JP2018145560A - 自動化洗濯プラント対応編地 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】短繊維が綿繊維からなる紡績糸とポリエステルフィラメントとを80重量%以上含み、かつ紡績糸とポリエステルフィラメントの使用重量比が10:90〜80:20である丸編シングルニットであり、目付が100〜250g/m2であり、かつ厚みが0.4〜0.8mmであることを特徴とする自動化洗濯プラント対応編地。
【選択図】なし
Description
(1)短繊維が綿繊維からなる紡績糸とポリエステルフィラメントとを80重量%以上含み、かつ紡績糸とポリエステルフィラメントの使用重量比が10:90〜80:20である丸編シングルニットであり、目付が100〜250g/m2であり、かつ厚みが0.4〜0.8mmであることを特徴とする自動化洗濯プラント対応編地。
(2)ポリエステルフィラメントがフラットヤーンであることを特徴とする(1)に記載の自動化洗濯プラント対応編地。
(3)ポリエステルフィラメントの単糸繊度が0.5〜6dtexであることを特徴とする(1)または(2)に記載の自動化洗濯プラント対応編地。
(4)編地にS撚とZ撚の紡績糸が含まれており、それぞれの紡績糸が交編されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の自動化洗濯プラント対応編地。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載の自動化洗濯プラント対応編地からなる自動化洗濯プラント対応衣料。
JIS−L1095−9.4.1の一般紡績糸試験法の性量テックス・番手測定の綿番手測定方法に準拠して測定した。
JIS−1013−8.3.1A法の正量繊度に準拠して測定した。
JIS−L1095−9.15.1 A法のより数に準拠して測定した。
JIS−L1030−2の混紡率に準拠して測定した。
JIS−L1095−9.17.1 A法のスナール指数に準拠して測定した。
JIS−L1096 8.6.2 編物の密度に準拠して編地のコース密度(個/2.54cm)、ウェール密度(個/2.54cm)を測定した。目視で測定する際、ウエール方向(又はコース方向)に組織図上で最もニットループが多いところを選んで、そのニットループ数を測定して密度とした。
JIS−L1096 8.3.2 A法の標準状態における単位面積当たりの質量に準拠して編地の目付を測定した。
紡績糸、フィラメントの繊度
JIS−L1096 8.4 A法の厚さに準拠して編地の厚みを測定した。測定条件の一定圧力は0.7kPaでおこなった。
JIS−L−1096 A法、45度カンチレバー法で測定した。タテ方向測定値の平均値とヨコ方向測定値の平均値を合算したものを剛軟度とした。
JIS−L−1059−1モンサント法で測定した。但し、生地は、水に浸漬後、家庭洗濯器で3分脱水した直後のものを測定した。本発明の圧力脱水後のケーキ保形性の評価は、生地の裏面を測定する。この理由として、自動化洗濯プラントで圧力脱水したケーキの崩れやすいエッジ部分では、この表面には山折れ状になった生地表の凸部が多く現れる(すなわち、裏面では谷折れとなっている)ためである。モンサント法は、谷折りしたシワの回復性を評価するので、実情に合わせて裏面の測定値を用いる。尚、シングルニットでは、衣類の表は編地の表(ニットループ面)と同じ面を用いるのが一般的である。
興亜商会製のDS式織物摩擦係数試験機を使用して、静摩擦係数を測定した。図11にDS式織物摩擦係数試験器の構造を示す。測定は、試験機を稼働し、滑り片(A)が乗った滑り台(B)が後方に引っ張られるが、滑り台(B)に対して滑り片(A)が滑り始める瞬間の荷重を(C)測定部の目盛で読んだ値が静摩擦力Fsである。静摩擦係数Fsは下記式により算出する。
静摩擦係数=Fs/(荷重(D)の重量+試料(E)の重量)
測定条件:摩擦布として綿布(金巾3号)を使用する。測定環境20±2℃,65±3%RH、引張速度7.5cm/min、荷重は98.1cNとした。測定試料は、絶乾したあと、測定環境にて48時間調湿したものを用いた。静摩擦係数は、編物のタテ方向を測定した結果である。
50kgの衣類を連続式洗濯機(CR60−8II:三菱重工製)に投入し、本洗温度60℃で洗剤と共にトータル20分洗濯した。その後、圧力脱水機(ASP350:旭機械製作所)に投入し、圧力30Mpaで30秒間脱水した。脱水された衣類は円柱状のケーキ状になっているが、衣類が膨らんでその形状が綺麗に保たれず、衣類がはみ出た長さとはみ出た個数を下記のように点数化、等級格付けした。
・はみ出し長さ
5cm未満 :1点
5cm以上10cm未満:3点
10cm以上 :5点
・等級格付け
1級:16点以上
2級:11〜15点
3級:5〜10点
4級:2〜4点
5級:1点以内
タンブラー乾燥機で ある程度の水分を除去した衣類を型枠に通し、連続アイロナーR−832(ムサシノキカイ)にてシワを拡げながら完全乾燥させる。蒸気圧は0.34Mpa、出口のスピードは毎分13mで通した。10着通過させ、10着すべて通過すれば〇、1着でも通過せずに滞留すれば×とした。
ロールアイロンにて乾燥プレスされた衣類は、自動たたみフォルダー機により長方形に畳まれる。前開き上着の折り畳み方を図12に示す。問題なく綺麗に畳まれる評価基準は、以下の点数化に依った。5着の平均とした。下記式により評価して、3級以上であれば合格とする。
点数=サイズのずれ(点)×折り畳みライン(点)×シワ(点)
・サイズのずれ
5mm未満 :1点
5mm以上20mm未満:2点
20mm以上 :3点
・折り畳みライン
まっすぐ:1点
蛇行 :2点
・シワ
無し:1点
有り:2点
・等級格付け
1級:12点
2級:9〜11点
3級:5〜8点
4級:2〜4点
5級:1点以内
モニター10人で開発した生地を使用した衣類を着用し、風合い及び着用感について標準生地を使用した衣類と比較した。生地の風合いが、標準生地とほぼ同等の場合は◎、標準試料より少し硬い場合は○、硬い場合は△、非常に硬い場合は×とした、なお、標準試料は比較例1を用いた。着用感は、◎及び○の評価を合格と判断した。
自動化洗濯プラントにて製品を繰り返し5回洗濯実施し、着丈と肩幅の縮みを評価した。結果は、2着の評価の平均とした。下記の評価で3級以上を合格と判断した。尚、自動化洗濯は、連続洗濯機→油圧式脱水機→タンブラー乾燥機→シワを伸ばすロールアイロナー→フォルダを前記の条件で通して洗濯1回とした。
・着丈の縮み
0〜3%未満 :1点
3〜5%未満 :2点
5%以上7%未満:3点
7%以上 :4点
・肩幅の縮み
0〜3%未満 :1点
3〜5%未満 :2点
5%以上7%未満:3点
7%以上 :4点
・等級格付け
1級:16点
2級:10〜15点
3級:5〜9点
4級:3〜5点
5級:2点以内
自動化洗濯プラントにて100回の繰返し連続洗濯を行い、下記の点数化で評価した。下記の評価で4級以上を合格と判断した。
点数=ピリング(点)×生地痩せ(点)
発生無し :1点
やや発生 :2点
発生 :3点
かなり発生:4点
・生地痩せ
変化無し :1点
やや痩せた :2点
痩せた :3点
かなりやせた:4点
・等級格付け
1級:16点
2級:10〜15点
3級:5〜9点
4級:3〜5点
5級:2点以内
酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6(撚係数=撚数/英式番手1/2)のリング紡績糸30番単糸を用いてストライプ組織(図2)にて製編した。給糸1,2,4,5にはポリエステルフィラメント84dtex、給糸3,6にはスーピマ綿30番単糸を配した。使用した編機は30インチ−28ゲージのシングル編機3FA(福原精機製)を使用した。編地における紡績糸の生地内混率は59%,綿の生地内混率も同様に59%であった。
処方1:苛性ソーダ(日本曹達製)5g/L、
精練剤(日華化学(株)製ピッチランL250)2g/L、
トリポリ燐酸ソーダ(多田薬品株製)2g/L、
過酸化水素安定剤(日華化学(株)製PLC7000)1g/L、
35%過酸化水素 15ml/L
パーソフタルMAX(日華化学株製浴中柔軟剤)1g/L
処方2
染色条件:浴比1:15、分散染色130℃×30分⇒ソーピング2回・湯先・中和・水洗した。
染色処方:pH調整剤(酢酸0.2g/l pH=4)、均染剤(明成化学工業(株)製ディスパTL)1g/l、分散型染料(住友カラーケミカル(株)製Sumikaron BLUE E−FBL)1.0%owf
染色条件:浴比1:15、分散染色130℃×30分⇒還元洗浄⇒湯洗・水洗
処方3
柔軟処理:高松油脂(株)製柔軟剤 EX−200 1.0%owf
さらに、遠心脱水後、幅出し乾燥を行って性量調整した。
この生地を図13の仕様で前ボタンの上着製品を作った。
(実用洗濯結果)
この製品を200着用意し、連続洗濯プラントに投入した。圧力脱水は(株)アサヒ製作所/ASP−350の設備を使用した。その結果、圧力脱水後のケーキ形状は保たれ、崩れることなく、次の乾燥工程に移すことができた。その後、連続タンブル乾燥機した後、生乾き状態で(株)ムサシノキカイ/R−832を用いてロールアイロン機にて乾燥し、その後自動たたみ機(東都フォルダー工業(株)/P4S)を用いて畳んだ。開発した生地による衣類はロールアイロン機の工程通過性は問題なく、自動たたみ機で綺麗に畳むことができた。更に、モニター着用試験にて綿100%丸編生地(比較例1)を比較とし、着用試験を実施した結果を表1に示す。その結果、開発した編み地からなる衣類は綿100%編地と同等の着用評価が得られた。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数72、単糸繊度1.17dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて実施例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数24、単糸繊度4.58dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて実施例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて実施例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸Z撚りと同様の30番単糸S撚りの糸を用いた。実施例1と同じストライプ編組織(図2)にて製編した。このとき給糸1,2,4,5にはポリエステルフィラメント84dtex、給糸3にはスーピマ綿Z撚30番単糸、給糸6にはスーピマ綿S撚30番単糸を配した。実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地は、繰り返し5回洗濯後の編地の斜行率は1.2%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるリング60番双糸(下撚29.4Twist/2.54cm、上撚20.6Twist/2.54cm、スナール指数5.0)を用いて実施例1と同じストライプ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。ここで用いた双糸は、トルクが無く、自動化洗濯プラントにて繰り返し5回洗濯後の製品の斜行率は0.8%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸Z撚の糸を用いてウエルト天竺組織で製編し、実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚30番単糸、給糸2にはフルダルフラットヤーン110dtex/48Fを配置した。得られた編地は、無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、ストライプ柄に比べて湿潤時のシワ回復性が悪く、圧力脱水後のケーキ形状性が良かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例7に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の167dtex,フィラメント数48、単糸繊度3.48dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸50番単糸Z撚の糸を用いてウエルト天竺組織で製編し、実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚50番単糸、給糸2にはポリエステルフラットヤーン167dtex/48Fを配置した。得られた編地は、無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、実施例7に比べてポリエステル混率が高いため、やや生地の摩擦係数が低く、ロールアイロン対応性は優れていないが、十分対応できるものであった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例7に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の56dtex,フィラメント数24、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿からなる撚係数3.6の精紡交撚糸30番単糸Z撚の糸を全面に用いてウエルト天竺組織で製編し、実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。得られた編地は、紡績糸風合いが強く無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、圧力脱水後のチーズ形状保形性は良好であった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。綿混率は高いが、紡績糸の中にポリエステルフィラメントが入っているため、寸法安定性は大きく低下しなかった。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸Z撚りと同様の40番単糸S撚りの糸を用いてカノコ編組織にて製編した。編組織を図5に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚40番単糸、給糸3にはスーピマ綿S撚40番単糸を配した。給糸2.4にはポリエステルフィラメント110dtexを配置した。実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を自動化洗濯プラントにて5回洗濯後の製品の斜行率は1.0%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸50番単糸Z撚りと同様の50番単糸S撚りの糸を用いてストライプ(小)編組織にて製編した。編組織を図6に示す。給糸1にはポリエステルフィラメントを給糸2にはスーピマ綿Z撚50番単糸、給糸3にはスーピマ綿S撚50番単糸を配した。実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の5回洗濯後の製品の斜行率は1.5%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
スーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて天竺編組織にて製編した。編組織を図4に示す。ポリエステル染色工程を除いて実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地は、綿100%で着用感は優れているものの、洗濯後の縮みと斜行が強いものであった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメント加工糸とスーピマ綿とポリエステルが混紡されたZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸を用いてダブルニット組織で製編した。編組織を図3に示す。実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を用いた衣類は、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
実施例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメント仮撚加工糸とスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸を用いて実施例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を使用した衣類は、ポリエステルフィラメントが仮撚加工糸であるため、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
比較例3に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の167dtex,フィラメント数48、単糸繊度3.48dtexのポリエステルフィラメント仮撚加工糸とカチオン可染ポリエステル167dtex、フィラメント数144、単糸繊度1.16の加工糸を図3に示す編組織にて編成し、実施例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を使用した衣類は、綿が入っていないことと、ポリエステルフィラメントが仮撚加工糸であるため、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
タテ糸にポリエステル30%綿70%混紡糸20/1先染め糸、ヨコ糸にタテ糸と同じ先染糸をタテ糸密度81本/2.54cm、ヨコ糸密度60本/2.54cmのヒラ織物を作った。得られた織物の詳細と評価結果を表1に示す。
(1)短繊維が綿繊維からなる紡績糸とポリエステルフィラメントとを80重量%以上含み、かつ紡績糸とポリエステルフィラメントの使用重量比が10:90〜80:20である丸編シングルニットであり、目付が100〜250g/m2であり、かつ厚みが0.4〜0.8mmであり、編地にS撚とZ撚の紡績糸が含まれており、それぞれの紡績糸が交編されていることを特徴とする自動化洗濯プラント対応編地。
(2)ポリエステルフィラメントの単糸繊度が0.5〜6dtexであることを特徴とする(1)に記載の自動化洗濯プラント対応編地。
(3)(1)または(2)に記載の自動化洗濯プラント対応編地からなる自動化洗濯プラント対応衣料。
酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6(撚係数=撚数/英式番手1/2)のリング紡績糸30番単糸を用いてストライプ組織(図2)にて製編した。給糸1,2,4,5にはポリエステルフィラメント84dtex、給糸3,6にはスーピマ綿30番単糸を配した。使用した編機は30インチ−28ゲージのシングル編機3FA(福原精機製)を使用した。編地における紡績糸の生地内混率は59%,綿の生地内混率も同様に59%であった。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数72、単糸繊度1.17dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて参考例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数24、単糸繊度4.58dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて参考例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて参考例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸Z撚りと同様の30番単糸S撚りの糸を用いた。参考例1と同じストライプ編組織(図2)にて製編した。このとき給糸1,2,4,5にはポリエステルフィラメント84dtex、給糸3にはスーピマ綿Z撚30番単糸、給糸6にはスーピマ綿S撚30番単糸を配した。参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地は、繰り返し5回洗濯後の編地の斜行率は1.2%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなるリング60番双糸(下撚29.4Twist/2.54cm、上撚20.6Twist/2.54cm、スナール指数5.0)を用いて参考例1と同じストライプ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。ここで用いた双糸は、トルクが無く、自動化洗濯プラントにて繰り返し5回洗濯後の製品の斜行率は0.8%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸Z撚の糸を用いてウエルト天竺組織で製編し、参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚30番単糸、給糸2にはフルダルフラットヤーン110dtex/48Fを配置した。得られた編地は、無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、ストライプ柄に比べて湿潤時のシワ回復性が悪く、圧力脱水後のケーキ形状性が良かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例7に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の167dtex,フィラメント数48、単糸繊度3.48dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸50番単糸Z撚の糸を用いてウエルト天竺組織で製編し、参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚50番単糸、給糸2にはポリエステルフラットヤーン167dtex/48Fを配置した。得られた編地は、無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、参考例7に比べてポリエステル混率が高いため、やや生地の摩擦係数が低く、ロールアイロン対応性は優れていないが、十分対応できるものであった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例7に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の56dtex,フィラメント数24、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿からなる撚係数3.6の精紡交撚糸30番単糸Z撚の糸を全面に用いてウエルト天竺組織で製編し、参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。編組織を図1に示す。得られた編地は、紡績糸風合いが強く無地柄であり、編組織はウエルト組織が多く、圧力脱水後のチーズ形状保形性は良好であった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。綿混率は高いが、紡績糸の中にポリエステルフィラメントが入っているため、寸法安定性は大きく低下しなかった。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸Z撚りと同様の40番単糸S撚りの糸を用いてカノコ編組織にて製編した。編組織を図5に示す。給糸1にはスーピマ綿Z撚40番単糸、給糸3にはスーピマ綿S撚40番単糸を配した。給糸2.4にはポリエステルフィラメント110dtexを配置した。参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を自動化洗濯プラントにて5回洗濯後の製品の斜行率は1.0%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメントフラットヤーンとスーピマ綿100%からなる撚係数3.6のリング紡績糸50番単糸Z撚りと同様の50番単糸S撚りの糸を用いてストライプ(小)編組織にて製編した。編組織を図6に示す。給糸1にはポリエステルフィラメントを給糸2にはスーピマ綿Z撚50番単糸、給糸3にはスーピマ綿S撚50番単糸を配した。参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地の5回洗濯後の製品の斜行率は1.5%であり、ほとんど斜行はみられなかった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
スーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸30番単糸を用いて天竺編組織にて製編した。編組織を図4に示す。ポリエステル染色工程を除いて参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地は、綿100%で着用感は優れているものの、洗濯後の縮みと斜行が強いものであった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の84dtex,フィラメント数36、単糸繊度2.33dtexのポリエステルフィラメント加工糸とスーピマ綿とポリエステルが混紡されたZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸を用いてダブルニット組織で製編した。編組織を図3に示す。参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を用いた衣類は、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
参考例1に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の110dtex,フィラメント数48、単糸繊度2.29dtexのポリエステルフィラメント仮撚加工糸とスーピマ綿100%からなるZ撚方向、撚係数3.6のリング紡績糸40番単糸を用いて参考例1と同じ編組織にて製編し、同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を使用した衣類は、ポリエステルフィラメントが仮撚加工糸であるため、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
比較例3に準じて酸化チタンを0.3重量%練り込まれた、丸断面の167dtex,フィラメント数48、単糸繊度3.48dtexのポリエステルフィラメント仮撚加工糸とカチオン可染ポリエステル167dtex、フィラメント数144、単糸繊度1.16の加工糸を図3に示す編組織にて編成し、参考例1と同様に染色加工仕上げを処方して編地を得た。得られた編地を使用した衣類は、綿が入っていないことと、ポリエステルフィラメントが仮撚加工糸であるため、自動化プラントの圧力脱水工程でチーズ保形性が悪かった。得られた編地の詳細と評価結果を表1に示す。
Claims (5)
- 短繊維が綿繊維からなる紡績糸とポリエステルフィラメントとを80重量%以上含み、かつ紡績糸とポリエステルフィラメントの使用重量比が10:90〜80:20である丸編シングルニットであり、目付が100〜250g/m2であり、かつ厚みが0.4〜0.8mmであることを特徴とする自動化洗濯プラント対応編地。
- ポリエステルフィラメントがフラットヤーンであることを特徴とする請求項1に記載の自動化洗濯プラント対応編地。
- ポリエステルフィラメントの単糸繊度が0.5〜6dtexであることを特徴とする請求項1または2に記載の自動化洗濯プラント対応編地。
- 編地にS撚とZ撚の紡績糸が含まれており、それぞれの紡績糸が交編されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動化洗濯プラント対応編地。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の自動化洗濯プラント対応編地からなる自動化洗濯プラント対応衣料。
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