JP2015079779A - 加熱処理方法及び加熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布膜を形成するために段階的に基板を加熱処理する方法において、基板にドライパーティクルが付着することを抑制することのできる加熱処理装置並びに加熱方法を提供する。【解決手段】基板を異なる処理温度で段階的に加熱する方法であって、基板を加熱処理装置に搬入し、加熱処理装置に搬入された基板の温度を第1の温度まで急激に上昇させる準備工程と、加熱処理装置内の熱処理板から基板を一定距離だけ離間させた位置で第2の温度で加熱処理する第1の加熱工程と、熱処理板に基板を載置して第3の温度で加熱処理する第2の加熱工程とを有する。【選択図】 図6

Description

本発明は、基板の加熱処理方法及び加熱処理装置に関するものである。
半導体製造工程においては、例えば半導体ウエハ等の基板の上にフォトレジストを塗布し、レジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、現像処理することにより回路パターンを形成するフォトリソグラフィー工程が行われる。このフォトリソグラフィー工程では、フォトレジストの塗布液を塗布した後や、露光後に加熱処理が行われる。また、フォトレジスト塗布工程の前後に反射防止膜を基板上に形成する工程や、ガラス基板等にSOG材やドーパント材等の塗布膜を形成する工程においても加熱処理は行われる。
これら塗布膜の形成工程における加熱処理では、加熱処理温度を段階的に変化させて加熱処理を行う場合がある。例えば、特許文献1では、反射防止膜の形成において、まず低温側の熱処理板に基板を近づけて加熱し、次に高温側の熱処理板に基板を近づけて段階的に温度を上げて加熱する方法が記載されている。特許文献2及び特許文献3では、SOG材等のシリカ系被膜形成用塗布液やカラーレジスト等を加熱処理するに際して、まずリフトピンに基板を保持した状態で加熱し、その後、基板を熱処理板に載置した状態で加熱することにより熱処理温度を段階的に上昇させて処理する方法が記載されている。
一方で本発明者は、研究の結果、基板をリフトピンに保持した状態で低温での加熱処理を行い、その後、熱処理板に載置して高温加熱を行った場合、ドライパーティクルが基板上に付着するリスクが高まることを見出した。その原因として、加熱処理装置の内部が高温雰囲気であるため、装置内部に存在するパーティクルが高エネルギー状態となっており、そこに常温(23℃)の基板が搬入されると、エネルギーの均衡をとろうとパーティクルが熱泳動により基板に付着しやすくなることが考えられる。
しかしながら、二段階加熱処理における基板へのドライパーティクルの付着については、上記の特許文献のいずれにおいても、考慮されていない。
特開2000−91218号公報(特許請求の範囲、図4) 特開平11−97324号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2010−79217号公報(特許請求の範囲、図4)
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基板を段階的に加熱処理する方法において、基板にドライパーティクルが付着することを抑制することのできる加熱処理方法及び加熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の加熱処理方法は、基板を異なる処理温度で段階的に加熱処理する方法であって、基板を加熱処理装置に搬入する基板搬入工程と、加熱処理装置に搬入された基板の温度を第1の温度まで上昇させる準備工程と、加熱処理装置内の熱処理板から一定距離だけ離間させた位置で基板を第2の温度で加熱処理する第1の加熱工程と、次に、熱処理板に基板を載置して第3の温度で加熱処理する第2の加熱工程と、を有することを特徴とする。
なお、上記準備工程において、基板の温度を急激に上昇させるとは、第1の加熱工程における基板の昇温速度よりも速い昇温速度で基板の温度を上昇させることを意味している。
また、上記準備工程は、以下のいずれかの方法、又は以下の方法を組み合わせた方法により行われる。
加熱処理装置に搬入された基板を熱処理板に載置することによって基板の温度を第1の温度まで上昇させる。
または、加熱処理装置に基板を搬入する間または搬入後に、基板に光を照射することによって基板の温度を第1の温度まで上昇させる。
または、加熱処理装置に搬入された前記基板に、加熱気体を吹き付けることによって基板の温度を第1の温度まで上昇させる。
さらに、上記の準備工程は、第1の加熱工程及び第2の加熱工程における処理時間よりも短い時間で行われることを特徴とする。
また、本発明に係る記憶媒体は、塗布膜が形成された基板を加熱処理する加熱処理装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、コンピュータプログラムは、上記の加熱処理方法を実行するようにステップ群が組み込まれていることを特徴とする。
本発明に係る加熱処理装置は、加熱処理装置内に配置され、基板を載置して加熱処理を行う熱処理板と、熱処理板から一定距離だけ離間した上昇位置において加熱処理装置に搬入された基板を支持し、下降位置において熱処理板に基板を載置させる昇降自在な支持機構と、熱処理板の温度及び支持機構の昇降を制御する制御部と、を備え、この制御部は、加熱処理装置に搬入された基板の温度を第1の温度まで上昇させ、その後、加熱処理装置内の熱処理板から基板を一定距離だけ離間させた位置において第2の温度で加熱処理し、次に、熱処理板に基板を載置して第3の温度で加熱処理するよう熱処理板及び支持機構を制御することを特徴とする。
さらに、本発明に係る加熱処理装置は、支持機構に支持された基板の上方に配置される光源とこのLEDの動作を制御する制御部とを有し、上記制御部は、加熱処理装置に搬入された基板に光源から光を照射することにより基板の温度を第1の温度まで上昇させるよう光源を制御してもよい。
本発明に係る加熱処理装置は、さらに加熱処理装置に開口し支持機構に支持された基板若しくは熱処理板に載置された基板の上方から加熱気体を吹き付ける加熱気体供給部を有し、加熱処理装置に搬入された基板に加熱気体供給部から加熱気体を吹き付けることにより基板の温度を第1の温度まで上昇させるよう加熱気体供給部を制御するようにしてもよい。
本発明に係る加熱処理方法及び加熱処理装置によれば、加熱処理装置へのウエハの搬入後、ドライパーティクルの付着を抑えることのできる温度までウエハの温度を速やかに上昇させるため、その後、ウエハにドライパーティクルを付着させることなく、段階的な加熱処理を行うことができる。
本発明に係る加熱処理装置を含む塗布現像処理装置を示す概略平面図である。 上記塗布現像処理装置を示す概略斜視図である。 上記塗布現像処理装置を示す概略縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る加熱処理装置を示す概略断側面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の概略図である。 本発明に係る加熱処理方法のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る加熱処理装置を用いた加熱処理方法を段階的に示す概略縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る加熱処理装置を示す概略断側面図である。 本発明の第2実施形態に係る加熱処理装置を用いた加熱処理方法を段階的に示す概略縦断面図である。 本発明の効果について行ったウエハ温度とパーティクルの付着数に関する評価の結果を示すグラフである。 ウエハの昇温過渡履歴を調べるために行った評価の結果を示すグラフである。
以下に、この発明の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、この発明に係る加熱処理方法並びに加熱処理装置が適用される塗布現像処理装置の構成及び動作について説明する。
上記塗布現像処理装置1には、図1に示すように、キャリアブロックS1から露光ブロックS4まで順に、キャリアブロックS1、処理ブロックS2、インターフェイスブロックS3、露光ブロックS4が連結されている。
キャリアブロックS1では、搬送機構Cが、載置台10上に載置された密閉型のキャリア11からウエハW(基板)を取り出して、キャリアブロックS1に隣接された処理ブロックS2に受け渡す。また、搬送機構Cは、処理ブロックS2にて処理された後のウエハWを受け取ってキャリア11に戻すように構成されている。
処理ブロックS2は、図2に示すように、現像処理を行うための第1のブロック(DEV層)B1、レジスト膜の下層側に反射防止膜を形成するための第2のブロック(BCT層)B2、レジスト液の塗布処理を行うための第3のブロック(COT層)B3、レジスト膜の上層側に反射防止膜を形成するための第4のブロック(TCT層)B4を下から順に積層して構成されている。
上記第2のブロック(BCT層)B2と第4のブロック(TCT層)B4とは、各々反射防止膜を形成するための薬液をスピンコーティングにより塗布する塗布部を3つ含んだ液処理モジュール30と、この液処理モジュール30にて行われる処理の前処理及び後処理を行うための加熱・冷却処理モジュール40と、液処理モジュール30と、加熱・冷却処理モジュール40との間に設けられ、これらの間でウエハWの受け渡しを行なう基板搬送手段である搬送機構A2,A4とを備えている(図3参照)。
第3のブロック(COT層)B3においては、上記薬液がレジスト液であり、疎水化処理ユニットが組み込まれることを除けば、BCT層B2及びTCT層B4と同様の構成である。一方、第1の処理ブロック(DEV層)B1については、例えば一つのDEV層B1内に現像ユニットが2段に積層されている。そしてDEV層B1内には、これら2段の現像ユニットにウエハWを搬送するための共通の搬送機構A1が設けられている(図3参照)。さらに処理ブロックS2には、図1及び図3に示すように、キャリアブロックS1側に棚ユニットU5が設けられ、この棚ユニットU5の各部同士の間では、棚ユニットU5の近傍に設けられた昇降自在な搬送機構EによってウエハWが搬送される。また、処理ブロックS2のインターフェイスブロックS3側には、棚ユニットU6が設けられる。
一方、DEV層B1内の上部には、棚ユニットU5に設けられた受け渡しユニットCPL11から棚ユニットU6に設けられた受け渡しユニットCPL12にウエハWを直接搬送するための専用の搬送手段であるシャトルアームFが設けられている(図3参照)。レジスト膜やさらに反射防止膜が形成されたウエハWは、受け渡しユニットBF3やTRS4を介して搬送機構Eにより受け渡しユニットCPL11に受け渡され、ここからシャトルアームFにより棚ユニットU6の受け渡しユニットCPL12に直接搬送される。
次いで、ウエハWはインターフェイスアームIにより露光ブロックS4に搬送され、ここで所定の露光処理が行われた後、棚ユニットU6の受け渡しユニットTRS6に載置されて処理ブロックS2に戻される。戻されたウエハWは、第1のブロック(DEV層)B1にて現像処理が行われ、基板搬送手段である搬送機構A1により受け渡しユニットTRS3に受け渡される(図3参照)。
その後、搬送機構Cを介してキャリア11に戻される。なお、図1において棚ユニットU1〜U4には各々加熱・冷却処理モジュール40が積層されている。本発明に係る加熱処理装置50は、例えば棚ユニットU4に設けられている。
次に、本発明に係る加熱処理装置50の構成及び動作について詳細に説明する。本発明に係る加熱処理装置50は、例えばレジスト膜や反射防止膜の形成にあたって処理液を塗布した後の基板を加熱処理する際に用いられる。
<第1実施形態>
第1実施形態にかかる加熱処理装置は、図4に示すように、筐体51の内部に蓋体60と、熱処理板収容部61とを有する。蓋体60は、熱処理板収容部61の上側に位置して上下動自在であり、熱処理板収容部61と一体となって処理空間Sを形成する。
筐体51の側面には、ウエハWを加熱処理装置50内へ搬入出するための搬入出口52が設けられており、当該搬入出口52を開閉可能とするシャッタ53が取り付けられている。基板搬入出時以外にこのシャッタ53が閉鎖することにより、加熱処理装置50からの熱的影響が他の処理装置に及ぶことを抑制する。
蓋体60は、ウエハWを取り囲むように下面が開口した略円筒状の形状を有している。ウエハWが加熱処理装置50内部に搬入される際には、蓋体60は上方位置に上昇し、その後下降して加熱処理中には熱処理板収容部61と共に処理空間Sを形成する。
蓋体60の上面中央部には、排気管62が接続される。排気管62は、筐体51を貫通して加熱処理装置50の外部に伸び、フィルタ63を介して吸引装置64と接続している。吸引装置64が動作することにより、処理空間Sの雰囲気を加熱処理装置50の外部に排出できるようになっている。この吸引装置64は、排気量を制御する制御部65を備える。また、排気管62は、可撓性を有しており、蓋体60が上下動しても排気量に影響を与えることがないような構成となっている。フィルタ63は、排気の中に含まれる不純物を捕集し、不純物が吸引装置64側に流れることを防止する。
蓋体60の上面内側の天井部60aには、光源としてのLED66が設けられる。当該LED66は、ケーブル67を介して光の照射を制御する制御部68に接続される。LED66は、加熱処理装置50に搬入されたウエハWが支持ピン72に載置されている状態でウエハWの上方から光を照射することができるように、天井部60aに複数配置されている。なお、LED66から照射される光は、ウエハWに塗布された塗布膜を感光することがないような波長の光が用いられる。
熱処理板収容部61には、ウエハWを載置して加熱する熱処理板69が設けられる。熱処理板69は、例えば炭化ケイ素や窒化アルミニウム等のセラミックからなり、2〜10mm程度の厚みを有した円盤状に形成されている。
熱処理板69の裏面には、熱処理板69の熱源となるヒータ70が設けられている。ヒータ70は、当該ヒータ70の発熱量を制御する制御部71に接続されており、制御部71がヒータ70の発熱量を制御することによって、熱処理板69を所定の温度に維持できるようになっている。
熱処理板69の下方には、熱処理板69の上方位置で外部より搬入されてきたウエハWを支持する支持ピン72が設けられる。この支持ピン72には、昇降機構73が設けられており、昇降自在となっている。支持ピン72は、昇降機構73により、熱処理板69に設けられた貫通孔74を貫通して熱処理板69上に突出し、当該熱処理板69の上方位置においてウエハWを支持することができる。昇降機構73は、制御部75から昇降動作を制御されることにより、支持ピン72の昇降を行う。
熱処理板収容部61は、さらに、熱処理板69の外縁部を支持する支持台76を有している。この支持台76は、熱処理板69の熱を外部に逃がさないように、断熱材により形成されている。
また、熱処理板収容部61は、支持台76の外周部を取り囲むように、略筒状のサポートリング77を有している。当該サポートリング77には、処理空間S内に例えば不活性ガスなどの気体を噴出する吹出口78が設けられている。この吹出口78から気体を噴出することにより、処理空間S内を当該気体でパージすることができる。また、サポートリング77の外周部を取り囲むように、円筒状の容器79が設けられ、蓋体60と共に処理空間Sを形成する。
図5に示すように、吸引装置64の制御部65、LED66の制御部68、ヒータ70の制御部71、昇降機構73の制御部75は、装置外部の制御コンピュータ80と接続されている。この装置外部の制御コンピュータ80は制御装置90に内蔵されている。制御コンピュータ80は、制御コンピュータ80に制御プログラムを実行させるソフトウェアが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が備えられており、制御プログラムに基づいて前記各部に制御信号を出力するように構成されている。また、制御プログラムは、ハードディスク、コンパクトディスク、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、メモリカードなどの記憶媒体に格納され、これら記憶媒体から制御コンピュータ80にインストールされて使用される。
次に、以上により構成される本実施形態に係る加熱処理装置を用いた加熱処理方法について説明する。以下では、説明の都合上、BCT層B2における加熱処理装置50の加熱処理方法について説明する。
まず、図2に示すキャリア11から取り出されたウエハWは、搬送機構Cによって棚ユニットU5のCPL2に搬送される。CPL2により約23℃に冷却された後、ウエハWは搬送機構A2により第2のブロックB2の液処理モジュール30に搬送され、反射防止膜を形成する薬液がウエハWの表面(上面)に塗布される。液処理モジュール30における液処理が終了すると、搬送機構A2はウエハWを液処理モジュール30から搬出し、加熱処理装置50へと搬送する。
一方、加熱処理装置50では、ウエハWが加熱処理装置50内にない場合には、制御部71が熱処理板69のヒータ70を調整して、所定の温度、例えば400℃に熱処理板69の温度を維持して待機している。
次に、図6及び図7(a)〜図7(f)を用いて本実施形態に係る加熱処理装置50における動作について説明する。
搬送機構A2がウエハWを加熱処理装置50まで搬送してくると、加熱処理装置50の搬入出口52のシャッタ53が開放され、ウエハWを保持した搬送機構A2は、熱処理板69上まで進入する。熱処理板69の上方まで搬入されたウエハWは、支持ピン72に載置される(図6の工程S1、図7(a))。
図7(b)に示すように、ウエハWが支持ピン72に載置されると、LED66からウエハWの表面(薬液が塗布された上面)に光を照射するように制御部68がLED66を制御する。これにより、ウエハWは所定の温度、例えば150℃に加熱される。その後、支持ピン72及び蓋体60が下降し、ウエハWは、ギャップピン(図示せず)を介して熱処理板69上に載置される(図7(c))。ウエハWは、熱処理板69に所定の時間、例えば5秒間載置されて、熱処理板69によってウエハWの裏面が加熱され、ウエハWが所定の温度(第1の温度)、例えば300℃まで上昇すると、準備工程が終了する(図6の工程S2)。
準備工程が終了すると、支持ピン72が上昇する(図7(d))。こうして、ウエハWは、熱処理板69から一定距離だけ離間した位置で支持ピン72に支持され、第1の加熱工程が行われる(図6の工程S3)。このとき、ウエハWを目標温度(第2の温度)で加熱することができるように、制御部75は支持ピン72の高さを制御する。本実施形態におけるウエハWの加熱目標温度は、例えば300℃である。なお、支持ピン72のウエハ支持部(図示せず)の熱処理板69からの高さは、熱処理板69の設定温度とウエハWの加熱目標温度に基づき予め設定されており、本実施形態では、例えば17mmに設定される。また、第1の加熱工程では、ウエハWが熱処理板69から一定距離だけ離間した位置で、例えば30秒間加熱される。
こうして第1の加熱工程が終了すると、再び支持ピン72が下降し、ウエハWはギャップピン(図示せず)を介して熱処理板69に載置され、ウエハWを所定の温度(第3の温度)に加熱する第2の加熱工程が行われる(図6の工程S4)。このとき、熱処理板69は、例えば400℃に設定されている。第2の加熱工程では、例えば60秒間ウエハWが加熱される(図7(e))。
第2の加熱工程が終了すると、支持ピン72及び蓋体60が上昇し、搬入出口52のシャッタ53が開放され、搬入出口52から搬送機構A2が加熱処理装置50内に進入する(図7(f))。支持ピン72に支持されていたウエハWは、搬送機構A2に受け取られ、搬送機構A2により加熱処理装置50から搬出される。加熱処理装置50から搬出されたウエハWは、棚ユニットU5のBF2に搬送され、上述のように、その後の工程へと進む。
第1実施形態によれば、準備工程において、加熱処理装置50へのウエハWの搬入後、すぐにウエハWをLED66及び熱処理板69にて加熱して、上記の準備工程を入れずに第1の加熱工程を行った場合におけるウエハWの昇温速度よりも速い昇温速度でウエハWの温度を第1の温度まで上昇させている。これによって、ドライパーティクルの付着を抑えることのできる温度までウエハWの温度を上昇させているため、その後、ウエハWにドライパーティクルを付着させることなく、段階的な加熱処理を行うことができる。
以上の実施形態では、ウエハWを搬入した後にLED66の光を照射することによりウエハWを加熱したが、ウエハWを搬入している間にLED66の光を照射し、ウエハWが支持ピン72に載置される際にLED66による加熱を終了させていてもよい。この場合には、LED66は、搬入出口52に隣接した位置、すなわち支持ピン72に載置されたウエハWの搬入出口52側の周端部の上方に設けられればよい。ウエハWは、蓋体60の天井部60aに設けられたLED66の下を通過する際に、LED66の光を受けて所定温度まで加熱される。そして、ウエハWが支持ピン72に載置される際にウエハWの搬入出口52側の周端部がLED66の下を通過すると、LED66による加熱が終了する。このように、LED66の照射を制御する制御部68は、ウエハWがLED66の下を通過する間に光を照射するようLED66を制御する。この方法によれば、ウエハWの加熱処理装置50内への搬送中にLED66による加熱を行うことができ、処理時間を短縮することができる。また、LED66を搬入出口52に隣接した位置のみに配置することが可能となり、コストダウンも期待できる。
なお、LED66の位置としては、ウエハWの上方に配置する場合に限られず、下方に配置してもよい。この場合、熱処理板69を光透過性の材料にて形成し、当該熱処理板69の下方にLED66を配置して下方からウエハWに光を照射する。これにより、塗布膜がLED66からの光により感光するリスクを抑えることができる。
また、第1実施形態の準備工程においては、ウエハWをLED66で加熱した後に熱処理板69に載置してさらに加熱を行ったが、LED66の加熱を省略してもよい。つまり、加熱処理装置50に搬入されたウエハWを支持ピン72に載置した後、すぐに支持ピン72を下降させ、ウエハWを熱処理板69上に載置し、所定温度まで加熱してもよい。この場合にも、加熱処理前にウエハWの温度を速やかに上昇させることができるため処理空間S内のドライパーティクルがウエハWに付着するリスクが抑えられる。
さらに、LED66の加熱によりウエハWの温度を目標温度まで上昇させ、その後の熱処理板69への載置を省略してもよい。この場合にも、加熱処理前にウエハWの温度を速やかに上昇させることができるため処理空間S内のパーティクルがウエハWに付着するリスクが抑えられる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る加熱処理装置の第2実施形態について、図8を参照して説明する。
第2実施形態は、LED66に代えて加熱気体供給部160を備えた点が第1実施形態と異なる。以下では、第1実施形態と異なる点について説明し、同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
加熱気体供給部160は、蓋体60の天井部60aの中央部に設けられた気体供給口161と、気体供給源162と、気体供給口161と気体供給源162とを連通する気体供給管路163とを有する。気体供給源162には、流量調整弁(図示せず)が設けられ、空気やN2などの不活性ガスを加熱処理装置150に供給する際に、気体の供給量を調整する。また、気体供給管路163は、可撓性を有しており、蓋体60が上下動しても気体供給量に影響を与えることがないような構成となっている。
気体供給管路163には、気体供給源162の下流に加熱器164が設けられる。加熱器164は、内部で気体供給管路163を分岐させる二つの分岐管路(図示せず)と、ヒータ等の加熱源(図示せず)と切換弁(図示せず)により構成される。加熱器164では、気体供給源162から供給された気体を加熱する場合には、切換弁により気体を加熱源に接続する分岐管路へと誘導し、加熱源にて気体を加熱して気体供給口161へと送り出す。また、気体供給源162から供給された気体を加熱せず、そのまま気体供給口161へと気体を送る場合には、切換弁を他方の加熱源に接していない分岐管路へと切り換えて、気体を気体供給口161へと送り出す。
加熱気体供給部160は、さらに、天井部60aの下方で蓋体60の内部に整流板165を設けている。整流板165は、例えば多数の通気孔(図示せず)を設けた円形板であり、気体供給口161から供給された気体がウエハWの表面に満遍なく吹きつけられるよう構成される。
加熱気体供給部160の気体供給源162及び加熱器164の動作は制御部166により制御される。制御部166は、気体供給源162の流量調整弁を制御して気体供給口161から供給される気体の量を調整する。また、制御部166は、加熱器164の切換弁を制御して、加熱気体を供給する場合には加熱源に接している分岐管路に切換弁を切り換え、通常のパージガスを供給する場合には加熱源に接していない分岐管路に切り換える。この制御部166も制御コンピュータ80と接続される。
また、熱処理板69の外縁部を支持する支持台76と容器79との間に、排気口170が周設されている。排気口170には、排気管路171が接続されており、この排気管路171に、排気手段である例えば排気ポンプ172が設けられている。
次に、図6及び図9(a)〜図9(d)を用いて、第2実施形態における加熱処理装置150の動作について説明する。
搬送機構A2がウエハWを加熱処理装置150まで搬送してくると、加熱処理装置150の搬入出口52のシャッタ53が開放され、ウエハWを保持した搬送機構A2は、熱処理板69上まで進入する。熱処理板69まで搬入されたウエハWは、支持ピン72に載置される(図6の工程S1、図9(a))。
図9(b)に示すように、ウエハWが支持ピン72に載置されると、蓋体60が下降する。蓋体60が下降した後、加熱された気体が気体供給口161から吹き出す。吹き出された加熱気体は、整流板165を通過して支持ピン72上に載置されるウエハWの全面(表面(薬液が塗布された上面)及び裏面)に吹き付けられる。この加熱気体は所定の温度、例えば400℃に加熱されており、加熱気体が吹き付けられることによって、ウエハWの温度は上昇する。ウエハWの温度が加熱目標温度(第1の温度)、例えば300℃まで上昇すると、加熱気体の供給が停止され、準備工程が終了する(図6の工程S2)。
準備工程が終了すると、ウエハWは、熱処理板69から一定距離だけ離間した位置で支持ピン72に支持されたまま、ウエハWを所定の温度(第2の温度)まで加熱する第1の加熱工程が行われる(図6の工程S3)。第1の加熱工程では、ウエハWが熱処理板69から一定距離だけ離間した位置で、例えば30秒間加熱される。
こうして第1の加熱工程が終了すると、支持ピン72が下降し、ウエハWはギャップピン(図示せず)を介して熱処理板69に載置され、ウエハWを所定の温度(第3の温度)まで加熱する第2の加熱工程が行われる(図6の工程S4)。このとき、熱処理板69は、例えば400℃に設定されている。第2の加熱工程では、例えば60秒間ウエハWが加熱される(図9(c))。
第2の加熱工程が終了すると、支持ピン72及び蓋体60が上昇し、搬入出口52のシャッタ53が開放され、搬入出口52から搬送機構A2が加熱処理装置50内に進入する(図9(d))。支持ピン72に支持されていたウエハWは、搬送機構A2に受け取られ、搬送機構A2により加熱処理装置50から搬出される。加熱処理装置50から搬出されたウエハWは、棚ユニットU5のBF2に搬送され、その後の工程へと進む。
第2実施形態では、準備工程において、加熱処理装置150へのウエハWの搬入後、すぐに加熱気体をウエハWへ吹き付けて、上記の準備工程を入れずに第1の加熱工程を行った場合におけるウエハWの昇温速度よりも速い昇温速度で第1の温度までウエハWの温度を上昇させている。これによって、ドライパーティクルの付着を抑えることのできる温度までウエハWの温度を上昇させているため、その後、ウエハWにドライパーティクルを付着させることなく、段階的な加熱処理を行うことができる。
なお、第2実施形態では、準備工程におけるウエハWの加熱を加熱気体の吹き付けのみにて行っていたが、加熱気体を吹き付けた後、熱処理板69にウエハWを所定時間載置することによりウエハWの温度を急上昇させてもよい。
以上、いくつかの実施形態を参照しながら本発明を説明したが、本発明は前記の実施形態に限定されることなく、添付の特許請求の範囲に含まれる事項の範囲で種々の変形が可能である。
例えば、準備工程においてウエハWを加熱する温度(第1の温度)は、第1の加熱工程でウエハWを熱処理する温度(第2の温度)と同じ温度でもよく、第2の温度よりも低い温度でもよい。また、準備工程においては、ウエハWの搬入後、準備工程を入れずに第1の加熱工程を行った場合におけるウエハWの昇温速度よりも早い昇温速度で第1の温度までウエハWの温度を上昇させているが、第2の加熱工程におけるウエハWの平均昇温速度よりも早い昇温速度で第1の温度まで上昇させてもよい。また、準備工程においては、ウエハWの表面(薬液の塗布面)に向けて熱源(光や熱風)を照射させてもよく、ウエハWの全面に向けて熱源を照射させてもよい。さらに、準備工程においては、第1の加熱工程や第2の加熱工程で用いる加熱装置を用いてウエハWを加熱してもよく、第1の加熱工程や第2の加熱工程で用いる加熱装置とは異なる加熱装置を別に設けてウエハWを加熱してもよい。また、第1の加熱工程や第2の加熱工程と同一の加熱装置と異なる加熱装置とを同時に使用してウエハWを加熱してもよい。
また、以上の実施形態では、反射防止膜の形成工程における加熱処理について説明したが、本発明はこれに限定されず、その他の工程における加熱処理についても適用することができる。例えば、SOG材等のシリカ系被膜形成用塗布液やカラーレジストなど、他の薬液を用いた塗布膜の形成においても本発明を適用することができる。また、塗布膜形成以外の工程、例えば現像工程における加熱処理についても本発明を適用することができる。
上記の実施形態では、本発明に係る加熱処理装置及び加熱処理方法を半導体ウエハに適用した場合について説明したが、半導体ウエハ以外の例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板についても適用できる。
<評価試験>
以下、本発明の効果について行った評価試験について説明する。
図4に示す加熱処理装置からLEDを省き、冷却板を装置内に設けた加熱処理装置を用いて、次のような試験を行った。まず、加熱処理装置の支持ピンが上昇している状態でウエハWを支持ピン上に載置し、すぐに支持ピンを下降させてウエハWを熱処理板に所定の時間だけ載置した。その後、支持ピンを上昇させ、その状態で30秒間待機し、次に加熱処理装置内の冷却板がウエハWを受け取って12秒間冷却した。その後、ウエハWを加熱処理装置から取り出し、ウエハWに付着するパーティクルの数を計測した。なお、熱処理板の温度は400℃であり、処理空間Sの温度は300℃とした。また、パーティクル数の計測に当たっては、直径60nm以上の粒子をパーティクルと定義している。
本評価試験の結果を図10にグラフとして示す。横軸は準備工程におけるウエハWの到達温度であり、縦軸はパーティクルの数を示している。また、図11にウエハの昇温過渡履歴を示す。図11の横軸はウエハWの加熱時間であり、縦軸はウエハの温度である。
図10に示す結果から、準備工程におけるウエハWの到達温度が高くなる程、ウエハWに付着するパーティクルの数が減少していることが確認できる。なお、図11に示すように、400℃の熱板に5秒間載置するとウエハWの温度は約190℃、10秒間載置すると300℃まで急激に上昇する。しかし、その後、グラフの傾きはなだらかとなり、400℃にまで到達するのには60秒の時間が必要である。従って、スループットの観点からは、準備工程におけるウエハWの加熱は、図11のグラフの傾きが急である時間において行うことが望ましい。
50、150 加熱処理装置
60 蓋体
61 熱処理板収容部
62 排気管
66 LED
69 熱処理板
70 ヒータ
72 支持ピン
76 支持台
79 容器
80 制御コンピュータ
90 制御装置
160 加熱気体供給部
162 気体供給源
164 加熱器
165 整流板
170 排気口
171 排気管路
172 排気ポンプ

Claims (10)

  1. 基板を異なる処理温度で段階的に加熱する方法であって、
    前記基板を加熱処理装置に搬入する基板搬入工程と、
    前記加熱処理装置に搬入された基板の温度を第1の温度まで上昇させる準備工程と、
    前記加熱処理装置内の熱処理板から基板を一定距離だけ離間させた位置で第2の温度で加熱処理する第1の加熱工程と、
    次に、前記熱処理板に基板を載置して第3の温度で加熱処理する第2の加熱工程と、を有することを特徴とする加熱処理方法。
  2. 前記準備工程は、前記基板搬入工程の後、第1の加熱工程を行った場合における基板の昇温速度よりも速い昇温速度で基板の温度を第1の温度まで上昇させることを特徴とする請求項1に記載の加熱処理方法。
  3. 前記準備工程は、前記加熱処理装置に搬入された前記基板を熱処理板に載置することによって前記基板の温度を第1の温度まで上昇させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱処理方法。
  4. 前記準備工程は、前記加熱処理装置に前記基板を搬入する間または搬入後に、基板に光を照射することによって前記基板の温度を第1の温度まで上昇させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱処理方法。
  5. 前記準備工程は、前記加熱処理装置に搬入された前記基板に、加熱気体を吹き付けることによって前記基板の温度を第1の温度まで上昇させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱処理方法。
  6. 前記準備工程は、前記第1の加熱工程及び前記第2の加熱工程における処理時間よりも短い時間で行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の加熱処理方法。
  7. 塗布膜が形成された基板を加熱処理する加熱処理装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし6のいずれか一項に記載された加熱方法を実行するようにステップ群が組み込まれていることを特徴とする記憶媒体。
  8. 加熱処理装置内に配置され、基板を載置して加熱処理を行う熱処理板と、
    前記熱処理板から一定距離だけ離間した上昇位置において前記加熱処理装置に搬入された基板を支持し、下降位置において前記熱処理板に前記基板を載置させる昇降自在な支持機構と、
    前記熱処理板の温度及び前記支持機構の昇降を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記加熱処理装置に搬入された基板の温度を第1の温度まで上昇させ、その後、前記加熱処理装置内の熱処理板から基板を一定距離だけ離間させた位置において第2の温度で加熱処理し、次に、前記熱処理板に基板を載置して第3の温度で加熱処理するよう前記熱処理板及び前記支持機構を制御することを特徴とする加熱処理装置。
  9. 前記加熱処理装置は、さらに前記支持機構に支持された前記基板の上方に配置される光源と、
    前記光源の動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記加熱処理装置に搬入された基板に前記光源から光を照射することにより前記基板の温度を第1の温度まで上昇させるよう前記光源を制御することを特徴とする請求項8に記載の加熱処理装置。
  10. 前記加熱処理装置は、さらに前記加熱処理装置に開口し前記支持機構に支持された前記基板若しくは前記熱処理板に載置された前記基板の上方から加熱気体を吹き付ける加熱気体供給部を有し、
    前記加熱処理装置に搬入された基板に前記加熱気体供給部から前記加熱気体を吹き付けることにより前記基板の温度を第1の温度まで上昇させるよう前記加熱気体供給部を制御することを特徴とする請求項8に記載の加熱処理装置。
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