JP2012175225A - 多段中継ネットワーク、多段中継から成る無線テレメータシステム及び無線テレメータシステムに用いられる無線端末 - Google Patents

多段中継ネットワーク、多段中継から成る無線テレメータシステム及び無線テレメータシステムに用いられる無線端末 Download PDF

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Abstract

【課題】接続機器や無線端末への無線通信が集中することを防ぐことができる多段中継ネットワーク、多段中継から成る無線テレメータシステム及び無線テレメータシステムに用いられる無線端末を提供する。
【解決手段】子機を中継として通信する回数が10回までの上限を規定している条件において、子機16Cが子機16A又は子機16Bを中継として通信する際に、子機16A、16Bからそれぞれ中継して通信した回数が情報として含まれているビーコン信号を受信し(S1、S3)、無線の電界強度を測定する(S2、S4)。子機16Cは、子機16Aからのビーコン信号から11回目の通信であるとすると子機16Aを中継することはできないが、子機16Bからのビーコン信号から10回未満であるとすると子機16Bを中継することができると判断する(S6、S7)。よって、子機16Cは、子機16Bを中継して通信開始の送信を行う(S8)。
【選択図】図7

Description

本発明は、接続機器が多段に接続されて構成されている多段中継ネットワーク、又はガス、水道などのメータ情報取得用等に用いられるような、特に通信回線を介してセンタ側網制御装置に接続されている端末側網制御装置と、端末側網制御装置に接続されている無線親機と、無線親機にメッシュネットワークで無線接続され、かつ、各々にマイコンメータが接続されている複数の無線子機とから多段中継可能に構成されている特定小電力方式の通信を行う無線テレメータシステム、及びそのような無線テレメータシステムに用いられる無線端末に関する。
従来、ガス、水道等のメータ用に開発されたテレメータシステムとして、無線通信機能を備えた親機と子機を接続し、或いは中継機を介して親機と子機を接続して、網制御装置メータ間の通信を無線化した無線テレメータシステムが開発されている。
無線テレメータシステムは、図9に示すように、センタ側網制御装置11と、センタ側網制御装置11に有線接続された移動体無線網12と、移動体無線網12に無線接続された端末側網制御装置13と、端末側網制御装置13に有線接続された無線親機14と、無線親機14に無線接続された複数の無線子機16と、各無線子機16に有線接続されたメータ又はセンサとされるメータ機器17とで構成されている。端末側網制御装置13に代えて、無線親機14を内蔵する広義の端末側網制御装置15とすることもできる。また、無線親機14と無線子機16との間には、図示していないが、一台又は複数台の無線中継機を介在させることができる。
センタ側網制御装置11と端末網制御装置13(又は15)は、電話網を介して接続され、互いにデータ通信を行う機能を備えている。また、無線親機14、無線中継機及び無線子機16は、それぞれ無線通信機能を備えており、互いに無線通信にて接続されデータ通信を行うことができる。また、無線中継機は、無線通信の上流側に1台の無線親機14又は他の無線中継機と無線通信にて接続され、下流側に更に他の複数台の無線中継機又は無線子機16と無線通信にて接続される。無線子機16には、その下流側に複数台のメータ機器17が有線接続されており、当該無線テレメータシステムは、メータ機器17によって計測されたデータが無線子機16を通じて、更に場合によっては中継機を通じて、無線親機14から端末網制御装置13(又は15)、センタ側網制御装置11へとデータ通信として送信される機能を備えている。
無線テレメータシステムとして、例えば、親機と子機間に中継機を複数段に渡って追加することで、従来電波状況が悪く設置できなかったような場所でも子機を設置可能にし、広範囲なエリアを親機1台で管理することができる無線テレメータシステムが提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、設置場所や電波状況の影響により、ある中継機に複数の子機の通信が集中することがある。このような場合、当該中継機では通信経路の確立やデータ通信のために電池の消耗が激しくなり、当該中継機の機能が低下する虞がある。
無線端末同士が直接通信をしながらネットワークを形成するマルチホップ無線通信システムにおいて、一部の通信経路が常時使用されて、その経路上の中継端末の電池の消耗量が多くなり、中継経路全体が使用できなくなることを回避するため、電池残量に応じて経路情報の送信間隔を変化させることによって電池の消耗量の偏りを防止して、安定したマルチホップ無線通信を実現することが提案されている(特許文献2参照)。
特開2010−11156号公報 特開2005−295310号公報
そこで、上記に鑑み、システムを構成する接続機器や無線端末については、無線通信の所定以上の経路集中が生じないようにする点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、システムを構成する接続機器や無線端末については、無線通信の所定以上の経路集中が生じないようにすることで、電池の消耗を回避することができる多段中継ネットワーク、多段中継から成る無線テレメータシステム及び無線テレメータシステムに用いられる無線端末を提供することである。
本発明による多段中継ネットワークは、複数の接続機器が多段中継を成して接続されている多段中継ネットワークにおいて、規定時間内に規定回数以上の中継をし、通信回数を経験する前記接続機器については、中継する経路を選択する前記接続機器の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする。
本発明による多段中継ネットワークは、複数の接続機器が多段中継を成して接続されている多段中継ネットワークにおいて、中継接続できる前記接続機器の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする。
本発明による無線テレメータシステムは、センタ側網制御装置に公衆網の回線を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に接続された無線親機と、前記無線親機にメッシュネットワークで無線接続される複数の無線子機と、前記複数の無線子機にそれぞれ接続された複数のマイコンメータによって構成される無線テレメータシステムであって、規定時間内に規定回数以上の中継をして通信回数を経験する前記無線子機としての無線端末については、中継する経路を選択する前記無線端末の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする。
本発明による無線テレメータシステムは、センタ側網制御装置に公衆網の回線を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に接続された無線親機と、前記無線親機にメッシュネットワークで無線接続される複数の無線子機と、前記複数の無線子機にそれぞれ接続された複数のマイコンメータによって構成される無線テレメータシステムであって、前記無線子機としての無線端末については、中継接続できる前記無線端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする。
本発明による無線端末は、無線テレメータシステムにおいてガス、水道などの検針を行うマイコンメータと有線接続された無線子機であり、センタNCUに有線網又は無線網で接続された無線親機と直接に又は他の無線子機を中継して前記無線親機と特定小電力無線方式の通信を行う無線端末であって、規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験することに応じて中継する経路を選択する無線端末の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする。
本発明による無線端末は、無線テレメータシステムにおいてガス、水道などの検針を行うマイコンメータと有線接続された無線子機であり、センタNCUに有線網又は無線網で接続された無線親機と直接に又は他の無線子機を中継して前記無線親機と特定小電力無線方式の通信を行う無線端末であって、中継接続できる前記無線端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする。
上記の規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験する場合には中継する経路を選択する候補の対象から除く機能を有する多段中継ネットワーク、無線テレメータシステム、又は無線端末によれば、規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験する接続機器や無線端末については、それ以後、中継する経路を選択する候補の対象から除かれるので、それ以上の中継をすることがなくなり、その他の通信回数に余裕のある接続機器や無線端末が中継を担当する。したがって、当該接続機器や無線端末において無線通信が集中することを防ぐことができる。
上記の中継接続できる台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有する多段中継ネットワーク、無線テレメータシステム、又は無線端末によれば、中継接続できる接続機器や無線端末の台数がある規定台数以下になるように制限されているので、ある接続機器や無線端末については、その規定台数以上の接続機器や無線端末に対して中継する経路を選択することがなく、したがって、当該接続機器や無線端末において当該規定台数を超えて無線通信が集中することを防ぐことができる。
本発明であるところの多段中継ネットワーク、無線テレメータシステム、又は無線端末によれば、システムを構成する接続機器や無線端末については、規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験する場合には、それ以後、当該接続機器や無線端末を通って中継する経路を選択することになるような候補の対象から除かれるか、或いは当該接続機器や無線端末については、中継接続できる接続機器や無線端末の台数がある規定台数以下になるように予め制限されている。したがって、当該接続機器や無線端末について、所定以上の中継経路が集中することがなくなり、通信の経路(ルート)の偏りが減少する。その結果、当該接続機器や無線端末の電池寿命が長くなり、通信の信頼性を確保することができる。
本発明による無線テレメータシステムの一実施形態を示すシステム構成図である。 本発明による無線テレメータシステムのセンタ側網端末装置からのセンタポーリング通信の動作を示した図である。 本発明による無線テレメータシステムの端末側からの発呼があった際の動作を示した図である。 本発明による特定小電力方式による無線テレメータシステムの無線親機の内部構成を示すブロック図である。 本発明による特定小電力方式による無線テレメータシステムの無線子機の内部構成を示すブロック図である。 無線テレメータシステムにおいて、新たに子機を新設し、ネットワークへの参加を説明する説明図である。 本発明による無線テレメータシステムにおいて、規定時間内に規定回数以上の中継する通信回数を経験することに応じて、中継する経路を選択する端末の候補の対象から除く機能の一例を説明するフローチャートである。 本発明による無線テレメータシステムにおいて、中継接続できる端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能の一例を説明するフローチャートである。 従来の無線テレメータシステムの一例を示すシステム構成図である。
以下、本発明による無線テレメータシステムの実施例について、図面に基づき詳細に説明する。
本発明の無線テレメータシステムは、図1に示すように、センタ側網制御装置11に移動体無線網12を介して接続された端末側網制御装置13と、端末側網制御装置13に有線接続された無線親機14とを有している。端末側網制御装置13は、無線親機14を内蔵した広義の端末側網制御装置15とすることができる。無線テレメータシステムは、更に、無線親機14とメッシュネットワークで無線接続される複数の無線子機16と、無線子機16にそれぞれに有線接続されたガス、水道等のマイコンメータ(以下、「メータ」と称す)17とを備えている。メッシュネットワークにおいて、上流側の無線親機14又は無線子機と下流側の無線子機16とを中継する無線子機16は無線中継機としての役割を担っている。
図2は、本発明の実施例に係る無線テレメータシステムのセンタ側網端末装置からのセンタポーリング通信の動作を示した図である。センタ側網制御装置11から移動体無線網12を介して、端末側網制御装置13へ接続要求が到来して、端末側網制御装置13が起動する。端末側網制御装置13から起動の信号を送出して、無線親機14がその起動の信号を受信し、受信した無線親機14が起動する。無線親機14は、無線子機16に対して特定小電力無線の起動の信号を送信して、無線子機16がその起動の信号を受信し、受信した無線子機16が起動する。無線子機16は、メータ17に対して起動の信号を送出して、メータ17がその起動信号を受信し、受信したメータ17が起動する。接続後、センタ網制御装置11は、メータ17から検針値データを取得する。
図3は、本発明の実施例に係る無線テレメータシステムの端末側からの発呼があった際の動作を示した図である。端末側から発呼要因があるケースとして、メータ17が検針値データをセンタに通報することがある。その際、メータ17から起動の信号を送出して、無線子機16がその起動の信号を受信し、受信した無線子機16が起動する。無線子機16は、無線親機14に対して特定小電力無線の起動の信号を送信して、無線親機16がその起動の信号を受信し、受信した無線親機14が起動する。無線親機14は、端末側網制御装置13に対して起動の信号を送出して、端末側網制御装置13がその起動信号を受信し、受信した端末網制御装置13が起動する。端末側網制御装置13は、移動体無線網12を介して、センタ網制御装置11へ接続要求を送信して接続を確立する。接続後、センタ側網制御装置11は、メータ17から検針値データを取得する。
図4は、本発明の実施例に係る特定小電力方式による無線テレメータシステムの無線親機の内部構成を示すブロック図である。親機15は、端末網制御装置への入出力を司るI/F(インターフェース)21、不揮発性メモリ22、CPU(Central Processing Unit ;中央処理装置)23、アンテナ24、無線通信ユニット25、ROM(Read Only Memory;リードオンリメモリ)26、RAM(Random Access Memory;ランダムアクセスメモリ)27、及び電池28を有している。親機15において、不揮発性メモリ22は、メータ17を識別する情報や検針値に関する情報を記憶する装置であるとともに、各種設定データなどを登録する装置でもある。CPU23は、情報を処理する回路である。
図5は、本発明の実施例に係る特定小電力方式による無線テレメータシステムの無線子機の内部構成を示すブロック図である。図5に示すように、子機16は、メータI/F(インターフェース)31、不揮発性メモリ32、CPU(中央処理装置)33、アンテナ34、無線通信ユニット35、ROM(リードオンリメモリ)36、RAM(ランダムアクセスメモリ)37、及び電池38を有している。メータI/F31は、メータ17との間で通信、即ち、入出力を司る装置である。不揮発性メモリ32は、メータ情報などを記憶する装置である。CPU33は、親機15のCPU23とは異なる動作により情報を処理する回路である。CPU33は、無線通信ユニット35から伝えられた信号が自分宛IDか否かを判別する。アンテナ34は、親機15のアンテナ24とは異なる動作により、親機15に電波を出力する、或いは親機15からの電波を受付ける装置である。無線通信ユニット35は、親機15の無線通信ユニット25とは異なる動作により、通信するための信号を変換する。また、無線通信ユニット35は、間欠的に受信動作を行い、相手端末からの無線電波の有無を判別するキャリアセンス動作を間欠的に行う。アンテナ34及び無線通信ユニット35は、親機15との間で無線により通信する。ROM36は、子機16を実現するためのプログラムを記憶する。RAM37は、CPU33が情報を処理するためのデータを一時的に記憶する。電池38は、CPU33などに対して電力を供給する。子機16には、各種設定データなどを登録するための不揮発性メモリ32が内蔵されている。
図6を参照して、新たに子機を新設し、ネットワークに参加することについて説明する。例えば、子機16Cを新たに設置した場合、子機16Cは、子機16A、16Bからそれぞれ定期的な基準信号の同報通信(以下、「ビーコン信号」という)を受信する。ビーコン信号を受信した子機16Cは、無線の電界強度を測定する。子機16Aからの電界強度、及び子機16Bからの電界強度が十分に強い場合は、子機16A、子機16Bにネットワーク参加の要求信号を送信する。そして、子機16Aと子機16Bは、子機16Cの情報を登録し、ネットワーク参加を許可する信号を返信する。これらの動作により、子機16Cは、子機16Aと子機16Bを中継して設置され、ネットワークに参加することができる。
無線通信の所定以上の経路集中が生じないようにするため、規定時間内に規定回数以上の中継する通信回数を経験することに応じて、中継する経路を選択する端末の候補の対象から除く機能を有する場合の実施例として、図7を参照して説明する(通信はすべて無線(特定小電力無線方式)とする)。
規定期間として例えば1時間の間に子機を中継として通信する回数が10回までとするとの上限(即ち、規定回数を10回とする)を規定している条件において、今、1時間内で、子機16Aを中継して通信した回数が10回であり、子機16Bを中継して通信した回数が5回であるとする。この場合に、子機16Cが、子機16A又は子機16Bを中継として通信しようとするに際して、子機16A、16Bからそれぞれビーコン信号を受信し(S1、S3)、無線の電界強度を測定する(S2、S4)。また、ビーコン信号には当該ビーコン発信元である子機16A、16Bが中継して通信した回数が情報として含まれている(S2、S4)。子機16Cは、今回、子機16Aとの間の経路を中継経路とすると、当該経路の通信回数は規定回数を超えることになるので、子機16Aを、当該子機16Aとの間の経路を中継経路とする選択をするような候補の対象から除く。したがって、子機16Cは、子機16Aからのビーコン信号から11回目の通信として子機16Aを中継することはできないが、子機16Bからのビーコン信号が10回未満であることから子機16Bを中継することができると判断する(S6、S7)。よって、子機16Cは、子機16Bを中継して通信開始の送信を行う(S8)。なお。S6において、子機16Aとの間の通信回数が規定回数以下である場合には、子機16Cは子機16Aとの通信を行うことは自明である(S8)。また、S7において、子機16Bとの間の通信回数も規定回数に達している場合には、データを通信することを優先して、相手側(子機16B)に強制送信を行う(S9)。
無線通信の所定以上の経路集中が生じないようにするため、中継接続できる端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有する場合の実施例として、図8を参照して説明する(通信はすべて無線(特定小電力無線方式)とする)。
子機の中継している台数を10台までとするとの上限接続台数を規定している条件において、今、子機Cが新たにネットワークに参加する場合において(S11)、子機16Aを中継としている他の子機端末が例えば10台であり、子機16Bを中継としている他の子機端末が5台であるとする。この場合に、子機16Cが、子機16A又は子機16Bを中継として通信しようとするに際して、子機16A、16Bからそれぞれビーコン信号を受信し(S12、S14)無線の電界強度を測定する(S13、S15)。また、ビーコン信号には当該ビーコン発信元である子機16A、16Bが中継している子機台数が情報として含まれている(S13、S15)。子機16Cは、今回、子機16Aとの間の経路を中継経路とすると、子機16Aが中継している子機台数が規定台数を超えることになるので、子機16Aを、当該子機16Aとの間の経路を中継経路とする選択をすることがない。したがって、子機16Cは、子機16Aからのビーコン信号から11台目の中継台数として子機Aを中継することはできないが、子機16Bからのビーコン信号から中継台数が10台未満であることから子機16Bを中継することができると判断できる(S16,S17)。よって、子機16Cは、子機16Bだけにネットワーク参加の要求信号を送信する(S18)。そして、子機16Bは子機16Cの情報を登録し、ネットワーク参加を許可する信号を返信する。これらの動作により、子機16Cは子機16Bを中継して設置され、ネットワークに参加することができる。なお。S16において、子機16Aが中継している子機台数が規定台数以下である場合には、子機16Cは子機16Aにネットワーク参加要求を行うことは自明である(S18)。また、S17において、子機16Bが中継している子機台数も規定台数に達している場合には、相手側(子機16B)にネットワーク参加の強制要求を行う(S19)。
以上、説明したように、規定時間内に規定回数以上の中継する通信回数を経験することに応じて、中継する経路を選択する端末の候補の対象から除くこと、或いは中継接続できる端末の台数をある規定台数以下になるように制限することで、通信の経路(ルート)の偏りが減少し、その結果、電池寿命が長くなり、通信の信頼性を確保することができる。また、上記では、本発明の実施例について無線テレメータシステムを例に挙げて説明したが、センサネットワークのようなシステムを含む多段中継ネットワークにおいても成立することは明らかである。また、無線テレメータシステムの構成要素としての無線子機(無線中継機の機能を奏するものを含む)のような無線端末においても、経路の選択から外す機能を備える、或いは中継接続できる台数を制限する機能を備えることもできることは明らかである。
各接続機器の電池の消耗量の偏りを防止するという観点からは、例えば特許文献2に記載されているような対策以外に、接続機器の電池電圧に閾値を設け、測定した電池電圧がその閾値を下回るとその接続機器への経路集中を緩和させるという方法も考えられる。しかし、電池電圧は電池が完全に切れる間際になって急速に消耗したり、また電圧が閾値を下回っても一時的に回復することがあるので正確に測定することは困難である。よってその方法を使用するにあたり、均等に接続機器の電池の消耗を防ぐことができない。
それに対して、本発明ではある端末への経路集中を端末の電池が消耗する前に抑えることができるので、より均等に端末の電池の消耗を防ぐことができる。
11 センタ側網制御装置 12 移動体無線網
13,15 端末側網制御装置 14 無線親機
16,16A,16B,16C 無線子機 17 メータ/センサ
21 端末側網制御装置I/F 22 不揮発メモリ
23 CPU 24 アンテナ
25 無線通信ユニット 26 ROM
27 RAM 28 電池
31 メータI/F 32 不揮発メモリ
33 CPU 34 アンテナ
35 無線通信ユニット 36 ROM
37 RAM 38 電池

Claims (6)

  1. 複数の接続機器が多段中継を成して接続されている多段中継ネットワークにおいて、規定時間内に規定回数以上の中継の通信回数を経験する前記接続機器については、中継する経路を選択する前記接続機器の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする多段中継ネットワーク。
  2. 複数の接続機器が多段中継を成して接続されている多段中継ネットワークにおいて、中継接続できる前記接続機器の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする多段中継ネットワーク。
  3. センタ側網制御装置に公衆網の回線を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に接続された無線親機と、前記無線親機にメッシュネットワークで無線接続される複数の無線子機と、前記複数の無線子機にそれぞれ接続された複数のマイコンメータによって構成される無線テレメータシステムであって、規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験する前記無線子機としての無線端末については、中継する経路を選択する前記無線端末の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする無線テレメータシステム。
  4. センタ側網制御装置に公衆網の回線を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に接続された無線親機と、前記無線親機にメッシュネットワークで無線接続される複数の無線子機と、前記複数の無線子機にそれぞれ接続された複数のマイコンメータによって構成される無線テレメータシステムであって、前記無線子機としての無線端末については、中継接続できる前記無線端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする無線テレメータシステム。
  5. 無線テレメータシステムにおいてガス、水道などの検針を行うマイコンメータと接続された無線子機であり、センタNCUに有線網又は無線網で接続された無線親機と直接に又は他の無線子機を中継して前記無線親機と特定小電力無線方式の通信を行う無線端末であって、規定時間内に規定回数以上の中継をする通信回数を経験することに応じて中継する経路を選択する無線端末の候補の対象から除く機能を有することを特徴とする無線端末。
  6. 無線テレメータシステムにおいてガス、水道などの検針を行うマイコンメータと接続された無線子機であり、センタNCUに有線網又は無線網で接続された無線親機と直接に又は他の無線子機を中継して前記無線親機と特定小電力無線方式の通信を行う無線端末であって、中継接続できる前記無線端末の台数をある規定台数以下になるように制限する機能を有すること特徴とする無線端末。
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