JP2015084784A - 浴室収納部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納棚の側面もしくは前面に、棚板と棚板の上方の落下防止バーから成る収納部を多段状に備えた収納具を取付け、側方又は前方のスペースを収納のために有効活用し、収納力を向上させる。
【解決手段】浴室収納部材1は、浴室壁面2に上下方向に間隔をおいて取り付けられる複数の収納棚3と、複数の収納棚3に固定される収納具4を備えており、複数の収納棚3はその側面7もしくは前面8が平面視で揃えられるように位置しており、収納具4の裏面に設けた引っ掛け具によって、収納棚3の側面7もしくは前面8に引っ掛けて固定し、収納具4は、壁部11、落下防止バー28、35及び棚板29、37を備え、棚板前端部よりも落下防止バーが28、35の前端部が壁部11から離れた位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納棚と、収納棚の側面もしくは前面に取り付けられた収納具を備えた浴室収納部材に関する。
収納棚を取り付けるスペースは限られており、家族の人数が多いことや、使用する小物が多いなどの理由から収納棚の量が不足してしまう場合がある。このような場合、収納棚以外の場所に置いてしまう場合があり、室内が散らかった状態になってしまう。家族構成や使用する小物の変化があった場合にも同様に上記の状態になってしまう場合がある。
収納棚を増やす場合、壁のスペースが限られているため、床置きタイプのラックが多く使用され、多く市販されているが、 床を覆つてしまい、動作スペースの減少、床掃除の手間の増加などが発生してしまう。
シャンプーボトルなどの大型製品と、チューブや髭刺りなどの小型、細型の小物製品を一括して収納しておくと、どちらかの使用の際に邪魔になったり、落としてしまったりする場合があり、使用性が悪い。
また、掃除用品などは目立つため、正面に設置されているメインの収納棚へ収納することを避けたいが、他に収納する場所が無いため、 仕方なく収納するか、 わざわざ室外に出している場合がある。
従来、収納棚の側面にフックや棚を設け、収納棚だけでなく、これらのフックや棚に物品を掛けたり、収納する構成は知られている。
例えば、収納部の側面に、サイドフックを着脱可能に取り付けることのできる収納ラックが知られている(特許文献1参照)。側面に、小物用棚体を配設した浴室用収納棚が知られている(特許文献2参照)。浴室の側壁に固定した浴室用壁掛本体に、シャワーヘッドを係止可能な開口環を先端に備えた腕杆を、側方に突出するように取り付けることのできる構成が知られている(特許文献3参照)。
また、収納棚の側面に設けた棚ではないが、多段に設けられた複数の棚が知られている。例えば、略水平に形成した上位収納体の底板と、下面を後方下方傾斜するように形成した下位収納体の天板を重合して棚部を形成してなり、底板の上方に底板の外形状に沿ったバー材を有する水廻り用収納棚が知られている(特許文献4参照)。
実用新案登録第3171851号公報 特開2002−045249号公報 特開2000−023869号公報 実開平3−46648号公報
上記のとおり、収納棚の側面にフックや棚等の収納具を設け、収納棚だけでなく、これらのフックや棚に物品を掛けたり、収納する構成は知られている。しかしながら、特許文献1記載のフックや特許文献3記載の開口環の場合は、引っ掛けたりするための部分が必要であったり、装着できる形状でなくてはならず、収納する物品はある程度、限られている。特許文献2記載の側面に取り付けられた棚は、一段であり収納量は少ない。
ところで、特許文献4には、複数の棚が多段に設けられている水廻り用の収納棚が記載されているが、複数の棚は、底板の上方に底板の外形状に沿ったバー材を有する構成であり、物品を棚の上に収納したり取り出したりする場合は、バー材及び底板の上方からしかアプローチできず、ある程度高さのある物品であると、収納したり取り出しにくいという問題がある。
本発明は、収納棚に収納具を装着できるようにした従来の浴室収納部材における問題を解決することを目的とするものであり、簡単な構造であって、スペースの有効活用をはかり収納力を向上させ、しかも使用者にとって収納や取り出しがし易い収納具を、収納棚の側面もしくは前面に設けて成る浴室収納部材実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、浴室壁面に取り付けられる複数の収納棚と、複数の収納棚に固定される収納具とからなる浴室収納部材であって、複数の収納棚はそれぞれの収納棚の側面もしくは前面が上下方向に略同一平面に位置しており、収納棚の側面もしくは前面に収納具が引っ掛けて固定され、収納具が複数の収納棚にまたがっていることを特徴とする浴室収納部材を提供する。
収納具の裏面の上下方向に複数の引っ掛け固定部が設けられ、いずれかの引っ掛け固定部に引っ掛け具が備えられていることが好ましい。
収納具は、壁部と棚板と落下防止バーを備え、棚板前端部よりも落下防止バーが壁部から離れた位置に設けられていることが好ましい。
収納具はフックを備えていることが好ましい。
収納棚の側面に設けられた収納具の収納棚前面側の側面端部に連結具を備え、連結具で別の収納具を連結することが好ましい。
本発明に係る浴室収納部材は、複数の収納棚の側面もしくは前面を上下方向に略同一平面に位置させて、これら側面もしくは前面に収納具を引っ掛け、複数の収納棚にまたがって固定する構成としたので、収納力を向上させることができるとともに、収納棚の側方又は前方のスペースを収納のために有効活用をはかることができる。
(a)は本発明に係る浴室収納部材の実施例1の全体構成を示す斜視図であり、(b)は実施例1の要部を説明する断面図であり、(c)はその要部の別の構成例を示す断面図であり、(d)はさらに別の構成例を示す断面図である。 (a)は上記実施例1の収納具の下部収納部を説明する図であり、(b)、(c)は下部収納部への収納の仕方を説明する図であり、(d)は上部収納部と下部収納部へ物品を収納する場合の問題を説明する図である。 (a)、(b)は上記実施例1の収納具の上部収納部に物品を収納する仕方を説明する図であり、(c)は上部収納部へ物品を収納する場合の問題を説明する図である。 上記実施例1の収納具に物品を収納した使用状態を説明する斜視図である。 (a)、(b)は、上記実施例1の収納具に物品を収納した使用状態を説明する斜視図である。 本発明に係る浴室収納部材の実施例2の使用状態も含めた全体構成を示す斜視図である。 上記実施例2の収納具の構成を示す斜視図である。 本発明に係る浴室収納部材の実施例3の使用状態も含めた全体構成を示す斜視図である。 上記実施例3の収納具の構成を示す斜視図である。 本発明に係る浴室収納部材の実施例4の使用状態も含めた構成を示す斜視図である。
本発明に係る浴室収納部材を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
(実施例1)
図1(a)に示すように、本発明に係る浴室収納部材1は、浴室壁面2に取り付けられる複数の収納棚3と、複数の収納棚3に固定される収納具4とを備えている。5は鏡である。
複数の収納棚3は、それぞれの収納棚3の側面7もしくは前面8が上下方向に略同一平面に位置する(それぞれの収納棚3の側面7もしくは前面8が略同一の垂直な平面に位置する。換言すると、収納棚3の側面7もしくは前面8が平面視で直線上に略揃えられた位置になる)ように、浴室壁面2等に、上下方向に間隔を置いてビス等で固定して取り付けられている。
収納具4は、複数の収納棚3にまたがって、収納棚3の側面7もしくは前面8に引っ掛けて固定される。収納具4は、壁部11、引っ掛け固定部12及び各種物品の収納に必要な収納手段13が一体に形成されて設けられている。壁部11は板材で形成されている。
引っ掛け固定部12は、1つ又は上下方向に複数設けられ、それぞれフック状の引っ掛け具14を備えている。収納手段13としては、本実施例1では、収納部(後記する上部収納部と下部収納部)17、スポンジ挟み込み部18及び物品を引っ掛けるための引っ掛け部19を備えている。
引っ掛け具14は、壁部11の上端に、図1(b)に示すように形成されており、この引っ掛け具14を収納棚3の側壁22の上縁に掛けることで、壁部11を収納棚3の側面7に取り付けることが可能となる。図1(c)は別の構成例を示すが、引っ掛け具14を壁部11の裏面に複数設け、上段の収納棚3に対してだけでなく、下段の収納棚3の側壁22の上縁にも掛ける構成としてもよい。
複数の引っ掛け具14を、壁部11の裏面の上下方向に異なる複数の位置に設けると、収納棚3に対する壁部11の引っ掛け具14による取付け位置を上下方向に適宜変えることで、収納棚3に対する壁部11の上下方向の位置を調整できる。
また、図示はしないが、引っ掛け具14を、壁部11に対して上下左右方向に調整して着脱可能な構成とすれば、横幅が異なる等の様々寸法の収納棚3に対応して、その取付け位置を適宜調整して取り付けることができる。
図1(d)は、さらに別の引っ掛け具14の構成例を示すが、クランク状の係合片23を介して収納棚3に掛ける構成としてもよい。1個又は複数個の係合片23を、収納棚3の奥行き方向(横幅方向)の位置に適宜移動し調整して取り付けることで、壁部11を、収納棚3の側壁22の横幅の大小に対応し、安定して取り付けることが可能となる。
なお、係合片23を用いる場合も、図示はしないが、引っ掛け具14と係合片23を、上段の収納棚3に対してだけでなく、下段の収納棚3に対しても設ける構成としてもよく、また、収納棚3に対する壁部11の上下方向の位置を調整できる構成としてもよい。
収納部17は、図1(a)に示すように、壁部11の外面に一体に形成されており、落下防止用の落下防止バーとその下方の棚板とから成る。本実施例1では、収納部17として、上部収納部26と下部収納部27を備えている。
上部収納部26は、物品が落下することを防止するための落下防止バー28と棚板29とから成る。落下防止バー28は、壁部11から外側水平方向に張り出したU字型部30と矩形部31を一体的に備え、それぞれ収納スペースを形成している。
U字型部30で形成する収納スペースは、例えば、シャンプー等を入れた円筒状の容器(図4参照)を支持し、その落下防止に適しており、矩形部31で形成する収納スペースは、例えば、ひげ剃り等の小物物品(図4参照)を支持し、その落下防止に適している。
上部収納部26において、落下防止バー28は、そのU字型部30の前端部32及び矩形部31の前端部33が、それぞれ棚板29の前端部34よりも壁部11から離れた位置になるように、設けられている。即ち、図1(a)に示すように、落下防止バーのU字型部30と矩形部31の外側水平方向への張り出し幅W、Wは、棚板29の外側水平方向への張り出し幅Wより大きく形成されている。
下部収納部27は、落下防止用の落下防止バー35と棚板37から成る。落下防止バー35は、壁部11から外側水平方向に張り出し、平面視で略コの字型に形成されている。下部収納部27においても、落下防止バー35は、その前端部36が、棚板37の前端部38よりも壁部11から離れた位置になるように設けられている。
即ち、図1(a)、図2(a)に示すように、上部収納部26と同様に、落下防止バー35の外側水平方向への張り出し幅Wは、棚板37の外側水平方向の張り出し幅Wより大きく形成されている。
このように、落下防止バー28、35の外側水平方向への張り出し幅W、W、Wを、棚板29、37の外側水平方向への張り出し幅W、Wより大きく形成することで、後記するが、物品を下方から落下防止バー28、35へ挿入し、棚板29、37上に載置し易くなる。
なお、上部収納部26及び下部収納部27における落下防止バー28、35は、それぞれ壁部11とともに一体成形するが、その際に、金型を差し込んだ金型抜き孔41、42が、壁部11に透孔として形成される。
スポンジ挟み込み部18は、上下2枚の挟み込み板43を備えている。図5(b)において、上下2枚の挟み込み板43の間の間隔dは、市販の洗浄用のスポンジ44の厚さtより若干小さくすることで、挟み込んだスポンジ44が側方にずれて落下するようなことが防止できる。
また、2枚の挟み込み板43には、それぞれその先端上面に凸部45が形成されており、スポンジ44以外の物品を掛ける場合に使用される。即ち、凸部45に、図示しないが、物品に付けられた紐を掛ることで、その物品を凸部45に簡単に掛けることができる。
スポンジ挟み込み部18に隣接して、図1(a)、図5(a)、(b)に示すように、引っ掛け部19が形成されている。この引っ掛け部19は、矩形の孔49を備えており、図5(a)に示すように、例えば、スプレー50を、そのハンドルを孔49に係合して掛けることができる。上記凸部45及び引っ掛け部19は、収納具4において、物品を掛けるためのフックとして機能する。
収納具4は、上記のとおり、壁部11と、引っ掛け具14と、各種の物品の収納に必要な収納手段13と、が一体に形成されているが、壁部11に対して、引っ掛け具14及び収納手段13を、別体で形成して、必要に応じて、引っ掛け具14及び収納手段13を壁部11に組み付けて取り付ける構成としてもよい。
特に、落下防止バー28、35に対して、落下防止バー28、35に対応する棚板29、37を、壁部11に上下調整自在に装着可能な構成とすることで、収納する物品の長さに対応して適切な落下防止バーと棚板の組み合わせを得ることが可能となる。
なお、図示はしないが、壁部11の外面には、収納される物品を覆うことのできるカバー状の扉を、ヒンジで開閉可能に取り付ける構成としてもよい。そのような構成とすれば、例えば、歯ブラシ等を埃が付きにくいようにし、また収納具の見栄えもスマートとなる。また、壁部11をその長手方向に伸縮して長さを調整するような構成としてもよい。
(作用)
上記構成から成る浴室収納部材1の使用態様を通して、その作用を説明し、本発明の構成をより明確にする。下部収納部27に、例えば、歯磨き入りチューブやクリーム入りチューブ等のチューブ51を収納する場合には、図2(b)に示すように、チューブ51の底側を、落下防止バー35に下方から挿入していき、チューブ51の蓋部を棚板37上に載置する。棚板37に載置されたチューブ51は、図2(c)、図4に示すように、落下防止バー35で拘束され、落下することなく収納される。
図2(d)に示すように、上部収納部26と下部収納部27の間隔が比較的小さい場合は、上部収納部26にすでに円筒状の容器52が収納されていると、チューブ51は、上方から収納しようとしても容器52に当たってしまい、収納しづらい。
しかしながら、本発明における収納具4は、棚板37の張り出し幅Wが落下防止バー35の張り出し幅Wより小さく、落下防止バー35内に、上記のとおり下方から挿入しやすい構成となっているので、図2(d)に示すような場合であっても、上記のとおり、チューブ51を、落下防止バー35内に下方からスムースに挿入できるので、収納や取り出し作業がし易くなる。
上部収納部26に、例えば、シャンプー等を入れた円筒状の容器52を収納する場合も略同様であり、円筒状の容器52の蓋側を、図3(a)に示すように、落下防止バー28のU字型部30内に下方から挿入していき、容器52の底部を棚板29上に載置する。棚板29に載置された容器52は、図3(b)、図4に示すように、落下防止バー28で拘束され、落下することなく収納される。
図3(c)に示すように、容器52を上方から落下防止バー28のU字型部30内に挿入する場合は、通常、容器52の上部を持って挿入してから手を放すが、容器52は下部の方が重くぶらつきやすいために、容器52内に挿入しにくく、また挿入の途中で手を放すと容器52は落下して棚板29を破損したりすることもある。
本発明の収納具4は、上記のとおり棚板29の張り出し幅Wが落下防止バー28のU字型部30の張り出し幅Wより小さく、落下防止バー28のU字型部30内に下方から挿入しやすい構成となっているので、容器52の下部を持って下方からぶれることなくU字型部30内に挿入でき、また容器52を、棚板29上に落下させずに収納することが可能となる。
上部収納部26の落下防止バー28の矩形部31には、図4に示すように、ひげ剃り53等の小物物品を収納することができる。また、図4及び図5(b)に示すように、スポンジ挟み込み部18の上下2枚の挟み込み板43内に、スポンジ44を挟み込んで収納することができる。
収納具4には、主に、比較的小さな寸法の小物物品を収納し、収納棚3には比較的大きな寸法の物品を収納すれば、大小の物品を区分整理して収納ができ、互いに邪魔になったりすることを防止できるという効果が生じる。
収納具4は、収納棚3と浴室壁(図示はしないが、図1において収納棚の右側方に位置する浴室壁面2に垂直な側壁)の間であって収納棚3の側面に取り付ければ、収納棚3の側方のスペースを収納のために有効利用して収納量を増加することが可能となり、物品を床の上に置くようなことなく、床を整然とすることができる。
実施例1の浴室収納部材1によれば、収納具4に収納される物品は側方を向いて正面に現れないために、例えば、収納具4に掃除用具を収納した場合は、掃除用具などが正面に見えたりして見栄えを悪くするようなことがない。
上記実施例1では、収納具4を浴室等の壁面に取り付けられた収納棚3の側面に掛ける態様を説明したが、実施例1では図示はしないが、収納棚3の側面ではなく、収納棚3の前面の一部に掛けるようにして使用する態様でもよい。そして、収納具4は、すでに浴室壁面2に取付けられている既設の収納棚3の側面にも取り付けることができる。
また、収納具4自体については、収納棚3の代わりとなる被取付け部材を、浴槽のエプロンや浴室のドア等、別の場所に設置して、使用時にその場所に移動して掛けるような構成としてもよい。そのような構成とすると、収納具4の設置場所の自由度が増すこととなる。
(実施例2)
本発明に係る浴室収納部材の実施例2を図6及び図7において説明する。この実施例2の浴室収納部材61は、その概要は、実施例1の浴室収納部材1において、その収納具4と略同じ構成の収納具(以下、「第1の収納具62」という)に、図6及び図7に示すように、別の収納具(第2の収納具63)を水平回動自在に連結したものである。
実施例2の浴室収納部材61では、第1の収納具62は、図6に示すように複数の収納棚3の側面に取り付けられている。第1の収納具62は、図6及び図7に示すように、実施例1の収納具4と略同じ構成であるので、同じ構成部分については同じ符号を使用し、その説明は省略する。
第1の収納具62は、図6及び図7に示すように、その収納棚前面側の側面端部に連結具66を備えており、この連結具66で第2の収納具63を連結している(より詳しくは第2の収納具63の側面端部を連結している)。これによって、第1の収納具62に、第2の収納具63を水平回動自在に連結する。このように水平回動自在に連結する場合の連結具66としては、ヒンジ(蝶番)等を使用する。
なお、図示はしないが、第1の収納具62と第2の収納具63を互いに、回動させない固定する連結具によって連結して固定し、一体的に形成された構成としてもよい。或いは、第1の収納具62と第2の収納具63の成形の際に、両者が一体成形された構成としてもよい。
図6及び図7に示すように、第2の収納具63は、第1の収納具62と同様に、壁部67と、各種の物品の収納に必要な収納手段68とが一体に形成されて設けられている。収納手段68は、上部収納部71と下部収納部72を備えている。上部収納部71は、略コの字型の落下防止バー73と棚板74から成る。また、下部収納部72は、略コの字型の落下防止バー77と棚板78から成る。
以上の構成から成る実施例2の浴室収納部材61において、図6に示すように、第1の収納具62には、実施例1の収納具4と同様に、円筒状の容器52、チューブ51、ひげ剃り53等が収納できる。さらに、第2の収納具63にも、チューブ51等の小物品が収納できるので、収納量が増加する。
また、実施例2の浴室収納部材61では、第2の収納具63は、第1の収納具62に対して水平回動自在に連結されているので、常時は、第2の収納具63を図6に示す状態とすることで、正面に向いた第2の収納具63に物品を出し入れし易くできるとともに、収納棚3(特に下の収納棚3)における第2の収納具63の背面側に物品を隠すように収納できる。
そして、第2の収納具63を、図6に示す状態から手前側に回動して開けば、収納棚3における第2の収納具63の背面側へ収納する物品の出し入れも容易となる。
(実施例3)
上記実施例1の収納具4及び実施例2の第1の収納具62の落下防止バー28、35について、また実施例2の第2の収納具63の落下防止バー73、77について、それぞれその側方の一部を切り欠いた構成とすれば、側方から、落下防止バー内に物品の出し入れをし易くなる。
このように落下防止バーの側方の一部を切り欠いた落下防止バーを、実施例1の浴室収納部材1及び実施例2の浴室収納部材61のいずれに適用してもよいが、ここでは、実施例2の浴室収納部材61に適用した構成を、実施例3として、図8及び図9において説明する。
実施例3の浴室収納部材81は、実施例2の浴室収納部材61と略同様の構成であり、第1の収納具82と第2の収納具83を備えている。第1の収納具82の上部収納部84の落下防止バー85は、両側に切り欠き部86を備え、全体として平面視で略T字型に形成されている。
これは、図7に示す実施例2の第1の収納具62の上部収納部26における、落下防止バー28のU字型部30及び矩形部31のそれぞれが壁部11に接続する側方の部分が切り欠かれて成る構成に相当する。
また、第1の収納具82の下部収納部88の落下防止バー89は、中央に仕切りバー90を有し、両側に切り欠き部91を備え、全体として平面視で略T字型に形成されている。これは、図7に示す実施例2の第1の収納具62において、下部収納部27の略コの字型の落下防止バー35が、壁部11に接続する側方の部分が切り欠かれたものにおいて、中央に仕切りバー90を設けて成る構成に相当する。
さらに、第2の収納具83の上部収納部94の落下防止バー95及び下部収納部98の落下防止バー99は、それぞれ片側に切り欠き部100を有し、全体として平面視で略L字型に形成されている。
これは、図7に示す実施例2の第2の収納具63において、上部収納部71の略コの字型の落下防止バー73及び下部収納部72の略コの字型の落下防止バー77が、それぞれ壁部67に接続する一側の部分が切り欠かれた構成に相当する。なお、図示はしないが、第1の収納具82と第2の収納具83は、実施例2と同様に、水平回動可能に連結された構成に限定されるものではなく、互いに一体的又は一体に形成された構成としてもよい。
以上の構成から成る実施例3の浴室収納部材81によると、落下防止バー85、89、95、99は、それぞれ側方の部分が切り欠かれているので、上下方向だけからでなく、側方から物品の出し入れをすることができるので、使い勝手を良い。
(実施例4)
本発明に係る浴室収納部材の実施例1〜3では、物品を引っ掛けるフックとして機能する引っ掛け部を壁部11の下部に設けたが、引っ掛け部は、壁部11の上部または中央部等、下部以外の箇所に形成してもよい。そのような構成の一例として、実施例4を図10に示す。
この実施例4の浴室収納部材101は、実施例1と略同じ構成であり、同じ構成部分については同じ符号を使用し、その説明は省略する。実施例4の浴室収納部材101は、実施例1の浴室収納部材1において、その収納具4の引っ掛け部19より上方の壁部11に別の引っ掛け部102を設けて成る構成に相当する。引っ掛け部102は、その一端に凸部103が形成されている。
このように別の引っ掛け部102を設けた収納具を図10において、収納具106として示す。収納具106を収納棚3に掛けて使用すると、例えば、図10に示すように、洗浄ブラシ107を収納具106に収納することができる。具体的には、洗浄ブラシ107の紐108を凸部103に掛けることで収納する。なお、引っ掛け部102は、実施例2及び実施例3において、それぞれ第1の収納具及び第2の収納具のいずれに設けてもよい。
以上、本発明に係る浴室収納部材を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る浴室収納部材は上記のような構成であるから、浴室だけでなく、洗面室等、キッチン、その他の室に設置された、既設及び新設の収納棚の側面もしくは前面に収納具を装着した構成として適用可能である。
1 浴室収納部材
2 浴室壁面
3 収納棚
4 収納具
5 鏡
7 収納棚の側面
8 収納棚の前面
11 壁部
12 引っ掛け固定部
13 収納手段
14 引っ掛け具
17 収納部
18 スポンジ挟み込み部
19 引っ掛け部
22 収納棚の側壁
23 係合片
26 上部収納部
27 下部収納部
28 上部収納部の落下防止バー
29 上部収納部の棚板
30 上部収納部の落下防止バーのU字型部
31 上部収納部の落下防止バーの矩形部
32 上部収納部の落下防止バーのU字型部の前端部
33 上部収納部の落下防止バーの矩形部の前端部
34 上部収納部の棚板の前端部
35 下部収納部の落下防止バー
36 下部収納部の落下防止バーの前端部
37 下部収納部の棚板
38 下部収納部の棚板の前端部
41、42 金型の抜き孔
43 スポンジ挟み込み部の挟み込み板
44 スポンジ
45 挟み込み板の凸部
49 引っ掛け部の孔
50 スプレー
51 チューブ
52 円筒状の容器
53 ひげ剃り
61 浴室収納部材
62 第1の収納具
63 第2の収納具
66 連結具
67 壁部
68 収納手段
71 上部収納部
72 下部収納部
73 上部収納部の落下防止バー
74 上部収納部の棚板
77 下部収納部の落下防止バー
78 下部収納部の棚板
81 浴室収納部材
82 第1の収納具
83 第2の収納具
84 第1の収納具の上部収納部
85 第1の収納具の上部収納部の落下防止バー
86 第1の収納具の上部収納部の落下防止バーの切り欠き部
88 第1の収納具の下部収納部
89 第1の収納具の下部収納部の落下防止バー
90 第1の収納具の下部収納部の落下防止バー仕切りバー
91 第1の収納具の下部収納部の落下防止バーの切り欠き部
94 第2の収納具の上部収納部
95 第2の収納具の上部収納部の落下防止バー
98 第2の収納具の下部収納部
99 第2の収納具の下部収納部の落下防止バー
100 第2の収納具の上部収納部及び下部収納部の落下防止バーの切り欠き部
101 浴室収納部材
102 引っ掛け部
103 引っ掛け部の凸部
106 収納具
107 洗浄ブラシ
108 洗浄ブラシの紐

Claims (5)

  1. 浴室壁面に取り付けられる複数の収納棚と、複数の収納棚に固定される収納具とからなる浴室収納部材であって、複数の収納棚はそれぞれの収納棚の側面もしくは前面が上下方向に略同一平面に位置しており、収納棚の側面もしくは前面に収納具が引っ掛けて固定され、収納具が複数の収納棚にまたがっていることを特徴とする浴室収納部材。
  2. 請求項1に記載の浴室収納部材であって、収納具の裏面の上下方向に複数の引っ掛け固定部が設けられ、いずれかの引っ掛け固定部に引っ掛け具が備えられていることを特徴とする浴室収納部材。
  3. 請求項1または2に記載の浴室収納部材であって、収納具は、壁部と棚板と落下防止バーを備え、棚板前端部よりも落下防止バーが壁部から離れた位置に設けられていることを特徴とする浴室収納部材。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の浴室収納部材であって、収納具はフックを備えていることを特徴とする浴室収納部材。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の浴室収納部材であって、収納棚の側面に設けられた収納具の収納棚前面側の側面端部に連結具を備え、連結具で別の収納具を連結することを特徴とする浴室収納部材。
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