JP2015076441A5 - - Google Patents

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本発明の一態様によれば、絶縁層と、前記絶縁層上に配置され、互いに分割された第1金属板および第2金属板と、前記第1金属板上に配置された半導体デバイスと、前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する樹脂接続板とを備えるパワーモジュールが提供される。
また、本発明の他の態様によれば、絶縁層と、前記絶縁層上に配置され、互いに分割されるとともに、対向面を有する第1金属板および第2金属板と、前記第1金属板上に配置された半導体デバイスと、前記第1金属板と前記第2金属板との間の、前記対向面の位置を保持する樹脂接続板と、前記半導体デバイスと、前記第1金属板および前記第2金属板の少なくとも一部と、前記樹脂接続板とを覆うモールド樹脂とを備えるパワーモジュールが提供される。
エミッタE(ソースS)側電力端子11は、ボンディングワイヤ(WB)12・ランド10・ボンディングワイヤ(WB)9を介して、半導体チップ1の表面のエミッタ電極(ソース電極)に接続され、コレクタC(ドレインD)側電力端子14は、ボンディングワイヤ(WB)13・表面銅箔4・チップ下はんだ2を介して、半導体チップ1の裏面のコレクタ電極(ドレイン電極)に接続されている。ここで、半導体チップ1が、例えば、IGBTの場合には、電力端子11・14は、エミッタE側電力端子11・コレクタC側電力端子14となり、SiC MOSFETの場合には、電力端子11・14は、ソースS側電力端子11・ドレインD側電力端子14となる。
半導体チップ1からの電流取り出しは、エミッタE(ソースS)側電力端子11およびコレクタC(ドレインD)側電力端子14を介して実施される。すなわち、半導体チップ1からの電流取り出しは、コレクタC(ドレインD)側電力端子14・ボンディングワイヤ(WB)13・表面銅箔4・チップ下はんだ2・コレクタ電極(ドレイン電極)・エミッタ電極(ソース電極)・ボンディングワイヤ(WB)9・ランド10・エミッタE(ソースS)側電力端子11経由で行われる。各電力端子11・14の一部を除くこれらの配線は、樹脂ケース15の中に収納され、シリコーンゲル16によって、絶縁封止されている。
比較例6に係るパワーモジュール20Bを適用したツーインワンモジュールを作成するための半導体チップ実装後のフレーム構造の内部構成の模式的平面構造は、図8に示すように表される。ここで、半導体チップ1は、具体的には、例えば、図8に示すように、IGBT30 1・30 2・30 3・30 4およびフリーホイールダイオード32 1・32 2・32 3・32 4などで構成可能である。IGBT30 1・30 2は、金属板182上に2チップ並列配置され、フリーホイールダイオード32 1・32 2も金属板182上に2チップ並列配置されている。フリーホイールダイオード32 1・32 2は、それぞれIGBT30 1・30 2に対して逆並列接続されている。同様に、IGBT30 3・30 4は、金属板181上に2チップ並列配置され、フリーホイールダイオード32 3・32 4も金属板181上に2チップ並列配置されている。フリーホイールダイオード32 3・32 4は、それぞれIGBT30 3・30 4に対して逆並列接続されている。
実施の形態に係るパワーモジュール20は、図9(a)に示すように、絶縁層22と、絶縁層22上に配置され、互いに分割された第1金属板181および第2金属板191と、第1金属板181上にチップ下はんだ2を介して配置された半導体デバイス1と、第1金属板181と第2金属板191との間を固定接続(対向面の位置を保持)する樹脂接続板26とを備える。
実施の形態に係るパワーモジュール20においては、金属板181・191は、図9(a)〜図9(c)に示すように、樹脂接続板26によって、互いに固定接続されているため、半導体チップ1に接合したボンディングワイヤ9にモールド時の力が負荷されてもボンディング部に各金属板181・191の移動(ずれ)に伴うダメージが与えられることがなく、製造時の信頼性が高い。
また、樹脂接続板26は、図13や図16に示すように、第1金属板181および第2金属板191とネジ27を介して固定接続されていても良い。
また、樹脂接続板26は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)のいずれかで形成されていても良い。モールド樹脂17の成型温度は、例えば、約120℃〜130℃であり、ポリフェニレンサルファイド(PPS)の軟化点は、例えば、約150℃、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)の軟化点は、例えば、約220℃であり、ポリイミド(PI)の軟化点は、例えば、約550℃以上であり、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)のいずれも充分に適用可能である。
また、実施の形態の変形例に係るパワーモジュール20において、絶縁層22は、図9(c)に示すように、第1金属板および第2金属板側に配置される硬質絶縁層22aと、第1金属板および第2金属板とは反対の側に配置される軟質絶縁層22bとを有するようにすれば、冷却体100への密着度を向上できるようになる。
また、実施の形態の変形例に係るパワーモジュール20は、図9(c)に示すように、冷却体(ヒートシンク)100を備え、硬質絶縁層22aが冷却体(ヒートシンク)100側に配置されていても良い。
―ツーインワンモジュール(2 in 1 Module)―
実施の形態に係るパワーモジュール20T(半導体チップ実装前)の模式的平面構造は、図10に示すように表される。また、実施の形態に係るパワーモジュール20T(半導体チップ実装後)の内部構成の模式的平面構造は、図11に示すように表される。図10〜図11は、ツーインワン構成のパワーモジュールに対応している。
また、半導体デバイスとしてIGBTを適用した実施の形態に係るパワーモジュールであって、ツーインワンモジュールの模式的回路表現は、図12に示すように表される。図12に示すように、2個のIGBTQ1,Q4が1つのモジュールに内蔵されている。G1は、IGBTQ1のゲート信号端子であり、E1は、IGBTQ1のエミッタ端子である。C1は、IGBTQ1のコレクタ端子である。G4は、IGBTQ4のゲート信号端子であり、E4は、IGBTQ4のエミッタ端子であり、C4は、IGBTQ4のコレクタ端子である。IGBTQ1のコレクタ端子C1は、半導体チップ搭載リードフレーム(上アーム)18 2(P)に接続される。IGBTQ1のエミッタ端子E1・IGBTQ4のコレクタ端子C4は、半導体チップ搭載リードフレーム(下アーム)18 1(O)に接続される。IGBTQ4のエミッタ端子E4は、リードフレーム19(N)に接続される。Pは、正側電源入力端子であり、Nは、負側電源入力端子であり、Oは、出力端子である。尚、各半導体デバイス1は、図11に示すように、複数個の半導体デバイス(チップ)を並列接続して1つの半導体デバイス1として使用するように構成されていても良い。
実施の形態に係るパワーモジュール20Tは、図10〜図11に示すように、互いに分割された金属板181・182・191と、金属板181上にチップ下はんだ2を介して配置された半導体デバイス1(IGBT30 3・30 4およびフリーホイールダイオード32 3・32 4)と、金属板182上にチップ下はんだ2を介して配置された半導体デバイス1(IGBT30 1・30 2およびフリーホイールダイオード32 1・32 2)と、金属板181・182・191を互いに固定接続する樹脂接続板26とを備える。
図10は、実施の形態に係るパワーモジュール20Tにおいて、モータなどを駆動するために金属板(181・182・191)で回路を構成したものである。半導体チップ搭載リードフレーム(下アーム)18 1(O)、半導体チップ搭載リードフレーム(上アーム)18 2(P)、リードフレーム19(N)は、回路構成上、個々のパーツにする必要がある。そのため、金属板181・182・191は、図11に示すように、各金属板181・182・191間のずれを無くし、距離(位置)を保持したい箇所、特に、ワイヤ9が横断する対向面を有する各金属板181・182・191間が複数の樹脂接続板26によって、ネジ27を介して互いに固定接続されている。ここで、半導体チップ搭載リードフレーム(下アーム)18 1(O)は、金属板181に接続され、半導体チップ搭載リードフレーム(上アーム)18 2(P)は、金属板182に接続され、リードフレーム19(N)は、金属板191に接続されている。
ここで、半導体チップ1は、具体的には、例えば、図11に示すように、IGBT30 1・30 2・30 3・30 4およびフリーホイールダイオード32 1・32 2・32 3・32 4などで構成可能である。IGBT30 1・30 2は、金属板182上に2チップ並列配置され、フリーホイールダイオード32 1・32 2も金属板182上に2チップ並列配置されている。フリーホイールダイオード32 1・32 2は、それぞれIGBT30 1・30 2に対して逆並列接続されている。同様に、IGBT30 3・30 4は、金属板181上に2チップ並列配置され、フリーホイールダイオード32 3・32 4も金属板181上に2チップ並列配置されている。フリーホイールダイオード32 3・32 4は、それぞれIGBT30 3・30 4に対して逆並列接続されている。尚、各フリーホイールダイオード(D1・D4)は、省略されていても良い。
実施の形態に係るパワーモジュール20Tにおいては、金属板181・182・191は、図11に示すように、複数の樹脂接続板26によって、ネジ27を介して互いに固定接続されているため、金属板181・182・191や半導体チップ1(IGBT30 1・30 2・30 3・30 4およびフリーホイールダイオード32 1・32 2・32 3・32 4)に接合したボンディングワイヤ34 1・34 2・34 3・34 4にモールド時の力が負荷されてもボンディング部に対するダメージが抑えられるようになり、製造が容易かつ製造時の信頼性が高い。
また、実施の形態に係るパワーモジュール20Tは、図9(a)と同様に、金属板181・182・191・樹脂接続板26・半導体デバイス1(IGBT30 1・30 2・30 3・30 4およびフリーホイールダイオード32 1・32 2・32 3・32 4)・ボンディングワイヤ34 1・34 2・34 3・34 4 、各リードフレーム18・19の一部を除く部分をモールドするモールド樹脂17備え、樹脂接続板26は、モールド樹脂17の成型温度以上の耐熱性を有する。
また、樹脂接続板26は、金属板181・182・191とネジ27を介して接続することにより更に強固に固定されるようになる。また、ネジ27の代わりに楔の役割を果たす形状のものを挿入するようにしても良い。
また、樹脂接続板26は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエー
テルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)のいずれかで形成されていても良い。
また、図9(c)と同様に、冷却体(ヒートシンク)100を備え、硬質絶縁層22aが冷却体(ヒートシンク)100側に配置されていても良い。
回路パターンの形状保持のため、絶縁性の樹脂接続板26をネジ27を用いてネジ止めすることで、図9(a)〜図9(c)と同様のパワーモジュール構造においても、複雑な回路パターンを形成することができる。さらに、回路パターンを保持するためのフレームが不要となる。また、樹脂モールド時に使用する成型金型形状が複雑にならないために低コスト化を図ることができる。
樹脂接続板26は、図13(a)に示すように、金属板181および金属板182とネジ27を介して接続されると共に、ネジ27の深さは、金属板181および金属板182を貫通すると共に、金属板181および金属板182の裏面と面一に構成されていることが望ましい。或いは、ネジ27の深さは、金属板181および金属板182を貫通せず、図13(b)に示すように、金属板181および金属板182に対して深さD1まで侵入するように形成されていても良い。この場合、金属板181および金属板182の厚さは、D1+D2である。いずれも金属板181および金属板182の裏面に配置される有機絶縁樹脂層22の信頼性を確保するためである。尚、ネジ27の頭部分の直径は、例えば、約1.5mm、胴部分の直径は、例えば、約1.4mmである。また、樹脂接続板26の厚さは、例えば、約2.0mm、金属板181および金属板182の厚さも、例えば、約2.0mmである。ネジ27の材質は、金属製でも構わないが、樹脂接続板26と同様にモールド樹脂17の成型温度以上の耐熱性を有する樹脂製とすれば、樹脂接続板26の熱膨張に合わせて熱膨張するのでより信頼性が向上する。
ここで、突起部29は、円柱形若しくは角柱形を備えていても良い。また、1つの樹脂接続板26に複数のノッチ(突起部)29を設けたり、その水平断面形状を長方形や楕円形にすればノッチ29による固定のみで各金属板181・182・191の位置ずれを制限できるようになり、ネジ27を省略することもできる。
また、樹脂接続板26は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)のいずれかで形成されていても良い。
また、図9(c)と同様に、冷却体(ヒートシンク)100を備え、硬質絶縁層22aが冷却体(ヒートシンク)100側に配置されていても良い。
実施の形態に係るパワーモジュール20は、例えば、ワンインワンモジュールの構成を備える。すなわち、1個(組)のMOSFETQが1つのモジュールに内蔵されている。一例として5チップ(MOSFET×5)搭載可能であり、それぞれのMOSFETQは、5個まで並列接続可能である。尚、5チップの内、一部をダイオードDI用として搭載することも可能である。
図20(a)に示すように、2個のMOSFETQ1,Q4が1つのモジュールに内蔵されている。G1は、MOSFETQ1のゲート信号端子であり、S1は、MOSFETQ1のソース端子である。G4は、MOSFETQ4のゲート信号端子であり、S4は、MOSFETQ4のソース端子である。Pは、正側電源入力端子であり、Nは、負側電源入力端子であり、Oは、出力端子である。尚、各電源入力端子P・Nおよび出力端子O以外の端子は、図11や図15などでは省略している。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。例えば、金属板の下面に有機絶縁樹脂層を設けた実施の形態のみを説明してきたが、図4や図5に示すような裏面構造のものに適用しても構わないし、図1や図2に示すようなケース型モジュールでDBCなどの絶縁基板を使用しない構造のものに適用することも可能である。また、板状で別体の樹脂接続板のみを説明したが、各金属板間に挟持されて各金属板間の相対位置や間隔を保持できるものであれば構わないので、金属板間上に樹脂接続板を配置した後にモールド樹脂を溶融して金属板間に樹脂が入り込むようにしても構わない。
本発明に係るパワーモジュールは、IGBTモジュール、ダイオードモジュール、MOSモジュール(Si、SiC、GaN)等の半導体モジュールに利用することができ、これらの半導体モジュールを用いた産業用ロボットや電気自動車・ハイブリッド電気自動車などの車載用途のパワーモジュールに用いることができる。

Claims (30)

  1. 絶縁層と、
    前記絶縁層上に配置され、互いに分割された第1金属板および第2金属板と、
    前記第1金属板上に配置された半導体デバイスと、
    前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する樹脂接続板と
    を備えることを特徴とするパワーモジュール。
  2. 前記第1金属板および前記第2金属板は、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金のいずれかで形成されることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール。
  3. 前記半導体デバイスと前記第2金属板とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
    前記第1金属板および前記第2金属板と、前記樹脂接続板と、前記半導体デバイスと、前記ボンディングワイヤとをモールドするモールド樹脂と
    を備え、
    前記樹脂接続板は、前記モールド樹脂の成型温度以上の耐熱性を有することを特徴とする請求項1または2に記載のパワーモジュール。
  4. 前記樹脂接続板は、前記第1金属板および前記第2金属板とネジを介して接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  5. 前記樹脂接続板は、前記第1金属板および前記第2金属板に対向する面に凸状の突起部を備え、
    前記第1金属板および前記第2金属板は、前記樹脂接続板に対向する面に前記突起部に嵌合する凹部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  6. 前記突起部は、1つの金属板に対して複数設けられる、若しくは長方形や楕円形の水平断面を有し、前記第1金属板および前記第2金属板の位置ずれを制限することを特徴とする請求項5に記載のパワーモジュール。
  7. 前記樹脂接続板は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)のいずれかで形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  8. 前記絶縁層は、前記第1金属板および前記第2金属板側に配置される硬質絶縁層と、前記第1金属板および前記第2金属板とは反対の側に配置される軟質絶縁層とを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  9. 冷却体を備え、
    前記軟質絶縁層は、前記冷却体側に配置されることを特徴とする請求項8に記載のパワーモジュール。
  10. 前記軟質絶縁層は、有機材料で構成されていることを特徴とする請求項8または9に記載のパワーモジュール。
  11. 前記軟質絶縁層は、シリコーン系樹脂で構成されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  12. 前記軟質絶縁層には、熱伝導率の高い充填材が充填されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  13. 前記充填材は、酸化アルミ、酸化ケイ素、窒化アルミ、窒化珪素、窒化ホウ素、ベリリア、マグネシアのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール。
  14. 前記硬質絶縁層は、有機材料で構成されていることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  15. 前記硬質絶縁層は、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂のうちの少なくとも1つで構成されていることを特徴とする請求項8〜14のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  16. 前記硬質絶縁層には、熱伝導率の高い充填材が充填されていることを特徴とする請求項8〜15のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  17. 前記充填材は、酸化アルミ、酸化ケイ素、窒化アルミ、窒化珪素、窒化ホウ素、ベリリア、マグネシアのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項16に記載のパワーモジュール。
  18. 絶縁層と、
    前記絶縁層上に配置され、互いに分割されるとともに、対向面を有する第1金属板および第2金属板と、
    前記第1金属板上に配置された半導体デバイスと、
    前記第1金属板と前記第2金属板との間の、前記対向面の位置を保持する樹脂接続板と、
    前記半導体デバイスと、前記第1金属板および前記第2金属板の少なくとも一部と、前記樹脂接続板とを覆うモールド樹脂と
    を備えることを特徴とするパワーモジュール。
  19. 前記半導体デバイスと前記第2金属板との間を電気的に接続するワイヤを更に有し、
    前記樹脂接続板は、少なくとも前記ワイヤが接続された前記第2金属板と前記半導体デバイスが配置された前記第1金属板との間の、前記対向面の間隔を固定させるように、前記第1金属板と前記第2金属板とにより挟持されていることを特徴とする請求項18に記載のパワーモジュール。
  20. 前記樹脂接続板は、前記モールド樹脂の成型温度以上の溶融温度であることを特徴とする請求項18または請求項19に記載のパワーモジュール。
  21. 前記樹脂接続板は、前記第1金属板および前記第2金属板にそれぞれ設けられた凹部に勘合する突起部を有することを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  22. 前記パワーモジュールは、ワンインワン、ツーインワン、フォーインワン、シックスインワン、もしくはセブンインワン型のいずれかに形成されることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  23. 前記半導体デバイスは、IGBT、ダイオード、Si系MOSFET、SiC系MOSFET、GaNFETのいずれかを備えることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  24. 請求項1〜23のいずれか1項に記載のパワーモジュールを複数備えたことを特徴とする車載用のパワーモジュール。
  25. 互いに分割された第1金属板および第2金属板を形成する工程と、
    前記第1金属板の表面上にはんだを介して半導体デバイスを形成する工程と、
    樹脂接続板を用いて、前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する工程と、
    前記半導体デバイスと前記第2金属板とをボンディングワイヤを介して電気的に接続する工程と、
    前記第1金属板および前記第2金属板、前記半導体デバイス、前記ボンディングワイヤ、前記樹脂接続板をモールド樹脂を用いてモールディングする工程と、
    前記第1金属板および前記第2金属板の裏面上に、絶縁層を形成する工程と
    を有することを特徴とするパワーモジュールの製造方法。
  26. 前記第1金属板および前記第2金属板は、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金のいずれかで形成されることを特徴とする請求項25に記載のパワーモジュールの製造方法。
  27. 前記樹脂接続板は、前記モールド樹脂の成型温度以上の耐熱性を有することを特徴とする請求項25または26に記載のパワーモジュールの製造方法。
  28. 前記樹脂接続板を用いて前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する工程は、ネジを介して接続する工程を有することを特徴とする請求項25〜27のいずれか1項に記載のパワーモジュールの製造方法。
  29. 前記樹脂接続板は、前記第1金属板および前記第2金属板に対向する面に凸状の突起部を備え、
    前記第1金属板および前記第2金属板は、前記樹脂接続板に対向する面に前記突起部に嵌合する凹部を備え、
    前記樹脂接続板を用いて前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する工程は、前記突起部と前記凹部を嵌合する工程を有することを特徴とする請求項25〜28のいずれか1項に記載のパワーモジュールの製造方法。
  30. 前記樹脂接続板を用いて前記第1金属板と前記第2金属板とを接続する工程は、前記樹脂接続板を、少なくとも前記ワイヤが接続された前記第2金属板と前記半導体デバイスが配置された前記第1金属板との間の、対向面の間隔を固定させるように、前記第1金属板と前記第2金属板とにより挟持させることを特徴とする請求項25に記載のパワーモジュールの製造方法。
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