JPH0593381U - ふろ場の整理棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各家庭で使われているふろ場用品は、家族
構成によってさまざまであり、決められた形の整理棚で
は整理しづらい面があるため、棚の種類が選択できそれ
ぞれの家庭にあった整理棚が作れるような、ふろ場の整
理棚を提供する。 【構成】 数本の横長の穴をあけた板（１）の両端を
Ｕ字に後部内側に折り曲げ、裏面の四隅に設けた吸盤
（２）で壁に取りつけ、Ｕ字に曲げた内側にスライドす
る足（３）を設け、床面に接するように調整し、両側面
の穴からねじ（４）を差し込み固定し、この板（１）
に、上部をＵ字に曲げたＬ字の板（５）、フック
（６）、カップ（７）等を取り付けることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ふろ場用品を整理するための、整理棚に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、コーナーボックスなどの整理棚がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）家族構成によってふろ場用品の種類、形がさまざまなために、形の決ま った整理棚では、整理しづらい面があった。 （ロ）ふろ場用品の数が多くなると、必要なものが取り出しにくかった。 本考案は、これらの欠点を解決し、各家庭にあった整理棚が作れるよう考案 されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記欠点を解消するため本考案は、 （イ）数本の横長の平行な穴をあけた板（１）の両端をＵ字に後部内側に折り 曲げ、この左右両側面の中央に縦長の穴をあけ、裏面に吸盤（２）を取り つけ浴室の壁にすい付ける。 （ロ）両端をＵ字に曲げた内側にスライドする足（３）を設け、ねじ（４）を しめ固定する。 （ハ）この板（１）の穴を利用して、上部をＵ字に曲げたＬ字の板（５）、フ ック（６）、カップ（７）等を取り付ける。 以上のように構成したものである。

【０００５】

【作用】

穴をあけた板（１）に、上部をＵ字に曲げたＬ字の板（５）を引っかけるこ とで、立てらせて置ける用品を置く台になり、フック（６）は、ひものついた 用品をつるすことができ、カップ（７）は、立てらせたり、つるしたりするこ とのできない用品を入れて整理できる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）数本の横長の平行な長方形の穴をあけた板（１）の両端をＵ字に後部内 側に折り曲げ、この左右両側面の中央に縦長の穴をあけ、Ｕ字に曲げた裏 面の四隅に吸盤（２）を取り付け、浴室の壁にすい付ける。 （ロ）両端をＵ字に曲げた内側に下部をＬ字に曲げたスライドする足（３）を 設け、必要な長さに調整し、両側面の縦長にあけた穴からねじ（４）を差 し込み固定する。 （ハ）この壁に取りつけた板（１）の穴を利用して、上部をＵ字に曲げたＬ字 の板（５）、フック（６）、カップ（７）等を取り付ける。 本案は以上のような構成でこれを使用するときは、吸盤（２）で穴のあいた 板（１）を壁に取り付けスライドする足（３）で床面に固定し、ねじ（４）を しめて落下を防ぎます。この板（１）の穴を利用してにＬ字の板（５）、フッ ク（６）、カップ（７）等を取りつけふろ場用品を置く棚する。 なお第３図に示すように、穴をあけた板（１）の両端をＵ字に曲げないで、 縦に長い穴をあけスライドする足を設け、足に取りつけた吸盤で壁に取り付け てもよい。

【０００７】

【考案の効果】

形の決まった整理棚でなく、Ｌ字の板、フック、カップの数を自由に選べ、 取りつける位置も自由なため、それぞれの家庭で使っているふろ場用品を置く のに適した整理棚をそれぞれの家庭で作ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案のＬ字の板の斜視図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 板 ２ 吸盤 ３ 足 ４ ねじ ５ Ｌ字の板 ６ フック ７ カップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）数本の横長の穴をあけた板（１）の
   裏面に吸盤（２）を設る。 （ロ）板（１）に足（３）を設ける。 （ハ）この板（１）に、Ｌ字の板（５）、フック
   （６）、カップ（７）等を取り付ける。 以上の構成によりなるふろ場の整理棚。