JP2015078602A - 内張断熱パネルおよびこれを用いた壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易に設置することができ、したがって、既存建物の改修時または新築時に断熱性を高める際の施工の手間や煩雑さを改善することができるとともに、内部結露のリスクを抑えることができる断熱パネルおよびこれを用いた壁を提供する。【解決手段】 断熱パネル11は、方形状の内装下地材12と、フェノール樹脂発泡体からなる断熱材との積層体とされている。断熱材13は、透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下である。断熱材13には、複数本のスリット14が設けられている。積層体は、既存壁に内装側から積層可能とされている。【選択図】 図1

Description

この発明は、内張断熱パネルおよびこれを用いた壁に関し、木造戸建住宅の断熱改修、RC造・S造の断熱改修、木造・RC造・S造等の新築において、既存壁に室内側から取り付けられる内張断熱パネルおよびこれを用いた壁に関する。
従来、既存建物の断熱改修方法として、既存の内壁と断熱材を撤去し、新しい断熱材に取り換える方法や、既存壁を残したまま、断熱材を内側から増し貼りする方法が知られている。
特許文献1には、内張断熱構造物の施工法として、室内側から断熱材を取り付け、この後、内装下地材を取り付けることが提案されている。
特開2007−85131号公報
上記特許文献1に記載の方法では、断熱材と内装下地材とを別々に取り付ける必要があり、施工に手間がかかり、施工が煩雑になるという問題があった。
また、特に寒冷地では、屋外と室内との温度差が大きくなると、内部結露のリスクが高くなるという問題がある。
この発明の目的は、容易に設置することができ、したがって、既存建物の改修時または新築時に断熱性を高める際の施工の手間や煩雑さを改善することができるとともに、内部結露のリスクを抑えることができる断熱パネルおよびこれを用いた壁を提供することにある。
この発明による内張断熱パネルは、室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、方形状の内装下地材と、フェノール樹脂発泡体からなる断熱材との積層体とされており、断熱材は、透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m2・K/W以上であり、前記積層体は、既存壁に内装側から積層可能とされていることを特徴とするものである。
この発明の内張断熱パネルによると、内装下地材の施工と断熱材の施工とを別々に行う必要がないので、内張断熱パネルを容易に設置することができる。したがって、既存建物を改修して断熱性を高める際の施工の手間や煩雑さを改善することができる。
しかも、断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m2・K/W以上とされることにより、断熱性を向上し、しかも、従来のものでは達成されていない内部結露の抑制効果を得ることができる。
このような断熱材は、JISA9511に記載の発泡プラスチック系断熱材から得ることができる。より好ましい断熱材は、フェノール樹脂発泡体であり、好ましいフェノール樹脂のタイプは、レゾール樹脂である。レゾール樹脂は、フェノール、又はクレゾール、キシレノール、パラアルキルフェノール、パラフェニールフェノール、レゾルシノール等のフェノール化合物と、ホルムアルデヒド、フルフラール、アセトアルデヒド等のアルデヒドとの、触媒としての水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、又はトリメチルアミンやトリエチルアミン等の脂肪族アミンの存在下での化学反応によって得ることができる。又、密度は20Kg/m2以上、制限酸素指数26%以上、ホルムキャッチャー剤を使用し、VOC発生を抑制したものが好ましい。
フェノール樹脂発泡体を使用することで、断熱材の厚みを20mm程度としても、上記の条件を達成することが可能であり、こうして、透湿率および熱伝導率がともに小さい断熱材を用いることにより内張断熱パネルを薄肉化した上で、内部結露の抑制効果を得ることができる。
内装下地材としては、石膏ボード、耐水石膏ボード、合板、珪酸カルシウム板、木毛セメント板や構造用パネル、パーティクルボード、シージングボード、MDF、ハードボード、積層繊維板、構造用合板等の木質系ボードやロックウール吸音板などが使用され、断熱材としては、JISA9511準拠の発泡プラスチック系断熱材、例えば、フェノール樹脂発泡体、硬質ウレタンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォームなどや無機繊維系断熱材(例えばグラスウール、ロックウール)、真空断熱材、シリカエアロゲル等が使用される。通常、断熱材の両面には、ガラス繊維混抄紙、寒冷紗、織布、不織布、紙、ライナー紙、エンボス加工紙、複合紙などの面材が積層される。断熱パネルは、現場でカッターや丸鋸等で容易に加工できるものとされていることが好ましい。
断熱材の内装下地材への固定は、タッカー、ビス、くぎ、ネジなどの固定具による機械式固定、接着剤・テープなどによる接着式固定などの適宜な手段で行われる。
この発明による壁は、既存壁および内張断熱パネルからなる壁であって、既存壁は、既存内装下地材としての石膏ボードと、中空層と、既存断熱材としてのグラスウールと、既存外装下地材としての構造用合板とからなり、内張断熱パネルが上記の内張断熱パネルとされていることを特徴とするものである。
断熱材に複数本のスリット(第1のスリット)が設けられていることが好ましい。
断熱材に第1のスリットが入っていることで、内張断熱パネルの剛性が緩和され、取付面の凹凸や波打ち等の不陸に対応しやすくなる。このようにすることで、既存壁と内張断熱パネル間の隙間を抑えることができる。
第1のスリットは、縦方向に設けられてもよく、横方向に設けられてもよく、縦・横両方に設けられてもよい。第1のスリットの深さは、断熱材の厚さの75〜99%とすることが好ましい。
上記断熱パネルにおいて、内装下地材と断熱材との間に防湿層が設けられていることがある。
防湿層としては、寒冷地(I〜II地域)向けとしては、JISA6930B種に記載の住宅用プラスチック系防湿フィルムが適しており、一般地(III〜IV地域)向けとしては、JISA6930A種に記載の住宅用プラスチック系防湿フィルムが適している。具体的には、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニールフィルム、ビニールシート不織布ポリエチレン、ビチューメン含浸ポリプロピレンフォイル等が挙げられる。もしくは、適宜な面材を積層することにより、湿度に対する遮蔽性能を著しく改善することができる。好ましい面材としては、アルミニウム箔張付け不織布、金属板、金属箔などが例示される。なお、防湿層(非透湿系面)は、断熱パネルの内部に1層、部分的または複数層に形成されてもよい。
また、上記断熱パネルにおいて、断熱材の内装下地材側の面に面材が積層されて、断熱材の透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下とされていることがある。
断熱材として、上記のフェノール樹脂発泡体を使用するとともに、適宜な面材(非透湿系面材)を積層することにより、透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下の断熱材を得ることができる。好ましい面材としては、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレン(PE)フィルム積層複合面材、金属板、金属箔などが例示される。
断熱材として、例えばフェノール樹脂発泡体を使用し、適宜な面材(非透湿系面材)を積層することにより、透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下とされた断熱パネル(以下、「面材付き内張断熱パネル」と称することがある。)は、以下の形態で使用することができる。
面材付き内張断熱パネルは、断熱材の周縁の1対の短辺部および1対の長辺部のいずれかが面材を残して切り欠かれていることがあり、また、断熱材の周縁部が面材を残して方形状に切り欠かれていることがある。面材付き内張断熱パネルの施工に際しては、桟木等に固定するために、切欠き部を設ける必要があるが、面材を残すことで、切欠き部における透湿率の低下を防止することができる。
また、面材付き内張断熱パネルは、断熱材に縦方向又は横方向又は双方向に複数本のスリット(第2のスリット)が面材を残して設けられていることがある。面材付き内張断熱パネルの施工に際しては、桟木等に固定するために、切欠き部を設ける必要があるが、面材を残すことで、切欠き部における防湿性の悪化を防止することができる。
第2のスリットが設けられる場合、各第2のスリットの一部または全部を埋めるように、各面材に補強材が固定されていることが好ましい。補強材は、木材、金属、樹脂、発泡体等とされる。
この発明の内張断熱パネルによると、方形状の内装下地材と断熱材とが積層されているので、内装下地材の施工と断熱材の施工とを別々に行う必要がなく、したがって、内張断熱パネルを容易に設置することができ、既存建物を改修して断熱性を高める際の施工の手間や煩雑さを改善することができる。
さらに、断熱材は、透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m2・K/W以上とされていることで、断熱性を向上し、しかも、内部結露のリスクを抑えることができる。
図1は、この発明による内張断熱パネルの第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、この発明による内張断熱パネルの第1実施形態の水平断面図である。 図3は、この発明による内張断熱パネルの第2実施形態の水平断面図である。 図4は、この発明による内張断熱パネルの第3実施形態の水平断面図である。 図5は、第3実施形態の内張断熱パネルを使用する際の好ましい1形態を示す斜視図である。 図6は、第3実施形態の内張断熱パネルを使用する際の他の好ましい形態を示す斜視図である。 図7は、第3実施形態の内張断熱パネルを使用する際の他の好ましい形態を示す斜視図である。 図8は、第3実施形態の内張断熱パネルを使用する際の他の好ましい形態を示す斜視図である。 図9は、図8の形態の内張断熱パネルを補強する例を示す斜視図である。 図10は、図5の形態の内張断熱パネルを使用した内張断熱壁の好ましい実施形態を示す垂直断面図である。 図11は、図8の形態の内張断熱パネルを使用した内張断熱壁の好ましい実施形態を示す垂直断面図である。 図12は、図9の形態の内張断熱パネルを使用した内張断熱壁の好ましい実施形態を示す垂直断面図である。 図13は、図8の形態の内張断熱パネルの施工法の1例を示す斜視図である。 図14は、図13の内張断熱パネルの施工法で使用される治具を拡大して示す斜視図である。 図15は、図5から図7までの形態の内張断熱パネルの施工法の1例を示す斜視図である。 図16は、図15の内張断熱パネルの施工法で使用される治具を拡大して示す斜視図である。
この発明の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。以下の説明において、上下は、図1の上下をいうものとする。
図1および図2は、この発明による内張断熱パネルの第1実施形態を示しており、内張断熱パネル(11)は、上下に長い長方形状の内装下地材(12)と、内装下地材(12)に積層された長方形状の断熱材(13)とを備えている。断熱材(13)には、断熱材(13)の全幅にわたって横方向にのびる複数本のスリット(第1のスリット)(14)が設けられている。
スリット(14)は、カッターで切り目を入れるだけでもよく、ある程度の幅(1〜50mm程度)となるように断熱材(13)を取り除いてもよい。
スリット(14)の深さは、断熱材(13)の厚さの75〜99%とすることが好ましい。スリット(14)の設置間隔は、100〜1000mm程度とされる。スリット(14)は、図示したものに代えて、断熱材(13)の全長にわたって縦方向に並列にのびるように設けられてもよく、また、断熱材(13)の全長にわたって縦方向に並列にのびるスリットを図示したものに加えるようにしてもよい。
この実施形態の内張断熱パネル(11)では、断熱材(13)に複数本のスリット(14)が入っていることで、内張断熱パネル(11)の剛性が緩和されている。したがって、取付面(既存壁の壁面等)の凹凸や波打ち等の不陸に対応しやすくなる。このようにすることで、既存壁に取り付ける場合における既存壁と内張断熱パネル(11)との間の隙間を抑えることができる。
この発明による内張断熱パネル(11)は、さらに、内部結露を防ぐように構成されている。
表1は、従来品の内部結露の解析結果を示している。従来品は、図2と同じ構成であり、内装下地材としての石膏ボード(厚み9.5mm)と発泡プラスチック系断熱材(厚み20mm)とを有している。この解析に際し、既存壁の構成は、既存内装下地材としての石膏ボード(厚み12.5mm)、中空層(厚み60mm)、既存断熱材としてのグラスウール10k(厚み40mm)および既存外装下地材としての構造用合板(厚み9.5mm)からなるものとしている。そして、外気の温度/湿度が0.9℃/70%であり、室内の温度/湿度が10℃/70%であるとし、各構成部材の温度、水蒸気圧(単位はPa)および飽和水蒸気圧(単位はPa)を計算し、この計算結果に基づいて、結露の有無(無し:○、有り:×)を求めている。
Figure 2015078602
上記結果から、従来品では、グラスウールの部分で結露が発生することが分かる。
上記従来品において、断熱材の透湿率は、0.0018g/m・h・mmHgである。透湿率は、JISA1324の「建築材料の透湿性能測定方法」のカップ法(25℃50%RH)により求められる。
実施例1
上記の透湿率に着目し、内装下地材(12)としての石膏ボード(厚み9.5mm)と発泡プラスチック系断熱材(13)(厚み20mm)とを有しており、上記の従来品と同じ構成ではあるが、断熱材(13)として透湿率が0.0017g/m・h・mmHgの内張断熱パネル(11)を使用して、同様の評価を行った。その結果を表2に示す。
Figure 2015078602
上記結果から、断熱材(13)の透湿率を0.0017g/m・h・mmHg以下とすることで、結露の発生を防止できることが分かる。
実施例2
透湿率が0.0018g/m・h・mmHgの断熱材を使用して、図3に示すように、内装下地材(12)としての石膏ボード(厚み9.5mm)と発泡プラスチック系断熱材(13)(厚み20mm)とを有しており、内装下地材(12)と発泡プラスチック系断熱材(13)との間に防湿気密フィルム(防湿層)(22)(厚み0.1mm)を介在させた内張断熱パネル(21)を製作した。この内張断熱パネル(21)について同様の評価を行った結果を表3に示す。
Figure 2015078602
上記結果から、断熱材(15)の透湿率が0.0018g/m・h・mmHg以上であっても、適宜な防湿気密フィルム(防湿層)(22)を介在させることで、結露の発生を防止できることが分かる。
実施例3
図4に示すように、内装下地材(12)としての石膏ボード(厚み9.5mm)と発泡プラスチック系断熱材(32)(厚み20mm)とを有しており、断熱材(32)を防湿性が優れた非透湿系の面材(32a)付きのものとして、内張断熱パネル(31)を製作し、この内張断熱パネル(31)について同様の評価を行った結果を表4に示す。表4において、「フェノバボード(登録商標)」とされているのは、積水化学工業製のフェノール樹脂発泡体で、面材(32a)付きとされることで、透湿率が0.00072g/m・h・mmHgとされている。
Figure 2015078602
表5は、表1に示した従来品を基準にして、発泡プラスチック系断熱材(透湿率が0.0018g/m・h・mmHgで、熱伝導率は0.04W/mK)の厚みを20mmから25mmに、中空層の厚みを60mmから40mmに、グラスウール10kの厚みを40mmから60mmにそれぞれ変更し、さらに、透湿防水シート(厚み1.0mm)を追加した従来品について、同様の評価を行った結果を示している。なお、表5においては、外気(表面熱伝達抵抗0.04m2K/W)の温度/湿度が0.9℃/70%であり、室内(表面熱伝達抵抗0.11m2K/W)の温度/湿度が10℃/70%であるとし、表1〜表4と同様に、各構成部材の温度、水蒸気圧(単位はPa)および飽和水蒸気圧(単位はPa)を計算し、この計算結果に基づいて、結露の有無(無し:○、有り:×)を求めている。
Figure 2015078602
上記結果から、従来品(すなわち、発泡プラスチック系断熱材の透湿率が0.0018g/m・h・mmHg)では、グラスウールの部分で結露が発生することが分かる。
実施例4
上記の従来品に対し、断熱材(13)として透湿率が0.0017g/m・h・mmHg(熱伝導率は0.04W/mK)の内張断熱パネル(11)を使用して、同様の評価を行った。その結果を表6に示す。
Figure 2015078602
上記結果から、断熱材(13)の透湿率を0.0017g/m・h・mmHg以下とすることで、結露の発生を防止できることが分かる。
実施例5
透湿率が0.0018g/m・h・mmHg(熱伝導率は0.04W/mK)の断熱材を使用して、図3に示すように、内装下地材(12)と発泡プラスチック系断熱材(13)との間に防湿気密フィルム(防湿層)(22)(厚み0.1mm)を介在させた内張断熱パネル(21)を製作した。この内張断熱パネル(21)について同様の評価を行った結果を表7に示す。
Figure 2015078602
上記結果から、断熱材(15)の透湿率が0.0018g/m・h・mmHg以上であっても、適宜な防湿気密フィルム(防湿層)(22)を介在させることで、結露の発生を防止できることが分かる。
実施例6
図4に示すように、断熱材(32)を防湿性が優れた非透湿系の面材(32a)付きのものとして、内張断熱パネル(31)を製作し、この内張断熱パネル(31)について同様の評価を行った結果を表8に示す。表8において、「フェノバボード(登録商標)」とされているのは、積水化学工業製のフェノール樹脂発泡体で、面材(32a)付きとされることで、透湿率が0.00072g/m・h・mmHg(熱伝導率は0.019W/mK)とされている。
Figure 2015078602
上記結果から、面材(32a)を適宜なもの、すなわち、非透湿系面材として、断熱材(32)自体の透湿率を小さくすることにより、防湿気密フィルム(22)を介在させなくても、結露の発生を防止できることが分かる。好ましい面材(32a)としては、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレン(PE)フィルム積層複合面材、織布ポリエチレン、ビチューメン含浸ポリプロピレンフォイル、金属板、金属箔などが例示される。
図5から図7までは、図4に示した面材(32a)付きの断熱材(32)を使用する際の好ましい形態を示している。
図5において、内張断熱パネル(31)の上下縁部(1対の短辺部)には、断熱材(32)が面材(32a)を残して切り欠かれることで、内張断熱パネル(31)の全幅にわたって横方向にのびる切欠き部(41)が形成されている。
図6において、内張断熱パネル(31)の左右縁部(1対の長辺部)には、断熱材(32)が面材(32a)を残して切り欠かれることで、内張断熱パネル(31)の全長にわたって上下方向にのびる切欠き部(42)が形成されている。
図7において、内張断熱パネル(31)の周縁部には、断熱材(32)の周縁部が面材(32a)を残して方形状に切り欠かれることで、内張断熱パネル(31)の周縁部に正面から見て方形状の切欠き部(43)が形成されている。
図8は、図7に示した内張断熱パネル(31)に複数本のスリット(第2のスリット)(44)を設ける際の好ましい実施形態を示している。同図において、複数本のスリット(44)は、断熱材(32)の全幅にわたって横方向にのびており、かつ、面材(32a)を残して設けられている。
上記のように設けられたスリット(44)には、図9に示すように、補強材(45)が嵌め入れられることがある。補強材(45)は、桟木と同じ材質(木材)であってもよく、断熱材(32)と同じ材質(例えばフェノール樹脂発泡体)であってもよく、これら以外の材質であってもよい。また、スリット(44)の一部だけに補強材(45)を嵌め入れるようにしてもよく、スリット(44)の全部に補強材(45)を嵌め入れるようにしてもよい。補強材(45)は、接着剤やビス等の適宜な手段で面材(32a)に固定される。もしくは既存下地に直接接着剤やビス等の適宜な手段で固定される。
図10は、図5に示すように加工した内張断熱パネル(31)を既存壁(50)に設置して構成される内張断熱壁(30)の好ましい実施形態を示している。同図において、内張断熱壁(30)は、内張断熱パネル(31)が上下に隣り合って配置されて形成されている。図5に示す内張断熱パネル(31)を使用することで、上下に隣り合う内張断熱パネル(31)の継ぎ目部分(33)においては、断熱材(32)が切り欠かれて面材(32a)が露出している。そして、既存壁(50)に固定された桟木(48)が、継ぎ目部分(33)において隣り合う面材(32a)にまたがるように、かつ、継ぎ目部分(33)において隣り合う切欠き部(41)を完全に塞ぐように設けられている。こうして、面材(32a)同士が連続した状態で内張断熱壁(30)が形成される。
この実施形態によると、内張断熱パネル(31)の継ぎ目で桟木(48)が連続していることにより、既存下地に凹凸が生じていても内張断熱パネル(31)の継ぎ目は平滑になり、更にはクロス等の仕上げをする際に段違いになることを防ぐ。また桟木(48)がまたがっていることで施工性の向上にもつながる。また、このように桟木(48)を既存下地または柱・間柱に固定させることにより、内張断熱パネル(31)を桟木(48)に固定する際、より強固に固定させることができる。桟木(48)は木製の他、金属、塩ビ等の各種樹脂製のものでもよい。
なお、図10において、内張断熱パネル(31)が上下に隣り合って配置されているとしたが、左右に隣り合って配置されている場合でも同様である。
図11は、図8に示すように加工した内張断熱パネル(31)を既存壁(50)に設置して構成される内張断熱壁(30)の好ましい実施形態を示している。同図において、内張断熱壁(30)は、スリット(44)が設けられた内張断熱パネル(31)が複数配置されて形成されている。図8に示す内張断熱パネル(31)を使用することで、各内張断熱パネル(31)には、スリット(44)が設けられている部分で、断熱材(32)が切り欠かれて面材(32a)が露出している。そして、既存壁(50)に固定された桟木(48)が、露出した面材(32a)に接するように、かつ、スリット(44)を完全に塞ぐように設けられている。この後、内張断熱パネル(31)が既存壁(50)に固定される。
図12は、図9に示すように加工した内張断熱パネル(31)を既存壁(50)に設置して構成される内張断熱壁(30)の好ましい実施形態を示している。同図において、内張断熱壁(30)は、スリット(44)が設けられた内張断熱パネル(31)が複数配置されて形成されている。図9に示す内張断熱パネル(31)を使用することで、各内張断熱パネル(31)には、スリット(44)が設けられている部分に補強材(45)が配置されている。図示した例では、補強材(45)の厚みがスリット(44)の深さの半分とされており、スリット(44)には空間部分が残っている。そして、既存壁(50)に固定された桟木(49)が、補強材(45)に接するように、かつ、スリット(44)に残る空間部分を完全に塞ぐように設けられている。この後、内張断熱パネル(31)が既存壁(50)に固定される。
上記図5から図12までに示す実施形態では、面材(32a)を残して断熱材(32)を切り欠く作業が必要であり、この作業を行うには、図13から図16までに示すような治具(51)(56)を使用することが好ましい。
図13は、スリット(44)を設ける場合に好ましい施工法を示しており、治具(51)として、図14に拡大して示す専用治具が使用されている。
治具(51)は、図14に示すように、底壁(52a)および1対の側壁(52b)からなる横断面コ字状の刃部(52)と、各側壁(52b)の上面にそれぞれ設けられた案内部(53)と、各案内部(53)に取り付けられた逆U字状の取っ手部(54)とを有している。刃部(52)および1対の案内部(53)は、金属薄板によって一体に形成されている。治具(51)は、底壁(52a)および1対の側壁(52b)のそれぞれの長さ方向の両端面が刃先とされており、取っ手部(54)を持って刃部(52)を長さ方向に移動させることで、断熱材(32)を断面方形状に切り欠くことができる。刃部(52)の側壁(52b)の高さ、すなわち、底壁(52a)下面から案内部(53)下面までの距離は、断熱材(32)の面材(32a)を除いた部分の厚さに等しくなされている。
図13において、図13(a)に示すように、治具(51)を使用し、案内部(53)を断熱材(32)の表面(32b)に、刃部(52)の底壁(52a)を面材(32a)にそれぞれ沿わせた状態で治具(51)を移動させることにより、断熱材(32)の所要部分を面材(32a)を残して切り欠くことができる。こうして、図13(b)に示すように、面材(32a)を残してスリット(44)を形成することができる。
図15は、断熱材(32)の周縁部を切り欠く場合に好ましい施工法を示しており、治具(56)として、図16に拡大して示す専用治具が使用されている。
治具(56)は、図16に示すように、底壁(57a)および底壁(57a)の一側から上方にのびる側壁(57b)からなる横断面L字状の刃部(57)と、側壁(57b)の上面に底壁(57a)と反対側にのびるように設けられた第1案内部(58)と、底壁(57a)の他側から下方にのびる第2案内部(59)と、第1案内部(58)に取り付けられた逆U字状の取っ手部(60)とを有している。刃部(57)および両案内部(58)(59)は、金属薄板によって一体に形成されている。治具(56)は、底壁(57a)および側壁(57b)のそれぞれの長さ方向の両端面が刃先とされており、取っ手部(60)を持って刃部(57)を長さ方向に移動させることで、断熱材(32)を断面方形状に切り欠くことができる。刃部(57)の側壁(57b)の高さ、すなわち、底壁(57a)下面から第1案内部(58)下面までの距離は、断熱材(32)の面材(32a)を除いた部分の厚さに等しくなされている。
図15において、図15(a)に示すように、治具(56)を使用し、第1案内部(58)を断熱材(32)の表面(32b)に、第2案内部(59)を内装下地材(12)の側面(12a)に、刃部(57)の底壁(57a)を面材(32a)にそれぞれ沿わせた状態で治具(56)を移動させることにより、断熱材(32)の所要部分を面材(32a)を残して切り欠くことができる。こうして、図16(b)に示すように、面材(32a)を残して周縁部の切欠き(41)を(切欠き(42)(43)も同様に)形成することができる。
(11) 内張断熱パネル
(12) 内装下地材
(13) 断熱材
(14) スリット(第1のスリット)
(21) 内張断熱パネル
(22) 防湿気密フィルム(防湿層)
(30) 内張断熱壁
(31) 内張断熱パネル
(32) 発泡プラスチック系断熱材
(32a) 面材
(33) 継ぎ目部分
(41)(42)(43) 切欠き部
(44) スリット(第2のスリット)
(45) 補強材
(48)(49) 桟木
(50) 既存壁
(51) 治具
(52) 刃部
(52a) 底壁
(52b) 側壁
(53) 案内部
(54) 取っ手部
(56) 治具
(57) 刃部
(57a) 底壁
(57b) 側壁
(58) 第1案内部
(59) 第2案内部
(60) 取っ手部
この発明は、内張断熱パネルおよびこれを用いた壁に関し、木造戸建住宅の断熱改修、RC造・S造の断熱改修等において、既存壁に室内側から取り付けられる内張断熱パネルおよびこれを用いた壁に関する。
この発明の目的は、容易に設置することができ、したがって、既存建物の改修時に断熱性を高める際の施工の手間や煩雑さを改善することができるとともに、内部結露のリスクを抑えることができる断熱パネルおよびこれを用いた壁を提供することにある。
この発明による内張断熱パネルは、既存建物の既存壁の室内側から取り付ける内張断熱パネルであって、方形状の内装下地材と、両面に面材が積層されたフェノール樹脂発泡体からなる断熱材とが、あらかじめ接着剤で積層された積層体とされており、断熱材は、透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m2・K/W以上であり、前記積層体は、既存壁の既存内装下地材上に内装側から積層ることを特徴とするものである。

Claims (6)

  1. 室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、方形状の内装下地材と、フェノール樹脂発泡体からなる断熱材との積層体とされており、断熱材は、透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m2・K/W以上であり、前記積層体は、既存壁に内装側から積層可能とされていることを特徴とする内張断熱パネル。
  2. 内装下地材は石膏ボードであり、内装下地材と断熱材とが接着剤で接着されていることを特徴とする請求項1記載の内張断熱パネル。
  3. 内装下地材と断熱材との間に防湿層が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の内張断熱パネル。
  4. 断熱材の内装下地材側の面に面材が積層されて、断熱材の透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下とされていることを特徴とする請求項1または2記載の内張断熱パネル。
  5. 面材は、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレンフィルム積層複合面材、金属板および金属箔のうちのいずれかであることを特徴とする請求項4記載の内張断熱パネル。
  6. 既存壁および内張断熱パネルからなる壁であって、既存壁は、既存内装下地材としての石膏ボードと、中空層と、既存断熱材としてのグラスウールと、既存外装下地材としての構造用合板とからなり、内張断熱パネルが請求項1から5までのいずれかに記載の内張断熱パネルとされていることを特徴とする壁。
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