーコンの送信制御を行なう。これはあくまでも例であり、これに限定されるものではない。
[実施形態3]
以上実施形態1、および2は、ビーコンを送出する周期を、電池残量、また累積した通信回数に基づき制御する実例を説明した。これとは異なり、実施形態3では、累積通信時間を基にしてビーコンの送出周期を変化させるものである。累積通信時間としては、例えば、ビーコンに応答してデータを送信するために起動されていた時間の累計である。具体的には、サブ104は、他端末にデータを送信するために起動していた時間を不揮発性メモリ202に累積し、その累積通信時間に対応するビーコン周期を、図9に示すビーコン周期計算テーブル3を基にして算出し、この周期でビーコンを送出する。
この図9に示すテーブルは、メイン及び、各サブのメモリ202に記憶されている。したがって、メイン、またサブの端末側で、以下に説明する累積通信時間に応じてビーコンの出力周期を決定し、送信するようにしている。
図9において、累積通信時間が0〜1時間では、あらかじめ決められた一定の3秒周期、1時間より大きく2時間以下では、4秒周期、2時間より大きく3時間以下では、5秒周期、また3時間超では、10秒周期でビーコンの送信制御を行なう。これはあくまでも例であり、これに限定されるものではない。
[実施形態4]
次に、実施形態4について説明する。上述した実施形態1〜3においては、ビーコンの送出周期を、ある条件に基づいて変更、つまり徐々に長くなるように制御している。
これに対し、実施形態4においては、ビーコンの送出周期を変更することなく、送出周期を常に決まった状態としている。
具体的には、ビーコン送出周期のタイミングは固定(例えば3秒)としておき、一定期間ごとにおける電池残量、他端末との累積通信回数や他端末との累積通信時間を基に、送信タイミングの複数回に1回の割合で、ビーコンを送出させないようにしている。
図10は電池残量、他端末との累積通信回数や累積通信時間に基づいて、何回に1回の割合でビーコンを間引くかを算出するためのビーコン周期計算テーブルである。
この図10に示すテーブルは、メイン及び、各サブのメモリ202に記憶されている。したがって、メイン、またサブの端末側で、以下に説明する電池残量や累積通信回数や累積通信時間に応じてビーコンの間引き率を決定し、送信するようにしている。
例えば、図10のビーコン周期計算テーブル4を参照して、電池残量に基づいてビーコンの送出周期を調整する場合、電池残量が50%以上75%未満であれば、3秒周期で送出されているビーコンを4回に1回間引くようにする。
また、累積通信回数に基づく場合は、累積通信回数が201回以上300回以下であれば、ビーコン信号を3回に1回間引くようにする。
同様に、累積通信時間に基づく場合は、累積通信時間が3時間超であれば、ビーコン信号を2回に1回間引くようにする。
以上のように、実施形態4によれば、本来のビーコンの送出周期が変更されることなく、電池残量の低下、また通信回数の増加、累積時間が長くなることに基づき、複数に1回の割合でビーコンを送出させないようにしている。したがって、ビーコンを送出せず、実施形態1〜3と同等の効果、つまり、ビーコンの送出周期が全体として長くなる様に調整でき、通信経路としての使用を減らし、電力消費を抑えることができるので、ネットワーク全体の接続機器の使用頻度の均一化を図ることができる。
また、実施形態4によれば、ビーコンの送出周期は、一定で変更されることがないため、実施形態1〜3のように周期を変更するといった手間が必要なくなる。
[実施形態5]
図7〜図10に示されているビーコン周期計算テーブルの値は、すべてのメイン、サブにおいて同一条件のもので設定されている。これとは別に、メインあるいはサブ単独で、テーブルの値を変更、設定することができる。
その変更を行う場合、例えば一つのサブで通信等が集中する場合、また電池残量が他のサブ、メインの電池残量より大幅に少なくなっている場合、ビーコンの送出周期を大幅に長くなるように設定できる。そのため、入力装置としてのDIPSW211やボタン212などから処理結果表示用の表示部209に表示させ、設定値を変更し、メモリ202に記憶させることができる。
これにより、特定のサブの電池残量が他に比べて落ち込んでいる場合、ビーコンの送出周期をさらに長く設定することが可能となり、特定のサブが電力不足になることを防ぐことができる。
[まとめ]
以上説明したように、複数の無線子機が多段中継を成して接続されている無線情報収集システムに接続された一つの無線子機であって、前記無線子機は、親機又は他の無線子機に通信する情報があるか否かを確認するためのビーコンの送出を制御するビーコン送出制御部を備え、前記ビーコン送出制御部はビーコンの送出周期を調整するビーコン送出周期発生部を有する。
このようにビーコンの送出周期を調整し、通信経路としての使用を減らすことにより、ネットワーク全体の接続機器の使用頻度の均一化を図ることができる。
ビーコン送出周期制御部は、電池残量に基づいて前記ビーコン送出周期を調整する。また、ビーコン送出周期制御部は、ビーコンの受信に応じて情報送信した通信回数又は累計通信時間に基づいて前記ビーコン送出周期を調整する。
このように接続機器の電池残量や情報通信のために接続機器が起動された回数や通信時間の累計に基づいてビーコン送出周期を調整することにより、ネットワーク全体の接続機器の使用頻度や電池残量の均一化を図ることができる。
ビーコン送出周期制御部は、電池残量に基づいて前記ビーコン送出周期が来たときに、ビーコンの送出を行わないように制御する。
このようにビーコンの送出周期が長くなる様に調整することにより、ネットワーク全体の接続機器の使用頻度の均一化を図ることができる。
複数の無線子機が多段中継を成して接続されている無線情報収集システムにおいて、前記無線子機は、親機又は他の無線子機に通信する情報があるか否かを確認するためのビーコンを送出し、前記無線子機の電池残量に応じて、前記ビーコンの送出周期が長くなるように送出タイミングを調整する。
このように多段中継ネットワークは、ネットワーク全体の接続機器の電池残量の均一化を測り、特定の端末だけが早期に電池切れにならないようにすることにより、ネットワーク全体のパフォーマンスが落ちないようにすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示さるものである。
本発明に係る無線情報収集システムは、例えばガス、水道又は電気の使用量等の検知情報を収集する無線情報収集システムに広く利用可能である。
101 ホストコンピュータ
102 センタNCU
103 無線親機(メイン)
104 無線子機(サブ)
105 メータ
106 電話回線、FOMA網
201 公衆網と接続のためのI/F
202 データ登録用不揮発性メモリ
203 CPU
204 無線通信ユニット
205 アンテナ
206 ROM
207 RAM
208 電池
209 表示部
210 メータ接続のためのI/F
211 DIPSWなどの入力装置
212 ボタンなどの入力装置
213 外部設定器I/F
214 電源SW
215 ビーコン送出制御部
216 ビーコン送出周期発生部
217 ビーコン周期計算テーブル

Claims (5)

  1. 複数の無線子機が多段中継を成して接続されている無線情報収集システムに接続された一つの無線子機であって、
    前記無線子機は、親機又は他の無線子機に通信する情報があるか否かを確認するためのビーコンの送出を制御するビーコン送出制御部を備え、
    前記ビーコン送出制御部はビーコンの送出周期を調整するビーコン送出周期発生部を有することを特長とする無線子機。
  2. ビーコン送出周期制御部は、電池残量に基づいて前記ビーコン送出周期を調整する請求項1に記載の無線子機。
  3. ビーコン送出周期制御部は、ビーコンの受信に応じて情報送信した通信回数又は累計通信時間に基づいて前記ビーコン送出周期を調整する請求項1に記載の無線子機。
  4. ビーコン送出周期制御部は、電池残量に基づいて前記ビーコン送出周期が来たときに、ビーコンの送出を行わないように制御する請求項1に記載の無線子機。
  5. 複数の無線子機が多段中継を成して接続されている無線情報収集システムにおいて、
    前記無線子機は、親機又は他の無線子機に通信する情報があるか否かを確認するためのビーコンを送出し、
    前記無線子機の電池残量に応じて、前記ビーコンの送出周期が長くなるように送出タイミングを調整することを特長とする無線情報収集システム。
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