JP5531210B2 - 収納棚下垂設用ラック - Google Patents
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Description
なお、以下の説明において、正面、背面、平面、底面、側面等の文言は原則、図面と整合させて用いるが、説明によっては正面を手前と、背面を奥行きと置き換えて説明しているので留意が必要である。また、本願において「垂設」とは、垂れ下がるように設けることを意味する。
まず、図1〜図10に示すように、第1実施形態に係る収納棚下垂設用ラック1は、奥行き方向に凹んだ縦断面視略コの字状のラック部11(図5〜図7参照)と、このラック部11の略コの字の上側面の先端から上向きに、例えば、直立させて設けられた正面部21(図5〜図7参照)と、この正面部21の、例えば、上端から奥行き方向に延設された垂設部31(図5〜図7参照)とからなり、例えば、プラスチックで一体的に成型されるものである。また、ラック部11の背面には、図2に示すように、固定補助部材としてのゴム製吸盤41が、例えば、ラック部11の背面の中央に1つ取り付けられている。
なお、ラック部11の奥行き方向の長さは、垂設しようとするキャビネット内の奥行きとほぼ同じ長さ又はやや短めとすることが、ゴム製吸盤41をキャビネット内の奥行き側内壁へ取り付けやすくするために好ましい形態となる。また、垂設部31の奥行き方向の長さは、上部の収納棚の使い勝手を考慮しつつ垂設することを可能とする範囲で、ラック部11の奥行き方向の長さよりも短いものとすることが好ましい。
これにより、略コの字状のラック部11の下側面上(載置部11a)を新たな収納スペースとして有効活用することができる。また、洗面化粧台の使用時に取り外す身の回り品、例えば、アクセサリー、ヘアピン等の小物を仮置きして使用することもでき、仮置きした身の回り品等を身につけた後においては、他の物品を収納する収納スペースとして利用してもよいし、収納棚下垂設用ラック1を取り外してもよい。
なお、収納棚下垂設用ラック1には、例えば、アクセサリー、ヘアピン等の小物を仮置きする場所として、載置部11a内に底面の厚みを薄くした領域を形成しても好ましい実施形態となる。
なお、垂設部31および正面部21の収納棚Sへの垂設による固定と、ゴム製吸盤41のミラーキャビネットMCの奥行き側内壁への固定により、収納棚下垂設用ラック1は、ミラーキャビネットMCに完全に固定されるので、過度な重量物を載置しない限り、ミラーキャビネットMCから外れることがないほか、ラック部11に仮置きした身の回り品を思いがけず触れる等のことがあっても、ラック部11の正面側(手前側)に、載置部11aよりも厚みを厚くして設けられた左右を横断する膨らみ部11bに引っかかるので、仮置きした身の回り品が正面側(手前側)から落下することもなくなって、使い勝手のよいものとなる。
第2実施形態に係る収納棚下垂設用ラック2は、図11〜図20に示すとおりであって、ラック部12の側面から、先端が上方へ向いたフック状の引っ掛け部12cが突設されている構成が、第1実施形態に係る収納棚下垂設用ラック1と異なるものである。
第3実施形態に係る収納棚下垂設用ラック3は、図21〜図30に示すとおりであって、特に、図25〜図28に示すように、垂設部33の形状を収納棚Sの上面形状に対応させ、例えば、垂設部33の正面部23側を凸状33aに成型して収納棚Sの上面形状に対応させた構成が、第1実施形態に係る収納棚下垂設用ラック1と異なるものである。
また、本発明に係る収納棚下垂設用ラックは、ラック部の背面に固定補助部材としてのゴム製吸盤を取り付けなくても収納棚に垂設することが可能であって、例えば、図9、図19、図29に示すラック部の背面に孔があるような形態であっても、ミラーキャビネット内のデッドスペースの直上の収納棚に後付けにて垂設することにより、ラック部がキャビネット内の新たな収納空間となってデッドスペースを解消することができる。
第4実施形態に係る収納棚下垂設用ラック4は、図31〜図38に示すとおりであって、上述したようにラック部の背面に固定補助部材を取り付けなくても収納棚に垂設することが可能であるため、第1実施形態のラック部の背面からゴム製吸盤を取り除くとともに、このゴム製吸盤を取り付ける孔をラック部の背面に形成しないで構成したものである。
また、上記各実施形態では、収納棚下垂設用ラックのラック部の背面に、固定補助部材を1つ取り付けた形態を例示して説明したが、垂設する収納棚やミラーキャビネットの形態等との関係で2つ、3つと複数設けても好ましい形態となる。このほか、収納棚下垂設用ラックのラック部の略コの字の上側面の先端に設ける正面部は、収納棚に対応させて上向きに設ければよく、必ずしも直立させて設ける形態に限られるものではない。収納棚下垂設用ラックの正面部から奥行き方向に延設される垂設部については、必ずしも正面部の上端から延設する形態に限られるものではなく、例えば、収納棚下垂設用ラックの正面部の途中から奥行き方向に垂設部を延設すれば、本発明に係る第3実施形態の凸状33aと同様に、垂設部よりも上方にある正面部の一部に土手のような役割を付与して、収納棚からの収納物の落下を防ぐことが可能となる。
2・・・収納棚下垂設用ラック(第2実施形態)
3・・・収納棚下垂設用ラック(第3実施形態)
4・・・収納棚下垂設用ラック(第4実施形態)
11・・ラック部(第1実施形態)
11a・載置部
11b・膨らみ部
12・・ラック部(第2実施形態)
12a・載置部
12b・膨らみ部
12c・フック状の引っ掛け部
13・・ラック部(第3実施形態)
13a・載置部
13b・膨らみ部
14・・ラック部(第4実施形態)
21・・正面部(第1実施形態)
22・・正面部(第2実施形態)
23・・正面部(第3実施形態)
24・・正面部(第4実施形態)
31・・垂設部(第1実施形態)
32・・垂設部(第2実施形態)
33・・垂設部(第3実施形態)
33a・凸状
34・・垂設部(第4実施形態)
41・・ゴム製吸盤(固定補助部材:第1実施形態)
42・・ゴム製吸盤(固定補助部材:第2実施形態)
43・・ゴム製吸盤(固定補助部材:第3実施形態)
DS・・デッドスペース
MC・・ミラーキャビネット
S・・・収納棚
O・・・収納物
Claims (3)
- キャビネット内の収納棚に垂設して使用される収納棚下垂設用ラックであって、
奥行き方向に凹んだ縦断面視略コの字状のラック部と、
このラック部のコの字の上側先端から上向きに設けられ、前記収納棚の正面に接する正面部と、
この正面部から奥行き方向に延設され、前記収納棚へ引っ掛けて垂設する垂設部と、
からなり、
前記ラック部の背面側に、前記キャビネットの内壁へ着脱可能に取り付けるための固定補助部材を取り付けた、
ことを特徴とする収納棚下垂設用ラック。 - キャビネット内の収納棚に垂設して使用される収納棚下垂設用ラックであって、
奥行き方向に凹んだ縦断面視略コの字状のラック部と、
このラック部のコの字の上側先端から上向きに設けられ、前記収納棚の正面に接する正面部と、
この正面部から奥行き方向に延設され、前記収納棚へ引っ掛けて垂設する垂設部と、
からなり、
前記ラック部の側面に、フック状の引っ掛け部を突設した、
ことを特徴とする収納棚下垂設用ラック。 - 前記垂設部の形状を、前記収納棚の上面形状に対応させた、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納棚下垂設用ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009273690A JP5531210B2 (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 収納棚下垂設用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009273690A JP5531210B2 (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 収納棚下垂設用ラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011115277A JP2011115277A (ja) | 2011-06-16 |
JP5531210B2 true JP5531210B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=44281343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009273690A Active JP5531210B2 (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 収納棚下垂設用ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5531210B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-12-01 JP JP2009273690A patent/JP5531210B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2011115277A (ja) | 2011-06-16 |
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