JP2016071783A - データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム - Google Patents

データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016071783A
JP2016071783A JP2014203040A JP2014203040A JP2016071783A JP 2016071783 A JP2016071783 A JP 2016071783A JP 2014203040 A JP2014203040 A JP 2014203040A JP 2014203040 A JP2014203040 A JP 2014203040A JP 2016071783 A JP2016071783 A JP 2016071783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sensor
unit
data acquisition
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014203040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6323288B2 (ja
Inventor
角田 潤
Jun Tsunoda
潤 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014203040A priority Critical patent/JP6323288B2/ja
Publication of JP2016071783A publication Critical patent/JP2016071783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6323288B2 publication Critical patent/JP6323288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】継続的なデータの取得先である機器の電力消費を低下させること。
【解決手段】データ取得装置は、機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶する受信部と、ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信する返信部と、前記受信部によって受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出する算出部と、前記算出部によって算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる送信部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ取得装置、データ取得方法、及びプログラムに関する。
気温等の環境情報、又は河川の水位若しくは建造物の歪み等の防災情報を自動的に収集し、収集された情報が異常値を示す場合にアラートを上げる、社会基盤向けM2M(Machine−to−Machine)サービスが注目されている。このようなサービスでは、環境情報や防災情報等を示すデータを測定するために設置された多数のセンサが利用される。したがって、サービスの運用コストの削減を図るためには、各センサのバッテリの交換頻度を低下させるための省電力技術が重要となる。
特開2011−186903号公報 特開2002−304201号公報 特開2004−272506号公報 特開2010−148027号公報
例えば、サービスによる情報の収集時期に合わせてセンサを起動し、収集時期の合間にはセンサをスリープさせることで、省電力を期待することができる。
しかしながら、或るセンサが、データの収集周期が相互に異なる複数のサービスから共用される場合、センサへのアクセスが頻発し、省電力に効果的なスリープ期間の確保が困難になる可能性が有る。また、当該センサを利用するサービスが新たに追加される可能性を考慮すると、センサの起動時期を事前に設定するのは困難である。
そこで、一側面では、継続的なデータの取得先である機器の電力消費を低下させることを目的とする。
一つの案では、データ取得装置は、機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶する受信部と、ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信する返信部と、前記受信部によって受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出する算出部と、前記算出部によって算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる送信部と、を有する。
一側面によれば、継続的なデータの取得先である機器の電力消費を低下させることができる。
第一の実施の形態におけるデータ取得システムの構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるデータ取得装置のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるデータ取得装置及びセンサの機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態においてデータ取得装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態においてデータ取得装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 アクセス履歴記憶部の構成例を示す図である。 データ記憶部の構成例を示す図である。 次回の通信時刻の算出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 アクセスタイミングの集約を説明するための図である。 第二の実施の形態におけるデータ取得装置及びセンサの機能構成例を示す図である。 第二の実施の形態においてデータ取得装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 デバイスグループに対する通信スケジュールを説明するための図である。 デバイスグループに対する通信スケジュールの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 デバイスグループに対する通信スケジュールの生成のためのアクセスタイミングの集約を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第一の実施の形態におけるデータ取得システムの構成例を示す図である。図1において、データ取得装置10は、データ利用装置20a及びデータ利用装置20bと、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続される。データ取得装置10は、また、センサ30a及びセンサ30bと、LAN又はインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続される。
センサ30a及びセンサ30b等のセンサ30は、例えば、環境情報や防災情報を示すデータを測定するセンサ30である。本実施の形態において、センサ30aは、センサ30aの設置場所の気温を測定する温度センサであるとする。センサ30bは、センサ30bの設置場所の大気中のCO2量を測定するCO2センサであるとする。但し、温度センサ及びCO2センサ以外のセンサが、センサ30として利用されてもよい。また、データ取得装置10に接続されるセンサ30は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
データ取得装置10は、各センサ30によって測定されるデータを各センサ30から受信するコンピュータである。例えば、データ取得装置10は、センサ30aから気温を示す気温データを受信し、センサ30bからCO2量を示すCO2データを受信する。本実施の形態において、データ取得装置10は、各センサ30の電力消費が低下するように、各センサ30からのデータの受信タイミングを制御する。
データ利用装置20a及びデータ利用装置20b(以下、それぞれを区別しない場合、「データ利用装置20」という。)は、データ取得装置10によって取得されるデータを利用してサービスを提供するコンピュータである。各データ利用装置20が提供するサービスは相互に異なってもよい。斯かるサービスの一例として、気温又はCO2量が所定値を超えた場合に、予め登録されている通知先に当該事象を通知するといったサービスが挙げられる。但し、データ利用装置20によるサービスの提供形態については、データ利用装置20ごとに任意である。なお、3つ以上のデータ利用装置20が、ネットワークを介してデータ取得装置10に接続されてもよい。
図2は、第一の実施の形態におけるデータ取得装置のハードウェア構成例を示す図である。図2のデータ取得装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
データ取得装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってデータ取得装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図3は、第一の実施の形態におけるデータ取得装置及びセンサの機能構成例を示す図である。図3において、データ取得装置10は、取得要求受信部11、データ取得部12、データ受信部13、通信時刻算出部14、及び通信時刻送信部15等を有する。これら各部は、データ取得装置10にインストールされたプログラム(例えば、ミドルウェア)が、CPU104に実行させる処理により実現される。データ取得装置10は、また、データ記憶部121及びアクセス履歴記憶部122等を利用する。これら各記憶部は、メモリ装置103若しくは補助記憶装置102、又はデータ取得装置10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
取得要求受信部11は、データ利用装置20から送信されるセンサデータの取得要求を受信する。センサデータとは、センサ30によって測定される測定値(例えば、気温又はCO2量等)を示すデータをいう。取得要求受信部11は、目的のセンサデータがデータ記憶部121に記憶されている場合は、当該センサデータを返信する。取得要求受信部11は、データ記憶部121に目的のセンサデータが記憶されていない場合は、データ取得部12にセンサデータの取得を要求する。取得要求受信部11は、また、受信した取得要求に関する情報をアクセス履歴記憶部122に記憶する。したがって、アクセス履歴記憶部122には、センサデータの取得要求の履歴が記憶される。
データ取得部12は、取得要求受信部11からの要求に応じ、データ取得コマンドをセンサ30に送信する。データ受信部13は、データ取得コマンドに応じてセンサ30から返信される、センサデータと、センサ30の電源に関する情報(以下、「電源情報」という。)とを受信する。データ受信部13によって受信されたセンサデータは、データ記憶部121に記憶(キャッシュ)される。また、データ取得コマンドに対する応答によってデータ受信部13によって受信されたセンサデータは、取得要求受信部11によってデータ利用装置20に返信される。データ受信部13によって受信された電源情報は、通信時刻算出部14に入力される。なお、電源情報とは、例えば、センサ30の電池残量やセンサ30の稼動による電池の消費量等を含む情報である。
通信時刻算出部14は、データの取得要求に係るセンサ30に関して、所定数以上のデータの取得要求の履歴がアクセス履歴記憶部122に記憶された場合に、センサデータの取得要求に係るセンサ30の電源情報と当該履歴とに基づいて、センサ30との次回の通信時期(通信時刻)を算出する。例えば、通信時刻算出部14は、センサ30の電池残量の消費ペースが予定より速い場合は、次回の通信時期までの期間を長くして、センサ30の電池残量の消費が抑制されるようにする。通信時刻送信部15は、通信時刻算出部14によって算出された通信時刻を含む通信コマンドをセンサ30に通知する。当該通信時刻の到来に応じてセンサ30から送信されるセンサデータは、データ受信部13によって受信される。
センサ30は、通信制御部31、データ測定部32、及び稼動状態制御部33等を有する。これら各部は、センサ30にインストールされたプログラムがセンサ30のCPUに実行させる処理によって実現されてもよいし、回路等のハードウェアによって実現されてもよい。センサ30は、また、プロファイル記憶部34を有する。プロファイル記憶部34は、センサ30が有する記憶装置を用いて実現可能である。
通信制御部31は、データ取得コマンド及び通信コマンドをデータ取得装置10から受信する。通信制御部31は、また、センサデータ及び電源情報をデータ取得装置10に送信する。データ測定部32は、センサデータを測定する。稼動状態制御部33は、センサ30の稼動状態を、起動状態又はスリープ状態に移行させる。起動状態とは、センサ30が起動し、センサデータを測定可能な状態をいう。スリープ状態とは、起動状態に比べてセンサ30による電力消費が抑制され、センサデータの測定やデータ取得装置10との通信等ができない状態をいう。例えば、スリープ状態では、電力の供給範囲が、センサ30の次回の通信時刻を検知可能であって、当該通信時刻にセンサ30を起動可能な部分に限定される。プロファイル記憶部34は、例えば、1回のセンサデータの通信に要される電力消費量を示す情報(以下、「電力プロファイル」という。)を記憶する。1回のセンサデータの通信に要される電力消費量には、センサデータの1回の測定に要される電力量が含まれてもよい。
以下、データ取得装置10が実行する処理手順について説明する。図4及び図5は、第一の実施の形態においてデータ取得装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
定常状態において、データ取得装置10は、何らかのイベントの発生を待機している(S101)。当該イベントは、例えば、いずれかのデータ利用装置20からのセンサデータの取得要求の受信、又は通信時刻の到来に応じたセンサ30からのセンサデータの受信である。
取得要求受信部11が、センサデータの取得要求を受信すると(S102)、取得要求受信部11は、受信された取得要求に含まれているサービスID及びデバイスIDと、当該取得要求の受信時刻とを対応付けてアクセス履歴記憶部122に記憶する(S103)。
図6は、アクセス履歴記憶部の構成例を示す図である。図6に示されるように、アクセス履歴記憶部122は、センサデータの取得要求ごとに、デバイスID、サービスID、及び受信時刻を記憶する。デバイスIDは、取得要求の対象とされているセンサ30の識別情報である。サービスIDは、取得要求の送信元のデータ利用装置20が提供するサービスの識別情報である。受信時刻は、取得要求の受信時刻(受信日時)である。
なお、「thermo1−1」は、センサ30aのデバイスIDである。「service1」は、データ利用装置20aのサービスIDである。「co2−1」は、センサ30bのデバイスIDである。「service2」は、データ利用装置20bのサービスIDである。
以下、ステップS102において受信された取得要求を「対象取得要求」といい、対象取得要求に含まれているデバイスIDを「対象デバイスID」といい、対象要求取得要求に含まれているサービスIDを、「対象サービスID」という。
続いて、取得要求受信部11は、対象デバイスIDに係るセンサ30(以下、「対象センサ」という。)に対するスケジュール設定フラグがTRUEであるか否かを判定する(S104)。スケジュール設定フラグとは、例えば、デバイスIDごとにメモリ装置103に記憶されているパラメータであり、TRUE又はFALSEの値が代入される。TRUEは、次回の通信時刻が設定されていることを示す。FALSEは、次回の通信時刻が設定されていないことを示す。スケジュール設定フラグの初期値はFALSEである。したがって、ステップS104では、対象センサに関して次回の通信時刻が設定済みであるか否かが判定される。
対象センサに対するスケジュール設定フラグがFALSEである場合(S104でNo)、データ取得装置10は、センサデータ及び電源情報等を対象センサから取得する(S105)。より詳しくは、データ取得部12が、対象センサにデータ取得コマンドを送信する。対象センサのデータ測定部32は、当該データ取得コマンドの受信に応じ、センサデータの測定を行う。対象センサの通信制御部31は、対象センサのデバイスIDと、測定されたセンサデータと、電源情報とを返信する。データ取得装置10のデータ受信部13は、当該センサデータ及び電源情報を受信する。なお、電源情報には、対象センサの現時点の電池残量、及び対象センサのプロファイル記憶部34に記憶されている電力プロファイル等が含まれる。データ取得装置10とセンサ30間の通信は、センサ30の通信制御部31が提供するインタフェース及び通信プロトコルを利用して行われる。当該通信プロトコルは、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)やECHONET Liteプロトコル等であってもよい。
なお、各センサ30の電力プロファイルは、例えば、各センサ30のデバイスIDに対応付けられて、データ取得装置10に記憶されていてもよい。この場合、電力プロファイルは、電源情報に含まれて対象センサから送信されなくてもよい。
続いて、データ受信部13は、受信されたセンサデータをデータ記憶部121に記憶する(S106)。なお、データ受信部13は、受信された電源情報については、通信時刻算出部14に入力する。
図7は、データ記憶部の構成例を示す図である。図7において、データ記憶部121は、デバイスIDごとに、当該デバイスIDに係るセンサ30から最後に受信されたセンサデータと、更新時刻とを記憶する。更新時刻は、センサデータが最後に受信された時刻(日時)である。
続いて、通信時刻算出部14は、アクセス履歴記憶部122に記憶されている履歴のうち、対象センサに関する履歴が所定数以上であるか否かを判定する(S107)。すなわち、対象センサに対するアクセスパターンを導出するために十分な履歴が蓄積されているか否かが判定される。アクセスパターンとは、センサデータの取得要求が発生するタイミングのパターンを示す情報をいう。なお、対象センサに関する履歴とは、デバイスIDの値が対象デバイスIDである履歴(レコード)をいう。また、ステップS107では、対象センサに関する履歴の単なる合計数ではなく、過去の所定期間の履歴について、データ利用装置20ごとに、履歴数がカウントされてもよい。すなわち、対象センサのセンサデータを利用する各データ利用装置20に関して、十分な履歴が蓄積されたか否かが判定されてもよい。
対象センサに関する履歴の数が所定数未満である場合(S107でNo)、取得要求受信部11は、対象センサに関してデータ記憶部121に記憶されたセンサデータを、対象サービスIDに係るデータ利用装置20に返信する(S112)。すなわち、この場合、ステップS108〜S111を実行されない。
このように、対象センサに関して十分な履歴が蓄積されて、対象センサに対して次回の通信時刻が通知されるまでは、データ利用装置20から取得要求が受信されるたび、対象センサからセンサデータが取得される。
一方、対象センサに関する履歴の数が所定数以上である場合(S107でYes)、通信時刻算出部14は、当該履歴から導出されるアクセスパターンと、データ受信部13によって受信された対象センサの電源情報と等に基づいて、対象センサに関して次回の通信時刻を算出する(S108)。次回の通信時刻の算出処理の詳細については後述される。
次回の通信時刻が算出されなかった場合(S109でNo)、データ取得装置10は、ステップS110及びS111を実行しない。次回の通信時刻が算出された場合(S109でYes)、通信時刻送信部15は、対象センサのデバイスIDに対応付けられているスケジュール設定フラグにTRUEを設定する(S110)。続いて、通信時刻送信部15は、次回の通信時刻を対象センサに送信する(S111)。この際、当該通信時刻と共に、データ取得装置10のアドレス情報が送信されてもよい。当該アドレス情報に基づいて、当該通信時刻に、対象センサがセンサデータの送信先を特定可能とするためである。
なお、この時点において、対象センサは、常時起動されている状態である。したがって、当該通信時刻は、通信異常や対象センサの故障等の特段の事情が無ければ、対象センサの通信制御部31によって受信される。対象センサの稼動状態制御部33は、受信された通信時刻を起動タイマーにセットして、対象センサをスリープ状態に移行させる。起動タイマーとは、設定された時刻にセンサ30を起動させるためのタイマーをいう。したがって、対象センサは、次回の通信時刻までスリープすることができ、電力消費を抑制することができる。
対象センサに次回の通信時刻が通知された後、対象センサに関するセンサデータの取得要求が受信された場合、ステップS104での判定はYesとなり、ステップS113〜S116が実行される。
ステップS113において、取得要求受信部11は、対象センサのデバイスIDに対応付けられてキャッシュされているセンサデータをデータ記憶部121から取得する(S113)。続いて、取得要求受信部11は、取得されたセンサデータを、対象サービスIDに係るデータ利用装置20に返信する(S114)。続いて、取得要求受信部11は、対象サービスIDが、過去の取得要求に含まれていた全てのサービスIDとは異なるか否かを判定する(S115)。すなわち、取得要求の送信元が、新たなデータ利用装置20であるか否かが判定される。なお、当該判定は、例えば、アクセス履歴記憶部122を参照することにより行われてもよい。すなわち、対象サービスIDが、アクセス履歴記憶部122のいずれのレコードにも記憶されていない場合、新たなデータ利用装置20からの取得要求であると判定されてよい。
対象サービスIDが、過去の取得要求に含まれているサービスIDに一致する場合(S115でNo)、ステップS116は実行されずにステップS101以降が繰り返される。対象サービスIDが、過去のいずれの取得要求にも含まれていない場合(S115でYes)、取得要求受信部11は、対象センサのスケジュール設定フラグにFALSEを設定する(S116)。ステップS116の効果については、図5において明らかにされる。
その後、次回の通信時刻が到来すると、対象センサの稼動状態制御部33は、対象センサを起動させる。起動に応じ、対象センサのデータ測定部32は、センサデータの測定を実行する。対象センサの通信制御部31は、対象センサのデバイスID(対象デバイスID)と、当該センサデータと、対象センサの電源情報とを、データ取得装置10に送信する。この際、センサデータの送信先は、次回の通信時刻とともに通知されたアドレス情報に基づいて特定されてもよい。又は、当該アドレス情報は、予め固定的に対象センサに記憶されていてもよい。なお、対象センサの電源情報には、ステップS105において送信される情報と同様の情報が含まれる。但し、電源情報に含まれる電池残量は、現時点(通信時刻)における電池残量である。
データ取得装置10のデータ受信部13が、当該センサデータ等を受信すると(図5のステップS120でYes)、データ受信部13は、データ記憶部121のレコードのうち、受信された対象デバイスIDを含むレコードのセンサデータを、受信されたセンサデータによって更新する(S130)。この際、データ受信部13は、当該レコードの更新時刻を、現在日時によって更新する。データ受信部13は、また、受信された電源情報を、通信時刻算出部14に入力する。
続いて、通信時刻算出部14は、対象デバイスIDに対するスケジュール設定フラグがTRUEであるか否かを判定する(S140)。ここで、対象センサに関して、図4のステップS116が実行されていなければ、当該スケジュール設定フラグはTRUEであり、ステップS116が実行されていれば、当該スケジュール設定フラグはFALSEである。
対象デバイスIDに対するスケジュール設定フラグがTRUEである場合(S140でYes)、通信時刻算出部14は、ステップS108と同じ処理を実行して、対象センサの次回の通信時刻を算出する(S150)。次回の通信時刻が算出された場合(S160でYes)、通信時刻送信部15は、図4のステップS111と同じ処理を実行して、次回の通信時刻を対象センサに通知する(S170)。その結果、対象センサは、次回の通信時刻までスリープすることができる。
一方、対象デバイスIDに対するスケジュール設定フラグがFALSEである場合(S140でNo)、ステップS150〜S170は実行されない。また、次回の通信時刻が算出されなかった場合(S160でNo)、ステップS170は実行されない。したがって、この場合、対象センサは、起動したままとされる。
すなわち、図4のステップS116は、新たなデータ利用装置20が追加された場合は、アクセスパターンが変化する可能性を考慮して、新たなデータ利用装置20からの取得要求の履歴が十分蓄積されるまで、ステップS108(次回の通信時刻の算出)の実行を回避することを目的とする処理である。そうすることで、新たなデータ利用装置20からのアクセスパターンをも含むアクセスパターンに基づいて、対象センサに関して、次回の通信時刻が算出されるようにすることができる。
続いて、ステップS108及びS150の詳細について説明する。図8は、次回の通信時刻の算出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、通信時刻算出部14は、対象センサとの1時間あたりの通信回数を取得する。当該通信回数は、対象センサに関してステップS105が実行された回数と、対象センサに関してステップS120でYesとなった回数との総和である。センサ30ごとに、これらの回数が記憶されるようにしてもよい。なお、アクセス履歴記憶部122の履歴は、データ利用装置20からの取得要求の履歴であるため、必ずしも対象センサとの通信回数には一致しない。取得要求に応じてデータ記憶部121にキャッシュされているセンサデータが返信される場合も有るからである。
続いて、通信時刻算出部14は、対象センサの電池残量(R)、対象センサの電力プロファイルが示す1回のセンサデータの通信における電力消費量(C)、及び1時間あたりの通信回数(N)等に基づいて、対象センサの稼動可能時間(T)を算出する(S202)。ここで、Tは、例えば、以下の式(1)によって算出されてもよい。
T=R÷(C×N)
なお、1回のセンサデータの通信における各センサ30による電力消費量は同じであるとみなされてもよい。
続いて、通信時刻算出部14は、サービスIDごとのアクセス間隔(取得要求の周期)を、アクセス履歴記憶部122を参照して算出する(S203)。続いて、通信時刻算出部14は、稼動可能時間(T)が、所定時間以上であるか否かを判定する(S204)。当該所定時間は、例えば、対象センサに関して予定されている電池の交換時期等に基づいて算出されてもよい。現時点から当該交換時期までの期間が当該所定期間とされてもよい。当該交換時期は、対象センサの電力プロファイルに含まれていてもよい。又は、当該所定時間は、予め設定された固定値であってもよい。
稼動可能時間(T)が、所定時間未満である場合(S204でNo)、通信時刻算出部14は、対象センサに関する各アクセスタイミングを集約する(S205)。
図9は、アクセスタイミングの集約を説明するための図である。図9において、(1)は、対象センサに関するサービスIDごとのアクセス間隔を示す。具体的には、Taは、データ利用装置20aのサービスIDに関するアクセス間隔を示す。Tbは、データ利用装置20bのサービスIDに関するアクセス間隔を示す。なお、アクセスタイミングとは、取得要求の受信時刻である。図9において、アクセス間隔を形成するそれぞれの時刻が、アクセスタイミングである。
(2)は、アクセスタイミングの集約後の状態を示す。アクセスタイミングの集約とは、所定時間以内のアクセスタイミング群を、一つのアクセスタイミングに集約(又は統合)することをいう。又は、アクセスタイミングの集約とは、所定時間内のアクセスタイミング群のうち、一つのアクセスタイミング以外のアクセスタイミングを除去若しくは削除することをいう。例えば、図9の(2)では、データ利用装置20aのサービスからの1番目のアクセスタイミングa1と、データ利用装置20bのサービスからの1番目のアクセスタイミングb1との間隔が、所定時間以内であるため、アクセスタイミングa1とアクセスタイミングb1とが、アクセスタイミングb1に集約されている(アクセスタイミングa1が削除されている)。同様に、アクセスタイミングa3及びアクセスタイミングb2がアクセスタイミングa3に集約され、アクセスタイミングb3及びアクセスタイミングa6が、アクセスタイミングb3に集約されている。
なお、図9(2)では、所定時間以内のアクセスタイミング群が、当該アクセスタイミングのうちの先頭のアクセスタイミングに集約される例が示されているが、当該アクセスタイミング群が、先頭以外のアクセスタイミングに集約されるようにしてもよい。
ステップS204でYesの場合又はステップS205に続いて、通信時刻算出部14は、対象センサに関して、サービスIDごとのアクセス間隔のそれぞれが一定であるか否かを判定する(S206)。例えば、データ取得装置10aからの取得要求の周期が一定であるか否か、また、データ取得装置10bからの取得要求の周期が一定であるか否かが判定される。なお、ここで「一定」とは、アクセス間隔(アクセス周期)が完全に一定であることまで要しない。アクセス間隔が、おおよそ一定であればよい。したがって、ここでの「一定」とは、或る程度(規定誤差)を許容しての一定でよい。なお、ステップS205が実行された場合、集約後のアクセスタイミングに基づくサービスIDごとのアクセス間隔について一定であるか否かが判定される。
サービスIDごとのアクセス間隔のそれぞれが一定である場合(S206でYes)、通信時刻算出部14は、全てのサービスIDに関して2回のアクセス(取得要求)が発生するまでの期間を求める(S207)。
例えば、サービスIDごとのアクセス間隔が、図9の(1)に示されるような状態である場合、アクセス間隔Taが、全てのサービスIDに関して2回のアクセスが発生するまでの期間となる。一方、サービスIDごとのアクセス間隔が、図9の(2)に示されるような状態である場合、すなわち、ステップS205が実行された場合、アクセス間隔Tb'が、全てのサービスIDに関して2回のアクセスが発生するまでの期間となる。
続いて、通信時刻算出部14は、ステップS207において求められた期間(例えば、アクセス間隔Ta又はTb'等)に基づいて、次回の通信時刻を算出する(S208)。例えば、現在時刻から当該期間の経過後の時刻が、次回の通信時刻とされる。したがって、対象センサの稼動可能時間が相対的に短い方(電池残量が相対的に少ない方)が、次回の通信時刻は遅くなる。
一方、サービスIDごとのアクセス間隔のうち、一定でないアクセス間隔が有る場合(S206でNo)、通信時刻算出部14は、次回の通信時刻を算出しない(S209)。
なお、図8以外の手順によって、次回の通信時刻の算出処理が実行されてもよい。すなわち、センサ30の電池残量が不足していると予想される場合には、当該センサ30との通信間隔が相対的に長くなり、当該センサ30の電池残量が十分であると予想される場合には、当該センサ30との通信間隔が相対的に短くなるような処理であれば、各種の処理手順によって、次回の通信時刻が算出されてもよい。また、例えば、センサ30が太陽光発電の機構を備えているのであれば、当該太陽光発電による発電量が考慮されて、次回の通信時刻が算出されてもよい。
また、センサデータが示す値の一定期間の変化量が所定値未満の場合には、次回の通信時刻までの期間が、ステップS207において求められる期間より長くされてもよい。この場合、センサ30から頻繁にセンサデータを取得する必要性が低いからである。また、センサデータが示す値の一定期間の変化量が所定値を超える場合には、次回のデータ通信時刻を設定せず、センサ30をスリープさせないようにしてもよい。この場合、センサ30から頻繁にセンサデータを取得する必要性が高いからである。
また、或るセンサ30に関して、他のセンサ30のセンサデータの値に基づいて、次回の通信時刻が算出されてもよい。例えば、温度センサであるセンサ30aが、空調機器の設置されている空間の温度を測定する場合、空調機器の運転中は、温度の変化が小さいと考えられる。このような場合、データ取得装置10が空調機器の運転状態を監視するセンサ30からセンサデータを取得し、空調機器が運転状態である場合には、次回の通信時刻までの期間が、ステップS207において求められる期間より長くされてもよい。例えば、図8による算出結果が30分後であれば、2倍の1時間後に通信時刻が設定されてもよい。2倍にすることは一例にすぎない。当該他のセンサ30(ここでは、空調機器の運転状態を監視するセンサ30)は、ユーザによって指定されてもよい。
上述したように、第一の実施の形態によれば、各データ利用装置20からのセンサ30に対するアクセスパターンに加え、当該センサ30の電源状態(電池残量や消費量等)をも考慮して、当該センサ30からのセンサデータの受信時期が算出される。したがって、例えば、当該センサ30の電池残量が少ない場合には、当該センサ30のスリープ時間を長くするといった制御を行うことができる。その結果、継続的なデータの取得先である機器の電力消費を低下させることができる。
また、各センサ30には、通信時刻が通知され、各センサ30は、通知された通信時刻にセンサデータを送信すればよい。したがって、各センサ30が、データ取得装置10からのセンサデータの取得要求を待機する必要性を低減させることができる。すなわち、各センサ30のスリープ時間を長くすることができる。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。
図10は、第二の実施の形態におけるデータ取得装置及びセンサの機能構成例を示す図である。図10において、データ取得装置10は、更に、グループ管理部16を有する。グループ管理部16は、取得されるセンサデータが相互に相関を有するセンサ30群をグルーピングする。例えば、センサX、センサY、及びセンサZが同一グループに属する場合、データ取得装置10は、センサXから取得されたセンサデータを、センサXのセンサデータとしてだけでなく、センサY及びセンサZのセンサデータとしてもキャッシュする。そうすることで、同一グループに属するセンサ30に関して、センサデータの取得頻度が低減される。その結果、各センサ30のスリープ時間を長期化することができる。以下、センサデータの相関に基づいて形成されるセンサ30のグループを、「デバイスグループ」という。
図11は、第二の実施の形態においてデータ取得装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。第二の実施の形態では、第一の実施の形態における図5が、図11に置き換わる。図11中、図5と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
通信時刻の到来に応じてセンサ30から送信されたセンサデータによって、データ記憶部121に記憶されているセンサデータが更新された後(S130)、グループ管理部16は、対象センサに対するグループ設定フラグは0(ゼロ)以外であるか否かを判定する(S131)。例えば、グループ設定フラグは、各センサ30のデバイスIDに対応付けられてメモリ装置103に記憶されている。グループ設定フラグの値は、当該デバイスIDに係るセンサ30が属するグループの識別情報(以下、「グループ番号」という。)を示す。但し、グループ設定フラグの値として0(ゼロ)は、当該グループ設定フラグに対応するセンサ30が、いずれのグループにも属さないことを示す。なお、各センサ30に対するグループ設定フラグの初期値は、0(ゼロ)である。
対象センサに対するグループ設定フラグの値が0である場合(S131でNo)、グループ管理部16は、過去の所定期間において対象センサから取得されたセンサデータについて、他のそれぞれのセンサ30から当該所定期間において取得されたセンサデータとの相関係数を算出する(S132)。すなわち、対象センサのセンサデータと、他のセンサ30のセンサデータとの類似の度合いが算出される。第二の実施の形態では、各センサデータから取得されたセンサデータの履歴が、例えば、補助記憶装置102等に記憶されるようにしてもよい。なお、相関係数の算出方法は、公知の手法に従えばよい。例えば、パターン認識等の分野における既存のアルゴリズムが利用されて、相関係数が算出されてもよい。
対象センサのセンサデータとの相関係数が予め設定された閾値以上であるセンサデータが無い場合(S133でNo)、第一の実施の形態と同様に、ステップS140以降が実行される。対象センサのセンサデータとの相関係数が当該閾値以上であるセンサデータが有る場合(S133でYes)、グループ管理部16は、当該センサデータに係る1以上のセンサ30と、対象センサとを同一のデバイスグループに所属させる(S134)。例えば、当該センサ30に対するグループ設定フラグと、対象センサに対するグループ設定フラグとに、相互に同じグループ番号であって、他のデバイスグループには割り当てられてないグループ番号が設定される。
続いて、通信時刻算出部14は、当該デバイスグループ(以下、「対象グループ」という。)に対する通信スケジュールを生成する(S137)。デバイスグループに対する通信スケジュールとは、デバイスグループに属する各センサ30の次回以降の通信時刻の集合をいう。
図12は、デバイスグループに対する通信スケジュールを説明するための図である。図12において、(1)は、センサX、センサY、及びセンサZのそれぞれがデバイスグループに属さない場合の通信時刻の例を示す。(1)では、センサXは、時刻tx1、時刻tx2、及び時刻tx3等のタイミングで、センサデータ等を送信することが示されている。なお、厳密には、時刻tx1の時点において時刻tx2が決定され、時刻tx2の時点で時刻tx3が決定される。センサYは、時刻ty1、時刻ty2、及び時刻ty3等のタイミングで、センサデータ等を送信し、センサYは、時刻tz1、時刻tz2、及び時刻tz3等のタイミングで、センサデータ等を送信することが示されている。
一方、(2)は、センサX、センサY、及びセンサZが同一のデバイスグループに属する場合の通信時刻の例を示す。(2)では、センサXは、時刻tx1にセンサデータ等を送信し、センサYは、時刻ty2にセンサデータ等を送信し、センサZは、時刻tz3にセンサデータ等を送信することが示されている。すなわち、各センサ30の通信回数は、3分の1に削減されている。当該デバイスグループに属するセンサ30の総数が増加すれば、各センサ30の通信回数は、更に削減される。すなわち、同一のデバイスグループに属するセンサ30の総数に応じて、各センサ30からのセンサデータの受信回数が削減されるように、各センサ30の通信時刻が算出される。
なお、同一のデバイスグループが属する或るセンサ30が通信を行ってから、他の全てのセンサ30が少なくとも1回の通信を行うまでの期間を、1サイクルという。ステップS137では、1サイクル分のスケジュール情報が生成される。本実施の形態では、各センサ30の稼動可能時間等に基づいて、1サイクル内の通信回数の配分が行われる。したがって、1サイクル内における各センサ30の通信回数は、必ずしも均等になるとは限らない。なお、通信時刻算出部14は、対象グループに対して生成されたスケジュール情報を、対象グループのグループ番号に関連付けて、メモリ装置103又は補助記憶装置102に記憶しておく。
続いて、通信時刻送信部15は、対象グループに属するセンサ30ごとに、生成された通信スケジュールにおいて当該センサ30に関して最初の通信時刻を、当該センサ30に送信する(S138)。仮に、図12(2)のようなスケジュール情報が生成された場合、センサXには時刻tx1が送信され、センサYには時刻ty2が送信され、センサZには時刻tz3が送信される。
一方、ステップS131において、対象センサに対するグループ設定フラグが0以外である場合(S131でYes)、データ受信部13は、対象センサから受信されたセンサデータによって、対象センサと同一のデバイスグループ(以下、「対象グループ」という。)に属する各センサ30に関してデータ記憶部121に記憶されているセンサデータを更新する(S135)。この際、対象グループに属するセンサ30群のうち、対象センサ以外のセンサ30に関してデータ記憶部121に記憶されるセンサデータについては、他のセンサ30による測定値であることを示すフラグ等が付加されてもよい。
続いて、通信時刻算出部14は、対象グループに対して最後に生成されたスケジュール情報に関する1サイクル分のセンサデータの受信が完了したか否かを判定する(S136)。すなわち、当該スケジュール情報に基づいて、対象グループに属する全てのセンサ30からのセンサデータの送信が少なくとも1回有ったか否かが判定される。斯かる判定は、例えば、各センサ30からのセンサデータの送信履歴を記憶しておき、当該送信履歴に基づいて、スケジュール情報において予定されている全ての通信が行われたか否かを判定することで行われてもよい。
1サイクル分のセンサデータの受信が完了した場合(S136でYes)、ステップS137以降が実行される。1サイクル分のセンサデータの受信が完了していない場合(S136でYes)、通信時刻送信部15は、対象グループのグループ番号に関連付けられて記憶されているスケジュール情報に基づいて特定される、対象センサの次回の通信時刻を、対象センサに送信する(S138)。すなわち、ステップS137が実行されない場合、ステップS138では、対象センサに対して次回の通信時刻が通知される。
続いて、ステップS137の詳細について説明する。図13は、デバイスグループに対する通信スケジュールの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、通信時刻算出部14は、サービスごとに、対象グループに属する各センサ30に関するアクセスタイミングを集約する。
図14は、デバイスグループに対する通信スケジュールの生成のためのアクセスタイミングの集約を説明するための図である。図14の説明において、対象グループに属するセンサ30のセンサデータにアクセスするサービスは、サービスA及びサービスBの2つであり、対象グループに属するセンサ30は、センサX、センサY、及びセンサZの3つであるとする。
図14の(1)〜(4)において、横軸は時刻である。また、縦線は、センサデータへのアクセスタイミング(取得要求のタイミング)を示す。短い縦線は、サービスAによるアクセスタイミングを示し、長い縦線はサービスBによるアクセスタイミングを示す。
(1)は、アクセスタイミングの集約が行われていない状態を示す。(1)において、サービスAと、サービスBとのそれぞれについて、連続する3つのアクセスタイミングは、センサX、センサY、及びセンサZに対する1回ずつのアクセスタイミングを示す。ステップS301では、サービスA及びサービスBのそれぞれごとに、対象グループに属する各センサ30へのアクセスタイミングが集約される。例えば、センサX、センサY、及びセンサZの全てのセンサ30に対して少なくとも1回のアクセスが行われる期間におけるアクセスタイミングが、1回のアクセスタイミングに集約される。斯かる集約結果の一例が、(2)に示される。(2)では、(1)におけるサービスAによるアクセスタイミングが、アクセスタイミングtA1、tA2、tA3、tA4に集約され、サービスBによるアクセスタイミングが、アクセスタイミングtB1、tB2、tB3に集約せれた例が示されている。
なお、集約先としては、集約対象のアクセスタイミングの中でいずれかのアクセスタイミングが選択されてもよい。又は、集約対象のアクセスタイミングの中で先頭のアクセスタイミングからの差分を、他のアクセスタイミングごとに算出し、当該差分の平均値を、先頭のアクセスタイミングに加算した時刻が、集約先のアクセスタイミングとされてもよい。
続いて、通信時刻算出部14は、サービスごとに集約されたアクセスタイミングのうち、相互の間隔が所定時間以内であるアクセスタイミングを、1つのアクセスタイミングに集約する(S302)。ここでは、サービス間を跨って、アクセスタイミングが集約される。斯かる集約結果の一例は、図14の(3)に示される。(3)では、アクセスタイミングtB2とアクセスタイミングtA3との間隔が所定時間以内であるため、アクセスタイミングtB2が、アクセスタイミングtA3に集約された例が示されている。なお、アクセスタイミングtA3が、アクセスタイミングtB2に集約されてもよいし、アクセスタイミングtB2とアクセスタイミングtA3との間の任意の時刻に、二つのアクセスタイミングが集約されてもよい。
続いて、通信時刻算出部14は、全てのサービスに関して少なくとも2回のアクセスタイミングが含まれる期間を求める(S303)。図14の例では、(4)に示される期間Tcが、該当する期間である。ステップS303において求められる期間が、1サイクルの期間である。
続いて、通信時刻算出部14は、対象グループに属する各センサ30について、1時間あたりの通信回数を取得する(S304)。当該通信回数は、図8のステップS201と同様に取得されればよい。続いて、通信時刻算出部14は、対象グループに属する各センサ30について稼動可能時間を算出する(S305)。当該稼動可能時間は、図8のステップS202と同様に算出されればよい。なお、対象センサ以外のセンサ30については、最後に受信された電源情報が用いられて、稼動可能時間が算出されてもよい。
続いて、通信時刻算出部14は、稼動可能時間の比に基づいて、対象グループの通信スケジュールを算出する(S306)。すなわち、対象グループに属する各センサ30について、1サイクルの期間内における通信時刻が算出される。この際、稼動可能時間が相対的に長いセンサ30の通信頻度(通信回数)が、稼動可能時間が相対的に短いセンサ30の通信頻度よりも多くなるように、各センサ30の通信時刻が算出される。
例えば、センサX、センサY、センサZの稼動可能時間が、それぞれ、2時間、1時間、3時間であったとする。すなわち、稼動可能時間の比が、2:1:3であったとする。この場合、通信頻度(通信回数)が、2:1:3になるように、各センサ30の通信時刻が算出されてもよい。
図14の(4)においては、1サイクルの期間である期間Tc内に、6回のアクセスタイミングが有る。そこで、センサXについては、6×2/6=2回、センサYについては、6×1/6=1回、センサZについては、6×3/6=3回のアクセスタイミングが割り当てられてもよい。
例えば、アクセスタイミングtA1、tB1、tA2、tA3、tA4、tB3のそれぞれが、順番に、センサZ、センサX、センサY、センサZ、センサX、センサZに割り当てられてもよい、但し、各アクセスタイミングの割り当て順は、所定のものに限定されない。また、の現在時刻からアクセスタイミングtA1までの間隔は、対象センサに関して、図8において説明した処理が実行されることにより算出される時刻に基づいて特定されてもよい。
なお、稼動可能時間の比の代わりに、電池残量の比が用いられてもよい。すなわち、電池残量が多いセンサ30の方が通信頻度が高くなるように、アクセスタイミングの割り当てが行われてもよい。
上述したように、第二の実施の形態によれば、相互にセンサデータに関して相関を有する複数のセンサ30を、一つの仮想的なセンサ30として扱うことができる。その結果、各センサ30のスリープ時間を長期化することができる。よって、各センサ30の電力消費を低下させることができる。
また、同一のデバイスグループに属する各センサ30の通信時刻は、当該各センサ30の稼動可能時間に基づいて算出される。その結果、当該各センサ30の稼動可能時間のばらつきを小さくすることができる。
なお、上記では、センサデータの相関性に基づいて、自動的にデバイスグループが形成される例を示したが、デバイスグループは、例えば、データ取得装置10の管理者等によって、設定されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、データ受信部13は、受信部の一例である。取得要求受信部11は、返信部の一例である。通信時刻算出部14は、算出部の一例である。通信時刻送信部15は、送信部の一例である。センサ30は、機器の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶する受信部と、
ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信する返信部と、
前記受信部によって受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出する算出部と、
前記算出部によって算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる送信部と、
を有することを特徴とするデータ取得装置。
(付記2)
前記算出部は、前記電池残量が相対的に少ない場合の方が、前記電池残量が相対的に多い場合よりも、前記受信時期が後になるように前記受信時期を算出する、
ことを特徴とする付記1記載のデータ取得装置。
(付記3)
前記算出部は、一定期間において受信された前記データの変化量が閾値以下の場合は、前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて算出された前記受信時期を遅らせる、
ことを特徴とする付記1又は2記載のデータ取得装置。
(付記4)
前記記憶部は、複数の機器のそれぞれごとに当該機器から受信されたデータを記憶し、
前記受信部は、複数の機器のうちのいずれかの第1の機器から受信されたデータを、当該第1の機器と、当該第1の機器によって測定されるデータと相関を有するデータを測定する1以上の第2の機器とに関して前記記憶部に記憶し、
前記算出部は、前記第1の機器と前記第2の機器との総数に応じて、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信回数が削減されるように、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信時刻を算出する、
ことを特徴とする付記1乃至3いずれか一項記載のデータ取得装置。
(付記5)
コンピュータが、
機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶し、
ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信し、
前記記憶する処理において受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出し、
前記算出する処理において算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる、
処理を実行することを特徴とするデータ取得方法。
(付記6)
前記算出する処理は、前記電池残量が相対的に少ない場合の方が、前記電池残量が相対的に多い場合よりも、前記受信時期が後になるように前記受信時期を算出する、
ことを特徴とする付記5記載のデータ取得方法。
(付記7)
前記算出する処理は、一定期間において受信された前記データの変化量が閾値以下の場合は、前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて算出された前記受信時期を遅らせる、
ことを特徴とする付記5又は6記載のデータ取得方法。
(付記8)
前記記憶部は、複数の機器のそれぞれごとに当該機器から受信されたデータを記憶し、
前記記憶する処理は、複数の機器のうちのいずれかの第1の機器から受信されたデータを、当該第1の機器と、当該第1の機器によって測定されるデータと相関を有するデータを測定する1以上の第2の機器とに関して前記記憶部に記憶し、
前記算出する処理は、前記第1の機器と前記第2の機器との総数に応じて、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信回数が削減されるように、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信時刻を算出する、
ことを特徴とする付記5乃至7いずれか一項記載のデータ取得方法。
(付記9)
コンピュータに、
機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶し、
ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信し、
前記記憶する処理において受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出し、
前記算出する処理において算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる、
処理を実行させるプログラム。
(付記10)
前記算出する処理は、前記電池残量が相対的に少ない場合の方が、前記電池残量が相対的に多い場合よりも、前記受信時期が後になるように前記受信時期を算出する、
ことを特徴とする付記9記載のプログラム。
(付記11)
前記算出する処理は、一定期間において受信された前記データの変化量が閾値以下の場合は、前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて算出された前記受信時期を遅らせる、
ことを特徴とする付記9又は10記載のプログラム。
(付記12)
前記記憶部は、複数の機器のそれぞれごとに当該機器から受信されたデータを記憶し、
前記記憶する処理は、複数の機器のうちのいずれかの第1の機器から受信されたデータを、当該第1の機器と、当該第1の機器によって測定されるデータと相関を有するデータを測定する1以上の第2の機器とに関して前記記憶部に記憶し、
前記算出する処理は、前記第1の機器と前記第2の機器との総数に応じて、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信回数が削減されるように、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信時刻を算出する、
ことを特徴とする付記9乃至11いずれか一項記載のプログラム。
10 データ取得装置
11 取得要求受信部
12 データ取得部
13 データ受信部
14 通信時刻算出部
15 通信時刻送信部
16 グループ管理部
20 データ利用装置
30a センサ
30b センサ
31 通信制御部
32 データ測定部
33 稼動状態制御部
34 プロファイル記憶部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
121 データ記憶部
122 アクセス履歴記憶部
B バス

Claims (6)

  1. 機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶する受信部と、
    ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信する返信部と、
    前記受信部によって受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる送信部と、
    を有することを特徴とするデータ取得装置。
  2. 前記算出部は、前記電池残量が相対的に少ない場合の方が、前記電池残量が相対的に多い場合よりも、前記受信時期が後になるように前記受信時期を算出する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ取得装置。
  3. 前記算出部は、一定期間において受信された前記データの変化量が閾値以下の場合は、前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて算出された前記受信時期を遅らせる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ取得装置。
  4. 前記記憶部は、複数の機器のそれぞれごとに当該機器から受信されたデータを記憶し、
    前記受信部は、複数の機器のうちのいずれかの第1の機器から受信されたデータを、当該第1の機器と、当該第1の機器によって測定されるデータと相関を有するデータを測定する1以上の第2の機器とに関して前記記憶部に記憶し、
    前記算出部は、前記第1の機器と前記第2の機器との総数に応じて、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信回数が削減されるように、前記第1の機器及び前記第2の機器のそれぞれからのデータの受信時刻を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載のデータ取得装置。
  5. コンピュータが、
    機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶し、
    ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信し、
    前記記憶する処理において受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出し、
    前記算出する処理において算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる、
    処理を実行することを特徴とするデータ取得方法。
  6. コンピュータに、
    機器によって測定されるデータと、前記機器の電池残量とを受信して、前記データを記憶部に記憶し、
    ネットワークを介して接続される情報処理装置からの前記データの取得要求に応じ、前記記憶部に記憶されているデータを返信し、
    前記記憶する処理において受信された前記電池残量と前記取得要求の履歴とに基づいて、前記データの次回の受信時期を算出し、
    前記算出する処理において算出された受信時期を前記機器に送信することにより、前記受信時期に前記機器から前記データを送信させる、
    処理を実行させるプログラム。
JP2014203040A 2014-10-01 2014-10-01 データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム Active JP6323288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203040A JP6323288B2 (ja) 2014-10-01 2014-10-01 データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203040A JP6323288B2 (ja) 2014-10-01 2014-10-01 データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016071783A true JP2016071783A (ja) 2016-05-09
JP6323288B2 JP6323288B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55867046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014203040A Active JP6323288B2 (ja) 2014-10-01 2014-10-01 データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6323288B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018011122A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 三菱電機株式会社 通信装置
JP2018049332A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社東芝 データ検索システムおよびデータ検索方法
JP2018054512A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 大阪瓦斯株式会社 エネルギー消費管理システム
JP2018174448A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 富士通株式会社 通信装置、データ取得システム、データ取得制御方法
JP2018201151A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社東芝 情報取得装置、情報収集装置及び通信制御方法
JP2019029844A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホン装置
JP2019212237A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 富士電機株式会社 センサ装置及びセンサシステム
CN113985474A (zh) * 2021-10-28 2022-01-28 北京石油化工学院 一种基于物联网的微地震监测多节点协同感知方法
CN115298715A (zh) * 2020-03-31 2022-11-04 三菱电机株式会社 通信终端、通信系统、节电控制方法和节电控制程序

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208719A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサノードおよびセンサノード制御方法
JP2007233941A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自立駆動型テレメトリ観測装置
JP2011061681A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208719A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサノードおよびセンサノード制御方法
JP2007233941A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自立駆動型テレメトリ観測装置
JP2011061681A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018011122A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 三菱電機株式会社 通信装置
JP2018049332A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社東芝 データ検索システムおよびデータ検索方法
JP2018054512A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 大阪瓦斯株式会社 エネルギー消費管理システム
JP2018174448A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 富士通株式会社 通信装置、データ取得システム、データ取得制御方法
JP2018201151A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社東芝 情報取得装置、情報収集装置及び通信制御方法
JP2019029844A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホン装置
JP2019212237A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 富士電機株式会社 センサ装置及びセンサシステム
CN115298715A (zh) * 2020-03-31 2022-11-04 三菱电机株式会社 通信终端、通信系统、节电控制方法和节电控制程序
CN115298715B (zh) * 2020-03-31 2024-01-30 三菱电机株式会社 通信终端、通信系统、节电控制方法和存储介质
CN113985474A (zh) * 2021-10-28 2022-01-28 北京石油化工学院 一种基于物联网的微地震监测多节点协同感知方法
CN113985474B (zh) * 2021-10-28 2023-10-31 北京石油化工学院 一种基于物联网的微地震监测多节点协同感知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6323288B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6323288B2 (ja) データ取得装置、データ取得方法、及びプログラム
US11621900B2 (en) Selective measurement reporting from internet of things devices
US9989938B2 (en) Communication device, control system, and communication method
EP3470749B1 (en) Method and apparatus for controlling electric heating of air conditioner compressor
JP2016206067A (ja) センサー監視システム、災害監視システム、及び災害監視方法
JP6754693B2 (ja) 異なる通信技術を用いるネットワークで送受信されるデータ及びイベントギャップの整合方法
US20130145030A1 (en) Control device, terminal apparatus, and communication system
JP6398359B2 (ja) メッシュ無線通信システム、無線通信方法、および、無線機
JP5760873B2 (ja) データ生成装置、方法およびプログラム
JP2013011962A (ja) センサネットワークシステム
JP2016162294A (ja) 監視システム、センサーノード、サーバー、及び制御方法
US10965403B2 (en) Gap data collection for low energy devices
US10187351B2 (en) Maintenance method for network connection and computer system
JP2019062358A (ja) 中継装置およびそれを備えた遠隔監視システム
Hong et al. A synergy of the wireless sensor network and the data center system
JP2017069814A (ja) 遠隔監視システム、中継ノード装置及び遠隔監視方法
US11190905B2 (en) Method for determining the relative proximity of wireless networked devices
US8719482B2 (en) Electronic device with bus sharing function
CN108932183B (zh) 处理告警的方法和装置
WO2013047339A1 (ja) 負荷分散装置、方法及びプログラム
JP6294807B2 (ja) データ送信装置、データ送信装置の動作方法およびコンピュータプログラム
JP5721272B2 (ja) デバイス状態監視判定装置、方法及びプログラム
JP2019212997A (ja) センサノード、ホスト、及びセンサネットワークシステム
JP2024109624A (ja) 鉛蓄電池監視装置及び鉛蓄電池監視方法
JP2020191566A (ja) 情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6323288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150