JP2011061681A - 無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法 - Google Patents

無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末装置が直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う無線通信ネットワークの通信技術に関し、ローパワーリスニング方式において、送信側の無線端末の消費電力も抑制可能とする。
【解決手段】間欠動作制御部101は、自装置の識別符号及び受信可能レベルを同報送信する識別符号同報送信動作と短い時間のリンク確立要求の待受け動作とからなる受信動作状態と、長い時間の休止状態とを、繰り返し実行する。受信可能レベル決定部103は、同報送信時の受信可能レベルを決定する。送信動作制御部102は、送信要求の発生時に、識別符号連続待受け動作とリンク確立要求の送信動作とからなる送信動作状態を実行し、その後に休止状態に移行する。送信判定部104は、受信した識別符号及び受信可能レベルに基づいて、送信動作制御部102における送信処理の可否を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の領域に分散した無線端末装置が相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行って情報交換を行う無線通信ネットワークにおける無線通信技術に関する。
従来、特定の領域に分散した無線端末装置(以下「無線端末」と略す)が相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行って情報交換を行うメッシュネットワーク型の無線通信ネットワークシステムが知られている。
近年更に、このような無線通信ネットワークシステムにおいて、低消費電力化が求められている。特に、一般的に無線端末には電源としてバッテリーが搭載されている場合が多いため、無線端末の消費電力を抑制することが重要である。
無線端末の消費電力を抑制するための有効な無線通信ネットワーク技術として、例えば非特許文献1に記載の、ローパワーリスニングと呼ばれる無線通信技術が知られている。この技術ではまず、受信側の無線端末は、所定周期Tで、短い受信状態となり、その後長い休止状態になるという間欠動作を繰り返す。一方、送信要求が発生した無線端末は、周期Tよりも長い期間で連続送信状態となり、その期間で連続的に送信要求信号を送信する。この結果、受信側の無線端末では、周期Tで起きあがる短い受信状態にて上述の送信要求信号をキャッチする。これ以降、送信側と受信側の無線端末同士で、通信リンクの確立動作が実行され、データの交信状態に移行する。
上述の第1のローパワーリスニング方式では、受信側の無線端末は、周期Tの間欠受信状態を繰り返すため、消費電力を低く抑えることができる。しかし、送信要求が発生した無線端末では、周期Tよりも長い期間の連続送信状態が発生するため、消費電力が多くなってしまうという問題があった。
これを解決するための従来技術として、例えば特許文献1に記載の、第2のローパワーリスニング方式が知られている。この技術では、受信側の無線端末は、所定周期Tで、自装置の識別情報を含むビーコン信号を短い期間で同報送信し、そのあと短い受信状態となり、その後長い休止状態になるという間欠動作を繰り返す。一方、送信要求が発生した無線端末は、連続受信状態となり、その期間で周辺の無線端末から間欠的に送信されてくるビーコン信号をキャッチし、その後の受信側の無線端末での短い受信状態をめがけて送信要求信号を送信する。これ以降、送信側と受信側の無線端末同士で、通信リンクの確立動作が実行され、データの交信状態に移行する。
上述の第2のローパワーリスニング方式では、受信側の無線端末は、周期Tで間欠的にビーコン信号を送信しその後短い受信状態となるだけなので、消費電力を低く抑えることができる。また、送信要求が発生した無線端末では、連続受信状態となるが、連続送信状態とは違って消費電力はそれほど多くはならない。このため、この方式は、無線通信ネットワーク内の無線端末全体の消費電力を低く抑えることができる優れた無線通信技術である。
このように送信側と受信側とで非同期で間欠動作する無線端末間で、更に電池を延命させるための技術として、特許文献2に記載の従来技術が知られている。
この従来技術は、自装置の電池残量が少なくなると前述した間欠動作の周期を延長する
ものであり、間欠動作における電池消費を低減しようとするものである。
特開2009−010701号公報 特開2009−10703号公報
R.Jurdak,P.Balda andC.V.Lopes:"Adaptiv low power listening for wireless sensor networks",IEEE Trans.Mobile Computing,6,8,pp.988−1004(2007)
しかし、上述した従来技術は、受信側の無線端末の状態のみによって電池の寿命を制御するものであり、場合によってはデータ送信までの待ち時間が長くなり、送信側の消費電流が増えてしまう場合がある。例えば送信相手が、中継無線端末ではなく宛先無線端末であった場合、送信側の無線端末では、他にデータを転送する相手がいない。このため、受信側の無線端末における間欠動作の周期が長くなると、送信側の無線端末において、データ転送までの動作時間が延長し、消費電力が増えてしまうという問題点を有していた。
そこで、本発明の1つの側面では、ローパワーリスニング方式において、送信側の無線端末の消費電力も抑制可能とすることを目的とする。
態様の一例では、無線通信ネットワーク内で、自装置の送出するデータが宛先装置に到達するまでに要する中継回数に関する情報を含むシステム構成情報を保有し、該システム構成情報に基づいて相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う無線端末装置として実現され、以下の構成を有する。
間欠動作制御部は、自装置の識別符号及び受信可能レベルを他装置に向けて同報送信する識別符号同報送信動作を実行しその直後に他装置からのリンク確立要求を待ち受けて受信処理を実行する受信動作状態と、休止状態とを、繰り返し実行する。
受信可能レベル決定部は、間欠動作制御部が同報送信する受信可能レベルを決定する。
送信動作制御部は、送信要求の発生時に、他装置からの識別符号及び受信可能レベルを連続的に待ち受ける識別符号連続待受け動作を実行し、他装置との間でリンクを確立して送信処理を実行し、その後に休止状態に移行する。
送信判定部は、識別符号連続待受け動作によって受信した識別符号及び受信可能レベルに基づいて、送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定する。
態様の一例によれば、受信側の無線端末の状態に加えて、送信側の無線端末の状態、例えば、電池残量、通信状態、転送先候補の数などによって送信処理の可否を決定することが可能となる。
この結果、受信側の無線端末では中継機会確率を減じることにより電池消耗を最小にで
きると共に、送信側の無線端末では必要に応じてデータ転送を行うため無効な電池消耗を減じることができるようになる。
無線端末の実施形態の構成図である。 間欠動作の制御処理を示す動作フローチャートである。 送信動作の制御処理を示す動作フローチャートである。 間欠動作を示す動作タイミングチャートである。 リンク確立成功時における識別符号連続待受け、リンク確立動作、及び通信データ交信動作を示す動作タイミングチャートである。 リンク確立失敗時における識別符号連続待受け、リンク確立動作を示す動作タイミングチャートである。 システム構成情報の説明図である。 受信レベル決定と送信判定に用いられる制御データの構成図である。 過去特定時間の制御データの生成処理を示す動作フローチャートである。 受信レベル決定処理を示す動作フローチャートである。 送信判定処理を示す動作フローチャートである。 送信判定処理の動作説明図である。 無線フレームフォーマットの例を示す図である。 無線端末100の実施形態を具体的に実現することのできる無線端末1400のハードウェア構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、無線通信ネットワークを構成する無線端末の実施形態の構成図である。図2及び図3は、実施形態の制御動作を示す動作フローチャート、図4〜図6は、実施形態の制御動作を示す動作シーケンス図、図7〜図13は、実施形態のその他の動作説明図である。
まず、図1において、互いに番号が同じ部分は同じ処理を実行するが、理解を容易にするために、#1が付いているものは受信側の無線端末(以下、「受信端末」と略す)の各処理部、#2が付いているものは送信側の無線端末(以下、「送信端末」と略す)の各処理部を意味するものとする。
図1において、無線端末100は、例えば110として示される無線通信ネットワークの各ノードA〜Jを構成し、受信端末100(#1)は例えばノードJであり、送信端末100(#2)は例えばノードAである。この無線通信ネットワーク110内で、各ノードA〜Jを構成する無線端末100は、自装置の送出するデータが宛先装置に到達するまでに要する中継回数に関する情報を含むシステム構成情報を保有する(後述する図7参照)。無線端末100は、システム構成情報に基づいて相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う。そして、無線端末100は、間欠動作制御部101、送信動作制御部102、受信可能レベル決定部103、送信判定部104、及びアンテナ105を有する。
図1の無線端末100において、間欠動作制御部101は、図2の動作フローチャートで示される制御動作に基づいて、以下の受信動作状態と休止状態を繰り返し実行する。受信動作状態では、受信可能レベル決定動作、識別符号同報送信動作、リンク確立受信動作、及び第1の通信データ交信動作が実行される。
まず、特には図示しない休止状態制御タイマがタイムアウトすることにより、間欠動作
制御部101である図2の間欠動作の制御処理が起動され、まず、稼働時間タイマがスタートされる(図2のステップS201)。この稼働時間タイマは、例えば1ミリ秒毎にカウントアップするタイマであり、無線端末100が受信動作状態となる期間を稼働時間として計測する。このタイマは例えば、後述する図14のタイミング回路1407とタイマ1408によって実現される。
次に、受信可能レベル決定動作が実行される(図2のステップS202)。ここでは、受信端末100(#1)が受信可能な状態を1〜4までの数値で通知するための受信可能レベルが決定される。この動作は、図1の受信可能レベル決定部103の処理として実現されるが、その動作の詳細については、後述する。
次に、識別符号同報送信動作が実行される(図2のステップS203)。この動作では、自装置の識別符号とステップS202で決定された受信可能レベルが、例えばビーコンフレームとして、アンテナ105を介して、他装置に向けて同報送信される。この動作は、図4において、S10として示され、短い期間T10で実行される。
図13(a)は、ビーコンフレームのデータ構成例を示す図である。ビーコンフレームは、無線通信の単位となる無線フレームを識別するフレーム識別情報と、送信元の受信端末100(#1)を識別するための無線機識別情報と、受信端末100(#1)が受信することが可能な受信レベルを示す受信可能レベル情報と、フレームデータの伝送誤りを検査するための検査符号を含む。
次に、リンク確立受信動作が実行される(図2のステップS204)。この動作では、ステップS203での識別符号同報送信動作の後に、アンテナ105を介して、何れかの他装置である送信端末100(#2)からのリンク確立要求信号が待ち受けられて受信され、送信端末100(#2)との間でリンクが確立される。この動作は、図4において、S11として示され、S10の識別符号同報送信動作に続く短い期間T11で実行される。
次に、ステップS204でのリンク確立受信動作によってリンクが確立したか否かが判定される(図2のステップS205)。
ここで、他装置からリンク確立要求信号が到達しなければステップS205の判定がNOとなり、その結果、自装置を休止状態へ移行するためのステップS208〜S210の一連の処理が実行される。即ち、まず、稼働時間タイマがストップされる(図2のステップS208)。次に、この稼働時間タイマの値が、後述する受信可能レベル決定部103によって管理されるメモリエリアに記憶される稼働時間累積値(図8参照)に累算されて更新された後、稼働時間タイマがリセットされる(図2のステップS209)。そして、自装置の状態が休止状態へ移行させられ(図2のステップS210)、間欠動作制御部101としての図2の間欠動作の制御処理が終了する。ステップS210では、特には図示しない休止状態制御タイマがスタートされる。
休止状態は、図4において、S12として示され、識別符号同報送信動作S10の実行期間T10と及びリンク確立受信動作S11の実行期間T11を合わせた期間よりも長い期間T12の間維持される。休止状態制御タイマは、休止期間T12を計時する。休止期間T12が経過して休止状態制御タイマがタイムアウトすると、このタイマはリセットされた後に、間欠動作制御部101である図2の間欠動作が再び起動される。
この結果、図4に示されるように、他装置からリンク確立要求信号が到達していない状態では、受信端末100(#1)においては、次のような間欠動作制御部101の処理が実行される。即ち、短い期間T10を有する識別符号同報送信動作S10と、それに続く
短い期間T11を有するリンク確立受信動作とからなる受信動作状態と、T10+T11よりも十分に長い期間T12を有する休止状態とが繰り返し実行される。このようにして休止状態が十分に長くとられることによって、受信端末100(#1)の消費電力が抑制される。なお、間欠動作の全体時間T10+T11+T12は、例えば3秒程度である。
一方、他装置である送信端末100(#2)からリンク確立要求信号が到達し、ステップS204のリンク確立受信動作にて、リンク確立処理が実行されリンクが確立されると、ステップS205の判定がYESとなる。この結果、第1の通信データ交信動作が実行される(図2のステップS206)。この動作では、アンテナ105を介して他装置との間で通信データの交信が実行されることにより、送信端末100(#2)から自装置である受信端末100(#1)に、データフレームが送信される。この動作は、図5において、S11に続くS15として示され、データフレームの伝送容量に応じた時間長で実行される。なお、図5において、図4の場合と同じ符号が付された部分では、図4の場合と同じ処理が実行される。
ステップS206の第1の通信データ交信動作が終了後、後述する受信可能レベル決定部103によって管理されるメモリエリアに記憶される通信回数累積値(図8参照)が+1されて更新される(図2のステップS207)。
その後、前述のステップS208〜S210の休止状態へ移行するための一連の処理が実行され、自装置は再び期間T12の休止状態に移行する。
次に、図1の無線端末100において、送信動作制御部102は、無線端末100が送信端末100(#2)である場合において送信要求が発生したときに起動される。送信動作制御部102は、図3の動作フローチャートで示される制御動作に基づいて、以下の送信動作状態を実行し、その後前述した休止状態に戻る。
送信動作状態では、識別符号連続待受け動作、送信判定動作、リンク確立送信動作、及び第2の通信データ交信動作が実行される。
まず、送信端末100(#2)内での送信要求の発生により、送信動作制御部102である図3の送信動作の制御処理が起動され、まず、識別符号連続待受け動作が起動される(図3のステップS301)。この動作では、アンテナ105を介して他装置からの例えばビーコンフレームによる識別符号を連続的に待ち受けて受信する状態が生成される。この動作は、図4において、送信要求Jにより起動されるS13として示され、期間T13で実行される。この期間T13は最大で、前述の間欠動作の全体時間T10+T11+T12の3倍程度の長さを有する期間となる。例えば約9秒程度である。このとき、特には図示しない連続待受け制御タイマが起動される。連続待受け制御タイマは、期間T13を計時する。
次に、識別符号が受信されたか否かが判定される(図3のステップS302)。
識別符号が受信されておらずステップS302の判定がNOならば、次に連続待受け制御タイマが期間T13の計時を終了してタイムアウトしたか否かが判定される(図3のステップS313)。
連続待受け制御タイマがタイムアウトしておらずステップS313の判定がNOならば、再びステップS302に戻って識別符号が待ち受けられる。
識別符号が受信されステップS302の判定がYESとなると、受信された識別符号が抽出される。この動作は、図5において、識別符号が含まれるビーコンフレームP1(図13(a)参照)が受信端末100(#1)から送信端末100(#2)に送信されたタイミングに対応する。そして、内部のシステム構成情報(後述する図7参照)が参照されることにより、識別された無線端末100(受信端末100(#1))が、送信データが
最初に転送される端末であるか否かが判定される(図3のステップS303)。
上記無線端末100が最初の転送端末ではなくステップS303の判定がNOならば、前述したステップS313の処理に移行し、他の識別符号の受信処理が続行される。
上記無線端末100が最初の転送端末でステップS303の判定がYESならば、連続待受け制御タイマがストップされた後に(図3のステップS304)、送信判定動作が実行される(図3のステップS305)。ここでは、送信端末100(#2)の状態が判定されて識別符号に対応する受信端末100(#1)に対して送信処理を実行するか否かが判定される。この動作は、図1の送信判定部104の処理として実現されるが、その動作の詳細については、後述する。
次に、ステップS305での判定結果が「送信する」を示しているか「送信しない」を示しているかが確認される(図3のステップS306)。
ステップS305での判定結果が「送信しない」を示している場合には、前述したステップS313の処理に移行し、他の識別符号の受信処理が続行される。
ステップS305での判定結果が「送信する」を示している場合には、リンク確立送信動作が実行される(図3のステップS307)。この動作では、識別された受信端末100(#1)が実行する前述したリンク確立受信動作(図2のステップS204)の期間に合わせて、アンテナ105を介してその受信端末100(#1)に向けてリンク確立要求信号が送信され、受信端末100(#1)との間でリンクが確立される。この動作は、図5において、S14として示される。また、リンク確立要求信号は、図5の要求フレームP2として示される。更に、この動作においては、リンク確立要求信号のフレームに続いて、受信端末100(#1)と送信端末100(#2)との間で、リンク確立処理のための一連の制御フレームP3が交信される。
図13(b)は、リンク確立要求信号が格納される要求フレームP2のデータ構成例を示す図である。この要求フレームは、無線通信の単位となる無線フレームを識別するフレーム識別情報と、送信端末100(#2)を識別するための送信側無線機識別情報と、受信端末100(#1)を識別するための受信側無線機識別情報と、リンク確立要求を示すコマンド情報と、フレームデータの伝送誤りを検査するための検査符号を含む。送信側無線機識別情報としては、送信端末100(#2)自身の無線機識別情報が格納される。受信側無線機識別情報としては、送信端末100(#2)が受信したビーコンフレームP1から抽出された無線機識別情報(図13(a)参照)が格納される。
リンク確立要求信号に応答した後に送信端末100(#2)と受信端末100(#1)との間で更新される制御フレームP3も、図13(b)のデータ構成例と同様のデータ構成を有する。この場合、コマンド情報としては、各種要求を示すコマンド又は各種応答を示すコマンドが格納される。
次に、ステップS307でのリンク確立送信動作によってリンクが確立したか否かが判定される(図3のステップS308)。具体的には、受信端末100(#1)から受信可能応答の制御フレームを受信できたか否か、また、リンク確立処理のための一連の制御フレームの送受信シーケンスが正常に完了しなか否かが判定される。
受信端末100(#1)との間でリンク確立処理に失敗しステップS308の判定がNOとなると、その受信端末100(#1)との通信は中止される。そして、連続待受け制御タイマが再スタートされて再び識別符号連続待受け動作が再開され(図3のステップS312)、前述したステップS313の処理に移行し、他の識別符号の受信処理が再開される。この動作は、図6において、S14に続いて再びS13の識別符号連続待受け動作
の状態となる場合に対応する。
受信端末100(#1)との間でリンク確立処理に成功しリンクが確立されると、ステップS308の判定がYESとなる。この結果、第2の通信データ交信動作が実行される(図3のステップS309)。この動作では、アンテナ105を介して他装置との間で通信データの交信が実行されることにより、自装置である送信端末100(#2)から受信端末100(#1)に、データフレームが送信される。この動作は、図5において、S14に続くS16において送信されるデータフレームP4として示される。
図13(c)は、通信データが格納されるデータフレームP4のデータ構成例を示す図である。このデータフレームは、無線通信の単位となる無線フレームを識別するフレーム識別情報と、送信端末100(#2)を識別するための送信側無線機識別情報と、受信端末100(#1)を識別するための受信側無線機識別情報と、データ通信を示すコマンド情報と、通信データと、フレームデータの伝送誤りを検査するための検査符号を含む。
続いて、ステップS309の第2の通信データ交信動作が正常に終了したか否か、即ち、受信端末100(#1)から正常受信の応答フレームが返されたか否か等が判定される(図3のステップS310)。
応答フレームは、図13(b)に示されるデータ構成例と同様のデータ構成を有する。この場合、コマンドには、データ通信の応答を示すコマンドが格納される。
正常終了でなくステップS310の判定がNOの場合には、その受信端末100(#1)との通信は中止される。そして、連続待受け制御タイマが再スタートされて再び識別符号連続待受け動作が再開され(図3のステップS312)、前述したステップS313の処理に移行し、他の識別符号の受信処理が再開される。
正常終了でステップS310の判定がYESの場合には、ステップS309の第2の通信データ交信動作によるデータフレームの転送結果が、後述する送信判定部104によって管理されるメモリエリアに記憶される転送履歴として保存される(図3のステップS311)。
その後、連続待受け制御タイマの値がリセットされ(図3のステップS314)、休止状態への移行処理が実行される(図3のステップS315)。これにより、送信動作制御部102としての図3の送信動作の制御処理が終了する。ステップS315の処理は、前述した間欠動作制御部101による図2のステップS210の処理と同じであり、休止状態制御タイマがスタートされる。この結果、送信端末100(#2)は、受信端末100(#1)としての動作に戻り、前述した間欠動作制御部101による間欠動作の制御処理が実行されることになる。
識別符号連続待受け動作の期間T13中に何れの他装置の無線端末100からの識別符号も受信できず、連続待受け制御タイマがタイムアウトしてステップS313の判定がYESとなると、連続待受け制御タイマの値がリセットされる(図3のステップS314)。そして、上述のステップS315の休止状態への移行処理が実行され、送信動作制御部102としての図3の送信動作の制御処理が終了する。この場合には、送信動作はエラーになったことになる。
図7は、複数の無線端末100によって構成されるメッシュ型の無線通信ネットワークの例を示す図である。702は無線端末100間の直接通信可能なルートである。701は各無線端末100が保持しているメッシュネットワーク構成に関するシステム構成情報である。システム構成情報701において、A〜Dが記載されている欄には個別の無線端
末100の識別符号が格納され、その右隣の欄には、自装置から左の欄の識別符号で示される無線端末100まで中継伝送が行われたときの通信数(ホップ数)を表している。例えば、Aのシステム構成情報によれば、Aを宛先としたデータ伝送が行われるとき0回の通信である。B,Cを宛先としたデータ伝送が行われるときは1回の通信であり、直接通信が可能である。Dを宛先としたデータ伝送が行われるときは、BかCを中継することにより、2回の通信でデータを送り届けることが可能である。上述の宛先の無線端末100までの互いの中継数が、無線端末100間で交換されてシステム構成情報701が構築される。各無線端末100は、システム構成情報701を参照することにより、宛先端末までの中継回数が最も少ない経路を決定し、その経路上において、まず通信数(ホップ数)が1である無線端末100を最初の直接通信端末として決定する。
次に、図1の無線端末100において、受信可能レベル決定部103の処理として実現される、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作について説明する。
ここでは、前述したように、受信端末100(#1)が、間欠動作によって自装置の識別符号を周辺の無線端末100に向けて同報送信するときに、図13(a)のフレームフォーマットに格納して一緒に送信される受信可能レベルが決定される。受信可能レベルは、受信端末100(#1)が受信可能な状態を1〜4までの数値で表したデータである。受信可能レベルは、受信端末100(#1)における、搭載電池(図14の電源(電池)1410参照)の状態や、稼働時間、通信回数などによって決定され、数値1が受信可能状態が最も悪い状態、数値4が受信可能状態が最も良い状態である。
この制御を実現するために、図1の受信可能レベル決定部103の機能として、メモリ(図14のメモリ1405参照)に、図8に示される制御データが記憶される。
図8において、稼働時間累積値は、受信端末100(#1)の稼働時間の累積値を記憶するデータである。稼働時間は、稼働時間タイマによって計時される。前述したように、稼働時間タイマは、受信端末100(#1)による間欠動作の起動時に図2のステップS201においてスタートされ、受信端末100(#1)の動作の終了時に図2のステップS208においてストップされる。その結果得られるタイマ値が、図2のステップS209においてメモリ上の稼働時間累積値に累算される。
図8において、通信回数累積値は、受信端末100(#1)がデータ受信を行った通信回数を記憶するデータである。前述したように、図2のステップS206での第1の通信データ交信動作の終了時に、図2のステップS207で、メモリ上の通信回数累積値が+1ずつ累算される。
図8において、過去特定時間の電池消費、過去特定時間の稼働時間累積値、及び過去特定時間の通信回数累積値は、現在から一定時間過去までの、電池消費量、稼働時間累積値、及び通信回数累積値をそれぞれ示すデータである。これらのデータは、上記一定時間が経過する毎に割込処理として起動される、図9の動作フローチャートで示される制御処理によって得られる。
図9において、まず、ハードウェア(後述する図14のコントローラ1406参照)によって検出されている現在の電池残量から、前回の電池残量が減算されることにより、過去特定時間の電池消費が算出され、図8に示されるメモリエリアに記憶される(ステップS901)。
次に、図8のメモリエリアに記憶されている現在の稼働時間累積値から、前回の稼働時間累積値が減算されることにより、過去特定時間の稼働時間累積値が算出され、図8に示されるメモリエリアに記憶される(ステップS902)。
同様、図8のメモリエリアに記憶されている現在の通信回数累積値から、前回の通信回数累積値が減算されることにより、過去特定時間の通信回数累積値が算出され、図8に示されるメモリエリアに記憶される(ステップS903)。
その後、次回の処理のために、現在の電池残量が前回の電池残量とされ記憶される(ステップS904)。
また、現在の稼働時間累積値が前回の稼働時間累積値として記憶される(ステップS905)。
更に、現在の通信回数累積値が前回の通信回数累積値として記憶される(ステップS906)。
以上の処理により、今回の割込処理を終了する。その後、一定時間経過後に再び、図9の動作フローチャートで示される制御処理が起動されるという動作が繰り返される。
図8において、転送履歴については、送信判定動作の説明において後述する。
図10は、図8に示される各制御データを用いた、図1の受信可能レベル決定部103の処理として実現される、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作の動作例を示す動作フローチャートである。
まず、ハードウェア(後述する図14のコントローラ1406参照)によって検出されている現在の電池残量が、所定の閾値より小さいか否かが判定される(ステップS1001)。
現在の電池残量が十分でステップS1001の判定がNOの場合には、ステップS1005の判定に進む。
現在の電池残量が少なくステップS1001の判定がYESの場合には、以下のステップS1002〜S1004が順次判定される。
まず、ハードウェア(後述する図14のコントローラ1406参照)によって検出されている現在の電池電圧が、所定の閾値より小さいか否かが判定される(ステップS1002)。
現在の電池電圧が低下しておりステップS1002の判定がYESならば、受信可能レベルが1に設定されて(ステップS1008)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、現在の電池残量が少なく、かつ現在の電池電圧も低下しているならば、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最も悪い状態として送信端末100(#2)に通知される。
現在の電池電圧が所定の閾値以上であってステップS1002の判定がNOならば、次に、図8のメモリエリアに記憶されている稼働時間累積値が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS1003)。
稼働時間が長くステップS1003の判定がYESならば、受信可能レベルが2に設定されて(ステップS1009)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、現在の電池残量が少なく、かつ稼働時間も長いならば、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最も悪い状態から2番目の状態として送信端末100(#2)に通知される。
稼働時間はそれほど長くはなくステップS1003の判定がNOならば、次に、図8のメモリエリアに記憶されている通信回数累積値が所定の閾値より大きいか否かが判定され
る(ステップS1004)。
通信回数が多くステップS1004の判定がYESならば、この場合も受信可能レベルが2に設定されて(ステップS1009)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、現在の電池残量が少なく、かつ稼働時間はそれほど長くはないが、通信回数が多い場合には、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最も悪い状態から2番目の状態として送信端末100(#2)に通知される。
通信回数もそれほど多くはなくステップS1004の判定がNOである場合、又は前述した現在の電池残量は十分であってステップS1001の判定がNOである場合には、図8のメモリエリアに記憶されている過去特定時間の電池消費が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS1005)。
過去特定時間の電池消費が多くはなくステップS1005の判定がNOならば、受信可能レベルが4に設定されて(ステップS1011)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、現在の電池残量は十分で過去特定時間の電池消費も少ない場合には、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最高の状態として送信端末100(#2)に通知される。
過去特定時間の電池消費が多くはなくステップS1005の判定がYESならば、次に、図8のメモリエリアに記憶されている過去特定時間の稼働時間累積値が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS1006)。
過去特定時間の稼働時間が長くステップS1006の判定がYESならば、受信可能レベルが3に設定されて(ステップS1010)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、過去特定時間だけ集中して電力消費が発生した場合には、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最高の状態から2番目の状態として送信端末100(#2)に通知される。
過去特定時間の稼働時間はそれほど長くはなくステップS1006の判定がNOならば、次に、図8のメモリエリアに記憶されている過去特定時間の通信回数累積値が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS1007)。
過去特定時間の通信回数が多くステップS1007の判定がYESならば、この場合も受信可能レベルが3に設定されて(ステップS1010)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。即ち、過去特定時間だけ集中して通信が発生した場合には、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最高の状態から2番目の状態として送信端末100(#2)に通知される。
過去特定時間の通信回数もそれほど多くはなくステップS1007の判定がYESである場合には、受信可能レベルが4に設定されて(ステップS1011)、図2のステップS202の受信可能レベル決定動作を終了する。この場合には、受信端末100(#1)の受信可能状態が、最高の状態として送信端末100(#2)に通知される。
以上のようにして、受信端末100(#1)は、識別符号の同報送信時に、送信端末100(#2)側に自装置の受信可能状態を、受信可能レベルとして適切に通知することが可能となる。
なお、受信可能レベル決定の動作論理は、図10の動作フローチャートに限定されるものではなく、様々な論理の組合せが可能である。
次に、図1の無線端末100において、送信判定部104の処理として実現される、図3のステップS305の送信判定動作について説明する。
ここでは、前述したように、送信端末100(#2)が、受信した識別符号に基づいて送信処理を実行しようとするときに、識別符号と共に受信された受信端末100(#1)の受信可能レベルと自装置の状態とに基づいて、識別符号に対応する受信端末100(#1)に対して送信処理を実行するか否かが判定される。
送信判定部104では、図8に示されるメモリエリア内の転送履歴が管理される。このデータは、図3のステップS311によって、過去成功した送信処理におけるデータフレームの転送結果が転送履歴データとして記憶されている。転送履歴には、転送先の端末情報が含まれている。
図11は、図1の送信判定部104の処理として実現される、図3のステップS305の送信判定動作の動作例を示す動作フローチャートである。
まず、図3のステップS302にて受信された識別符号が、自装置において現在発生している送信要求に対向する宛先の無線端末100に対応するものであるか否かが判定される(ステップS1101)。
ステップS1101の判定がYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。即ち、識別符号の相手が直接の宛先端末ならば、無条件に送信処理が実行される。
ステップS1101の判定がNOならば、図8のメモリエリア上に記憶されている転送履歴の全ての転送先が、図3のステップS302にて受信された識別符号が示す宛先端末であるか否かが判定される(ステップS1102)。
ステップS1102の判定がYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。即ち、自装置が過去に識別符号が示す相手にしか送信を行っていない場合には、無条件に送信処理が実行される。
ステップS1102の判定がNOならば、次に、システム構成情報(図7の701を参照)が参照されることにより、現在発生している送信要求に対応する宛先までの中継数として、自装置よりも小さい数値が設定されている周辺の無線端末100の数が、所定の閾値以下であるか否かが判定される(ステップS1103)。
ステップS1103の判定がYESならば、更に、図3のステップS302で識別符号と共に受信された受信可能レベルが3よりも大きいか否かが判定される(ステップS1107)。
そして、ステップS1107の判定もYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。一方、ステップS1107の判定がNOならば、判定結果:「送信せず」が出力されて(ステップS1112)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。このように、周囲に自装置よりも中継条件の良い無線端末100があまりなく、かつ受信された識別符号に対応する受信端末100(#1)の状態がある程度よければ、送信処理が実行される。
ステップS1103の判定がNOならば、ハードウェア(後述する図14のコントローラ1406参照)によって検出されている現在の電池残量が、所定の閾値より小さいか否
かが判定される(ステップS1104)。
現在の電池残量が少なくステップS1104の判定がYESの場合には、更に、図3のステップS302で識別符号と共に受信された受信可能レベルが1よりも大きいか否かが判定される(ステップS1108)。
そして、ステップS1108の判定もYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。一方、ステップS1108の判定がNOならば、判定結果:「送信せず」が出力されて(ステップS1112)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。
現在の電池残量が十分でステップS1104の判定がNOの場合には、図8のメモリエリアに記憶されている過去特定時間の電池消費が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS1105)。
過去特定時間の電池消費が多くステップS1105の判定がYESの場合には、更に、図3のステップS302で識別符号と共に受信された受信可能レベルが2よりも大きいか否かが判定される(ステップS1109)。
そして、ステップS1109の判定もYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。一方、ステップS1109の判定がNOならば、判定結果:「送信せず」が出力されて(ステップS1112)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。
過去特定時間の電池消費が多くはなくステップS1105の判定がNOの場合には、図3のステップS305が実行された時点で前述した連続待受け制御タイマの値が判定され、現在実行中の識別符号連続待受け動作の継続時間が所定の閾値以上であるか否かが判定される(ステップS1106)。
現在実行中の識別符号連続待受け動作の継続時間が長くステップS1106の判定がYESの場合には、更に、図3のステップS302で識別符号と共に受信された受信可能レベルが1よりも大きいか否かが判定される(ステップS1110)。
そして、ステップS1110の判定もYESならば、判定結果:「送信する」が出力されて(ステップS1111)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。一方、ステップS1110の判定がNOならば、判定結果:「送信せず」が出力されて(ステップS1112)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。
また、現在実行中の識別符号連続待受け動作の継続時間が長くはなくステップS1106の判定がNOの場合には、判定結果:「送信せず」が出力されて(ステップS1112)、図3のステップS305の送信判定動作を終了する。
以上のようにして、送信端末100(#2)は、受信端末100(#1)から通知された受信可能レベルと自装置の状態とに基づいて、送信処理を実行するか否かを適切に判断することが可能となり、電池の消費を最適に抑制することが可能となる。
なお、送信処理判定の動作論理は、図11の動作フローチャートに限定されるものではなく、様々な論理の組合せが可能である。
また、図8のメモリエリアに記憶される稼働時間累積値、通信回数累積値、及び転送履歴は、例えば無線端末100の電源投入以降保持され続けてもよいし、過去一定の長時間
だけ保持されてもよく、或いは、ユーザの指示による任意のタイミングでクリアされてもよい。
図12は、送信判定の動作を示す動作説明図である。図12においてAの送信端末100(#2)において、特には図示しないDの無線端末100宛てのデータの送信要求(転送要求)Jが発生する。その後、Cの受信端末100(#1)より識別符号のビーコンフレームP1を受信するが、Cは図10の動作フローチャートの制御処理に従って受信可能レベルを同報している。Aは例えば、Cが自装置よりDに対する中継回数が少ないことをシステム構成情報により確認するが、図11の動作フローチャートの制御処理によってリンク確立要求フレームP2の送信を取りやめる。その後、Bの受信端末100(#1)より識別符号のビーコンフレームP1を受信し、Bが自装置よりDに対する中継回数が自装置よりも少ないことを確認した後、更にBより通知された受信可能レベルを図11の動作フローチャートの制御処理によって判定した結果、リンク確立要求P2の送信を行う。その後、Bとの間でデータフレームP4の交信を実行する。
図14は、上述した無線端末100の実施形態を具体的に実現することのできる無線端末1400のハードウェア構成例を示す図である。
図14において、無線端末1400は、図1の無線端末100に対応し、アンテナ1401、送受信切替部1402、無線送信回路1403、無線受信回路1404、メモリ1405、コントローラ1406、タイミング回路1407、タイマ1408、インタフェース回路1409、電源(電池)1410、電源ライン1411、スイッチ1412、1413を含む。
メモリ1405、コントローラ1406、タイミング回路1407、タイマ1408、及びインタフェース回路1409は例えば、無線端末1400の通信制御用の専用演算プロセッサである通信制御部1520によって実現される。
図14に示される構成を有する無線端末1400において、送信時には、送信データがセンサやパソコンなどの外部の情報処理装置からインタフェース回路1409に転送されて、メモリ1405に書き込まれる。その後、メモリ1405内の送信データは、コントローラ1406による制御に基づいて、必要に応じて符号化された後、無線フレームに組み立てられ、メモリ1405内の送信バッファ領域に書き込まれる。その結果得られる無線フレーム送信データは、無線送信回路1403によって、送受信切替部1402を介してアンテナ1401から送信される。受信時には、アンテナ1401及び送受信切替部1402を介して受信された無線フレーム受信データは、無線受信回路1404によって、メモリ1405内の受信バッファ領域に受信される。その後、コントローラ1406による制御に基づいて、メモリ1405内の受信バッファ領域に受信された無線フレーム受信データから受信データが取り出され、必要に応じて復号された後、インタフェース回路1409を介して外部の情報処理装置に転送される。
無線送信回路1403において、メモリ1405内の送信バッファ領域に書き込まれた無線フレーム送信データは、特には図示しない読出し回路によって順次読み出されながら、特には図示しない変調器により、変調送信データに変換される。変調送信データは、特には図示しないデジタル−アナログ変換器により、変調送信信号に変換される。変調送信信号は、特には図示しない直交変調器により、中間周波数送信信号に変換される。中間周波数送信信号は、特には図示しない可変減衰器でレベル調整等された後、特には図示しないアップコンバータにて無線周波数送信信号に変換される。無線周波数送信信号は、最終段の特には図示しない送信アンプにて増幅され、送受信切替部1402を介してアンテナ1401から送信される。
無線受信回路1404において、アンテナ1401から送受信切替部1402を介して受信された無線周波数受信信号は、特には図示しない低雑音アンプによって増幅された後、特には図示しないダウンコンバータにて中間周波数受信信号に変換される。中間周波数受信信号は、特には図示しない可変減衰器でレベル調整等された後、特には図示しない直交復調器により、変調受信信号に変換される。変調受信信号は、特には図示しないアナログ−デジタル変換器により、変調受信データに変換される。変調受信データは、特には図示しない復調器により、無線フレーム受信データに変換される。この無線フレーム受信データは、特には図示しない書込み回路によって、メモリ1405内の受信バッファ領域に順次書き込まれる。
図14の構成において、コントローラ1406が、メモリ1405内のプログラム領域に記憶された第1の制御プログラムを実行することにより、図1の間欠動作制御部101による前述の図2及び図10の動作フローチャートの動作を実現する。このとき、前述した稼働時間タイマによる受信動作状態期間の計時、各制御時間T10、T11、及び休止状態制御タイマによる制御時間T12(図4〜図6参照)の制御は、コントローラ1406が、タイミング回路1407にタイマ1408の動作を制御させることにより行う。
コントローラ1406は、ステップS202で図10の動作フローチャートで示される受信可能レベル決定処理を実行するときには、メモリ1405に、図8に示されるメモリエリアを確保して図10の動作フローチャートで示される制御処理を実行する。また、コントローラ1406は、電源(電池)1410の残量や電圧を検出することができ、その検出結果に基づいて、図10のステップS1001やS1002の制御処理を実行する。
コントローラ1406は、ステップS203で識別符号及び受信可能レベルのビーコンフレームを同報送信するときには、図13(a)に例示されるフォーマットでビーコンフレームを生成し、メモリ1405の送信バッファ領域に書き込む。また、コントローラ1406は、ステップS204やS206でリンク確立や通信データの受信に対する応答を返信するときには、図13(b)に例示されるフォーマットで応答フレームを生成し、メモリ1405の送信バッファ領域に書き込む。これらの書込み動作の後、コントローラ1406は、スイッチ1412をオンして、電源ライン1411を介して電源(電池)1410から無線送信回路1403への電力の給電を開始させる。これにより、無線送信回路1403が、前述したようにして、メモリ1405内の送信バッファ領域に書き込まれた無線フレーム送信データを順次読み出しながら送信する。
また、コントローラ1406は、ステップS204でリンク確立要求信号の要求フレームを待ち受けたり、ステップS206でデータフレームを受信したりするときには、スイッチ1412をオンして、電源ライン1411を介して電源(電池)1410から無線受信回路1404への電力の給電を開始させる。これにより、無線受信回路1404が、前述したようにして受信動作を実行し、受信した無線フレーム受信データを、メモリ1405内の受信バッファ領域に書き込む。コントローラ1406は、この無線フレーム受信データの内容を判定することにより、必要なフレームデータが受信されたか否かを判別する。
コントローラ1406は、メモリ1405内のプログラム領域に記憶された第2の制御プログラムを実行することにより、図1の送信動作制御部102による前述の図3及び図11の動作フローチャートの動作を実現する。このとき、前述した連続待受け制御タイマによる制御時間T13及び休止状態制御タイマによる制御時間T12(図5、図6参照)等の計時は、コントローラ1406が、タイミング回路1407にタイマ1408の動作を制御さることにより行う。
コントローラ1406は、ステップS305で図11の動作フローチャートで示される送信判定処理を実行するときには、メモリ1405に、図8に示されるメモリエリアを確保して図11の動作フローチャートで示される制御処理を実行する。また、コントローラ1406は、電源(電池)1410の残量を検出して、その検出結果に基づいて、図11のステップS1104の制御処理を実行する。
コントローラ1406は、ステップS301〜S303等で識別符号を連続的に待ち受ける動作を実行したり、ステップS307やS309でリンク確立や通信データの送信に対する応答を受信するときには、スイッチ1413をオンして、電源ライン1411を介して電源(電池)1410から無線受信回路1404への電力の給電を開始させる。これにより、無線受信回路1404が、前述したようにして受信動作を実行し、受信した無線フレーム受信データを、メモリ1405内の受信バッファ領域に書き込む。コントローラ1406は、この無線フレーム受信データの内容を判定することにより、必要なフレームデータが受信されたか否かを判別する。
また、コントローラ1406は、ステップS307でリンク確立要求やそれに続くリンク制御のための要求データを送信するときには、図13(b)に例示されるフォーマットで要求フレームを生成し、メモリ1405の送信バッファ領域に書き込む。また、コントローラ1406は、ステップS309で通信データを送信するときには、図13(c)に例示されるフォーマットでデータフレームを生成し、メモリ1405の送信バッファ領域に書き込む。これらの書込み動作の後、コントローラ1406は、スイッチ1412をオンして、電源ライン1411を介して電源(電池)1410から無線送信回路1403への電力の給電を開始させる。これにより、無線送信回路1403が、前述したようにして、メモリ1405内の送信バッファ領域に書き込まれた無線フレーム送信データを順次読み出しながら送信する。
コントローラ1406は、図9の動作フローチャートで示される一定時間割込処理を実行するときには、タイミング回路1407を介してタイマ1408を制御することにより、一定時間毎の割込を発生させる。
以上説明したようにしてコントローラ1406が、スイッチ1412、1413を制御して、電源(電池)1410から無線送信回路1403及び無線受信回路1404への電力の給電状態を制御することにより、無線端末1400における電源(電池)1410の消費を抑制することができる。
また、コントローラ1406は、図11の動作フローチャートで示される送信判定処理を実行することにより、送信処理の最適な制御を実施し、電源(電池)1410の消費を抑制することができる。
100、1400 無線端末
101 間欠動作制御部
102 送信動作制御部
103 受信可能レベル決定部
104 送信判定部
105、1401 アンテナ
1402 送受信切替部
1403 無線送信回路
1404 無線受信回路
1405 メモリ
1406 コントローラ
1407 タイミング回路
1408 タイマ
1409 インタフェース回路
1410 電源(電池)
1411 電源ライン
1412、1413 スイッチ

Claims (12)

  1. 無線通信ネットワーク内で、自装置の送出するデータが宛先装置に到達するまでに要する中継回数に関する情報を含むシステム構成情報を保有し、該システム構成情報に基づいて相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う無線端末装置であって、
    自装置の識別符号及び受信可能レベルを他装置に向けて同報送信する識別符号同報送信動作を実行しその直後に他装置からのリンク確立要求を待ち受けて受信処理を実行する受信動作状態と、休止状態とを、繰り返し実行する間欠動作制御部と、
    該間欠動作制御部が同報送信する受信可能レベルを決定する受信可能レベル決定部と、
    送信要求の発生時に、他装置からの識別符号及び受信可能レベルを連続的に待ち受ける識別符号連続待受け動作を実行し、該他装置との間でリンクを確立して送信処理を実行し、その後に前記休止状態に移行する送信動作制御部と、
    前記識別符号連続待受け動作によって受信した識別符号及び受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定する送信判定部と、
    を含むことを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記無線端末装置は電池によって駆動され、
    前記受信可能レベル決定部は、前記電池の状態に基づいて、前記受信可能レベルを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  3. 前記受信可能レベル決定部は、前記無線端末装置の稼働時間に基づいて、前記受信可能レベルを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  4. 前記受信可能レベル決定部は、前記無線端末装置での通信状況に基づいて、前記受信可能レベルを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  5. 前記送信判定部は、前記識別符号が前記送信要求の宛先に対応する無線端末を示している場合に、該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  6. 前記送信判定部は、過去の送信履歴を保持し、該送信履歴が示す転送先が前記識別符号に対応する無線端末のみである場合に、該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  7. 前記送信判定部は、過去の送信履歴を保持し、該送信履歴が示す転送先が前記識別符号に対応する無線端末のみである場合に、該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  8. 前記送信判定部は、前記システム構成情報及び前記受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  9. 前記無線端末装置は電池によって駆動され、
    前記送信判定部は、前記電池の状態及び前記受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  10. 前記送信判定部は、現時点における前記識別符号連続待受け動作の継続時間及び前記受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  11. 無線通信ネットワーク内で、複数の無線端末装置が、各々自装置の送出するデータが宛先装置に到達するまでに要する中継回数に関する情報を含むシステム構成情報を保有し、該システム構成情報に基づいて相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記無線端末装置は、
    自装置の識別符号及び受信可能レベルを他装置に向けて同報送信する識別符号同報送信動作を実行しその直後に他装置からのリンク確立要求を待ち受けて受信処理を実行する受信動作状態と、休止状態とを、繰り返し実行する間欠動作制御部と、
    該間欠動作制御部が同報送信する受信可能レベルを決定する受信可能レベル決定部と、
    送信要求の発生時に、他装置からの識別符号及び受信可能レベルを連続的に待ち受ける識別符号連続待受け動作を実行し、該識別符号に基づいて該他装置との間でリンクを確立して送信処理を実行し、その後に前記休止状態に移行する送信動作制御部と、
    前記識別符号連続待受け動作によって受信した識別符号及び受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定する送信判定部と、
    を含むことを特徴とする無線通信システム。
  12. 無線通信ネットワーク内で、複数の無線端末装置が、各々自装置の送出するデータが宛先装置に到達するまでに要する中継回数に関する情報を含むシステム構成情報を保有し、該システム構成情報に基づいて相互に直接又は中継を介して無線によるデータ通信を行う無線通信方法において、
    前記無線端末装置は、
    自装置の識別符号及び受信可能レベルを他装置に向けて同報送信する識別符号同報送信動作を実行しその直後に他装置からのリンク確立要求を待ち受けて受信処理を実行する受信動作状態と、休止状態とを、繰り返し実行し、
    前記同報送信される受信可能レベルを決定し、
    送信要求の発生時に、他装置からの識別符号及び受信可能レベルを連続的に待ち受ける識別符号連続待受け動作を実行し、該識別符号に基づいて該他装置との間でリンクを確立して送信処理を実行し、その後に前記休止状態に移行し、
    前記識別符号連続待受け動作によって受信した識別符号及び受信可能レベルに基づいて、前記送信動作制御部が該識別符号に対応する他装置に対してリンクを確立して送信処理を実行するか否かを判定することを特徴とする無線通信方法。
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