JP2015086489A - しみ防止布帛および繊維製品 - Google Patents

しみ防止布帛および繊維製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2015086489A
JP2015086489A JP2013226764A JP2013226764A JP2015086489A JP 2015086489 A JP2015086489 A JP 2015086489A JP 2013226764 A JP2013226764 A JP 2013226764A JP 2013226764 A JP2013226764 A JP 2013226764A JP 2015086489 A JP2015086489 A JP 2015086489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fabric
water
stain
stain preventing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013226764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6469950B2 (ja
Inventor
孝徳 原毛
Takanori Harage
孝徳 原毛
暢亮 尾形
Chosuke Ogata
暢亮 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Frontier Co Ltd
Original Assignee
Teijin Frontier Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Frontier Co Ltd filed Critical Teijin Frontier Co Ltd
Priority to JP2013226764A priority Critical patent/JP6469950B2/ja
Publication of JP2015086489A publication Critical patent/JP2015086489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6469950B2 publication Critical patent/JP6469950B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛、および該しみ防止布帛を用いてなる繊維製品を提供すること。【解決手段】撥水性のない繊維Aと撥水性のある繊維Bとを、重量比率(繊維A:繊維B)1:99〜49:51の範囲内で用いてしみ防止布帛を得る。【選択図】図1

Description

本発明は、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛、および該しみ防止布帛を用いてなる繊維製品に関する。
スポーツ用、肌着用、ユニフォーム用、アウター用等に使用されるウエアは、一般に肌に接するように着用されるため、夏場の運動時、肌から激しく発汗する汗により、ウエア表面が濡れることで汗じみになり、ウエア表面の審美性が損なわれると共に、ウエアが白色や中淡色の場合は、肌が透けることが問題とされてきた。そして、かかる問題を解決すべく、布帛の片面に撥水剤を付与して汗じみ防止を行う方法(例えば特許文献1参照)や撥水加工糸を用いて汗じみを抑制する方法(例えば特許文献2参照)などが提案されている。
しかしながら、現在、多く使用されている布帛には、汗じみ抑制とそれを維持する洗濯耐久性を満足なレベルに維持できるものが少ないのが実状であり、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛はこれまであまり提案されていない。
特開2011−226001号公報 特開2005−105442号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛、および該しみ防止布帛を用いてなる繊維製品を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、撥水性のない繊維および撥水性のある繊維を用いて布帛を構成し、これらの重量比率等を工夫することにより、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「撥水性のない繊維Aと撥水性のある繊維Bとで構成されるしみ防止布帛であって、前記繊維Aと前記繊維Bとの重量比率が(繊維A:繊維B)1:99〜49:51の範囲内であることを特徴とするしみ防止布帛。」が提供される。
ただし、撥水性のない繊維Aは接触角が120度未満の繊維であり、撥水性のある繊維Bは接触角が120度以上の繊維である。
その際、布帛の少なくともどちらか一方の表面において、JIS L1096 6.26吸水速度A法(滴下法)により測定した吸水速度が30秒以下であることが好ましい。また、前記繊維Aがポリエステル繊維であることが好ましい。また、前記繊維Aの単糸繊度が1.5dtex以下であることが好ましい。また、前記繊維Aが、単糸数30本以上のマルチフィラメントであることが好ましい。また、前記繊維Bが、撥水性ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、およびポリ塩化ビニル繊維からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。その際、前記撥水性ポリエステル繊維が、シリコーン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物を共重合もしくはブレンドしてなるポリエステル繊維、またはフッ素系撥水剤、シリコーン系撥水剤、炭化水素系撥水剤を用いて撥水加工が施されたポリエステル繊維であることが好ましい。また、前記のフッ素系撥水剤が、パーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の濃度が0〜5ng/gのフッ素系撥水剤であることが好ましい。また、前記繊維Bが仮撚捲縮加工糸であることが好ましい。また、前記繊維Bが30T/m以下のトルクを有する仮撚捲縮加工糸であることが好ましい。また、前記繊維Bの単糸繊度が前記繊維Aの単糸繊度よりも大であることが好ましい。
本発明のしみ防止布帛において、布帛の一方表面において前記繊維Aが露出しており、布帛の他方表面に前記繊維Bが露出していることが好ましい。また、布帛が下記(1)〜(4)のうち少なくともいずれかの要件を満たすことが好ましい。
(1)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の両面に前記繊維Bが露出し、かつ該布帛の片面において繊維Aと繊維Bが露出した面のループ占有率がともに30〜70%の範囲内である。
(2)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の片面にのみ前記繊維Bが露出し、かつ該面において、繊維Bのループ占有率が100%である。
(3)布帛がリバーシブルシングルニット布帛であり、繊維Bに繊維Aをプレーテイングしている。
(4)布帛が多重織物であり、繊維Bが該多重織物の片面にのみ配されている。
また、布帛に吸水加工が施されていることが好ましい。また、布帛の目付けが300g/m以下であることが好ましい。また、布帛の厚さが3.0mm以下であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記のしみ防止布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、傘、椅子張り、テーブルクロスおよびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品が提供される。
本発明によれば、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛、および該しみ防止布帛を用いてなる繊維製品が得られる。
実施例1で用いた編組織図である。 実施例2で用いた編組織図である。 実施例3で用いた編組織図である。 実施例4で用いた織組織図である。 実施例5で用いた織組織図である。 比較例1で用いた編組織図である。 比較例2で用いた編組織図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明の布帛は、撥水性のない繊維Aと撥水性のある繊維Bとで構成される。ただし、本発明でいう「撥水性のない繊維」とは接触角が120度未満の繊維であり、一方、「撥水性のある繊維」とは接触角が120度以上の繊維である。なお、接触角は、蒸留水を使用して繊維の単糸表面上に500plの蒸留水を滴下したときの繊維と水滴との接触角をθ/2法にて測定するものとする。
ここで、撥水性のない繊維Aは、本発明において吸水性に寄与する繊維であり、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、木綿やウールなどの天然繊維など特に限定されないが、ポリエステル繊維であることが好ましい。
かかるポリエステル繊維としては、ポリエチレンテレフタレートやポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ステレオコンプレックスポリ乳酸、第3成分を共重合させたポリエステルなどからなるポリエステル繊維が好ましい。なお、かかるポリエステルとしては、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルや、バイオマスすなわち生物由来の物質を原材料として得られたモノマー成分を使用してなるポリエチレンテレフタレートであってもよい。さらには、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。
繊維Aを形成するポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、艶消し剤、抗菌剤、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。例えば、ポリマー中に含まれるポリマー中に艶消し剤を含ませ、セミダルポリエステルまたはフルダルポリエステルとすると、布帛に防透性や赤外線・紫外線遮蔽性を付加することができ好ましい。また、抗菌剤としては、天然系抗菌剤や無機系抗菌剤だけでなく、国際公開第2011/048888号パンフレットに記載されたような、エステル形成性スルホン酸金属塩化合物またはエステル形成性スルホン酸ホスホニウム塩化合物を共重合させたポリエステルに酸性処理を施したものでもよい。
前記繊維Aの形態としては、短繊維でもよいし長繊維(マルチフィラメント)でもよいが、優れた吸水性を得る上で長繊維(マルチフィラメント)が好ましい。特に、前記繊維が、単糸繊度が1.5dtex以下(より好ましくは0.0001〜1.2dtex、特に好ましくは0.001〜0.9dtex)であると、優れた吸水性が得られ好ましい。特に、フィラメント数が30本以上(より好ましくは70〜200本)のマルチフィラメントであると、さらに優れた吸水性が得られ好ましい。その際、マルチフィラメントの総繊度としては20〜200dtex(より好ましくは20〜150dtex)の範囲内であることが好ましい。国際公開第2005/095686号パンフレットに記載されたような、ナノファイバーと称される単糸繊維径1μm以下の超極細繊維であってもよい。
前記繊維Aとしては、吸水性を向上させる上で、マルチフィラメントに仮撚捲縮加工が施された仮撚捲縮加工糸、空気加工糸、2種以上の構成糸条を空気混繊加工や複合仮撚加工させた複合糸、サイドバイサイド型潜在捲縮繊維などであってもよい。
前記繊維Aの単繊維横断面形状は特に限定されず、丸だけでなく、三角、扁平、国際公開第2008/001920号パンフレットに記載されたようなくびれ付き扁平、中空など異型断面形状でもよい。
一方、撥水性のある繊維Bの繊維種類としては、撥水性ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維などが好適である。これらの繊維はいずれも優れた撥水性を有するので、かかる繊維Bと前記繊維Aとを用いて、特定の構造を有する布帛を製編または製織することにより吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗などのしみ防止効果を有するしみ防止布帛が得られる。
ここで、撥水性ポリエステル繊維としては、シリコーン系化合物もしくはフッ素系化合物、炭化水素系化合物を共重合もしくはブレンドしてなるポリエステル繊維、シリコーン系、炭化水素系、フッ素系いずれかの撥水剤を用いて撥水加工が施されたポリエステル繊維であることが好ましい。その際、共重合もしくはブレンド量としてはポリエステル重量対比5〜25wt%であることが好ましい。また、撥水加工が施されたポリエステル繊維において、撥水剤の含有量としては、加工前のポリエステル繊維重量対比0.4重量%以上(より好ましくは0.4〜10重量%)であることが好ましい。
その際、前記のフッ素系撥水剤は、パーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の濃度が0〜5ng/gのフッ素系撥水剤であることが好ましい。かかるフッ素系撥水剤としては、N−メチロール基を含有しないモノマーのみから構成されたパーフルオロアルキルアクリレート共重合体や市販されているものなどが例示される。市販されているものでは、旭硝子(株)製のフッ素系撥水撥油剤であるアサヒガードEシリーズAG−E061、住友スリーエム(株)製のスコッチガードPM3622、PM490、PM930などが好ましく例示される。
なお、撥水性ポリエステル繊維を製造する方法としては特に限定されず公知の方法でよい。シリコーン系化合物もしくはフッ素系化合物を共重合もしくはブレンドしてなるポリエステル繊維の製造方法としては、例えば、特開2010−138507号公報に記載された方法などが例示される。一方、撥水加工の方法としては、例えば、フッ素系撥水剤に必要に応じて制電剤、メラミン樹脂、触媒などを混合して得られた加工剤を、パッド法やスプレー法などによりポリエステル繊維に付与する方法が例示される。
前記繊維Bの形態としては、短繊維でもよいし長繊維(マルチフィラメント)でもよいが、優れた撥水性を得る上で長繊維(マルチフィラメント)が好ましい。特に、繊維Bの単糸繊度は、撥水性を得る上で、繊維Aの単糸繊度よりも大きいことが好ましく、単糸繊度が0.5〜5.0dtex(より好ましくは0.5〜1.5dtex)であると、優れた撥水性が得られ好ましい。繊維Bのフィラメント数、総繊度としては、フィラメント数20本以上(より好ましくは20〜200本)、総繊度30〜200dtex(より好ましくは30〜150dtex)であることが好ましい。
前記繊維Bが、マルチフィラメントに仮撚捲縮加工が施された仮撚捲縮加工糸、空気加工糸、2種以上の構成糸条を空気混繊加工や複合仮撚加工させた複合糸、さらには前記のような30T/m以下のトルクを有する複合糸であってもよい。記繊維Bの単繊維横断面形状は特に限定されず、丸だけでなく、三角、扁平、国際公開第2008/001920号パンフレットに記載されたようなくびれ付き扁平、中空など異型断面形状などでもよい。
本発明のしみ防止布帛において、前記繊維Aと前記繊維Bとの重量比率が(繊維A:繊維B)1:99〜49:51の範囲内であることが肝要である。前記繊維Aの重量比率が該範囲よりも大きいと、布帛の撥水性が低下するおそれがあり好ましくない。逆に、前記繊維Bの重量比率が該範囲よりも小さいと、布帛の撥水性が低下するおそれがあり好ましくない。
本発明のしみ防止布帛において、布帛組織としては特に限定されない。例えば、よこ編組織としては、平編、ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編、片側結接、ニットミス、リバーシブル天竺等が例示される。また、たて編組織としては、裏挿入、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフ編、ハーフベース編、サテン編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等などが例示される。また、織物組織としては、平織、綾織、朱子織等の三原組織、変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロードなどが例示される。さらには、不織布であってもよい。もちろんこれらに限定されない。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。
なかでも、布帛が下記(1)〜(4)のうち少なくともいずれかの要件を満たすと、繊維Bと繊維Bとの間に空隙ができにくく、かかる空隙が減少することで撥水性および吸水性が向上し好ましい。
(1)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の両面に前記繊維Bが露出し、かつ該布帛の片面において繊維Aと繊維Bが露出した面のループ占有率がともに30〜70%の範囲内である。
(2)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の片面にのみ前記繊維Bが露出し、かつ該面において、繊維Bのループ占有率が100%である。
(3)布帛がリバーシブルシングルニット布帛であり、繊維Bに繊維Aをプレーテイングしている。
(4)布帛が多重織物であり、繊維Bが該多重織物の片面にのみ配されている。
本発明のしみ防止布帛は、前記の繊維Aと前記繊維Bとを用いて、通常の織機または編機を使用して製造することができる。また、前記布帛には、通常の染色加工、減量加工、起毛加工、カレンダー加工、エンボス加工、蓄熱加工、吸水加工、抗菌加工などの後加工を適宜施しても良い。なかでも、優れた吸水性を得る上で吸水加工を施すことが好ましい。かかる吸水加工を施す方法としては、布帛にPEGジアクリレートおよびその誘導体やポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体などの親水化剤を染色時に同浴加工することが好適に例示される。
かくして得られた布帛において、撥水性のない繊維Aが水分を吸収すると同時に、撥水性のある繊維Bが水分をはじく効果を奏し、これらの相乗作用により、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、さらにはこれらの洗濯耐久性にも優れる。
かかる布帛の目付けとしては300g/m以下(より好ましくは50〜300g/m)であることが好ましい。該目付けが300g/mよりも大きいと布帛の重量が大きくなり、布帛の着用快適性が損なわれるおそれがある。また、布帛の厚さとしては3.0mm以下(より好ましくは0.35〜0.65mm)であることが好ましい。
次に、本発明の繊維製品は、記載の布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、傘、椅子張り、テーブルクロス、およびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品である。
ここで、前記繊維Bが露出した表面(前記合成繊維Bが布帛の両面に露出している場合は、より多く前記繊維Bが露出する表面)を外気側に用い、一方、前記繊維Aが露出した表面(前記合成繊維Aが布帛の両面に露出している場合は、より多く前記繊維Aが露出する表面)を内側(肌側)に用いると、内側表面において汗などの水分が速やかに吸収され、かつ外側表面に浸透しにくく優れたしみ防止効果が得られる。
なお、繊維製品に応じて、前記繊維Bが露出した表面と前記繊維Aが露出した表面との表裏を適宜変更して、汗、雨水、飲料などのしみを防止してもよい。
本発明の実施例および比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(1)目付けの測定方法
JISL1018 6.4により測定した。
(2)厚さの測定方法
JISL1018 6.5により測定した。
(3)ループ占有比率の測定方法
ループ数比率(%)=露出する繊維B(A)からなるループ数/表面全体のループ数×100
(4)吸水速度(滴下法)
JIS L1096 6.26吸水速度A法(滴下法)により測定した。
(5)繊維の接触角の測定
最終的に得られた布帛から繊維を抜き取り、協和界面科学(株)社製自動微小接触角測定装置「MCA−2」を使用し、蒸留水を使用して繊維の単糸表面上に500plの蒸留水を滴下したときの繊維と水滴との接触角をθ/2法にて測定した。
(6)洗濯方法
JIS L0217 103により実施した。
[実施例1]
丸編28Gダブル機を使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(繊維A)、糸種2としてシリコーン系化合物を5.5重量%共重合させたシリコーン系撥水剤共重合型撥水セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/36fil(繊維B)を用いて、図1に示す組織図の編地を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。
得られた編地において、吸水性に優れ、ウエアにした時の外気側面の汗じみ防止効果に優れるものであった。また、編地を洗濯20回実施した後も、汗じみ防止効果と吸水性に優れるものであった。
[実施例2]
丸編28Gダブル機を使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(繊維A)、糸種2として実施例1と同じシリコーン系撥水剤共重合型撥水セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/36fil(繊維B)を用いて、図2に示す組織図の編地を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れ、ウエアにした時の外気側面の汗じみ防止効果に優れるものであった。また、編地を洗濯20回実施した後も、汗じみ防止効果と吸水性に優れるものであった。
[実施例3]
丸編28Gシングル機を使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(繊維A)、糸種2として下記の撥水加工が施されたセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸110tex/72fil(繊維B)を用いて、図3に示す組織図の編地を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れ、かつウエアにした時の外気側面の汗じみ防止効果に優れるものであった。また、編地を洗濯20回実施した後も、汗じみ防止効果と吸水性に優れるものであった。
[実施例4]
レピアルームを使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸56dtex/72fil(繊維A)、糸種2として下記の撥水加工が施されたセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84tex/36fil(繊維B)を用いて、図4に示す組織図の織物布帛を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れ、かつウエアにした時の外気側面の汗じみ防止効果に優れるものであった。また、編地を洗濯20回実施した後も、汗じみ防止効果と吸水性に優れるものであった。
(撥水加工の条件)
・撥水剤の種類 フッ素系化合物(商品名アサヒガードEシリーズAG−E061)
なお、該フッ素系化合物はパーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の濃度が0〜5ng/gのフッ素系撥水剤である。
・加工条件 浴比1:50、0.5重量%溶液使用。
処理条件 温度90℃、時間30分
・加工方法 浴中吸尽加工
[実施例5]
ウォータージェットルームを使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸22dtex/96fil(繊維A)、糸種2としてシリコーン系撥水剤共重合型撥水セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸33tex/36fil(繊維B)を用いて、図5に示す組織図の織物布帛を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れ、かつウエアにした時の外気側面の汗じみ防止効果に優れるものであった。また、編地を洗濯20回実施した後も、汗じみ防止効果と吸水性に優れるものであった。
[比較例1]
丸編28Gダブル機を使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(繊維A)、糸種2として実施例1と同じシリコーン系撥水剤共重合型撥水セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/36fil(繊維B)を用いて、図6に示す組織図の編地を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れるものの、ウエアにした時の外気側面の汗じみが目立つものであった。
[比較例2]
丸編28Gシングル機を使用して、糸種1としてセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸110dtex/144fil(繊維A)、糸種2として実施例1と同じシリコーン系撥水剤共重合型撥水セミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/36fil(繊維B)を用いて、図7に示す組織図の編地を得た。
次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。得られた編地において、吸水性に優れるものの、ウエアにした時の外気側面の汗じみが目立つものであった。
なお、表中、コース数およびウエール数の単位は本/2.54cmである。
本発明によれば、吸水性と撥水性とを兼ね備え、汗じみなどのしみを防止する効果を有し、しかもこれらの洗濯耐久性に優れたしみ防止布帛、および該しみ防止布帛を用いてなる繊維製品が提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (17)

  1. 撥水性のない繊維Aと撥水性のある繊維Bとで構成されるしみ防止布帛であって、
    前記繊維Aと前記繊維Bとの重量比率が(繊維A:繊維B)1:99〜49:51の範囲内であることを特徴とするしみ防止布帛。
    ただし、撥水性のない繊維Aは接触角が120度未満の繊維であり、撥水性のある繊維Bは接触角が120度以上の繊維である。
  2. 布帛の少なくともどちらか一方の表面において、JIS L1096 6.26吸水速度A法(滴下法)により測定した吸水速度が30秒以下である、請求項1に記載のしみ防止布帛。
  3. 前記繊維Aがポリエステル繊維である、請求項1または請求項2に記載のしみ防止布帛。
  4. 前記繊維Aの単糸繊度が1.5dtex以下である、請求項1〜3のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  5. 前記繊維Aが、単糸数30本以上のマルチフィラメントである、請求項1〜4のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  6. 前記繊維Bが、撥水性ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、およびポリ塩化ビニル繊維からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  7. 前記撥水性ポリエステル繊維が、シリコーン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物を共重合もしくはブレンドしてなるポリエステル繊維、またはフッ素系撥水剤、シリコーン系撥水剤、炭化水素系撥水剤を用いて撥水加工が施されたポリエステル繊維である、請求項6に記載のしみ防止布帛。
  8. 前記のフッ素系撥水剤が、パーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の濃度が0〜5ng/gのフッ素系撥水剤である、請求項7に記載のしみ防止布帛。
  9. 前記繊維Bが仮撚捲縮加工糸である、請求項1〜8のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  10. 前記繊維Bが30T/m以下のトルクを有する仮撚捲縮加工糸である、請求項1〜9のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  11. 前記繊維Bの単糸繊度が前記繊維Aの単糸繊度よりも大である、請求項1〜10のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  12. 布帛の一方表面において前記繊維Aが露出しており、布帛の他方表面に前記繊維Bが露出している、請求項1〜11のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  13. 布帛が下記(1)〜(4)のうち少なくともいずれかの要件を満たす、請求項1〜12のいずれかに記載のしみ防止布帛。
    (1)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の両面に前記繊維Bが露出し、かつ該布帛の片面において繊維Aと繊維Bが露出した面のループ占有率がともに30〜70%の範囲内である。
    (2)布帛がダブルニット布帛であり、該布帛の片面にのみ前記繊維Bが露出し、かつ該面において、繊維Bのループ占有率が100%である。
    (3)布帛がリバーシブルシングルニット布帛であり、繊維Bに繊維Aをプレーテイングしている。
    (4)布帛が多重織物であり、繊維Bが該多重織物の片面にのみ配されている。
  14. 布帛に吸水加工が施されている、請求項1〜13のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  15. 布帛の目付けが300g/m以下である、請求項1〜14のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  16. 布帛の厚さが3.0mm以下である、請求項1〜15のいずれかに記載のしみ防止布帛。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載のしみ防止布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、傘、椅子張り、テーブルクロスおよびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品。
JP2013226764A 2013-10-31 2013-10-31 しみ防止布帛および繊維製品 Active JP6469950B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226764A JP6469950B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 しみ防止布帛および繊維製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226764A JP6469950B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 しみ防止布帛および繊維製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015086489A true JP2015086489A (ja) 2015-05-07
JP6469950B2 JP6469950B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=53049601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013226764A Active JP6469950B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 しみ防止布帛および繊維製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6469950B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6170639B1 (ja) * 2017-03-06 2017-07-26 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP6196747B1 (ja) * 2017-05-31 2017-09-13 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP2018016923A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 帝人株式会社 アシストスーツ用衣料
JP2019058352A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 ヤマセイ株式会社 マット
JP2019127672A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 帝人フロンティア株式会社 多層構造織編物および繊維製品
JP2019183307A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 帝人フロンティア株式会社 撥水性織物および衣料
JP2020180390A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 帝人フロンティア株式会社 織物および繊維製品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW202132644A (zh) * 2019-11-15 2021-09-01 大陸商東麗纖維研究所(中國)有限公司 一種面料

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266249A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Seiren Co Ltd 吸水・撥水性の二層構造織編地およびその製造方法
JP2004131904A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Hideki Tsunoda 外側に滲み班が出来ないインナーウエア
JP2005105442A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Mitsukawa Kk 多層構造編地
JP2007092190A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Teijin Fibers Ltd 片面撥水性多層構造織編物およびその製造方法および繊維製品
JP2007270374A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Komatsu Seiren Co Ltd 撥水撥油性布帛およびその製造方法
JP2008063700A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Toyo Senko Corp 布帛の表面加工処理方法
JP2009299201A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Teijin Fibers Ltd 速乾性に優れた編地および繊維製品
JP2010031440A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 A Plan Kk 衣料
JP2011226001A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Teijin Fibers Ltd 汗じみ防止布帛および汗じみ防止衣料

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266249A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Seiren Co Ltd 吸水・撥水性の二層構造織編地およびその製造方法
JP2004131904A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Hideki Tsunoda 外側に滲み班が出来ないインナーウエア
JP2005105442A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Mitsukawa Kk 多層構造編地
JP2007092190A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Teijin Fibers Ltd 片面撥水性多層構造織編物およびその製造方法および繊維製品
JP2007270374A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Komatsu Seiren Co Ltd 撥水撥油性布帛およびその製造方法
JP2008063700A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Toyo Senko Corp 布帛の表面加工処理方法
JP2009299201A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Teijin Fibers Ltd 速乾性に優れた編地および繊維製品
JP2010031440A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 A Plan Kk 衣料
JP2011226001A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Teijin Fibers Ltd 汗じみ防止布帛および汗じみ防止衣料

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018016923A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 帝人株式会社 アシストスーツ用衣料
JP6170639B1 (ja) * 2017-03-06 2017-07-26 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP2018145560A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP6196747B1 (ja) * 2017-05-31 2017-09-13 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP2018145579A (ja) * 2017-05-31 2018-09-20 東洋紡Stc株式会社 自動化洗濯プラント対応編地
JP2019058352A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 ヤマセイ株式会社 マット
JP2019127672A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 帝人フロンティア株式会社 多層構造織編物および繊維製品
JP7015697B2 (ja) 2018-01-25 2022-02-15 帝人フロンティア株式会社 多層構造織編物および繊維製品
JP2019183307A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 帝人フロンティア株式会社 撥水性織物および衣料
JP2020180390A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 帝人フロンティア株式会社 織物および繊維製品
JP7299055B2 (ja) 2019-04-24 2023-06-27 帝人フロンティア株式会社 織物および繊維製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP6469950B2 (ja) 2019-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5596886B1 (ja) 布帛および繊維製品
JP6469950B2 (ja) しみ防止布帛および繊維製品
JP5933952B2 (ja) 布帛および繊維製品
JP6775526B2 (ja) 面ファスナーおよび繊維製品
JP5612702B2 (ja) 織物および衣料
JP6279845B2 (ja) 遮熱性および放熱性に優れた織編物および繊維製品
JP2020002495A (ja) 柄を有するアウター衣料用編地
JP2016194182A (ja) パイル布帛およびその製造方法および繊維製品
JP3631685B2 (ja) 吸水・撥水性の二層構造織編地およびその製造方法
JP2012184520A (ja) 赤外線遮蔽性布帛および繊維製品
JP4414854B2 (ja) 吸湿時に通気性が向上する撥水性織編物および繊維製品
JP6302608B1 (ja) ビジネスシャツ用編地
JP7299055B2 (ja) 織物および繊維製品
WO2024135185A1 (ja) 布帛および繊維製品
JP6455094B2 (ja) 織物
JP2015208392A (ja) 寝装品カバー用布帛および寝装品カバー
JP6266953B2 (ja) 消臭性繊維構造物および繊維製品
JP2012012726A (ja) 遮熱性織編物および衣料
JP6983019B2 (ja) 湯浴み着用布帛および湯浴み着
JP2012082536A (ja) 蓄熱性布帛および繊維製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180307

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180315

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6469950

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250