JP2020002495A - 柄を有するアウター衣料用編地 - Google Patents
柄を有するアウター衣料用編地 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020002495A JP2020002495A JP2018122986A JP2018122986A JP2020002495A JP 2020002495 A JP2020002495 A JP 2020002495A JP 2018122986 A JP2018122986 A JP 2018122986A JP 2018122986 A JP2018122986 A JP 2018122986A JP 2020002495 A JP2020002495 A JP 2020002495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- yarn
- dtex
- knit
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
Description
(1)ニットループとウエルトのみからなるリブ組織のダブルニットであって、編地の表面は柄糸と地糸から構成されており、柄糸及び地糸は、単糸繊度が1.5〜4.5dtex、総繊度が50〜350dtexであるポリエステル仮撚加工糸からなり、表面のコース密度が45〜90個/2.54cm、ウエール密度が45〜70個/2.54cmであり、JIS−L1096のマーチンデール法における摩耗耐久性が3万回以上であることを特徴とするアウター衣料用編地。
(2)表面を構成する隣り合う1対の糸が基本組織における表面の針全てに一つ毎のニットループを形成する組織であることを特徴とする(1)に記載のアウター衣料用編地。
(3)厚みが0.35〜1.3mmであり、目付が150〜300g/m2であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のアウター衣料用編地。
(4)捲縮伸長率が30%以上のポリエステル仮撚加工糸が、表面を構成する糸の50重量%以上を構成することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
(5)表面を構成する柄糸と地糸の総繊度比が0.8〜1.25であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
(6)少なくとも編地の表面側に撥水加工を施していることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
(7)(1)〜(6)のいずれかに記載の編地を用いていることを特徴とするアウター衣料。
(8)アウター衣料がブレザー、ジャケット、詰襟服又はスラックスであることを特徴とする(7)に記載のアウター衣料。
適度なテンション調整装置を有するラップリール(周長1.125m)を用い、1/10(g/d)の荷重をかけて8巻きの綛を作る。これをフックにかけ、100℃の熱水中に無荷重の状態で5分間浸漬し、この試料を熱水中より取り出し湿潤状態のまま(2/10)×8×2×表示デニールのg数の荷重をかけ、1分後の長さaを測定する。次に、荷重を取り除き、無荷重の状態でフックにかけたまま60±2℃の乾燥機で30分間乾燥し、標準状態の試験室に1時間以上放置し、次に(2/1000)×8×2×表示デニールのg数の初荷重をかけ、1分後の長さbを測る。下記の式により、上記のa、bを用いて捲縮伸長率を算出する。試験回数は2回以上とし、その平均値で表わす(小数点以下1桁まで)。
捲縮伸長率(%)=(a−b/a)×100
JIS−L1096 8.6.2の編物の密度に準拠して編地のコース密度(個/2.54cm)、ウェール密度(個/2.54cm)を測定した。目視で測定する際、コース方向又はウエール方向に組織図上で最もニットループが多いところを選んで、そのニットループ数を測定して編地密度とした。
JIS−L1096 8.3.2A法の標準状態における単位面積当たりの質量に準拠して編地の目付を測定した。
JIS−L1096 8.4A法の厚さに準拠して編地の厚みを測定した。測定条件の一定圧力は23.5kPaで行った。
JIS−L−1096 8.26.1に規定されている通気度(フラジール形法 A法)に準拠して編地の通気度を測定した。
マーチンデール法 JIS L1096のマーチンデール法に準じて耐摩耗性を測定した。3万回以上の耐久性を持つものを合格とする。
JIS L1096B−1法(定荷重伸長法、荷重14.7N)に準じてタテ、ヨコの伸縮率を測定した。
生地をジャケットになるように縫製した後、中肉中背の30才男性が着用して、両手を横に拡げて、背骨を軸に両手/両肩を水平に回旋したときの動きやすさ(動きに対する生地の抵抗)を感覚値として、動きやすい:○>△>×:動きにくいの順で三段階評価を行った。
33インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、V−4AL)を用いて、リブゲージングで図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84dtex(T)36フィラメント(f)のピン仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率30.5%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはポリブチレンテレフタレート(PBT)の丸断面糸である84T24fの仮撚加工糸(単糸繊度3.5dtex、捲縮伸長率51.4%)を用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を240mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を150mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を130mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は100重量%であった。
精練処方:日阪製作所製液流染色機NSタイプを用いて里田加工 ノニゾールN 1g/l、日華化学 ネオクリスタル CG1000 0.5g/l、ソーダ灰0.5g/l、浴比1:15、95℃×30分。
染色処方:日阪製作所製液流染色機NSタイプ、浴比1:15 130℃×45分で酢酸0.2g/l pH=4、明成化学 ディスパーN 700 0.5g/l、日華化学 ネオクリスタル GC1000 0.5g/l、分散染料Kayalon Polyester Blue BD−S conc 2.0%owf で染色後、遠心脱水、乾燥(120℃×3分)を行ない、以下の条件で仕上げ剤を付与した。仕上げ剤のピックアップは70%であった。
アサヒガード AG−082(明成化学工業製 撥水加工剤)2% ows(on the weight of solution)
その後、最終セットをピンテンター160℃×2分の条件で行ない、性量調整し、最終生地を得た。仕上げでは縦に若干引っ張って仕上げた。仕上がった編地の密度はコース数56個/2.54cm、ウェール数53個/2.54cmであった。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
33インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、V−4AL)を用いて、リブゲージングで実施例1と同じ図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84T36fのピン仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率30.5%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはPTT/PBT複合糸(東レ製、T−400)の84T36fの仮撚加工糸(単糸繊度3.5dtex、捲縮伸長率42.5%)を用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を240mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を150mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を130mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は100重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
33インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、V−4AL)を用いて、リブゲージングで実施例1と同じ図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84T24fのピン仮撚加工糸(単糸繊度3.5dtex、捲縮伸長率41.6%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはポリブチレンテレフタレート(PBT)の丸断面糸である84T24fの仮撚加工糸(単糸繊度3.5dtex、捲縮伸長率51.4%)を用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を240mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を150mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を130mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は100重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
33インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、V−4AL)を用いて、リブゲージングで実施例1と同じ図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を2.0重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(FD)である84T48fのピン仮撚加工糸(単糸繊度1.75dtex、捲縮伸長率36.8%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはカチオン可染ポリエステルの丸断面糸(CD)である84T36fの仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率24.6%)を用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手(SD)を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を240mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を150mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を130mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は50重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、カチオン可染ポリエステル糸が通常ポリエステルより濃く染まるように(トーントーン)染色して、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
30インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、LPJ)を用いて、リブゲージングで図2に示す完全組織F1からF12からなる千鳥柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F5、F7、F8、F10、F11には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84T36fのピン仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率30.5%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはカチオン可染ポリエステルの丸断面糸である84T34fの仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率24.6%)を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4を290mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を145mm/100Wとし、F3、6の糸長を104mm/100Wとし、F7、F9の糸長を188mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は53重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行った。ただし、カチオンポリエステルのみ染色するため、分散染料の代わりに分散型カチオン染料Kayacryl Black R−ED 3.5%owfを用いた。その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
30インチ、36ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、LPJ)を用いて、リブゲージングで図3に示す完全組織F1からF18からなるダイヤ柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10、F11、F16、F17には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84T36fのピン仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率30.5%)を用いた。F3、F6、F9、F12、F15、F18には黒原着ポリエステルの丸断面糸である84T36fの仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率31.6%)を用いた。F5、F14には羊毛1/90を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、9、10、13、18を200mm/100Wとし、F2、5、7、8、11、14、16、17の糸長を123mm/100Wとし、F3、6、12、15の糸長を132mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は100重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行った。ただし、カチオンポリエステルのみ染色するため、分散染料の代わりに分散型カチオン染料Kayacryl Black R−ED 3.5%owfを用いた。又、羊毛保護剤を併用して染色温度を120℃として羊毛の損傷を抑えた。その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
33インチ、32ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、V−4AL)を用いて、リブゲージングで実施例1と同じ図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である84T36fのピン仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率30.5%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはポリブチレンテレフタレート(PBT)の丸断面糸である84T24fの仮撚加工糸(単糸繊度3.5dtex、捲縮伸長率51.4%)を用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を260mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を160mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を135mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は100重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
実施例1と同じ編機に同じ図1に示す完全組織F1からF12からなるツイル柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、F2、F4、F7、F8、F10には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である110T/96fのピン仮撚加工糸(単糸繊度1.15dtex、捲縮伸長率25.8%)を用いた。F3、F6、F9、F12にはポリブチレンテレフタレート(PBT)の丸断面糸である56T24fの仮撚加工糸(単糸繊度2.33dtex、捲縮伸長率53.5%)を引きそろえて用いた。そして、F5、F11にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、4、7、10を290mm/100Wとし、F3、6、9、12の糸長を175mm/100Wとし、F2、5、8、11の糸長を150mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は50重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す。
33インチ、22ゲージのダブル丸編機(福原精機製作所製、LPJ)を用いて、リブゲージングで図4に示す完全組織F1からF8からなるカノコリバース柄の生機を製編した。その際、給糸口F1、3、5、7には酸化チタン微粒子を0.5重量%練りこんだ丸断面のポリエチレンテレフタレート繊維(SD)である110T48fのピン仮撚加工糸(単糸繊度2.29dtex、捲縮伸長率28.6%)を用いた。F2、4、6、8にはセミダル丸断面ポリエステルスパン40/1番手を用いた。各フィーダーの糸長は、F1、3、5、7を380mm/100Wとし、F2、4、6、8の糸長を330mm/100Wとした。編地表面における捲縮伸長率30%以上の仮撚加工糸の使用比率は0重量%であった。実施例1に準じた工程で染色加工を行い、その後同様の仕上げを行った。出来上がった仕上編地の詳細な構成と評価結果を表1に示す
オーストラリア産メリノ種の羊毛50重量%、単糸繊度2.0dtex、54mmカットのポリエステル短繊維50重量%を混綿して、カード、練条、粗紡、精紡工程を通して1/52番手(メートル番手)の紡績糸を作製した。この紡績糸を経緯に用いて図5に示す織組織のサージ(2/2ツイル)を作製した。この生機を一般的な羊毛混用織物の一般的な工程条件で整理加工した。染色については、羊毛保護剤を併用して染色温度を120℃として羊毛の損傷を抑える以外は実施例1と同様に行ってポリエステルを染色した。この織物は目付250g/m2、経密度62本/2.54cm、緯密度56本/2.54cmであった。出来上がった織物の詳細と評価結果を表1に示す。
(1)ニットループとウエルトのみからなるリブ組織のダブルニットであって、編地の表面は柄糸と地糸から構成されており、柄糸及び地糸は、単糸繊度が1.5〜4.5dtex、総繊度が50〜350dtexであるポリエステル仮撚加工糸からなり、表面のコース密度が45〜90個/2.54cm、ウエール密度が45〜70個/2.54cmであり、JIS−L1096のマーチンデール法における摩耗耐久性が3万回以上であること、表面を構成する柄糸と地糸の総繊度比が0.8〜1.25であること、及び捲縮伸長率が30%以上のポリエステル仮撚加工糸が、表面を構成する糸の50重量%以上を構成することを特徴とするアウター衣料用編地。
(2)表面を構成する隣り合う1対の糸が基本組織における表面の針全てに一つ毎のニットループを形成する組織であることを特徴とする(1)に記載のアウター衣料用編地。
(3)厚みが0.35〜1.3mmであり、目付が150〜300g/m2であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のアウター衣料用編地。
(4)少なくとも編地の表面側に撥水加工を施していることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載の編地を用いていることを特徴とするアウター衣料。
(6)アウター衣料がブレザー、ジャケット、詰襟服又はスラックスであることを特徴とする(5)に記載のアウター衣料。
Claims (8)
- ニットループとウエルトのみからなるリブ組織のダブルニットであって、編地の表面は柄糸と地糸から構成されており、柄糸及び地糸は、単糸繊度が1.5〜4.5dtex、総繊度が50〜350dtexであるポリエステル仮撚加工糸からなり、表面のコース密度が45〜90個/2.54cm、ウエール密度が45〜70個/2.54cmであり、JIS−L1096のマーチンデール法における摩耗耐久性が3万回以上であることを特徴とするアウター衣料用編地。
- 表面を構成する隣り合う1対の糸が基本組織における表面の針全てに一つ毎のニットループを形成する組織であることを特徴とする請求項1に記載のアウター衣料用編地。
- 厚みが0.35〜1.3mmであり、目付が150〜300g/m2であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアウター衣料用編地。
- 捲縮伸長率が30%以上のポリエステル仮撚加工糸が、表面を構成する糸の50重量%以上を構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
- 表面を構成する柄糸と地糸の総繊度比が0.8〜1.25であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
- 少なくとも編地の表面側に撥水加工を施していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアウター衣料用編地。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の編地を用いていることを特徴とするアウター衣料。
- アウター衣料がブレザー、ジャケット、詰襟服又はスラックスであることを特徴とする請求項7に記載のアウター衣料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018122986A JP6431637B1 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 柄を有するアウター衣料用編地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018122986A JP6431637B1 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 柄を有するアウター衣料用編地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6431637B1 JP6431637B1 (ja) | 2018-11-28 |
JP2020002495A true JP2020002495A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=64480601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018122986A Active JP6431637B1 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 柄を有するアウター衣料用編地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6431637B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7466336B2 (ja) | 2020-03-05 | 2024-04-12 | 旭化成アドバンス株式会社 | 学生服用編地及び学生服 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7050705B2 (ja) * | 2019-02-26 | 2022-04-08 | 東洋紡Stc株式会社 | 耐摩耗性に優れる衣料用編地 |
CN112267202B (zh) * | 2020-09-24 | 2021-08-06 | 东华大学 | 一种具有抗卷边特性针织衣领的制备方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012184513A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Mitsubishi Motors Corp | 車輌内装布帛 |
JP2013083008A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Teijin Frontier Co Ltd | 布帛および繊維製品 |
JP2014043651A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Toyobo Stc Co Ltd | 表面毛羽が少ない編物 |
JP2017025435A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 東洋紡Stc株式会社 | 表面品位が均一な編物 |
JP2017071879A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 東洋紡Stc株式会社 | 脱水性に優れる編地 |
WO2018056303A1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 東洋紡Stc株式会社 | ビジネススーツ用編地 |
-
2018
- 2018-06-28 JP JP2018122986A patent/JP6431637B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012184513A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Mitsubishi Motors Corp | 車輌内装布帛 |
JP2013083008A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Teijin Frontier Co Ltd | 布帛および繊維製品 |
JP2014043651A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Toyobo Stc Co Ltd | 表面毛羽が少ない編物 |
JP2017025435A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 東洋紡Stc株式会社 | 表面品位が均一な編物 |
JP2017071879A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 東洋紡Stc株式会社 | 脱水性に優れる編地 |
WO2018056303A1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 東洋紡Stc株式会社 | ビジネススーツ用編地 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7466336B2 (ja) | 2020-03-05 | 2024-04-12 | 旭化成アドバンス株式会社 | 学生服用編地及び学生服 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6431637B1 (ja) | 2018-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10584432B2 (en) | Multilayer-structure circular knit fabric | |
KR102552002B1 (ko) | 기모 환편지 | |
RU2704924C1 (ru) | Основовязаный материал | |
JP5869719B1 (ja) | 表面品位が均一な編物 | |
JP6469950B2 (ja) | しみ防止布帛および繊維製品 | |
US11523647B2 (en) | Garment | |
JP6431637B1 (ja) | 柄を有するアウター衣料用編地 | |
JP6302609B1 (ja) | ビジネススーツ用編地 | |
JP4584343B1 (ja) | ストレッチ性に優れた起毛編地 | |
JP7050705B2 (ja) | 耐摩耗性に優れる衣料用編地 | |
JP6360532B2 (ja) | ビジネスシャツ用編地 | |
JP6302608B1 (ja) | ビジネスシャツ用編地 | |
JP7079110B2 (ja) | シングル丸編地 | |
WO2019058449A1 (ja) | ビジネスシャツ用編地 | |
JP2020051008A (ja) | フリーカット性経編地 | |
JP6235966B2 (ja) | 起毛編地 | |
JP2019214814A (ja) | 紡績糸および織編物 | |
JP2005344219A (ja) | 肌着用編地 | |
JP2019137926A (ja) | 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 | |
JP6979106B2 (ja) | ビジネスシャツ用編地及びビジネスシャツ | |
JP7466336B2 (ja) | 学生服用編地及び学生服 | |
CN211665277U (zh) | 一种横条纹弹力珠地卫衣面料 | |
JP7248976B2 (ja) | ダブル丸編地及び該ダブル丸編地を用いた衣料 | |
JP4172101B2 (ja) | 長短複合構造織物 | |
JP2002339198A (ja) | 二重丸編地 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180628 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180710 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180710 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6431637 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |