JP2015077662A - ころ素材の研削方法及び研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ころ素材に対して外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころ素材の外周面の寸法精度を高める。【解決手段】転がり軸受用のころとなるころ素材37を研削する方法は、外周面加工ステップを有している。このステップでは、ブレード41によって下から支持するころ素材37の外周面33に、回転する調整車42の外周面42aを接触させ、ころ素材37を回転させ、この回転するころ素材37の外周面33に砥石43を接触させ、ころ素材37の外周面33の研削を行う。また、この外周面加工ステップでは、ころ素材37の端面31の中心に基準部材44を点接触させて、ころ素材37の外周面33が研削を行われる。【選択図】 図1

Description

本発明は、転がり軸受用のころとなるころ素材の研削方法及び研削装置に関する。
転がり軸受用のころは、内輪及び外輪の軌道面を転動することから、ころの外周面は研削による仕上げ加工がされており、さらに、ころの軸方向の端面は、例えば内輪が有する鍔部に摺接することから、その端面も研削による仕上げ加工がされている。
ころの外周面を研削する方法として、例えば、特許文献1に開示されているスルーフィードセンタレス研削の他に、インフィードセンタレス研削が知られている。
インフィードセンタレス研削は、次のようにして行われる。研削を行う対象となるころ素材を、ブレード(支持部材)によって下から支持し、このころ素材の外周面に調整車の外周面を接触させ、調整車を回転させ、ころ素材をその中心線回りに回転させる。そして、回転するころ素材の外周面に砥石を接触させ、ころ素材の外周面の研削を行う。この研削の際、ころ素材の軸方向の端面に基準部材を面接触させて行う。つまり、ころ素材の端面を基準面としてころ素材の外周面の研削が行われる。
しかし、ころ素材は、鍛造後に熱処理されて得たものであり、その軸方向の端面の精度は低い。したがって、この端面に基準部材を面接触させてころ素材を回転させた場合、端面の振れによってころ素材が軸方向に(僅かであるが)進退することが考えられる。この状態で、ころ素材の外周面の研削を行っても外周面の仕上がり精度は低くなる。そして、次に、この外周面を基準面としてころ素材の軸方向の端面を研削しても、その仕上がり精度は低くなる。
そこで、ころ素材の研削は次のようにして行われている。まず、図9(A)に示すように、ころ素材90の軸方向の端面91に第1の基準部材95を面接触させた状態で、ころ素材90の外周面92の研削を行う。なお、この場合、前記のとおりころ素材90には軸方向に進退する挙動が発生するため、外周面92の仕上がり精度は低い。また、図9の各図では、研削する対象面を「▽」により示している。
外周面92の研削を終えると、図9(B)に示すように、この外周面92に第2の基準部材96を面接触させ、この外周面92を基準面として、ころ素材90を回転させ、その端面91の研削を行う。なお、基準とする外周面92の仕上がり精度は前記のとおり低いことから、ころ素材90の端面91の研削による仕上がり精度も低くなる。
そこで、図9(C)に示すように、再度、このころ素材90の端面91に第1の基準部材95を面接触させた状態で、ころ素材90を回転させ、その外周面92の研削を行い、また、図9(D)に示すように、再度、この外周面92を基準面として、ころ素材90を回転させ、その端面91の研削を行う。更に、外周面92の精度が未だ設計値に達しない場合には、図9(E)に示すように、端面91を基準面として、ころ素材90の外周面92の研削を行う。
このように、ころ素材90の端面91を基準面として外周面92の研削を行う工程と、ころ素材90の外周面92を基準面として端面91の研削を行う工程とを繰り返し行うことで、所定の寸法精度を確保している。
特開2009−274192号公報
前記のように、従来の研削方法では、ころの外周面の寸法精度を高めるためには、外周面92の研削と端面91の研削とを繰り返し行う必要がある。しかし、これら研削を繰り返し行う場合、工数が多くなり、また、各工程の都度、基準部材95,96の入れ替えや、対象となるころ素材90の配置替え等の作業が発生し、生産性が低くなる。
そこで、本発明の目的は、ころ素材に対して外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころ素材の外周面の寸法精度を高めることが可能となる研削方法、及び研削装置を提供することにある。
(1)本発明は、転がり軸受用のころとなるころ素材を研削する方法であって、支持部材によって下から支持する前記ころ素材の外周面に、回転する調整車の外周面を接触させ、当該ころ素材を回転させ、この回転するころ素材の外周面に砥石を接触させ、当該ころ素材の外周面の研削を行う外周面加工ステップを有し、前記外周面加工ステップでは、前記ころ素材の端面の中心に基準部材を点接触させて当該ころ素材の外周面の研削を行う。
本発明によれば、外周面加工ステップでは、ころ素材の端面の中心の1点を基準としてころ素材を回転させ、その外周面の研削が行われる。このため、研削の対象となるころ素材の端面の寸法精度が低くても、ころ素材を回転させた際にころ素材が軸方向に進退移動するのを抑制することができるので、外周面の仕上がり精度を高くすることができる。この結果、従来のように、外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころの外周面の寸法精度を高めることが可能となる。
(2)また、前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる前記中心は、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られる前記ころ素材の端面の設計中心点であるのが好ましい。
この場合、外周面加工ステップにおいて、ころ素材の外周面の研削が進むにしたがって、ころ素材の軸方向の進退移動を抑制することができる。
(3)または、前記(1)の研削方法において、前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる前記中心は、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点であるのが好ましい。
この場合、外周面加工ステップの開始から、ころ素材の軸方向の進退移動を抑制することができる。
(4)または、前記(1)の研削方法において、前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる位置を、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点から、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られるころの端面の中心点まで移動させるのが好ましい。
この場合、外周面加工ステップの開始から、設計寸法に従って外周面の研削が完了するまでの間にわたって、ころ素材の軸方向の進退移動を抑制することができる。
(5)そして、前記ころ素材を円錐台形状とすることができる。
(6)また、本発明は、転がり軸受用のころとなるころ素材を研削する装置であって、前記ころ素材を下から支持する支持部材と、前記ころ素材の外周面に接触し回転駆動することによって当該ころ素材を回転させる調整車と、回転する前記ころ素材の外周面を研削するための砥石と、前記ころ素材の端面の中心に点接触することで当該ころ素材の軸方向移動を規制し、当該中心を基準として前記砥石による研削を行わせるための基準部材とを備えている。
本発明によれば、基準部材は、ころ素材の端面の中心に点接触することで当該ころ素材の端面精度の影響を受けず、軸方向移動をキャンセルすることができ、この中心を基準として砥石によるころ素材の外周面の研削が行われる。つまり、ころ素材の端面の中心の1点を基準としてころ素材の外周面の研削が行われる。このため、研削の対象となるころ素材の端面の寸法精度が低くても、ころ素材が軸方向に進退移動するのを抑制することができるので、外周面の仕上がり精度を高くすることができる。この結果、従来のように、外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころの外周面の寸法精度を高めることが可能となる。
また、前記(6)の研削装置は、前記砥石によって前記ころ素材の外周面を研削している間に前記基準部材を移動させるアクチュエータを、更に備えており、前記アクチュエータが前記基準部材を移動させることによって、当該基準部材を前記端面に点接触させる位置を、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点から、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られる前記ころ素材の端面の中心点まで移動させるのが好ましい。
この場合、外周面加工ステップの開始から、設計寸法に従って外周面の研削が完了するまでの間にわたって、ころ素材の軸方向の進退移動を抑制することができる。
本発明によれば、研削の対象となるころ素材の端面の寸法精度が低くても、この端面の中心の1点を基準としてころ素材の外周面の研削が行われるため、ころ素材が軸方向に進退移動するのを抑制することができるので、外周面の仕上がり精度を高くすることができる。この結果、従来のように、外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころの外周面の寸法精度を高めることが可能となる。
研削装置の概略構成を説明する側面図である。 研削装置の概略構成を説明する平面図である。 研削装置の概略構成を説明する正面図である。 研削装置によって外周面が研削されたころを備えている転がり軸受の縦断面図である。 研削装置によって行われるころ素材の研削方法のフロー図である。 ころ素材の研削方法(その1)の説明図である。 ころ素材の研削方法(その2)の説明図である。 ころ素材の研削方法(その3)の説明図である。 従来の研削方法の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、転がり軸受用のころとなるころ素材を研削する研削装置の概略構成を説明する図である。図1は側面図であり、図2は平面図であり、図3は正面図である。図4は、この研削装置によって外周面が研削されたころ30を備えている転がり軸受7の縦断面図である。この転がり軸受7の概略構成について先ず説明する。
〔転がり軸受7について〕
図4に示すように、この転がり軸受7は、内輪10、外輪20、これら内輪10と外輪20との間に介在する複数のころ30、及びこれらころ30を保持する環状の保持器35を備えている。本実施形態のころ30は円錐ころであり、この転がり軸受7はテーパころ軸受である。
外輪20は、図示していないハウジングの内周面に嵌め入れられる円筒状の部材であり、外輪20の内周面は、軸方向一方側(図1では右側)に向かうにしたがって径方向寸法が大きくなるテーパ面を有している。このテーパ面(の一部)がころ30が転動(自転しながら公転)する軌道面21となる。
内輪10は、図示していない軸に外嵌する円筒状の部材である。内輪10と外輪20とは同心状に配置される。本実施形態では、内輪10は、複数のころ30が転動(自転しながら公転)する軌道面12を外周に有する円筒状の軌道輪本体部11と、この軌道輪本体部11の軸方向両端部から径方向外側に向かって突出して設けられている環状の鍔部13,14とを有している。軌道輪本体部11の外周面は、軸方向一方側(図1では右側)に向かうにしたがって径方向寸法が大きくなるテーパ面を有しており、このテーパ面に軌道面12が設けられている。
ころ30は、円錐台形状であり、直径が大きい軸方向の端面31aと、この軸方向の端面31aよりも直径が小さい軸方向の端面32aとを有している。
保持器35は、複数のころ30を周方向に沿って所定の間隔(等間隔)でかつ各ころ30が転動自在となるようにして保持する。
転がり軸受7に軸方向荷重が作用すると、この軸方向荷重に応じて、大径側の鍔部13と各ころ30の軸方向の端面31aとが接触して鍔部13は各ころ30から荷重を受け、また、その反力としてころ30は鍔部13から荷重を受ける。これら荷重は、軸方向の荷重成分を有しており、この軸方向の荷重成分は径方向の荷重成分よりも大きい。このため、各ころ30は、大径側の端面31aが鍔部13に摺接しながら軌道面21,22を転動する。
内輪10、外輪20、及びころ30は例えば軸受鋼(SUJ2)からなり、保持器35は例えば樹脂製からなる。
図1に示す研削装置40によって、外周面33及び端面31が研削されてころ30は得られるが、この研削の対象となるころの中間品(以下、ころ素材という)は、鍛造された後に熱処理されたものである。ころ30は円錐台形状であるため、ころ素材も円錐台形状であり、また、ころ素材の表面は黒皮面であって各面の寸法精度は低い状態にある。
〔研削装置について〕
図1〜図3において、研削装置40は、ころ素材37を下から支持するブレード(支持部材)41と、調整車42と、ころ素材37の外周面33を研削するための砥石43と、基準部材44とを備えている。また、この研削装置40は、砥石43によってころ素材37の外周面33を研削している間に基準部材44を移動させるアクチュエータ48,49を更に備えている。
ブレード41は、台状の部材であり、上下方向に伸びた形状である。このブレード41の上面41aにころ素材37を載せることができる。図1に示すように、上面41aは調整車42側に向かって下方へ傾斜する傾斜面からなり、この傾斜面により、加工によってころ素材37の寸法が変化しても、調整車42と砥石43とに対するころ素材37の接触を保つことができる。
調整車42は、円錐台形状の車輪からなり(図2参照)、図示しないモータ等を有する駆動装置の動力によって調整車42の中心線C2回りに回転する。調整車42の外周面42aは、ころ素材37の外周面33に対応する斜面を有しており、調整車42ところ素材37とは線接触する。以上より、調整車42は、ころ素材37の外周面33に接触し回転駆動することによってころ素材37を、ころ素材37の中心線Ca回りに回転させることができる。
砥石43は、短円柱形状を有しており、図示しないモータ等を有する駆動装置の動力によって、砥石43の中心線C3回りに回転する。図1に示すように、砥石43と調整車42とは水平方向に間隔をあけて配置されており、両者の間には、ころ素材37を介在させるための空間が形成されている。また、砥石43と調整車42との内の少なくとも一方は、水平方向に移動可能である。このため、砥石43と調整車42との間隔は調整可能となる。砥石43の外周面43aがころ素材37の外周面33に接触することで、砥石43は、回転するころ素材37の外周面33を研削(センタレス研削)することができる。
なお、図2に示すように、平面視において、調整車42の外周面42aと砥石43の外周面43aとの間隔は、ころ素材37の軸方向一方側(図2の場合、上側)へ向かうにしたがって狭くなっている。このため、ころ素材37は、軸方向一方側(図2の場合、上側)へ向かう移動が規制された状態となって、研削が行われる。
基準部材44(図3参照)は、本体部50と、ころ素材37の大径側の端面31に接触させる接触子51とを有している。本体部50は、上下方向に伸びている基部52と、この基部52の上部から横方向(水平方向)に伸びている先部53とを有しており、この先部53の端部に接触子51が設けられている。
ころ素材37の端面31は円形であり、この端面31の中心Pに接触子51が点接触するようにして基準部材44は位置決めされる。前記中心Pは、端面31と中心線Caとの交点である。研削の際、ころ素材37は回転することから、接触子51ところ素材37の端面31とは摺接する。そこで、基準部材44の内の少なくとも接触子51は、セラミックス又は超硬合金からなるのが好ましく、ころ素材37の端面31と摺接することから摩耗の生じにくい材料としている。
また、本実施形態では、接触子51の形状は球形状(半球形状)としている。このため、端面31の中心Pに必ず点接触することができ、また、相互間が摺接する際の抵抗を小さくすることが可能となる。
基準部材44は、ころ素材37の軸方向に関して移動不能となるように設けられており、接触子51は、ころ素材37の端面31に対して、軸方向一方側(ころ素材37の小径側の端面32側)へ向かって押すようにして点接触する。前記のとおり、研削が行われる際、調整車42と砥石43と間に挟まれるころ素材37は、軸方向一方側への移動が規制された状態となっているが、その反対方向への移動は自由となる。そこで、接触子51がころ素材37の端面31の中心Pに接触し、ころ素材37を軸方向について支持し、接触子51により、この反対方向への移動が規制される。
以上より、基準部材44の接触子51は、ころ素材37の端面31の中心Pに点接触することで、ころ素材37の軸方向移動(軸方向他方側へ向かう移動)を規制し、この状態で、中心Pを基準として砥石43による研削が行われる。なお、この研削による外周面33の削り代は、ころ素材37の直径により様々であるが、例えば0.1〜0.2mm(直径)である。
また、図1に示すように、基準部材44は、固定状態にある固定フレーム46に取り付けられている。本実施形態では、基準部材44は可動フレーム47を介して固定フレーム46に取り付けられている。可動フレーム47は、固定フレーム46に対してころ素材37の中心線Caに直交する面に沿って二次元的に移動可能として、固定フレーム46に取り付けられている。そして、この可動フレーム47に基準部材44が取り付けられている。
そして、固定フレーム46にはアクチュエータ48,49が設置されている。第1のアクチュエータ48は、固定フレーム46に対して上下方向に可動フレーム47を移動可能とし、第2のアクチュエータ49は、固定フレーム46に対して横方向(前記上下方向の直交方向;本実施形態では、水平方向)に可動フレーム47を移動可能とする。
アクチュエータ48,49それぞれは、可動フレーム47を直線移動させる駆動手段であり、その移動を作業員の手動操作によって行うことができ、更に、その移動を図示しないコンピュータが数値制御を行うことによって行うことができる。これらアクチュエータ48,49によって可動フレーム47を移動させることで、接触子51をころ素材37の端面31の中心Pに点接触させるための基準部材44の位置調整を行うことが可能となる。なお、この位置調整は、可動フレーム47に対する基準部材44の取り付け位置の調整を行うことによって実現してもよい。
アクチュエータ48,49それぞれは、例えば、内部のねじ軸が正逆回転することで伸縮する構成である。そこで、このねじ軸の回転を数値制御することで、基準部材44を所定の方向に所定の値について移動させることが可能となる。なお、このアクチュエータ48,49を数値制御することによって基準部材44を移動させる機能については後に説明する。
ここで、従来のようにころ素材の端面に、基準部材が面接触する場合、この端面の寸法精度が低いと、ころ素材を回転させた際の当該端面の振れによってころ素材が軸方向に進退移動し、これにより、研削により得られる外周面の寸法精度は低くなる。しかし、本実施形態によれば、基準部材44の接触子51が、ころ素材37の端面31の中心Pに1点で点接触することで、端面31の振れによってころ素材37が軸方向に進退するのを抑制することができ、この中心Pを基準として砥石43によるころ素材37の外周面33の研削が行われる。
このように、ころ素材37の外周面33をセンタレス研削する場合において、ころ素材37の軸方向についての位置決めをするための基準点を端面31の中心の1点としている。このため、研削の対象となるころ素材37の端面31の寸法精度が低くても、ころ素材37が軸方向に進退移動するのを抑制することができ、外周面33の仕上がり精度を高くすることが可能となる。この結果、従来のように、外周面の研削と端面の研削とを繰り返し行わなくても、ころ素材37の外周面33の寸法精度を高めることが可能となる。
〔ころ素材37の研削方法(その1)〕
前記研削装置40によって行われるころ素材37の研削方法について説明する。
図5は、この研削方法のフロー図である。ころ素材37の研削方法には、ころ素材37の外周面33の研削を行う外周面加工ステップと、ころ素材37の端面31を研削する端面加工ステップとが含まれる。
外周面加工ステップについて説明する。図3に示すように、研削の対象となるころ素材37をブレード41に載せ、このブレード41上のころ素材37の端面31に基準部材44を点接触させる。又は、基準部材44を予め所定位置に設置し、研削の対象となるころ素材37をブレード41に載せ、前記基準部材44にころ素材37の端面31が点接触するようにてもよい。
そして、このころ素材37に調整車42及び砥石43を接近させ、図1と図2に示すように、これら調整車42と砥石43との間にころ素材37を挟んだ状態とする。なお、ころ素材37の端面に対する接触子51の位置調整は、前記アクチュエータ48,49によって行うことができる。
調整車42を駆動させ、この調整車42の外周面42aにころ素材37の外周面33が接触することで、ころ素材37は中心線Ca回りに回転する。調整車42の回転に応じて砥石43を回転駆動させることで、ころ素材37の外周面33のセンタレス研削(インフィードセンタレス研削)が行われる。
以上のように、外周面加工ステップでは、ブレード41によって下から支持するころ素材37の外周面33に、回転する調整車42の外周面42aを接触させ、ころ素材37を回転させ、この回転するころ素材37の外周面33に砥石43を接触させ、ころ素材37の外周面33の研削を行う。そして、この外周面加工ステップでは、ころ素材37の端面31の中心Pに、基準部材44の接触子51を点接触させて、ころ素材37の外周面33の研削を行う。
前記のとおり、外周面加工ステップでは、ブレード41上のころ素材37の端面31の中心Pに基準部材44の接触子51を点接触させるが、図6に示すように、この接触子51を端面31に点接触させる前記中心Pは、設計寸法に従って外周面33の研削を完了すると得られるはずのころ素材37の端面31の設計中心点P2である。図6では、研削を開始する時点での端面31の輪郭形状を実線で示しており、破線は、外周面33の研削を完了すると得られる端面31の輪郭形状を示している。つまり、破線は、設計寸法で研削されたころ素材37の端面31の輪郭形状を示している。また、図6において、中心点P1は、研削開始時点でのころ素材37の端面31の中心点である。また、この図6の他に、後に説明する図7及び図8では、説明を容易とするために、研削によるころ素材37の端面31の大きさの変化を強調して記載している。
すなわち、この研削方法によれば、ころ素材37の外周面33の研削が進むにしたがって、ころ素材37の端面31の直径は徐々に小さく変化する。つまり、研削開始時の端面31の半径R0と、研削完了時の端面31の半径R1とは異なる(R0>R1となる)。
そこで、本実施形態では、研削完了時の端面31の中心点(P2)、つまり、設計寸法に従って外周面33の研削を完了すると得られるはずのころ素材37の端面31の設計中心点P2に、研削の当初から接触子51を点接触させる。なお、研削の間、基準部材44(接触子51)はいずれの方向にも移動させない。
この研削方法によれば、研削の対象となるころ素材37の端面31の寸法精度が低くても、外周面加工ステップにおいて、ころ素材37の外周面33の研削が進むにしたがって、ころ素材37の軸方向の進退移動を抑制することができ、外周面33の仕上がり精度を高くすることができる。
そして、ころ素材37の外周面33の研削を終えると、このころ素材37から砥石43を離し、このころ素材37に対して、端面31の研削が行われる(端面加工ステップ)。この端面加工ステップでは、外周面加工ステップによって研削して得た外周面33を基準としてころ素材37の端面31を研削する。端面31の研削は、前記砥石43とは異なる砥石(図示せず)によって行われる。なお、この端面加工ステップについては、従来行われている方法を採用することができる。
〔ころ素材37の研削方法(その2)〕
研削方法の他の形態について説明する。研削装置40の構成は同じであり、また、外周面加工ステップにおいて、ころ素材37の端面31の中心Pに基準部材44の接触子51を点接触させてころ素材37の外周面33の研削を行う点についても、前記研削方法(その1)と同じである。
前記研削方法(その1;図6参照)の外周面加工ステップでは、接触子51を端面31に点接触させる前記中心Pは設計中心点P2であるが、この中心P(P2)について、研削方法(その2)では異なる。
すなわち、研削方法(その2)の外周面加工ステップでは、ブレード41上のころ素材37の端面31の中心Pに基準部材44の接触子51を点接触させるが、図7に示すように、この接触子51を端面31に点接触させる前記中心Pは、砥石43によるころ素材37の外周面33の研削開始時の当該ころ素材37の端面31の中心点P1である。
この研削方法によれば、研削の対象となるころ素材37の端面31の寸法精度が低くても、外周面加工ステップにおいて、このステップ開始から、ころ素材37の軸方向の進退移動を抑制することができ、外周面33の仕上がり精度を高くすることができる。なお、図7において、中心点P2は、研削完了時点でのころ素材37(ころ30)の端面31の中心点(設計中心点)である。
そして、前記研削方法(その1)の場合と同様に、外周面33の研削を終えたころ素材37に対して、端面31の研削が行われる(端面加工ステップ)。
〔ころ素材37の研削方法(その3)〕
研削方法の他の形態について説明する。研削装置40の構成は同じであり、また、外周面加工ステップにおいて、ころ素材37の端面31の中心Pに基準部材44の接触子51を点接触させてころ素材37の外周面33の研削を行う点についても、前記研削方法(その1)及び(その2)と同じである。
外周面加工ステップにおいて、前記研削方法(その1;図6参照)では、接触子51を端面31に点接触させる中心Pは、設計中心点P2であり、前記研削方法(その2:図7参照)では、接触子51を端面31に点接触させる中心Pは、外周面33の研削開始時のころ素材37の端面31の中心点P1であるが、これら中心P(P2,P1)について、研削方法(その3)では異なる。
すなわち、研削方法(その3)の外周面加工ステップでは、ブレード41上のころ素材37の端面31の中心Pに基準部材44の接触子51を点接触させるが、図8に示すように、この接触子51を端面31に点接触させる位置を、砥石43による外周面33の研削開始時のころ素材37の端面31の第1の中心点P1から、設計寸法に従って外周面33の研削を完了すると得られるはずのころ素材37の端面31の第2の中心点(設計中心点)P2まで移動させる。
このように接触子51が端面31に点接触する位置を移動させる動作は、前記アクチュエータ48,49(図1参照)によって行われる。つまり、外周面33に対する研削が開始されると、円形である端面31の半径は徐々に小さくなるが、この半径が小さくなる端面31の中心Pに、接触子51が追従するように基準部材44をアクチュエータ48,49が移動させる。
この実施形態によれば、研削の対象となるころ素材37の端面31の寸法精度が低くても、外周面加工ステップの開始から、設計寸法に従って外周面の研削が完了するまでの間にわたって、ころ素材37の軸方向の進退移動を抑制することができ、外周面33の仕上がり精度を高くすることができる。
なお、前記研削方法(1)〜(3)のいずれを採用してもよいが、外周面33を研削開始する前のころ素材37の寸法精度に応じて、前記研削方法(1)〜(3)のうちの一つが選択されてもよい。例えば、鍛造後に熱処理されて得られたころ素材37の寸法精度が比較的良好である場合、研削による削り代は小さくて済むことから、研削方法(1)又は研削方法(2)のような基準部材44を固定する方法を採用することができる。
また、ころ素材37の直径の大小に応じて、前記研削方法(1)〜(3)のうちの一つが選択されてもよい。例えば、ころ素材37の直径が比較的大きい場合、これに併せて削り代も大きくなる。したがって、この場合、研削方法(3)のような基準部材44を移動させる方法を採用するのが好ましい。
本発明の研削装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。前記実施形態では、接触子51の形状を球形状(半球形状)としたが、これ以外であってもよく、例えば針形状であってもよい。しかし、針状とする場合に比べて、球形状とする方が、接触子51の剛性が高まり、接触子51が端面31と摺接する際に接触子51に振動が発生しにくい。
前記実施形態(図2と図3参照)では、ころ素材37の端面31の中央部に凹部が形成されていない場合について説明したが、端面31には凹部が形成されていてもよく、この場合、端面31の中心Pは凹部内に位置することから、接触子51はこの凹部の底面に当接することとなる。
また、前記実施形態では、ころ素材37が円錐台形状である場合について説明したが、つまり、円錐ころ軸受用のころとなるころ素材37を研削する場合について説明したが、円筒ころ軸受用のころとなるころ素材を、前記と同様の手段によって研削してもよい。ただし、円筒状のころ素材を研削する場合、調整車をつづみ形として、回転させるころ素材の軸方向について周速度に変化を与え、軸方向の推力を生じさせる。そして、この推力を受けるようにして基準部材44(接触子51)をその円筒状のころ素材の軸方向一方側の端面に接触させる。
7:転がり軸受 30:ころ 31:端面
32:端面 33:外周面 37:ころ素材
41:ブレード(支持部材) 42:調整車 42a:外周面
43:砥石 44:基準部材 48:アクチュエータ
49:アクチュエータ P:中心 P1:中心点 P2:設計中心点
(4)または、前記(1)の研削方法において、前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる位置を、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点から、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られる前記ころ素材の端面の中心点まで移動させるのが好ましい。
この場合、外周面加工ステップの開始から、設計寸法に従って外周面の研削が完了するまでの間にわたって、ころ素材の軸方向の進退移動を抑制することができる。

Claims (7)

  1. 転がり軸受用のころとなるころ素材を研削する方法であって、
    支持部材によって下から支持する前記ころ素材の外周面に、回転する調整車の外周面を接触させ、当該ころ素材を回転させ、この回転するころ素材の外周面に砥石を接触させ、当該ころ素材の外周面の研削を行う外周面加工ステップを有し、
    前記外周面加工ステップでは、前記ころ素材の端面の中心に基準部材を点接触させて当該ころ素材の外周面の研削を行うことを特徴とするころ素材の研削方法。
  2. 前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる前記中心は、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られる前記ころ素材の端面の設計中心点である請求項1に記載のころ素材の研削方法。
  3. 前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる前記中心は、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点である請求項1に記載のころ素材の研削方法。
  4. 前記外周面加工ステップにおいて前記基準部材を前記端面に点接触させる位置を、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点から、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られるころの端面の中心点まで移動させる請求項1に記載のころ素材の研削方法。
  5. 前記ころ素材は円錐台形状である請求項1〜4のいずれか一項に記載のころ素材の研削方法。
  6. 転がり軸受用のころとなるころ素材を研削する装置であって、
    前記ころ素材を下から支持する支持部材と、
    前記ころ素材の外周面に接触し回転駆動することによって当該ころ素材を回転させる調整車と、
    回転する前記ころ素材の外周面を研削するための砥石と、
    前記ころ素材の端面の中心に点接触することで当該ころ素材の軸方向移動を規制し、当該中心を基準として前記砥石による研削を行わせるための基準部材と、
    を備えていることを特徴とするころ素材の研削装置。
  7. 前記砥石によって前記ころ素材の外周面を研削している間に前記基準部材を移動させるアクチュエータを、更に備えており、
    前記アクチュエータが前記基準部材を移動させることによって、当該基準部材を前記端面に点接触させる位置を、前記砥石による前記外周面の研削開始時の前記ころ素材の端面の中心点から、設計寸法に従って前記外周面の研削を完了すると得られる前記ころ素材の端面の中心点まで移動させる請求項6に記載のころ素材の研削装置。
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