JP2015068469A - 駆動力切替機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易かつ要求される部品精度が緩和された構成により駆動力の切り替えを行うことができる駆動力切替機構を提供する。【解決手段】回転駆動力によって太陽ギヤ18が第1方向に回転し、遊星ギヤ20を介して、内歯ギヤ21が第1方向または第2方向に回転する遊星歯車機構14と、遊星ギヤ20を回転可能に支持するキャリヤ19であって、内歯ギヤ21とキャリヤ19を互いに係合可能な係合部23を有するキャリヤ19と、係合部23に作用する作用位置と非作用位置に移動可能な可動部25aを有するアクチュエータ25と、を備え、可動部25aが作用位置のとき、係合部23が非係合位置に移動し、キャリヤ19の回転が規制され、可動部25aが非作用位置のとき、係合部23が係合位置に移動し、キャリヤ19が内歯ギヤ21と一体となって回転する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置における駆動力の切り替えを行うための機構に関する。
従来、両面印刷が可能な複写機やプリンタなどの画像形成装置では、画像形成部を通過して1面目が印刷された用紙を、排紙させずに再度画像形成部に導き入れて2面目の印刷を行うことにより、両面印刷を行う。
具体的には、図9に示すように、用紙Sは、給紙部3から画像形成部5を経る第1の搬送経路Aを通ることで1面目が印刷される。用紙S後端が排紙搬送部7の搬送ローラ7aに到達する直前に、搬送ローラ7aの回転が正転方向から逆転方向へ切り替えられることで、用紙Sの搬送方向が反転する。用紙Sは、切替えフラッパにより第2の搬送経路Bに導かれ両面搬送部を経ることにより、1面目印刷時とは面が裏返った状態となり再度第1の搬送経路Aに導かれる。これにより2面目を印刷側にした状態で再度画像形成部5により印刷が行われ、排紙トレイ8上に排出される。
このような画像形成装置では、給紙、給紙搬送、排紙搬送、両面搬送、画像形成部を1つの駆動モータMだけで駆動する構成を採用されることがある。かかる構成では、駆動モータMの1方向の回転駆動力によって各部を駆動させる必要があり、両面印刷時に用紙の搬送方向を切替えるためには、搬送ローラの駆動部において入力を一方向回転のまま出力の回転方向を反転させる駆動力切替機構が必要となる。
例えば、特許文献1には、駆動モータからの一方向の入力回転に対し、遊星歯車機構を用いて出力回転の正転、逆転の切替えを行う駆動力切替機構が示されている。遊星歯車機構の三つの回転要素(太陽ギヤ、内歯ギヤ、遊星ギヤのキャリヤ)のいずれか二つの要素を互いに拘束し一体化することで、一方向に回転する入力回転体に対し、出力回転体の回転方向を反転させることは公知である。特許文献1では、一例として遊星歯車機構のうち入力ギヤと連結された太陽ギヤと、遊星ギヤのキャリヤとの拘束、解除を「ころクラッチ」を用いたクラッチ機構で行い、内歯ギヤの回転方向を切替えている。
特開2008−304050号公報
しかしながら、特許文献1の機構では、遊星歯機構の回転要素を拘束、解除するために「ころクラッチ」を用いているため、クラッチ機構に求められる部品精度や部品コストは高いものとなる。そのため、汎用的に使用する部品の構成には向かない。
本発明の目的は、簡易かつ要求される部品精度が緩和された構成により駆動力の切り替えを行うことができる駆動力切替機構を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の駆動力切替機構は、
駆動源から入力される1方向の回転駆動力を、遊星歯車機構を用いて、回転方向の正逆を切り替えて出力することが可能な駆動力切替機構であって、
前記回転駆動力によって内歯ギヤまたは太陽ギヤのいずれか一方のギヤが第1方向に回転し、遊星ギヤを介して、他方のギヤが前記第1方向または前記第1方向とは逆の第2方向に回転する遊星歯車機構と、
前記遊星ギヤを回転可能に支持するキャリヤであって、前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合させることが可能な係合部を有するキャリヤと、
前記係合部に作用する作用位置と、前記係合部に作用しない非作用位置とに移動可能な可動部を有するアクチュエータと、
を備え、
前記可動部が前記作用位置にあるときは、前記係合部が前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合しない非係合位置に移動するとともに、前記キャリヤの回転が規制され、
前記可動部が前記非作用位置にあるときは、前記係合部が前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合させる係合位置に移動するとともに、前記キャリヤが前記内歯ギヤと一体となって回転することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
記録材の片面に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を通過した記録材をさらに下流に搬送するための回転体と、
前記回転体に伝達される回転駆動力の回転方向の正逆を切り替え可能な上記駆動力切替機構と、
前記回転体の回転方向が逆転することにより搬送方向を逆方向に変更された記録材を、前記画像形成部の上流側に搬送する搬送部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡易かつ要求される部品精度が緩和された構成により駆動力の切り替えを行うことができる。
本発明の実施例1に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例1に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例2に係る駆動力切替機構の遊星ギヤの構成を示す図 本発明の実施例3に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例3に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例3に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例3に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例3に係る駆動力切替機構の構成と動作を示す図 本発明の実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式的断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1、図2及び図7を参照して、本発明の実施例1に係る駆動力切替機構及び画像形成装置について説明する。本実施例では画像形成装置の一例としてレーザービームプリンタを例示し、駆動力切替機構を両面印刷時に用いられる用紙反転部に適用した場合について説明する。本発明による駆動力切替機構は、遊星歯車機構を用いて一定回転方向の入力に対し、出力の回転方向を切替える機構であり、用紙搬送方向の反転や、駆動方向の正転、逆転の切替えに対し適応可能な技術である。その適用範囲は特に限定されない。
<画像形成装置>
図7は、本実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式的断面図である。画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いて現像剤(トナー)により記録材としての用紙Sに画像を形成するものである。
画像形成装置1は、所定枚数の用紙Sが積載された用紙カセット2、用紙カセット2内の用紙を1枚ずつ給紙する給紙ローラ3、搬送経路Aを通り用紙Sを画像形成部5へと搬送する搬送ローラ対4を備える。画像形成部5では、感光体ドラム5aに対し、露光ユニット5bが画像情報に基づいた情報光を照射し、感光体ドラム5aに形成された静電潜像を現像手段5cが現像する。そして、転写手段5dが、感光体ドラム5a上に現像された画像を用紙Sに転写し、定着手段5eが、転写された画像を用紙Sに定着する。画像形成部5は、給紙される用紙Sの先端がセンサT1により検知されると、その検知情報に同期して用紙Sに画像形成を行う。片面印刷の場合、定着手段5eで画像を定着された用紙Sは、排紙搬送部7を経て排紙トレイ8上へ排紙積載される。
両面印刷の場合、1面目の印刷が終了し排紙搬送部7に到達した用紙Sの後端が、排紙ローラ7aと排紙従動ローラ7bとの間を抜けて出てしまう前に、排紙ローラ7aを逆転駆動させることで用紙Sの搬送方向を反転させ、用紙Sを装置内に引き込む。定着手段5eと排紙搬送部7の間に設けられた切替えフラッパ6の位置を切替えることで、用紙Sは搬送経路Bに入る。そして、両面搬送ローラ10を介して搬送経路Aの画像形成部5の上流側の搬送ローラ対4へ運ばれ、再び画像形成部を通過し2面目の画像形成が行われる。
本実施例の場合、駆動モータMは不図示の駆動列を介し、給紙部ローラ3、搬送ローラ対4、感光体ドラム5a、定着手段5eや両面搬送ローラ10など複数の駆動部に駆動力を供給している。そのため、各駆動部は基本的に一定方向、一定回転の駆動しか得られないよう構成されている。そこで、本実施例の画像形成装置は、両面印刷時において排紙ローラ7aを逆転駆動するために、駆動モータMからの駆動回転力の正転、逆転を適宜切替えることができる駆動力切替機構9を備えている。駆動力切替機構9は、排紙ローラ7aを回転駆動させるための排紙ローラギヤ7cに対し、排紙アイドラギヤ7dを介して、駆動モータMからの回転駆動力をその回転方向を適宜切り替えて伝達できるように構成されている。
<駆動力切替機構>
図1及び図2を参照して、本実施例に係る駆動力切替機構9について説明する。図1及び図2は、それぞれ、本実施例に係る駆動力切替機構9の構成を示す図であり、(a)は各ギヤの回転軸方向における一方側から見た図、(b)は他方側から見た図である。また、図1は、排紙ローラ7aが用紙Sを排紙トレイ8に排出する方向に回転する正転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを示している。また、図2は、両面印刷時において排紙ローラ7aの回転方向が逆転して用紙Sを装置内に引き戻す方向に回転する逆転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを示している。
本実施例では、出力ギヤ11が、排紙アイドラギヤ7dと噛合い、排紙ローラギヤ7cを介して排紙ローラ7aを回転させる。また、入力ギヤ12は、太陽ギヤ18に噛合する構成となっている。なお、入力と出力の関係(駆動力の伝達方向)は、逆の関係になってもよい。また、後述する遊星歯車の三つの回転要素のうち、本実施例ではキャリヤと内歯ギヤの拘束と解除を切替える構成を説明しているが、太陽ギヤを含めた3つの回転要素の中からいずれか2要素を同様の構成で拘束、解除を行っても同様の効果が得られる。
図9に示すように、駆動力切替機構9は、駆動モータMから不図示のギヤ列を介して図1(a)の入力ギヤ12に矢印51に示す一定方向の回転駆動力が入力される。また、排
紙ローラ7aを回転駆動するための排紙ローラギヤ7cは、駆動力切替機構9の出力ギヤ11と排紙アイドラギヤ7dを介し噛合しており、駆動力切替機構9による出力ギヤ11の正転、逆転の切替えに合わせて排紙ローラ7aも正転、逆転を行う。これら各ローラやギヤは画像形成装置1の装置本体の枠体に回転可能に支持されている。
<<正転動作>>
図1を参照して、図9に示す排紙ローラ7aが用紙Sを排紙トレイ8に排出する方向に回転する正転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを説明する。駆動力切替機構9は、出力ギヤ11、入力ギヤ12、遊星歯車機構部14、拘束機構部15、ソレノイド25を備える。出力ギヤ11、入力ギヤ12、遊星歯車機構部14のキャリヤ19は、それぞれ画像形成装置1の装置本体の枠体に回転可能に支持されている。また、ソレノイド25は同枠体に固定されている。
図1(a)に示すように、入力ギヤ12には駆動モータMから常に矢印51の方向へ回転駆動力が伝達される。入力ギヤ12は、キャリヤ19に設けられた回転主軸19eに回転自在に保持された太陽ギヤ18に噛合しており、太陽ギヤ18は矢印52の方向へ回転する。太陽ギヤ18は、キャリヤ19に設けられた軸19aに回転自在に保持された遊星ギヤ20に噛合しており、遊星ギヤ20は矢印53の方向へ回転する。
このとき図1(b)に示すように、キャリヤ19の裏面には、係止レバー22と係止部材23がそれぞれ軸19b、19cによって回転自在に保持されている。係止レバー22と係止部材23は、係止レバー22に設けた長孔22aに、係止部材23に設けたボス23aが嵌められており、ボス23aが長孔22a内を移動することにより、互いに揺動可能に連結され、リンク機構を形成している。
遊星歯車機構部14の外部には、フラッパ型のソレノイド25が設けられている。ソレノイド25は、可動片としてのフラッパ25aを、支点25cを中心に揺動可能にフレームに支持でするとともに、フラッパ25の一端をバネ25bによってフレームに連結している。図1(b)に示すように、フラッパ25aは、電磁石が通電されていない状態では、一端が付勢部としのバネ25bに引っ張られることによって他端の先端部が係止レバー22の先端22bの周回軌道上(作用位置)に位置する状態となる。キャリヤ19に保持された係止レバー22は、キャリヤ19の矢印54方向の回転によって、キャリヤ19の回転軸に対して周回移動する。
係止レバー22は、被作用部として、その先端22bがフラッパ25aの先端に突き当たる(接触する)ことで、キャリヤ19の軸19bの周りを矢印71の方向へ回転しながら、キャリヤ19の回転によって周回移動を続ける。この係止レバー22の回転に連動して、係止レバー22に連結された係止部材23は、バネ24の付勢力に抗して、ボス23aが長孔22a内を移動しながら、キャリヤ19の軸19cの周りを矢印72の方向へ回転する。この回転により、係止部材23の先端の爪部23bが、内歯ギヤ21の裏面(図1(b)において見える面)に設けた溝部21cとの係合位置から退避位置(非係合位置)に退避する。係止レバー22は、爪部23bが退避位置まで移動したところで、キャリヤ19に設けたストッパ部19dに当接して矢印71方向の回転が規制されるように構成されている。また、係止レバー22は、キャリヤ19に対する回転が停止しても、フラッパ25aとの係合状態が維持されるように構成されている。したがって、係止レバー22と係合するフラッパ25aによって、キャリヤ19の矢印54方向の回転が止められることになる。
図1(a)に示すように、キャリヤ19が回転を停止すると、キャリヤ19に回転可能に支持された遊星ギヤ20は、その位置で太陽ギヤ18の回転によって矢印53方向に回
転(キャリヤ19に対して自転)する。遊星ギヤ20は、内歯ギヤ21の内周ギヤ21aと噛合しており、内歯ギヤ21を矢印55の方向へ回転させる。内歯ギヤ21の外周ギヤ21bに噛合する出力ギヤ11は、矢印56の方向に回転し、排紙アイドラギヤ7dを介し噛合する排紙ローラギヤ7cならびに排紙ローラ7を、用紙Sの排出方向へ回転させる正回転動作を行う。
<<逆転動作>>
図2を参照して、両面印刷時において、図9に示す排紙ローラ7aが用紙Sを装置内に引き戻す方向に回転方向を切り替えて回転する逆転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを説明する。切り替えは、センサT1から一定時間経ってからのタイミングでもよいし、定着手段5eと排紙搬送部7の間に用紙Sの位置を検出するセンサを設け、該センサの検出結果に基づいて行ってもよい。
図2(b)に示すように、ソレノイド25の電磁石が通電されると、フラッパ25aは、電磁石に引き付けられることにより支点25cを中心に回転し、その先端が係止レバー22の先端22bの周回軌道から外れる退避位置(被作用位置)に移動する。フラッパ25aによる係止レバー22の係止が解かれると、係止部材23は押圧バネ24の付勢力により回転し、その爪部23bが内歯ギヤ21の溝部(被係合部)21cに係合する位置に移動する。キャリヤ19に保持された係止部材の爪部23bと、内歯ギヤ21の被係合部である溝部21cが係止状態となることで、キャリヤ19と内歯ギヤ21は互いを拘束して一体となって回転するようになる。
図2(a)に示すように、逆転動作時においても、正回転時と同様、入力ギヤ12には駆動モータMから常に矢印51の方向の回転駆動力が伝達されている。したがって入力ギヤ12から伝達される回転駆動力により、太陽ギヤ18は矢印52の方向に回転している。太陽ギヤ18と噛合した遊星ギヤ20は、キャリヤ19と内歯ギヤ21が一体となっているため自転(キャリヤ19上で回転)せず、キャリヤ19、内歯ギヤ21と一体となって矢印52の方向に公転(太陽ギヤ18周りを周回)することになる。すなわち、内歯ギヤ21の回転方向が正回転時とは逆方向に反転する。これにより、出力ギヤ11は矢印57の方向に回転し、それと噛合する排紙アイドラギヤ7d、排紙ローラギヤ7cもそれぞれ逆転することで、排紙ローラ7aは逆回転動作に切替わる。このとき太陽ギヤ18と内歯ギヤ19は一体で回転するため、出力ギヤ11は正回転時より増速されて回転し、用紙Sの搬送経路Bへの引き込み速度が上がることで、処理時間の短縮を図ることができる。
排紙ローラ7aの逆回転動作のタイミングは、センサT1で紙位置を検知するか、定着手段5eと排紙搬送部7の間に紙位置を検知する検知手段を設けるなどの手段を用いて行うことができる。例えば、これら検知手段の検知信号に合わせて所定時間後にソレノイド25をONにし、フラッパ25aを係止レバー22との係合位置から退避させる。そして、用紙Sを搬送経路Bの両面搬送ローラ10まで送ったら、再度排紙ローラ7aを正転動作に切替えるためソレノイド25をOFFにする。図1に示す位置にフラッパ25aが戻ると、前述のように係止部材23の爪部23bが、被係合部である内歯ギヤ21の溝部21cから退避する。キャリヤ19の拘束から解除されると、内歯ギヤ21は矢印55の方向へ回転し、出力ギヤ11を矢印56の方向へ回転させ、排紙アイドラギヤ7d、排紙ローラギヤ7cを介し排紙ローラ7aを正回転させる。
本実施例に係る駆動力切替機構は、遊星歯車機構を用いたものである。遊星歯車機構は、遊星歯車機構の三つの回転要素(太陽ギヤ、内歯ギヤ、遊星ギヤ)のうち、太陽ギヤと内歯ギヤのどちらか一方が入力回転体(太陽ギヤ18)であり、他方が出力回転体(内歯ギヤ21)となる。入力回転体には、駆動源(駆動モータM)からの回転力が入力される。遊星ギヤ(遊星ギヤ20)を回転可能に支持するキャリヤ(キャリヤ19)は、内歯ギ
ヤとキャリヤとを互いに係合させることが可能な係合部(係止部材23)を有している。この係合部を動作させる作用手段として、可動部(フラッパ25a)が係合部に作用する作用位置と、係合部に作用しない非作用位置とを移動可能に構成されたアクチュエータ(ソレノイド25)が設けられている。可動部が作用位置にあるときは、係合部が内歯ギヤとキャリヤとを互いに係合しない非係合位置に移動するとともに、キャリヤの回転が規制される状態となる。一方、可動部が非作用位置にあるときは、係合部が内歯ギヤとキャリヤとを互いに係合させる係合位置に移動するとともに、キャリヤが内歯ギヤと一体となって回転する。かかる構成により、部品精度を緩和し、単純化した機構で駆動出力の正逆反転の切替えが可能となる。
(実施例2)
図3を参照して、本発明の実施例2に係る駆動力切替機構及び画像形成装置について説明する。図3は、本発明の実施例2に係る駆動力切替機構の遊星ギヤの構成を示す図である。なお、本実施例において実施例1と同機能で同構成のものは同符号で示し、説明を割愛する。ここで説明しない事項は、実施例1と同様である。
図3に示すように、本実施例に係る駆動力切替機構9は、遊星ギヤ26が入力側と出力側でピッチ円の大きさが異なる2つのギヤが一体となった2段の段ギヤ構造となっている。駆動力の入力側において、太陽ギヤ18と遊星ギヤ26の第一のギヤ26aが噛合し、駆動力の出力側において、内歯ギヤ21の内周ギヤ21aと遊星歯車26の第二のギヤ26bが噛合する。
実施例1のように遊星ギヤ20が段ギヤでない場合、太陽ギヤ18を一方向回転の入力側のギヤとし、内歯ギヤ21の外周ギヤ21bを出力側とすると、正転動作時と逆転動作時とで出力側(外周ギヤ21b)の回転速度の大きさが変わる。つまり、出力側の回転速度は、キャリヤ19と内歯ギヤ21が互いに拘束されずキャリヤ19の回転が抑制されている正転動作時よりも、キャリヤ19と内歯ギヤ21が互いを拘束し一体的に回転し、回転方向を逆転させた逆転動作時の方が増速される。当然、入力側と出力側が入れ替われば、回転速度の関係も逆になる。
本実施例では、遊星ギヤ26を段ギヤ構成とし、太陽ギヤ18を一方向回転の入力側に対し、太陽ギヤ18と遊星ギヤ26の第一のギヤ26aと噛合し、第二のギヤ26bと内歯ギヤ21の内周ギヤ21aを噛合させる。この構成により、遊星ギヤ26の第一のギヤ26aと第二のギヤ26bのピッチ円径をある程度自由に設定することができる。このため、遊星ギヤ20のピッチ円径が太陽ギヤ18と内歯ギヤ21のピッチ円径に依存して決まる実施例1と比べ、正転動作時と逆転動作時の回転速度をより自由に設定することが可能となる。つまり、正転動作時と逆転動作時の回転速度を、互いにギヤ比の範囲で、同じ速度とする、もしくは任意の速度比に設定することが可能となる。
(実施例3)
図4〜図8を参照して、本発明の実施例3に係る駆動力切替機構及び画像形成装置について説明する。なお、本実施例において実施例1、2と同機能で同構成のものは同符号で示し、説明を割愛する。ここで説明しない事項は、実施例1、2と同様である。
図9に示すように、本実施例に係る駆動力切替機構9においても駆動モータMから不図示のギヤ列を介して図1(a)の入力ギヤ12に矢印51に示す一定方向の回転駆動力が入力される。また、排紙ローラ7aを回転駆動するための排紙アイドラギヤ7d、排紙ローラギヤ7cは、駆動力切替機構9の出力ギヤ11と噛合しており、駆動力切替機構9による出力ギヤ11の正転、逆転の切替えに合わせて排紙ローラ7aも正転、逆転を行う。
まず、図4を参照して、本実施例に係る駆動力切替機構9における遊星歯車機構部14、拘束機構部15の構成について説明する。図4は、本実施例に係る駆動力切替機構9における遊星歯車機構部14(太陽ギヤ18、遊星ギヤ26、内歯ギヤ31)と、キャリヤ27と、係止回転カム28と、回転係止部材29の構成を示す分解斜視図である。図4(a)は、図5(a)に示す側を正面側とした場合に、正面側から見た斜視図であり、図4(b)は、裏面側から見た斜視図である。
図4(a)に示すように、キャリヤ27は軸部27aと一体に構成され、キャリヤ27には段ギヤ構成の遊星ギヤ26が3セット、実施例1、2と同様に回転自在に保持されている。遊星ギヤ26は、太陽ギヤ18、内歯ギヤ31の内周ギヤ31aと噛合している。
係止回転カム28は、回転係止部材29の軸部29aが回転自在に嵌合される孔部28aを有する。孔部28aには切り欠き部28bが設けられており、切り欠き部28bに軸部29aのリブ外周29bが嵌め込まれている。係止回転カム28は、リブ外周29bが切り欠き部28b内を移動できる範囲で回転係止部材29に対する回転が規制されるとともに、回転係止部材29は、図4(b)に示すバネ32により係止回転カム28に対し回転方向の一方向に付勢されている。バネ32は、回転係止部材29の破線矢印で示す部分にかけられる。バネ32の動作は、内歯ギヤ31とキャリヤ27の拘束と解除の動作説明と合わせて行う。
係止回転カム28は、図4(b)に示すように、回転軸周りに軸方向の高さが連続的に変化するカム面28cが、回転軸周りの径方向に対向する位置2箇所に設けられている。一方、回転係止部材29は、図4(a)に示すように、係止回転カム28のカム面28cと対向する2箇所に、同じく回転軸周りに軸方向の高さが連続的に変化するカム面29cが設けられている。回転係止部材29は、カム面29cの外側に、周方向に連続した歯形の爪部29dを有する。爪部29dは、図4(b)に示す内歯ギヤ31の側面に設けた連続した歯型の溝部31cに対し、バネ33により当接方向に付勢され、相対するカム面28c、29cの回転方向の相対位置に応じて当接位置と離間位置を取りえるように構成されている。以上のように、係止回転カム28は回転係止部材29に対し揺動可能に一体的に組まれている。また、回転係止部材29は、孔部29eとリブ内周29fにキャリヤ27の軸27bとリブ27cが嵌め込まれており、キャリヤ27と一体的に回転駆動する。
本実施例においても内歯ギヤ31をキャリヤ27に対し適宜、拘束と解除を行うことで、一方向回転の入力回転に対し出力回転の正転と逆転を切替える構成は、実施例1、2と同様である。以下、図5〜図8を参照して、本実施例におけるキャリヤ27と内歯ギヤ31の構成とその動作を説明する。
図5は、本実施例に係る駆動力切替機構9の構成を示す図であり、(a)は各ギヤの回転軸方向における一方側から見た図、(b)は他方側から見た図である。また、図5は、排紙ローラ7aが用紙Sを排紙トレイ8に排出する方向に回転する正転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを示している。
図5に示すように、遊星歯車機構部14の外部に設けたソレノイド25の電磁石が切れていると、フラッパ25aの先端は、回転係止部材29と一体的に回転する係止回転カム28のレバー部28dの先端の回転(周回移動)軌道に入る。
図6及び図7は、駆動力切替機構9の中から、係止回転カム28、回転係止部材29、内歯ギヤ31とソレノイド25を抽出して、それらの動作関係を説明する図である。また、図6(a)及び図7(a)は回転軸方向から見た図、図6(b)及び図7(b)は斜視図である。また、図6は、キャリヤ27と内歯ギヤ31が互いに拘束された状態を示し、
図7は、キャリヤ27と内歯ギヤ31の拘束が解除された状態を示している。
はじめ、図6(a)に示すように、回転係止部材29のリブ外周29bは、係止回転カム28の切欠き部28bの回転方向上流に位置する。このとき、図6(b)に示すように、回転係止部材29の爪部29dが内歯ギヤ31の溝部31cに係止されており、キャリヤ27は内歯ギヤ31を拘束している。この状態でキャリヤ27が更に回転すると、図7(a)に示すように、回転係止部材29のリブ外周29bが係止回転カム28の切欠き部28bの回転方向下流まで回転し、回転係止部材29とキャリヤ27は共にフラッパ25aにより回転を止められる。このとき回転係止部材29と係止回転カム28をつなぐバネ32は伸ばされ張力を生じて張架される。回転係止部材29の回転に伴い、互いに摺動する回転係止部材29のカム面29cと係止回転カム28のカム面28cの作用により、回転係止部材29と係止回転カム28は回転軸方向に相対的に変位し、互いに離間した状態となる。これにより、回転係止部材29の爪部29dは、図7(b)に示すように、内歯ギヤ31の溝部31cから退避し、キャリヤ27は内歯ギヤ31の拘束を解除する。この状態のとき、図5に示すように遊星ギヤ26はその位置で自転し、内歯ギヤ31は矢印55の方向へ回転する。内歯ギヤ31の外周ギヤ31bに噛合する出力ギヤ11は、矢印56の方向に回転し、噛合する排紙アイドラギヤ7d、排紙ローラギヤ7cならびに排紙ローラ7aを、用紙Sの排紙トレイ8への排出方向へ回転させる正回転動作を行う。
図8は、本実施例に係る駆動力切替機構9の構成を一部省略して示す図であり、(a)は各ギヤの回転軸方向における他方側から見た図、(b)は一方側から見た図である。また、図8は、両面印刷時において排紙ローラ7aの回転方向が逆転して用紙Sを装置内に引き戻す方向に回転する逆転動作時における駆動力切替機構9の構成と動きを示す。
図8に示すように、ソレノイド25をONにし、フラッパ25aが電磁石に吸着されて係止回転カム28のレバー部28dの先端の回転軌道から退避すると、回転係止部材29と係止回転カム28は、矢印54の方向へ回転をはじめる。このとき、図8(b)に示すように、係止回転カム28は、伸びたバネ32の張力により、矢印60の方向へ先行回転し、回転係止部材29のリブ外周29bが、係止回転カム28の切欠き部28bの一方の端面から他方の端面まで移動する。このとき、係止回転カム28の回転に伴い、係止回転カム28のカム面28cと回転係止部材29のカム面29cの作用と、回転係止部材29を回転軸方向に押圧するバネ33の押圧力により、係止回転カム28と回転係止部材29は軸方向に近づく。これにより、図6(b)のように、回転係止部材29の爪部29dが内歯ギヤ31の溝部31cに係止され、再びキャリヤ27は内歯ギヤ31を拘束する。この状態のとき、太陽ギヤ18の回転に伴い遊星ギヤ26、キャリヤ27、内歯ギヤ31は一体的に回転するため、内歯ギヤ31の外周ギヤ31bは矢印52の方向へ逆転を始める。これにより出力ギヤ11、それと噛合する排紙ローラギヤ7cの回転方向も逆転することで、排紙ローラ7aの動作が逆回転動作に切替わる。
上記各実施例では、アクチュエータとしてフラッパ型ソレノイドを用いた場合について説明したが、本発明に適用可能なアクチュエータは上述した構成に限定されるものではない。簡易な構成で、キャリヤの内歯ギヤに対する拘束、非拘束を行うことが可能なものであれば適宜採用することができる。
遊星歯車機構部14の構成も、上記各実施例における構成に限定されるものではなく、遊星ギヤ20の個数も上記実施例のように3個に限定されるものではない。
9…駆動力切替機構、14…遊星歯車機構部、18…太陽ギヤ、19…キャリヤ、20…遊星ギヤ、21…内歯ギヤ、22…係止レバー(被作用部)、23…係止部材(係合部
)、25…ソレノイド、25a…フラッパ(可動部)、M…駆動モータ(駆動源)

Claims (10)

  1. 駆動源から入力される1方向の回転駆動力を、遊星歯車機構を用いて、回転方向の正逆を切り替えて出力することが可能な駆動力切替機構であって、
    前記回転駆動力によって内歯ギヤまたは太陽ギヤのいずれか一方のギヤが第1方向に回転し、遊星ギヤを介して、他方のギヤが前記第1方向または前記第1方向とは逆の第2方向に回転する遊星歯車機構と、
    前記遊星ギヤを回転可能に支持するキャリヤであって、前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合させることが可能な係合部を有するキャリヤと、
    前記係合部に作用する作用位置と、前記係合部に作用しない非作用位置とに移動可能な可動部を有するアクチュエータと、
    を備え、
    前記可動部が前記作用位置にあるときは、前記係合部が前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合しない非係合位置に移動するとともに、前記キャリヤの回転が規制され、
    前記可動部が前記非作用位置にあるときは、前記係合部が前記内歯ギヤと前記キャリヤとを互いに係合させる係合位置に移動するとともに、前記キャリヤが前記内歯ギヤと一体となって回転することを特徴とする駆動力切替機構。
  2. 前記キャリヤは、
    前記係合部に連結され、前記可動部が前記作用位置にあるときに前記可動部と接触する被作用部と、
    前記係合部を前記係合位置に位置させるように前記係合部を付勢する付勢部と、
    を有し、
    前記係合部は、前記被作用部が前記可動部から受ける力によって、前記付勢部の付勢力に抗して、前記非係合位置から前記係合位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の駆動力切替機構。
  3. 前記係合部と前記被作用部は、それぞれ前記キャリヤに回転可能に支持されるとともに、リンク機構によって互いに連結されていることを特徴とする請求項2に記載の駆動力切替機構。
  4. 前記係合部と前記被作用部は、それぞれ前記キャリヤに回転可能に支持されるとともに、回転によって互い摺動するカム面をそれぞれ有しており、
    前記係合部は、前記カム面の作用によって前記被作用部との相対位置が変位することにより、前記係合位置または前記非係合位置に移動することを特徴とする請求項2に記載の駆動力切替機構。
  5. 前記係合部は、前記内歯ギヤに設けられた被係合部に対して回転方向に係合する爪部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動力切替機構。
  6. 前記アクチュエータは、電磁石の通電によって前記可動部を前記電磁石に引き付けることにより、前記可動部を前記作用位置または前記非作用位置に移動させるソレノイドであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の駆動力切替機構。
  7. 前記遊星ギヤは、前記太陽ギヤと噛合する第1ギヤと、前記内歯ギヤと噛合する第2ギヤと、を有する段ギヤ構造を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動力切替機構。
  8. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    記録材の片面に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を通過した記録材を搬送するための回転体と、
    前記回転体に伝達される回転駆動力の回転方向の正逆を切り替え可能な請求項1〜7のいずれか1項に記載の駆動力切替機構と、
    前記回転体の回転方向が逆転することにより搬送方向を反転された記録材を、前記画像形成部の上流側に搬送する搬送部と、
    を備える画像形成装置。
  9. 前記駆動力切替機構が出力する回転駆動力の回転速度が、正転と逆転で同じであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記駆動力切替機構が出力する回転駆動力の回転速度が、正転と逆転で異なり、
    前記回転体は、前記駆動力切替機構が出力する回転駆動力の回転速度が速い方の回転方向で、逆方向に回転されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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