JP5025546B2 - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば半導体ウエハやLCDガラス基板等の基板に紫外線硬化樹脂膜を形成する基板処理方法及び基板処理装置に関するものである。
一般に、半導体デバイスの製造においては、例えば半導体ウエハやLCDガラス基板等(以下にウエハ等という)の上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や電極パターンを形成するために、フォトリソグラフィ技術が利用されている。このフォトリソグラフィ技術においては、ウエハ等にフォトレジストを塗布し、これにより形成されたレジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パターンが形成されている。
このようなフォトリソグラフィ工程においては、レジストパターンの光学起因の変形を軽減するためにレジスト上層又は下層に反射防止膜が塗布される。
しかし、従来のこの種の反射防止膜に使用される有機溶剤を含む樹脂材料は、塗布後に熱処理装置(オーブン)で熱処理すると、昇華物が発生し、その昇華物が結露して処理室(チャンバ)に付着して、排気経路の目詰まりやパーティクルの発生等の問題がある。従来では、昇華物の結露防止やパーティクルの発生の抑制を図るために、オーブンの排気等を工夫しているが、排気系構造が複雑になる。
そこで、発明者等は鋭意研究して、昇華物の発生が少ない材料として紫外線硬化樹脂が反射防止膜に適用できることに着目した。この紫外線硬化樹脂を反射防止膜に使用する場合には、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板に紫外線を照射する必要がある。
従来の紫外線照射技術として、基板と紫外線照射手段とを相対的に平行移動させつつ基板に紫外線を照射する基板処理方法(装置)が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−319558号公報(特許請求の範囲、図4,図5) 特開2004−319559号公報(特許請求の範囲、図4,図5)
しかしながら、上記特許文献1,2に記載の技術は、いずれも基板の熱処理ユニットとは別個に紫外線照射ユニットを単独に形成したものであるため、装置全体が複雑かつ大型になると共に、スループットの低下を招く懸念がある。また、基板に紫外線を照射した後に熱処理を施すまでに時間を要するために、塗布膜の膜厚に変動をきたし、塗布膜の平坦性の維持が十分に図れないという問題もある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、装置の小型化及びスループットの向上が図れ、かつ、塗布膜の平坦性の維持が図れるようにした基板処理方法及び基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理方法であって、 基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布工程と、 上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させて基板の温度上昇を抑制する工程と、 上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱板上に載置させて紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる工程と、 上記基板を上記冷却板に載置させる際に基板表面に紫外線を照射する第1の紫外線照射工程と、 上記基板を上記熱板上に載置させる際に基板表面に紫外線を照射する第2の紫外線照射工程と、 次いで、上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成する工程と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の基板処理方法において、上記第1の紫外線照射工程が、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第1の紫外線照射手段に対して基板を平行移動させて基板表面に紫外線を照射する工程であり、上記第2の紫外線照射工程が、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第2の紫外線照射手段に対して基板を上記第1の紫外線照射工程の移動方向と直交する方向に平行移動させて基板表面に紫外線を照射する工程である、ことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理方法であって、 基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布工程と、 上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させて基板の温度上昇を抑制する工程と、 上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱板上に載置させて紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる工程と、 上記基板を上記熱板に載置させる際に、基板の幅全体に渡って直線状に照射する紫外線照射手段に対して基板を平行移動させると共に、同一面上に所定角度回転させて基板表面に紫外線を照射する紫外線照射工程と、 次いで、上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成する工程と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の基板処理方法を具現化するもので、パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理装置であって、 基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布手段を具備する塗布処理ユニットと、 紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、該基板の温度上昇を抑制する冷却板と、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる熱板と、を具備する熱処理ユニットと、 上記塗布処理ユニットから上記冷却板へ基板を搬送する搬送機構と、 上記冷却板を上記熱板に対して進退移動すると共に、基板を受け渡しする移動機構と、 上記搬送機構によって基板を上記冷却板に載置させる際に、基板表面に紫外線を照射する第1の紫外線照射手段と、 上記移動機構の駆動によって上記冷却板上の基板を上記熱板上に載置させる際に、基板表面に紫外線を照射する第2の紫外線照射手段と、 上記基板上に上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニットと、を具備することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の基板処理方法を具現化するもので、請求項4記載の基板処理装置において、 上記第1の紫外線照射手段は、上記熱処理ユニットにおける基板の搬送口の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能に形成され、上記第2の紫外線照射手段は、上記基板の搬送方向と直交する方向に移動する冷却板の移動領域の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能に形成される、ことを特徴とする。
請求項4又は5記載の基板処理装置において、上記第1及び第2の紫外線照射手段を、冷陰極の低圧水銀灯にて形成するか(請求項6)、あるいは、キセノンフラッシュランプ又はエキシマランプにて形成する(請求項7,8)方が好ましい。
また、請求項9記載の発明は、請求項3記載の基板処理方法を具現化するもので、パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理装置であって、 基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布手段を具備する塗布処理ユニットと、 紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、該基板の温度上昇を抑制する冷却板と、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる熱板と、を具備する熱処理ユニットと、 上記塗布処理ユニットから上記冷却板へ基板を搬送する搬送機構と、 上記冷却板を同一平面上に所定角度回転させる回転機構と、 上記冷却板を上記熱板に対して進退移動すると共に、基板を受け渡しする移動機構と、 上記冷却板の移動領域の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射する紫外線照射手段と、上記基板上に上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニットと、を具備し、 上記基板を上記熱板に載置させる際に、上記紫外線照射手段に対して基板を平行移動させると共に、同一面上に所定角度回転させて基板表面に紫外線を照射する、ことを特徴とする。
請求項9記載の基板処理装置において、上記紫外線照射手段を、冷陰極の低圧水銀灯にて形成するか(請求項10)、あるいは、キセノンフラッシュランプ又はエキシマランプにて形成する(請求項11,12)方が好ましい。
請求項1,4記載の発明によれば、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させる際に基板表面に紫外線を照射した後、基板を熱板上に載置させる際に基板表面に紫外線を照射することにより、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱処理する過程において基板に紫外線を照射することができる。また、基板に対する紫外線の照射を2回に分けて照射することにより、基板表面に均一に紫外線を照射することができると共に、基板の熱処理に要する時間に影響を与えることなく紫外線硬化樹脂の特性に応じた照射量の照射が可能となる。また、紫外線硬化樹脂は加熱により昇華物が発生するのを抑制することができる。更には、熱板で熱処理される前及び熱処理後の基板を冷却板上に載置することにより、基板の温度上昇を抑制することができる。
請求項2,5記載の発明によれば、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第1の紫外線照射手段に対して基板を平行移動させて基板表面に紫外線を照射した後、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第2の紫外線照射手段に対して基板を第1の紫外線照射工程の移動方向と直交する方向に平行移動させて基板表面に紫外線を照射することにより、更に基板表面に均一に紫外線を照射することができる。
請求項3,記載の発明によれば、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させて基板を熱板に載置させる際に、基板の幅全体に渡って直線状に照射する紫外線照射手段に対して基板を平行移動させると共に、同一面上に所定角度回転させて基板表面に紫外線を照射することにより、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱処理する過程において基板に紫外線を照射することができる。また、基板に対する紫外線の照射を積算させて照射することにより、基板の熱処理に要する時間に影響を与えることなく紫外線硬化樹脂の特性に応じた照射量の照射が可能となり、かつ、基板表面に均一に紫外線を照射することができる。また、紫外線硬化樹脂は加熱により昇華物が発生するのを抑制することができる。更には、熱板で熱処理される前及び熱処理後の基板を冷却板上に載置することにより、基板の温度上昇を抑制することができる。
請求項6〜8,10〜12記載の発明によれば、紫外線照射手段を、冷陰極の低圧水銀灯にて形成するか、あるいは、キセノンフラッシュランプ又はエキシマランプにて形成することにより、紫外線照射手段の起動時間を短くすることができると共に、電力の省力化を図ることができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
(1)請求項1〜5,9記載の発明によれば、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱処理する過程において基板に紫外線を照射することにより、紫外線硬化樹脂に含まれる光重合開始剤が活性化し、活性化した光重合開始剤が拡散することで紫外線硬化樹脂が硬化されるので、スループットの向上が図れると共に、熱処理部に紫外線照射手段を組み込むことができ、装置の小型化が図れる。また、基板表面に均一に紫外線を照射することができると共に、基板の熱処理に要する時間に影響を与えることなく紫外線硬化樹脂の特性に応じた照射量の照射が可能となるので、塗布膜の平坦性の維持が図れる。また、紫外線硬化樹脂は加熱により昇華物が発生するのを抑制することができるので、昇華物の結露防止やパーティクルの発生の抑制を図ることができる。更には、熱板で熱処理される前及び熱処理後の基板を冷却板上に載置することにより、基板の温度上昇を抑制することができるので、塗布膜の温度変化による変動を防止し、塗布膜の安定性の維持を図ることができる。
(2)請求項6〜8,10〜12記載の発明によれば、紫外線照射手段の起動時間を短くすることができると共に、電力の省力化を図ることができるので、上記(1)に加えて、更にスループットの向上が図れると共に、装置の寿命の増大が図れる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る基板処理装置を半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理システムにおける加熱処理装置に適用した場合について説明する。
図1は、この発明に係る基板処理装置を具備する半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理システムを示す概略平面図、図2は、レジスト塗布・現像処理システムの概略正面図、図3は、レジスト塗布・現像処理システムの概略背面図である。
上記レジスト塗布・現像処理システム1は、図1に示すように、例えば25枚のウエハWをカセット単位で外部からレジスト塗布・現像処理システム1に対して搬入出すると共に、カセットCに対してウエハWを搬入出するカセットステーション2と、このカセットステーション2に隣接して設けられ、塗布現像工程の中で枚葉式に所定の処理を施す各種処理ユニットを多段配置してなる処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられている露光装置(図示せず)との間でウエハWの受け渡しをするインターフェース部4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2は、カセット載置台5上の所定の位置に、複数のカセットCを水平のX方向に一列に載置可能となっている。また、カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に沿って移動可能なウエハ搬送アーム7が設けられている。ウエハ搬送アーム7は、カセットCに収容されたウエハWのウエハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X方向に配列された各カセットC内のウエハWに対して選択的にアクセスできるように構成されている。
また、ウエハ搬送アーム7は、Z軸を中心としてθ方向に回転可能に構成されており、後述するように処理ステーション3側の第3の処理ユニット群G3に属するトランジション装置(TRS)31に対してもアクセスできるように構成されている。
処理ステーション3は、複数の処理ユニットが多段に配置された、例えば5つの処理ユニット群G1〜G5を備えている。図1に示すように、処理ステーション3の正面側には、カセットステーション2側から第1の処理ユニット群G1,第2の処理ユニット群G2が順に配置されている。また、処理ステーション3の背面側には、カセットステーション2側から第3の処理ユニット群G3,第4の処理ユニット群G4及び第5の処理ユニット群G5が順に配置されている。第3の処理ユニット群G3と第4の処理ユニット群G4との間には、第1の搬送機構110が設けられている。第1の搬送機構110は、第1の処理ユニット群G1,第3の処理ユニット群G3及び第4の処理ユニット群G4に選択的にアクセスしてウエハWを搬送するように構成されている。第4の処理ユニット群G4と第5の処理ユニット群G5との間には、第2の搬送機構120が設けられている。第2の搬送機構120は、第2の処理ユニット群G2,第4の処理ユニット群G4及び第5の処理ユニット群G5に選択的にアクセスしてウエハWを搬送するように構成されている。
第1の処理ユニット群G1には、図2に示すように、ウエハWに所定の処理液を供給して処理を行う液処理ユニット、例えばウエハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニット(COT)10,11,12、露光時の光の反射を防止するための紫外線硬化樹脂液を塗布して反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)13,14が下から順に5段に重ねられている。第2の処理ユニット群G2には、液処理ユニット、例えばウエハWに現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)20〜24が下から順に5段に重ねられている。また、第1の処理ユニット群G1及び第2の処理ユニット群G2の最下段には、各処理ユニット群G1及びG2内の前記液処理ユニットに各種処理液を供給するためのケミカル室(CHM)25,26がそれぞれ設けられている。
一方、第3の処理ユニット群G3には、図3に示すように、下から順に、温調ユニット(TCP)30、ウエハWの受け渡しを行うためのトランジション装置(TRS)31及び精度の高い温度管理下でウエハWを加熱処理するこの発明に係る基板処理装置を具備する熱処理ユニット(ULHP)32〜38が9段に重ねられている。
第4の処理ユニット群G4では、例えば高精度温調ユニット(CPL)40、レジスト塗布処理後のウエハWを加熱処理するプリベーキングユニット(PAB)41〜44及び現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニット(POST)45〜49が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理ユニット群G5では、ウエハWを熱処理する複数の熱処理ユニット、例えば高精度温調ユニット(CPL)50〜53、露光後のウエハWを加熱処理するポストエクスポージャーベーキングユニット(PEB)54〜59が下から順に10段に重ねられている。
また、第1の搬送機構110のX方向正方向側には、図1に示すように、複数の処理ユニットが配置されており、例えば図3に示すように、ウエハWを疎水化処理するためのアドヒージョンユニット(AD)80,81、ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)82,83が下から順に4段に重ねられている。また、第2の搬送機構120の背面側には、図1に示すように、例えばウエハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光ユニット(WEE)84が配置されている。
また、図2に示すように、カセットステーション2、処理ステーション3及びインターフェース部4の各ブロックの上部には、各ブロック内を空調するための空調ユニット90が備えられている。この空調ユニット90により、カセットステーション2,処理ステーション3及びインターフェース部4内は、所定の温度及び湿度に調整できる。また、図3に示すように、例えば処理ステーション3の上部には、第3の処理ユニット群G3、第4の処理ユニット群G4及び第5の処理ユニット群G5内の各装置に所定の気体を供給する、例えばFFU(ファンフィルタユニット)などの気体供給手段である気体供給ユニット91がそれぞれ設けられている。気体供給ユニット91は、所定の温度、湿度に調整された気体から不純物を除去した後、当該気体を所定の流量で送風できる。
インターフェース部4は、図1に示すように、処理ステーション3側から順に第1のインターフェース部100と、第2のインターフェース部101とを備えている。第1のインターフェース部100には、ウエハ搬送アーム102が第5の処理ユニット群G5に対応する位置に配設されている。ウエハ搬送アーム102のX方向の両側には、例えばバッファカセット103(図1の背面側),104(図1の正面側)が各々設置されている。ウエハ搬送アーム102は、第5の処理ユニット群G5内の熱処理装置とバッファカセット103,104に対してアクセスできる。第2のインターフェース部101には、X方向に向けて設けられた搬送路105上を移動するウエハ搬送アーム106が設けられている。ウエハ搬送アーム106は、Z方向に移動可能で、かつθ方向に回転可能であり、バッファカセット104と、第2のインターフェース部101に隣接した図示しない露光装置に対してアクセスできるようになっている。したがって、処理ステーション3内のウエハWは、ウエハ搬送アーム102,バッファカセット104,ウエハ搬送アーム106を介して露光装置に搬送でき、また、露光処理の終了したウエハWは、ウエハ搬送アーム106,バッファカセット104,ウエハ搬送アーム102を介して処理ステーション3内に搬送できる。
次に、この発明における反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)13,14を構成する塗布処理ユニット15(以下に塗布処理装置15という)の構成について、図4及び図5を参照して説明する。塗布処理装置15は、内部を密閉するこができる処理容器150を有している。この処理容器150の一側面には、ウエハWの搬送手段である上記第1の搬送機構110の搬送領域に臨む面にウエハWの搬入出口151が形成され、搬入出口151には、開閉シャッタ152が開閉可能に設けられている。
処理容器150の内部には、ウエハWの保持手段としてその上面にウエハWを水平に真空吸着保持するスピンチャック153が配設されている。このスピンチャック153はモータなどを含む回転駆動部154により鉛直周りに回転でき、かつ、昇降可能に形成されている。
スピンチャック153の周囲には、カップ体155が配設されている。このカップ体155の上面には、ウエハWを保持した状態のスピンチャック153が昇降できるようにウエハW及びスピンチャック153よりも大きい開口部156が形成されている。また、カップ体155の底部には、ウエハW上から零れ落ちる塗布液を排出するための排液口157が設けられており、この排液口157には排液管158が接続されている。
スピンチャック153の上方には、ウエハW表面の中心部に紫外線硬化樹脂液からなる塗布液を塗布するための塗布ノズル160が配設されている。この塗布ノズル160は、塗布液供給管161を介して塗布液を供給する塗布液供給源162に接続されている。また、塗布液供給管161にはバルブや流量調整部等を有する供給制御装置163が設けられている。塗布液供給源162から供給される塗布液すなわち紫外線硬化樹脂液には例えばXUV(日産化学工業株式会社製品)が用いられ、塗布液には液体状の塗布膜形成成分と溶剤が含まれる。塗布膜形成成分には、例えばインドニウム塩などの光重合開始剤,エポキシ樹脂,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピレングリコールモノエチルアセテートなどが含まれている。また、溶剤としては、例えばシンナーが用いられている。
塗布ノズル160は、図5に示すように、アーム171を介してノズル移動機構170に連結されている。アーム171はノズル移動機構170により、処理容器150の長手方向(Y方向)に沿って設けられたガイドレール172に沿って、カップ体155の一端側(図5では左側)の外側に設けられた待機領域173から他端側に向かって移動できると共に、上下方向に移動できる。待機領域173は、塗布ノズル160を収納できるように構成されていると共に、塗布ノズル160の先端部を洗浄できる洗浄部174を有している。
塗布処理装置15は、後述する一連の動作を制御するコンピュータプログラムを有する制御部200を備えている。制御部200は、回転駆動部154,供給制御装置163及びノズル移動機構170等を制御するように構成されている。
次に、この発明に係る基板処理装置について、第3の処理ユニット群G3内の各熱処理ユニット32〜38(以下に、熱処理装置32〜38という)を参照して説明する。
各熱処理装置32〜38は、閉鎖可能な筐体60をそれぞれ有し、筐体60の給気ダクト92側、すなわち正面側の側壁には、各筐体60の高さにおいて給気ダクト92の側面に連通する給気口61がそれぞれ設けられている。したがって、気体供給ユニット91からの気体は、共通の給気ダクト92を通って各給気口61から各熱処理装置32〜38内に分配供給される。また、第1の処理ユニット群G1の背面側の端部付近、例えば筐体60の背面側寄りのY方向(図1の左右方向)側の側面には、主排気口62がそれぞれ設けられている。主排気口62は、例えば図1に示すように、各筐体60のY方向の両側面に設けられている。Y方向の各側面の主排気口62は、例えば工場排気に接続された排気ダクト63にそれぞれ連通している。排気ダクト63は、第1の処理ユニット群G1の各筐体60のY方向の側面に沿って熱処理装置32〜38の最上部から下方向に向けて形成されている。したがって、各熱処理装置32〜38内の気体は、主排気口62から2本の共通の排気ダクト63を介して排気される。
また、各筐体60には、ウエハWを搬入出するためのウエハ搬送口64と、このウエハ搬送口64を開閉するためのシャッタ65がそれぞれ設けられている(図6参照)。
上記気体供給ユニット91の気体供給動作と、各シャッタ65の開閉動作は、例えば制御部200からの制御信号に基づいてシャッタ65の駆動部65aが制御されるように形成されている。制御部200は、各筐体60内が外部に対して常に陽圧になり、かつ各筐体60内の気流の流量が一定になるように気体供給ユニット91の給気量を制御できる。かかる機能を果たすため、制御部200は、例えばシャッタ65の開閉動作に基づいて気体供給ユニット91の給気量を調整する。例えば制御部200は、開放されたウエハ搬送口64の数に応じて気体供給ユニット91の給気量を段階的に変更できるように形成されている。
以下に、熱処理装置32〜38(符号32で代表する)について、図6及び図7を参照して詳細に説明する。熱処理装置32は、上述した閉鎖可能な筐体60内に、ウエハWを載置して所定温度例えば130℃に加熱する熱板70と、ウエハWを載置すると共に、所定温度例えば23℃に冷却し、かつ熱板70に対して相対移動可能な冷却板71と、上記第1の搬送機構110によってウエハWを熱処理装置32内の冷却板71上に載置する際に、ウエハWに紫外線を照射する第1の紫外線照射手段である第1の紫外線照射体77Aと、冷却板71に載置されたウエハWを熱板70上に載置する際に、ウエハWに紫外線を照射する第2の紫外線照射手段である第2の紫外線照射体77Bと、を具備している。また、筐体60の給気ダクト側の側壁には上述した給気口61が設けられている。この給気口61は、冷却板71の上面より上方位置に設けられている。
熱板70は、図7に示すように、例えば上下動自在な蓋体70aと、蓋体70aの下方に位置し当該蓋体70aと一体となって熱板70と共働して加熱処理室70bを形成するサポートリング70cが設けられている。
サポートリング70cは、例えば上下面が開口した略円筒状の形態を有しており、サポートリング70cの内側に熱板70が収容されている。熱板70は、例えば厚みのある円盤形状を有し、熱板70内には、例えばヒータ70dが内蔵されている。このヒータ70dによって熱板70は、所定の加熱温度例えば130℃に昇温できる。これにより、ウエハWに塗布された紫外線硬化樹脂液中の液分例えば残存溶剤を蒸発させて除去することができる。
熱板70の中央付近には、複数例えば3個の貫通孔70eが設けられている。各貫通孔70eには、昇降駆動機構72により昇降する支持ピン72aがそれぞれ貫挿可能に形成されている。この支持ピン72aによって、熱板70上でウエハWを昇降し、熱板70と冷却板71との間でウエハWの受け渡しを行うことができる。
サポートリング70cの上面には、加熱処理室70bに開口する排出口70fが設けられている。排出口70fは、例えば工場排気に連通する排出管(図示せず)に接続されており、この排出口から加熱処理室70b内の雰囲気を排気できるようになっている。
蓋体70aは、上面が閉塞し下面が開口した略円筒形状の形態を有している。また、蓋体70aは、駆動部70gによって昇降するアーム70hに支持されており、所定のタイミングで上下動し、サポートリング70cと一体となって加熱処理室70bを形成したり、その加熱処理室70bを開放したりできるように構成されている。
また、筐体60における給気口61の近傍位置には、少なくとも熱板70から上方にウエハWが移動した際に、気体供給ユニット91から給気ダクト92を介して供給される気体の熱板70側への流れを制御する気流制御部材93が配設されている。この場合、気流制御部材93は、図5及び図6に示すように、気体供給ユニット91から給気ダクト92を介して供給される気体の一部を熱板70側に流す複数の通気孔94を有している。したがって、給気口61から筐体60内に供給される気体の一部のみを熱板70側に流し、その他の多くの気体を、熱板70から上方に移動されたウエハWに接触させないようにすることができる。
なお、気流制御部材93は、図5及び図6に示すように、給気口61の上方側から下方側に向かって給気口61から離れる方向に傾斜して設けられており、通気孔94を通過しない気体の多くは筐体60の下部側に流れるようになっている。このように筐体60の下部側に流れる気体によって筐体60の下部側に配設される駆動部例えば支持ピン72aの昇降駆動機構72や蓋体70aの駆動部70g等から発生するパーティクルを排出口70fから排出することができる。
冷却板71は、例えば図6に示すように、熱板70側が円弧状に湾曲した略方形形状に形成されている。冷却板71内には、例えば冷媒が通流する図示しない冷却管が内蔵されており、この冷却管によって冷却板71は、所定の冷却温度例えば23℃に維持される。これにより、熱板70によって加熱される前及び加熱後のウエハWの温度上昇を抑制することができる。
冷却板71の側方には、例えば図7に示すように、X方向に沿ったガイドレール74が設けられている。冷却板71は、移動機構75によってガイドレール74上を移動し、熱板70上に対して相対的に移動するように構成されている。
また、冷却板71には、図6に示すように2本のスリット71aが形成されている。スリット71aは、冷却板71が熱板70上に移動した時に後述する支持ピン72aに衝突しないように、冷却板71における熱板70側の端部から中央部付近に渡って形成されている。スリット71aの下方には、 図6に示すように昇降駆動機構(図示せず)によって昇降する昇降ピン76が設けられており、この昇降ピン76によって、ウエハWを冷却板71上で昇降し、冷却板71と第1の搬送機構110又はウエハ搬送アーム7との間でウエハWの受け渡しを行うことができるようになっている。
一方、第1の紫外線照射体77Aは、筐体60の第1の搬送機構110側の側面に設けられたウエハ搬送口64の上方に配設されている。この第1の紫外線照射体77Aは、ウエハWの幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能な、例えば冷陰極の低圧水銀灯(波長:254nm)、あるいは、キセノンフラッシュランプ(波長:200〜800nm)又はエキシマランプ(波長:222nm)にて形成されている。このように第1の紫外線照射手段77Aを冷陰極の低圧水銀灯、あるいは、キセノンフラッシュランプ又はエキシマランプにて形成することにより、紫外線硬化樹脂に含まれる光重合開始材を活性化させる波長200〜300nmの範囲内の光の照射が可能となる。
また、第2の紫外線照射体77Bは、熱処理装置32の筐体60内におけるウエハWの搬送方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に移動する冷却板71の移動領域の上方に配設されている。この第2の紫外線照射体77Bは、第1の紫外線照射体77Aと同様にウエハWの幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能な、例えば冷陰極の低圧水銀灯、あるいは、キセノンフラッシュランプにて形成されている。
なお、図面では説明の都合上、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bとウエハ表面との隙間を大きくしてあるが、具体的には、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bとウエハ表面との隙間を約3mm程度にすることにより、ウエハ表面に紫外線を効率よく照射することができる。また、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bは、図7に示すように、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bの上方にそれぞれ配設される断面略逆U字状の反射板77aと、紫外線照射体77A,77Bの照射側に配設される紫外線が透過可能な石英製の透過板(図示せず)とを有するランプハウス77を具備している。
また、ランプハウス77には、ウエハWと紫外線照射体77A,77Bとの隙間における紫外線の照射領域の対向する端部の一方に給気口77bが設けられ、他方には排気口77cが設けられている。給気口77bに接続する供給管77fには、バルブや流量調整装置等を有する供給制御装置77dを介して例えばN2ガス供給源77eが接続され、排気口77cには、排気管77gを介して排気手段である真空ポンプ77hが接続されている。なお、排気口77cに接続される排気手段は、ファンや工場排気等でもよい。この場合、給気口77b及び排気口77cは、図7に示すように、N2ガスの流れ方向に沿って複数に分割されており、分割された各分割給気口77bに、それぞれN2ガスが供給され、各給気口77bに供給されたN2ガスは照射領域を流れて排気口77cから排出されるようになっている。
このように構成することにより、筐体60内に発生するパーティクルを筐体60内から排出することができるので、パーティクルによってウエハ表面に塗布された塗布膜がダメージを受けるのを防止することができる。
上記のように構成される熱処理装置32によれば、紫外線硬化樹脂液が塗布されたウエハWを冷却板71上に載置させる際に、第1の紫外線照射体77Aからウエハ表面に紫外線を照射した後、ウエハWを熱板70上に載置させる際に、第2の紫外線照射体77Bからウエハ表面に紫外線を照射することにより、紫外線硬化樹脂液が塗布されたウエハWを熱処理する過程においてウエハWに紫外線を照射することができる。また、ウエハWの幅全体に渡って直線状に照射する第1の紫外線照射体77Aに対してウエハWを平行移動させてウエハ表面に紫外線を照射した後、ウエハWの幅全体に渡って直線状に照射する第2の紫外線照射体77Bに対してウエハWを第1の紫外線照射工程の移動方向(Y方向)と直交する方向(X方向)に平行移動させてウエハ表面に紫外線を照射することにより、ウエハ表面に均一に紫外線を照射することができる。また、ウエハWに対する紫外線の照射を2回に分けて照射することにより、ウエハWの熱処理に要する時間に影響を与えることなく紫外線硬化樹脂の特性に応じた照射量の照射が可能となる。このようにして、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bからウエハ表面に紫外線が照射されることにより、紫外線硬化樹脂に含まれる光重合開始剤が活性化し、活性化した光重合開始剤が拡散することで紫外線硬化樹脂が硬化される。
また、紫外線硬化樹脂は加熱により昇華物が発生するのを抑制することができるので、熱処理装置32内における昇華物の結露防止やパーティクルの発生を防止することができる。更には、熱板70で熱処理される前及び熱処理後のウエハWを冷却板71上に載置することにより、ウエハWの温度上昇を抑制することができるので、紫外線硬化樹脂膜の温度変化による変動を防止し、紫外線硬化樹脂膜の安定性の維持を図ることができる。
また、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bを冷陰極の低圧水銀灯、あるいは、キセノンフラッシュランプにて形成することにより、紫外線照射の起動時間を短くすることができると共に、電力の省力化を図ることができる。また、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bを冷陰極の低圧水銀灯で形成した場合は、陰極の加熱が不要で付帯設備が少なく、直流電流のみで点灯できる。また、点灯,消灯の繰り返し動作による照度も安定しており、必要時のみ点灯するという使用方法にすることで、不必要な点灯(発光)による装置の温度上昇を抑制することができる。また、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bをキセノンフラッシュランプ又はエキシマランプにて形成した場合は、短時間の放電により、単位時間当たりの光出力を非常に大きくすることができるので、紫外線の照射効率を高めることができる。
次に、以上のように構成されたレジスト塗布・現像処理システム1で行われるウエハWの処理プロセスについて説明する。まず、未処理のウエハWが複数枚収容されたカセットCが載置台6上に載置されると、カセットCからウエハWが1枚取り出され、ウエハ搬送アーム7によって第3の処理装置群G3の温調ユニット(TCP)30に搬送される。温調ユニット(TCP)30に搬送されたウエハWは、所定温度に温度調節され、その後第1の搬送機構110によってボトムコーティングユニット(BARC)13を構成する塗布処理装置15に搬送される。塗布処理装置15において、塗布ノズル160からウエハ表面に紫外線硬化樹脂液が塗布され、紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)が形成される。
紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)が形成されたウエハWは、第1の搬送機構110によって塗布処理装置15から搬出され、熱処理装置32〜38(以下に熱処理装置32で代表する)内の冷却板71上に搬送される。このとき、ウエハWを冷却板71上に載置させる際に、第1の紫外線照射体77Aからウエハ表面に紫外線が照射された後、ウエハWは冷却板71上に載置される。そして、移動機構75の駆動により冷却板71は熱板70側に移動してウエハWを熱板70上に載置させる。このウエハWを熱板70上に載置させ際に、第2の紫外線照射体77Bからウエハ表面に紫外線が照射される。このように、ウエハWの幅全体に渡って直線状に照射する第1の紫外線照射体77Aに対してウエハWを平行移動させてウエハ表面に紫外線を照射した後、ウエハWの幅全体に渡って直線状に照射する第2の紫外線照射体77Bに対してウエハWを第1の紫外線照射工程の移動方向(Y方向)と直交する方向(X方向)に平行移動させてウエハ表面に紫外線を照射することにより、ウエハ表面に均一に紫外線を照射することができる。このようにして、第1及び第2の紫外線照射体77A,77Bからウエハ表面に紫外線が照射されることにより、紫外線硬化樹脂に含まれる光重合開始剤が活性化し、活性化した光重合開始剤が拡散することで紫外線硬化樹脂が硬化され、紫外線硬化樹脂膜の平坦性の維持が図れる。
熱板70上に載置されたウエハWは、所定の加熱温度例えば130℃に昇温されて紫外線硬化樹脂液中の液分例えば残存溶剤が蒸発除去され、安定した膜厚の紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)が形成される。熱処理されたウエハWは冷却板71によって熱板70上から受け取られて冷却板71の初期位置に移動する。このとき、冷却板71が所定の冷却温度例えば23℃に維持されているので、ウエハWの温度上昇が抑制され、紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)の熱的変動が防止される。このようにして熱処理が行われたウエハWは、熱処理装置32の筐体60内に進入する第1の搬送機構110によって熱処理装置32内から取り出された後、レジスト塗布ユニット10に搬送されて、レジスト塗布処理が施される。レジスト処理が施されたウエハWは、プリベーキングユニット(PAB)41に搬送されて、加熱処理される。
プリベーキングユニット(PAB)41において加熱処理の終了したウエハWは、第2の搬送機構120によって周辺露光装置84に搬送され、周辺露光処理された後、高精度温調ユニット(CPL)53に搬送される。その後、ウエハWは、第1のインターフェース部100のウエハ搬送体102によってバッファカセット104に搬送され、次いで第2のインターフェース部101のウエハ搬送アーム106によって図示しない露光装置に搬送される。露光処理の終了したウエハWは、ウエハ搬送アーム106及びウエハ搬送アーム102によってバッファカセット104を介してバッファカセット103に搬送される。その後ウエハWは、ウエハ搬送アーム102によって例えば熱処理装置(PEB)54に搬送される。
熱処理装置(PEB)54における加熱処理の終了したウエハWは、第2の搬送機構120によって高精度温調ユニット(CPL)51、現像処理ユニット(DEV)20、ポストベーキングユニット(PEB)45に順次搬送されて、各ユニットで所定の処理が施される。ポストベーキング処理の終了したウエハWは、第1の搬送機構110によりトランジション装置31に搬送され、その後ウエハ搬送アーム7によりカセットCに戻される。このようにして、レジスト塗布・現像処理システム1における一連のウエハ処理が終了する。レジスト塗布・現像処理システム1では、複数枚のウエハWに対し同時期に上述したようなウエハ処理が連続して行われている。
次に、この発明に係る基板処理装置の別の実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、この発明に係る基板処理装置の第2実施形態の要部を示す概略平面図、図9は、この発明に係る基板処理装置の第2実施形態の要部を示す概略断面図(a)及び(a)のI部拡大概略断面図(b)である。
第2実施形態における熱処理装置32Aは、第1実施形態の熱処理装置32と冷却板71Aを水平方向に回転可能に形成すると共に、鉛直方向に昇降可能に形成し、かつ、第2の紫外線照射体77Bに相当する1つの紫外線照射体77Cを設けた点で相違し、その他の構造は第1実施形態と同様に構成されている。
すなわち、第2実施形態の熱処理装置32Aは、ウエハWを吸着保持する円盤状の昇降体73を有する冷却板71Aを具備している。この冷却板71A内には、例えば冷媒が通流する図示しない冷却管が内蔵されており、この冷却管によって冷却板71Aは、所定の冷却温度例えば23℃に維持され、熱板70によって加熱される前及び加熱後のウエハWの温度上昇を抑制するように構成されている。また、熱処理装置32Aには、冷却板71Aを同一平面上に所定角度回転させる回転機構78aと鉛直方向に昇降させる昇降機構78bとを有する回転駆動機構78と、X方向に敷設されたガイドレール74に沿って冷却板71Aを熱板70上に対して相対的に移動すると共に、熱板70に対してウエハWを受け渡しする移動機構75が設けられている。また、冷却板71Aの移動領域の上方には、ウエハWの幅全体に渡って紫外線を直線状に照射する紫外線照射手段である紫外線照射体77Cが設けられている。この紫外線照射体77Cを、冷陰極の低圧水銀灯、あるいは、キセノンフラッシュランプにて形成することにより、紫外線照射の起動時間を短くすることができると共に、電力の省力化を図ることができる。
この場合、冷却板71Aを構成する昇降体73は、図9(b)に示すように、冷却板71Aの中心部に設けられた凹部71a内に出没可能に収容されている。また、回転駆動機構78は、昇降体73を水平面上に回転する例えばモータからなる回転機構78aと、この回転機構78aの側方にブラケット78eを介して連結される例えばエアーシリンダからなる昇降機構78bとで主に構成されている。昇降機構78bは、冷却板71Aの凹所71aの側面に沿って鉛直方向に設けられたガイドレール78dに沿って移動可能に形成されると共に、凹部71aの底部71bに当接するピストンロッド78cを具備している。
なお、回転駆動機構78及び移動機構75は制御部200に電気的に接続されており、制御部200からの制御信号に基づいて冷却板71A(具体的には昇降体73)の昇降及び回転が制御されると共に、熱板に対する移動が制御されるように構成されている。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
このように構成される第2実施形態の熱処理装置32Aによれば、紫外線硬化樹脂液が塗布されたウエハWを第1の搬送機構110によって冷却板71上に搬送し、昇降機構78bの駆動によって昇降体73が昇降してウエハWを冷却板71A上に受け渡した後、移動機構75を駆動してウエハWを熱板70上に載置させる際に、紫外線照射体77Cの下方位置で昇降機構78bによって昇降体73を上昇させると共に、回転機構78aによってウエハWを水平面上で所定角度回転させながら紫外線照射体77Cからウエハ表面に紫外線を照射する。これにより、紫外線硬化樹脂液が塗布されたウエハWを熱処理する過程においてウエハWに紫外線を照射することができる。また、ウエハWに対する紫外線の照射を積算させて照射することにより、ウエハWの熱処理に要する時間に影響を与えることなく紫外線硬化樹脂の特性に応じた照射量の照射が可能となり、かつ、ウエハ表面に均一に紫外線を照射することができる。
このようにして、紫外線照射体77Cからウエハ表面に紫外線が均一に照射されることにより、紫外線硬化樹脂に含まれる光重合開始剤が活性化し、活性化した光重合開始剤が拡散することで紫外線硬化樹脂が硬化されるので、紫外線硬化樹脂膜の平坦性の維持が図れる。
また、紫外線硬化樹脂は加熱により昇華物が発生するのを抑制することができるので、熱処理装置32内における昇華物の結露防止やパーティクルの発生を防止することができる。更には、熱板70で熱処理される前及び熱処理後のウエハWを冷却板71A上に載置することにより、ウエハWの温度上昇を抑制することができるので、塗布膜の温度変化による変動を防止し、塗布膜の安定性の維持を図ることができる。
なお、上記実施形態では、この発明に係る基板処理装置(方法)が紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)をレジストの下層に配置するタイプに適用される場合について説明したが、紫外線硬化樹脂膜(反射防止膜)をレジストの上層に配置するタイプにも適用できる。
また、上記実施形態では、この発明に係る基板処理装置を半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理システムに適用する場合について説明したが、半導体ウエハ以外の被処理基板、例えばLCD(液晶ガラス)基板,マスク基板等にも適用できる。
この発明に係る基板処理装置を適用したレジスト塗布・現像処理システムの一例を示す概略平面図である。 上記レジスト塗布・現像処理システムの概略正面図である。 上記レジスト塗布・現像処理システムの概略背面図である。 この発明における塗布処理装置を示す概略断面図である。 上記塗布処理装置の概略平面図である。 この発明に係る基板処理装置の第1実施形態の要部を示す概略平面図である。 第1実施形態の基板処理装置の要部を示す概略断面図である。 この発明に係る基板処理装置の第2実施形態の要部を示す概略平面図である。 第2実施形態の基板処理装置の要部を示す概略断面図(a)及び(a)のI部拡大概略断面図(b)である。
符号の説明
W 半導体ウエハ(基板)
13,14 ボトムコーティングユニット
15 塗布処理装置(塗布処理ユニット)
32〜38,32A 熱処理装置(熱処理ユニット)
60 筐体
64 ウエハ搬送口
70 熱板
71,71A 冷却板
73 昇降体
75 移動機構
76 昇降ピン
77A 第1の紫外線照射体(第1の紫外線照射手段)
77B 第2の紫外線照射体(第2の紫外線照射手段)
77C 紫外線照射体(紫外線照射手段)
78 回転駆動機構
78a 回転機構
78b 昇降機構
110 第1の搬送機構(搬送機構)

Claims (12)

  1. パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理方法であって、
    基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布工程と、
    上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させて基板の温度上昇を抑制する工程と、
    上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱板上に載置させて紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる工程と、
    上記基板を上記冷却板に載置させる際に基板表面に紫外線を照射する第1の紫外線照射工程と、
    上記基板を上記熱板上に載置させる際に基板表面に紫外線を照射する第2の紫外線照射工程と、
    次いで、上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  2. 請求項1記載の基板処理方法において、
    上記第1の紫外線照射工程が、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第1の紫外線照射手段に対して基板を平行移動させて基板表面に紫外線を照射する工程であり、
    上記第2の紫外線照射工程が、基板の幅全体に渡って直線状に照射する第2の紫外線照射手段に対して基板を上記第1の紫外線照射工程の移動方向と直交する方向に平行移動させて基板表面に紫外線を照射する工程である、
    ことを特徴とする基板処理方法。
  3. パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理方法であって、
    基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布工程と、
    上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を冷却板上に載置させて基板の温度上昇を抑制する工程と、
    上記紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を熱板上に載置させて紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる工程と、
    上記基板を上記熱板に載置させる際に、基板の幅全体に渡って直線状に照射する紫外線照射手段に対して基板を平行移動させると共に、同一面上に所定角度回転させて基板表面に紫外線を照射する紫外線照射工程と、
    次いで、上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  4. パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理装置であって、
    基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布手段を具備する塗布処理ユニットと、
    紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、該基板の温度上昇を抑制する冷却板と、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる熱板と、を具備する熱処理ユニットと、
    上記塗布処理ユニットから上記冷却板へ基板を搬送する搬送機構と、
    上記冷却板を上記熱板に対して進退移動すると共に、基板を受け渡しする移動機構と、
    上記搬送機構によって基板を上記冷却板に載置させる際に、基板表面に紫外線を照射する第1の紫外線照射手段と、
    上記移動機構の駆動によって上記冷却板上の基板を上記熱板上に載置させる際に、基板表面に紫外線を照射する第2の紫外線照射手段と、
    上記基板上に上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニットと、
    を具備することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項4記載の基板処理装置において、
    上記第1の紫外線照射手段は、上記熱処理ユニットにおける基板の搬送口の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能に形成され、上記第2の紫外線照射手段は、上記基板の搬送方向と直交する方向に移動する冷却板の移動領域の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射可能に形成される、ことを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項4又は5記載の基板処理装置において、
    上記第1及び第2の紫外線照射手段が、冷陰極の低圧水銀灯であることを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項4又は5記載の基板処理装置において、
    上記第1及び第2の紫外線照射手段が、キセノンフラッシュランプであることを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項4又は5記載の基板処理装置において、
    上記第1及び第2の紫外線照射手段が、エキシマランプであることを特徴とする基板処理装置。
  9. パターンが形成される基板上に紫外線硬化樹脂膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する基板処理装置であって、
    基板上に紫外線硬化樹脂液を塗布する塗布手段を具備する塗布処理ユニットと、
    紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、該基板の温度上昇を抑制する冷却板と、紫外線硬化樹脂液が塗布された基板を載置し、紫外線硬化樹脂液中の液分を蒸発させる熱板と、を具備する熱処理ユニットと、
    上記塗布処理ユニットから上記冷却板へ基板を搬送する搬送機構と、
    上記冷却板を同一平面上に所定角度回転させる回転機構と、
    上記冷却板を上記熱板に対して進退移動すると共に、基板を受け渡しする移動機構と、
    上記冷却板の移動領域の上方に配設され、基板の幅全体に渡って紫外線を直線状に照射する紫外線照射手段と、
    上記基板上に上記紫外線で硬化された上記紫外線硬化樹脂膜の上にレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニットと、を具備し、
    上記基板を上記熱板に載置させる際に、上記紫外線照射手段に対して基板を平行移動させると共に、同一面上に所定角度回転させて基板表面に紫外線を照射する、ことを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項9記載の基板処理装置において、
    上記紫外線照射手段が、冷陰極の低圧水銀灯であることを特徴とする基板処理装置。
  11. 請求項9記載の基板処理装置において、
    上記紫外線照射手段が、キセノンフラッシュランプであることを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項9記載の基板処理装置において、
    上記紫外線照射手段が、エキシマランプであることを特徴とする基板処理装置。
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