JP2017186900A5 - 内張断熱パネル、内張断熱壁および内張断熱パネルの施工法、内張断熱壁の施工法 - Google Patents

内張断熱パネル、内張断熱壁および内張断熱パネルの施工法、内張断熱壁の施工法 Download PDF

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第3(請求項5)の発明による内張断熱パネルは、既存建物の既存壁の室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、方形状の内装下地材と、断熱材および補強材とが非透湿面材を介して積層された積層体であり、前記断熱材は真空断熱材であり、前記補強材は発泡体であり、前記断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m・K/W以上であり、前記非透湿系面材は、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレンフィルム積層複合面材、金属板および金属箔のうちのいずれかであり、前記積層体は、前記既存壁が有する既存内装下地材と前記断熱材とが対向する様に積層されることを特徴とするものである。
この発明による内張断熱パネルの施工法は、既存建物の既存壁の室内側から上記(請求項1乃至4のいずれか1項に記載)の内張断熱パネルを取り付ける内張断熱パネルの施工法であって、前記既存内装下地材が石膏ボードであり、前記既存内装下地材の石膏ボードが前記内張断熱パネルの石膏ボードよりも厚く、隣接する複数の前記内張断熱パネルの継ぎ目を前記桟木上になるよう前記内張断熱パネルを前記桟木に固定する工程と、を有することを特徴とするものである。
また、この発明のよる一態様(請求項8)の内張断熱壁は、新築または既存壁の室内側から取り付けられた内張断熱パネルを備えたRC造建物の内張断熱壁であって、前記内張断熱パネルは、長方形状の内装下地材と長方形状の断熱材とが積層された積層体であり、前記内装下地材は、石膏ボードであり、前記断熱材は、両面に面材が積層されたフェノール樹脂発泡体であり、前記断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m ・K/W以上であり、前記断熱材の厚さが20mm又は25mmであり、前記内装下地材としての前記石膏ボードと前記断熱材としての前記フェノール樹脂発泡体とが接着剤で固定されており、前記内張断熱パネルの長辺部には、前記内張断熱パネルの全長にわたってのびる切欠き部が、前記断熱材が切り欠かれるようにして形成され、前記内張断熱パネルの前記フェノール樹脂発泡体側が前記RC造建物の壁面に取り付けられていることを特徴とするものである。
また、この発明のよる一態様(請求項9)の内張断熱壁は、上記(請求項8)の内張断熱壁であって、前記切欠き部が形成された前記長辺部において、前記内装下地材としての前記石膏ボードに前記面材が積層されていることを特徴とするものである。
また、この発明による一態様(請求項10)の内張断熱壁の施工法は、上記(請求項8または9に記載)の内張断熱壁を形成する施工法であって、前記断熱材と前記内装下地材とが同一寸法の長方形とされた施工前の前記内張断熱パネルの前記長辺部において、前記断熱材を切り欠くことで前記切欠き部を形成することを特徴とするものである。

Claims (10)

  1. 既存建物の既存壁の室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、
    方形状の内装下地材に、断熱材が積層された積層体であり、
    前記内装下地材は、厚さが9.5mmの石膏ボードであり、
    前記断熱材は、前記内装下地材と同一寸法の長方形で、厚さが20mm又は25mmで、熱伝導率が0.040W/m・K以下であるJISA9511に記載の発泡プラスチック系断熱材であり、
    前記内装下地材と前記断熱材とは防湿層または非透湿系面材を介してあらかじめ接着剤で固定されており、
    前記積層体は、前記既存壁が有する既存内装下地材と前記断熱材とが対向する様に積層されることを特徴とする内張断熱パネル。
  2. 前記防湿層はJISA6930A種またはB種に記載の住宅用プラスチック系防湿フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の内張断熱パネル。
  3. 前記非透湿系面材は、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレンフィルム積層複合面材、金属板および金属箔のうちのいずれかであり、
    前記非透湿系面材が積層された断熱材の透湿率が0.00072g/m・h・mmHg以下であることを特徴とする請求項1に記載の内張断熱パネル。
  4. 既存建物の既存壁の室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、
    方形状の内装下地材に断熱材と補強材とが積層された積層体であり、
    前記内装下地材は、厚さが9.5mmの石膏ボードであり、
    前記断熱材は真空断熱材であり、
    前記補強材は発泡体であり、
    前記断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m・K/W以上であり、
    前記積層体は、前記既存壁が有する既存内装下地材と前記断熱材とが対向する様に積層されることを特徴とする内張断熱パネル。
  5. 既存建物の既存壁の室内側から取り付けられる内張断熱パネルであって、
    方形状の内装下地材と、断熱材および補強材とが非透湿面材を介して積層された積層体であり、
    前記断熱材は真空断熱材であり、
    前記補強材は発泡体であり、
    前記断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m・K/W以上であり、
    前記非透湿系面材は、アルミニウム箔張付け不織布、水酸化アルミニウム紙張アルミニウム箔、ポリエチレンフィルム積層複合面材、金属板および金属箔のうちのいずれかであり、
    前記積層体は、前記既存壁が有する既存内装下地材と前記断熱材とが対向する様に積層されることを特徴とする内張断熱パネル。
  6. 既存建物の既存壁と、前記既存壁の室内側に積層された請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内張断熱パネルと、で形成された内張断熱壁であって、
    前記既存内装下地材が石膏ボードであり、前記既存内装下地材の石膏ボードが前記内張断熱パネルの石膏ボードよりも厚いことを特徴とする内張断熱壁。
  7. 既存建物の既存壁の室内側から請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内張断熱パネルを取り付ける内張断熱パネルの施工法であって、
    前記既存内装下地材が石膏ボードであり、前記既存内装下地材の石膏ボードが前記内張断熱パネルの石膏ボードよりも厚く、
    隣接する複数の前記内張断熱パネルの継ぎ目が桟木上になるよう前記内張断熱パネルを前記桟木に固定する工程と、
    を有することを特徴とする内張断熱パネルの施工法。
  8. 新築または既存壁の室内側から取り付けられた内張断熱パネルを備えたRC造建物の内張断熱壁であって、
    前記内張断熱パネルは、長方形状の内装下地材と長方形状の断熱材とが積層された積層体であり、前記内装下地材は、石膏ボードであり、前記断熱材は、両面に面材が積層されたフェノール樹脂発泡体であり、前記断熱材の透湿率が0.0017g/m・h・mmHg以下でかつ熱伝導率が0.040W/m・K以下でかつ熱抵抗値が0.30m ・K/W以上であり、
    前記断熱材の厚さが20mm又は25mmであり、
    前記内装下地材としての前記石膏ボードと前記断熱材としての前記フェノール樹脂発泡体とが接着剤で固定されており、
    前記内張断熱パネルの長辺部には、前記内張断熱パネルの全長にわたってのびる切欠き部が、前記断熱材が切り欠かれるようにして形成され、
    前記内張断熱パネルの前記フェノール樹脂発泡体側が前記RC造建物の壁面に取り付けられていることを特徴とする内張断熱壁。
  9. 前記切欠き部が形成された前記長辺部において、前記内装下地材としての前記石膏ボードに前記面材が積層されていることを特徴とする請求項8に記載の内張断熱壁。
  10. 請求項8または9に記載の内張断熱壁を形成する施工法であって、
    前記断熱材と前記内装下地材とが同一寸法の長方形とされた施工前の前記内張断熱パネルの前記長辺部において、前記断熱材を切り欠くことで前記切欠き部を形成することを特徴とする内張断熱壁の施工法。
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